JP2000048676A - 段押しスイッチ機構 - Google Patents

段押しスイッチ機構

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JP2000048676A
JP2000048676A JP11028226A JP2822699A JP2000048676A JP 2000048676 A JP2000048676 A JP 2000048676A JP 11028226 A JP11028226 A JP 11028226A JP 2822699 A JP2822699 A JP 2822699A JP 2000048676 A JP2000048676 A JP 2000048676A
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switch button
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常にスイッチに過負荷な荷重が掛かりスイッ
チ本来の寿命を低下させて、更にストロークが小さいが
ために1段目と2段目の操作間隔を明確にできないとい
う従来の課題を解決し、実際の操作部でのストロークを
十分確保でき、スイッチに過負荷な荷重が掛からないで
スイッチ本来の寿命を低下させない段押しスイッチ機構
を提供することを目的とする。 【解決手段】 第1、第2のスイッチボタン1、2と、
第1、第2のスイッチボタンを保持するスイッチスペー
サ3と、第1、第2のスイッチが実装されたプリント基
板6と、操作部9aと突起9b、9cを有したスイッチ
ボード9と、開口部を有した第1のケース10を備え、
スイッチボード9の突起9b、9cに段差9dを設け、
実際の操作部9aとスイッチ押動点をずらす構成によ
り、十分な操作ストロークと明確な操作間隔が確保でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔操縦するリモ
コン装置等に関し、詳しくは1つの操作部での押動操作
にて、2段階にスイッチ操作し、例えばクレーン等の遠
隔操縦におけるクレーンの動作速度を2段階に調節でき
るようにする段押しスイッチ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、1つの操作部での押動操作にて2
段階のスイッチ操作が可能な段押しスイッチ機構では、
上下揺動可能なように弾性支持されたスイッチ操作部材
の1箇所に操作部を設けるとともに、この操作部に与え
られた押動力が第1のスイッチ押動体を介し第1のスイ
ッチに優先的に働いた後、第2のスイッチ押動体を介し
第2のスイッチに働かせる構造が提案されている。例え
ば、特開平6−28948号公報での段押しスイッチ装
置の構成例を図33、図34で以下に説明する。
【0003】図33、図34において、キー131は、
操作パネル17の透孔151内に位置してスイッチ操作
部材をなし、操作パネル17の透孔151の口縁一部と
樹脂ばね152を介して操作パネル17に一体形成さ
れ、樹脂ばね152部の弾性変形を伴って下動されて対
応するスイッチ141、142のアクチュエータ141
a、142aを押動操作でき、操作後は樹脂ばね152
の弾性復元力によって通常位置に復帰できるようにして
いる。
【0004】更にキー131は、互いに離れた位置で下
向きに形成されている第1、第2の各スイッチ押動突起
131a、131bを備えている。キー131の第1、
第2の各スイッチ押動突起131a、131bの間の第
1のスイッチ押動突起131a寄りに操作部131cを
設け、操作部131cへの押動が第1の押動突起131
aに優先的に働いた後、第1のスイッチ押動突起131
aによる第1のスイッチ141のアクチュエータ141
aの押動点を支点として第2のスイッチ押動突起131
bに働くようにしている。
【0005】これによって、キー131の操作部131
cに与えられた押動操作力は第1のスイッチ押動突起1
31aの側に優先的に働いてこれを第1のスイッチ14
1のアクチュエータ141aに押し付けて第1のスイッ
チのみを押動操作するようにできる。
【0006】この時第2のスイッチ押動突起131bの
側も下動されるが、キー131自身の弾性によって逃げ
が生じることにより、第2のスイッチ142のアクチュ
エータ142aに接するまで下動されないか、下動され
てもこれを押動するまでの操作力は伝達されない。
【0007】操作部131cがそれ以上に押動されると
キー131は第1のスイッチ押動突起131aによる第
1のスイッチ141のアクチュエータ141aに対する
前記押動点を支点として揺動されて第2のスイッチ押動
突起131bによる第2のスイッチ142のアクチュエ
ータ142aに押し付けて第1のスイッチ141を押動
操作状態に保ちながら、第2のスイッチ142を押動操
作することができる。
【0008】また第1のスイッチ押動突起131aと第
1のスイッチ141のアクチュエータ141aとの対向
間隔S1を、第2のスイッチ押動突起131bと第2の
スイッチ142のアクチュエータ142aとの対向間隔
S2よりも小さく設定している。
【0009】したがって、キー131の操作部131c
に受ける初期押動操作力が第1のスイッチ押動突起13
1aに優先的に働くことによる第1のスイッチ141の
単独での押動操作が確実に行うことができると記載され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、操作部131cへの押動が第1の押動突起
131aによる第1のスイッチ141のアクチュエータ
141aに優先的に働き、更に操作部131cを押動す
ることにより、前記第1のスイッチ141のアクチュエ
ータ141aの押動点が支点となり、第2の押動突起1
31bが第2のスイッチ142のアクチュエータ142
aを押動するため、常に第1のスイッチ141のアクチ
ュエータ141aに過負荷な荷重が掛かる状態であり、
更に第1のスイッチ141と第2のスイッチ142が両
方押動された状態においても、操作部131cを押動し
続けると、両方のスイッチのアクチュエータに過負荷な
荷重が掛かって、スイッチ本来の操作寿命を低下させる
こととなり、また、キー131が樹脂ばね152を一体
で構成され、前記樹脂ばね152の弾性復元力の範囲内
でしか、操作後のキー131を通常位置に復帰させるこ
とができないために、スイッチ単独のストロークが小さ
なものしか選択できず、第1のスイッチ押動突起131
aと第1のスイッチ141のアクチュエータ141aと
の対向間隔S1と、第2のスイッチ押動突起131bと
第2のスイッチ142のアクチュエータ142aとの対
向間隔S2の差を大きく設定することができないので、
1段目と2段目の操作間隔の明確な違い(クリック感)
をもたらすことができないという課題があった。
【0011】本発明はこのような従来の課題を解決し、
スイッチ本来の操作寿命を低下させること無く、スイッ
チ単独の操作ストロークが小さな場合であっても、実際
の操作部でのストロークを十分確保できるとともに、1
段目と2段目の操作間隔(クリック感)を明確にするこ
とができる段押しスイッチ機構を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による段押しスイッチ機構は、第1の支点軸と
少なくとも2箇所以上の第1の爪部を有し、前記第1の
支点軸の長手方向に対して直角に離れた位置で垂直方向
に伸びた第1のスイッチ押動突起と、前記第1のスイッ
チ押動突起と同一中心線上に第1の操作部が設けられた
第1のスイッチボタンと、第2の支点軸と少なくとも2
箇所以上の第2の爪部を有し、前記第2の支点軸の長手
方向に対して直角に離れた位置で垂直方向に伸びた第2
のスイッチ押動突起と、前記第2のスイッチ押動突起の
中心線から平行線上に2箇所以上の第2の操作部が設け
られた第2のスイッチボタンと、前記第1、第2のスイ
ッチボタンに設けられた第1、第2の支点軸に嵌合保持
する第1及び第2の支点軸受けと、第1、第2の少なく
とも2箇所以上設けられた爪部を係止する第1、第2の
係止穴と、第1、第2のスイッチ押動突起をガイドする
第1、第2のガイド穴を有するスイッチスペーサと、前
記第1、第2のスイッチボタンの第1、第2のスイッチ
押動突起と相対する位置に、第1、第2のスイッチが実
装されたプリント基板と、前記第1、第2のスイッチボ
タンの第1、第2のスイッチ押動突起が、無操作状態で
は常に前記第1、第2のスイッチに接触しない通常状態
位置に跳ね上げておくための第1、第2の跳ね上げバネ
と、前記第1、第2のスイッチボタンの第1、第2の操
作部と相対する位置に一定の肉厚を保持した内面が空洞
で凸状態にある操作部と、前記操作部上面に表示銘板を
貼り付けるための段部と、裏面には前記第1、第2のス
イッチボタンの第1、第2の操作部に相対する位置に段
差を有した第1、第2の突起が設けられたスイッチボー
ドと、前記スイッチボードの操作部と相対する位置に開
口部を設けた第1ケースを備えた構成としたものであ
る。
【0013】この本発明によれば、スイッチ本来の操作
寿命を低下させること無く、スイッチ単独の操作ストロ
ークが小さな場合であっても、実際の操作部でのストロ
ークを十分確保できるとともに、1つの操作部での押動
操作で、2段階にスイッチ操作ができ、且つ1段目と2
段目の操作間隔(クリック感)を明確にすることができ
る段押しスイッチ機構が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、第1の支点軸と少なくとも2箇所以上の第1の爪部
を有し、前記第1の支点軸の長手方向に対して直角に離
れた位置で垂直方向に伸びた第1のスイッチ押動突起
と、前記第1のスイッチ押動突起と同一中心線上に第1
の操作部が設けられた第1のスイッチボタンと、第2の
支点軸と少なくとも2箇所以上の第2の爪部を有し、前
記第2の支点軸の長手方向に対して直角に離れた位置で
垂直方向に伸びた第2のスイッチ押動突起と、前記第2
のスイッチ押動突起の中心線から平行線上に2箇所以上
の第2の操作部が設けられた第2のスイッチボタンと、
前記第1、第2のスイッチボタンに設けられた第1及び
第2の支点軸に嵌合保持する第1、第2の支点軸受け
と、第1、第2の少なくとも2箇所以上設けられた爪部
を係止する第1、第2の係止穴と、第1、第2のスイッ
チ押動突起をガイドする第1、第2のガイド穴を有する
スイッチスペーサと、前記第1、第2のスイッチボタン
の第1、第2のスイッチ押動突起と相対する位置に、第
1、第2のスイッチが実装されたプリント基板と、前記
第1、第2のスイッチボタンの第1、第2のスイッチ押
動突起が、無操作状態では常に前記第1、第2のスイッ
チに接触しない通常状態位置に跳ね上げておくための第
1、第2の跳ね上げバネと、前記第1、第2のスイッチ
ボタンの第1、第2の操作部と相対する位置に一定の肉
厚を保持した内面が空洞で凸状態にある操作部と、前記
操作部上面に表示銘板を貼り付けるための段部と、裏面
には前記第1、第2のスイッチボタンの第1、第2の操
作部に相対する位置に段差を有した第1、第2の突起が
設けられたスイッチボードと、前記スイッチボードの操
作部と相対する位置に開口部を設けた第1ケースを備え
た構成を有しているので、前記第1、第2のスイッチボ
タンに設けられた第1、第2の支点軸を支点とした前記
第1、第2のスイッチ押動突起までの距離と、前記第
1、第2の操作部までの距離との差と、更に前記スイッ
チボードの操作部の裏面に設けた第1、第2の突起の段
差により、スイッチ単独のストロークが小さくても、実
際の操作で手が触れるスイッチボードの操作部でのスト
ロークが大きく設定できるとともに、1つの操作部での
押動操作にて、2段階にスイッチ操作ができ、且つ1段
目と2段目の操作間隔(クリック感)を明確にすること
ができるという作用を有する。
【0015】更に、第2のスイッチボタンの操作部を押
動しても第1のスイッチを支点としていないので、スイ
ッチ本来の操作寿命を低下させることが無いという作用
も有する。
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、前記第1、第2のスイッチボタ
ンの第1、第2の操作部に、前記スイッチボードの裏面
に設けられた第1、第2の突起と相対する位置に第1、
第2のセンタリング穴を設けた構成を有しているので、
前記スイッチボードの操作部を押動すると、スイッチボ
ードの操作部の裏面に設けられた第1、第2の突起が、
前記第1、第2のスイッチボタンの第1、第2の操作部
に接触した時に、第1、第2の突起の先端が第1、第2
の操作部に設けられたセンタリング穴でセンタリングさ
れて確実な押動力が伝達できるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、前記第1、第2のスイッチボタ
ンの第1、第2の操作部の裏面に、前記スイッチボード
の操作部の裏面に設けられた第1、第2の突起と相対す
る位置に垂直方向に延びた第1、第2のメカストッパー
を設けた構成を有しているので、前記スイッチボードの
操作部を押動すると、スイッチボードの操作部の裏面に
設けられた第1、第2の突起が、前記第1、第2のスイ
ッチボタンの第1、第2の操作部を押動し、第1、第2
のスイッチがON−OFFした時、前記メカストッパー
が前記スイッチスペーサにあたり、スイッチボードの操
作部を更に押動してもスイッチには過負荷な荷重が掛か
ることを防止することができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、前記第1、第2のスイッチボタ
ンに設けられた第1、第2のスイッチ押動突起の先端に
段付き状態のガイドピンを一体で設け、前記ガイドピン
に嵌合する挿入穴を有したスイッチボタンゴムで構成を
有しているので、前記第1、第2のスイッチボタンの第
1、第2の操作部の裏面に垂直に延びた第1、第2のメ
カストッパーで、第1、第2のスイッチ押動突起の下死
点が一定となるので、第1、第2のスイッチ押動突起の
先端に前記スイッチボタンゴムをつけることにより、ス
イッチのON−OFF接点位置のバラツキ、部品実装時
の高さバラツキ等があっても、スイッチボタンゴムの弾
性範囲内で確実にスイッチをON−OFFさせることが
できるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、前記スイッチボタンゴムの外周
部に湾曲状に形成されたツバ部を全周に一体で構成を有
しているので、スイッチのON−OFF接点位置のバラ
ツキ、部品実装時の高さバラツキがあっても、スイッチ
ボタンゴムの弾性範囲内で確実にスイッチをON−OF
Fさせることができるという作用と、操作後はスイッチ
ボタンゴムの外周部全周に湾曲状に一体に形成されたツ
バ部の弾性復元力で、第1、第2のスイッチボタンを通
常位置に復帰させることができるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、前記第1のスイッチボタンと前
記第1のスイッチ又は前記第2のスイッチボタンと前記
第2のスイッチのどちらか一方で構成を有しているの
で、段押しスイッチ機構が不要な場合は、第1のスイッ
チボタンと第1のスイッチ又は第2のスイッチボタンと
第2のスイッチのどちらか一方を除くことで単独のスイ
ッチ操作ができるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、前記スイッチボードの外周部に
ツバ部を設け、前記ツバ部を第1のケースと端面に断面
形状が三角形又は半円形をした凸部を有した第2のケー
スとで挟み込む構成を有しているので、段押しスイッチ
機構とケース内部への液体の侵入防止がスイッチボード
単独で構成することができるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
3記載の発明において、前記第1のスイッチボタンの第
1の操作部の中央に段差を有した貫通ガイド穴を設け、
前記段差を有した貫通ガイド穴に挿入する先端が球R形
状でリング溝を有したスイッチ可動ピンと、前記スイッ
チ可動ピンと前記段差を有したガイド穴との間に配置す
る第3の跳ね上げバネと、前記スイッチ可動ピンのリン
グ溝に嵌合する抜け止めリングと、前記スイッチスペー
サの第1、第2のガイド穴の中間位置に逃がし穴を設
け、前記第2のスイッチボタンの第2の操作部に球R形
状の突起を設け、前記第1、第2のスイッチボタンの第
1、第2の操作部に相対する位置に一定の肉厚を保持し
た内面が空洞で凸状態になった操作部の裏面を平滑面で
構成を有しているので、前記第1、第2のスイッチボタ
ンに設けられた第1、第2の支点軸を支点とした前記第
1、第2のスイッチ押動突起までの距離と、前記第1、
第2の操作部までの距離との差と、前記第1のスイッチ
ボタンの操作部に配置されたスイッチ可動ピンの突出量
と第2のスイッチボタンの操作部に設けられた突起の突
出量との差により、1つの操作部での押動操作にて、2
段階にスイッチ操作ができ、且つ1段目と2段目の操作
間隔(クリック感)を明確にすることができるという作
用を有する。
【0023】更に、スイッチボードの操作部裏面が平滑
面で且つ、第1のスイッチボタンの操作部に配置された
スイッチ可動ピンの先端が球R形状である為に、スイッ
チボードの操作部をあらゆる方向から押動操作しても、
確実に2段階のスイッチ操作ができ、スイッチ可動ピン
が押動操作によって上下することによりスイッチボード
の操作部裏面だけに弾性変形負荷が集中することが軽減
でき、且つ第1のスイッチボタンの操作部とスイッチ可
動ピンとの間に配置された第3の跳ね上げバネの荷重設
定により1段目と2段目の操作間隔(クリック感)をよ
り明確にすることができるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
3記載の発明において、前記第1のスイッチボタンの第
1の操作部の中央に凹みガイド穴を設け、前記凹みガイ
ド穴に挿入・嵌合する段付形状で先端が球R形状をした
スイッチゴムと、前記第2のスイッチボタンの第2の操
作部に球R形状の突起を設け、前記第1、第2のスイッ
チボタンの第1、第2の操作部に相対する位置に一定の
肉厚を保持した内面が空洞で凸状態になった操作部の裏
面に前記第1のスイッチボタンの第1の操作部に相対す
る位置にだけ設けた第3の突起を構えた構成を有してい
るので、前記第1、第2のスイッチボタンに設けられた
第1、第2の支点軸を支点とした前記第1、第2のスイ
ッチ押動突起までの距離と、前記第1、第2の操作部ま
での距離との差と、スイッチボードの操作部裏面に設け
られた突起と平滑面との差により、1つの操作部での押
動操作にて、2段階にスイッチ操作ができ、且つ1段目
と2段目の操作間隔(クリック感)を明確にすることが
できるという作用を有する。
【0025】更に、押動操作によって、スイッチボード
の操作部裏面に設けられた第3の突起と第1のスイッチ
ボタンの操作部に配置されたスイッチゴムとがお互いに
弾性変形しあうことで、スイッチボードの操作部裏面だ
けに弾性変形負荷が集中することが軽減でき、且つスイ
ッチボードの操作部とスイッチゴムのゴム硬度の設定に
より1段目と2段目の操作間隔(クリック感)をより明
確にするという作用を有する。
【0026】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項3記載の発明において、前記第1のスイッチボタンの
第1の操作部に凹みガイド穴と前記凹みガイド穴の中央
にガイドボスを設け、前記凹みガイド穴の中央に設けた
ガイドボスに挿入・嵌合するスイッチ可動バネと、前記
第2のスイッチボタンの第2の操作部に球R形状の突起
を設け、前記第1、第2のスイッチボタンの第1、第2
の操作部に相対する位置に一定の肉厚を保持した内面が
空洞で凸状態になった操作部の裏面を前記第1のスイッ
チボタンの第1の操作部に相対する位置だけに突起を設
けた構成を有しているので、前記第1、第2のスイッチ
ボタンに設けられた第1、第2の支点軸を支点とした前
記第1、第2のスイッチ押動突起までの距離と、前記第
1、第2の操作部までの距離との差と、前記スイッチボ
ードの操作部裏面に第1のスイッチボタンの操作部だけ
に相対する位置だけに設けた突起と平滑部との差によ
り、1つの操作部での押動操作にて、2段階にスイッチ
操作ができ、且つ1段目と2段目の操作間隔(クリック
感)を明確にすることができるという作用を有する。
【0027】更に、押動操作によって、スイッチ可動バ
ネが圧縮変形することによりスイッチボードの操作部裏
面だけに弾性変形負荷が集中することが軽減でき、且つ
スイッチ可動バネの荷重設定による1段目と2段目の操
作間隔(クリック感)をより明確にすることができると
いう作用を有する。
【0028】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項3記載の発明において、前記第1のスイッチボタンの
第1の操作部に相当する位置に先端が湾曲形状に形成さ
れたスイッチ板ばねを配置し、前記第2のスイッチボタ
ンの第2の操作部に球R形状の突起を設け、前記第1、
第2のスイッチボタンの第1、第2の操作部に相対する
位置に一定の肉厚を保持した内面が空洞で凸状態になっ
た操作部の裏面を平滑面で構成を有しているので、前記
第1、第2のスイッチボタンに設けられた第1、第2の
支点軸を支点とした前記第1、第2のスイッチ押動突起
までの距離と、前記第1、第2の操作部までの距離との
差と、前記第1のスイッチボタンの操作部に配置された
スイッチ板バネの湾曲形状部の突出量と第2のスイッチ
ボタンの操作部に設けられた突起の突出量との差によ
り、1つの操作部での押動操作にて、2段階にスイッチ
操作ができ、且つ1段目と2段目の操作間隔(クリック
感)を明確にすることができるという作用を有する。
【0029】更に、押動操作によって、スイッチ板バネ
が弾性変形することによりスイッチボードの操作部裏面
だけに弾性変形負荷が集中することが軽減でき、且つス
イッチ板バネの荷重設定による1段目と2段目の操作間
隔(クリック感)をより明確にすることができるという
作用を有する。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図32を用いて説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解構成斜
視図であり、図2(a)は同実施の形態1による第1、
第2のスイッチボタンの配置状態を示す要部平面図であ
り、図2(b)は図2(a)のB−B’で断面した第1
のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であり、図2
(c)は図2(a)のC−C’で断面した第2のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図であり、図3(a),
(b)は第1、第2のスイッチボタンが押動された状態
を示す要部断面図である。図1、図2、図3において、
1、2は各々支点軸1a、2aと少なくとも2箇所以上
の各々爪部1b、2bを有した第1、第2のスイッチボ
タン、1c、2cは各々支点軸1a、2aの長手方向に
対して直角に離れた位置に各々垂直方向に伸びたスイッ
チ押動突起、1d、2dはスイッチ押動突起1c、2c
と同一中心線上及び平行線上に各々設けられた操作部で
ある。3は前記第1、第2のスイッチボタン1、2に各
々設けられた支点軸1a、2aを保持する支点軸受け3
c、3dと、第1、第2のスイッチ押動突起1c、2c
を各々ガイドするガイド穴3a、3bと、爪部1b、2
bを各々係止する係止穴3e、3fを一体で構成したス
イッチスペーサ、4、5は前記第1、第2のスイッチボ
タン1、2を通常状態に跳ね上げておく跳ね上げバネ、
6は第1、第2のスイッチ7、8が実装されたプリント
基板、9は前記第1、第2のスイッチボタン1、2の操
作部1d、2dと相対する位置に一定の肉厚を保持した
内面が空洞で凸状態にある操作部9aと、前記操作部9
a上面に表示銘板11を貼り付けるための段部9dと、
前記操作部9aの裏面に前記第1、第2のスイッチボタ
ン1、2の操作部1d、2dと相対する位置に段差を有
した第1、第2の突起9b、9cが弾性体で一体構成さ
れたスイッチボード、10は前記スイッチボード9に設
けられた操作部9aと相対した位置に開口部10aを有
する第1のケースである。
【0032】上記の構成において、ガイド穴3a、3b
の外周部に跳ね上げバネ4、5を配置し、支点軸受け3
c、3dに第1、第2のスイッチボタンの支点軸1a、
2aを嵌合するとともに、爪部1b、2bを係止穴3
e、3fに係止するまで挿入することで、第1、第2の
スイッチボタン1、2は跳ね上げバネ4、5のバネ力で
通常状態位置に跳ね上げられた状態となる。次に第1、
第2のスイッチボタン1、2が装着されたスイッチスペ
ーサ3を第1、第2のスイッチが実装されたプリント基
板6の上にのせ、ネジ等の手段によって固定する。更に
スイッチスペーサ3の上面にスイッチボード9と第1の
ケース10を被せることで、スイッチボード9の第1、
第2の突起9b、9cが第1、第2のスイッチボタンの
第1、第2の操作部1d、2dと相対する位置に配置さ
れるとともに、第1の突起9bと第1の操作部1dはほ
ぼ隙間の状態となり、スイッチボード9の操作部9aを
押動操作すると、まず図3(a)に示すように第1の突
起9bが第1のスイッチボタン1の操作部1dを押し下
げると連動して、第1のスイッチ押動突起1cが第1の
スイッチ7に働き、更に押動操作すると第1の突起9b
が弾性変形しながら、図3(b)に示すように第2の突
起9cが第2のスイッチボタンの操作部2dを押し下げ
ると連動して第2の押動突起2cによって第2のスイッ
チ8に働くようにしてある。
【0033】以上のように同実施の形態1によれば、前
記第1、第2のスイッチボタンに設けられた第1、第2
の支点軸を支点とした前記第1、第2のスイッチ押動突
起までの距離と、前記第1、第2の操作部までの距離と
の差と、更に前記操作部材の凸部の裏面に設けた第1、
第2の突起の段差により、スイッチ本来の操作寿命を低
下させること無く、スイッチ単独のストロークが小さく
ても、実際の操作で手が触れるスイッチボードの操作部
でのストロークが大きく設定できるとともに、1つの操
作部での押動操作にて、2段階にスイッチ操作ができ、
且つ1段目と2段目の操作間隔(クリック感)を明確に
することができるという効果が得られる。
【0034】なお、本実施の形態では、スイッチボード
9に段差を設けた突起9b、9cを設けた構成を図示し
たが、第1、第2のスイッチボタン1、2の操作部1
d、2dに同様の段差を設けた突起を構成しても同様の
効果が得られる。
【0035】(実施の形態2)図4は本発明の第2の実
施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解構成斜
視図であり、図5(a)は同実施の形態2による第1、
第2のスイッチボタンの配置状態を示す要部平面図であ
り、図5(b)は図5(a)のB−B’で断面した第1
のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であり、図5
(c)は図5(a)のC−C’で断面した第2のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図であり、図6(a),
(b)は第1、第2のスイッチボタンが押動された状態
を示す要部断面図である。図4、図5、図6において、
図1〜図3と重複する符号の説明は省くが、1e、2e
は前記第1、第2のスイッチボタンの操作部1d、2d
に設けられた第1、第2のセンタリング穴である。
【0036】上記の構成において、ガイド穴3a、3b
の外周部に跳ね上げバネ4、5を配置し、支点軸受け3
c、3dに第1、第2のスイッチボタンの支点軸1a、
2aを嵌合するとともに、爪部1b、2bを係止穴3
e、3fに係止するまで挿入することで、第1、第2の
スイッチボタン1、2は跳ね上げバネ4、5のバネ力で
通常状態位置に跳ね上げられた状態となる。次に第1、
第2のスイッチボタン1、2が装着されたスイッチスペ
ーサ3を第1、第2のスイッチが実装されたプリント基
板6の上にのせ、ネジ等の手段によって固定する。更に
スイッチスペーサ3の上面にスイッチボード9と第1の
ケース10を被せることで、スイッチボード9の第1、
第2の突起9b、9cが第1、第2のスイッチボタンの
第1、第2の操作部1d、2dと相対する位置に配置さ
れるとともに、第1の突起9bと第1の操作部1dはほ
ぼ隙間の状態となり、スイッチボード9の操作部9aを
押動操作すると、まず図6(a)に示すように第1の突
起9bが第1のスイッチボタン1の操作部1dに設けた
第1のセンタリング穴1eでセンタリングされた状態で
押し下げると連動して、第1のスイッチ押動突起1cが
第1のスイッチ7に働き、更に押動操作すると第1の突
起9bが弾性変形しながら、図6(b)に示すように第
2の突起9cが第2のスイッチボタンの操作部2dに設
けた第2のセンタリング穴2eでセンタリングされた状
態で押し下げると連動して第2の押動突起2cによって
第2のスイッチ8に働くようにしてある。
【0037】以上のように同実施の形態2によれば、実
施の形態1記載の効果が得られるとともに、スイッチボ
ードに構成された突起が、スイッチボタンの操作部のセ
ンタリング穴でセンタリングされて、スイッチ押動突起
に確実に操作力を伝達できるという効果が得られる。
【0038】(実施の形態3)図7は本発明の第3の実
施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解構成斜
視図であり、図8(a)は同実施の形態3による第1、
第2のスイッチボタンの配置状態を示す要部平面図であ
り、図8(b)は図8(a)のB−B’で断面した第1
のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であり、図8
(c)は図8(a)のC−C’で断面した第2のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図であり、図9(a),
(b)は第1、第2のスイッチボタンが押動された状態
を示す要部断面図である。図7、図8、図9において、
図1〜図5と重複する符号の説明は省くが、1f、2f
は第1、第2のスイッチボタン1、2の操作部1d、2
dの下部に垂直方向に延びた第1、第2のメカストッパ
ーである。
【0039】上記の構成において、ガイド穴3a、3b
の外周部に跳ね上げバネ4、5を配置し、支点軸受け3
c、3dに第1、第2のスイッチボタンの支点軸1a、
2aを嵌合するとともに、爪部1b、2bを係止穴3
e、3fに係止するまで挿入することで、第1、第2の
スイッチボタン1、2は跳ね上げバネ4、5のバネ力で
通常状態位置に跳ね上げられた状態となる。次に第1、
第2のスイッチボタン1、2が装着されたスイッチスペ
ーサ3を第1、第2のスイッチが実装されたプリント基
板6の上にのせ、ネジ等の手段によって固定する。更に
スイッチスペーサ3の上面にスイッチボード9と第1の
ケース10を被せることで、スイッチボード9の第1、
第2の突起9b、9cが第1、第2のスイッチボタンの
第1、第2の操作部1d、2dと相対する位置に配置さ
れるとともに、第1の突起9bと第1の操作部1dはほ
ぼ隙間の状態となり、スイッチボード9の操作部9aを
押動操作すると、まず図9(a)に示すように第1の突
起9bが第1のスイッチボタン1の操作部1dに設けた
第1のセンタリング穴1eでセンタリングされた状態で
押し下げると連動して、第1のスイッチ押動突起1cが
第1のスイッチ7に働くと同時に、操作部1dの下部に
設けた垂直方向に延びた第1のメカストッパー1fがス
イッチスペーサ3にあたり、第1のスイッチボタン1の
押動動作がとまり、更に押動操作する第1の突起9bが
弾性変形しながら、図9(b)に示すように第2の突起
9cが第2のスイッチボタンの操作部2dに設けた第2
のセンタリング穴2eでセンタリングされた状態で押し
下げると連動して第2の押動突起2cによって第2のス
イッチ8に働くと同時に、操作部2dの下部に設けた垂
直方向に延びた第2のメカストッパー2fがスイッチス
ペーサ3にあたるようにしてある。
【0040】以上のように同実施の形態3によれば、前
記実施の形態1、2記載の効果が得られるとともに、メ
カストッパーによりスイッチ自体にメカストッパーを有
していないスイッチにおいても過度の力で押動操作され
ても、スイッチに過度の荷重が掛かることを防止でき、
高寿命化が図れるという効果が得られる。
【0041】(実施の形態4)図10は本発明の第4の
実施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解構成
斜視図であり、図11(a)は同実施の形態4による第
1、第2のスイッチボタンの配置状態を示す要部平面図
であり、図11(b)は図11(a)のB−B’で断面
した第1のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であ
り、図11(c)は図11(a)のC−C’で断面した
第2のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であり、
図12(a),(b)は第1、第2のスイッチボタンが
押動された状態を示す要部断面図である。図10、図1
1、図12において、図1〜図8と重複する符号の説明
は省くが、1g、2gは第1、第2のスイッチボタン
1、2の第1、第2のスイッチ押動突起1c、2cの先
端に段付き状態に一体で構成された第1、第2のガイド
ピン、12、13は前記第1、第2のガイドピン1g、
2gに嵌合する第1、第2の挿入穴12a、13aを設
けた弾性体で構成された第1、第2のスイッチボタンゴ
ムである。
【0042】上記構成において、ガイド穴3a、3bの
外周部に跳ね上げバネ4、5を配置し、支点軸受け3
c、3dに第1、第2のスイッチボタンの支点軸1a、
2aを嵌合するとともに、爪部1b、2bを係止穴3
e、3fに係止するまで挿入することで、第1、第2の
スイッチボタン1、2は跳ね上げバネ4、5のバネ力で
通常状態位置に保持された状態となる。次に第1、第2
のスイッチボタン1、2が装着されたスイッチスペーサ
3をプリント基板6の上にのせ、ネジ等の手段によって
固定する。更にスイッチスペーサ3の上面にスイッチボ
ード9と第1のケース10を被せることで、スイッチボ
ード9の第1、第2の突起9b、9cが第1、第2のス
イッチボタンの第1、第2の操作部1d、2dと相対す
る位置に配置されるとともに、第1の突起9bと第1の
操作部1dはほぼ隙間の状態となり、スイッチボード9
の操作部9aを押動操作すると、まず図12(a)に示
すように第1の突起9bが第1のスイッチボタン1の操
作部1dに設けた第1のセンタリング穴1eでセンタリ
ングされた状態で押し下げると連動して、第1のスイッ
チ押動突起1cの先端に嵌合された第1のスイッチボタ
ンゴム12の先端が第1のスイッチ7に働くと同時に、
操作部1dの下部に設けた垂直方向に伸びた第1のメカ
ストッパー1fがスイッチスペーサ3にあたり、第1の
スイッチボタン1の押動動作がとまり、更に押動操作す
る第1の突起9bが弾性変形しながら、図12(b)に
示すように第2の突起9cが第2のスイッチボタンの操
作部2dに設けた第2のセンタリング穴2eでセンタリ
ングされた状態で押し下げると連動して第2の押動突起
2cの先端に嵌合された第2のスイッチボタンゴム13
の先端によって第2のスイッチ8に働くと同時に、操作
部2dの下部に設けた垂直方向に伸びた第2のメカスト
ッパー2fがスイッチスペーサ3にあたるようにしてあ
る。
【0043】以上のように同実施の形態4によれば、前
記実施の形態1、2、3記載の効果が得られるととも
に、スイッチのON−OFF接点位置のバラツキ・部品
実装時の高さバラツキ等をスイッチボタンゴムの弾性力
で吸収することができるという効果が得られる。
【0044】更に、スイッチボタンゴムのゴム硬度の設
定と、メカストッパーの設定位置により、より実際に操
作する操作部でストロークを大きく設定できるという効
果も得られる。
【0045】(実施の形態5)図13は本発明の第5の
実施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解構成
斜視図であり、図14(a)は同実施の形態5による第
1、第2のスイッチボタンの配置状態を示す要部平面図
であり、図14(b)は図14(a)のB−B’で断面
した第1のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であ
り、図14(c)は図14(a)のC−C’で断面した
第2のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であり、
図15(a),(b)は第1、第2のスイッチボタンが
押動された状態を示す要部断面図である。図13、図1
4、図15において、図1〜図12と重複する符号の説
明は省くが、14、15は外周部全周に湾曲状の第1、
第2のツバ14a、15aと、第1、第2のスイッチ押
動突起1c、2cと嵌合する第1、第2の穴部14b、
15bを有した弾性体からなる第1、第2のスイッチボ
タンバネである。
【0046】上記構成において、ガイド穴3a、3bの
外周部にスイッチボタンバネ14、15を配置し、支点
軸受け3c、3dに第1、第2のスイッチボタンの支点
軸1a、2aを嵌合するとともに、第1、第2のスイッ
チ押動突起1c、2cを第1、第2のスイッチボタンバ
ネ14、15の穴部14b、15bに挿入し、爪部1
b、2bを係止穴3e、3fに係止するまで挿入するこ
とで、第1、第2のスイッチボタン1、2は第1、第2
のスイッチボタンバネ14、15の弾性復元力で通常状
態位置に保持された状態となる。次に第1、第2のスイ
ッチボタン1、2が装着されたスイッチスペーサ3をプ
リント基板6の上にのせ、ネジ等の手段によって固定す
る。更にスイッチスペーサ3の上面にスイッチボード9
と第1のケース10を被せることで、スイッチボード9
の第1、第2の突起9b、9cが第1、第2のスイッチ
ボタンの第1、第2の操作部1d、2dと相対する位置
に配置されるとともに、第1の突起9bと第1の操作部
1dはほぼ隙間の状態となり、スイッチボード9の操作
部9aを押動操作すると、まず図15(a)に示すよう
に第1の突起9bが第1のスイッチボタン1の操作部1
dに設けた第1のセンタリング穴1eでセンタリングさ
れた状態で押し下げると連動して、第1のスイッチ押動
突起1cが挿入された第1のスイッチボタンバネ14の
先端が第1のスイッチ7に働くと同時に、操作部1dの
下部に設けた垂直方向に伸びた第1のメカストッパー1
fがスイッチスペーサ3にあたり、第1のスイッチボタ
ン1の押動動作がとまり、更に押動操作する第1の突起
9bが弾性変形しながら、図15(b)に示すように第
2の突起9cが第2のスイッチボタンの操作部2dに設
けた第2のセンタリング穴2eでセンタリングされた状
態で押し下げると連動して、第2の押動突起2cが挿入
された第2のスイッチボタンバネ15の先端が第2のス
イッチ8に働くと同時に、操作部2dの下部に設けた垂
直方向に伸びた第2のメカストッパー2fがスイッチス
ペーサ3にあたるようにしてある。
【0047】以上のように同実施の形態5によれば、前
記実施の形態1〜4記載の効果が得られるとともに、跳
ね上げバネとスイッチボタンゴムを弾性体により一体構
成することで、部品点数の削減・組立時間の短縮ができ
るという効果が得られる。
【0048】(実施の形態6)図16は本発明の第6の
実施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解構成
斜視図であり、図17(a)は同実施の形態による第1
のスイッチボタンの配置状態を示す要部平面図、図17
(b)は第1のスイッチボタンのみを装着した通常状態
を示す要部断面図、図18は第1のスイッチボタンが押
動された状態を示す要部断面図である。図16、図1
7、図18において、図1〜15と重複する符号の説明
は省く。
【0049】上記構成において、ガイド穴3aの外周部
に跳ね上げバネ4を配置し、支点軸受け3cに第1のス
イッチボタンの支点軸1aを嵌合するとともに、爪部1
bを係止穴3eに係止するまで挿入することで、第1の
スイッチボタン1は跳ね上げバネ4のバネ力で通常状態
位置に保持された状態となる。次に第1のスイッチボタ
ン1が装着されたスイッチスペーサ3を第1のスイッチ
7が実装されたプリント基板6の上にのせ、ネジ等の手
段によって固定する。更にスイッチスペーサ3の上面に
スイッチボード9と第1のケース10を被せることで、
スイッチボード9の第1の突起9bが第1のスイッチボ
タンの第1の操作部1dと相対する位置に配置され、ス
イッチボード9の操作部9aを押動操作すると、第1の
突起9bが第1のスイッチボタン1の操作部1dを押し
下げると連動して、第1のスイッチ押動突起1cの先端
が第1のスイッチ7に働くようにしてある。
【0050】以上のように同実施の形態6によれば、第
1のスイッチボタンと第1のスイッチのみを装着・実装
するだけで、他の部品は共用でき1つの装置で段押しス
イッチ機構と単独スイッチ機構の両立が図れるという効
果が得られる。
【0051】なお、本実施の形態では、第1のスイッチ
ボタンと第1のスイッチのみを装着・実装した構成を図
示したが、第2のスイッチボタンと第2のスイッチのみ
を装着・実装をしても同様の効果が得られる。
【0052】(実施の形態7)図19は本発明の第7の
実施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解構成
斜視図であり、図20はケース嵌合状態を示す要部断面
図である。図19、図20において、図1〜図18と重
複する符号の説明は省くが、9eはスイッチボード9の
外周全周に設けたツバ部、16は外周端面全周に断面形
状が三角形または半円形をした凸リブ16aを有した第
2のケースである。
【0053】上記構成において、ガイド穴3a、3bの
外周部に跳ね上げバネ4、5を配置し、支点軸受け3
c、3dに第1、第2のスイッチボタンの支点軸1a、
2aを嵌合するとともに、爪部1b、2bを係止穴3
e、3fに係止するまで挿入することで、第1、第2の
スイッチボタン1、2は跳ね上げバネ4、5のバネ力で
通常状態位置に保持された状態となる。次に第1、第2
のスイッチボタン1、2が装着されたスイッチスペーサ
3をプリント基板6の上にのせ、ネジ等の手段によって
固定する。更にスイッチスペーサ3の上面にスイッチボ
ード9、第1のケース10の順序で被せて、下方より第
2のケース16と第1のケース10でスイッチボード9
に設けられたツバ部9eを挟み込むことにより、第2の
ケース16の外周端面全周に構成された断面形状が三角
形または半円形をした凸リブ16aがスイッチボード9
のツバ部9eに食い込む状態となる。
【0054】以上のように同実施の形態7によれば、ス
イッチボードのみで段押しスイッチ機構と装置全体の防
水性が確保できるという効果が得られる。
【0055】(実施の形態8)図21は本発明の第8の
実施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解構成
斜視図であり、図22(a)は同実施の形態8による第
1、第2のスイッチボタンの配置状態を示す要部平面図
であり、図22(b)は図22(a)のB−B’で断面
した第1のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であ
り、図22(c)は図22(a)のC−C’で断面した
第2のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であり、
図23(a),(b)は第1、第2のスイッチボタンが
押動された状態を示す要部断面図である。図21、図2
2、図23において、図1〜図3と重複する符号の説明
は省くが、1hは第1のスイッチボタン1の操作部1d
の中央に設けられた段付きの貫通ガイド穴、17は前記
段付きの貫通ガイド穴1hに挿入する先端が球R形状1
7aとリング溝17bを有したスイッチ可動ピン、18
は前記スイッチ可動ピン17を跳ね上げる第3の跳ね上
げバネ、19は前記スイッチ可動ピン17が前記第3の
跳ね上げバネ18で規定以上に跳ね上げられることを防
止する抜け止めリング、2hは第2のスイッチボタン2
の操作部2dに設けられた先端が球R形状をした突起、
9fはスイッチボード9の操作部9aの裏面の平滑部、
3gはスイッチスペーサ3の第1、第2のガイド穴3
a、3b間に設けられた逃がし穴である。
【0056】上記構成において、ガイド穴3a、3bの
外周部に跳ね上げバネ4、5を配置し、まず第1のスイ
ッチボタン1の操作部1dに設けられた段付きの貫通ガ
イド穴1hにスイッチ可動ピン17と第3の跳ね上げバ
ネ18を配置し、抜け止めリング19をスイッチ可動ピ
ン17のリング溝17bに嵌合することでスイッチ可動
ピン17の先端球R形状部17aが規定位置まで跳ね上
げられた状態で保持される。支点軸受け3c、3dに先
程のスイッチ可動ピン17等が組み込まれた第1のスイ
ッチボタンと第2のスイッチボタンの支点軸1a、2a
を嵌合するとともに、爪部1b、2bを係止穴3e、3
fに係止するまで挿入することで、第1、第2のスイッ
チボタン1、2は跳ね上げバネ4、5のバネ力で通常状
態位置に跳ね上げられた状態となる。次に第1、第2の
スイッチボタン1、2が装着されたスイッチスペーサ3
を第1、第2のスイッチが実装されたプリント基板6の
上にのせ、ネジ等の手段によって固定する。更にスイッ
チスペーサ3の上面にスイッチボード9と第1のケース
10を被せることで、スイッチボード9の操作部9aの
裏面の平滑部9fが第1のスイッチボタン1の操作部1
dに組み込まれたスイッチ可動ピン17の先端球R形状
17aにほぼ隙間の無い状態で配置され、スイッチボー
ド9の操作部9aを押動操作すると、まず図23(a)
に示すように平滑部9fがスイッチ可動ピン17を押す
ことによって第1のスイッチボタン1の操作部1dを押
し下げると連動して、第1のスイッチ押動突起1cが第
1のスイッチ7に働き、更に押動操作すると第1のメカ
ストッパー1fがスイッチスペーサ3に当たり、第1の
スイッチボタン1の押動動作は停止するとともに、スイ
ッチ可動ピン17が押し下げられながら、図23(b)
に示すように平滑部9fが第2のスイッチボタンの操作
部2dに設けた突起2hを押し下げると連動して第2の
押動突起2cによって第2のスイッチ8に働くようにし
てある。
【0057】以上のように同実施の形態8によれば、実
施の形態1記載の効果が得られるとともに、スイッチボ
ードの操作部裏面が平滑面で且つ、第1のスイッチボタ
ンの操作部に配置されたスイッチ可動ピンの先端が球R
形状である為に、スイッチボードの操作部をあらゆる方
向から押動操作しても、確実に2段階のスイッチ操作が
でき、スイッチ可動ピンが押動操作によって上下するこ
とによりスイッチボードの操作部裏面だけに弾性変形負
荷が集中することを軽減でき、且つ第1のスイッチボタ
ンの操作部とスイッチ可動ピンとの間に配置された第3
の跳ね上げバネの荷重設定による1段目と2段目の操作
間隔(クリック感)をより明確にすることができるとい
う効果が得られる。
【0058】(実施の形態9)図24は本発明の第9の
実施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解構成
斜視図であり、図25(a)は同実施の形態9による第
1、第2のスイッチボタンの配置状態を示す要部平面図
であり、図25(b)は図25(a)のB−B’で断面
した第1のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であ
り、図25(c)は図25(a)のC−C’で断面した
第2のスイッチボタンの通常状態を示す断面図であり、
図26(a),(b)は第1、第2のスイッチボタンが
押動された状態を示す要部断面図である。図24、図2
5、図26において、図1〜図3、図21〜図23と重
複する符号の説明は省くが、1iは第1のスイッチボタ
ン1の操作部1dに設けられた凹ガイド穴、20は前記
凹ガイド穴1iに挿入・嵌合する段付形状で先端が球R
形状をした弾性部材からなるスイッチゴム、9gは操作
部9aの裏面に前記第1のスイッチボタン1の操作部1
dに相対する位置だけに設けた第3の突起である。
【0059】上記構成において、ガイド穴3a、3bの
外周部に跳ね上げバネ4、5を配置し、まず第1のスイ
ッチボタン1の操作部1dに設けられた凹ガイド穴1i
に段付形状をしたスイッチゴム20を配置する。支点軸
受け3c、3dに先程のスイッチゴム20が配置された
第1のスイッチボタンと第2のスイッチボタンの支点軸
1a、2aを嵌合するとともに、爪部1b、2bを係止
穴3e、3fに係止するまで挿入することで、第1、第
2のスイッチボタン1、2は跳ね上げバネ4、5のバネ
力で通常状態位置に跳ね上げられた状態となる。次に第
1、第2のスイッチボタン1、2が装着されたスイッチ
スペーサ3を第1、第2のスイッチが実装されたプリン
ト基板6の上にのせ、ネジ等の手段によって固定する。
更にスイッチスペーサ3の上面にスイッチボード9と第
1のケース10を被せることで、スイッチボード9の操
作部9aの裏面の第3の突起9gが第1のスイッチボタ
ン1の操作部1dに配置されたスイッチゴム20とほぼ
隙間の無い状態で配置され、スイッチボード9の操作部
9aを押動操作すると、まず図26(a)に示すように
第3の突起9gがスイッチゴム20を押すことによって
第1のスイッチボタン1の操作部1dを押し下げると連
動して、第1のスイッチ押動突起1cが第1のスイッチ
7に働き、更に押動操作する第1のメカストッパー1f
がスイッチスペーサ3に当たり、第1のスイッチボタン
1の押動動作は停止するとともに、第3の突起9gとス
イッチゴム20が弾性変形しながら、図26(b)に示
すように第3の突起9gの両側の平滑部9fが第2のス
イッチボタンの操作部2dに設けた突起2hを押し下げ
ると連動して第2の押動突起2cによって第2のスイッ
チ8に働くようにしてある。
【0060】以上のように同実施の形態9によれば、実
施の形態1記載の効果が得られるとともに、スイッチボ
ードの操作部裏面に設けられた第3の突起と第1のスイ
ッチボタンの操作部に配置されたスイッチゴムとがお互
いに接触・変形しあうことで、スイッチボードの操作部
裏面だけに弾性変形負荷が集中することを軽減でき、且
つスイッチボードの操作部とスイッチゴムのゴム硬度の
設定により1段目と2段目の操作間隔(クリック感)を
より明確にすることができるという効果が得られる。
【0061】(実施の形態10)図27は本発明の第1
0の実施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解
構成斜視図であり、図28(a)は同実施の形態10に
よる第1、第2のスイッチボタンの配置状態を示す要部
平面図であり、図28(b)は図28(a)のB−B’
で断面した第1のスイッチボタンの通常状態を示す断面
図であり、図27(c)は図28(a)のC−C’で断
面した第2のスイッチボタンの通常状態を示す断面図で
あり、図29(a),(b)は第1、第2のスイッチボ
タンが押動された状態を示す要部断面図である。図2
7、図28、図29において、図1〜図3、図21〜図
26と重複する符号の説明は省くが、1jは第1のスイ
ッチボタン1の操作部1dに設けられた凹ガイド穴1i
の中央に設けたガイドボス、21は前記ガイドボス1j
に挿入・嵌合するスイッチ可動バネである。
【0062】上記構成において、ガイド穴3a、3bの
外周部に跳ね上げバネ4、5を配置し、まず第1のスイ
ッチボタン1の操作部1dに設けられた凹ガイド穴1i
の中央に設けられたガイドボス1jにスイッチ可動バネ
21を配置する。支点軸受け3c、3dに先程のスイッ
チ可動バネ21が配置された第1のスイッチボタンと第
2のスイッチボタンの支点軸1a、2aを嵌合するとと
もに、爪部1b、2bを係止穴3e、3fに係止するま
で挿入することで、第1、第2のスイッチボタン1、2
は跳ね上げバネ4、5のバネ力で通常状態位置に跳ね上
げられた状態となる。次に第1、第2のスイッチボタン
1、2が装着されたスイッチスペーサ3を第1、第2の
スイッチが実装されたプリント基板6の上にのせ、ネジ
等の手段によって固定する。更にスイッチスペーサ3の
上面にスイッチボード9と第1のケース10を被せるこ
とで、スイッチボード9の操作部9aの平滑部9fが第
1のスイッチボタン1の操作部1dに配置されたスイッ
チ可動バネ21とほぼ隙間の無い状態で配置され、スイ
ッチボード9の操作部9aを押動操作すると、まず図2
9(a)に示すように平滑部9fがスイッチ可動バネ2
1を押すことによって第1のスイッチボタン1の操作部
1dを押し下げると連動して、第1のスイッチ押動突起
1cが第1のスイッチ7に働き、更に押動操作すると第
1のメカストッパー1fがスイッチスペーサ3に当た
り、第1のスイッチボタン1の押動動作は停止するとと
もに、スイッチ可動バネ21が圧縮変形しながら、図2
9(b)に示すように平滑部9fが第2のスイッチボタ
ンの操作部2dに設けた突起2hを押し下げると連動し
て第2の押動突起2cによって第2のスイッチ8に働く
ようにしてある。
【0063】以上のように同実施の形態10によれば、
実施の形態1記載の効果が得られるとともに、スイッチ
可動バネが圧縮することによりスイッチボードの操作部
裏面だけに弾性変形負荷が集中することを軽減でき、且
つスイッチ可動バネの荷重設定により1段目と2段目の
操作間隔(クリック感)をより明確にすることができる
という効果が得られる。
【0064】(実施の形態11)図30は本発明の第1
1の実施の形態における段押しスイッチ機構を示す分解
構成斜視図であり、図31(a)は同実施の形態11に
よる第1、第2のスイッチボタンの配置状態を示す要部
平面図であり、図31(b)は図31(a)のB−B’
で断面した第1のスイッチボタンの通常状態を示す断面
図であり、図31(c)は図31(a)のC−C’で断
面した第2のスイッチボタンの通常状態を示す断面図で
あり、図32(a),(b)は第1、第2のスイッチボ
タンが押動された状態を示す要部断面図である。図3
0、図31、図32において、図1〜図3、図21〜図
26と重複する符号の説明は省くが、22は前記第1の
スイッチボタン1の操作部1dに配置された先端が湾曲
形状をしたスイッチ板バネである。
【0065】上記構成において、ガイド穴3a、3bの
外周部に跳ね上げバネ4、5を配置し、まず第1のスイ
ッチボタン1の操作部1dにカシメ等の手段にとってス
イッチ板バネを取り付ける。支点軸受け3c、3dに先
程のスイッチ板バネ22が取付られた第1のスイッチボ
タンと第2のスイッチボタンの支点軸1a、2aを嵌合
するとともに、爪部1b、2bを係止穴3e、3fに係
止するまで挿入することで、第1、第2のスイッチボタ
ン1、2は跳ね上げバネ4、5のバネ力で通常状態位置
に跳ね上げられた状態となる。次に第1、第2のスイッ
チボタン1、2が装着されたスイッチスペーサ3を第
1、第2のスイッチが実装されたプリント基板6の上に
のせ、ネジ等の手段によって固定する。更にスイッチス
ペーサ3の上面にスイッチボード9と第1のケース10
を被せることで、スイッチボード9の操作部9aの平滑
部9fが第1のスイッチボタン1の操作部1dに取付ら
れたスイッチ板バネ22の湾曲形状部先端とほぼ隙間の
無い状態で配置され、スイッチボード9の操作部9aを
押動操作すると、まず図32(a)に示すように平滑部
9fがスイッチ板バネ22の湾曲形状部を押すことによ
って第1のスイッチボタン1の操作部1dを押し下げる
と連動して、第1のスイッチ押動突起1cが第1のスイ
ッチ7に働き、更に押動操作すると第1のメカストッパ
ー1fがスイッチスペーサ3に当たり、第1のスイッチ
ボタン1の押動動作は停止するとともに、スイッチ板バ
ネ22の先端の湾曲形状部が弾性変形しながら、図32
(b)に示すように平滑部9fが第2のスイッチボタン
の操作部2dに設けた突起2hを押し下げると連動して
第2の押動突起2cによって第2のスイッチ8に働くよ
うにしてある。
【0066】以上のように同実施の形態11によれば、
実施の形態1記載の効果が得られるとともに、スイッチ
板バネが弾性変形することによりスイッチボードの操作
部裏面だけに弾性変形負荷が集中することを軽減でき、
且つスイッチ板バネの荷重設定により1段目と2段目の
操作間隔(クリック感)をより明確にすることができる
という効果が得られる。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明の段押しスイッチ機
構によれば、スイッチ本来の操作寿命を低下させること
無く、スイッチ単独のストロークが小さくても、実際の
操作で手が触れるスイッチボードの操作部でのストロー
クが大きく設定できるとともに、1つの操作部での押動
操作にて、2段階にスイッチ操作ができ、且つ1段目と
2段目の操作間隔(クリック感)を明確にすることがで
きるという効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における段押しスイ
ッチ機構を示す分解構成斜視図
【図2】(a)同実施の形態による第1、第2のスイッ
チボタンの配置状態を示す要部平面図 (b)図2(a)のB−B’で断面した第1のスイッチ
ボタンの通常状態を示す断面図 (c)図2(a)のC−C’で断面した第2のスイッチ
ボタンの通常状態を示す断面図
【図3】(a)同実施の形態による第1のスイッチボタ
ンの押動状態位置を示す要部断面図 (b)同実施の形態による第2のスイッチボタンの押動
状態位置を示す要部断面図
【図4】本発明の第2の実施の形態における段押しスイ
ッチ機構を示す分解構成斜視図
【図5】(a)同実施の形態による第1、第2のスイッ
チボタンの配置状態を示す要部平面図 (b)図5(a)のB−B’で断面した第1のスイッチ
ボタンの通常状態を示す断面図 (c)図5(a)のC−C’で断面した第2のスイッチ
ボタンの通常状態を示す断面図
【図6】(a)同実施の形態による第1のスイッチボタ
ンの押動状態位置を示す要部断面図 (b)同実施の形態による第2のスイッチボタンの押動
状態位置を示す要部断面図
【図7】本発明の第3の実施の形態における段押しスイ
ッチ機構を示す分解構成斜視図
【図8】(a)同実施の形態による第1、第2のスイッ
チボタンの配置状態を示す要部平面図 (b)図8(a)のB−B’で断面した第1のスイッチ
ボタンの通常状態を示す断面図 (c)図8(a)のC−C’で断面した第2のスイッチ
ボタンの通常状態を示す断面図
【図9】(a)同実施の形態による第1のスイッチボタ
ンの押動状態位置を示す要部断面図 (b)同実施の形態による第2のスイッチボタンの押動
状態位置を示す要部断面図
【図10】本発明の第4の実施の形態における段押しス
イッチ機構を示す分解構成斜視図
【図11】(a)同実施の形態による第1、第2のスイ
ッチボタンの配置状態を示す要部平面図 (b)図11(a)のB−B’で断面した第1のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図 (c)図11(a)のC−C’で断面した第2のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図
【図12】(a)同実施の形態による第1のスイッチボ
タンの押動状態位置を示す要部断面図 (b)同実施の形態による第2のスイッチボタンの押動
状態位置を示す要部断面図
【図13】本発明の第5の実施の形態における段押しス
イッチ機構を示す分解構成斜視図
【図14】(a)同実施の形態による第1、第2のスイ
ッチボタンの配置状態を示す要部平面図 (b)図14(a)のB−B’で断面した第1のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図 (c)図14(a)のC−C’で断面した第2のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図
【図15】(a)同実施の形態による第1のスイッチボ
タンの押動状態位置を示す要部断面図 (b)同実施の形態による第2のスイッチボタンの押動
状態位置を示す要部断面図
【図16】本発明の第6の実施の形態における単独スイ
ッチ機構を示す分解構成斜視図
【図17】(a)同実施の形態による第1のスイッチボ
タンの配置状態を示す要部平面図 (b)同実施の形態による第1のスイッチボタンの通常
状態位置を示す要部断面図
【図18】同実施の形態による第1のスイッチボタンの
押動状態位置を示す要部断面図
【図19】本発明の第7の実施の形態における段押しス
イッチ機構を内蔵した装置全体の防水構造を示す分解構
成斜視図
【図20】同実施の形態による装置全体の防水構造を示
す要部断面図
【図21】本発明の第8の実施の形態における段押しス
イッチ機構を示す分解構成斜視図
【図22】(a)同実施の形態による第1、第2のスイ
ッチボタンの配置状態を示す要部平面図 (b)図22(a)のB−B’で断面した第1のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図 (c)図22(a)のC−C’で断面した第2のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図
【図23】(a)同実施の形態による第1のスイッチボ
タンの押動状態位置を示す要部断面図 (b)同実施の形態による第2のスイッチボタンの押動
状態位置を示す要部断面図
【図24】本発明の第9の実施の形態における段押しス
イッチ機構を示す分解構成斜視図
【図25】(a)同実施の形態による第1、第2のスイ
ッチボタンの配置状態を示す要部平面図 (b)図25(a)のB−B’で断面した第1のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図 (c)図25(a)のC−C’で断面した第2のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図
【図26】(a)同実施の形態による第1のスイッチボ
タンの押動状態位置を示す要部断面図 (b)同実施の形態による第2のスイッチボタンの押動
状態位置を示す要部断面図
【図27】本発明の第10の実施の形態における段押し
スイッチ機構を示す分解構成斜視図
【図28】(a)同実施の形態による第1、第2のスイ
ッチボタンの配置状態を示す要部平面図 (b)図28(a)のB−B’で断面した第1のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図 (c)図28(a)のC−C’で断面した第2のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図
【図29】(a)同実施の形態による第1のスイッチボ
タンの押動状態位置を示す要部断面図 (b)同実施の形態による第2のスイッチボタンの押動
状態位置を示す要部断面図
【図30】本発明の第11の実施の形態における段押し
スイッチ機構を示す分解構成斜視図
【図31】(a)同実施の形態による第1、第2のスイ
ッチボタンの配置状態を示す要部平面図 (b)図31(a)のB−B’で断面した第1のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図 (c)図31(a)のC−C’で断面した第2のスイッ
チボタンの通常状態を示す断面図
【図32】(a)同実施の形態による第1のスイッチボ
タンの押動状態位置を示す要部断面図 (b)同実施の形態による第2のスイッチボタンの押動
状態位置を示す要部断面図
【図33】従来例による段押しスイッチ装置を示す分解
構成斜視図
【図34】従来例による段押しスイッチ装置を示す要部
断面図
【符号の説明】
1 第1のスイッチボタン 1a 第1の支点軸 1b 第1の爪部 1c 第1のスイッチ押動突起 1d 第1の操作部 1e 第1のセンタリング穴 1f 第1のメカストッパー 1g 第1のガイドピン 1h 段付き貫通ガイド穴 1i 凹ガイド穴 1j ガイドボス 2 第2のスイッチボタン 2a 第2の支点軸 2b 第2の爪部 2c 第2のスイッチ押動突起 2d 第2の操作部 2e 第2のセンタリング穴 2f 第2のメカストッパー 2g 第2のガイドピン 2h 突起 3 スイッチスペーサ 3a 第1のガイド穴 3b 第2のガイド穴 3c 第1の支点軸受け 3d 第2の支点軸受け 3e 第1の係止穴 3f 第2の係止穴 3g 逃がし穴 4 第1の跳ね上げバネ 5 第2の跳ね上げバネ 6 プリント基板 7 第1のスイッチ 8 第2のスイッチ 9 スイッチボード 9a 操作部 9b 第1の突起 9c 第2の突起 9d 段部 9e ツバ部 9f 平滑部 9g 第3の突起 10 第1のケース 10a 開口部 11 表示銘板 12 第1のスイッチボタンゴム 12a 第1の挿入穴 13 第2のスイッチボタンゴム 13a 第2の挿入穴 14 第1のスイッチボタンバネ 14a 第1のツバ 14b 第1の穴部 15 第2のスイッチボタンバネ 15a 第2のツバ 15b 第2の穴部 16 第2のケース 16a 凸リブ 17 スイッチ可動ピン 17a 球R形状 17b リング溝 18 第3の跳ね上げバネ 19 抜け止めリング 20 スイッチゴム 21 スイッチ可動バネ 22 スイッチ板バネ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の支点軸と少なくとも2箇所以上の
    第1の爪部を有し、前記第1の支点軸の長手方向に対し
    て直角に離れた位置で垂直方向に伸びた第1のスイッチ
    押動突起と、前記第1のスイッチ押動突起と同一中心線
    上に第1の操作部が設けられた第1のスイッチボタン
    と、第2の支点軸と少なくとも2箇所以上の第2の爪部
    を有し、前記第2の支点軸の長手方向に対して直角に離
    れた位置で垂直方向に伸びた第2のスイッチ押動突起
    と、前記第2のスイッチ押動突起の中心線から平行線上
    に2箇所以上の第2の操作部が設けられた第2のスイッ
    チボタンと、前記第1、第2のスイッチボタンに設けら
    れた第1及び第2の支点軸に嵌合保持する第1、第2の
    支点軸受けと、第1、第2の少なくとも2箇所以上設け
    られた爪部を係止する第1、第2の係止穴と、第1、第
    2のスイッチ押動突起をガイドする第1、第2のガイド
    穴を有するスイッチスペーサと、前記第1、第2のスイ
    ッチボタンの第1、第2のスイッチ押動突起と相対する
    位置に、第1、第2のスイッチが実装されたプリント基
    板と、前記第1、第2のスイッチボタンの第1、第2の
    スイッチ押動突起が、無操作状態では常に前記第1、第
    2のスイッチに接触しない通常状態位置に跳ね上げてお
    くための第1、第2の跳ね上げバネと、前記第1、第2
    のスイッチボタンの第1、第2の操作部と相対する位置
    に一定の肉厚を保持した内面が空洞で凸状態になった操
    作部と、前記操作部上面に表示銘板を貼り付けるための
    段部と、裏面には前記第1、第2のスイッチボタンの第
    1、第2の操作部に相対する位置に段差を有した第1、
    第2の突起が設けられたスイッチボードと、前記スイッ
    チボードの操作部と相対する位置に開口部を設けた第1
    ケースを備えた段押しスイッチ機構。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2のスイッチボタンの第
    1、第2の操作部に、前記スイッチボードの操作部裏面
    に設けられた第1、第2の突起と相対する位置に第1、
    第2のセンタリング穴を設けた構成とした請求項1記載
    の段押しスイッチ機構。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2のスイッチボタンの第
    1、第2の操作部の裏面に、前記スイッチボードの操作
    部裏面に設けられた第1、第2の突起と相対する位置に
    垂直方向に延びた第1、第2のメカストッパーを設けた
    構成とした請求項1記載の段押しスイッチ機構。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2のスイッチボタンに設け
    られた第1、第2のスイッチ押動突起の先端に段付き状
    態のガイドピンを一体で設け、前記ガイドピンに嵌合す
    る挿入穴を有したスイッチボタンゴムで構成された請求
    項1記載の段押しスイッチ機構。
  5. 【請求項5】 前記スイッチボタンゴムの外周部に湾曲
    状に形成されたツバ部を全周に一体で構成させた請求項
    1記載の段押しスイッチ機構。
  6. 【請求項6】 前記第1のスイッチボタンと第1のスイ
    ッチ又は前記第2のスイッチボタンと第2のスイッチの
    どちらか一方で構成した請求項1記載の段押しスイッチ
    機構。
  7. 【請求項7】 前記スイッチボードの外周部全周にツバ
    部を設け、前記ツバ部を第1のケースと端面全周に断面
    形状が三角形または半円形をした凸部を有した第2のケ
    ースとで挟み込む構成とした請求項1記載の段押しスイ
    ッチ機構。
  8. 【請求項8】 前記第1のスイッチボタンの第1の操作
    部の中央に段差を有した貫通ガイド穴を設け、前記段差
    を有した貫通ガイド穴に挿入する先端が球R形状でリン
    グ溝を有したスイッチ可動ピンと、前記スイッチ可動ピ
    ンと前記段差を有したガイド穴との間に配置する第3の
    跳ね上げバネと、前記スイッチ可動ピンのリング溝に嵌
    合する抜け止めリングと、前記スイッチスペーサの第
    1、第2のガイド穴の中間位置に逃がし穴を設け、前記
    第2のスイッチボタンの第2の操作部に球R形状の突起
    を設け、前記第1、第2のスイッチボタンの第1、第2
    の操作部に相対する位置に一定の肉厚を保持した内面が
    空洞で凸状態になった操作部の裏面を平滑面で構成した
    請求項3記載の段押しスイッチ機構。
  9. 【請求項9】 前記第1のスイッチボタンの第1の操作
    部の中央に凹みガイド穴を設け、前記凹みガイド穴に挿
    入・嵌合する段付き形状で先端が球R形状をしたスイッ
    チゴムと、前記第2のスイッチボタンの第2の操作部に
    球R形状の突起を設け、前記第1、第2のスイッチボタ
    ンの第1、第2の操作部に相対する位置に一定の肉厚を
    保持した内面が空洞で凸状態になった操作部の裏面に前
    記第1のスイッチボタンの第1の操作部に相対する位置
    だけに第3の突起を構えた構成とした請求項3記載の段
    押しスイッチ機構。
  10. 【請求項10】 前記第1のスイッチボタンの第1の操
    作部に凹みガイド穴と前記凹みガイド穴の中央にガイド
    ボスを設け、前記凹みガイド穴の中央に設けたガイドボ
    スに挿入・嵌合するスイッチ可動バネと、前記第2のス
    イッチボタンの第2の操作部に球R形状の突起を設け、
    前記第1、第2のスイッチボタンの第1、第2の操作部
    に相対する位置に一定の肉厚を保持した内面が空洞で凸
    状態になった操作部の裏面を前記第1のスイッチボタン
    の第1の操作部に相対する位置にだけ突起を備えた構成
    とした請求項3記載の段押しスイッチ機構。
  11. 【請求項11】 前記第1のスイッチボタンの第1の操
    作部に相当する位置に先端が湾曲形状に形成されたスイ
    ッチ板ばねを配置し、前記第2のスイッチボタンの第2
    の操作部に球R形状の突起を設け、前記第1、第2のス
    イッチボタンの第1、第2の操作部に相対する位置に一
    定の肉厚を保持した内面が空洞で凸状態になった操作部
    の裏面を平滑面で構成した請求項3記載の段押しスイッ
    チ機構。
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