JP2000046835A - 検体検査システムおよび検体検査方法 - Google Patents

検体検査システムおよび検体検査方法

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JP2000046835A
JP2000046835A JP10215588A JP21558898A JP2000046835A JP 2000046835 A JP2000046835 A JP 2000046835A JP 10215588 A JP10215588 A JP 10215588A JP 21558898 A JP21558898 A JP 21558898A JP 2000046835 A JP2000046835 A JP 2000046835A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが対応する必要のある情報を纏めて表示
し、操作の中心とすると共に、情報を階層にして提示す
ることのできる検体検査システムおよび検体検査方法を
提供する。 【解決手段】問題の発生を知らせる1次情報34として
の分注エラーの発生31と異常データの発生32とデー
タの検索要求の表示33、および問題の詳細内容35,
問題状況の確認36または問題解決のための情報37で
ある次次情報の表示を同一画面に行うこととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検体処理システム、
特に臨床検査分野において検体検査を自動的に行うのに
適した検体検査システムおよび検体検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の検体処理システムは、ラック搬送
部が内蔵されている種々の処理ユニット(遠心分離,開
栓,分注,バーコードラベリング,閉栓,分類,分析
等)とそれらの処理ユニットを結合する搬送ラインとを
含み、処理ユニットと処理ユニット,搬送ラインと処理
ユニット、あるいは搬送ラインと搬送ラインを直列に接
続して処理システムを構築している。
【0003】特開平10−62426 号公報には、複数の処理
装置と、前記複数の処理装置により処理を受ける少なく
とも一つの被処理体と、を有し、前記複数の処理装置と
前記被処理体が、情報処理手段,記憶手段、および通信
手段を備え、前記複数の処理装置についての情報に基づ
いて前記被処理体が処理手順を決め、前記処理手順に基
づいて前記複数の処理装置が前記被処理体に処理操作を
行うこと、前記被処理体が試料を収納する試料容器であ
り、前記処理操作が、受入操作,一時保管操作,搬送操
作,待避操作,収納操作,遠心分離操作,開栓操作,分
注操作,試料の分析操作、または分析のための処理操作
である自動化処理システムが記載されている。
【0004】特開平4−32967号公報には、検査依頼入力
部と、検査検体受付部と各分析計からの検査結果入力部
と検査依頼情報記憶部と検査結果記憶部およびこれらの
情報をモニタ可能な表示部より成る臨床検査情報総合シ
ステムにおいて、各検体の依頼情報と検査結果を常にチ
ェックするソフトウェアを有することにより、検査工程
の進捗度管理を実施する臨床検査総合情報システムが記
載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ユーザが対
応する必要のある情報を纏めて表示し、操作の中心とな
し、情報を階層にして提示することができ、以って正確
に,早く,簡単に、医師に正しいデータを報告すること
のできる検体検査システムおよび検体検査方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】ユーザが対応する必要の
ある情報のみを表示するように考えた場合、ユーザが端
末で確認した後、機器に移動して対応するもの(分注エ
ラー等)と、端末で判断するもの(異常データの確認
等)の2つが考えられる。
【0007】この2点を中心に画面表示を考え、標準業
務と位置づける。
【0008】また、優先業務として医師からの問い合わ
せを考える。
【0009】情報を提示する階層の切り分けは、1次情
報から4次情報までに分ける。
【0010】1次情報では、何か起こったことのみをユ
ーザに提示する。そのことによって、画面の初期状態を
シンプルにし、情報のメリハリを付けることができる。
【0011】2次情報は起こった内容の詳細確認とし
て、ユーザが能動的に情報を取得する。
【0012】3次情報は、2次情報で得た内容に対し、
端末で対応する内容(分析精度,患者履歴による確認)
を表す。
【0013】4次情報は端末から離れて対応する内容
(親検体の収納場所確認等)を表す。
【0014】業務上中心となる内容を、分注エラー,異
常データの確認医師からの問い合わせの3点と考え、以
下に各操作の流れを説明する。
【0015】○分注エラー 分注エラーは、まず分注エラーがあったことを提示し、
ユーザに気付いてもらう(1次情報)。その後、分注エ
ラーの詳細を、ユーザが能動的に確認して(2次情
報)、その内容を判断して、親検体の収納場所に向かう
(4次情報)。3次情報は分注エラーの場合は存在しな
い。
【0016】手分注が必要な場合は、その後で子検体
(ラック)の登録を行う。
【0017】○異常データの確認 異常データの確認は、まず異常データがあったことを提
示し、ユーザに気付いてもらう(1次情報)。その後、
異常データの詳細を、ユーザが能動的に確認する(2次
情報)。内容を判断する基準として、患者履歴,分析精
度の情報を使う(3次情報)。そして分析データが有効
と判断した場合はそのままデータを送信する。分析デー
タが無効と判断した場合は、再検の場合は親検体の収納
場所を確認する(4次情報)。分析精度を確認する場合
はコントロール検体を投入する。
【0018】手分注が必要な場合は、その後で子検体
(ラック)の登録を行う。
【0019】○医師からの問い合わせ対応 医師からの問い合わせ対応は、突然発生する業務であ
る。
【0020】内容は、報告されたデータはおかしくない
か、いつデータが報告されるのかといった2点の頻度が
高い。
【0021】手順は、まず、問い合わせ患者の検索から
はじまり、その検索結果を報告する(1次情報)。場合
によっては承認済データの詳細確認をして報告をする
(2次情報)。
【0022】本発明は、多量の情報量をユーザに提供す
るために、次に記載する装置および方法を提供する。
【0023】本発明は、検体を保持する検体ラックを搬
送する検体搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連し
て、前記検体を処理するよう組み合わされた各種の検体
処理ユニットと、および該検体処理ユニットの状態監視
を行い、前記検体ラックの搬送を制御する制御装置とを
備えた検体検査システムにおいて、問題の発生を知らせ
る1次情報としての分注エラーの発生と異常データの発
生とデータの検索要求の表示、および問題の詳細内容,
問題状況の確認または問題解決のための情報である次次
情報の表示を同一画面に行う検体検査システムを提供す
る。
【0024】本発明は、検体を保持する検体ラックを搬
送する検体搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連し
て、前記検体を処理するよう組み合わされた各種の検体
処理ユニットと、および該検体処理ユニットの状態監視
を行い、前記検体ラックの搬送を制御する制御装置とを
備えた検体検査システムにおいて、問題の発生を知らせ
る1次情報としての分注エラーの発生と異常データの発
生とデータの検索要求の表示、および分注エラーの詳細
情報である2次情報の表示を同一画面に行う検体検査シ
ステムを提供する。
【0025】本発明は、検体を保持する検体ラックを搬
送する検体搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連し
て、前記検体を処理するよう組み合わされた各種の検体
処理ユニットと、および該検体処理ユニットの状態監視
を行い、前記検体ラックの搬送を制御する制御装置とを
備えた検体検査システムにおいて、前記検体処理ユニッ
トの一つが検体の収納部であり、該収納部には、前記検
体ラックが複数個整列配設され、問題の発生を知らせる
1次情報としての分注エラーの発生と、異常データの発
生とデータの検索要求の表示、および該複数個の検体ラ
ックに収納された各検体についてその配列場所に対応し
た検体表示を同一画面に行い、かつ分注エラーデータと
判断された検体について他の検体とは識別するための識
別表示を行う検体検査システムを提供する。
【0026】本発明は、検体を保持する検体ラックを搬
送する検体搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連し
て、前記検体を処理するよう組み合わされた各種の検体
処理ユニットと、および該検体処理ユニットの状態監視
を行い、前記検体ラックの搬送を制御する制御装置とを
備えた検体検査システムにおいて、問題の発生を知らせ
る1次情報としての分注エラーの発生と異常データの発
生とデータの検索要求の表示、および異常データの詳細
情報である2次情報の表示を同一画面に行う検体検査シ
ステムを提供する。
【0027】更に、表示された2次情報の一つとの関係
を示して、該情報についての患者履歴データの表示を同
一画面に行うようにしてもよい。
【0028】更に、前記検体処理ユニットの一つが検体
の収納部であり、該収納部には、複数の検体を収納して
一単位の検体ラックが複数個整列配設され、問題の発生
を知らせる1次情報としての分注エラーの発生と異常デ
ータの発生とデータの検索要求の表示、および該複数個
の検体ラックに収納された各検体についてその配置場所
に対応した検体表示を同一画面に行い、かつ異常データ
と判断された検体について他の検体とは識別するための
識別表示を行う検体検査システムとしてもよい。
【0029】本発明は、検体を保持する検体ラックを搬
送する検体搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連し
て、前記検体を処理するよう組み合わされた各種の検体
処理ユニットと、および該検体処理ユニットの状態監視
を行い、前記検体ラックの搬送を制御する制御装置とを
備えた検体検査システムにおいて、問題の発生を知らせ
る1次情報としての分注エラーの発生と異常データの発
生とデータの検索要求の表示、および承認済データの詳
細情報である2次情報の表示を同一画面に行う検体検査
システムを提供する。
【0030】更に、表示された2次情報の一つとの関係
を示して、該情報についての患者履歴データの表示を同
一画面に行うようにすることができる。
【0031】本発明は、検体を保持する検体ラックを搬
送する検体搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連し
て、前記検体を処理するよう組み合わされた各種の検体
処理ユニットと、および該検体処理ユニットの状態監視
を行い、前記検体ラックの搬送を制御する制御装置とを
備えた検体検査システムにおいて、前記検体処理ユニッ
トの一つが検体の収納部であり、該収納部には、前記検
体ラックが複数個整列配設され、問題の発生を知らせる
1次情報としての分注エラーの発生と、異常データの発
生とデータの検索要求の表示、および該複数個の検体ラ
ックに収納された各検体についてその配置場所に対応し
て検体表示を行い、かつ承認済データの中の要求された
検体について他の検体とは識別するための識別表示を行
う検体検査システムを提供する。
【0032】本発明は、検体を保持する検体ラックを搬
送する検体搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連し
て、前記検体を処理するよう組み合わされた各種の検体
処理ユニットと、および該検体処理ユニットの状態監視
を行い、前記検体ラックの搬送を制御する制御装置とを
備えた検体検査システムを使用した検体検査方法におい
て、問題の発生を知らせる1次情報としての分注エラー
の発生,異常データの発生およびデータの検索要求のタ
グ表示を行い、該タグの選択によって、分注エラーの詳
細情報,異常データの詳細確認または承認済データの詳
細確認できる2次情報の表示を同一画面に行う検索検査
方法を提供する。
【0033】更に前記2次情報についての表示タグを選
択することによって、選択された検体の収納場所の確認
表示を同一画面に行う検体検査方法とすることができ
る。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる1実施例を
図面に基づいて説明する。
【0035】図1は検体処理システムの主要部の概念図
である。検体処理システムは、搬送ライン1と、コア検
体投入部1a,遠心分離モジュール3,開栓モジュール
4,オンライン分析モジュール5,バーコード貼付モジ
ュール6,閉栓モジュール7,検体分類モジュール8,
オフライン分注モジュールまたは分析モジュール9とい
った検体処理ユニットとを含む。コア検体投入部1aの
一般検体架設部11に検体をのせた(保持した)検体ラ
ック10をセットし、また緊急検体架設部12に緊急検
体をのせた(保持した)検体ラック10をセットした上
で処理がスタートする。一般検体架設部11から搬送す
る検体ラック10よりも、緊急検体架設部12から搬送
する検体ラック10が優先して搬送される。
【0036】搬送された検体ラック10が読み取り部1
5に送られると、そこでそのラック種別(ラックID)
および検体認識(識別)番号(検体番号,検体ID)が
読み取られ、通信を行って、搬送ライン1を制御する中
央制御部17(図3参照)に登録される。読み取りエラ
ーが発生した検体ラック10はラック取出しバッファー
部16に取出され、そのため再度一般検体架設部11か
らその検体ラック10を投入することができる。中央制
御部17にラック情報を登録した検体ラックは次の搬送
ライン1bに搬送される。
【0037】遠心分離ユニット3に立ち寄るべき検体ラ
ック10はまずバッファーユニット2aに収納される。
検体ラック10はラック満杯になるか、あるいは予め設
定しているタイムアウト時間になるかのいずれかによ
り、1ラックずつ連続して次の搬送ライン1bに搬送さ
れる。検体ラックが遠心分離モジュール3に接続する搬
送ライン1bの任意の位置に搬送されると、遠心分離モ
ジュール3のハンドリングにより1ラックずつ遠心分離
モジュール3内に搬入される。搬入された検体ラックは
予め設定している遠心時間だけ遠心分離処理され、搬入
した任意の位置に1ラックずつ搬出される。
【0038】遠心分離モジュール3に立ち寄らない検体
ラック10はバッファーユニット2aに立ち寄らずに遠
心分離モジュール3に接続する搬送ライン1bに搬送さ
れる。バッファーユニット2aは、遠心処理中に次に遠
心処理する検体ラックの処理を終了させ、待機ラックに
して処理速度を向上させるために設けてある。
【0039】次に、開栓モジュール4に立ち寄るべき検
体ラック10は開栓モジュール4及び開栓モジュール4
に接続する搬送ライン1bに検体ラック10があれば、
バッファーユニット2bに収納される。遠心分離モジュ
ール3は、最大8ラックを一度に遠心分離するため、搬
入,搬出は連続して実施される。このため、搬出時、搬
送ライン1bが停滞しないように、バッファーユニット
2bが設けられている。開栓モジュール4及び開栓モジ
ュール4に接続する搬送ライン1bに検体ラック10が
なければ、検体ラック10は開栓モジュール4に接続す
る搬送ライン1bに搬送され、開栓モジュール4内に搬
入される。試験管の栓を抜いた後、検体ラック10は開
栓モジュール4に接続する搬送ライン1bに搬出され
る。開栓モジュール4に立ち寄せない検体ラック10は
開栓モジュール4に接続する搬送ライン1bに搬送され
る。
【0040】次に、オンライン分注モジュール5に立ち
寄るべき検体ラック10は、オンライン分注モジュール
5に接続する搬送ライン1bに検体ラック10がなけれ
ば、オンライン分注モジュール5に接続する搬送ライン
1bに搬送され、オンライン分注モジュール5内に搬入
される。オンライン分注モジュール5内では、吸引した
血清を吐出するための空試験管または空カップをのせた
(保持した)試験ラック19を投入口18にセットし、
予め吐出ポジションに待機させておく。この状態で搬送
ライン1bからオンライン分注モジュール5内に立ち寄
った検体ラック10については、中央制御部17からの
指示により依頼のある検体のみについて分注が実施され
る。分注終了後、検体ラック10はオンライン分注モジ
ュール5に接続する搬送ライン1bに搬出される。ま
た、分注して作られた子検体ラック19も搬出される。
オンライン分注モジュール5に立ち寄らない検体ラック
10はオンライン分注モジュール5に接続する搬送ライ
ン1bに搬送される。
【0041】次に、バーコード貼付モジュール6に立ち
寄るべき検体ラック10はバーコード貼付モジュール6
に接続する搬送ライン1bに搬送され、バーコード貼付
モジュール6に搬入される。搬入された検体ラック10
の各試験管には分注した検体と全く同じ検体認識番号が
貼り付けられ、読み取り確認後、バーコード貼付モジュ
ールに接続する搬送ライン1bに搬出される。バーコー
ド貼付モジュール6に立ち寄らない検体ラック10はバ
ーコード貼付モジュール6に接続する搬送ライン1bに
搬送される。
【0042】次に、閉栓モジュール7に立ち寄るべき検
体ラック10は閉栓モジュール7に接続する搬送ライン
1bに搬送され、閉栓モジュール7に搬入される。搬入
した各試験管に栓をして閉栓モジュール7に接続する搬
送ライン1bに搬出される。閉栓モジュール7に立ち寄
らない検体ラック10は閉栓モジュール7に接続する搬
送ライン1bに搬送される。
【0043】次に、検体分類モジュール8に立ち寄るべ
き検体ラック10は該検体分類モジュール8に接続する
搬送ライン1bに搬送され、検体分類モジュール8に搬
入される。搬入した検体ラック10の試験管のうち依頼
のある試験管のみが指定ポジションに移載され、移載終
了後、検体分類モジュール8に接続する搬送ライン1b
に搬出される。検体分類モジュール8に立ち寄らない検
体ラック10は検体分類モジュール8に接続する搬送ラ
イン1bに搬送される。
【0044】次に、オフライン分注モジュール9に立ち
寄るべき検体ラック10はオフライン分注モジュール9
に接続する搬送ライン1bに搬入され、依頼のある検体
のみ指定の容器に分注され、分注終了後に、オフライン
分注モジュール9に接続する搬送ライン1bに搬送され
る。立ち寄らない検体ラック10は次の搬送ライン1b
に搬出される。また、分析モジュール9に立ち寄る検体
ラック10は分析モジュール9に接続する搬送ライン1
bに搬入され、依頼のある検体のみ指定の容器に分注,
分析され、その終了後に、分析モジュール9に接続する
搬送ライン1bに搬送される。立ち寄らない検体ラック
10は次の搬送ライン1bに搬出され、次の搬送ライン
収納部1cに搬出される。リセット処理,開栓エラーに
てデフォルトバッファー部14に出された検体ラック1
0は優先検体架設部13に搬送され、処理がスタートす
る。優先検体架設部13にセットした検体ラック10は
搬送ライン収納部1cから搬送ライン1bに搬送され、
緊急検体架設部12に搬送される。以下、緊急検体架設
部12からの検体ラック10の流れは前述と同様であ
る。
【0045】コア検体投入部1aおよび搬送ライン1b
および収納部1cは中央制御部17によって制御されて
おり、中央制御部17は後述の処理依頼項目入力器と処
理結果出力器とパラメータ入力器に通信ケーブル23で
接続される。中央制御部17は処理依頼項目入力器で入
力された依頼内容に基づきラックを、投入部1aから搬
送ライン1bに、また搬送ライン1bから各検体処理モ
ジュールまたは収納部1cに送り、収納部1cは各処理
ユニットから搬送ライン1bを通って送られてくる検体
ラックを収納する。収納部1cは、デフォルト部とラッ
ク収納部とからなる。投入部1a及び各検体処理ユニッ
トはそれぞれの内部にユニット制御部(図示せず)を持
ち中央制御部17と情報交換を行うために通信ケーブル
接続されている。
【0046】各ユニット制御部は独立して動作している
が、中央制御部17との間で検体ラックの受け渡しが行
われるときには、各ユニット制御部が検体ラックを送り
出せるという要求(以下搬出可能要求と称す)および検
体ラックを受け取れるという要求(以下搬入可能要求と
称す)を通信ケーブルを介して中央制御部17に報告
し、中央制御部17はそれらの要求の中から一組を選択
し、搬送ライン1bの制御を行うと同時に上記通信ケー
ブルを通して各ユニット制御部に指示を出し、協調して
検体ラックをやり取りを行う。
【0047】図2は検体処理システムの主要部の、処理
ユニットを搬送ラインから切り離した状態を示す概念図
である。搬送ライン1bはバッファーユニット2a,2
b,遠心分離モジュール3,開栓モジュール4,オンラ
イン分注モジュール5,バーコード貼付モジュール6,
閉栓モジュール7,分類モジュール8,オフライン分注
モジュールまたは分析モジュール9とそれぞれペアをな
す搬送ラインユニットを含み、その幅(検体ラック搬送
方向の寸法)はペアをなしている処理ユニットの幅と同
じにされている。処理ユニットはシステム構成に応じて
それぞれ図のように搬送ライン1bから矢印40方向に
切り離すことができる。処理ユニットを切り離した状態
では、検体ラックはその切り離した処理ユニットには立
ち寄らず、その切り離した処理ユニットとペアをなして
いる搬送ラインユニットを通過するだけである。なお、
図中、矢印付の点線は処理ユニットが搬送ライン1bに
組み込まれているときの検体ラックの移動(搬送)ルー
トを示す。
【0048】図3は検体処理システムのブロック概念図
である。搬送ライン1を構成する搬送ラインユニットの
各々は両隣の搬送ラインユニットとの交信(通信)と、
ペアをなす処理ユニットとの交信と、中央制御部17と
の交信とをそれぞれ行っている。この交信により、検体
ラックの処理ユニットへの立ち寄りは、処理ユニットが
検体ラックを受入れ可能であることの、中央制御部17
による確認を得た上で、中央制御部17による搬送ライ
ン1の制御のもとに実行される。オンライン分注モジュ
ール5およびオフライン分注モジュール9は中央制御部
17と分注情報について交信を行っている。バーコード
貼付モジュール6は中央制御部17とラベル印字情報に
ついて交信を行っている。さらに、検体分類モジュール
8は分類情報について、分析モジュール9は分注および
分析情報について中央制御部17とそれぞれ交信を行っ
ている。16はラック取出しバッファ部である。
【0049】図1におけるシステムは、制御部20、記
憶部20Aを有するコンピュータからなる中央制御部1
7と、この中央制御部17に接続された操作入力部21
及び画面表示部22を備える。
【0050】各検体に対する搬送先登録や検体情報の入
力は、操作入力部21を通して行われる。制御部20
は、病院などの施設における上位のコンピュータと接続
可能であり、この場合、各検体のための測定項目を含む
検体情報は上位のコンピュータから制御部20にダウン
ロードされる。コア検体投入部1a,オフライン分注モ
ジュールまたは分析モジュール9などの各検体処理ユニ
ットはそれぞれコンピュータを内蔵しており、中央制御
部17との間で通信回線を介して情報交換される。
【0051】コア検体投入部1aは、搬送ライン1の手
前に図示しない検体IDバーコードリーダ(検体識別子
検出手段)と、ラックIDバーコードリーダ(ラック識
別子検出手段)を備えている。検体IDバーコードリー
ダで読み取った検体IDと、ラックIDバーコードリー
ダで読み取ったラックIDは、通信ケーブル23を介し
て中央制御部17に送信される。中央制御部17はこれ
らの情報を基にラック搬送先情報を作成し、コア検体投
入部1aを介して搬送指示を送る。
【0052】各種前処理用の検体処理ユニットには、前
述のように、遠心分離モジュール3,開栓モジュール
4,閉栓モジュール7,オンライン分注モジュール9ま
たは検体分類モジュール8,バーコード貼付モジュール
6などがある。各種前処理ユニットはそれぞれ搬送ライ
ン1との間でラックの移動ができるように配置される。
検体ラック10が搬送ライン1に搬送されると、各搬送
ライン区分にあるラックIDバーコードリーダでラック
IDを読み取り、中央制御部17に読み取ったラックI
Dを転送する。中央制御部17では、前記ラックIDよ
り、搬送ライン1に接続されている各種前処理ユニット
に前記ラックを搬入するか否かを判断し、その指示を搬
送ライン区分に送る。
【0053】検体処理ユニットの組み合わせの例とし
て、ここでは、遠心分離モジュール3,親検体容器の栓
を外す開栓モジュール4,検体の一部を一方の容器から
他方の容器へ分注する分注モジュール5,検体容器にバ
ーコード貼付モジュール6であるとする。また、コア検
体投入部1aに提供される検体は全血であり、分注され
る検体は血清又は血漿であるとする。
【0054】次に、中央制御部17が具備する検体情報
データベースとラック情報データベースについて、図
4,図5を参照して説明する。
【0055】中央制御部17は、検体IDをキー情報と
して制御部20内部の記憶部20Aに検体情報データベ
ース24とラック情報データベース26を保管する。
【0056】検体情報データベースを図4に示す。検体
情報データベース24には、検体の測定項目名と測定項
目数を保持する。測定項目を含む検体情報データベース
は、通常、上位コンピュータから中央制御部17にダウ
ンロードされ保存される。また、操作入力部21より、
直接、測定項目を含む検体情報データベースの内容を入
力することもできる。ラックIDは、バーコードリーダ
による読み取り後に記憶される。
【0057】ラック情報データベースを図5に示す。ラ
ック情報データベース26には、ラックの搬送先情報
(ラック搬送先情報)を保持する。
【0058】次に、画面表示部22に表示される搬送先
情報設定画面を、図6を参照して説明する。図6に示す
搬送先情報設定画面27からの指示により、測定項目毎
にどの処理ユニットに搬送するか(搬送先情報)を登録
及び変更することができる。
【0059】画面の横方向には、検体処理システムに接
続されている各種処理装置(各種前処理ユニット,各種
分析ユニットなど)が表わされ、縦方向には測定項目が
表わされる。図6では、各種処理装置は、遠心分離モジ
ュール,開栓機モジュール,オンライン分注モジュー
ル,分類モジュールと分析モジュール1台である。ま
た、測定項目には、1から順に番号が割り当てられてい
る。
【0060】中央制御部17の記憶部20Aには、図1
のようなシステムを構成している各検体処理システムの
情報を保持したシステム構成情報テーブルを記憶し、こ
のシステム構成情報をもとに搬送先情報設定画面27に
表示し、また、入力されたデータを構成テーブルに反映
させる。
【0061】搬送先情報設定画面27の各測定項目に対
して、搬送先としての検体処理ユニットに該当する欄に
‘1’を入力する。搬送不要の場合は該当欄に‘0’を
入力する。ここで入力された情報は、図7に示す記憶テ
ーブルに記憶される。図7において、横方向に検体処理
システムに接続されている各種検体処理ユニット(各種
前処理ユニット,各種分析ユニットなど)を配置順に左
から順に対応させている。また、図7の縦方向は測定項
目であり、上から順に測定項目1,測定項目2,…、に
対応している。
【0062】図6のような画面に代えて、よりグラフィ
カルなインターフェースとして該当欄にボタンを設け搬
送させる場合は、マウスなどのポインティングデバイス
でボタンをONにし、搬送させない場合はボタンをOF
Fにすることも可能である。
【0063】また、搬送先のパターンが予め数パターン
と決まっているのであれば、搬送先パターンを登録した
テーブルを別に作成し、画面から搬送パターン番号を入
力、または、マウスなどのポインティングデバイスを使
ってパターンリストから該当パターンを選択することも
可能である。
【0064】また、分注ユニットに搬送する場合は、
‘1’の代わりに分注先ラインの番号を入力すれば、図
7のテーブルには搬送指示のみならず、分注先情報をも
同時に持たせることが可能である。
【0065】また、同じように分類ユニットにおいて、
‘1’の代わりに分類先の番号を入力すれば、図7のテ
ーブルに分類先情報をも同時に持たせることが可能であ
る。
【0066】図8に示す搬送先情報設定画面27の例
は、同じ搬送先情報の複数の測定項目をグループ化し
て、そのグループに対して搬送先情報の設定をするもの
である。
【0067】次に、図9と図10を参照して、ラックが
供給部に投入されてからの処理フローを説明する。
【0068】図9は、コア検体投入部1aにおける処理
フローを示した図である。S1では、検体ラック10が
コア検体投入部1aに架設されると、検体IDバーコー
ドリーダで検体ラック10に貼り付けしてある検体ID
バーコードを読み取り、読み取った検体IDを中央制御
部17に送信する。S2では、検体IDを受け取った中
央制御部17が、検体IDをキー情報として検体情報デ
ータベース24を検索し、測定項目を検体情報データベ
ース24より抽出する。S3では、抽出された測定項目
をキー情報として、測定項目対搬送先記憶テーブル25
を検索し、搬送先情報を抽出する。S4では、搬送先情
報が全部抽出されたかチェックする。測定項目が2項目
以上ある場合は、S2からS4を繰り返し、検体ラック
10に検体が2本以上保持されている場合は、S5にお
いてS1からS4を繰り返す。全ての搬送先情報のOR
を取り終わった(S6)結果がその検体ラック10のラ
ック搬送先情報S7となる。つまり全ての搬送先情報の
和集合がラック搬送先情報S7となる。
【0069】コア検体投入部1aでは、さらに、ラック
1Dバーコードリーダにより検体ラック10に貼り付け
されているラック1Dを読み取り、読み取ったラックI
Dを中央制御部17に送信する。前記中央制御部17
は、受け取ったラックIDをキー情報としてラック情報
データベース26を作成し、ラック搬送先情報を格納す
る。
【0070】図10に搬送ラインでの処理フロー図を示
す。検体ラック10が搬送ライン1に搬出されると、ラ
ックIDバーコードリーダでラックIDバーコードを読
み取り(S10)、読み取ったラックIDは中央制御部
17に送信される。中央制御部17では、受け取ったラ
ックIDをキー情報として、ラック情報データベース2
6を検索して、ラック搬送先情報を抽出(S11)す
る。該ラック搬送先情報を基に、搬送ライン1bに接続
されている各検体処理ユニットへの検体ラック10の搬
入が行われる。
【0071】ここで、遠心分離モジュールに検体ラック
を搬送する場合、検体によっては遠心分離を必要とする
検体と必要としない検体が存在する。この場合、中央制
御部17にロジックを組み、遠心処理を必要とする検体
と必要としない検体が同一ラックに混在していれば、そ
のラックをラック回収部に直接搬送し、アラームを発生
し、その旨を報告する。
【0072】図11は、検査室における主な業務の作業
フローを示す。主な業務としては、分注エラー処理3
1,異常データ処理32,問い合わせ対応33がある。
それぞれに必要な情報は第1−4次情報34〜37に分
類することができる。1次情報34は、問題の発生を知
らせる情報であり、2次情報35は、問題の詳細内容を
示す情報であり、3次情報36は、問題状況の確認を示
す情報であり、そして4次情報37は、問題解決のため
の情報である。2次情報から4次情報を含めて次次情報
と称する。
【0073】図において、太線枠で示す分注エラー処理
31,異常データ処理32,問い合わせ対応33は各業
務時に同時に参照したい要素であり、太点線枠で示す常
時画面表示38(常時画面上に表示しておきたい内容情
報)は常時モニタリングして表示しておく要素である。
これには分注エラーの発生41,異常データの発生4
2,データの検索要求43が含まれる。更に、これには
ラインモニタ44およびアラームメッセージ45を含め
ることができる。
【0074】2次情報には分注エラーの詳細情報46,
異常データの詳細確認情報47および承認済データの詳
細確認情報48が含まれる。3次情報には異常データ処
理32についての患者履歴の確認情報51および問い合
わせ対応33についての患者履歴の確認情報52が含ま
れる。4次情報には分注エラー処理31の親検体の収納
場所確認情報53,異常データ処理32の親検体の収納
場所確認情報54および問い合わせ対応33の親検体の
収納場所確認情報55が含まれる。
【0075】医師からの問い合わせ60によってデータ
の検索要求43がなされる。
【0076】図に示すように異常データの詳細確認情報
47が表示され、その一部の異常データについて次々に
患者履歴の確認情報51の表示およびその異常データに
ついての親検体の収納場所確認情報54の表示がなされ
る。承認済データの詳細確認情報48が表示され、その
一部の承認済データについて次々に患者履歴の確認情報
52の表示およびその承認済データについての親検体の
収納場所確認情報55の表示がなされる。
【0077】図12は、画面図との対応関係をアルファ
ベットA,B,C,Dで示し、Aは図13に、Bは図1
4に、Cは図15にそしてDは図16に関係する。尚、
Aは分注エラー処理31に、Bは異常データ処理32
に、Dは問い合わせ対応33に、Cは親検体の収納場所
確認情報に関係している。
【0078】図13は、初期設定画面に分注エラータグ
を選択した場合の分注エラー画面である。初期設定画面
には検索入力としての項目検索SEQ61,検体ID6
2,氏名63が表示され、画面の左端には搬送ライン1
bに沿って構成された順に投入64,遠心分離65,開
栓66,オンライン分注67,閉栓68,分類69,オ
フライン分注70および収納71からなるラインモニタ
が表示される。検索入力の領域に検索タグ72が設けら
れれる。画面のほぼ中央部に分注エラータグ73,異常
データタグ74,承認済データタグ75および全データ
タグ76が設けられる。分注エラータグ73を選択した
時の初期設定画面には収納モニタ81が表示される。収
納モニタ81にはデフォルト82,収納1部83および
収納2部84が表示される。デフォルト82,収納1部
83および収納2部84は、図1における搬送ライン収
納部1bの構成に対応しており、搬送ライン収納部1b
に収納された検体ラックの配列に対応して検体ラック表
示85がなされている。1つの検体ラックに5つの検体
が収納されている。従って、1つの検体ラック表示85
は5つの検体表示86から成る。このように収納モニタ
は図1の実機の検体ラックとの位置関係を合致するもの
としている。
【0079】収納モニタ81は実機の位置関係と合致し
ているために、搬送ライン収納部1bから当該ラックを
探すのに便利である。
【0080】画面には収納モニタ81が表示され、分注
エラータグ73,異常データタグ74,承認済データタ
グ75および全データダグ76にそれぞれのデータ、例
えば3,10,132および142が表示された例が載
せてある。分注エラーが3件有り、氏名山田和夫,鈴木
幸子,佐藤孝司三人の検索SEQ,検体ID,ラック番
号が画面に表示される。ラック番号0068,006
8,0083は検体ラックのラベルに付けた番号であ
り、その枝番は検体ラックに保存された検体番号であ
る。図において太枠で囲まれた山田和夫の検体ラックの
位置は、収納モニタ81においてやはり太枠で示されて
いる。色で識別してもよい。ラインモニタでは開栓モジ
ュール4に異常があることを開栓68の点燈表示が示し
ている。この表示ボタンを押せず開栓状況モニタリング
画面(図示せず)に行くことができる。画面の最下部の
アラーム表示領域87には2件のアラーム88,89が
表示されている。オンライン分注エラーが生じたことに
対処処理を収納モニタに表示された山田和夫の検体に施
すと該分注エラーは点燈は消滅する。
【0081】図14は、初期設定画面に異常データタグ
74を選択した場合の異常データ画面である。画面上に
分注エラータグ73,異常データタグ74,承認済デー
タタグ75,全データタグ76が表示されていることは
図13と同じであるが、異常データタグ74は他のタグ
から目立たさせるための識別表示とされている。異常デ
ータ画面には履歴データ91が表示される。収納モニタ
81ではなく、履歴データ91であることを示すための
識別表示がなされる。
【0082】図において、異常データタグ74には10
件の数値が異常データの量の存在を示している。その下
の領域には氏名田中亜季,横山淳,篠原広一,清水芳子
の検索SEQ,検体ID,ラック番号が示される。他の
6名は他の頁に保存されており前頁ボタン92,次頁ボ
タン93を押すことによってそれぞれ画面に表示するこ
とができる。履歴データ91には、検査項目,再検値,
初検値および前回値を示すデータ表示領域94が設けて
おり、その左端値には承認ボタン95,再検ボタン9
6,確定ボタン97および取消ボタン98が設けてあ
り、それぞれの指示を行うことができるようにしてあ
る。検査検目TP,ALB,TTT,ZTT,GOT,
GPT,LDH,ALP,ChE,CK等は当分野にお
いて周知のことであり詳述を要さない。検査項目はこれ
らには限定されない。
【0083】図面には、横山淳のデータが選択されたア
イテムであることと共に、履歴データ91にその詳細が
表示されている。ここで、前回値等を参考に、初期値に
問題あれば再検ボタン96、なければ確定ボタン97が
押され、再検あるいは確定がなされる。項目LDHは、
再検値および初期値が白枠の三角形状で示してあり、再
検値あるいは初期値のいずれかを任意に確定することが
できる。又は、更に再検することができる。全データに
ついて納得いくものになったときに、承認ボタン95を
押すとすべての全データが承認される。取消したい場合
には取消ボタン98を押す。塗りつぶした三角形状はパ
ニック値上限を超えたこと、白枠の三角形状は標準値上
限を超えたことを示している。図示されていないが、パ
ニック値下限を超えたとき、標準値下限を超えたときは
それぞれ前述したように塗りつぶした三角形状、白枠の
三角形状で示すこととしている。それぞれの上下限値を
超えた検体は収納モニタ81上に色別して表示可能とさ
れる。
【0084】図15は収納モニタ81に色別して表示し
た例を示す。異常データタグ74を選択したときにも収
納モニタ81を選択することによって収納モニタ81を
表示することができる。これは承認済データタグ75,
全データタグ76を選択した場合も同様である。当画面
において、横山淳のデータが太枠で示され、これに関連
した検体である0045−2が収納モニタ81上に色に
より識別表示される。検体ラック番号0045は検体ラ
ックが収納1の上から2番目(太枠)に配置してあり、
0045−2つまり、検体ラック内の検体の左から2番
目の試験管100であることが表示される。図にあっては
縦線でハッチングを施しているが、実機にあっては前述
のように色による識別表示とする。これはパニック値を
超えた異常データであることを示す。同様に、横線を施
した検体は標準値を超えた異常データを有し、ひし形を
施した検体は異常値のないことを示す。白色丸はそこに
試験管がないことを示す。
【0085】図16は、初期設定画面に承認済データタ
グ75を選択した場合の承認済データ画面である。画面
上には前述した画面と同様に分注エラータグ73,異常
データタグ74,承認済データタグ75,全データタグ
76が表示される。承認済データ75は他のタグから目
立たさせるための識別表示される。該承認済データ画面
には履歴データ91が表示される。最上部領域の検索入
力の検索SEQ61,検体ID62,氏名63を入力し
て検索ボタン72により検索すると、対応する検体の情
報が表示される。画面には、栗原保のデータが選択さ
れ、そのデータが履歴データ91上に表示されている例
が示される。同様のことは全データタグ76を選択して
も行うことができる。
【0086】図17は、初期設定画面に全データタグ7
6を選択した場合の全データ画面である。画面上には前
述した画面と同様に分注エラータグ73,異常データタ
グ74,承認済データタグ75,全データタグ76が表
示される。全データタグ76は他のタグから目立たさせ
るために識別表示される。該全データ画面には履歴デー
タ91が表示される。最上部領域の検索入力の検索SE
Q61,検体ID62,氏名63を入力して検索ボタン72
により検索すると、対応する検体の情報が表示される。
画面には、栗原保のデータが選択され、そのデータが履
歴データ91上に表示されている例が示される。
【0087】収納モニタ81,履歴データ91の横に精
度管理タグ(図示せず)を設け、収納モニタ,履歴デー
タに代えて精度管理データを表示し、精度管理を行うよ
うにしてもよい。
【0088】以上説明したように、画面表示を構築する
ことによって次に示すような機能を果すことができる。
【0089】○分注エラー(標準業務:未承認データの
処理) 1次情報としての分注エラーの確認と2次情報の詳細は
同時に見ることができる。
【0090】4次情報の親検体の収納場所確認の時に、
2次情報の詳細を同時に見ることができる。適時操作す
る項目としての子検体(ラック登録)をする時に、2次
情報の詳細を同時に見ることができる。このため、エラ
ーに対する処置を効率よく、また、確実に行うことがで
きる。
【0091】○異常データの確認(標準業務:未承認デ
ータの処理) 1次情報としての異常データの確認と2次情報の詳細は
同時に見ることができる。
【0092】異常データの詳細確認をしたあとの操作
は、患者履歴による確認(3次情報)をしてから、分析
精度の確認(3次情報)、その後、親検体の収納場所確
認(4次情報)と進むことができる。
【0093】各内容それぞれ(患者履歴,分析精度,親
検体の収納場所)と異常データの詳細は、同時に見るこ
とができる。
【0094】適時操作する項目としての子検体(ラック
登録)をする時に、2次情報の詳細を同時に見ることが
できる。このため、異常データに対する処置を効率よ
く、また、確実に行うことができる。
【0095】○医師からの問い合わせ対応(優先業務) 問い合わせ患者の検索とその結果を1つの情報(1次情
報)と考え、2次情報の承認済データの詳細確認と同時
に見ることができる。
【0096】承認済データの詳細確認をしたあとの操作
は、患者履歴による確認(3次情報)をしてから、分析精
度の確認(3次情報)、その後、親検体の収納場所確認
(4次情報)と進むことができる。
【0097】各内容それぞれ(患者履歴,分析精度,親
検体の収納場所)と承認済データの詳細は、同時に見る
ことができる。
【0098】適時操作する項目としての子検体(ラック
登録)をする時に、2次情報の詳細を同時に見ることが
できる。このため、医師からの問合せへの対応を効率よ
く、また、確実に行うことができる。
【0099】往来情報として見たい内容は、分注エラ
ー,異常データ,承認済データを行き来できる。また、
ワンボタンで簡単に表示切り換えできる。
【0100】常にモニタしておきたい項目として、各1
次情報と、ラインモニタ,アラームメッセージ,メニュ
ーボタンが挙げられる。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、問題の発生を知らせる
1次情報としての分注エラーの発生と異常データの発生
とデータの検索要求の表示を纏めて行って操作の中心と
なし、これを基に情報を階層にして同一画面に提示する
ことができるから、正確に、早く、簡単に、医師に正し
いデータを報告することのできる検体検査システムおよ
び検体検査方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】検体処理システムの主要部の概念図。
【図2】検体処理システムの主要部の、処理ユニットを
搬送ラインから切り離した状態を示す概念図。
【図3】検体処理システムのブロック概念図。
【図4】制御部のデータベース図。
【図5】制御部のデータベース図。
【図6】搬送先情報設定画面図。
【図7】記憶テーブル図。
【図8】搬送先情報設定画面図。
【図9】処理フローチャート図。
【図10】処理フローチャート図。
【図11】本発明の実施例の画面上作業フローチャート
図。
【図12】作業フローチャートと画面との関連を示す関
連図。
【図13】分注エラー画面図。
【図14】異常データ画面図。
【図15】異常データ画面図。
【図16】承認済データ画面図。
【図17】全データ画面図。
【符号の説明】
1b…搬送ライン、1a…コア検体投入部、1c…搬送
ライン収納部、2…バッファーモジュール、3…遠心分
離モジュール、4…開栓モジュール、5…オンライン分
注モジュール、6…バーコード貼付モジュール、7…閉
栓モジューリ、8…検体分類モジュール、9…オフライ
ン分注モジュールまたは分析モジュール、10…検体ラ
ック、11…一般検体架設部、12…緊急検体架設部、
13…優先検体架設部、14…デフォルトバッファー
部、15…読み取り部、16…ラック取出しバッファー
部、17…中央制御部、20…制御部、20A…記憶
部、21…操作入力部、22…画面表示部、23…通信
ケーブル、25…搬送先情報設定画面、31…分注エラ
ー処理、32…異常データ処理、33…問い合わせ対
応、34…1次情報、35…2次情報、36…3次情
報、37…4次情報、38…常時画面表示、41…分注
エラーの発生、42…異常データの発生、43…データ
の検索要求、46…分注エラーの詳細情報、47…異常
データの詳細確認情報、48…承認済データの詳細確認
情報、51…患者履歴の確認情報、52…患者履歴の確
認情報、53,54,55…親検体の収納場所確認情
報、73…分注エラータグ、74…異常データタグ、7
5…承認済データタグ、76…全データタグ、81…収
納モニタ、82…デフォルト、83…収納1部、84…
収納2部、85…検体ラック表示、86…検体表示、9
1…履歴データ、100…検体表示。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 俊幸 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 栗山 裕之 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 Fターム(参考) 2G058 AA07 AA08 BA06 CA02 CB09 CB11 CB15 CB18 CB20 CF11 CF25 EA02 GC02 GC05 GC06 GC09 GD00 GD01 GD06 GE02 GE10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検体を保持する検体ラックを搬送する検体
    搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連して、前記検体
    を処理するよう組み合わされた各種の検体処理ユニット
    と、および該検体処理ユニットの状態監視を行い、前記
    検体ラックの搬送を制御する制御装置とを備えた検体検
    査システムにおいて、 問題の発生を知らせる1次情報としての分注エラーの発
    生と異常データの発生とデータの検索要求の表示、およ
    び問題の詳細内容,問題状況の確認または問題解決のた
    めの情報である次次情報の表示を同一画面に行うことを
    特徴とする検体検査システム。
  2. 【請求項2】検体を保持する検体ラックを搬送する検体
    搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連して、前記検体
    を処理するよう組み合わされた各種の検体処理ユニット
    と、および該検体処理ユニットの状態監視を行い、前記
    検体ラックの搬送を制御する制御装置とを備えた検体検
    査システムにおいて、 問題の発生を知らせる1次情報としての分注エラーの発
    生と異常データの発生とデータの検索要求の表示、およ
    び分注エラーの詳細情報である2次情報の表示を同一画
    面に行うことを特徴とする検体検査システム。
  3. 【請求項3】検体を保持する検体ラックを搬送する検体
    搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連して、前記検体
    を処理するよう組み合わされた各種の検体処理ユニット
    と、および該検体処理ユニットの状態監視を行い、前記
    検体ラックの搬送を制御する制御装置とを備えた検体検
    査システムにおいて、 前記検体処理ユニットの一つが検体の収納部であり、 該収納部には、前記検体ラックが複数個整列配設され、 問題の発生を知らせる1次情報としての分注エラーの発
    生と、異常データの発生とデータの検索要求の表示、お
    よび該複数個の検体ラックの収納された各検体について
    その配列場所に対応した検体表示を同一画面に行い、か
    つ分注エラーデータと判断された検体について他の検体
    とは識別するための識別表示を行うことを特徴とする検
    体検査システム。
  4. 【請求項4】検体を保持する検体ラックを搬送する検体
    搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連して、前記検体
    を処理するよう組み合わされた各種の検体処理ユニット
    と、および該検体処理ユニットの状態監視を行い、前記
    検体ラックの搬送を制御する制御装置とを備えた検体検
    査システムにおいて、 問題の発生を知らせる1次情報としての分注エラーの発
    生と異常データの発生とデータの検索要求の表示、およ
    び異常データの詳細情報である2次情報の表示を同一画
    面に行うことを特徴とする検体検査システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、 表示された2次情報の一つとの関係を示して、該情報に
    ついての患者履歴データの表示を同一画面に行うことを
    特徴とする検体検査システム。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれかにおいて、 前記検体処理ユニットの一つが検体の収納部であり、 該収納部には、複数の検体を収納して一単位の検体ラッ
    クが複数個整列配設され、 問題の発生を知らせる1次情報としての分注エラーの発
    生と異常データの発生とデータの検索要求の表示、およ
    び該複数個の検体ラックに収納された各検体についてそ
    の配置場所に対応した検体表示を同一画面に行い、かつ
    異常データと判断された検体について他の検体とは識別
    するための識別表示を行うことを特徴とする検体検査シ
    ステム。
  7. 【請求項7】検体を保持する検体ラックを搬送する検体
    搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連して、前記検体
    を処理するよう組み合わされた各種の検体処理ユニット
    と、 および該検体処理ユニットの状態監視を行い、前記検体
    ラックの搬送を制御する制御装置とを備えた検体検査シ
    ステムにおいて、 問題の発生を知らせる1次情報としての分注エラーの発
    生と異常データの発生とデータの検索要求の表示、およ
    び承認済データの詳細情報である2次情報の表示を同一
    画面に行うことを特徴とする検体検査システム。
  8. 【請求項8】請求項7において、 表示された2次情報の一つとの関係を示して、該情報に
    ついての患者履歴データの表示を同一画面に行うことを
    特徴とする検体検査システム。
  9. 【請求項9】検体を保持する検体ラックを搬送する検体
    搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連して、前記検体
    を処理するよう組み合わされた各種の検体処理ユニット
    と、および該検体処理ユニットの状態監視を行い、前記
    検体ラックの搬送を制御する制御装置とを備えた検体検
    査システムにおいて、 前記検体処理ユニットの一つが検体の収納部であり、 該収納部には、前記検体ラックが複数個整列配設され、 問題の発生を知らせる1次情報としての分注エラーの発
    生と、異常データの発生とデータの検索要求の表示、お
    よび該複数個の検体ラックに収納された各検体について
    その配置場所に対応して検体表示を行い、かつ承認済デ
    ータの中の要求された検体について他の検体とは識別す
    るための識別表示を行うことを特徴とする検体検査シス
    テム。
  10. 【請求項10】検体を保持する検体ラックを搬送する検
    体搬送ラインと、該検体搬送ラインに関連して、前記検
    体を処理するよう組み合わされた各種の検体処理ユニッ
    トと、および該検体処理ユニットの状態監視を行い、前
    記検体ラックの搬送を制御する制御装置とを備えた検体
    検査システムを使用した検体検査方法において、 問題の発生を知らせる1次情報としての分注エラーの発
    生,異常データの発生およびデータの検索要求のタグ表
    示を行い、 該タグの選択によって、分注エラーの詳細情報,異常デ
    ータの詳細確認または承認済データの詳細確認である2
    次情報の表示を同一画面に行うことを特徴とする検体検
    査方法。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記2次情報につ
    いての表示タグを選択することによって、選択された検
    体の収納場所の確認表示を同一画面に行うことを特徴と
    する検体検査方法。
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