JP4027383B2 - 画像形成システム及びその管理方法 - Google Patents

画像形成システム及びその管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4027383B2
JP4027383B2 JP2005229470A JP2005229470A JP4027383B2 JP 4027383 B2 JP4027383 B2 JP 4027383B2 JP 2005229470 A JP2005229470 A JP 2005229470A JP 2005229470 A JP2005229470 A JP 2005229470A JP 4027383 B2 JP4027383 B2 JP 4027383B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
application
image forming
recording medium
execution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005229470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006056248A (ja
Inventor
靖夫 小数賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005229470A priority Critical patent/JP4027383B2/ja
Publication of JP2006056248A publication Critical patent/JP2006056248A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4027383B2 publication Critical patent/JP4027383B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置の使用状況を記録媒体や暗証コードにより管理する画像形成システム及びの管理方法に関する。
この種の管理システムでは、画像形成装置の使用状況を利用者又は利用部門のIDコード毎に管理するために画像形成装置とホスト側の管理装置が接続される。そして、第1の従来例では、IDコードが記録された例えばカード形状の記録媒体を管理装置にセットすると使用可能となり、また、使用枚数などが管理装置により記録媒体に書き込まれる。
また第2の従来例として、記録媒体の代わりに利用者又は利用部門毎の暗証コードを複写機等のテンキーを介して入力する方法が知られている。この方法によれば、ユーザは記録媒体を持ち運ぶ必要がないので便利であるが、どの暗証コードを有効にするかの情報や、暗証コード毎の使用状況を記憶するには画像形成装置側のメモリだけでは不十分であるので、ID数や記憶情報量が少ないシステムに用いられている。なお、この種の従来例としては、例えば特許文献1ないし3に示されている。
特開平5−241389号公報 特開平10−23189号公報 特開平10−65857号公報
ところで、近年では例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ(FAX)の複合機が多くなり、このような複合機では例えばプリント中にファクシミリ原稿を読み取るなどのマルチタスクが可能である。また、近年のデジタル複写機では、複数部のコピーを行う場合、原稿画像を読み込んでハードディスクなどの記憶装置に格納してプリントを行うものも知られている。この場合、原稿画像の読み込みが終了すれば次のジョブの原稿画像読み込みが可能である。
しかしながら、上記第1の従来例の管理システムでは、記録媒体が管理装置にセットされている場合のみ画像形成装置が使用可能となり、このとき画像形成装置から管理装置に対してカウント枚数が転送され、管理装置がカウント枚数を記録媒体に書き込むので、ユーザが画像形成装置を使用中に異なるアプリケーションに切り替えたり(例えば複写機能からファクシミリへの切り替え)、次のジョブの予約を行うことができないという問題点がある。また、記録媒体が管理装置から抜かれると画像形成装置が停止したりして、IDが異なるユーザが1台の画像形成装置をマルチタスクで利用することもできない。更に、ユーザは自己のジョブが完了するまで記録媒体を抜くことができないので、結局、その場を離れることができないということになる。
また、上記第2の従来例では、ID数や記憶情報量が多いシステムには適用することができない。
本発明の目的は、記録媒体を用いるシステムにおいてユーザの使い勝手を向上させることができるようにすることにある
上記目的を達成するため、第1の手段は、複数のアプリケーションを実行可能な画像形成手段と、前記画像形成手段を利用するためのIDコードが記録された記録媒体から該IDコードを読み取る読取手段とを備える画像形成システムにおいて、
前記読取手段に読み取られた前記IDコードを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記IDコード毎に前記画像形成手段の使用可否を識別する識別手段と、
前記記憶手段に記憶された前記IDコード毎に前記画像形成手段のアプリケーションの使用、またはアプリケーションの実行回数を制限する制限手段と、を有し、
前記読取手段にセットされた第1の記録媒体から読み取られ、前記記憶手段に記憶された第1の記録媒体に対する第1の前記IDコードに対して前記識別手段による識別及び前記制限手段によるアプリケーションの使用制限の結果としてアプリケーションの実行が許可され、該アプリケーションによるジョブを継続しているときに前記第1の記録媒体が抜かれて前記読取手段により第2の記録媒体が読み取られた場合に、第1の前記IDコードに基づいたアプリケーションによるジョブを継続し、該アプリケーションの実行に伴って第1の前記IDコードに対応付けたアプリケーションの実行回数を増加させると共に、第2の前記記録媒体に記録された第2の前記IDコードを受け付けて前記記憶手段に記憶し、該第2の前記IDコードに基づいて前記識別手段及び前記制限手段は実行が指定されたアプリケーションの実行の可否を判断することを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、操作者に対して表示を行う表示部を更に備え、
複数のアプリケーションの実施を切換えるための切換指示手段を有し、
第1の前記IDコードに基づくアプリケーションの実行中に前記切換指示手段により他のアプリケーションの実行を指示された場合、前記表示部に対して表示をすることにより、使用者に対して第2の前記記録媒体の読み取りを促すことを特徴とする。
第3の手段は、第1又は第2の手段において、第2の前記IDコードに基づいたアプリケーションの実行に伴って、第2の前記IDコードに対応付けたアプリケーションの実行回数を増加させることを特徴とする。
第4の手段は、複数のアプリケーションを実行可能な画像形成手段と、前記画像形成手段を利用するためのIDコードが記録された記録媒体から該IDコードを読み取る読取手段とを備える画像形成システムの管理方法において、
前記読取手段に読み取られた前記IDコードを記憶する記憶工程と、
前記記憶工程で記憶された前記IDコード毎に前記画像形成手段の使用可否を識別する識別工程と、
前記記憶工程で記憶された前記IDコード毎に前記画像形成手段のアプリケーションの使用、またはアプリケーションの実行回数を制限する制限工程と、を有し、
前記読取手段にセットされた第1の記録媒体から読み取られ、前記記憶工程で記憶された前記第1の記録媒体に対する第1の前記IDコードに対して前記識別工程における識別及び前記制限工程におけるアプリケーションの使用制限の結果としてアプリケーションの実行が許可され、該アプリケーションによるジョブを継続しているときに前記第1の記録媒体が抜かれて前記読取手段により第2の記録媒体が読み取られた場合に、第1の前記IDコードに基づいたアプリケーションによるジョブを継続し、該アプリケーションの実行に伴って第1の前記IDコードに対応付けたアプリケーションの実行回数を増加させると共に、第2の前記記録媒体に記録された第2の前記IDコードを受け付けて記憶し、該第2の前記IDコードに基づいて前記識別工程及び前記制限工程で実行が指定されたアプリケーションの実行の可否を判断することを特徴とする。
第5の手段は、第4の手段において、操作者に対して表示を行う表示部を更に備え、
複数のアプリケーションの実施を切換えるための切換指示工程を有し、
第1の前記IDコードに基づくアプリケーションの実行中に前記切換指示工程により他のアプリケーションの実行を指示された場合、前記表示部に対して表示をすることにより、使用者に対して第2の前記記録媒体の読み取りを促すことを特徴とする。
第6の手段は、第4又は第5の手段において、第2の前記IDコードに基づいたアプリケーションの実行に伴って、第2の前記IDコードに対応付けたアプリケーションの実行回数を増加させることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体を用いるシステムにおいてユーザの使い勝手を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置管理システムの一実施形態を示す構成図、図2は図1の複写機の操作部を示す構成図、図3は図1の複写機のソフトウエア構造を示す説明図、図4は図1の画像形成装置管理システムのハードウエア構成を示すブロック図、図5はアプリケーション層とシステム制御層の関係を示す説明図、図6はコピーアプリケーションとプリンタアプリケーションのインタリーブ動作を示す説明図、図7はFAXアプリケーションとプリンタアプリケーションの並列動作を示す説明図、図8は送信状態遷移を示す説明図、図9は受信状態遷移を示す説明図、図10は図1の画像形成装置管理システムの動作を示す説明図である。
ここで、本明細書における用語について説明する。
「画像読み取り装置」
デジタル複写機において用いられている「画像読み取り装置」は、光源光を原稿に照射し、その反射光を固体撮像素子(CCD)により電気信号に変換し、その電気信号に対して必要な画像処理を行う。
「画像形成装置」
「画像形成装置」は電気信号の画像イメージを電子写真方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式などにより普通紙、感熱紙などに形成する。
「拡張機能」または「アプリケーション」
デジタル複写機の大きな特徴は、画像を電気信号に変換して読み込み、この電気信号を「画像形成装置」により復元することにあるので、このとき読み取った電気信号を様々に変化、伝達する手段を持つことにより複写機以外の用途に応用可能となる。この応用範囲としては、前述したFAX、プリンタ以外にスキャナ、ファイルシステム等のように非常に広く、これらの「拡張機能」を「アプリケーション」または「アプリ」と表現する。
「ビデオ信号」
「画像読み取り装置」により変換された画像の電気信号、「画像形成装置」に入力する画像の電気信号、これらの画像の電気信号を同期をとるための信号をまとめて「ビデオ信号」と表現する。
「制御信号」又は「コマンド」
この「ビデオ信号」を「画像読み取り装置」、「画像形成装置」、「アプリケーション」間でやり取りするためには、装置間で情報を伝達する必要が有り、この情報を「制御信号」又は「コマンド」と表現する。
「システム」、「システム制御部」または「システムコントローラ」
最近のデジタル複写機では1つではなく、複数の「アプリケーション」が搭載されることが多く、複数の「アプリ」が1つの「資源」を共有するデジタル複写機を「システム」と表現する。また、この「システム」を制御するコントローラを「システム制御部」または「システムコントローラ」と表現する。
「資源」、「リソース」
複数の「アプリ」により共有される機能ユニットの単位を「資源」、「リソース」と表現し、複数の「システムコントローラ」は「システム」を「リソース」単位で制御する。本発明のデジタル複写機により管理されている「資源」は、「画像読み取り装置」、「画像形成装置」、「操作部」、「メモリ」、「周辺機(DF=原稿仕送り装置、ソータ等)」等である。
「差し込み出力」または「インタリーブ」
通常の画像出力時には、目的を同じくする一連の動作(=1ジョブ)を完了するまで他の動作は実行しない。例えば最近のデジタル複写機では機能が複合され、複写機+FAXまたはプリンタ、あるいはそれ以外の組み合わせが1台に集約されている。しかし、その殆どが複写機能の動作が終了した後にプリンタ出力に切り替えたりして機能単位(=ジョブ単位)で出力を切り替える。これに対して、1ジョブの出力中に他のジョブの出力を差し込んで出力することを「差し込み出力」または「インタリーブ」と表現する。例えば複写機の出力中に機械を止めることなくプリンタ出力を実現する。
「初期設定」
よく使用する条件に合わせて各機能の初期設定値を変更したり、操作条件を設定することを「初期設定」と表現する。この「初期設定」には、複写機システム全般の機能を設定する「システム初期設定」と、コピーモードの機能に限定した「コピー初期設定」と、ファクシミリモードの機能に限定した「ファクシミリ初期設定」等がある。例えば「システム初期設定」には、キー操作後一定時間なにも操作が行われなかったときに、電源投入時の状態に戻す「オートクリア時間の設定」等があり、「コピー初期設定」には、セット可能なコピー枚数の上限を変更する「コピーセット枚数制限の設定」や、「片面→両面」コピー時に裏面の左綴じ代幅が設定可能な「両面コピー左綴じ幅の設定」等がある。「ファクシミリ初期設定」には、受信時刻を印字する機能を選択する「受信時刻印字の設定」や、よく使用する相手の電話番号を登録する「宛先登録」等がある。
図1は一例として、デジタル複写機1と課金管理装置であるキーカード装置10が接続されたシステムを示している。キーカード装置10はキーカード表示部11と、ユーザIDなどが記録されたカード12を読み取るキーカード読み取り部13を有する。
デジタル複写機1には図2に詳しく示すような操作部200が設けられ、操作部200の中央には設定状態や警告等のメッセージを表示するためのLCD200aが設けられている。また、プログラム登録/呼び出しキー201、初期設定キー203、割り込みキー203、FAX用短縮キー204、テンキー205、アプリケーション切り替えキー206、スタートキー207等が設けられている。
アプリケーション切り替えキー206はコピー、プリンタ、FAXの各アプリケーションを切り替えるためのキーを有し、このキー206によりアプリケーションが選択されるとそのアプリケーションに操作部表示権が譲渡される。なお、例えばFAX機能が搭載されていないシステムの場合、FAXキーの押下を無視するか、FAXキーを操作部200に表示しない。また図示省略されているが、操作部200の裏側にはキー押下時や警告時に音を鳴らすためのスピーカが設けられている。
マルチタスク型のシステムを構成する場合には、図3に示すように機能単位をリソースとして扱い、1つのリソースを複数のアプリで共有するための管理を行う。この複写機のソフトウエア構造は、図3に示すようにアプリケーション層101と、システム制御層102とデバイス制御層103により構成される。
アプリケーション層101はコピーアプリ101−1と、プリンタアプリ101−2と、FAXアプリ101−3とその他のアプリ101−4を有する。システム制御層102はシステム制御部(システムコントローラ)102−1と、操作部コントローラ102−2と、周辺機コントローラ102−3と、画像形成装置コントローラ102−4と、画像読み取り装置コントローラ102−5を有する。デバイス制御層103は入出力制御部103−1を有し、システム制御層102からのコマンド、制御信号等の論理指示と、装置を実際の動かすためにクラッチ、センサ、モータ等の機械的に駆動、入力を行うための信号の変換を行う。アプリケーション層101はシステム制御層102から提供される機能により複数のアプリ101−1〜101−3が共存することができる。
この複写機のハードウエア構造は、図4に示すようにコピーアプリ101−1と、プリンタアプリ101−2と、FAXアプリ101−3の各々がCPUを有し、各CPUがシステム制御層102とデバイス制御層103を制御するようにしてもよい。また、代わりにこれらの複数のアプリ101−1〜101−3と、システム制御部102−1及び各リソース102−2〜102−5の各々がCPUを有し、システム制御部102−1から各コントローラへのコマンドを制御信号線で伝達するハードウエアでもよい。
デジタル複写機のシステム制御部102−1とキーカード装置10は制御信号線14を介して接続され、また、シリアル通信を行う。なお、図4には操作部200の制御を行うために操作部制御バスが設けられているが、代わりに上記の制御信号線を介してコマンドをやり取りするようにしてもよい。このようにシステムのハードウエア構成は自由である。
アプリケーション層101とシステム制御層102については、図5に示すようにアプリケーション層101から見た場合、システム制御層102は全てのアプリ101−1〜101−3毎に仮想リソースが存在するような機能を提供する。このような機能によりアプリケーション層101は特にシステム状態を管理する必要がなく、システム制御層102は全てのアプリ101−1〜101−3を同一の条件で管理することができる。すなわちアプリ101−1〜101−3は使用したいリソースが発生した時点でその使用要求をシステム制御部102−1に送る。システム制御部102−1はその時点でリソースの使用状況を判断して、その判断結果を要求元のアプリ101−1〜101−3に送る。要求元のアプリ101−1〜101−3はその判断結果が「使用可能」であれば図6、図7に示すように処理を実行する。基本的には同様な手順でリソースの実行権を管理する。
ところで、図3に示すように各リソース102−2〜102−5は1台しかない。このためシステム制御部102−1ではアプリ101−1〜101−3毎の仮想リソースの使用要求が競合した場合、実際のリソース使用権を渡すために排他的制御又は時分割制御を行う必要がある。なお、排他的制御を行うか又は時分割制御を行うかは、リソースの種類やユーザ設定により決定される。
図6、図7について簡単に説明すると、破線で囲まれたリソースは仮想リソースであり、実行権(操作部の場合に表示権)がとられていない状態である。実線で囲まれたリソースは実行権がとられた状態である。また、図6はコピーアプリ101−1とプリンタアプリ101−2のインタリーブ動作を示し、コピーアプリ101−1は「操作部」、「画像形成装置」及び「画像読み取り装置」の全てのリソースの実行権を取って実行中である。
このときプリンタアプリ101−2から「画像形成装置」のリソースの使用要求のみが発生した場合、ユーザ設定により予め「インタリーブモード可能」が設定されているときには、システム制御部102−1は「画像形成装置」のリソースを時分割で割り付ける。この時分割割り付け制御により、リソースの実行権が複数のアプリ間で動的に変化する。このため「画像形成装置」の出力は、コピーアプリ101−1の出力とプリンタアプリ101−2の出力が混在することになる。したがって、「画像形成装置」が停止しないので、両者のアプリ101−1、101−2の待ち時間を最小限にすることができる。
図7はFAXアプリ101−3が「操作部」の表示権を有し、また、プリンタアプリ101−2とFAXアプリ101−3が印刷の並列動作していることを示している。すなわちFAXアプリ101−3が送信モード等において「操作部」と「画像読み取り装置」のリソースのみを使用し、プリンタアプリ101−2がプリンタ出力モード等において「画像形成装置」のみを使用している。このためプリンタアプリ101−2とFAXアプリ101−3が同時にリソースを使用要求しても、リソースの使用要求が競合しないので、排他的制御又は時分割制御を行う必要がなく、また、両者のアプリ101−2、101−3のリソース使用要求を受け入れることができ、したがって、アプリ101−2、101−3の動作を同時に行うことができる。
次に図8、図9を参照してシステム制御部102−1と他のユニットやアプリ101−1〜101−3との通信と、システム制御部102−1とキーカード装置との通信について説明する。ここで、通信のハンドシェークとしては、シリアル通信、パラレル通信などが知られているが、ここで、シリアル通信を例にして説明する。また、シリアル通信として例えば
伝送速度:9600ビット/s
同期方式:調歩同期式(非同期)
データ長:8ビット
スタートビット:1ビット
ストップビット:1ビット
パリティビット:奇数
とする。
また、送受信は各フレーム単位で行い、通信上の誤り回復方法として受信局はフレームを受信した場合にACK(肯定:Acknowledge)信号又はNAK(否定
:Non-Acknowledge)信号を送信局に通知する。送信局はACK信号を受信する
と相手局がフレームを正常に受信したことを認識し、他方、NAK信号を受信した場合には回線上のエラー(例えばパリティエラー、フレームエラーなど)が発生したものとしてフレームを再送する。また、フレーム送信後、所定時間(例えば300ms)が経過してもACK信号もNAK信号も受信しない場合(タイムアウトエラーが発生した場合)にも、相手局が無応答と判断してフレームを再送する。
また、フレームデータとしてASCII文字列(H’20〜H’FF)を用い、更にACK、NAK等の制御データとしてH’00〜H’1Fが割り当てられている。具体的にはACK=H’04、NAK=H’05が割り当てられている。また、図9におけるコード「BFL」は、相手局の受信バッファが一杯になったことを通知するための制御コード(具体的にはBFL=H’03)である。
図1に示すカード12は、使用者を識別するためのIDコードが記録された磁気ストライプ付きカードである。コピー枚数等の管理情報はキーカード装置内の不図示のRAMに記憶される。キーカード読み取り部(カードリーダ)13は下側読み取りヘッド、上側読み取りヘッド、カード挿入口などを有し、カード12の磁気ストライプに記憶されている磁気情報を読み取ってその読み取りデータを装置10内の制御部に出力する。表示部11はこの制御部の制御に基づいて部門番号やコピー枚数などを表示する。制御部はCPU、プログラムROM、RAMなどを有し、この装置10の制御とコピー枚数及び設定の記憶などを行う。また、スイッチとして操作者がこの装置10に対して各種設定を行うために管理スイッチ、リコールキーなどが設けられ、また、複写機1、不図示のプリンタや外部設定装置、PCとの間でデータをやり取りするためにI/F部が設けられている。
カード12は一例として、JIS IとJIS II(JIS−X−6301により定められているI型、II型の磁気カード)の2種類が使用され、そのストライプにはJIS−X−6301により定められている規格に従ってトラック位置、記録密度、記録方式(周波数変調方式)、記録角度のデータが記録されている。ここで、JIS IカードとJIS IIカードは読み取り方向に対して磁気面が正反対であり、例えばカード12を図1において右側のカード挿入口11−3から左に移動させると、JIS Iカードの磁気面は下面であり、JIS IIカードの磁気面は上面である。したがって、JIS Iカードは下側読み取りヘッドにより読み取られ、他方、JIS IIカードは上側読み取りヘッドにより読み取られる。
そして、管理者によりこのカード12の種類(JIS I/II)が最初に管理
装置10に対して登録され、次いで磁気カード12に記録されるそのカード特有の識別コード範囲と、識別コードと利用者コードが登録される。JIS II規格の磁気カードを社員証として発行する場合を例にすると、同一規格のカードと識別するためにその会社独自の識別コードが登録される。ここで、JIS II規格のフォーマットは次の通りである。
始め符号: 1キャラクタ
データ:最大69キャラクタ
終わり符号: 1キャラクタ
LRC符号: 1キャラクタ
合計: 最大72キャラクタ
したがって、JIS II規格の磁気カードを社員証として作成する場合にはデータ量は最大69キャラクタであるので、この範囲内でその会社独自の識別コードや社員番号等を配置する。また、そのデータ位置は会社に依って異なるので会社独自の識別コードや社員番号等をその所定位置に配置する。
一例として社員証が以下のように定められている場合、
1: 始まり符号
2〜5: スペース
6〜10: 会社独自の識別コード”RICOH”
11〜16:社員番号
17〜22:発行年月日 YYMMDD
23: 性別 0:男性、1:女性
24〜37:氏名
38〜70:スペース
71: 終わり符号
72: LRC符号
73〜: スペース
管理者は管理装置10に対して以下のように設定する。
(a)識別コードは6〜10バイト目であることを設定する。
(b)識別コードが”RICOH”であることを設定する。
(c)社員番号が11〜16バイト目であることを設定する。
この情報は制御部内のRAM内に記憶され、RAMのクリア作業が行われるまで有効である。また、上記設定は管理者や、メンテナンス担当者しか行うことができないように、管理スイッチや暗号入力により設定モードに移行した後にスイッチと表示部11を介して行う。
複写機1と装置10は、電源ケーブルとインタフェースケーブルを有するケーブル14を介して接続され、装置10は電源ケーブルを介して複写機1から電源を供給されるが、別の電源(ACアダプタ)により動作することもできる。これは後述するが、夜間のように複写機1の電源がOFFの時にパーソナルコンピュータ(PC)が装置10からコピー枚数を集計するためである。インタフェースケーブルは複写機1と装置10との間でデータをやり取りするために使用される。
複写機1を用いてコピーを行うユーザがカード12を管理装置10の読み取り部13に挿入すると、カード12の磁気ストライプに記録されている以下のような識別コードとカード番号、更にはコピー枚数が読み取られる。
・識別コード(そのコードがこの管理装置10用のカードであることを示すコード)
・カード番号(1つの部門が複数のカードを所有する場合には各カードには同一のカード番号)
そして、装置10(詳しくは制御部)は、そのカード12の識別コードが予め設定されている識別コードと比較して一致しない場合には「使用不可」を表示部2に表示する。他方、一致する場合には後述する「ユーザ状態通知」を複写機1に送り、また、そのカード番号によりコピーされたトータルコピー枚数を表示したり、又は設定によっては残りのコピー可能枚数を表示する。ここで、複写機1は装置10からの「ユーザ状態通知」に基づいて、コピー可能なときには図示省略されているが操作部200上のスタートキー207の発光部を緑で点灯し、他方、コピー不可のときには赤で点灯して操作部においてカード12を装置10に挿入するように表示を行う。
ここで、各アプリケーション毎の使用許可の設定等については、装置10のスイッチや外部のPCを介して各ID毎に使用を許可するアプリケーションやモード、又は使用を禁止するアプリケーションやモードを設定することができ、この設定情報は図4に示すロギング15に記憶される。そして、装置10はカード12のIDと後述する「ユーザ状態通知」を複写機1に送ると、複写機1はこの「ユーザ状態通知」に基づいてアプリケーションやモード毎の使用者制限を行う。
使用者制限としては次のようなものがある。
・全禁止(全部門禁止):
全ての部門のコピーを禁止する。装置10はどのカードCが挿入されてもコピー許可信号を出力しない。
・カード番号による禁止(指定部門禁止):
特定の部門のみのコピーを禁止する。装置10は予め「コピー不可」が設定されている番号のカードが挿入された時のみコピー許可信号を出力しない。
・コピー種類による禁止:
「全部門」と「指定部門」のみの設定が可能であり、例えばカラーコピーをデザイン部門に対しては禁止せず、他の部門に対しては禁止することにより無用なカラーコピーを防止する。
・上限枚数による禁止:
複写機1から送られてくるコピーカウント信号の数をコピー種類やコピーモード毎に記憶して、その枚数が予め設定されている上限枚数に達するとコピー許可信号を出力しない。「全部門」と、「指定部門のみ」と「コピー種類毎」の設定が可能であり、例えば1ヶ月のトータルコピー枚数やカラーコピー枚数を制限する場合に設定する。
・リピートコピー枚数による禁止:
複写機1からのリピートコピー枚数信号が予め設定されている上限枚数を越えるとコピー許可信号を出力しない。これは所定枚数を超えるリピートコピーの場合に、他の安価な印刷機を使用させるときなどに使用する。
装置10はカード12が読み取り部13に挿入されたときと、複写機1から情報要求(ユーザ状態通知要求)があったときに以下の情報(ユーザ状態通知)を1セットで複写機1に送信する。
・IDコード
カード12に記録されているIDコード
・カード挿入状態
カードなし/カードセット
・コピーカウンタ状態
上限が設定されているときのコピー残度数の状態
・コピー利用者制限
コピー、片面、両面、白黒、シングルカラー、2色カラー、フルカラー、ステープルの使用が禁止に設定されているか否かの情報
・FAXカウンタ状態
上限が設定されているときのFAX送信の残度数の状態
・FAX利用者制限
FAXの使用が禁止に設定されているか否かの情報
・プリンタカウンタ状態
上限が設定されているときのプリンタの残度数の状態
・プリンタ利用者制限
プリンタの使用が禁止に設定されているか否かの情報
複写機1は装置10から上記の「ユーザ状態通知」に基づいて、アプリ101−1〜101−3の切り替えを禁止/許可したり、操作部200に警告を表示するための判断を行う。また複写機1は当該アプリ101−1〜101−3による作業が終了するまで上記の「ユーザ状態通知」を記憶しており、作業中にカード12が装置10から抜かれても作業を停止しない(但し、上限設定時を除く)。
すなわち、第1の従来例では、上記の「ユーザ状態通知」が装置10から複写機1に送られなかったので、作業中にカード12が装置10から抜かれると複写機1が作業を停止する必要があった。また、次のカード12が挿入されてIDが異なると次のジョブを予約することができなかった。本発明では、作業中にカード12が装置10から抜かれても作業を停止せず、次のジョブの予約やアプリ101−1〜101−3の切り替え等が可能になるので、次のカード12が挿入されてIDが異なっても例えばコピー出力とFAX読み込み等を並行して行うことができる。
複写機1は動作中には以下の情報(カウント要求)を1セットで装置10に送信する。
・IDコード
どのIDコードに対してのカウント要求かを示す情報
・カウント対象
コピー、FAX送信、FAX受信、スキャナ読み込み、プリント、ステープル、版作成、管理レポートのどれに対してのカウント要求かを示す情報
・カウントパラメータ
この情報はカウント枚数、種類の情報、カウント対象に応じて以下のように異なる。
コピーの場合:枚数、カラーモード、片面/両面、サイズ、紙種など
FAX送信の場合:送信回数、送信料金、送信原稿枚数、送信時間、回線種別など
FAX受信の場合:受信枚数、片面/両面、紙サイズ、回線種別
プリントの場合:プリント枚数、カラーモード、片面/両面、紙サイズ、紙種 後処理の場合:ステープル回数
版(印刷機の版)の場合:版作成回数
管理レポートの場合:出力枚数
また、以下の情報も複写機1と装置10の間でやり取りする。
・管理装置状態通知
装置10がRAMの初期化中など、カウント情報を受け付けることができないときにその状態を複写機1に通知する。
・LCD表示
予約時や、2つのアプリが同時に動作している場合、現在メインで動作中のアプリのIDと、装置10に現在挿入されているカードIDが一致しないときに、複写機1は装置10に対して、どのIDに関する情報を表示器11に表示すればよいか、また表示をオン/オフするコマンドを通知する。
次に実際の動作を説明する。
<コピーを行う場合>
・複写機1、装置10の表示部200a、11に「カードをセットして下さい」を表示する。
・カード12が装置10に挿入されると、装置10は複写機1に対して「ユーザ状態通知」を送信する。
・複写機1はこの「ユーザ状態通知」に基づいて、使用可能なアプリケーションとモードを判断し、使用不可能なアプリケーションに切り替えることを禁止したり、切り替えられたときには「使用不可能」を表示する。
・コピーが開始されると複写機1は「カウント要求」を装置10に送信する。後処理を行った場合にはそのカウント要求も行う。
・装置10はこの「カウント要求」の中のID、カウントパラメータをRAMのカウントエリアに記憶する。このとき、装置10において管理しない設定に対して、「カウント要求」が来た場合には無視する。
・ジョブの途中でカード12が抜かれた場合には、複写機1はそのジョブ終了後にそのIDコードを無効にする。ジョブ終了後にカード12が抜かれた場合には、その時点でそのIDコードを無効にする。
次に図10を参照してアプリケーションの切り替え処理と割り込み処理について説明する。図10は一例として、コピー中にFAX送信を異なるカードで行う場合を示している。
(1)先ず、複写機1のアプリケーション切り替えキー206のコピーボタンが押下されると、複写機1はコピーアプリに切り替わり、また、複写機1は「カードをセットして下さい(コピー)」を表示する。装置10は「カードをセットして下さい」を表示している。
(2)次いで例えばIDコード=001のカード12が装置10にセットされると、装置10は複写機1に対してIDコード=001の「ユーザ状態通知」を送信し、また、IDコード=001のカウント値を表示する。複写機1は「コピーできます」を表示する。
(3)次いで複写機1においてスタートキー207が押下されてコピー開始指示が行われると、複写機1は原稿を先読みしてプリント状態に移行すると共に、装置10に対してIDコード=001の「カウント要求」を送信し、また、「コピー中です」を表示する。そして、装置10は「カウント要求」が送られてくる毎にカウントを行い、また、表示カウント数をカウントアップする。
(4)次いでプリント中にアプリケーション切り替えキー206のFAXボタンが押下されると、複写機1はプリント状態を継続してFAXアプリに切り替わり、バックグランドのプリント作業を継続して装置10に対してIDコード=001の「カウント要求」を送信し、また、「カードをセットして下さい(FAX)」を表示する。装置10はなにも表示しない。この場合、もしアプリ切り替えの前にIDコード=001のカード12が抜かれても複写機1はプリント状態を継続し、また、もしプリントが中断されてFAXアプリに切り替わる前にIDコード=001のカード12が抜かれるとIDコード=001を無効化する。
(5)次いでIDコード=001のカード12が抜かれると複写機1と装置10は上記(4)と同様な処理を行う。
(6)次いで例えばIDコード=002のカード12が装置10にセットされると、装置10は複写機1に対してIDコード=002の「ユーザ状態通知」を送信し、また、IDコード=002のカウント値を表示する。複写機1は「FAXできます」を表示する。
(7)次いで複写機1においてスタートキー207が押下されてFAXの原稿読み取り開始指示が行われると、複写機1は原稿を読み取って送信を開始し、このとき「読み取り中です」、「送信中です」を表示する。装置10はIDコード=002のカウント値を表示している。このとき、FAX操作中にバックグランドのプリント作業が終了した場合にIDコード=001を無効化する。
(8)次いで複写機1においてFAX送信が完了すると複写機1はIDコード=002の「カウント要求」を送信すると共に、「FAXできます」を表示する。装置10はIDコード=002のカウント値を表示している。このとき、カード12が抜かれていても、IDコード=002のカウントを行う。
(9)次いで複写機1はアプリケーション切り替えキー206のコピーボタンが押下されると、プリント継続中の場合には「コピー中です」を表示し、次のジョブが予約可能な場合には「カードをセットして下さい(コピー)」を表示する。装置10はIDコード=001の「カウント要求」が送られてくる毎にカウントを行い、また、IDコード=002のカード12がセットされていてもIDコード=001の表示カウント枚数をその「カウント要求」が送られてくる毎にカウントアップする。また、複写機1においてコピージョブのプリントが完了すると、複写機1と装置10は共に「カードをセットして下さい」を表示する。
次にカード12の代わりに暗証コードを複写機1のテンキー205を介して入力する第2の実施形態について説明する。なお、装置10のハードウエア構成は、読み取り部13が設けられていないことを除き、第1の実施形態と同一である。
(1)先ず、複写機1のアプリケーション切り替えキー206のコピーボタンが押下されると、複写機1は「暗証コードを入力して下さい」を表示する。このとき装置10は何も表示しない。
(2)次いで複写機1は例えば暗証コード=001がテンキー205を介して入力すると、装置10に対して暗証コード=001の「ユーザ状態通知要求」を送信する。
(3)次いで装置10は暗証コード=001の「ユーザ状態通知」を送信し、また、何も表示しない。
(4)次いで複写機1は暗証コード=001が現在のアプリに対して何も制限がない場合には「コピーできます」を表示し、制限がある場合には「暗証コードを入力して下さい」又は「選択した機能は使用できません」を表示する。装置10は暗証コード=001のカウント値を表示する。
(5)次いで複写機1はスタートキー207が押下されてコピーを開始すると、装置10に対してIDコード=001の「カウント要求」を送信し、また、「コピー中です」を表示する。装置10は「カウント要求」が送られてくる毎にIDコード=001のカウントを行い、また、表示カウント数をカウントアップする。
(6)次いで複写機1はジョブが終了すると「コピーできます」を表示する。
(7)次いで複写機1はモードクリアキーが押下されるとIDコード=001のを無効化して「暗証コードを入力して下さい」を表示する。このとき装置10は何も表示しない。
本発明に係る画像形成装置管理システムの一実施形態を示す構成図である。 図1の複写機の操作部を示す構成図である。 図1の複写機のソフトウエア構造を示す説明図である。 図1の画像形成装置管理システムのハードウエア構成を示すブロック図である。 アプリケーション層とシステム制御層の関係を示す説明図である。 コピーアプリケーションとプリンタアプリケーションのインタリーブ動作を示す説明図である。 FAXアプリケーションとプリンタアプリケーションの並列動作を示す説明図である。 送信状態遷移を示す説明図である。 受信状態遷移を示す説明図である。 図1の画像形成装置管理システムの動作を示す説明図である。 第2の実施形態の画像形成装置管理システムの動作を示す説明図である。
符号の説明
1 複写機
10 管理装置
12 カード
205 テンキー

Claims (6)

  1. 複数のアプリケーションを実行可能な画像形成手段と、前記画像形成手段を利用するためのIDコードが記録された記録媒体から該IDコードを読み取る読取手段とを備える画像形成システムにおいて、
    前記読取手段に読み取られた前記IDコードを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記IDコード毎に前記画像形成手段の使用可否を識別する識別手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記IDコード毎に前記画像形成手段のアプリケーションの使用、またはアプリケーションの実行回数を制限する制限手段と、を有し、
    前記読取手段にセットされた第1の記録媒体から読み取られ、前記記憶手段に記憶された第1の記録媒体に対する第1の前記IDコードに対して前記識別手段による識別及び前記制限手段によるアプリケーションの使用制限の結果としてアプリケーションの実行が許可され、該アプリケーションによるジョブを継続しているときに前記第1の記録媒体が抜かれて前記読取手段により第2の記録媒体が読み取られた場合に、第1の前記IDコードに基づいたアプリケーションによるジョブを継続し、該アプリケーションの実行に伴って第1の前記IDコードに対応付けたアプリケーションの実行回数を増加させると共に、第2の前記記録媒体に記録された第2の前記IDコードを受け付けて前記記憶手段に記憶し、該第2の前記IDコードに基づいて前記識別手段及び前記制限手段は実行が指定されたアプリケーションの実行の可否を判断することを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1記載の画像形成システムにおいて、
    操作者に対して表示を行う表示部を更に備え、
    複数のアプリケーションの実施を切換えるための切換指示手段を有し、
    第1の前記IDコードに基づくアプリケーションの実行中に前記切換指示手段により他のアプリケーションの実行を指示された場合、前記表示部に対して表示をすることにより、使用者に対して第2の前記記録媒体の読み取りを促すことを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成システムにおいて、
    第2の前記IDコードに基づいたアプリケーションの実行に伴って、第2の前記IDコードに対応付けたアプリケーションの実行回数を増加させることを特徴とする画像形成システム。
  4. 複数のアプリケーションを実行可能な画像形成手段と、前記画像形成手段を利用するためのIDコードが記録された記録媒体から該IDコードを読み取る読取手段とを備える画像形成システムの管理方法において、
    前記読取手段に読み取られた前記IDコードを記憶する記憶工程と、
    前記記憶工程で記憶された前記IDコード毎に前記画像形成手段の使用可否を識別する識別工程と、
    前記記憶工程で記憶された前記IDコード毎に前記画像形成手段のアプリケーションの使用、またはアプリケーションの実行回数を制限する制限工程と、を有し、
    前記読取手段にセットされた第1の記録媒体から読み取られ、前記記憶工程で記憶された前記第1の記録媒体に対する第1の前記IDコードに対して前記識別工程における識別及び前記制限工程におけるアプリケーションの使用制限の結果としてアプリケーションの実行が許可され、該アプリケーションによるジョブを継続しているときに前記第1の記録媒体が抜かれて前記読取手段により第2の記録媒体が読み取られた場合に、第1の前記IDコードに基づいたアプリケーションによるジョブを継続し、該アプリケーションの実行に伴って第1の前記IDコードに対応付けたアプリケーションの実行回数を増加させると共に、第2の前記記録媒体に記録された第2の前記IDコードを受け付けて記憶し、該第2の前記IDコードに基づいて前記識別工程及び前記制限工程で実行が指定されたアプリケーションの実行の可否を判断することを特徴とする画像形成システムの管理方法。
  5. 請求項4記載の画像形成システムの管理方法において、
    操作者に対して表示を行う表示部を更に備え、
    複数のアプリケーションの実施を切換えるための切換指示工程を有し、
    第1の前記IDコードに基づくアプリケーションの実行中に前記切換指示工程により他のアプリケーションの実行を指示された場合、前記表示部に対して表示をすることにより、使用者に対して第2の前記記録媒体の読み取りを促すことを特徴とする画像形成システムの管理方法。
  6. 請求項4又は5記載の画像形成システムの管理方法において、
    第2の前記IDコードに基づいたアプリケーションの実行に伴って、第2の前記IDコードに対応付けたアプリケーションの実行回数を増加させることを特徴とする画像形成システムの管理方法。
JP2005229470A 2005-08-08 2005-08-08 画像形成システム及びその管理方法 Expired - Lifetime JP4027383B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229470A JP4027383B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 画像形成システム及びその管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229470A JP4027383B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 画像形成システム及びその管理方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10215959A Division JP2000047534A (ja) 1998-07-30 1998-07-30 画像形成装置管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006056248A JP2006056248A (ja) 2006-03-02
JP4027383B2 true JP4027383B2 (ja) 2007-12-26

Family

ID=36104114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005229470A Expired - Lifetime JP4027383B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 画像形成システム及びその管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4027383B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006056248A (ja) 2006-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8256008B2 (en) Method, apparatus, and system for outputting information and forming image via network, and computer product
JPH06188937A (ja) データ処理装置
US7640294B2 (en) Image processor and image processing method
JP2008103903A (ja) 画像処理装置と管理装置
US8773683B2 (en) Image forming system and control method thereof
JP2000047534A (ja) 画像形成装置管理システム
US7660021B2 (en) Facsimile machine
JP2005266699A (ja) 表示制御方法及び画像処理装置
JP3245276B2 (ja) 画像形成システム
JP4027383B2 (ja) 画像形成システム及びその管理方法
JP3962696B2 (ja) 情報処理装置とその制御方法及び制御プログラム
JPH11174920A (ja) デジタル複写機
JP5202881B2 (ja) 画像形成装置
JPH10111626A (ja) 画像形成システム
JP4112159B2 (ja) 画像形成装置管理システム
JP2007006400A (ja) 画像処理装置およびその資源使用状況管理方法
JP4278122B2 (ja) 画像形成装置管理システム
JP3419984B2 (ja) 複写機集計管理装置
JP2001013828A (ja) 画像形成装置管理システム
JP2009213010A (ja) 通信端末装置、通信確立制御方法、通信確立制御プログラム及び記録媒体
JP4784643B2 (ja) 画像形成システム
JP2001301288A (ja) 画像形成装置利用者別使用状況管理システム
JPH11311927A (ja) デジタル複写機
JP3843248B2 (ja) 画像形成装置、機密文書印刷方法
JP2001042706A (ja) 画像形成装置管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071009

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term