JP2000047534A - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JP2000047534A
JP2000047534A JP10215959A JP21595998A JP2000047534A JP 2000047534 A JP2000047534 A JP 2000047534A JP 10215959 A JP10215959 A JP 10215959A JP 21595998 A JP21595998 A JP 21595998A JP 2000047534 A JP2000047534 A JP 2000047534A
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Japan
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image forming
forming apparatus
code
card
application
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JP10215959A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kosuga
靖夫 小数賀
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体を用いるシステムにおいてユーザの
使い勝手を向上させる。暗唱コードを用いるシステムに
おいてID数や記憶情報量が多い場合にも対応可能にす
る。 【解決手段】 複写機1の利用者又は利用部門のIDコ
ードが記録されたカード12が管理装置10にセットさ
れた場合に管理装置10がIDコード毎に複写機1のの
使用状況を管理する画像形成装置管理システムにおい
て、管理装置10はIDコードとその使用制限情報を前
記画像形成装置に送信し、複写機1は管理装置10から
受信したIDコードとその使用制限情報を現在動作中の
ジョブが終了するまで保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリなどの画像形成装置の使用状況をを記
録媒体や暗証コードにより管理する画像形成装置管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の管理システムでは、画像形成装
置の使用状況を利用者又は利用部門のIDコード毎に管
理するために画像形成装置とホスト側の管理装置が接続
される。そして、第1の従来例では、IDコードが記録
された例えばカード形状の記録媒体を管理装置にセット
すると使用可能となり、また、使用枚数などが管理装置
により記録媒体に書き込まれる。
【0003】また第2の従来例として、記録媒体の代わ
りに利用者又は利用部門毎の暗証コードを複写機等のテ
ンキーを介して入力する方法が知られている。この方法
によれば、ユーザは記録媒体を持ち運ぶ必要がないので
便利であるが、どの暗証コードを有効にするかの情報
や、暗証コード毎の使用状況を記憶するには画像形成装
置側のメモリだけでは不十分であるので、ID数や記憶
情報量が少ないシステムに用いられている。なお、この
種の従来例としては、例えば特開平5−241389号
公報、特開平10−23189号公報、特開平10−6
5857号公報などに示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では例
えば複写機、プリンタ、ファクシミリ(FAX)の複合
機が多くなり、このような複合機では例えばプリント中
にファクシミリ原稿を読み取るなどのマルチタスクが可
能である。また、近年のデジタル複写機では、複数部の
コピーを行う場合、原稿画像を読み込んでハードディス
クなどの記憶装置に格納してプリントを行うものも知ら
れている。この場合、原稿画像の読み込みが終了すれば
次のジョブの原稿画像読み込みが可能である。
【0005】しかしながら、上記第1の従来例の管理シ
ステムでは、記録媒体が管理装置にセットされている場
合のみ画像形成装置が使用可能となり、このとき画像形
成装置から管理装置に対してカウント枚数が転送され、
管理装置がカウント枚数を記録媒体に書き込むので、ユ
ーザが画像形成装置を使用中に異なるアプリケーション
に切り替えたり(例えば複写機能からファクシミリへの
切り替え)、次のジョブの予約を行うことができないと
いう問題点がある。また、記録媒体が管理装置から抜か
れると画像形成装置が停止したりして、IDが異なるユ
ーザが1台の画像形成装置をマルチタスクで利用するこ
ともできない。更に、ユーザは自己のジョブが完了する
まで記録媒体を抜くことができないので、結局、その場
を離れることができないということになる。
【0006】また、上記第2の従来例では、ID数や記
憶情報量が多いシステムには適用することができない。
【0007】本発明の目的は、上記第1の従来例の問題
点に鑑み、記録媒体を用いるシステムにおいてユーザの
使い勝手を向上させることができる画像形成装置管理シ
ステムを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、上記第2の従来例の
問題点に鑑み、暗唱コードを用いるシステムにおいてI
D数や記憶情報量が多い場合にも対応することができる
画像形成装置管理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の手段は上記目的を達成するために、画像形成
装置の利用者又は利用部門のIDコードが記録された記
録媒体が管理装置にセットされた場合に、前記管理装置
が前記IDコード毎に前記画像形成装置の使用状況を管
理する画像形成装置管理システムにおいて、前記管理装
置は、前記IDコードとその使用制限情報を前記画像形
成装置に送信することを特徴とする。
【0010】第2の手段は、第1の手段において、前記
画像形成装置は、入力IDコードとその使用制限情報の
要求を前記管理装置に送信することを特徴とする。
【0011】第3の手段は、第2の手段において、前記
要求を受けた前記管理装置は、指定されたIDコードの
使用制限情報を前記画像形成装置に伝達することを特徴
とする。
【0012】第4の手段は、第1または第3の手段にお
いて、前記画像形成装置は、前記管理装置から受信した
前記IDコードとその使用制限情報を現在動作中のジョ
ブが終了するまで保持することを特徴とする。
【0013】第5の手段は、第4の手段において、前記
画像形成装置は、モードクリアキーが押下された場合に
前記IDコードを無効化することを特徴とする。
【0014】第6の手段は、第1、2、4、及び5の手
段において、前記画像形成装置は、あるアプリケーショ
ンのジョブの継続中の他のアプリケーションへの切り替
えを許容することを特徴とする。
【0015】第7の手段は、第1または第3の手段にお
いて、前記管理装置は、あるアプリケーションのジョブ
の継続中に記録媒体が除去され、新規な記録媒体がセッ
トされた場合にそのカードを受け付けてIDコードとそ
の使用制限情報を前記画像形成装置に送信することを特
徴とする。
【0016】第8の手段は、第7の手段において、前記
管理装置は、前記新規な記録媒体の使用状況を記憶する
ことを特徴とする。
【0017】第9の手段は、第1、2、3、7及び8の
手段おいて、前記管理装置は、前記画像形成装置の指示
にしたがって表示を行うことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明に係る画像形
成装置管理システムの一実施形態を示す構成図、図2は
図1の複写機の操作部を示す構成図、図3は図1の複写
機のソフトウエア構造を示す説明図、図4は図1の画像
形成装置管理システムのハードウエア構成を示すブロッ
ク図、図5はアプリケーション層とシステム制御層の関
係を示す説明図、図6はコピーアプリケーションとプリ
ンタアプリケーションのインタリーブ動作を示す説明
図、図7はFAXアプリケーションとプリンタアプリケ
ーションの並列動作を示す説明図、図8は送信状態遷移
を示す説明図、図9は受信状態遷移を示す説明図、図1
0は図1の画像形成装置管理システムの動作を示す説明
図である。
【0019】ここで、本明細書における用語について説
明する。
【0020】「画像読み取り装置」デジタル複写機にお
いて用いられている「画像読み取り装置」は、光源光を
原稿に照射し、その反射光を固体撮像素子(CCD)に
より電気信号に変換し、その電気信号に対して必要な画
像処理を行う。
【0021】「画像形成装置」「画像形成装置」は電気
信号の画像イメージを電子写真方式、感熱方式、熱転写
方式、インクジェット方式などにより普通紙、感熱紙な
どに形成する。
【0022】「拡張機能」または「アプリケーション」
デジタル複写機の大きな特徴は、画像を電気信号に変換
して読み込み、この電気信号を「画像形成装置」により
復元することにあるので、このとき読み取った電気信号
を様々に変化、伝達する手段を持つことにより複写機以
外の用途に応用可能となる。この応用範囲としては、前
述したFAX、プリンタ以外にスキャナ、ファイルシス
テム等のように非常に広く、これらの「拡張機能」を
「アプリケーション」または「アプリ」と表現する。
【0023】「ビデオ信号」「画像読み取り装置」によ
り変換された画像の電気信号、「画像形成装置」に入力
する画像の電気信号、これらの画像の電気信号を同期を
とるための信号をまとめて「ビデオ信号」と表現する。
【0024】「制御信号」又は「コマンド」この「ビデ
オ信号」を「画像読み取り装置」、「画像形成装置」、
「アプリケーション」間でやり取りするためには、装置
間で情報を伝達する必要が有り、この情報を「制御信
号」又は「コマンド」と表現する。
【0025】「システム」、「システム制御部」または
「システムコントローラ」最近のデジタル複写機では1
つではなく、複数の「アプリケーション」が搭載される
ことが多く、複数の「アプリ」が1つの「資源」を共有
するデジタル複写機を「システム」と表現する。また、
この「システム」を制御するコントローラを「システム
制御部」または「システムコントローラ」と表現する。
【0026】「資源」、「リソース」複数の「アプリ」
により共有される機能ユニットの単位を「資源」、「リ
ソース」と表現し、複数の「システムコントローラ」は
「システム」を「リソース」単位で制御する。本発明の
デジタル複写機により管理されている「資源」は、「画
像読み取り装置」、「画像形成装置」、「操作部」、
「メモリ」、「周辺機(DF=原稿仕送り装置、ソータ
等)」等である。
【0027】「差し込み出力」または「インタリーブ」
通常の画像出力時には、目的を同じくする一連の動作
(=1ジョブ)を完了するまで他の動作は実行しない。
例えば最近のデジタル複写機では機能が複合され、複写
機+FAXまたはプリンタ、あるいはそれ以外の組み合
わせが1台に集約されている。しかし、その殆どが複写
機能の動作が終了した後にプリンタ出力に切り替えたり
して機能単位(=ジョブ単位)で出力を切り替える。こ
れに対して、1ジョブの出力中に他のジョブの出力を差
し込んで出力することを「差し込み出力」または「イン
タリーブ」と表現する。例えば複写機の出力中に機械を
止めることなくプリンタ出力を実現する。
【0028】「初期設定」よく使用する条件に合わせて
各機能の初期設定値を変更したり、操作条件を設定する
ことを「初期設定」と表現する。この「初期設定」に
は、複写機システム全般の機能を設定する「システム初
期設定」と、コピーモードの機能に限定した「コピー初
期設定」と、ファクシミリモードの機能に限定した「フ
ァクシミリ初期設定」等がある。例えば「システム初期
設定」には、キー操作後一定時間なにも操作が行われな
かったときに、電源投入時の状態に戻す「オートクリア
時間の設定」等があり、「コピー初期設定」には、セッ
ト可能なコピー枚数の上限を変更する「コピーセット枚
数制限の設定」や、「片面→両面」コピー時に裏面の左
綴じ代幅が設定可能な「両面コピー左綴じ幅の設定」等
がある。「ファクシミリ初期設定」には、受信時刻を印
字する機能を選択する「受信時刻印字の設定」や、よく
使用する相手の電話番号を登録する「宛先登録」等があ
る。
【0029】図1は一例として、デジタル複写機1と課
金管理装置であるキーカード装置10が接続されたシス
テムを示している。キーカード装置10はキーカード表
示部11と、ユーザIDなどが記録されたカード12を
読み取るキーカード読み取り部13を有する。
【0030】デジタル複写機1には図2に詳しく示すよ
うな操作部200が設けられ、操作部200の中央には
設定状態や警告等のメッセージを表示するためのLCD
200aが設けられている。また、プログラム登録/呼
び出しキー201、初期設定キー203、割り込みキー
203、FAX用短縮キー204、テンキー205、ア
プリケーション切り替えキー206、スタートキー20
7等が設けられている。
【0031】アプリケーション切り替えキー206はコ
ピー、プリンタ、FAXの各アプリケーションを切り替
えるためのキーを有し、このキー206によりアプリケ
ーションが選択されるとそのアプリケーションに操作部
表示権が譲渡される。なお、例えばFAX機能が搭載さ
れていないシステムの場合、FAXキーの押下を無視す
るか、FAXキーを操作部200に表示しない。また図
示省略されているが、操作部200の裏側にはキー押下
時や警告時に音を鳴らすためのスピーカが設けられてい
る。
【0032】マルチタスク型のシステムを構成する場合
には、図3に示すように機能単位をリソースとして扱
い、1つのリソースを複数のアプリで共有するための管
理を行う。この複写機のソフトウエア構造は、図3に示
すようにアプリケーション層101と、システム制御層
102とデバイス制御層103により構成される。
【0033】アプリケーション層101はコピーアプリ
101−1と、プリンタアプリ101−2と、FAXア
プリ101−3とその他のアプリ101−4を有する。
システム制御層102はシステム制御部(システムコン
トローラ)102−1と、操作部コントローラ102−
2と、周辺機コントローラ102−3と、画像形成装置
コントローラ102−4と、画像読み取り装置コントロ
ーラ102−5を有する。デバイス制御層103は入出
力制御部103−1を有し、システム制御層102から
のコマンド、制御信号等の論理指示と、装置を実際の動
かすためにクラッチ、センサ、モータ等の機械的に駆
動、入力を行うための信号の変換を行う。アプリケーシ
ョン層101はシステム制御層102から提供される機
能により複数のアプリ101−1〜101−3が共存す
ることができる。
【0034】この複写機のハードウエア構造は、図4に
示すようにコピーアプリ101−1と、プリンタアプリ
101−2と、FAXアプリ101−3の各々がCPU
を有し、各CPUがシステム制御層102とデバイス制
御層103を制御するようにしてもよい。また、代わり
にこれらの複数のアプリ101−1〜101−3と、シ
ステム制御部102−1及び各リソース102−2〜1
02−5の各々がCPUを有し、システム制御部102
−1から各コントローラへのコマンドを制御信号線で伝
達するハードウエアでもよい。
【0035】デジタル複写機のシステム制御部102−
1とキーカード装置10は制御信号線14を介して接続
され、また、シリアル通信を行う。なお、図4には操作
部200の制御を行うために操作部制御バスが設けられ
ているが、代わりに上記の制御信号線を介してコマンド
をやり取りするようにしてもよい。このようにシステム
のハードウエア構成は自由である。
【0036】アプリケーション層101とシステム制御
層102については、図5に示すようにアプリケーショ
ン層101から見た場合、システム制御層102は全て
のアプリ101−1〜101−3毎に仮想リソースが存
在するような機能を提供する。このような機能によりア
プリケーション層101は特にシステム状態を管理する
必要がなく、システム制御層102は全てのアプリ10
1−1〜101−3を同一の条件で管理することができ
る。すなわちアプリ101−1〜101−3は使用した
いリソースが発生した時点でその使用要求をシステム制
御部102−1に送る。システム制御部102−1はそ
の時点でリソースの使用状況を判断して、その判断結果
を要求元のアプリ101−1〜101−3に送る。要求
元のアプリ101−1〜101−3はその判断結果が
「使用可能」であれば図6、図7に示すように処理を実
行する。基本的には同様な手順でリソースの実行権を管
理する。
【0037】ところで、図3に示すように各リソース1
02−2〜102−5は1台しかない。このためシステ
ム制御部102−1ではアプリ101−1〜101−3
毎の仮想リソースの使用要求が競合した場合、実際のリ
ソース使用権を渡すために排他的制御又は時分割制御を
行う必要がある。なお、排他的制御を行うか又は時分割
制御を行うかは、リソースの種類やユーザ設定により決
定される。
【0038】図6、図7について簡単に説明すると、破
線で囲まれたリソースは仮想リソースであり、実行権
(操作部の場合に表示権)がとられていない状態であ
る。実線で囲まれたリソースは実行権がとられた状態で
ある。また、図6はコピーアプリ101−1とプリンタ
アプリ101−2のインタリーブ動作を示し、コピーア
プリ101−1は「操作部」、「画像形成装置」及び
「画像読み取り装置」の全てのリソースの実行権を取っ
て実行中である。
【0039】このときプリンタアプリ101−2から
「画像形成装置」のリソースの使用要求のみが発生した
場合、ユーザ設定により予め「インタリーブモード可
能」が設定されているときには、システム制御部102
−1は「画像形成装置」のリソースを時分割で割り付け
る。この時分割割り付け制御により、リソースの実行権
が複数のアプリ間で動的に変化する。このため「画像形
成装置」の出力は、コピーアプリ101−1の出力とプ
リンタアプリ101−2の出力が混在することになる。
したがって、「画像形成装置」が停止しないので、両者
のアプリ101−1、101−2の待ち時間を最小限に
することができる。
【0040】図7はFAXアプリ101−3が「操作
部」の表示権を有し、また、プリンタアプリ101−2
とFAXアプリ101−3が印刷の並列動作しているこ
とを示している。すなわちFAXアプリ101−3が送
信モード等において「操作部」と「画像読み取り装置」
のリソースのみを使用し、プリンタアプリ101−2が
プリンタ出力モード等において「画像形成装置」のみを
使用している。このためプリンタアプリ101−2とF
AXアプリ101−3が同時にリソースを使用要求して
も、リソースの使用要求が競合しないので、排他的制御
又は時分割制御を行う必要がなく、また、両者のアプリ
101−2、101−3のリソース使用要求を受け入れ
ることができ、したがって、アプリ101−2、101
−3の動作を同時に行うことができる。
【0041】次に図8、図9を参照してシステム制御部
102−1と他のユニットやアプリ101−1〜101
−3との通信と、システム制御部102−1とキーカー
ド装置との通信について説明する。ここで、通信のハン
ドシェークとしては、シリアル通信、パラレル通信など
が知られているが、ここで、シリアル通信を例にして説
明する。また、シリアル通信として例えば 伝送速度:9600ビット/s 同期方式:調歩同期式(非同期) データ長:8ビット スタートビット:1ビット ストップビット:1ビット パリティビット:奇数 とする。
【0042】また、送受信は各フレーム単位で行い、通
信上の誤り回復方法として受信局はフレームを受信した
場合にACK(肯定:Acknowledge)信号又はNAK
(否定:Non-Acknowledge)信号を送信局に通知する。
送信局はACK信号を受信すると相手局がフレームを正
常に受信したことを認識し、他方、NAK信号を受信し
た場合には回線上のエラー(例えばパリティエラー、フ
レームエラーなど)が発生したものとしてフレームを再
送する。また、フレーム送信後、所定時間(例えば30
0ms)が経過してもACK信号もNAK信号も受信し
ない場合(タイムアウトエラーが発生した場合)にも、
相手局が無応答と判断してフレームを再送する。
【0043】また、フレームデータとしてASCII文
字列(H’20〜H’FF)を用い、更にACK、NA
K等の制御データとしてH’00〜H’1Fが割り当て
られている。具体的にはACK=H’04、NAK=
H’05が割り当てられている。また、図9におけるコ
ード「BFL」は、相手局の受信バッファが一杯になっ
たことを通知するための制御コード(具体的にはBFL
=H’03)である。
【0044】図1に示すカード12は、使用者を識別す
るためのIDコードが記録された磁気ストライプ付きカ
ードである。コピー枚数等の管理情報はキーカード装置
内の不図示のRAMに記憶される。キーカード読み取り
部(カードリーダ)13は下側読み取りヘッド、上側読
み取りヘッド、カード挿入口などを有し、カード12の
磁気ストライプに記憶されている磁気情報を読み取って
その読み取りデータを装置10内の制御部に出力する。
表示部11はこの制御部の制御に基づいて部門番号やコ
ピー枚数などを表示する。制御部はCPU、プログラム
ROM、RAMなどを有し、この装置10の制御とコピ
ー枚数及び設定の記憶などを行う。また、スイッチとし
て操作者がこの装置10に対して各種設定を行うために
管理スイッチ、リコールキーなどが設けられ、また、複
写機1、不図示のプリンタや外部設定装置、PCとの間
でデータをやり取りするためにI/F部が設けられてい
る。
【0045】カード12は一例として、JIS IとJ
IS II(JIS−X−6301により定められている
I型、II型の磁気カード)の2種類が使用され、そのス
トライプにはJIS−X−6301により定められてい
る規格に従ってトラック位置、記録密度、記録方式(周
波数変調方式)、記録角度のデータが記録されている。
ここで、JIS IカードとJIS IIカードは読み取
り方向に対して磁気面が正反対であり、例えばカード1
2を図1において右側のカード挿入口11−3から左に
移動させると、JIS Iカードの磁気面は下面であ
り、JIS IIカードの磁気面は上面である。したがっ
て、JIS Iカードは下側読み取りヘッドにより読み
取られ、他方、JIS IIカードは上側読み取りヘッド
により読み取られる。
【0046】そして、管理者によりこのカード12の種
類(JIS I/II)が最初に管理装置10に対して登
録され、次いで磁気カード12に記録されるそのカード
特有の識別コード範囲と、識別コードと利用者コードが
登録される。JIS II規格の磁気カードを社員証とし
て発行する場合を例にすると、同一規格のカードと識別
するためにその会社独自の識別コードが登録される。こ
こで、JIS II規格のフォーマットは次の通りであ
る。
【0047】始め符号: 1キャラクタ データ:最大69キャラクタ 終わり符号: 1キャラクタ LRC符号: 1キャラクタ 合計: 最大72キャラクタ したがって、JIS II規格の磁気カードを社員証とし
て作成する場合にはデータ量は最大69キャラクタであ
るので、この範囲内でその会社独自の識別コードや社員
番号等を配置する。また、そのデータ位置は会社に依っ
て異なるので会社独自の識別コードや社員番号等をその
所定位置に配置する。
【0048】一例として社員証が以下のように定められ
ている場合、 1: 始まり符号 2〜5: スペース 6〜10: 会社独自の識別コード”RICOH” 11〜16:社員番号 17〜22:発行年月日 YYMMDD 23: 性別 0:男性、1:女性 24〜37:氏名 38〜70:スペース 71: 終わり符号 72: LRC符号 73〜: スペース 管理者は管理装置10に対して以下のように設定する。
【0049】識別コードは6〜10バイト目であるこ
とを設定する。
【0050】識別コードが”RICOH”であること
を設定する。
【0051】社員番号が11〜16バイト目であるこ
とを設定する。
【0052】この情報は制御部内のRAM内に記憶さ
れ、RAMのクリア作業が行われるまで有効である。ま
た、上記設定は管理者や、メンテナンス担当者しか行う
ことができないように、管理スイッチや暗号入力により
設定モードに移行した後にスイッチと表示部11を介し
て行う。
【0053】複写機1と装置10は、電源ケーブルとイ
ンタフェースケーブルを有するケーブル14を介して接
続され、装置10は電源ケーブルを介して複写機1から
電源を供給されるが、別の電源(ACアダプタ)により
動作することもできる。これは後述するが、夜間のよう
に複写機1の電源がOFFの時にパーソナルコンピュー
タ(PC)が装置10からコピー枚数を集計するためで
ある。インタフェースケーブルは複写機1と装置10と
の間でデータをやり取りするために使用される。
【0054】複写機1を用いてコピーを行うユーザがカ
ード12を管理装置10の読み取り部13に挿入する
と、カード12の磁気ストライプに記録されている以下
のような識別コードとカード番号、更にはコピー枚数が
読み取られる。
【0055】・識別コード(そのコードがこの管理装置
10用のカードであることを示すコード) ・カード番号(1つの部門が複数のカードを所有する場
合には各カードには同一のカード番号) そして、装置10(詳しくは制御部)は、そのカード1
2の識別コードが予め設定されている識別コードと比較
して一致しない場合には「使用不可」を表示部2に表示
する。他方、一致する場合には後述する「ユーザ状態通
知」を複写機1に送り、また、そのカード番号によりコ
ピーされたトータルコピー枚数を表示したり、又は設定
によっては残りのコピー可能枚数を表示する。ここで、
複写機1は装置10からの「ユーザ状態通知」に基づい
て、コピー可能なときには図示省略されているが操作部
200上のスタートキー207の発光部を緑で点灯し、
他方、コピー不可のときには赤で点灯して操作部におい
てカード12を装置10に挿入するように表示を行う。
【0056】ここで、各アプリケーション毎の使用許可
の設定等については、装置10のスイッチや外部のPC
を介して各ID毎に使用を許可するアプリケーションや
モード、又は使用を禁止するアプリケーションやモード
を設定することができ、この設定情報は図4に示すロギ
ング15に記憶される。そして、装置10はカード12
のIDと後述する「ユーザ状態通知」を複写機1に送る
と、複写機1はこの「ユーザ状態通知」に基づいてアプ
リケーションやモード毎の使用者制限を行う。
【0057】使用者制限としては次のようなものがあ
る。
【0058】・全禁止(全部門禁止):全ての部門のコ
ピーを禁止する。装置10はどのカードCが挿入されて
もコピー許可信号を出力しない。
【0059】・カード番号による禁止(指定部門禁
止):特定の部門のみのコピーを禁止する。装置10は
予め「コピー不可」が設定されている番号のカードが挿
入された時のみコピー許可信号を出力しない。
【0060】・コピー種類による禁止:「全部門」と
「指定部門」のみの設定が可能であり、例えばカラーコ
ピーをデザイン部門に対しては禁止せず、他の部門に対
しては禁止することにより無用なカラーコピーを防止す
る。
【0061】・上限枚数による禁止:複写機1から送ら
れてくるコピーカウント信号の数をコピー種類やコピー
モード毎に記憶して、その枚数が予め設定されている上
限枚数に達するとコピー許可信号を出力しない。「全部
門」と、「指定部門のみ」と「コピー種類毎」の設定が
可能であり、例えば1ヶ月のトータルコピー枚数やカラ
ーコピー枚数を制限する場合に設定する。
【0062】・リピートコピー枚数による禁止:複写機
1からのリピートコピー枚数信号が予め設定されている
上限枚数を越えるとコピー許可信号を出力しない。これ
は所定枚数を超えるリピートコピーの場合に、他の安価
な印刷機を使用させるときなどに使用する。
【0063】装置10はカード12が読み取り部13に
挿入されたときと、複写機1から情報要求(ユーザ状態
通知要求)があったときに以下の情報(ユーザ状態通
知)を1セットで複写機1に送信する。
【0064】・IDコード カード12に記録されているIDコード ・カード挿入状態 カードなし/カードセット ・コピーカウンタ状態 上限が設定されているときのコピー残度数の状態 ・コピー利用者制限 コピー、片面、両面、白黒、シングルカラー、2色カラ
ー、フルカラー、ステープルの使用が禁止に設定されて
いるか否かの情報 ・FAXカウンタ状態 上限が設定されているときのFAX送信の残度数の状態 ・FAX利用者制限 FAXの使用が禁止に設定されているか否かの情報 ・プリンタカウンタ状態 上限が設定されているときのプリンタの残度数の状態 ・プリンタ利用者制限 プリンタの使用が禁止に設定されているか否かの情報 複写機1は装置10から上記の「ユーザ状態通知」に基
づいて、アプリ101−1〜101−3の切り替えを禁
止/許可したり、操作部200に警告を表示するための
判断を行う。また複写機1は当該アプリ101−1〜1
01−3による作業が終了するまで上記の「ユーザ状態
通知」を記憶しており、作業中にカード12が装置10
から抜かれても作業を停止しない(但し、上限設定時を
除く)。
【0065】すなわち、第1の従来例では、上記の「ユ
ーザ状態通知」が装置10から複写機1に送られなかっ
たので、作業中にカード12が装置10から抜かれると
複写機1が作業を停止する必要があった。また、次のカ
ード12が挿入されてIDが異なると次のジョブを予約
することができなかった。本発明では、作業中にカード
12が装置10から抜かれても作業を停止せず、次のジ
ョブの予約やアプリ101−1〜101−3の切り替え
等が可能になるので、次のカード12が挿入されてID
が異なっても例えばコピー出力とFAX読み込み等を並
行して行うことができる。
【0066】複写機1は動作中には以下の情報(カウン
ト要求)を1セットで装置10に送信する。
【0067】・IDコード どのIDコードに対してのカウント要求かを示す情報 ・カウント対象 コピー、FAX送信、FAX受信、スキャナ読み込み、
プリント、ステープル、版作成、管理レポートのどれに
対してのカウント要求かを示す情報 ・カウントパラメータ この情報はカウント枚数、種類の情報、カウント対象に
応じて以下のように異なる。
【0068】コピーの場合:枚数、カラーモード、片面
/両面、サイズ、紙種など FAX送信の場合:送信回数、送信料金、送信原稿枚
数、送信時間、回線種別など FAX受信の場合:受信枚数、片面/両面、紙サイズ、
回線種別 プリントの場合:プリント枚数、カラーモード、片面/
両面、紙サイズ、紙種 後処理の場合:ステープル回数 版(印刷機の版)の場合:版作成回数 管理レポートの場合:出力枚数 また、以下の情報も複写機1と装置10の間でやり取り
する。
【0069】・管理装置状態通知 装置10がRAMの初期化中など、カウント情報を受け
付けることができないときにその状態を複写機1に通知
する。
【0070】・LCD表示 予約時や、2つのアプリが同時に動作している場合、現
在メインで動作中のアプリのIDと、装置10に現在挿
入されているカードIDが一致しないときに、複写機1
は装置10に対して、どのIDに関する情報を表示器1
1に表示すればよいか、また表示をオン/オフするコマ
ンドを通知する。
【0071】次に実際の動作を説明する。
【0072】<コピーを行う場合> ・複写機1、装置10の表示部200a、11に「カー
ドをセットして下さい」を表示する。
【0073】・カード12が装置10に挿入されると、
装置10は複写機1に対して「ユーザ状態通知」を送信
する。
【0074】・複写機1はこの「ユーザ状態通知」に基
づいて、使用可能なアプリケーションとモードを判断
し、使用不可能なアプリケーションに切り替えることを
禁止したり、切り替えられたときには「使用不可能」を
表示する。
【0075】・コピーが開始されると複写機1は「カウ
ント要求」を装置10に送信する。後処理を行った場合
にはそのカウント要求も行う。
【0076】・装置10はこの「カウント要求」の中の
ID、カウントパラメータをRAMのカウントエリアに
記憶する。このとき、装置10において管理しない設定
に対して、「カウント要求」が来た場合には無視する。
【0077】・ジョブの途中でカード12が抜かれた場
合には、複写機1はそのジョブ終了後にそのIDコード
を無効にする。ジョブ終了後にカード12が抜かれた場
合には、その時点でそのIDコードを無効にする。
【0078】次に図10を参照してアプリケーションの
切り替え処理と割り込み処理について説明する。図10
は一例として、コピー中にFAX送信を異なるカードで
行う場合を示している。
【0079】(1)先ず、複写機1のアプリケーション
切り替えキー206のコピーボタンが押下されると、複
写機1はコピーアプリに切り替わり、また、複写機1は
「カードをセットして下さい(コピー)」を表示する。
装置10は「カードをセットして下さい」を表示してい
る。
【0080】(2)次いで例えばIDコード=001の
カード12が装置10にセットされると、装置10は複
写機1に対してIDコード=001の「ユーザ状態通
知」を送信し、また、IDコード=001のカウント値
を表示する。複写機1は「コピーできます」を表示す
る。
【0081】(3)次いで複写機1においてスタートキ
ー207が押下されてコピー開始指示が行われると、複
写機1は原稿を先読みしてプリント状態に移行すると共
に、装置10に対してIDコード=001の「カウント
要求」を送信し、また、「コピー中です」を表示する。
そして、装置10は「カウント要求」が送られてくる毎
にカウントを行い、また、表示カウント数をカウントア
ップする。
【0082】(4)次いでプリント中にアプリケーショ
ン切り替えキー206のFAXボタンが押下されると、
複写機1はプリント状態を継続してFAXアプリに切り
替わり、バックグランドのプリント作業を継続して装置
10に対してIDコード=001の「カウント要求」を
送信し、また、「カードをセットして下さい(FA
X)」を表示する。装置10はなにも表示しない。この
場合、もしアプリ切り替えの前にIDコード=001の
カード12が抜かれても複写機1はプリント状態を継続
し、また、もしプリントが中断されてFAXアプリに切
り替わる前にIDコード=001のカード12が抜かれ
るとIDコード=001を無効化する。
【0083】(5)次いでIDコード=001のカード
12が抜かれると複写機1と装置10は上記(4)と同
様な処理を行う。
【0084】(6)次いで例えばIDコード=002の
カード12が装置10にセットされると、装置10は複
写機1に対してIDコード=002の「ユーザ状態通
知」を送信し、また、IDコード=002のカウント値
を表示する。複写機1は「FAXできます」を表示す
る。
【0085】(7)次いで複写機1においてスタートキ
ー207が押下されてFAXの原稿読み取り開始指示が
行われると、複写機1は原稿を読み取って送信を開始
し、このとき「読み取り中です」、「送信中です」を表
示する。装置10はIDコード=002のカウント値を
表示している。このとき、FAX操作中にバックグラン
ドのプリント作業が終了した場合にIDコード=001
を無効化する。
【0086】(8)次いで複写機1においてFAX送信
が完了すると複写機1はIDコード=002の「カウン
ト要求」を送信すると共に、「FAXできます」を表示
する。装置10はIDコード=002のカウント値を表
示している。このとき、カード12が抜かれていても、
IDコード=002のカウントを行う。
【0087】(9)次いで複写機1はアプリケーション
切り替えキー206のコピーボタンが押下されると、プ
リント継続中の場合には「コピー中です」を表示し、次
のジョブが予約可能な場合には「カードをセットして下
さい(コピー)」を表示する。装置10はIDコード=
001の「カウント要求」が送られてくる毎にカウント
を行い、また、IDコード=002のカード12がセッ
トされていてもIDコード=001の表示カウント枚数
をその「カウント要求」が送られてくる毎にカウントア
ップする。また、複写機1においてコピージョブのプリ
ントが完了すると、複写機1と装置10は共に「カード
をセットして下さい」を表示する。
【0088】次にカード12の代わりに暗証コードを複
写機1のテンキー205を介して入力する第2の実施形
態について説明する。なお、装置10のハードウエア構
成は、読み取り部13が設けられていないことを除き、
第1の実施形態と同一である。
【0089】(1)先ず、複写機1のアプリケーション
切り替えキー206のコピーボタンが押下されると、複
写機1は「暗証コードを入力して下さい」を表示する。
このとき装置10は何も表示しない。
【0090】(2)次いで複写機1は例えば暗証コード
=001がテンキー205を介して入力すると、装置1
0に対して暗証コード=001の「ユーザ状態通知要
求」を送信する。
【0091】(3)次いで装置10は暗証コード=00
1の「ユーザ状態通知」を送信し、また、何も表示しな
い。
【0092】(4)次いで複写機1は暗証コード=00
1が現在のアプリに対して何も制限がない場合には「コ
ピーできます」を表示し、制限がある場合には「暗証コ
ードを入力して下さい」又は「選択した機能は使用でき
ません」を表示する。装置10は暗証コード=001の
カウント値を表示する。
【0093】(5)次いで複写機1はスタートキー20
7が押下されてコピーを開始すると、装置10に対して
IDコード=001の「カウント要求」を送信し、ま
た、「コピー中です」を表示する。装置10は「カウン
ト要求」が送られてくる毎にIDコード=001のカウ
ントを行い、また、表示カウント数をカウントアップす
る。
【0094】(6)次いで複写機1はジョブが終了する
と「コピーできます」を表示する。
【0095】(7)次いで複写機1はモードクリアキー
が押下されるとIDコード=001のを無効化して「暗
証コードを入力して下さい」を表示する。このとき装置
10は何も表示しない。
【0096】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、管理装置がIDコードとその使用制限情報を画像
形成装置に送信するので、画像形成装置側でIDコード
とそのIDコードに対応する使用制限情報を取得するこ
とができ、これにより、画像形成装置側で取得した情報
に基づいた制御が可能になる。
【0097】請求項2記載の発明によれば、画像形成装
置が入力IDコードとその使用制限情報の要求を管理装
置に送信するので、管理装置側で画像形成装置が要求す
る情報を取得することができ、取得した情報に対応した
制御が可能になる。
【0098】請求項3記載の発明によれば、管理装置
は、画像形成装置側からの要求に対して指定されたID
コードの使用制限情報を画像形成装置に伝達するので、
画像形成装置側では、管理装置側から取得した情報に応
じた制御が可能になる。
【0099】請求項4記載の発明によれば、画像形成装
置は管理装置から受信したIDコードとその使用制限情
報を現在動作中のジョブが終了するまで保持するので、
ユーザはジョブ途中で記録媒体を管理装置から抜くこと
ができ、これによりユーザの使い勝手を向上させること
ができる。
【0100】請求項5記載の発明によれば、画像形成装
置はモードクリアキーが押下された場合にIDコードを
無効化するので、IDコードが他人に使われることを防
止することができる。
【0101】請求項6記載の発明によれば、画像形成装
置は、あるアプリケーションのジョブの継続中における
他のアプリケーションへの切り替えを許容するので、ジ
ョブ途中でアプリケーションを切り替えたり、異なるI
Dコードでジョブの予約やマルチタスクを実現すること
ができる。
【0102】請求項7記載の発明によれば、管理装置
は、あるアプリケーションのジョブの継続中に記録媒体
が除去され、新規な記録媒体がセットされた場合にその
カードを受け付けてIDコードとその使用制限情報を画
像形成装置に送信するので、ユーザはジョブ途中で記録
媒体を管理装置から抜くことができ、また、ジョブ途中
でアプリケーションを切り替えたり、異なるIDコード
でジョブの予約やマルチタスクを実現することができ
る。
【0103】請求項8記載の発明によれば、管理装置は
新規な記録媒体の使用状況を記憶するので、ユーザはジ
ョブ途中で記録媒体を管理装置から抜くことができ、ま
た、ジョブ途中でアプリケーションを切り替えたり、異
なるIDコードでジョブの予約やマルチタスクを実現す
ることができる。
【0104】請求項9記載の発明によれば、管理装置は
画像形成装置の指示にしたがって表示を行うので、表示
がIDコードと使用制限情報に関するものではなく、ジ
ョブ実行中の記録媒体の情報に関するものとなり、ユー
ザの使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置管理システムの一実
施形態を示す構成図である。
【図2】図1の複写機の操作部を示す構成図である。
【図3】図1の複写機のソフトウエア構造を示す説明図
である。
【図4】図1の画像形成装置管理システムのハードウエ
ア構成を示すブロック図である。
【図5】アプリケーション層とシステム制御層の関係を
示す説明図である。
【図6】コピーアプリケーションとプリンタアプリケー
ションのインタリーブ動作を示す説明図である。
【図7】FAXアプリケーションとプリンタアプリケー
ションの並列動作を示す説明図である。
【図8】送信状態遷移を示す説明図である。
【図9】受信状態遷移を示す説明図である。
【図10】図1の画像形成装置管理システムの動作を示
す説明図である。
【図11】第2の実施形態の画像形成装置管理システム
の動作を示す説明図である。
【符号の説明】 1 複写機 10 管理装置 12 カード 205 テンキー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の利用者又は利用部門のI
    Dコードが記録された記録媒体が管理装置にセットされ
    た場合に、前記管理装置が前記IDコード毎に前記画像
    形成装置の使用状況を管理する画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 前記管理装置は、前記IDコードとその使用制限情報を
    前記画像形成装置に送信することを特徴とする画像形成
    装置管理システム。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、入力IDコードと
    その使用制限情報の要求を前記管理装置に送信すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記要求を受信した前記管理装置は、指
    定されたIDコードの使用制限情報を前記画像形成装置
    に伝達することを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置管理システム。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置は、前記管理装置から
    受信した前記IDコードとその使用制限情報を現在動作
    中のジョブが終了するまで保持することを特徴とする請
    求項1または3記載の画像形成装置管理システム。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置は、モードクリアキー
    が押下された場合に前記IDコードを無効化することを
    特徴とする請求項4記載の画像形成装置管理システム。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置は、あるアプリケーシ
    ョンのジョブの継続中における他のアプリケーションへ
    の切り替えを許容することを特徴とする請求項1、2、
    4及び5のいずれか1項に記載の画像形成装置管理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記管理装置は、あるアプリケーション
    のジョブの継続中に記録媒体が除去され、新規な記録媒
    体がセットされた場合にそのカードを受け付けてIDコ
    ードとその使用制限情報を前記画像形成装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1または3に記載の画像形成装
    置管理システム。
  8. 【請求項8】 前記管理装置は、前記新規な記録媒体の
    使用状況を記憶することを特徴とする請求項7記載の画
    像形成装置管理システム。
  9. 【請求項9】 前記管理装置は、前記画像形成装置の指
    示にしたがって表示を行うことを特徴とする請求項1、
    2、3、7及び8のいずれか1項に記載の画像形成装置
    管理システム。
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