JP2000046276A - フレキシブルホース - Google Patents

フレキシブルホース

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JP2000046276A
JP2000046276A JP10217910A JP21791098A JP2000046276A JP 2000046276 A JP2000046276 A JP 2000046276A JP 10217910 A JP10217910 A JP 10217910A JP 21791098 A JP21791098 A JP 21791098A JP 2000046276 A JP2000046276 A JP 2000046276A
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Naoyuki Ito
伊藤尚之
Ken Aoyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゴム又は樹脂から成るチューブ状のフレキシブ
ル内管及び金属製のフレキシブル外管を備えた二重筒構
造のホース本体を相手側部品との接続用の接続金具に固
定するに際して、フレキシブル内管が損傷を受けず、ま
た組付性の良好なフレキシブルホースを提供する。 【解決手段】フレキシブルホース10を、フレキシブル
内管14及びフレキシブル外管16を備えた2重管構造
のホース本体12と、外周テーパ面26をフレキシブル
内管14の端部内周面に嵌入させる内側固定リング22
と、内周テーパ面32をフレキシブル内管14の端部外
周面に外嵌させ、内側固定リング22と共働して同端部
を圧縮挟持する、フレキシブル外管16の固定された外
側固定リング24と、外側固定リング24に固定された
接続金具20とを含むように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシャワーホース等
として好適なフレキシブルホースに関し、詳しくはゴム
又は樹脂から成るチューブ状のフレキシブル内管と、そ
の外側の金属製のフレキシブル外管との2重管構造のフ
レキシブルホースに関する。
【0002】
【従来の技術】この種フレキシブルホースとして、従来
図6に示すフレキシブルホース(実用新案登録第301
8752号)及び図7に示すフレキシブルホース(特開
平4−165184号)が知られている。
【0003】図6に示すフレキシブルホース200は、
雄ねじ部202を有する筒状の接続金具(接続部材)2
04に薄肉の挿入筒部206を一体に形成して、その外
周側に金属製のフレキシブル外管208の端部を外嵌
し、そしてそのフレキシブル外管208の端部を、外側
固定リング210と挿入筒部206とで軸直角方向に挟
持して接続金具204とフレキシブル外管208とを固
定する一方、チューブ状のフレキシブル内管212の端
部を接続金具204の内面側に嵌入した上、内側固定リ
ング214を軸方向に押し込んで、その内側固定リング
214と接続金具204とでフレキシブル内管212の
端部を軸直角方向に圧縮挟持し、以ってフレキシブル内
管212を接続金具204に固定するようになしたもの
である。
【0004】他方図7に示すフレキシブルホース216
は、ブッシュ(外側固定リング)218に金属製のフレ
キシブル外管220を外嵌状態に固定する一方、チュー
ブ状のフレキシブル内管221の端部をブッシュ218
と内側固定リング222とで挟持する状態に固定するよ
うになしたものである。
【0005】ここで内側固定リング222には、先端に
軸直角方向外向きの突出部224を設ける一方、ブッシ
ュ218には対応する袋状部226を設け、そしてそれ
ら突出部224と袋状部226とによりチューブ状のフ
レキシブル内管221の先端を強制的に拡径させて、そ
の拡径部221Aをそれら突出部224と袋状部226
とにより挟持することで、フレキシブル内管221の抜
止めを図っている。
【0006】228はねじリング(接続部材)であっ
て、フレキシブル外管220の端部に外嵌され、雄ねじ
部230において相手側部品とねじ結合されるようにな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者のフ
レキシブルホース200の場合、その組付けの際にチュ
ーブ状のフレキシブル内管212の端部を強制的に押し
拡げながらの内側固定リング214の挿入が難しく、組
付性が悪いといった問題の外、その内側固定リング21
4を強制的に挿入する際に軟らかいチューブ状のフレキ
シブル内管212が損傷を受けやすいといった問題があ
る。
【0008】加えてフレキシブル内管212が経時劣化
して圧縮永久歪を起こしたときにシール性が低下し、し
かもこのフレキシブル内管212は先端が外部に露出し
た状態にあって見栄えを損ねるとともに、圧縮永久歪を
起こしたときにフレキシブル内管212の先端部分が軸
方向外部に突出してしまい、更に外観を損ねるといった
問題がある。
【0009】一方後者のフレキシブルホース216にあ
っても、ホース組付時にフレキシブル内管221の先端
部分を内側固定リング222の突出部224とブッシュ
218の袋状部226とによって強制的に大きく拡径さ
せなければならないことから組付性が悪く、また併せて
その際に拡径部221Aが損傷を受け易いといった問題
がある。
【0010】以上のようにフレキシブルホースの場合、
フレキシブル外管及びフレキシブル内管を有する2重管
構造のホース本体と接続部材との組付構造が問題となる
のであって、従来、組付性が良好であってしかもその組
付けの際にフレキシブル内管が損傷せず、また長期に亘
ってシール性が良好であるといった、フレキシブルホー
スに求められる各種要求特性を十分に満足し得るものが
提供されていないのが実情である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願の発明のフレキシブ
ルホースはこのような課題を解決するためになされたも
のである。而して請求項1のフレキシブルホースは、
(イ)ゴム又は樹脂から成り、内部に流体を流通させる
チューブ状のフレキシブル内管及び可撓性を有する金属
製のフレキシブル外管を備えた2重管構造のホース本体
と、(ロ)外周テーパ面を有し、該外周テーパ面を前記
フレキシブル内管の端部内周面に嵌入させて該端部を内
側から外向きに押圧する内側固定リングと、(ハ)該外
周テーパ面に対応した内周テーパ面を有し、該内周テー
パ面を前記フレキシブル内管の端部外周面に外嵌させて
該端部を外側から内向きに押圧し、前記内側固定リング
と共働して該フレキシブル内管の端部を圧縮挟持すると
ともに外周面において前記フレキシブル外管の固定され
た外側固定リングと、(ニ)前記外側固定リングに固定
された、前記ホース本体を相手側部品に接続するための
接続部材と、を有していることを特徴とする。
【0012】請求項2のものは、請求項1に記載のフレ
キシブルホースにおいて、前記接続部材には、前記外側
固定リングの外周側に筒状部を設けて該筒状部の内周面
に雌ねじ部を形成する一方、該外側固定リングの外周面
に対応する雄ねじ部を形成し、それら接続部材と外側固
定リングとをねじ結合し、固定したことを特徴とする。
【0013】請求項3のものは、請求項1に記載のフレ
キシブルホースにおいて、前記接続部材には、前記外側
固定リングの外周側に筒状部を設けて該筒状部の内周面
と該外側固定リングの外周面との何れか一方に、半径方
向に弾性を有する環状の止め輪を装着する一方、他方に
は該止め輪を弾性的に嵌入させて該外側固定リングの軸
方向位置を規定し、抜止めをなす環状の位置決溝を形成
したことを特徴とする。
【0014】請求項4のものは、請求項1〜3の何れか
に記載のフレキシブルホースにおいて、前記内側固定リ
ングを前記外側固定リングよりも軸方向前方に突出さ
せ、該突出させた部分の外周面と前記接続部材の内周面
とのそれぞれに軸方向の嵌合シール面を形成して、それ
ら嵌合シール面をシール部材を介して液密に嵌合させた
ことを特徴とする。
【0015】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
に記載のフレキシブルホースにおいて、前記金属製のフ
レキシブル外管が内周面に螺旋状の凹条を有するもので
あり、前記外側固定リングには外周面に螺旋状の突条を
設けて、それらフレキシブル外管と外側固定リングと
を、該凹条及び突条においてねじ結合し、固定したこと
を特徴とする。
【0016】請求項6のものは、請求項1〜5の何れか
に記載のフレキシブルホースにおいて、前記接続部材
の、前記内側固定リングよりも前端側の部分の内周面を
軸心側に突出させて、該突出部の内径を該内側固定リン
グの内径と実質的に同一径となし、それら突出部の内周
面と内側固定リングの内周面とを実質的に面一となした
ことを特徴とする。
【0017】請求項7のものは、請求項1〜5の何れか
に記載のフレキシブルホースにおいて、前記接続部材
の、前記内側固定リングよりも前端側の部分の内周面
に、該内側固定リングを軸方向に押し込んで前記フレキ
シブル内管の端部の圧縮挾持力を調節する調節リングを
軸方向に位置調節可能に取り付けたことを特徴とする。
【0018】請求項8のものは、請求項7に記載のフレ
キシブルホースにおいて、前記調節リングの外周面に雄
ねじ部を、前記接続部材の内周面に雌ねじ部をそれぞれ
形成して螺合させ、該調節リングをねじ送りで軸方向に
位置調節するようになしたことを特徴とする。
【0019】
【作用及び発明の効果】上記請求項1のフレキシブルホ
ースでは、内側固定リングと外側固定リングとにそれぞ
れ各対応した内周テーパ面及び外周テーパ面を設け、そ
れら内周テーパ面と外周テーパ面においてフレキシブル
内管の端部を、内側固定リングと外側固定リングとによ
り圧縮挟持する。そしてその外側固定リングに対して金
属製のフレキシブル外管及び相手側部品との接続用のた
めの接続部材を固定する。
【0020】この請求項1のフレキシブルホースでは、
内側固定リングと外側固定リングの各テーパ面でフレキ
シブル内管の端部を挟圧することから、組付けを無理な
く円滑に行うことができ、しかもその際にフレキシブル
内管に損傷を与えない。
【0021】またテーパ面の作用でフレキシブル内管の
端部を挟圧することから、単に内側固定リングの挿入深
さを調節するだけで、容易且つ効果的にフレキシブル内
管に対する挟圧力を適正な挾圧力となすことができ、シ
ール性を良好とすることができる。またフレキシブル内
管が圧縮永久歪を起こし、これによって内側固定リング
と外側固定リングとによるフレキシブル内管端部の挟圧
力が低下したとき、ただ単に内側固定リングを押し込む
ことによって容易に挟圧力を高め、シール性を良好に維
持することができる。
【0022】請求項2のフレキシブルホースは、接続部
材に筒状部を設けてその内周面に雌ねじ部を形成する一
方、外側固定リングの外周面に雄ねじ部を形成してそれ
らをねじ結合し、固定するようになしたものである。
【0023】通常、接続部材をホース本体に固定するに
際して、接続部材を金属製のフレキシブル外管にかしめ
固定することが行われるが、その場合に専用のかしめ加
工装置を用いて組付を行わなけらばならず、組付性が悪
い問題がある。
【0024】しかるに請求項2のフレキシブルホースの
場合、接続部材を外側固定リングに対してねじ結合する
ようにしているため、特別の装置を用いることなく容易
簡単に接続部材をホース本体に組み付けることができ
る。また接続部材を除いた各部品を予備組付品として予
め組み付けておくことができ、その状態で必要に応じ各
種の接続部材を外側固定リングにねじ結合するだけでフ
レキシブルホース組付品を簡単に得ることができる。
【0025】請求項3のフレキシブルホースは、接続部
材の筒状部の内周面と外側固定リングの外周面との一方
に弾性を有する環状の止め輪を装着し、また他方にはそ
の止め輪を弾性的に嵌入させる環状の位置決溝を形成
し、それら止め輪と環状溝との弾性嵌合に基づいて外側
固定リングの抜止めをなすようにしたもので、この場合
においても接続部材を外側固定リングに対して容易簡単
に且つ特別の組付装置を用いることなく組付作業するこ
とができる。
【0026】またこの請求項3のフレキシブルホースに
おいても、接続部材を除いた他の各部品を予め組み付け
て予備組付品としておくこができ、上記止め輪と位置決
溝との嵌合で各種形態の接続部材を外側固定リングに組
み付けることにより、最終組付品としてのフレキシブル
ホースを得ることができる。
【0027】この請求項3のフレキシブルホースの場
合、その他に次のような利点を有している。即ち、上記
請求項2のフレキシブルホースの場合、接続部材と金属
製のフレキシブル外管が固定された外側固定リングとが
ねじ結合されていることから、配管との接続に際して金
属製のフレキシブル外管及び外側固定リングが一体に回
転せしめられると、相手側部品と接続されて固定状態に
ある接続部材及び外側固定リング間でねじ結合が弛んで
しまい、場合によって接続が外れてしまう恐れが生ず
る。これに対して請求項3のフレキシブルホースの場
合、外側固定リングと接続部材との結合部分が回転自在
に結合状態を保つようになっていることから、上記のよ
うな問題を生じない利点を有する。
【0028】請求項4のフレキシブルホースは、内側固
定リングを外側固定リングよりも軸方向前方に突出させ
て、その突出させた部分の外周面と接続部材の内周面と
のそれぞれに軸方向の嵌合シール面を形成し、それらを
シール部材を介して液密に嵌合させるようになしたもの
で、このフレキシブルホースの場合、接続部材が直接フ
レキシブル内管を挟圧する状態に固定されていないにも
拘らず、そのフレキシブル内管と接続部材との間を確実
に水密シールすることができる。
【0029】加えてこのフレキシブルホースの場合、フ
レキシブル内管の内部を流体が所定圧力で流通せしめら
れる際、その圧力が内側固定リングを押し込む向きに作
用し、従ってその流体の圧力が常時内側固定リングと外
側固定リングとによるフレキシブル内管の圧縮挾持力を
高める向きに作用してシール性を良好に維持する利点を
有する。
【0030】請求項5のフレキシブルホースは、外側固
定リングの外周面に螺旋状の突条を設け、内周面に螺旋
状の凹条を有するフレキシブル外管をそれら突条と凹条
とにより外側固定リングにねじ結合し、固定するように
なしたもので、このようにすれば簡単な構造で且つ容易
にフレキシブル外管を外側固定リングに固定することが
できる。
【0031】請求項6のフレキシブルホースは、接続部
材の前端側の部分の内周面と内側固定リングの内周面と
を実質的に同一内径となし、それらの内面を面一となし
たもので、このフレキシブルホースの場合、内側固定リ
ング及び接続部材を通じて流体を円滑に流通させること
ができる。
【0032】請求項7のフレキシブルホースは、接続部
材の内周面に調節リングを軸方向に位置調節可能に取り
付け、その調節リングの軸方向位置を変化させることで
内側固定リングを軸方向に押し込み、以ってフレキシブ
ル内管に対する圧縮挾持力を調節可能となしたもので、
この請求項7のフレキシブルホースの場合、経時劣化に
よりフレキシブル内管が圧縮永久歪を起こしたとき、そ
の調節リングにて内側固定リングを軸方向に押し込むこ
とでフレキシブル内管に対する圧縮挾持力を常に適正に
保持することができる。即ちシール性を良好に保持する
ことができる。
【0033】この場合において調節リングの外周面に雄
ねじ部を、接続部材の内周面に雌ねじ部をそれぞれ形成
して螺合させることができる。このようにすれば、調節
リングを回転操作するだけで軸方向位置を容易に調節す
ることができる(請求項8)。
【0034】更にこの場合において、上記接続部材の、
内側固定リングよりも前端側の部分の内径を内側固定リ
ングの肉厚と同等厚みだけ該内側固定リングの内径より
も大径となし、調節リングの内周面と内側固定リングの
内周面とを面一となしておくことができる。またその調
節リングの軸方向前端面に係合溝等の工具係合部を形成
しておくことができる。
【0035】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1及び図2において、10はシャワーホー
ス等として好適なフレキシブルホースで、12はホース
本体である。このホース本体12は、ゴム又は樹脂から
成り、内部に流体を流通させるチューブ状のフレキシブ
ル内管14及びその外側の可撓性を有する金属製のフレ
キシブル外管16を備えた2重管構造をなしている。こ
こで金属製のフレキシブル外管16は螺旋状の凹条18
を有している。
【0036】20はホース本体12の端部に取り付けら
れて相手側部品との接続を行うための接続金具(接続部
材)で、本例ではこれらホース本体12と接続金具20
とが、内側固定リング22と外側固定リング24とを介
して固定されている。
【0037】内側固定リング22は、金属製の円筒形状
をなす部材であって、軸方向全長に亘りその内径がフレ
キシブル内管14の内径と実質的に同一内径とされてい
る。
【0038】この内側固定リング22は、軸方向中間部
分に外周テーパ面26を有しており、そして図中その右
側部分が薄肉に、また左側部分がやや厚肉に形成されて
いる。この内側固定リング22は、フレキシブル内管1
4に対してその開口端から図中右向きに押し込まれ、そ
して外周テーパ面26においてフレキシブル内管14の
端部を内側から外向きに押し拡げている。即ち外周テー
パ面26においてフレキシブル内管14の端部を外向き
に押圧している。
【0039】尚、内側固定リング22の先端側の部分の
外周面は軸方向に延びる平滑な嵌合シール面28とされ
ている。その嵌合シール面28にはOリング溝が形成さ
れていてそこにシール部材としてのOリング30が嵌込
装着されている。
【0040】外側固定リング24もまた金属製の円筒形
状の部材であって、先端側に内周テーパ面32を有して
おり、この内周テーパ面32において、内側固定リング
22の外周テーパ面26と共働してフレキシブル内管1
4の端部を圧縮挟持している。尚、これら外周テーパ面
26及び内周テーパ面32は、それぞれ図中右方向に進
むにつれて漸次小径となるようなテーパ面とされてい
る。
【0041】この外側固定リング24は先端部に大径部
33を有していて、その外周面に雄ねじ部34が形成さ
れており、またその大径部33に続くその外周面に螺旋
状の突条36が形成されている。前記金属製のフレキシ
ブル外管16は、螺旋状の凹条18においてこの外側固
定リング24の螺旋状の突条36に螺合され、その先端
が上記大径部33の端面に当接せしめられている。即ち
この例ではフレキシブル外管16が外側固定リング24
に対しねじ結合され、固定されている。
【0042】接続金具20は、円筒形状を成す本体部3
8から同じく円筒形状を成す薄肉の外筒部(筒状部)4
0が後方向き(図中右向き)に一体に延長形成されてい
る。この外筒部40の内周面には雌ねじ部42が形成さ
れており、この雌ねじ部42において、接続金具20が
外側固定リング24の上記雄ねじ部34にねじ結合さ
れ、固定されている。
【0043】接続金具20は、本体部38に断面円形の
凹部43を有しており、そこに内側固定リング22の前
端部分が収められている。この凹部43の円周面は軸方
向に平滑な嵌合シール面44とされており、その嵌合シ
ール面44が、内側固定リング22の上記嵌合シール面
28とOリング30を介して水密に嵌合されている。
【0044】接続金具20は、凹部43の形成によって
内側固定リング22の前端側の部分が軸直角方向内向き
に突出した形態をなしている。この突出部46の内径
は、内側固定リング22の内径と実質的に同一径とされ
ている。即ち本例では、突出部46の内周面と内側固定
リング22の内周面及びフレキシブル内管14の内周面
とが実質的に面一とされている。
【0045】尚、接続金具20の外周面には雄ねじ部4
8が形成されており、この雄ねじ部48において接続金
具20が相手側部品とねじ結合されるようになってい
る。
【0046】本例のフレキシブルホース10では、内側
固定リング22の外周テーパ面26と外側固定リング2
4の内周テーパ面32とでフレキシブル内管14の端部
を圧縮挾持して接続金具20に固定するようになしてい
ることから、組付けを無理なく円滑に行うことができ、
しかもその際にフレキシブル内管14に損傷を与えな
い。
【0047】またそれら外周テーパ面26及び内周テー
パ面32の作用でフレキシブル内管14の端部を圧縮挾
持することから、ただ単に内側固定リング22の挿入深
さをコントロールするだけで、フレキシブル内管14の
端部に対する圧縮挾持力を容易に適正な圧縮挾持力に調
節することができ、シール性を確実なものとなすことが
できる。
【0048】またフレキシブルホース10を長期使用す
る間にフレキシブル内管14が圧縮永久歪を起こし、こ
れによって内側固定リング22と外側固定リング24と
によるフレキシブル内管14の端部に対する圧縮挾持力
が低下したとき、ただ単に内側固定リング22を押し込
むだけで容易に圧縮挾持力を高め、良好なシール性を確
保することができる。
【0049】また本例のフレキシブルホース10では、
接続金具20に外筒部40を設けて、その内周面の雌ね
じ部42を外側固定リング24の雄ねじ部34にねじ結
合するようにしていることから、短時間で極めて簡単に
接続金具20をホース本体12に組み付けることができ
る。
【0050】また接続金具20を除く部分、具体的には
ホース本体12と内側固定リング22及び外側固定リン
グ24を予め組み付けて予備組付品としておくことがで
き、その状態で相手側部品の種類に応じた各種形態の接
続金具20を外側固定リング24にねじ結合するだけ
で、最終組付品としてのフレキシブルホース10を簡単
に得ることができる。
【0051】本例のフレキシブルホース10は、また、
内側固定リング22と接続金具20とを、それらの嵌合
シール面28及び44でOリング30を介し水密に嵌合
させており、従って接続金具20がフレキシブル内管1
4の端部を直接挟圧する状態に固定されていないにも拘
らず、そのフレキシブル内管14と接続金具20との間
を確実に水密シールすることができる。
【0052】加えてこのフレキシブルホース10の場
合、フレキシブル内管14の内部を所定圧力で流体が流
通させられる際、その圧力が内側固定リング22を押し
込む向きに作用する。即ち流体が流通する際、常時外側
固定リング24と内側固定リング22とが、それらの外
周テーパ面26及び内周テーパ面32においてフレキシ
ブル内管14の端部に対する圧縮挾持力を高めるよう作
用するため、シール性が良好に維持される利点がある。
【0053】またこの例のフレキシブルホース10で
は、外側固定リング24に螺旋状の突条36を設けて、
そこに金属製のフレキシブル外管12の螺旋状の凹条1
8をねじ結合し固定するようにしていることから、外側
固定リング24とフレキシブル外管12との組付けを極
めて簡単に行うことができる。
【0054】本例のフレキシブルホース10では、接続
金具20の内周面と内側固定リング22の内周面及びフ
レキシブル内管14の内周面とが実質上同一内径の面一
面とされている。このためそれらの内部において流体を
円滑に流通させることができる。
【0055】尚、本例のフレキシブルホース10の場
合、ゴム又は樹脂から成るチューブ状のフレキシブル内
管14,金属製のフレキシブル外管12及び外側固定リ
ング24の各端部を、内側固定リング22と接続金具2
0における外筒部40との間の空間に収めているため、
更にはその外側固定リング24をフレキシブル外管12
の内側に隠蔽した状態となしているため、それらが外部
に露出することによって美観が損なわれるといった問題
を有しない。
【0056】図3の例は、接続金具20における内側固
定リング22よりも前端側の部分の内径を、内側固定リ
ング22の内径よりも若干大きくして雌ねじ部50を形
成し、そしてそこに雄ねじ部52を有する円筒形状の調
節リング56を螺合したものである。ここで調節リング
56の前端面には工具係合溝(工具係合部)57が設け
てある。
【0057】この例のフレキシブルホース10の場合、
調節リング56を回転操作することで内側固定リング2
2を軸方向に押込操作することができ、これにより内側
固定リング22と外側固定リング24とによるフレキシ
ブル内管14の端部の圧縮挾持力を高めることができ
る。
【0058】従ってこの例のフレキシブルホース10の
場合、経時劣化によりフレキシブル内管14が圧縮永久
歪を起こした場合においても、その調節リング56をね
じ送りすることで、フレキシブル内管14端部に対する
内側固定リング22と外側固定リング24とによる圧縮
挾持部分のシール性を常に適正に保持することができ
る。尚、この例においても調節リング56の内周面は、
内側固定リング22及びフレキシブル内管14の内周面
と面一とされており、流体を円滑に流通させることがで
きる。
【0059】次に図4,図5は本発明の更に他の実施例
を示したもので、この例では、図4に示しているように
外側固定リング24における大径部54の外周面に環状
の装着溝58を形成して、そこに半径方向に弾性を有す
る金属製の止め輪59を装着する一方、接続金具20に
おける外筒部40の内周面に環状の位置決溝60を形成
してそこに止め輪59を弾性的に嵌入させ、それら止め
輪59と位置決溝60とによって、外側固定リング24
の軸方向の抜止めを図ったものである。
【0060】尚、この例では内側固定リング22と接続
金具20との軸方向の当接によって、外側固定リング2
4の接続金具20に対する挿入深さが規定されている。
【0061】但し、位置決溝60を、止め輪59に対応
する位置において且つ対応する幅で形成しておき、その
位置決溝60と止め輪59との嵌合作用で、外側固定リ
ング24の前後両方向の位置を規定するようになすこと
もできる。
【0062】或いはまた、外側固定リング24の側に位
置決溝を設ける一方、接続金具20の外筒部40の側に
止め輪を装着し、それら止め輪と位置決溝とを嵌合させ
て位置決めをなすようにすることもできる。
【0063】本例のフレキシブルホース10の場合、内
側固定リング22,フレキシブル内管14,外側固定リ
ング24,フレキシブル外管16を組み付け、そして外
側固定リング24に止め輪59を装着した状態で、その
外側固定リング24をただ単に接続金具20の外筒部4
0内部に押し込み、止め輪59を位置決溝60内に嵌入
させるだけで、簡単に接続金具20の取付けを行うこと
ができる。
【0064】従ってこの例のフレキシブルホース10に
おいても、接続金具20を除いた他の部品を予め予備組
付品としておくことができ、各種形態の接続金具を外側
固定リング24に固定するだけで、最終組付品としての
各種のフレキシブルホース10を得ることができる。
【0065】ところで、フレキシブルホース10を図中
右側の端部で配管に接続する際などに、ホース本体12
及び外側固定リング24が一体に回転させられる場合が
ある。このとき、接続金具20が相手側部品との結合に
より回転阻止されていると、上記図1の例の場合、外側
固定リング24と接続金具20とのねじ結合部分が弛
み、場合によってねじ結合部分が外れてしまう恐れがあ
る。
【0066】しかるに図4及び図5の実施例の場合、ホ
ース本体12及び外側固定リング24の回転によって、
外側固定リング24と接続金具20との結合が弛んだり
外れたりする恐れがない。即ちホース本体12に対し回
転方向の力が加えられても、外側固定リング24がただ
単に接続金具20の外筒部40内部で回転運動するだけ
であり、接続金具20とホース本体12とは互いに結合
状態に保持される。
【0067】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば、本発明においては図4及
び図5の実施例において図3に示す調節リング56を組
み付けるようになすこともできるし、また接続金具とし
て上例以外の各種形態のものを組み付けてフレキシブル
ホース10を構成することも可能である。その他本発明
はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた
形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるフレキシブルホースを
示す図である。
【図2】図1のフレキシブルホースを各部材に分解して
示す図である。
【図3】本発明の他の実施例のフレキシブルホースを示
す図である。
【図4】本発明の更に他の実施例のフレキシブルホース
を示す図である。
【図5】図4のフレキシブルホースを各部材に分解して
示す図である。
【図6】従来公知のフレキシブルホースの例を示す図で
ある。
【図7】従来公知のフレキシブルホースの、図6とは異
なる例を示す図である。
【符号の説明】
10 フレキシブルホース 12 ホース本体 14 フレキシブル内管 16 フレキシブル外管 18 凹条 20 接続金具(接続部材) 22 内側固定リング 24 外側固定リング 26 外周テーパ面 28 嵌合シール面 30 Oリング(シール部材) 32 内周テーパ面 34,52 雄ねじ部 36 突条 40 外筒部(筒状部) 42,50 雌ねじ部 44 嵌合シール面 46 突出部 56 調節リング 58 装着溝 59 止め輪 60 位置決溝
フロントページの続き Fターム(参考) 3H017 CA12 3H111 AA03 BA01 BA11 BA15 CA03 CA16 CA43 CA52 CB03 CB14 CB27 DA14 DA26 DB03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)ゴム又は樹脂から成り、内部に流体
    を流通させるチューブ状のフレキシブル内管及び可撓性
    を有する金属製のフレキシブル外管を備えた2重管構造
    のホース本体と、(ロ)外周テーパ面を有し、該外周テ
    ーパ面を前記フレキシブル内管の端部内周面に嵌入させ
    て該端部を内側から外向きに押圧する内側固定リング
    と、(ハ)該外周テーパ面に対応した内周テーパ面を有
    し、該内周テーパ面を前記フレキシブル内管の端部外周
    面に外嵌させて該端部を外側から内向きに押圧し、前記
    内側固定リングと共働して該フレキシブル内管の端部を
    圧縮挟持するとともに外周面において前記フレキシブル
    外管の固定された外側固定リングと、(ニ)前記外側固
    定リングに固定された、前記ホース本体を相手側部品に
    接続するための接続部材と、 を有していることを特徴とするフレキシブルホース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフレキシブルホースに
    おいて、前記接続部材には、前記外側固定リングの外周
    側に筒状部を設けて該筒状部の内周面に雌ねじ部を形成
    する一方、該外側固定リングの外周面に対応する雄ねじ
    部を形成し、それら接続部材と外側固定リングとをねじ
    結合し、固定したことを特徴とするフレキシブルホー
    ス。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のフレキシブルホースに
    おいて、前記接続部材には、前記外側固定リングの外周
    側に筒状部を設けて該筒状部の内周面と該外側固定リン
    グの外周面との何れか一方に、半径方向に弾性を有する
    環状の止め輪を装着する一方、他方には該止め輪を弾性
    的に嵌入させて該外側固定リングの軸方向位置を規定
    し、抜止めをなす環状の位置決溝を形成したことを特徴
    とするフレキシブルホース。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載のフレキシ
    ブルホースにおいて、前記内側固定リングを前記外側固
    定リングよりも軸方向前方に突出させ、該突出させた部
    分の外周面と前記接続部材の内周面とのそれぞれに軸方
    向の嵌合シール面を形成して、それら嵌合シール面をシ
    ール部材を介して液密に嵌合させたことを特徴とするフ
    レキシブルホース。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載のフレキシ
    ブルホースにおいて、前記金属製のフレキシブル外管が
    内周面に螺旋状の凹条を有するものであり、前記外側固
    定リングには外周面に螺旋状の突条を設けて、それらフ
    レキシブル外管と外側固定リングとを、該凹条及び突条
    においてねじ結合し、固定したことを特徴とするフレキ
    シブルホース。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載のフレキシ
    ブルホースにおいて、前記接続部材の、前記内側固定リ
    ングよりも前端側の部分の内周面を軸心側に突出させ
    て、該突出部の内径を該内側固定リングの内径と実質的
    に同一径となし、それら突出部の内周面と内側固定リン
    グの内周面とを実質的に面一となしたことを特徴とする
    フレキシブルホース。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5の何れかに記載のフレキシ
    ブルホースにおいて、前記接続部材の、前記内側固定リ
    ングよりも前端側の部分の内周面に、該内側固定リング
    を軸方向に押し込んで前記フレキシブル内管の端部の圧
    縮挾持力を調節する調節リングを軸方向に位置調節可能
    に取り付けたことを特徴とするフレキシブルホース。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のフレキシブルホースに
    おいて、前記調節リングの外周面に雄ねじ部を、前記接
    続部材の内周面に雌ねじ部をそれぞれ形成して螺合さ
    せ、該調節リングをねじ送りで軸方向に位置調節するよ
    うになしたことを特徴とするフレキシブルホース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006029495A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Kvk Corp シャワーホース
JP2007321885A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Mirai Ind Co Ltd 継手への二重管の接続構造
JP2012047326A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Joplax Co Ltd メタルホース
US10935171B1 (en) 2019-09-30 2021-03-02 Tofle Co., Inc. Connecting mechanism and tube assembly

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