JP2000047285A - シャッタ装置 - Google Patents
シャッタ装置Info
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- JP2000047285A JP2000047285A JP10215995A JP21599598A JP2000047285A JP 2000047285 A JP2000047285 A JP 2000047285A JP 10215995 A JP10215995 A JP 10215995A JP 21599598 A JP21599598 A JP 21599598A JP 2000047285 A JP2000047285 A JP 2000047285A
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- Japan
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- sector
- hole
- light
- drive pin
- shutter
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- Shutters For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】小型化を実現すると共に光漏れを確実に防止す
るシャッタ装置を提供する。 【解決手段】撮影光を通過させる、または遮蔽する第1
乃至第3のセクタ1、23と、このセクタを駆動させる
駆動ピン6と、この駆動ピン6が貫通する駆動ピン孔4
5を有するシャッタ地板4と、駆動ピン6によりシャッ
タ地板4に取り付けられ、駆動ピン孔45からの漏れ光
を防止する遮光羽根5と、を具備する。
るシャッタ装置を提供する。 【解決手段】撮影光を通過させる、または遮蔽する第1
乃至第3のセクタ1、23と、このセクタを駆動させる
駆動ピン6と、この駆動ピン6が貫通する駆動ピン孔4
5を有するシャッタ地板4と、駆動ピン6によりシャッ
タ地板4に取り付けられ、駆動ピン孔45からの漏れ光
を防止する遮光羽根5と、を具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッタ装置、詳
しくは、カメラ等の光学機器に用いるシャッタ装置に関
する。
しくは、カメラ等の光学機器に用いるシャッタ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラの小型化は益々嘱望されて
おり、カメラ本体に内設されるあらゆる装置の小型化が
図られている。このような状況下にあってはシャッタ装
置も例外ではなく、従来から小型化に関する種々の提案
がなされている。たとえば、特開昭54−135527
号公報には、4枚のシャッタ羽根(セクタ)を用い、鏡
筒、レンズシャッタを小型化するシャッタ技術が開示さ
れている。この技術は、スペース効率を改善し、カメラ
の小型化に寄与するものである。
おり、カメラ本体に内設されるあらゆる装置の小型化が
図られている。このような状況下にあってはシャッタ装
置も例外ではなく、従来から小型化に関する種々の提案
がなされている。たとえば、特開昭54−135527
号公報には、4枚のシャッタ羽根(セクタ)を用い、鏡
筒、レンズシャッタを小型化するシャッタ技術が開示さ
れている。この技術は、スペース効率を改善し、カメラ
の小型化に寄与するものである。
【0003】一方、カメラ内の露出開口部からの光漏れ
に関し、たとえば、特開平9−43674号公報等にお
いてその防止策は種々提案されるに至っている。
に関し、たとえば、特開平9−43674号公報等にお
いてその防止策は種々提案されるに至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにカメラの
小型化を図ると、シャッタ装置の小型化も要求されるた
め、個々の部材もより小さく設計されることになる。こ
のため、シャッタ羽根を駆動するための駆動ピン等が挿
通される孔がより撮影光学系に近づくことになり、係る
孔等からの漏れ光が問題となっていた。
小型化を図ると、シャッタ装置の小型化も要求されるた
め、個々の部材もより小さく設計されることになる。こ
のため、シャッタ羽根を駆動するための駆動ピン等が挿
通される孔がより撮影光学系に近づくことになり、係る
孔等からの漏れ光が問題となっていた。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、小型化を実現すると共に光漏れを確実に防止
するシャッタ装置を提供することを目的とする。
のであり、小型化を実現すると共に光漏れを確実に防止
するシャッタ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1のシャッタ装置は、撮影光を通過させ
る、または遮蔽するセクタと、このセクタを駆動させる
セクタ駆動部材と、このセクタ駆動部材が貫通する貫通
孔を有するシャッタ地板と、上記セクタ駆動部材により
上記シャッタ地板に取り付けられ、上記貫通孔からの漏
れ光を防止する漏光防止手段と、を具備したことを特徴
とする。
めに本発明の第1のシャッタ装置は、撮影光を通過させ
る、または遮蔽するセクタと、このセクタを駆動させる
セクタ駆動部材と、このセクタ駆動部材が貫通する貫通
孔を有するシャッタ地板と、上記セクタ駆動部材により
上記シャッタ地板に取り付けられ、上記貫通孔からの漏
れ光を防止する漏光防止手段と、を具備したことを特徴
とする。
【0007】上記の目的を達成するために本発明の第2
のシャッタ装置は、上記第1のシャッタ装置において、
上記漏光防止手段は、シート状の部材であることを特徴
とする。
のシャッタ装置は、上記第1のシャッタ装置において、
上記漏光防止手段は、シート状の部材であることを特徴
とする。
【0008】上記の目的を達成するために本発明の第3
のシャッタ装置は、上記第1のシャッタ装置において、
上記セクタ駆動部材は、上記貫通孔上を移動可能であ
り、上記漏光防止手段は該セクタ駆動部材に連動するこ
とを特徴とする。
のシャッタ装置は、上記第1のシャッタ装置において、
上記セクタ駆動部材は、上記貫通孔上を移動可能であ
り、上記漏光防止手段は該セクタ駆動部材に連動するこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態であ
るカメラのシャッタ装置の要部をカメラの右斜め後方よ
り見て示した要部分解斜視図である。
施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態であ
るカメラのシャッタ装置の要部をカメラの右斜め後方よ
り見て示した要部分解斜視図である。
【0010】図1に示すように、本シャッタ装置は、中
央部に撮影レンズ48からの撮影光が通過するための露
出開口部41が穿設された略楕円形状の板状部材で形成
されるシャッタ地板4と、このシャッタ地板4の一面側
(カメラ後方側)において一側方(図中、向かって右
側)に突設された第1固定ピン42を中心に回動自在に
配設され上記露出開口部41に対応した撮影光を通過さ
せるための開口部11を有し、図中、反時計方向に最大
回転した際には撮影光を全通過させ、時計方向に回転し
た際には撮影光の一部を遮蔽する第1のセクタ1と、同
じく上記シャッタ地板4の一面側一側方に突設された第
2固定ピン43を中心に回動自在に配設され図中、時計
方向に最大回転した際には撮影光を全通過させ、反時計
方向に回転した際には撮影光の一部であって上記第1の
セクタ1によって遮蔽する撮影光とは異なる部分の撮影
光を遮蔽する第2のセクタ2と、同じく上記シャッタ地
板4の一面側一側方に突設された第3固定ピン44を中
心に回動自在に配設され図中、時計方向の回転に最大回
転した際には撮影光を全通過させ、反時計方向に回転し
た際には撮影光の一部であって上記第1のセクタ1、第
2のセクタ2によって遮蔽する撮影光とは異なる部分の
撮影光を遮蔽する第3のセクタ3と、上記シャッタ地板
4の他面側に配設され該シャッタ地板4に形成された駆
動ピン孔45からの漏れ光を遮蔽する遮光羽根5と、図
示しない駆動源により上記駆動ピン孔45上に沿って駆
動され上記第1のセクタ1、第2のセクタ2、第3のセ
クタ3を駆動せしめるセクタ駆動部材である駆動ピン6
と、で主要部が構成されている。
央部に撮影レンズ48からの撮影光が通過するための露
出開口部41が穿設された略楕円形状の板状部材で形成
されるシャッタ地板4と、このシャッタ地板4の一面側
(カメラ後方側)において一側方(図中、向かって右
側)に突設された第1固定ピン42を中心に回動自在に
配設され上記露出開口部41に対応した撮影光を通過さ
せるための開口部11を有し、図中、反時計方向に最大
回転した際には撮影光を全通過させ、時計方向に回転し
た際には撮影光の一部を遮蔽する第1のセクタ1と、同
じく上記シャッタ地板4の一面側一側方に突設された第
2固定ピン43を中心に回動自在に配設され図中、時計
方向に最大回転した際には撮影光を全通過させ、反時計
方向に回転した際には撮影光の一部であって上記第1の
セクタ1によって遮蔽する撮影光とは異なる部分の撮影
光を遮蔽する第2のセクタ2と、同じく上記シャッタ地
板4の一面側一側方に突設された第3固定ピン44を中
心に回動自在に配設され図中、時計方向の回転に最大回
転した際には撮影光を全通過させ、反時計方向に回転し
た際には撮影光の一部であって上記第1のセクタ1、第
2のセクタ2によって遮蔽する撮影光とは異なる部分の
撮影光を遮蔽する第3のセクタ3と、上記シャッタ地板
4の他面側に配設され該シャッタ地板4に形成された駆
動ピン孔45からの漏れ光を遮蔽する遮光羽根5と、図
示しない駆動源により上記駆動ピン孔45上に沿って駆
動され上記第1のセクタ1、第2のセクタ2、第3のセ
クタ3を駆動せしめるセクタ駆動部材である駆動ピン6
と、で主要部が構成されている。
【0011】シャッタ地板4は、通常の撮影機能を有す
る撮影レンズ48の後方側に配設された略楕円形状を呈
する板状部材であり、周囲に適宜フランジが形成される
とともにその中央部には上記撮影レンズ48からの撮影
光が通過するための円形の露出開口部41が穿設されて
いる。なお、この露出開口部41は撮影レンズ48から
の撮影光を全て通過するように形成される。
る撮影レンズ48の後方側に配設された略楕円形状を呈
する板状部材であり、周囲に適宜フランジが形成される
とともにその中央部には上記撮影レンズ48からの撮影
光が通過するための円形の露出開口部41が穿設されて
いる。なお、この露出開口部41は撮影レンズ48から
の撮影光を全て通過するように形成される。
【0012】また、シャッタ地板4の後側面であって図
中、向かって右側方には、それぞれ上記第1のセクタ
1、第2のセクタ2、第3のセクタ3の回動支軸となる
第1固定ピン42、第2固定ピン43、第3固定ピン4
4が後方に向けて突設される。なお、これら第1固定ピ
ン42、第2固定ピン43、第3固定ピン44は、図
中、上方より第1固定ピン42、第3固定ピン44、第
2固定ピン43の順で配設される。
中、向かって右側方には、それぞれ上記第1のセクタ
1、第2のセクタ2、第3のセクタ3の回動支軸となる
第1固定ピン42、第2固定ピン43、第3固定ピン4
4が後方に向けて突設される。なお、これら第1固定ピ
ン42、第2固定ピン43、第3固定ピン44は、図
中、上方より第1固定ピン42、第3固定ピン44、第
2固定ピン43の順で配設される。
【0013】また、上記第1固定ピン42と第3固定ピ
ン44との間には、上記駆動ピン6が挿通し、上記第1
のセクタ1、第2のセクタ2、第3のセクタ3の回動範
囲を規定する、略長孔形状を呈する駆動ピン孔45が穿
設される。駆動ピン6は、該駆動ピン孔45に挿通さ
れ、案内されるようになっている。なお詳しくは後述す
る。
ン44との間には、上記駆動ピン6が挿通し、上記第1
のセクタ1、第2のセクタ2、第3のセクタ3の回動範
囲を規定する、略長孔形状を呈する駆動ピン孔45が穿
設される。駆動ピン6は、該駆動ピン孔45に挿通さ
れ、案内されるようになっている。なお詳しくは後述す
る。
【0014】一方、シャッタ地板4の前側面であって上
記駆動ピン孔45の近傍には、遮光羽根5と係合する第
4固定ピン46がカメラの前方に向けて突設される。
記駆動ピン孔45の近傍には、遮光羽根5と係合する第
4固定ピン46がカメラの前方に向けて突設される。
【0015】第1のセクタ1は、薄厚の平板で形成さ
れ、シャッタ地板4の後側面において自在に回動し、か
つ、該シャッタ地板4との間で光り漏れを生じない程度
に密接して配設される。また、その基端部14には上記
第1固定ピン42と係合する第1軸孔12が穿設されて
おり、該第1固定ピン42に回動自在に軸支される。す
なわち第1のセクタ1は、第1固定ピン42を中心軸に
時計方向(図中、矢印A)、反時計方向(図中、矢印
B)の何れにも回動自在となる。
れ、シャッタ地板4の後側面において自在に回動し、か
つ、該シャッタ地板4との間で光り漏れを生じない程度
に密接して配設される。また、その基端部14には上記
第1固定ピン42と係合する第1軸孔12が穿設されて
おり、該第1固定ピン42に回動自在に軸支される。す
なわち第1のセクタ1は、第1固定ピン42を中心軸に
時計方向(図中、矢印A)、反時計方向(図中、矢印
B)の何れにも回動自在となる。
【0016】さらに、上記第1軸孔12の近傍(図1に
おいては、基端部14の下方側)には上記駆動ピン6が
挿通する第1長孔13が穿設される。すなわち、上記駆
動ピン6はシャッタ地板4の駆動ピン孔45に挿通する
とともに該第1長孔13にも挿通する。そして、該駆動
ピン6が駆動ピン孔45に沿って移動することにより第
1長孔13を介して第1のセクタ1が回動される。ま
た、第1のセクタ1の回動範囲は、駆動ピン孔45に沿
って移動する駆動ピン6の移動範囲により規定される。
なお、詳しくは後述する。
おいては、基端部14の下方側)には上記駆動ピン6が
挿通する第1長孔13が穿設される。すなわち、上記駆
動ピン6はシャッタ地板4の駆動ピン孔45に挿通する
とともに該第1長孔13にも挿通する。そして、該駆動
ピン6が駆動ピン孔45に沿って移動することにより第
1長孔13を介して第1のセクタ1が回動される。ま
た、第1のセクタ1の回動範囲は、駆動ピン孔45に沿
って移動する駆動ピン6の移動範囲により規定される。
なお、詳しくは後述する。
【0017】また、第1のセクタ1の自由端部15は略
長円形状を呈し、その上方には上記露出開口部41より
やや大きな略円形の開口部11が穿設される。そして、
第1のセクタ1を反時計方向Bに最大量回転させたと
き、該開口部11が上記露出開口部41に対向する位置
に配置されるようになっている。すなわち、第1のセク
タ1に関しては、反時計方向Bに最大量回転させたと
き、撮影光を全て通過させる位置(全開位置)に配置さ
れることになる。
長円形状を呈し、その上方には上記露出開口部41より
やや大きな略円形の開口部11が穿設される。そして、
第1のセクタ1を反時計方向Bに最大量回転させたと
き、該開口部11が上記露出開口部41に対向する位置
に配置されるようになっている。すなわち、第1のセク
タ1に関しては、反時計方向Bに最大量回転させたと
き、撮影光を全て通過させる位置(全開位置)に配置さ
れることになる。
【0018】一方、第1のセクタ1を時計方向Aに回転
させた場合、開口部11は上記露出開口部41から退避
するように移動し、最大量回転したとき、一部を残して
退避する。すなわち、時計方向Aに最大量回転したと
き、開口部11以外の自由端部15によりほぼ露出開口
部41を遮蔽する。
させた場合、開口部11は上記露出開口部41から退避
するように移動し、最大量回転したとき、一部を残して
退避する。すなわち、時計方向Aに最大量回転したと
き、開口部11以外の自由端部15によりほぼ露出開口
部41を遮蔽する。
【0019】第2のセクタ2は、薄厚の平板で形成さ
れ、上記第1のセクタ1の後側面において自在に回動
し、かつ、該シャッタ地板4、第1のセクタ1との間で
光り漏れを生じない程度に密接して配設される。また、
その基端部には上記第2固定ピン43(図1において、
第1固定ピン42より下方に配置される)と係合する第
2軸孔22が穿設されており、該第2固定ピン43に回
動自在に軸支される。すなわち第2のセクタ2は、第2
固定ピン43を中心軸に時計方向(図中、矢印A)、反
時計方向(図中、矢印B)の何れにも回動自在となる。
れ、上記第1のセクタ1の後側面において自在に回動
し、かつ、該シャッタ地板4、第1のセクタ1との間で
光り漏れを生じない程度に密接して配設される。また、
その基端部には上記第2固定ピン43(図1において、
第1固定ピン42より下方に配置される)と係合する第
2軸孔22が穿設されており、該第2固定ピン43に回
動自在に軸支される。すなわち第2のセクタ2は、第2
固定ピン43を中心軸に時計方向(図中、矢印A)、反
時計方向(図中、矢印B)の何れにも回動自在となる。
【0020】さらに、上記第2軸孔22の近傍(図1に
おいては、基端部24の上方側)には上記駆動ピン6が
挿通する第2長孔23が穿設される。すなわち、上記駆
動ピン6は上記駆動ピン孔45、第1長孔13に挿通す
るとともに第2長孔23にも挿通する。そして、該駆動
ピン6が駆動ピン孔45に沿って移動することにより第
2長孔23を介して第2のセクタ2が回動される。ま
た、上記同様、第2のセクタ2の回動範囲は、駆動ピン
孔45に沿って移動する駆動ピン6の移動範囲により規
定される。
おいては、基端部24の上方側)には上記駆動ピン6が
挿通する第2長孔23が穿設される。すなわち、上記駆
動ピン6は上記駆動ピン孔45、第1長孔13に挿通す
るとともに第2長孔23にも挿通する。そして、該駆動
ピン6が駆動ピン孔45に沿って移動することにより第
2長孔23を介して第2のセクタ2が回動される。ま
た、上記同様、第2のセクタ2の回動範囲は、駆動ピン
孔45に沿って移動する駆動ピン6の移動範囲により規
定される。
【0021】また、第2のセクタ2の自由端部25は略
円弧形状を呈し、上記露出開口部41の径よりやや大き
な径の湾部21を形成する。そして、第2のセクタ2を
時計方向Aに最大量回転させたとき、該湾部21が上記
露出開口部41より完全に退避する位置に配置されるよ
うになっている。すなわち、第2のセクタ2に関して
は、時計方向Aに最大量回転させたとき、撮影光を全て
通過させる位置(全開位置)に配置されることになる。
円弧形状を呈し、上記露出開口部41の径よりやや大き
な径の湾部21を形成する。そして、第2のセクタ2を
時計方向Aに最大量回転させたとき、該湾部21が上記
露出開口部41より完全に退避する位置に配置されるよ
うになっている。すなわち、第2のセクタ2に関して
は、時計方向Aに最大量回転させたとき、撮影光を全て
通過させる位置(全開位置)に配置されることになる。
【0022】一方、この全開位置より第2のセクタ2を
反時計方向Bに回転させると、自由端部25は徐々に上
記露出開口部41を覆うように移動する。そして、反時
計方向Bに最大量回転させた場合でも、自由端部25は
露出開口部41を全て覆うことはなく撮影光の一部を遮
蔽する位置に留まる。
反時計方向Bに回転させると、自由端部25は徐々に上
記露出開口部41を覆うように移動する。そして、反時
計方向Bに最大量回転させた場合でも、自由端部25は
露出開口部41を全て覆うことはなく撮影光の一部を遮
蔽する位置に留まる。
【0023】第3のセクタ3は、上記第2のセクタ2と
概略相似形状を呈し、薄厚の平板で形成される。そし
て、上記第2のセクタ2の後側面において自在に回動
し、かつ、該シャッタ地板4、第1のセクタ1、第2の
セクタ2との間で光り漏れを生じない程度に密接して配
設される。また、その基端部34には上記第3固定ピン
44(図1において、第1固定ピン42より下方であっ
て第2固定ピン43より上方に配置される)と係合する
第3軸孔32が穿設されており、該第3固定ピン44に
回動自在に軸支される。すなわち第3のセクタ3は、第
3固定ピン44を中心軸に時計方向(図中、矢印A)、
反時計方向(図中、矢印B)の何れにも回動自在とな
る。
概略相似形状を呈し、薄厚の平板で形成される。そし
て、上記第2のセクタ2の後側面において自在に回動
し、かつ、該シャッタ地板4、第1のセクタ1、第2の
セクタ2との間で光り漏れを生じない程度に密接して配
設される。また、その基端部34には上記第3固定ピン
44(図1において、第1固定ピン42より下方であっ
て第2固定ピン43より上方に配置される)と係合する
第3軸孔32が穿設されており、該第3固定ピン44に
回動自在に軸支される。すなわち第3のセクタ3は、第
3固定ピン44を中心軸に時計方向(図中、矢印A)、
反時計方向(図中、矢印B)の何れにも回動自在とな
る。
【0024】さらに、上記第3軸孔32の近傍(図1に
おいては、基端部34の上方側)には上記駆動ピン6が
挿通する第3長孔33が穿設される。すなわち、上記駆
動ピン6は上記駆動ピン孔45、第1長孔13、第2長
孔23に挿通するとともに第3長孔33にも挿通する。
そして、該駆動ピン6が駆動ピン孔45に沿って移動す
ることにより第3長孔33を介して第3のセクタ3が回
動される。また、上記同様、第3のセクタ3の回動範囲
は、駆動ピン孔45に沿って移動する駆動ピン6の移動
範囲により規定される。
おいては、基端部34の上方側)には上記駆動ピン6が
挿通する第3長孔33が穿設される。すなわち、上記駆
動ピン6は上記駆動ピン孔45、第1長孔13、第2長
孔23に挿通するとともに第3長孔33にも挿通する。
そして、該駆動ピン6が駆動ピン孔45に沿って移動す
ることにより第3長孔33を介して第3のセクタ3が回
動される。また、上記同様、第3のセクタ3の回動範囲
は、駆動ピン孔45に沿って移動する駆動ピン6の移動
範囲により規定される。
【0025】また、第3のセクタ3の自由端部35は、
上記第2のセクタ2における自由端部25とほぼ同型の
略円弧形状を呈し、上記露出開口部41の径よりやや大
きな径の湾部31を形成する。そして、第2のセクタ2
と同様に第3のセクタ3を時計方向Aに最大量回転させ
たとき、該湾部31が上記露出開口部41より完全に退
避する位置に配置されるようになっている。すなわち、
第3のセクタ3に関しても、第2のセクタ2と同様に時
計方向Aに最大量回転させたとき、撮影光を全て通過さ
せる位置(全開位置)に配置されることになる。
上記第2のセクタ2における自由端部25とほぼ同型の
略円弧形状を呈し、上記露出開口部41の径よりやや大
きな径の湾部31を形成する。そして、第2のセクタ2
と同様に第3のセクタ3を時計方向Aに最大量回転させ
たとき、該湾部31が上記露出開口部41より完全に退
避する位置に配置されるようになっている。すなわち、
第3のセクタ3に関しても、第2のセクタ2と同様に時
計方向Aに最大量回転させたとき、撮影光を全て通過さ
せる位置(全開位置)に配置されることになる。
【0026】一方、この全開位置より第3のセクタ3を
反時計方向Bに回転させると、自由端部35は徐々に上
記露出開口部41を覆うように移動する。そして、反時
計方向Bに最大量回転させた場合でも、上記自由端部2
5は露出開口部41を全て覆うことはなく撮影光の一部
を遮蔽する位置に留まる。なお、この位置は上記第2の
セクタ2による遮蔽位置とは異なるが、詳しくは後述す
る。
反時計方向Bに回転させると、自由端部35は徐々に上
記露出開口部41を覆うように移動する。そして、反時
計方向Bに最大量回転させた場合でも、上記自由端部2
5は露出開口部41を全て覆うことはなく撮影光の一部
を遮蔽する位置に留まる。なお、この位置は上記第2の
セクタ2による遮蔽位置とは異なるが、詳しくは後述す
る。
【0027】遮光羽根5は、上記駆動ピン孔45からの
漏れ光を防止する漏光防止手段としての役目を果たす。
すなわち、遮光羽根5は、薄厚の略L字形状を呈するシ
ート状部材で形成され、シャッタ地板4における貫通孔
である駆動ピン孔45の前方に対向して、かつ、該シャ
ッタ地板4との間で光り漏れを生じないよう、図示しな
い押さえ部材で密接されて配設される。なお、該遮光羽
根5の材質としては、黒色のポリエステルシート等が望
ましい。また、上記各セクタ1、2、3も同様の材質が
望ましい。
漏れ光を防止する漏光防止手段としての役目を果たす。
すなわち、遮光羽根5は、薄厚の略L字形状を呈するシ
ート状部材で形成され、シャッタ地板4における貫通孔
である駆動ピン孔45の前方に対向して、かつ、該シャ
ッタ地板4との間で光り漏れを生じないよう、図示しな
い押さえ部材で密接されて配設される。なお、該遮光羽
根5の材質としては、黒色のポリエステルシート等が望
ましい。また、上記各セクタ1、2、3も同様の材質が
望ましい。
【0028】また、遮光羽根5の基端部には上記第4固
定ピン46が摺動自在に挿通する長孔53が、自由端部
には駆動ピン6が回動自在に嵌合する軸孔52がそれぞ
れ穿設されている。ここで、上記駆動ピン6は、まず該
軸孔52に挿通し、さらに、上述したように駆動ピン孔
45、第1長孔13、第2長孔23、第3長孔33の順
に挿通する。そして、駆動ピン6が図示しない駆動源に
より駆動され上記駆動ピン孔45に沿って移動するに従
い、遮光羽根5は、第4固定ピン46を軸に長孔53内
で摺動しつつ揺動する。
定ピン46が摺動自在に挿通する長孔53が、自由端部
には駆動ピン6が回動自在に嵌合する軸孔52がそれぞ
れ穿設されている。ここで、上記駆動ピン6は、まず該
軸孔52に挿通し、さらに、上述したように駆動ピン孔
45、第1長孔13、第2長孔23、第3長孔33の順
に挿通する。そして、駆動ピン6が図示しない駆動源に
より駆動され上記駆動ピン孔45に沿って移動するに従
い、遮光羽根5は、第4固定ピン46を軸に長孔53内
で摺動しつつ揺動する。
【0029】次に、このように構成される本シャッタ装
置の作用について図2、図3を参照して説明する。
置の作用について図2、図3を参照して説明する。
【0030】図2は、本実施形態のシャッタ装置が露出
開口部41を全て覆う全閉状態にあるときの、上記各セ
クタ1,2,3、シャッタ地板4、遮光羽根5をカメラ
後方から見た図である。また、図3は、同シャッタ装置
が露出開口部41を全て開放する全開状態にあるとき
の、上記各セクタ1,2,3、シャッタ地板4、遮光羽
根5をカメラ後方から見た図である。
開口部41を全て覆う全閉状態にあるときの、上記各セ
クタ1,2,3、シャッタ地板4、遮光羽根5をカメラ
後方から見た図である。また、図3は、同シャッタ装置
が露出開口部41を全て開放する全開状態にあるとき
の、上記各セクタ1,2,3、シャッタ地板4、遮光羽
根5をカメラ後方から見た図である。
【0031】まず、露出開口部41を覆う全閉状態につ
いて図2を参照して説明する。上記第1のセクタ1、第
2のセクタ2、第3のセクタ3等で露出開口部41を覆
う場合、駆動ピン6を図示しない駆動源で駆動し、駆動
ピン孔45に沿って図中、下方端まで移動させる。そし
て、この駆動ピン6の移動に伴い、 (1)第1のセクタ1は、その第1長孔13が駆動ピン
6の移動に追動し第1固定ピン42を軸に時計方向A
(第1の方向)に回転する。これにより、開口部11が
露出開口部41より退避する方向に移動し、自由端部1
5により露出開口部41の大部分を遮蔽する。
いて図2を参照して説明する。上記第1のセクタ1、第
2のセクタ2、第3のセクタ3等で露出開口部41を覆
う場合、駆動ピン6を図示しない駆動源で駆動し、駆動
ピン孔45に沿って図中、下方端まで移動させる。そし
て、この駆動ピン6の移動に伴い、 (1)第1のセクタ1は、その第1長孔13が駆動ピン
6の移動に追動し第1固定ピン42を軸に時計方向A
(第1の方向)に回転する。これにより、開口部11が
露出開口部41より退避する方向に移動し、自由端部1
5により露出開口部41の大部分を遮蔽する。
【0032】(2)第2のセクタ2は、その第2長孔2
3が駆動ピン6の移動に追動し第2固定ピン43を軸に
反時計方向B(第2の方向)に回転する。これにより、
自由端部25が露出開口部41を覆う方向に移動し、露
出開口部41の一部であって、上記第1のセクタ1が覆
いきれなかった部分を遮蔽する。
3が駆動ピン6の移動に追動し第2固定ピン43を軸に
反時計方向B(第2の方向)に回転する。これにより、
自由端部25が露出開口部41を覆う方向に移動し、露
出開口部41の一部であって、上記第1のセクタ1が覆
いきれなかった部分を遮蔽する。
【0033】(3)第3のセクタ3は、その第3長孔3
3が駆動ピン6の移動に追動し第3固定ピン44を軸に
反時計方向B(第2の方向)に回転する。これにより、
自由端部35が露出開口部41を覆う方向に移動し、露
出開口部41の一部であって、上記第2のセクタ2が覆
いきれなかった部分を遮蔽する。
3が駆動ピン6の移動に追動し第3固定ピン44を軸に
反時計方向B(第2の方向)に回転する。これにより、
自由端部35が露出開口部41を覆う方向に移動し、露
出開口部41の一部であって、上記第2のセクタ2が覆
いきれなかった部分を遮蔽する。
【0034】このように、上記第1のセクタ1、第2の
セクタ2、第3のセクタ3が駆動ピン6に移動に対して
共に協動して作用し、その自由端部により露出開口部4
1を完全に遮蔽する。すなわち、単独では露出開口部4
1の全てを覆うことはない上記第1のセクタ1、第2の
セクタ2、第3のセクタ3を適宜配置することで、互い
に補完しつつ露出開口部41を完全に覆うことを可能と
している。
セクタ2、第3のセクタ3が駆動ピン6に移動に対して
共に協動して作用し、その自由端部により露出開口部4
1を完全に遮蔽する。すなわち、単独では露出開口部4
1の全てを覆うことはない上記第1のセクタ1、第2の
セクタ2、第3のセクタ3を適宜配置することで、互い
に補完しつつ露出開口部41を完全に覆うことを可能と
している。
【0035】また、以上の作用で露出開口部41は完全
に遮蔽されるが、シャッタ地板4には駆動ピン孔45も
穿設されており、カメラを小型化する上でこの孔からの
漏れ光も懸念される。
に遮蔽されるが、シャッタ地板4には駆動ピン孔45も
穿設されており、カメラを小型化する上でこの孔からの
漏れ光も懸念される。
【0036】本実施形態では、かかる事情も考慮し、こ
の駆動ピン孔45からの漏れ光を防止するために上記遮
光羽根5を配設している。
の駆動ピン孔45からの漏れ光を防止するために上記遮
光羽根5を配設している。
【0037】図2に示す全閉状態の場合、すなわち、駆
動ピン6が駆動ピン孔45に沿って図中、下方端まで移
動したとき、この駆動ピン6の移動に伴い、遮光羽根5
は、軸孔52が駆動ピン6に追動し第4固定ピン46を
軸に反時計方向Bに回転する。これにより、遮光羽根5
の自由端部で駆動ピン孔45を前方から覆うことがで
き、駆動ピン孔45からの光漏れを防止する。
動ピン6が駆動ピン孔45に沿って図中、下方端まで移
動したとき、この駆動ピン6の移動に伴い、遮光羽根5
は、軸孔52が駆動ピン6に追動し第4固定ピン46を
軸に反時計方向Bに回転する。これにより、遮光羽根5
の自由端部で駆動ピン孔45を前方から覆うことがで
き、駆動ピン孔45からの光漏れを防止する。
【0038】なお、軸孔52からの光漏れを防止するた
めに該軸孔52は駆動ピン6と(回動可能となる程度
に)嵌合する円形を呈する。そして、該遮光羽根5の揺
動に伴う移動分は長孔53で吸収される。
めに該軸孔52は駆動ピン6と(回動可能となる程度
に)嵌合する円形を呈する。そして、該遮光羽根5の揺
動に伴う移動分は長孔53で吸収される。
【0039】次に、露出開口部41を開放する全開状態
について図3を参照して説明する。上記第1のセクタ
1、第2のセクタ2、第3のセクタ3を露出開口部41
から退避させる場合、駆動ピン6を駆動ピン孔45に沿
って図中、上方端まで移動させる。そして、この駆動ピ
ン6の移動に伴い、 (1)第1のセクタ1は、その第1長孔13が駆動ピン
6の移動に追動し第1固定ピン42を軸に反時計方向B
(第2の方向)に回転する。これにより、開口部11が
露出開口部41の対向面に移動し、露出開口部41を開
放する。
について図3を参照して説明する。上記第1のセクタ
1、第2のセクタ2、第3のセクタ3を露出開口部41
から退避させる場合、駆動ピン6を駆動ピン孔45に沿
って図中、上方端まで移動させる。そして、この駆動ピ
ン6の移動に伴い、 (1)第1のセクタ1は、その第1長孔13が駆動ピン
6の移動に追動し第1固定ピン42を軸に反時計方向B
(第2の方向)に回転する。これにより、開口部11が
露出開口部41の対向面に移動し、露出開口部41を開
放する。
【0040】(2)第2のセクタ2は、その第2長孔2
3が駆動ピン6の移動に追動し第2固定ピン43を軸に
時計方向A(第1の方向)に回転する。これにより、自
由端部25が露出開口部41から完全に退避し、露出開
口部41を開放する。
3が駆動ピン6の移動に追動し第2固定ピン43を軸に
時計方向A(第1の方向)に回転する。これにより、自
由端部25が露出開口部41から完全に退避し、露出開
口部41を開放する。
【0041】(3)第3のセクタ3は、その第3長孔3
3が駆動ピン6の移動に追動し第3固定ピン44を軸に
時計方向A(第1の方向)に回転する。これにより、自
由端部35が露出開口部41から完全に退避し、露出開
口部41を開放する。
3が駆動ピン6の移動に追動し第3固定ピン44を軸に
時計方向A(第1の方向)に回転する。これにより、自
由端部35が露出開口部41から完全に退避し、露出開
口部41を開放する。
【0042】このように、上記第1のセクタ1、第2の
セクタ2、第3のセクタ3が駆動ピン6に移動に対して
共に協動して作用し、露出開口部41を開放するよう移
動する。
セクタ2、第3のセクタ3が駆動ピン6に移動に対して
共に協動して作用し、露出開口部41を開放するよう移
動する。
【0043】なお、遮光羽根5は、この駆動ピン6の移
動に伴い軸孔52が駆動ピン6に追動し第4固定ピン4
6を軸に時計方向Aに回転して駆動ピン孔45の前方か
ら退避するが、全開状態のときは駆動ピン孔45を覆う
必要もないため、問題とはならない。
動に伴い軸孔52が駆動ピン6に追動し第4固定ピン4
6を軸に時計方向Aに回転して駆動ピン孔45の前方か
ら退避するが、全開状態のときは駆動ピン孔45を覆う
必要もないため、問題とはならない。
【0044】このように、本実施形態のシャッタ装置に
よると、単独では露出開口部を全て覆うことはできない
程度に小型な3枚のセクタ(シャッタ羽根)を、一の駆
動源により協動させ、かつ、適宜配置することで、光漏
れを防止しつつ省スペース化を実現することができる。
よると、単独では露出開口部を全て覆うことはできない
程度に小型な3枚のセクタ(シャッタ羽根)を、一の駆
動源により協動させ、かつ、適宜配置することで、光漏
れを防止しつつ省スペース化を実現することができる。
【0045】また、露出開口部近傍に穿設された駆動ピ
ンのための孔からの光漏れに対しても、上記と同一の駆
動源により協動する遮光羽根を設けたことで、確実に防
止することを可能とする。
ンのための孔からの光漏れに対しても、上記と同一の駆
動源により協動する遮光羽根を設けたことで、確実に防
止することを可能とする。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
型化を実現すると共に光漏れを確実に防止するシャッタ
装置を提供できる。
型化を実現すると共に光漏れを確実に防止するシャッタ
装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施形態であるカメラのシャッタ装
置の要部をカメラの右斜め後方より見て示した要部分解
斜視図である。
置の要部をカメラの右斜め後方より見て示した要部分解
斜視図である。
【図2】上記実施形態のシャッタ装置において、露出開
口部を全て覆う全閉状態のときの、第1乃至第3セク
タ、シャッタ地板、遮光羽根をカメラ後方から見た図で
ある。
口部を全て覆う全閉状態のときの、第1乃至第3セク
タ、シャッタ地板、遮光羽根をカメラ後方から見た図で
ある。
【図3】上記実施形態のシャッタ装置において、露出開
口部を全て開放する全開状態のときの、第1乃至第3セ
クタ、シャッタ地板、遮光羽根をカメラ後方から見た図
である。
口部を全て開放する全開状態のときの、第1乃至第3セ
クタ、シャッタ地板、遮光羽根をカメラ後方から見た図
である。
1…第1のセクタ 11…開口部 12…第1軸孔 13…第1長孔 14…基端部 15…自由端部 2…第2のセクタ 21…湾部 22…第2軸孔 23…第2長孔 24…基端部 25…自由端部 3…第3のセクタ 31…湾部 32…第3軸孔 33…第3長孔 34…基端部 35…自由端部 4…シャッタ地板 41…露出開口部 42…第1固定ピン 43…第2固定ピン 44…第3固定ピン 45…駆動ピン孔 46…第4固定ピン 48…撮影レンズ 5…遮光羽根 52…軸孔 52…ポジション規定部 53…長孔 6…駆動ピン
Claims (3)
- 【請求項1】 撮影光を通過させる、または遮蔽するセ
クタと、 このセクタを駆動させるセクタ駆動部材と、 このセクタ駆動部材が貫通する貫通孔を有するシャッタ
地板と、 上記セクタ駆動部材により上記シャッタ地板に取り付け
られ、上記貫通孔からの漏れ光を防止する漏光防止手段
と、 を具備したことを特徴とするシャッタ装置。 - 【請求項2】 上記漏光防止手段は、シート状の部材で
あることを特徴とする請求項1記載のシャッタ装置。 - 【請求項3】 上記セクタ駆動部材は、上記貫通孔上を
移動可能であり、上記漏光防止手段は該セクタ駆動部材
に連動することを特徴とする請求項1記載のシャッタ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215995A JP2000047285A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | シャッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215995A JP2000047285A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | シャッタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000047285A true JP2000047285A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16681667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10215995A Withdrawn JP2000047285A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | シャッタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000047285A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8223257B2 (en) | 2008-07-31 | 2012-07-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Focal plane shutter, photographing apparatus including the same, and photographing method for the photographing apparatus |
-
1998
- 1998-07-30 JP JP10215995A patent/JP2000047285A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8223257B2 (en) | 2008-07-31 | 2012-07-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Focal plane shutter, photographing apparatus including the same, and photographing method for the photographing apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |