JP3587515B2 - ホース接続構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばシャワーヘッドなどの吐水器具や給水栓や湯水混合栓など給水金具にホースを接続するためのホース接続構造に関する。
詳しくは、内筒部と外筒部が環状平板部を挟んで形成された二重筒体の環状凹部に、ホースの先端部を嵌挿し、この二重筒体の外周に遊挿された接続用ナットにより、ホース接続具と接続されるホース接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のホース接続構造として、例えば実公平1−40397号公報に開示される如く、弾力性に優れた材料で一体成形された二重筒体(ゴムキャップ)の環状凹部にホースの先端部を嵌挿した後、この二重筒体の外筒部の外側にカバーパイプ(ホース接続金具の外筒)を嵌挿すると共に、その内筒部の内側にインサートパイプ(ホース接続金具の内筒)を嵌挿した後、このインサートパイプの内側に拡開用機器を挿入して、内方から機械的手段でインサートパイプを外方へ拡開変形させることにより、これらカバーパイプとインサートパイプとの間にホースの先端部が、圧縮変形した二重筒体の内筒部及び外筒部を介して挟圧着されるものがある。
また実公平2−31673号公報に開示される如く、合成樹脂で一体成形された二重筒体(ホース保持管体)の環状凹部(差込溝)にホースの先端部を嵌挿した後、外筒部の外側にカバーパイプを嵌挿して拡開を規制すると共に、内筒部の内側にインサートパイプを圧入嵌挿して外方へ拡開させることにより、これらカバーパイプとインサートパイプとの間にホースの先端部が、内筒部及び外筒部を介して挟圧着されるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、このような従来のホース接続構造では、二重筒体の他に追加部品としてカバーパイプとインサートパイプが必要になると共に、ホースの接続時にはこれらカバーパイプ及びインサートパイプを別個に嵌挿する必要があるため、部品点数や製造工程数が多くてコストアップになるという問題がある。
更に、前者はインサートパイプを拡開用機器によって外方へ拡開変形させる作業が必要であるのに対し、後者はインサートパイプを嵌挿するだけで更に拡開作業が必要ないから接続作業が簡単である。
しかし、後者は、ホースの軸方向へインサートパイプを圧入嵌挿するだけで内筒部が径方向へ拡開されてホース先端部を夫々肉厚方向へ圧縮させる構造であるため、ホース先端部を径方向へ夫々圧縮させる厚さ寸法には限界があって、肉厚寸法が大きく圧縮変形可能なホースを接続した場合には、高い抜け強度が得られず、最悪の場合には漏れやホース抜けが発生する恐れがある。
特にホースが、外層と内層との間に補強材を螺旋状に巻き付けて一体化することにより、螺旋状の中空部が存在する螺旋補強ホースである場合には、上述したインサートパイプの圧入嵌挿により内筒部が径方向へ拡開されてホース先端部を肉厚方向へ圧縮させても、外層と内層とが互いに接近するだけで螺旋状の中空部を完全に潰すことができず、該ホースを確実に接続することが難しく、漏れやホース抜けが発生し易いという問題がある。
更に、二重筒体の環状凹部に流れ込んだ水などの流体がホース先端の切断面から螺旋状の中空部を通って浸入し易く、この結果、外層が透明なホースである場合には流体が透視可能となってホース全体の透明性を損ない、商品価値が著しく低下するという問題がある。
【0004】
本発明のうち請求項1記載の発明は、部品点数や製造工程数を減らしても高い抜け強度を保持することを目的としたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目的に加えて、ホースを回転可能でしかも漏れずに接続することを目的としたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の目的に加えて、螺旋補強ホースを確実に接続して漏れやホース抜け及び流体の浸入を完全に防止することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、内筒部1の内側にインサートパイプ5を嵌挿して一体化し、該内筒部1の末端1bをインサートパイプ5の軸方向中間位置に配置して、これら両者間に段差6を形成すると共に、少なくとも外筒部2を圧縮変形可能な剛性材料で形成し、環状凹部4内にホースHの先端部H1が嵌挿された状態で、上記段差6と対向する該外筒部2の軸方向中間部2aをカシメて部分的に縮径したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、前記インサートパイプ5の先端に、接続用ナットNと回転自在に係合するフランジ部5aを設け、このフランジ部5aと二重筒体Sの環状平板部3との間に空間部7を形成し、この空間部7内に防水パッキン8を接続用ナットNの内周面N1と当接するように収容した構成を加えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に、前記ホースHが、外層Haと内層Hbとの間に補強材Hc,Hdを螺旋状に巻き付けて一体化した螺旋補強ホースであり、外筒部2の軸方向中間部2aのみを部分的に強くカシメて縮径した構成を加えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
請求項1の発明は、環状凹部4内にホースHの先端部H1を嵌挿した後に、内筒部1の末端1bとインサートパイプ5との段差6と対向する外筒部2の軸方向中間部2aをカシメて部分的に縮径させることにより、該カシメ部分2aと段差6との間でホース先端部H1が肉厚方向へ大きく圧縮されて移動不能に封じ込められると共に、該ホース先端部H1の内周面H4が段差6に沿って段状に変形し、この段差6でホース先端部H1の内周面H4に沿って浸入する流体が止められ、ホース先端部H1の外周面Hに沿って浸入する流体が上記カシメ部分2aで止められるものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の構成に対して、前記インサートパイプ5の先端に、接続用ナットNと回転自在に係合するフランジ部5aを設け、このフランジ部5aと二重筒体Sの環状平板部3との間に空間部7を形成し、この空間部7内に防水パッキン8を接続用ナットNの内周面N1と当接するように収容した構成を追加したので、接続用ナットNの内周面N1に対し、防水パッキン8を介してインサートパイプ5のフランジ部5a及び二重筒体Sやそれに嵌挿したホースHの先端部H1が回転自在に支持される。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の構成に対して、前記ホースHが、外層Haと内層Hbとの間に補強材Hc,Hdを螺旋状に巻き付けて一体化した螺旋補強ホースであり、外筒部2の軸方向中間部2aのみを部分的に強くカシメて縮径した構成を追加したので、外筒部2の軸方向中間部2aのみを部分的に強くカシメて縮径させることにより、ホースHの先端部H1が肉厚方向へ大きく圧縮変形して潰れ、外層Haと内層Hbが補強材Hc,Hdを挟んで密着すると共に、段差6とカシメ部分2aでホース先端部H1の切断面H4への流体浸入が止められて、流体が外層Haと内層Hbの隙間に入り込むことはない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、図1(a)(b)に示す如く、内筒部1と外筒部2が環状平板部3を挟んで形成された二重筒体Sの環状凹部4に、外層Haと内層Hbとの間に断面矩形の帯状補強材Hcと断面円形の線状補強材Hdを螺旋状に巻き付けて一体化した螺旋補強ホースHの先端部H1を嵌挿し、この二重筒体Sの外周に遊挿された接続用ナットNにより、ホース接続具Aとして例えばシャワーヘッドなどの吐水器具A1と接続される場合を示すものである。
【0008】
上記二重筒体Sの内筒部1と外筒部2と環状平板部3は、図1(b)に示す如く、ホース先端部H1の外周面H2から切断面H3を介して内周面H4に亘り被覆する断面略コの字形に形成され、これらに亘って凹設された環状凹部4のホース径方向への内のり寸法D1を、それに嵌挿されるホース先端部H1の厚さ寸法D2より若干厚くすると共に、少なくとも外筒部2を圧縮変形可能な剛性材料で形成する。
【0009】
本実施例の場合には、二重筒体Sの全体が、例えば駆動式又は手動油圧式のカシメ機Bによる径方向への加圧では圧縮変形するがホースHからの反発力では復元変形しない例えばアルミニウムなどの剛性材料で一体成形されている。
【0010】
上記内筒部1の内側には、その内周面1aに沿ってインサートパイプ5が嵌挿され、これらを密着させて一体化すると共に、該内筒部1の末端1bをインサートパイプ5の軸方向中間位置に配置して、これら両者間に段差6を形成し、この段差6と対向する該外筒部2の軸方向中間部2aを、上記カシメ機Bによりカシメて部分的に縮径する。
【0011】
図示例では、上記カシメ機Bが図2に示す如く、二重筒体Sを中心として周方向へ等間隔毎に8つのカシメダイスB1…が配設されると共に、夫々が放射方向へ往復動自在に支持された駆動式カシメ機であり、その作動で八方締めした場合を示しているが、これに限定されず、それ以外の構造のカシメ機によって他の形状にカシメても良い。
【0012】
上記インサートパイプ5は、上記二重筒体Sと同じ例えばアルミニウムなどの剛性材料で形成され、その先端には、後述する接続用ナットNと係合するフランジ部5aが連設され、このフランジ部5aと接続用ナットNの間か、又はホース接続具Aとの間に空間部7を形成し、この空間部7内に防水パッキン8を装着する。
【0013】
本実施例の場合には、フランジ部5aを二重筒体Sの環状平板部3に沿って階段状に折り曲げて、接続用ナットNの中間部内周面N1との間に空間部7を形成し、この空間部7内に防水パッキン8としてUパッキンを、接続用ナットNの中間部内周面N1と当接するように収容している。
【0014】
更に、前記インサートパイプ5の末端部5b及び外筒部2の末端部2bは、ホース先端部H1を嵌挿し易くするために、インサートパイプ5の末端部5bを内側へ折り曲げると共に、外筒部2の末端部2bを外側へ折り曲げることが好ましく、特に外筒部2の末端部2bを外側へ折り曲げるなどして径方向への厚さ寸法を厚く形成すれば、後述する接続用ナットNの末端側内周面に凹設した係合凹部N2に係止し易い。
【0015】
また、本実施例で使用する接続用ナットNは、例えばシャワーヘッドなどの吐水器具A1に対しホース先端部H1を回転自在に保持した状態で連結する従来周知構造の袋ナットであり、その先端内周面には、上記吐水器具A1の末端外周面に形成した雄ねじ部A2と螺合する雌ねじ部N3が刻設されている。
【0016】
次に、斯かるホース接続構造の接続方法について説明する。
先ず、図1(b)に示す如く、ホースHの外周に接続用ナットNを遊挿してから、その先端部H1を二重筒体Sの環状凹部4に嵌挿し、この状態のまま、例えば駆動式カシメ機Bなどで図2に示す如く、内筒部1の末端1bとインサートパイプ5との段差6と対向する外筒部2の軸方向中間部2aを、カシメ機Bによりカシメて部分的に縮径させる。
【0017】
それにより、図1(a)に示す如く、該カシメ部分2aと段差6との間でホース先端部H1が肉厚方向へ大きく圧縮されて移動不能に封じ込められると共に、該ホース先端部H1の内周面H4が段差6に沿って段状に変形し、この段差6でホース先端部H1の内周面H4に沿って例えば浸入しても止められ、またホース先端部H1の外周面Hに沿って水などの流体が浸入しても上記カシメ部分2aで止められる。
【0018】
その結果、部品点数や製造工程数を減らしてもホース先端部H1の抜け強度を高く保持できる。
【0019】
更に本実施例のように接続するホースHが、外層Haと内層Hbとの間に断面矩形の帯状補強材Hcと断面円形の線状補強材Hdを螺旋状に巻き付けて一体化した螺旋補強ホースである場合には、前記段差6と対向する外筒部2の軸方向中間部2aのみを部分的に強くカシメて縮径させる。
【0020】
それにより、ホース先端部H1が肉厚方向へ大きく圧縮変形して潰れ、外層Haと内層Hbが帯状補強材Hc及び線状補強材Hdを挟んで密着すると共に、段差6とカシメ部分2aでホース先端部H1の切断面H4への流体浸入が止められて、流体が外層Haと内層Hbとの隙間に入り込むことはない。
【0021】
その結果、螺旋補強ホースを確実に接続して漏れやホース抜け及び流体の浸入を完全に防止できる。
【0022】
そして、上述のようにカシメで二重筒体Sに一体化されたホースHに沿って先端部H1へ向けて前記接続用ナットNを移動し、その末端に凹設された係合凹部N2を、外筒部2の末端部2bに対して軸方向へ移動不能に係止しながら、先端に刻設された雌ねじ部N3を、例えばシャワーヘッドなどの吐水器具A1の末端に形成された雄ねじ部A2に螺着する。
【0023】
それにより、接続用ナットNの中間部内周面N1に対し、防水パッキン8を介してインサートパイプ5のフランジ部5a及び二重筒体Sやそれに嵌挿したホースHの先端部H1が回転自在に支持される。
その結果、ホースHを回転可能でしかも漏れずに接続できる。
【0024】
一方、図3に示すものは、本発明の他の実施例である。
このものは、前記ホース接続具Aが例えば給水栓や湯水混合栓など給水金具A3であり、カシメで一体化された二重筒体Sとホース先端部H1を接続用ナットNによって接続する構成が、前記及び図2に示した実施例とは異なり、それ以外の構成は図1及び図2に示した実施例と同じものである。
【0025】
図示例の場合には、インサートパイプ5のフランジ部5aが、二重筒体Sの環状平板部3に沿って平板状に形成され、それと給水金具A3の先端面との間に防水パッキン8として平パッキンを挟み込み、この状態で、接続用ナットNの先端内周面に刻設された雌ねじ部N3を、該給水金具A3の末端外周面に形成された雄ねじ部A4に螺着している。
【0026】
従って、図3に示すものは、前記図1及び図2に示した実施例と同様な作用が得られる。
【0027】
尚、前示実施例では、ホースHが、外層Haと内層Hbとの間に断面矩形の帯状補強材Hcと断面円形の線状補強材Hdを螺旋状に巻き付けて一体化した螺旋補強ホースである場合を示したが、これに限定されず、図示せぬが外層Haと内層Hbとの間に、断面矩形の帯状補強材Hc及び断面円形の線状補強材Hdのどちらか一方のみを巻き付けて一体化したり、例えばガラス繊維や難燃性繊維などの糸状補強材を編組したり、螺旋状に巻き付けて一体化した従来周知の軟質ホースであっても良い。
これらの場合でも、上述した作用・効果と同様な作用・効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発明は、環状凹部4内にホースHの先端部H1を嵌挿した後に、内筒部1の末端1bとインサートパイプ5との段差6と対向する外筒部2の軸方向中間部2aをカシメて部分的に縮径させることにより、該カシメ部分2aと段差6との間でホース先端部H1が肉厚方向へ大きく圧縮されて移動不能に封じ込められると共に、該ホース先端部H1の内周面H4が段差6に沿って段状に変形し、この段差6でホース先端部H1の内周面H4に沿って浸入する流体が止められ、ホース先端部H1の外周面Hに沿って浸入する流体が上記カシメ部分2aで止められるので、部品点数や製造工程数を減らしても高い抜け強度を保持できる。
従って、二重筒体の他に追加部品としてカバーパイプとインサートパイプが必要になると共に、ホースの接続時にはこれらカバーパイプ及びインサートパイプを別個に嵌挿する必要がある従来のものに比べ、コストを低減できると共に、肉厚寸法が大きく圧縮変形可能なホースを接続しても、高い抜け強度が得られ、漏れやホース抜けの発生を防止できる。
【0029】
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加えて、接続用ナットNの内周面N1に対し、防水パッキン8を介してインサートパイプ5のフランジ部5a及び二重筒体Sやそれに嵌挿したホースHの先端部H1が回転自在に支持されるので、ホースを回転可能でしかも漏れずに接続できる。
【0030】
請求項3の発明は、請求項1または2の発明の効果に加えて、外筒部2の軸方向中間部2aのみを部分的に強くカシメて縮径させることにより、ホースHの先端部H1が肉厚方向へ大きく圧縮変形して潰れ、外層Haと内層Hbが補強材Hc,Hdを挟んで密着すると共に、段差6とカシメ部分2aでホース先端部H1の切断面H4への流体浸入が止められて、流体が外層Haと内層Hbの隙間に入り込むことはないので、螺旋補強ホースを確実に接続して漏れやホース抜け及び流体の浸入を完全に防止できる
従って、外層が透明なホースであってもホースの透明性を長期に亘って維持され、商品価値を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施例を示すホース接続構造の部分的な縦断正面図であり、(b)は、その分解状態を示す部分的な縦断正面図である。
【図2】図1の(2)−(2)線に沿える縦断側面図で、カシメ時の状態を示している。
【図3】(a)は、本発明の他の実施例を示すホース接続構造の部分的な縦断正面図であり、(b)は、その分解状態を示す部分的な縦断正面図である。
【符号の説明】
A ホース接続具 H ホース
Ha 外層 Hb 内層
Hc,Hd 補強材 H1 先端部
N 接続用ナット N1 内周面
S 二重筒体 1 内筒部
1b 末端 2 外筒部
2a 軸方向中間部 3 環状平板部
4 環状凹部 5 インサートパイプ
5a フランジ部 6 段差
7 空間部 8 防水パッキン

Claims (3)

  1. 内筒部(1)と外筒部(2)が環状平板部(3)を挟んで形成された二重筒体(S)の環状凹部(4)に、ホース(H)の先端部(H1)を嵌挿し、この二重筒体(S)の外周に遊挿された接続用ナット(N)により、ホース接続具(A)と接続されるホース接続構造において、
    前記内筒部(1)の内側にインサートパイプ(5)を嵌挿して一体化し、該内筒部(1)の末端(1b)をインサートパイプ(5)の軸方向中間位置に配置して、これら両者間に段差(6)を形成すると共に、少なくとも外筒部(2)を圧縮変形可能な剛性材料で形成し、環状凹部(4)内にホース(H)の先端部(H1)が嵌挿された状態で、上記段差(6)と対向する該外筒部(2)の軸方向中間部(2a)をカシメて部分的に縮径したことを特徴とするホース接続構造。
  2. 前記インサートパイプ(5)の先端に、接続用ナット(N)と回転自在に係合するフランジ部(5a)を設け、このフランジ部(5a)と二重筒体(S)の環状平板部(3)との間に空間部(7)を形成し、この空間部(7)内に防水パッキン(8)を接続用ナット(N)の内周面(N1)と当接するように収容した請求項1記載のホース接続構造。
  3. 前記ホース(H)が、外層(Ha)と内層(Hb)との間に補強材(Hc,Hd)を螺旋状に巻き付けて一体化した螺旋補強ホースであり、外筒部(2)の軸方向中間部(2a)のみを部分的に強くカシメて縮径した請求項1または2記載のホース接続構造。
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