JPH11311927A - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

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JPH11311927A
JPH11311927A JP10118244A JP11824498A JPH11311927A JP H11311927 A JPH11311927 A JP H11311927A JP 10118244 A JP10118244 A JP 10118244A JP 11824498 A JP11824498 A JP 11824498A JP H11311927 A JPH11311927 A JP H11311927A
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JP
Japan
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key card
identification code
card
key
user
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JP10118244A
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English (en)
Inventor
Toshiki Yamashita
敏樹 山下
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カード装置にセットされたキーカードの適否を
判定して他人のキーカードの不正使用や誤使用を防止す
る。 【解決手段】デジタル複写機1を使用するために、キー
カード装置3にキーカード30がセットされると、複写
機本体2のキーカード判別部207はセットされたキー
カード固有のカード識別コードによりコード情報登録部
208に登録されているカード識別コードを検索し、セ
ットされたキーカード30のカード識別コードがコード
情報登録部208に登録されているときは複写機本体2
を使用許可状態にし、セットされたキーカード30のカ
ード識別コードがコード情報登録部208に登録されて
いないときは、複写機本体2を使用不許可状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コピー機能とフ
ァクシミリ機能とプリンタ機能などの複数のアプリケー
ション機能を有するデジタル複写機、特にファクシミリ
やプリンタ等の利用者制限に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コピー機能やファクシミリ機能,プリン
タ機能など各種アプリケーション機能を有するデジタル
複写機において、利用者の利便性を向上させ作業効率を
図るために、各種アプリケーション機能を選択するキー
カードとカード装置を用いて利用者を制限し、装置の使
用状況を管理して装置の管理効率を向上させ、さらに、
装置の使用状況に応じて装置の使用制限状態に移行させ
る装置が例えば特開平6−22066号公報に示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにキーカー
ドなどにより利用者の使用アプリケーション機能を制限
している装置で、他人のキーカードをコピーして使用し
ても正常なキーカードかコピーしたキーカードかを判別
することができず、他人のキーカードの不正使用や誤使
用が生じたりするおそれがある。
【0004】この発明はかかる短所を改善し、カード装
置にセットされたキーカードの適否を判定して他人のキ
ーカードの不正使用や誤使用を防止するとともに、キー
カードの使用者に適した言語表示や操作モードを自動的
に表示して操作性を向上することができるデジタル複写
機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデジタル
複写機は、コピー機能とファクシミリ機能とプリンター
機能などの複数のアプリケーション機能を有し、ユーザ
又は部門等毎のコピー枚数とプリント枚数とファクシミ
リ通信料金などの使用状況をキーカード装置で個別に管
理するデジタル複写機において、上記キーカード装置に
使用するキーカード固有の識別コードをあらかじめ登録
しておき、キーカードがキーカード装置にセットされた
ときにキーカード固有の識別コードが登録されているか
否を判断して使用の適否を判定することを特徴とする。
【0006】この発明に係る第2のデジタル複写機は、
コピー機能とファクシミリ機能とプリンター機能などの
複数のアプリケーション機能を有し、ユーザ又は部門等
毎のコピー枚数とプリント枚数とファクシミリ通信料金
などの使用状況をキーカード装置で個別に管理するデジ
タル複写機において、上記キーカード装置に使用するキ
ーカード固有の識別コードと使用者の識別コードに対応
した表示言語をあらかじめ登録しておき、キーカードが
キーカード装置にセットされたときにキーカード固有の
識別コードが登録されているか否を判断して使用の適否
を判定し、使用許可と判定したときに使用者の識別コー
ドに対応した表示言語を表示することを特徴とする。
【0007】この発明に係る第3のデジタル複写機は、
コピー機能とファクシミリ機能とプリンター機能などの
複数のアプリケーション機能を有し、ユーザ又は部門等
毎のコピー枚数とプリント枚数とファクシミリ通信料金
などの使用状況をキーカード装置で個別に管理するデジ
タル複写機において、上記キーカード装置に使用するキ
ーカード固有の識別コードと使用者の識別コードに対応
した操作モードをあらかじめ登録しておき、キーカード
がキーカード装置にセットされたときにキーカード固有
の識別コードが登録されているか否を判断して使用の適
否を判定し、使用許可と判定したときに使用者の識別コ
ードに対応した操作モードを読み出して表示することを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明のデジタル複写機は複写
機本体とキーカード装置を有する。複写機本体はキーカ
ード装置にセットされたキーカードによりコピー機能と
ファクシミリ機能とプリンタ機能などの複数のアプリケ
ーション機能と、ユーザ毎のコピー枚数とプリント枚数
とファクシミリ通信料金などの使用状況を個別に管理す
るものであり、キーカード判別部と不揮発性メモリのコ
ード情報登録部を有する。デジタル複写機で使用するキ
ーカードには使用者を識別するための各使用者固有の識
別コード(以下、使用者識別コードという)とキーカー
ド固有の識別コード(以下、カード識別コードという)
が記録してある。コード情報登録部にはあらかじめ使用
を許可するキーカードのカード識別コードが登録されて
いる。
【0009】このデジタル複写機を使用するために、キ
ーカード装置にキーカードがセットされると、キーカー
ド装置はセットされたキーカードのカード識別コードを
読み取り複写機本体に送る。複写機本体のキーカード判
別部は送られたカード識別コードによりコード情報登録
部に登録されているカード識別コードを検索し、セット
されたキーカードのカード識別コードがコード情報登録
部に登録されているときは複写機本体を使用許可状態に
し、セットされたキーカードのカード識別コードがコー
ド情報登録部に登録されていないときは、複写機本体を
使用不許可状態にする。このようにしてカード識別コー
ドをあらかじめ登録したキーカードだけを使用できるよ
うにしてコピーしたキーカード等による不正使用を防止
する。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のデジタル複写機
の外観図である。図に示すように、デジタル複写機1は
複写機本体2とキーカード30を読み取るキーカード装
置3が接続されている。複写機本体2は画像読取装置で
画像を読み取り電気信号に変換し、この電気信号を画像
形成装置に送り、画像形成装置は送られた電気信号によ
る画像イメージを電子写真方式や感熱方式,熱転写方
式,インクジェット方式等の手段により普通紙や感熱紙
等に印刷する。また、読み取った電気信号を様々に変化
して伝達する手段を有し、複写機以外のファクシミリや
プリンタに使用するとともにスキャナやファイルシステ
ム等にも使用できる。これらの拡張機能をアプリケーシ
ョンと表現する。
【0011】複写機本体2の操作部4には、図2に示す
ように、アプリケーション切替キー41と初期設定キー
42とファクシミリ用の短縮キー群43とプログラム登
録/呼出しキー44とテンキー45と割込キー46及び
表示部47等を有する。アプリケーション切替キー41
はコピーとファクシミリとプリンタ等の各アプリケーシ
ョンへの切り替えに使用するものであり、押下されたキ
ーに相当するアプリケーションへ操作部4の表示権を譲
渡する。したがって例えばファクシミリ機能が搭載され
ていない装置の場合は、ファクシミリキーの押下を無視
するかファクシミリキーを操作部4上にアサインしない
ようにする。表示部47は設定状態や警告等を表示す
る。この操作部4の裏側にはスピーカーが取り付けられ
ており、キー押下時や警告音を鳴らす。
【0012】複写機本体2の制御システムは、図3に示
すように、アプリケーション層100とシステム制御層
200及びデバイス制御層300から構成されている。
システム制御層200は、マルチタスク型のシステムを
構成するため、操作部コントローラ201と画像形成装
置コントローラ202と画像読取装置コントローラ20
3及び周辺機コントローラ204の機能単位をリソース
として扱い、システムコントローラ205が個々のリソ
ースを各アプリケーションで共有するための管理を行
う。デバイス制御層300は入出力制御部301を有
し、システム制御層200からのコマンドと制御信号等
の論理的指示から、実際に装置を動かすためにクラッチ
やセンサーとモーター等を駆動する入出力制御を行って
いる。アプリケーション層100は、拡張機能としてコ
ピーアプリケーション101とプリンタアプリケーショ
ン102とファクシミリアプリケーション103及びそ
の他のアプリケーション104がシステム制御層200
から供給される機能により共存可能になるようにしてい
る。
【0013】複写機本体2のハード構成は、図4に示す
ように、コピーアプリケーション101とプリンタアプ
リケーション102及びファクシミリアプリケーション
103毎にCPU111とページメモリ112を有す
る。システム制御層200とデバイス制御層300は1
つのCPU206で制御している。システム制御層20
0にはキーカード判別部207と不揮発性メモリからな
るコード情報登録部208を有する。各アプリケーショ
ン101〜103は画像形成信号バス208と操作部制
御バス209及び制御信号線210でシステム制御層2
00に接続されている。ここで各アプリケーションとシ
ステムコントローラ及び各リソースにCPUをもたせ、
システム制御コントローラから各コントローラへのコマ
ンドを制御信号線で伝達するようにしても良い。また、
図4には操作部4の制御を行うための操作部制御バス2
09を設けているが、制御信号線210によるコマンド
のやりとりで行うようにしても良い。
【0014】システム制御層200では、図5に示すよ
うに、アプリケーション層100からみた場合、各アプ
リケーション101〜103の個別に仮想リソースが存
在するような機能を提供する。この機能によってアプリ
ケーション層100では特にシステム状態を管理する必
要がなく、システム制御層200で全てのアプリケーシ
ョン101〜103を同一条件で管理することが可能と
なる。すなわち各アプリケーション101〜103は使
用したいリソースが発生した時点でシステム制御層20
0に使用要求を送る。システム制御層200ではその時
点でリソース使用状況から判断して要求元アプリケーシ
ョンに結果を送る。要求元アプリケーションでは結果に
より実行可能か否を判断し、可能であれば実行する。基
本的には同等の手順で実行権管理を行う。
【0015】図3に示した制御システムの構成では各リ
ソースは1つづつしかないため、システム制御層200
ではアプリケーション101〜103毎の仮想リソース
の使用要求が競合した場合、実際のリソース使用権を渡
すために排他制御または時分割割付を行う必要がある。
排他制御か時分割割付を行うかはリソースの種類とユー
ザ設定により異なってくる。すなわち、図6に示すよう
に、コピーアプリケーション101とプリンタアプリケ
ーション102のインターリーブ動作においては、コピ
ーアプリケーション101で操作部と画像形成装置及び
画像読取装置の全ての仮想リソースの実行権をとって実
行中であるとき、プリンタアプリケーション102から
画像形成装置の仮想リソースの使用要求のみがくると、
ユーザ設定でインターリーブモード可能に設定されてい
ると、システム制御層200は画像形成装置の仮想リソ
ースを時分割割付制御する。時分割割付制御は仮想リソ
ースの実行権を複数アプリケーション間で動的に変更す
る。この結果、画像形成装置からの出力は、コピーアプ
リケーション出力とプリンタアプリケーション出力が混
在されて出力される。この間、画像形成装置を停止する
ことなく変更可能とすることにより両者の待ち時間を最
小限に押さえることができる。
【0016】また、図7に示すように、ファクシミリア
プリケーション103が操作部4の表示権を有し、プリ
ンタアプリケーション102とファクシミリアプリケー
ション103の動作を並列に行う場合、ファクシミリア
プリケーション103は例えばファクシミリの送信モー
ド等で操作部と画像読取装置の仮想リソースのみを使用
し、プリンタアプリケーション102はプリンタ出力な
どの画像形成装置の仮想リソースのみが必要になる。こ
のためプリンタアプリケーション102とファクシミリ
アプリケーション103が同時にリソース要求してきて
も、リソースの競合が発生しないため、排他または時分
割割り付けする必要なく両アプリケーションの要求を受
け入れることが可能である。したがってプリンタアプリ
ケーション102とファクシミリアプリケーション10
3の動作を全く同時に行うことができる。
【0017】キーカード30は使用者を識別するための
各使用者固有の識別コード(以下、使用者識別コードと
いう)を記録している磁気ストライフ付きカードであ
る。このキーカード30にはキーカード固有の識別コー
ド(以下、カード識別コードという)が記録してある。
キーカード装置3は、図1に示すように、カード読取部
31とカード表示部32を有する。カード読取部31は
キーカード30の両面を読み取ることができる差込式カ
ードリーダを有し、挿入したキーカード30の磁気情報
を読み取る。カード表示部32は読み込んだ使用者識別
コードやその他の情報及び各種メッセージを表示する。
このキーカード装置3の制御部には、図4に示すよう
に、CPU33とロギング用メモリ34を有し、制御信
号線35によって複写機本体2に接続され、セットされ
たキーカード30から読みとったカード識別コードと使
用者識別コードと設定された各アプリケーションの使用
権を制御信号線35を通して複写機本体2に送信する。
ここで各アプリケーション毎の使用権はキーカード装置
3に設けられた図示しないキーボードやキーカード装置
3に接続されたパソコン等を用いて各使用者識別コード
毎に使用を許可するアプリケーションやモードあるいは
使用を禁止するアプリケーションやモードを設定するこ
とができ、これらの情報はロギング用メモリ34の一部
に記憶される。そしてキーカード30がセットされる
と、キーカード30に記憶されたIDコードをもとに該
当する使用権の設定を取り出し、使用者識別コードとと
もに複写機本体2へ通知する。複写機本体2はこの情報
によりアプリケーションやモード毎の使用者制限をす
る。また、複写機本体2のコード情報登録部208には
使用を許可するキーカード30のカード識別コードがあ
らかじめ登録され、キーカード判別部207はキーカー
ド30がセットされてカード識別コードが送信されたと
きに、送信されたカード識別コードとコード情報登録部
208に登録されたカード識別コードを比較して使用の
適否を判定する。一方、複写機本体2は各使用者識別コ
ード毎のコピー枚数やプリンタ出力枚数,ファクシミリ
送信料金など各種ロギング情報をキーカード装置3に送
信し、キーカード装置3はこれをロギング用メモリ34
に記憶する。ロギング用メモリ34に記憶したロギング
データは使用者毎の使用状況管理や課金情報として利用
される。なお、各使用者識別コード毎の使用権設定やロ
ギングデータの記憶等を複写機本体2側で行って各情報
を保持するようにしても良い。
【0018】複写機本体2の各ユニットやアプリケーシ
ョンとの通信及び複写機本体2とキーカード装置3との
通信のハンドシェークにはシリアル通信やパラレル送信
などが考えられる。ここでシリアル通信を例に説明す
る。
【0019】シリアル通信のプロトコルとして、例えば
伝送速度は9600bit/s、同期方式は調歩同期式
(非同期)、データ長=8bit、スタートビット=1
ビット、ストップビット=1ビット、パリティビット=
奇数を規定している。送受信は、図8の送信状態遷移図
と図9の受信状態遷移図に示すように、各フレーム単位
で行い、通信上の誤りの回復手段として受信局はフレー
ムを受信した場合、ACK又はNAKのどちらかを送信
局に通知する。送信局はACKを受信することにより相
手がフレームを正常に受信したことを認識する。一方、
NAKを受信した場合は、例えばパリティエラー、フレ
ーミングエラーなど回線上のエラーが発生したものと
し、送信フレームを再び送り直す。一定時間、例えば3
00ms経過してもACK又はNAKを受信できなくタ
イムアウトエラーが発生した場合も相手局が無応答と判
断し再送を行う。再送を数回例えば4回行ってもACK
を受信できない場合、相手局を異常と判断する。なお、
データのフレームは例えばASCII文字列を用い、さ
らにACKやNAK等の制御用データはH‘00から
H’1Fまでの領域に割り当ててある。具体的にはAC
K=H‘04、NAK=H’05で定義している。な
お、図8,図9において、BFLは相手局が受信バッフ
ァーが一杯になった状態を通知する為の制御コード、具
体的にはBFL=H‘03である。
【0020】上記のように構成されたデジタル複写機1
でコード情報登録部208に使用を許可するキーカード
30のカード識別コードを登録するときの動作を、図1
0のフローチャートを参照して説明する。操作部4を操
作してのカード識別コードの登録モードを選択すると、
複写機本体2のシステム制御層200とデバイス制御層
300を制御するCPU206は、図11に示すよう
に、カード識別コードの登録画面471を表示する(ス
テップS1,S2)。このカード識別コードの登録画面
471はある特別な操作手順によらない限り表示されな
いようになっており、その部門のスーパユーザ若しくは
サービスマンにのみ提供する等セキュリティーを持つも
のとする。この状態でキーカード装置3にキーカード3
0がセットされ、登録画面471の「登録する」が選択
されると、CPU206はセットされたキーカード30
のカード識別コードを読み込みコード情報登録部208
に登録する(ステップS3,S4)。また、登録画面4
71の「登録しない」が選択されると、CPU206は
セットされたキーカード30のカード識別コードを読み
込み、読み込んだカード識別コードがコード情報登録部
208にすでに登録されているときは、そのカード識別
コードを削除(ステップS3,S5)。このようにし
て、使用を許可するキーカード30のカード識別コード
を登録することができる。
【0021】次に、キーカード装置3にセットされたキ
ーカード30の適否を判別するときの動作を図12のフ
ローチャートを参照して説明する。キーカード装置3に
キーカード30がセットされると、キーカード装置3は
キーカード30のカード識別コードを読み取り複写機本
体2に送る(ステップS11,S12)。複写機本体2
のキーカード判別部207は送られたカード識別コード
によりコード情報登録部208に登録されているカード
識別コードを検索し(ステップS13)、送られたカー
ド識別コードがコード情報登録部208に登録されてい
るときは複写機本体2を使用許可状態にして操作部4の
表示部47に使用可能である旨を表示する(ステップS
14,S15)。また、送られたカード識別コードがコ
ード情報登録部208に登録されていないとき、複写機
本体2を使用不許可状態にして操作部4の表示部47に
使用不許可を表示する(ステップS14,S16)。こ
のようにして、カード識別コードをあらかじめ登録した
キーカード30だけを使用することができ、コピーした
キーカード等による不正使用を防止することができる。
【0022】上記実施例はキーカード30の適否を判断
して、不正使用等を防止する場合について説明したが、
キーカード30のカード識別コードをコード情報登録部
208に登録するときに、使用者識別コードと使用者識
別コードに応じた表示言語や操作モード等を登録し、キ
ーカード30の適否を判断して適正なキーカードにより
複写機本体2を使用するときに、使用者識別コードに応
じた使用モード等を自動的に表示するようにしても良
い。
【0023】上記のようにコード情報登録部208にキ
ーカード30のカード識別コードとともに使用者識別コ
ードと使用者識別コードに応じた表示言語や操作モード
を登録するときは、カード識別コードが登録されたキー
カード30をキーカード装置3にセットして複写機本体
2が使用可能な状態になって、操作部4のプログラム登
録/呼出しキー44を操作してユーザ初期設定が選択さ
れると、複写機本体2のシステム制御層200とデバイ
ス制御層300を制御するCPU206は、図13に示
すように、表示部47に表示言語を示すユーザ初期設定
画面472を表示する。このユーザ初期設定画面472
で例えば「日本語」を選択すると、CPU206はキー
カード30の使用者識別コードととともに選択された表
示言語をコード情報登録部208に登録する。また、操
作部4のプログラム登録/呼出しキー44を操作してユ
ーザ初期設定が選択されると、複写機本体2のシステム
制御層200とデバイス制御層300を制御するCPU
206は、図13に示すように、表示部47に表示言語
を示すユーザ初期設定画面472を表示する。このユー
ザ初期設定画面472で例えば「日本語」を選択する
と、CPU206はキーカード30の使用者識別コード
とともに選択された表示言語をコード情報登録部208
に登録する。また、キーカード30のユーザが良く使う
操作モードを登録するときは、カード識別コードが登録
されたキーカード30をキーカード装置3にセットして
複写機本体2が使用可能な状態になった状態で、ユーザ
が操作部4で良く使う操作モードを設定してプログラム
登録/呼出しキー44を操作すると、図14に示すよう
に、CPU206は表示部47にプログラム登録画面4
73を表示する。このプログラム登録画面473で「登
録する」を選択すると、CPU206設定された操作モ
ードをキーカード30の使用者識別コードとともにコー
ド情報登録部208に登録する。
【0024】上記のようにコード情報登録部208にキ
ーカード30のカード識別コードとともに使用者識別コ
ードと使用者識別コードに応じた表示言語や操作モード
を登録してあるときの動作を図15のフローチャートを
参照して説明する。キーカード装置3にキーカード30
がセットされると、キーカード装置3はセットされたキ
ーカード30のカード識別コードを読み取り複写機本体
2に送る(ステップS21,S22)。複写機本体2の
キーカード判別部207は送られたカード識別コードに
よりコード情報登録部208に登録されているカード識
別コードを検索し(ステップS23)、送られたカード
識別コードがコード情報登録部208に登録されている
ときは複写機本体2を使用許可状態にする(ステップS
25)。CPU206は複写機本体2が使用許可状態に
なると、セットされたキーカード30の使用者識別コー
ドによりコード情報登録部208を検索して、使用者識
別コードに応じた表示言語と操作モードを示す初期画面
を操作部4に表示する(ステップS26)。また、カー
ド識別コードがコード情報登録部208に登録されてい
ないときは、複写機本体2を使用不許可状態にして操作
部4の表示部47に使用できないことを表示する(ステ
ップS24,S27)。このようにして表示言語や操作
モードを自動的に表示することにより、操作性を向上さ
せることができる。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、キーカ
ードがキーカード装置にセットされたときにキーカード
固有の識別コードが登録されているか否を判断して使用
の適否を判定するから、コピーしたキーカード等による
不正使用や誤使用を確実に防止することができる。
【0026】また、キーカードがキーカード装置にセッ
トされ使用許可と判定したときに識別コードに対応した
表示言語や操作モードを読み出して自動的に表示するか
ら、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のデジタル複写機の外観図で
ある。
【図2】操作部の正面図である。
【図3】複写機本体の制御システムの構成図である。
【図4】デジタル複写機の制御部の構成を示すブロック
図である。
【図5】各アプリケーションの機能を示す構成図であ
る。
【図6】コピーアプリケーションとプリンタアプリケー
ションのインターリーブ動作を示す構成図である。
【図7】プリンタアプリケーションとファクシミリアプ
リケーションの並列動作を示す構成図である。
【図8】デジタル複写機の送信状態を示す遷移図であ
る。
【図9】デジタル複写機の受信状態を示す遷移図であ
る。
【図10】カード識別コードの登録動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】カード識別コード登録画面を示す表示図であ
る。
【図12】カード識別コードの判定動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】ユーザ初期設定画面を示す表示図である。
【図14】プログラム登録画面を示す表示図である。
【図15】カード識別コードの判定と初期画面の表示動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタル複写機 2 複写機本体 3 キーカード装置 30 キーカード 100 アプリケーション層 101 コピーアプリケーション 102 プリンタアプリケーション 103 ファクシミリアプリケーション 200 システム制御層 201 操作部コントローラ 202 画像形成装置コントローラ 203 画像読取装置コントローラ 206 CPU 207 キーカード判別部 208 コード情報登録部 300 デバイス制御層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/34 G03G 21/00 392

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コピー機能とファクシミリ機能とプリン
    ター機能などの複数のアプリケーション機能を有し、ユ
    ーザ又は部門等毎のコピー枚数とプリント枚数とファク
    シミリ通信料金などの使用状況をキーカード装置で個別
    に管理するデジタル複写機において、 上記キーカード装置に使用するキーカード固有の識別コ
    ードをあらかじめ登録しておき、キーカードがキーカー
    ド装置にセットされたときにキーカード固有の識別コー
    ドが登録されているか否を判断して使用の適否を判定す
    ることを特徴とするデジタル複写機。
  2. 【請求項2】 コピー機能とファクシミリ機能とプリン
    ター機能などの複数のアプリケーション機能を有し、ユ
    ーザ又は部門等毎のコピー枚数とプリント枚数とファク
    シミリ通信料金などの使用状況をキーカード装置で個別
    に管理するデジタル複写機において、 上記キーカード装置に使用するキーカード固有の識別コ
    ードと使用者の識別コードに対応した表示言語をあらか
    じめ登録しておき、キーカードがキーカード装置にセッ
    トされたときにキーカード固有の識別コードが登録され
    ているか否を判断して使用の適否を判定し、使用許可と
    判定したときに使用者の識別コードに対応した表示言語
    を表示することを特徴とするデジタル複写機。
  3. 【請求項3】 コピー機能とファクシミリ機能とプリン
    ター機能などの複数のアプリケーション機能を有し、ユ
    ーザ又は部門等毎のコピー枚数とプリント枚数とファク
    シミリ通信料金などの使用状況をキーカード装置で個別
    に管理するデジタル複写機において、 上記キーカード装置に使用するキーカード固有の識別コ
    ードと使用者の識別コードに対応した操作モードをあら
    かじめ登録しておき、キーカードがキーカード装置にセ
    ットされたときにキーカード固有の識別コードが登録さ
    れているか否を判断して使用の適否を判定し、使用許可
    と判定したときに使用者の識別コードに対応した操作モ
    ードを読み出して表示することを特徴とするデジタル複
    写機。
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