JP3187354B2 - ホース継手 - Google Patents

ホース継手

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JP3187354B2
JP3187354B2 JP28730897A JP28730897A JP3187354B2 JP 3187354 B2 JP3187354 B2 JP 3187354B2 JP 28730897 A JP28730897 A JP 28730897A JP 28730897 A JP28730897 A JP 28730897A JP 3187354 B2 JP3187354 B2 JP 3187354B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホースを接続する
箇所に用いられるホース継手に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホースを水道蛇口、ホース巻取
器等に接続する場合、或いはホース同士を接続する場合
に、その接続部分にホース継手が用いられている。ま
た、ホースとして、特に金属製又は合成樹脂製等の補強
体がホース肉厚内に螺旋状に巻装され、ホースの内外表
面に螺旋状の凹凸状を呈した、螺旋補強体入りホースが
用いられる場合がある。
【0003】このような螺旋補強体入りホースを接続す
るホース継手として、ホースにおける補強体の少なくと
も1ピッチ以上をカバーするパッキンをニップル部に備
え、ホースの外側に巻装され前記パッキンと対応して補
強体の少なくとも1ピッチ以上を押圧する押圧部を有
し、且つ周方向に少なくとも1か所以上の切割を有した
スリーブと、前記スリーブの外面と当接する箇所がテー
パー面である継手本体に螺合するホースナットからなる
ものが開示されている(例えば、実公平2−31674
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ホース継手におい
ては、ニップル部にパッキンを装着することによって、
ホースとニップル部との間の隙間を埋めて流体の漏れを
防止している。しかし、このようなホース継手において
も、ホースに高い水圧が加わった場合には、流体が漏れ
たり或いはホースの抜け等が発生することが懸念され
る。また、このホース継手に螺旋補強体入りホースを接
続した場合には、このホースの内面が凸凹していること
から、パッキンとホースとの間のシール性が不十分にな
る、という問題があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、接続強度及びシール性の優れたホース継手を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するために、本発明に係るホース継手の手段は、図1乃
至図3に示すように、基部1cを有する継手本体1と、
上記基部1cに固定される筒部及びこの筒部の先端に設
けられ外周面に外径が先端方向に向かうに従って縮小す
るテーパー面が形成された先端筒部を有し、ホースが差
し込まれるニップル部4と、上記筒部に軸方向摺動可能
に嵌め込まれ、この筒部の外周に装着された環状の弾性
体からなるパッキン3を先端筒部との間に介在させると
ともに、筒部の周りを回転しないよう阻止する手段を有
し、かつ、外周面に螺子が切られた環状の摺動体2と、
円筒状をなし、先部内周面には内径が先端方向に向かう
に従って縮小するテーパー面6aが形成され、後部は上
記摺動体2と螺合するホースナット6と、を有し、上記
ホースナット6の回転操作により、ホースを、ホースナ
ット6のテーパー面6aとニップル部4のテーパー面5
aとの間の隙間に挟んで押圧固定するとともに、ホース
ナットの後方移動を阻止して上記摺動体を先端筒部方向
に摺動させ、これにより上記パッキン3を軸方向に圧縮
して径方向に膨出させ、パッキン3によりホースを内面
から押圧する、構成である。
【0007】また、これに加えて、上記ホースナットの
テーパー面を、内径が先端方向に向かうに従って段々と
縮小する階段状に形成した構成である。
【0008】上記摺動体2は、ニップル部4の筒部を軸
方向のみ摺動し、この筒部の周りを回転させてはならな
い。このためには、上記回転しないよう阻止する手段と
しては、例えば継手本体1に係止突起1bを設けてこれ
を摺動体2に設けた溝部2aに係止させるか、或いは筒
部の後部の一部を円筒以外の形状にして、これと嵌合す
る摺動体2を回転させないようにすればよく、要は、上
記回転が阻止できればよい。
【0009】この発明は、ホースナット6のテーパー面
6aとニップル部4のテーパー面5aとの間の隙間にホ
ース7を挟んでホースを押圧固定するものである。この
ためには、例えばホースナット6の最小内径部と、ニッ
プル部4の先端筒部5の最大外径部との間の間隔を、ホ
ース7の筒厚より狭く形成して、上記隙間に挟んで押圧
固定する。
【0010】ホース7をニップル部4に装着した状態
で、ホースナット6を回転操作すると、ホースナット6
は後方向に移動し、ホース7を上記隙間に挟んで押圧固
定する。さらにホースナット6を回転操作すると、ホー
スナット6は上記押圧固定により後方移動が阻止されて
いることから、摺動体2が前方に移動してパッキン3を
押圧し、これによってパッキン3が潰され、パッキン3
は径方向に膨出してホース7を内面より押圧する。
【0011】また、本発明に係るホース継手の手段は、
図8乃至図11に示すように、基部11cを有する継手
本体11と、上記基部11cに固定される筒部及びこの
筒部の先端に設けられる先端筒部を有し、ホースが差し
込まれるニップル部14と、上記筒部に軸方向摺動可能
に嵌め込まれ、この筒部の外周に装着された環状の弾性
体からなるパッキン13を先端筒部との間に介在させる
とともに、筒部の周りを回転しないよう阻止する手段を
有し、かつ、外周面に螺子が切られた環状の摺動体12
と、周囲に複数の切割を有して縮径可能な押圧部15b
が設けられた筒状のスリーブ15と、円筒状をなし、先
部内周面には内径が先端方向に向かうに従って縮小する
テーパー面16aが形成され、後部は上記摺動体と螺合
し、このテーパー面16aと摺動体との間の内面周囲に
上記スリーブ15を内接したホースナット16と、を有
し、上記ホースナット16の回転操作により、ホースナ
ット16を継手本体に接近させ、スリーブ15を上記テ
ーパー面16aに圧接させて押圧部でホースの外面を押
圧するとともに、スリーブ15又はホースナット16の
後端部を上記継手本体に当接させ、それ以上ホースナッ
ト16が継手本体に接近するのを阻止して上記摺動体を
上記ニップル部14の先端筒部方向に摺動させ、これに
より上記パッキン13を軸方向に圧縮して径方向に膨出
させ、パッキン13によりホースを内面から押圧する構
成である。
【0012】また、これに加えて、上記スリーブ15の
内周面に、螺旋状の溝部15cが形成された構成であ
る。この螺旋状の溝部15cは、上記押圧部15bに代
えて設けたものであり、特に、装着されるホースが螺旋
補強体入りであって、この螺旋補強体の螺旋形状と上記
螺旋状の溝部15cとが噛み合うように形成された場合
が、最も均一にホースを押圧することができる。
【0013】この発明では、スリーブ15をホースナッ
ト16のテーパー面16aと摺動体12との間に介在さ
せており、このため、ホースナット16の回転操作によ
り、ホースナット16は摺動体12に接近し、やがて、
スリーブ15がホースナット16のテーパー面16aと
係止突起11bの先端部に挟まれ、まずスリーブ15が
テーパー面16aにより縮径してスリーブ15の押圧部
15bでホースを外面から押圧する。スリーブ15が縮
径しないようになると、ホースナット16と継手本体1
1とは互いに接近しなくなり、さらにホースナット16
を締め込むと、摺動体12はホースナット16の先端方
向に移動し、これにより、パッキン13を軸方向に圧縮
して径方向に膨出させさらには拡開させてパッキン13
によりホースを内面から押圧し、このようにホースを外
内両面から押圧固定するものである。
【0014】上記摺動体をホースナット16の先端方向
に移動させるためには、ホースナット16の回転操作に
より、ホースナット16自体は継手本体11に接近する
ので、ある位置を越えるとそれ以上接近しないように、
間接的或いは直接的にホースナット16と継手本体11
とが当接する状態にして、これ以降はホースナット16
の回転操作による作用を摺動体12の移動に変えるよう
にすればよい。
【0015】例えば、所定の位置において、先端部がホ
ースナット16に圧接したスリーブ15の後端部を継手
本体11の例えば係止突起11b等に当接するように構
成するか、或いはホースナット16の後端部を直接継手
本体11に当接するように構成する。したがって、この
当接した状態では、これ以上のホースナット16と継手
本体11との接近が阻止され、さらにホースナット16
を回転操作すれば、摺動体12がホースナット16の先
端方向に移動する。この摺動体12の移動により、パッ
キン13をニップル部14の先端筒部との間で押圧して
潰し、これによりパッキン13は膨出してホースを内面
から押圧する。
【0016】この場合、上述したように、ホースナット
16と摺動体12との間に介在したスリーブ15の一端
を継手本体11に当接させる構成にしておけば、スリー
ブ15の押圧と摺動体12の移動とを同じタインミング
で作用させることができ、良好にホースを外内両面から
押圧固定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係るホース継手の第一の
実施の形態について説明する。図1乃至図3はその第1
の態様を示したのである。このホース継手は、基部1c
中央に突設して設けられる筒部1aとその周囲に配置さ
れる4本の係止突起1bを有する継手本体1、上記筒部
1aに固定され先端筒部5及び筒部4bを有するニップ
ル部4、このニップル部4の筒部4b外周に装着される
環状ゴム製のパッキン3、上記係止突起1bが嵌合する
溝部2a及び筒状部2cを有する環状の摺動体2、及び
筒状で先部内周面にテーパー面6aを有するホースナッ
ト6を具備している。このホース継手はパッキン3を除
いて、全体が合成樹脂製である。また、このホース継手
に接続するホース7は、螺旋補強体7a,7b入りホー
ス7が用いられる。
【0018】図2及び図3に示すように、上記ニップル
部4は、ホース7が装着される先端筒部5及びこの先端
筒部5より外径が小さい筒部4bを有している。この先
端筒部5の外周面には、外径が先端方向に向かうに従っ
て縮小するテーパー面5aが形成され、筒部4bは先端
筒部5の後部より外径が小さく形成されている。また、
上記筒部4bには、先端筒部5に当接してパッキン3が
装着され、一方、このパッキン3の後端部に摺動体2の
筒状部2c先端が当接している。
【0019】さらに、継手本体1の各係止突起1bを、
摺動体2の該当する各溝部2aに係止させ、この状態
で、ニップル部4の後部と継手本体1の筒部1aとを接
着固定して両者を一体化する。この場合、摺動体2は、
ニップル部4の筒部4bを軸方向に摺動可能である。
【0020】なお、継手本体1とニップル部4を一体に
成形しておき、このニップル部4に摺動体2及びパッキ
ン3を装着した後、ニップル部4の先端に先端筒部5を
接着固定或いは螺合する、という方法もある。
【0021】また、ニップル部4の筒部4bに装着され
たパッキン3の外径及び摺動体2の筒状部2cの外径
は、ともに、装着されるホース7の内径と略同径、或い
はホース7の内径より少し大きな径に形成されている。
上記摺動体2の外周面は螺子2bが切られており、これ
とホースナット6とは螺合し、このホースナット6の回
転操作によってホース7をホース継手に止着する。
【0022】ホースナット6の先部内周面には、内径が
先端方向に向かうに従って縮小するテーパー面6aが形
成され、またテーパー面6aの最大径部以降のホースナ
ット6の筒内面は螺子切りがされており、ホースナット
6は摺動体2と螺合する。さらに、このホースナット6
の先端部は、内径が大きく絞られ、これによりホースナ
ット6先部の最小内径と、上記ニップル部4の先端筒部
5の最大外径との差は、ホース7の筒厚より狭く形成さ
れている。また、ホースナット6のテーパー面6aの前
後方向の略中央部には、部分的に内径が一定の平坦面部
6bが形成されている。
【0023】図3(a)は、ホース継手にホース7を装
着した後、ホースナット6を摺動体2に緩く螺合した締
め込み前の状態を示している。このとき、ホースナット
6のテーパー面6aと、ニップル部4の先端筒部5の外
周のテーパー面5aとで形成される隙間は、後方向に向
かうに従って拡開する円筒形状の隙間であり、このため
ホース7は、この拡開円筒状の隙間に沿ってホース7径
が拡開した状態で緩く挟まれた状態にある。
【0024】この状態から、ホースナット6を回転操作
すると、ホースナット6は後方向(図中右方向)に移動
し、やがて図3(b)に示すように、ホースナット6の
テーパー面6aと、ニップル部4のテーパー面5aとの
間の拡開円筒状の隙間間隔が縮まり、これによりホース
7を外面と内面の両面から押圧固定する。この状態で
は、ホース7は上記テーパー面5aに沿って、部分的に
拡開している。
【0025】このホース7固定の後、ホースナット6の
後方移動が阻止され、このため、さらにホースナット6
を回転操作すると、ホースナット6はホース7の押圧固
定により後方移動が阻止されていることから、反作用的
に摺動体2は先方向(図中左方向)に移動してパッキン
3を押圧し、これによってパッキン3が潰され、パッキ
ン3は径方向に膨出して、ホース7を内面より押圧して
ホースナット6との間で固定する。
【0026】図4は、第2の態様を示したものである。
このホース継手は、基本的な形態は、上記第1の態様と
略同様であるが、図4(a)に示すように、ニップル部
4の先端筒部5に形成されたテーパー面5aの傾斜角
度、即ちニップル部4長手方向となす角度を、第1の態
様より大きくしている点で異なっている。
【0027】この場合、ホースナット6を回転操作し
て、ホース7を外面と内面の両面から押圧固定すれば、
上記ニップル部4のテーパー面5aの角度が大きいこと
から、ニップル部4に挿入されるホース7は、このテー
パー面5aによって、大きい角度で径が拡開されること
になる。これにより、ホースナット6との間に挟み込ま
れたホース7は、図4(b)に示すように、ホース7の
長手方向に対して高角度に拡開して固定されるから、ホ
ース7が抜けにくくなり強固に固定される。またパッキ
ン3の径方向膨出によるホース7の押圧により、十分な
シール性が得られる。
【0028】図5及び図6は、第3の態様を示すもので
ある。このホース継手は、基本的な形態は、上記第1の
態様と略同様であるが、ホースナット6の先部内周面
に、内径が先端方向に向かうに従って段々と縮小する階
段面6cを形成した点、で異なっている。
【0029】この場合、ホースナット6を回転操作し
て、ホース7を外面と内面の両面から押圧固定すれば、
図6(b)に示すように、ホースナット6の階段面6c
により、ホース7の外面が係止され、これによりホース
7が強固に止着され、ホース7の脱離が有効に防止され
る。
【0030】図7は、第4の態様を示すものである。こ
のホース継手は、基本的な形態は、上記第1の態様と略
同様であるが、図7(a)に示すように、ニップル部4
の先端筒部5に上記第2の態様に係る傾斜角度の大きい
テーパー面5aを形成し、さらに、ホースナット6の先
部内周面に上記第3の態様に係る階段面6cを形成した
点で異なっている。
【0031】この場合、ホースナット6の回転操作によ
りホース7を外面と内面の両面から押圧固定すれば、図
7(b)に示すように、ホースナット6との間に挟み込
まれたホース7は、ホース7の長手方向に対して高角度
で押圧固定され、ホース7が強固に固定され、加えて、
ホースナット6の階段面6cにより、ホース7の外面が
係止され、ホース7の脱離が有効に防止される。
【0032】従って、上記第一の実施の形態によれば、
ホース7の内面及び外面を、ホースナット6のテーパー
面6aと、ニップル部4のテーパー面5aとの間で、ホ
ース7の長手方向と傾斜角度を設けて押圧固定する構成
としているから、ホース7が強固に圧着され、加えて、
パッキン3を軸方向に圧縮して径方向に膨出させてホー
スを内面から押圧してホースナット7との間で押圧固定
していることから、高いシール性を有し、流体の漏れ及
びホースの抜けを確実に防止するという効果がある。
【0033】また、一般に用いられているホース7の外
面を押圧するためのスリーブを使用せず、ホースナット
6により直接ホース7外面を押圧する構成としているこ
とから、部品点数の削減にも寄与する。
【0034】補強体入りホース7はその内面が凸凹して
いるが、上記第一の実施の形態によれば、パッキン3で
ホース7を内面から押圧していることから、この径方向
に膨出したパッキン3によりホースの凸凹の隙間を十分
に埋めることができ、優れたシール性を得ることができ
る。
【0035】また、ホース7が折れたり、或いはウォー
タハンマ等によりホース7に高い水圧が加わった場合に
は、これによりホース7が継手より抜けようとする方向
に力が加わるが、このホース7に加わった力がホースナ
ット6を介して摺動体2に伝わり、この摺動体2がパッ
キン3の弾性力に抗して摺動することで衝撃が緩衝され
る。また、この際に、パッキン3は更に潰されることに
なることから、ホースの内側を更に強い力で圧着するこ
とになり高いシール性を有するものとなる。
【0036】なお、上記第一の実施の形態に係るホース
継手においては、螺旋補強体入りホース7を装着した例
について説明したが、螺旋補強体の入ってない単なるホ
ースをこのホース継手に装着した場合であっても差し支
えはなく、上記と同様な効果が得られ、高いシール性を
有することになる。
【0037】ここで第二の実施の形態について説明す
る。図8乃至図11はその第1の態様を示すものであ
り、このホース継手は、基部11c中央に突設して設け
られる筒部11aとその周囲に配置される4本の係止突
起11bを有する継手本体11、上記筒部11aに固定
され先端筒部14a及び筒部14bを有するニップル部
14、このニップル部14の筒部14b外周に装着され
る環状ゴム製のパッキン13、上記係止突起11bが嵌
合する溝部12a及び筒状部12cを有する環状の摺動
体12、複数の切割15a及び押圧部15bを有する円
筒状のスリーブ15、及び筒状で先部内周面にテーパー
面16aを有するホースナット16を具備している。こ
のホース継手はパッキン13を除いて、全体が合成樹脂
製である。また、このホース継手に接続するホース17
は、螺旋補強体入りホース17が用いられる。
【0038】図10及び図11に示すように、上記ニッ
プル部14は、ホース17が装着される先端筒部14a
及びこの先端筒部14aより外径が小さい筒部14bか
らなっている。また、ニップル部14の筒部14bに
は、先端筒部14aに当接してパッキン13が装着さ
れ、これに隣接して摺動体12が嵌め込まれている。さ
らに、継手本体11の各係止突起11bを、該当する摺
動体12の各溝部12aに係合させ、この状態で、ニッ
プル部14の後部と継手本体11の筒部11aとを接着
固定して両者を一体化する。この場合、摺動体12は、
ニップル部14の筒部14bを軸方向に摺動可能であ
る。
【0039】なお、継手本体11とニップル部14を一
体に成形しておき、このニップル部14に摺動体12及
びパッキン13を装着した後、ニップル部14の先端に
先端筒部14aを接着固定或いは螺合する、という方法
もある。
【0040】また、ニップル部14の先端筒部14aの
外径、筒部14bに装着されたパッキン13の外径及び
摺動体12の筒状部12cの外径は、ともに、装着され
るホース17の内径と略同径に形成されている。上記摺
動体12の外周は螺子12bが切られており、これとホ
ースナット16とは螺合し、このホースナット16の回
転操作によってホース17をホース継手に止着するもの
である。
【0041】上記スリーブ15は、円筒状に形成され、
その周囲には複数の切割15aが設けられ、また、先端
部の内周面は中心方向に向けて突出した押圧部15bが
設けられている。
【0042】ホースナット16の先部内周面には、内径
が先端方向に向かうに従って縮小するテーパー面16a
が形成され、またテーパー面16aの最大径部以降のホ
ースナット16の筒内面は螺子切りがされている。そし
て、ホースナット16に内接して、周囲が緩く当接する
状態でスリーブ15が嵌め込まれており、この状態で、
ホースナット16は摺動体12と螺合している。
【0043】スリーブ15の押圧部15bの幅は、特に
限定されるものではないが、この押圧部15bの幅を螺
旋補強体の1ピッチ未満とすれば、特にパッキン13に
対する押圧力を強くすることができ、また、螺旋補強体
の巻装によって生じた隣接する凸部間に押圧部15bが
食い込んで、ホース17を強く係止する。一方、スリー
ブ15の押圧部15bの幅をホース17の螺旋補強体の
1ピッチ以上の幅に形成すれば、押圧部15bとホース
17との接触面積が増えてホース17が均一に押圧さ
れ、これにより均等な押圧力が広範囲に加えられ、ホー
スの固定が安定する。
【0044】図11(a)は、ホース継手にホース17
を装着した後、ホースナット16を摺動体12に緩く螺
合した締め込み前の状態を示しており、このとき図中、
スリーブ15の後端部は継手本体11の係止突起11b
の先端部11dに略当接している。
【0045】この状態から、ホースナット16を回転操
作するにつれ、ホースナット16は後方向(図中右方
向)に移動し、やがて図11(b)に示すように、スリ
ーブ15の先端部がホースナット16のテーパー面16
aに当接し、またスリーブ15の後端部は係止突起11
bの先端部11dと当接した状態となる。なお、摺動体
12は、その溝部12aに嵌合している継手本体11の
係止突起11bによって回転は阻止されている。
【0046】スリーブ15の先端部がホースナット16
のテーパー面16aに当接した状態から、さらにホース
ナット16を回転操作すると、ホースナット16のテー
パー面16aの作用により、スリーブ15は縮径しその
押圧部15bはホース17の外面を押圧する。やがてス
リーブ15が縮径しないようになると、ホースナット1
6と継手本体11とはこれ以上接近しなくなる。さらに
ホースナット16を締め込むと、スリーブ15の介在に
よりホースナット16と継手本体11との接近が阻止さ
れ、この状態からさらにホースナット16を回転操作す
ると、摺動体12をニップル部14先端方向へ移動させ
る作用が働き、これによってパッキン13が潰されパッ
キン13は径方向に膨出してホース17を内面より押圧
する。
【0047】このように第二の実施の形態においては、
ホースナット16のテーパー面の作用によりスリーブ1
5の押圧部でホースを外面から押圧し、これとともに、
一方において、摺動体12をホースナット16の先端方
向に移動させ、パッキン13を軸方向に圧縮して径方向
に膨出させてホースを内面から押圧し、このようにホー
ス17を外内両面から押圧固定する。
【0048】図12は、第2の態様を示したものであ
る。このホース継手は、基本的な形態は、上記第1の態
様と略同様であるが、ホースナット16の後端部16b
を継手本体11に当接させる点で異なっている。
【0049】この場合、ホースナット16を回転操作す
るにつれ、ホースナット16は後方向に移動し、やがて
図12(b)に示すように、スリーブ15の先端部がホ
ースナット16のテーパー面16aに当接し、スリーブ
15の後端部は係止突起11bの先端部11dと当接し
た状態となる。
【0050】この状態から、さらにホースナット16を
回転操作すると、ホースナット16のテーパー面16a
の作用により、スリーブ15は縮径しその押圧部15b
はホース17の外面を押圧する。やがてスリーブ15が
縮径しないようになると、ホースナット16と継手本体
11とはこれ以上接近しなくなる。
【0051】この状態で、ホースナット16の後端部1
6bは継手本体11に当接し、これ以降ホースナット1
6の移動が完全に阻止される。したがって、さらにホー
スナット16を回転操作すると、確実に、摺動体12を
ニップル部14先端方向へ移動させる作用が働き、これ
によってパッキン13が潰されパッキン13は径方向に
膨出してホース17を内面より押圧する。
【0052】図13は、第3の態様を示すものである。
このホース継手は、基本的な形態は、上記第1の態様と
略同様であるが、ホースナット16の後端部16bを継
手本体11に当接させる点、及び係止突起11bを短く
形成している点で異なっている。このように係止突起1
1bを短く形成したのは、係止突起11bは摺動体12
の回転を阻止して軸方向の摺動のみを可能にさせるもの
であり、この係止突起11bをスリーブ15に当接させ
る目的で使用するものではない。
【0053】この場合、ホースナット16を回転操作す
るにつれ、ホースナット16は後方向に移動し、やがて
図13(b)に示すように、スリーブ15の先端部がホ
ースナット16のテーパー面16aに当接し、スリーブ
15は摺動体12の側面部12dとテーパー面16aと
の間に挟まれた状態となる。
【0054】スリーブ15の先端部がホースナット16
のテーパー面16aに当接した状態から、さらにホース
ナット16を回転操作すると、ホースナット16のテー
パー面16aの作用により、スリーブ15は縮径しその
押圧部15bはホース17の押圧を開始する。この押圧
開始と略同時に、ホースナット16の後端部16bは継
手本体11に当接する。
【0055】この状態からさらにホースナット16を回
転操作すると、摺動体12をニップル部14先端方向へ
移動させる作用が働き、これによってパッキン13が潰
されパッキン13は径方向に膨出してホース17を内面
より押圧する。この摺動体12の移動と同時に、スリー
ブ15は摺動体12の側面部12dとテーパー面16a
との間で押圧され、スリーブ15は縮径しその押圧部1
5bはホース17の外面を押圧する。
【0056】図14は、第4の態様を示したものであ
る。このホース継手は、基本的な形態は、上記第2の態
様と略同様であるが、摺動体12の筒状部12cの先端
部外周面には、外径が先端方向に向かうに従って縮小す
るテーパー部12eが形成されている点で異なってい
る。
【0057】この場合、上述したように、ホースナット
16を回転操作するにつれ、ホースナット16は後方向
に移動し、やがて図14(b)に示すように、スリーブ
15は縮径しその押圧部15bはホース17を押圧し、
さらにホースナット16を回転操作すると、摺動体12
をニップル部14先端方向へ移動させる作用が働く。こ
れによって摺動体12の筒状部12c先端のテーパー部
12eは、パッキン13を押圧するとともにこのパッキ
ン13の端部を拡開する。この態様においては、パッキ
ン13を径方向に膨出及び拡開することから、膨出のみ
の場合に比べてホース17を内面よりさらに強く押圧す
ることができる。
【0058】図15乃至図17は、第5の態様を示した
ものである。このホース継手の基本的な形態は、上記第
1の態様と略同様であるが、上記円筒状のスリーブ15
の内周面全体に螺旋状の溝部15cが形成されている
点、で異なっている。この螺旋溝部15cは、上記押圧
部15bに代えて設けられたものであり、図16に示す
ように、螺旋補強体入りホース17の表面凸凹形状部の
押圧を、これと同形状或いは近似する形状の螺旋溝部1
5cを有するスリーブ15を用いて行うようにしたもの
である。
【0059】またこのスリーブ15には、外周面に外径
が先端方向に向かうに従って緩やかに縮小するテーパー
面15dが形成されている。このテーパー面15dは、
ホースナット16のテーパー面16aと全体にわたって
摺接しており、このためホースナット16の締めつけに
より、スリーブ15は先端部のみならず全体的に縮径し
てホース17を押圧する。
【0060】この場合、ホースナット16を回転操作す
れば、ホースナット16は後方向に移動し、やがて図1
6(b)に示すように、スリーブ15は縮径しその螺旋
溝部15cはホース17の螺旋体の凹凸面と噛み合うよ
うな状態になると共にホース17を比較的均一に押圧す
る。さらにホースナット16を回転操作すると、上述し
たように、摺動体12はニップル部14先端方向へ移動
してパッキン13を径方向に膨出させ、ホース17を外
内両面から押圧する。このホース継手は、スリーブ15
の螺旋溝部15c全体でホース17を押圧固定している
ことから、強い固定強度が得られ、径の大きなホースで
あっても確実に止着できる。
【0061】特に、図17に示すように螺旋溝部15c
の溝を深く形成し、かつ螺旋補強体の凹凸形状が顕著な
ホース18を装着した場合には、このホース18の螺旋
形状の凹凸と、スリーブ15の螺旋溝部15cとが深く
噛み合わされ、適正かつ均一にホース17の押圧が行
え、またホースの離脱も防止される。
【0062】従って、上記第二の実施の形態によれば、
上記スリーブ15の押圧部15bの位置は、ニップル部
14に装着されたパッキン13の位置と略一致させて、
ホース17をその内外の両面から押圧するようにしてい
ることから、ホース17は強固に圧着されるとともに、
高いシール性を有し、流体の漏れ及びホースの抜けを確
実に防止する。
【0063】補強体入りホース17はその内面が凸凹し
ているが、上記第二の実施の形態によれば、パッキン1
3がホース17を内面から押圧し、この際、径方向に膨
出したパッキン13によりホースの凸凹の隙間を十分に
埋めることができ、優れたシール性を得ることができ
る。
【0064】また、ホース17が折れたり、或いはウォ
ータハンマ等によりホース17に高い水圧が加わった場
合には、これによりホース17が継手より抜けようとす
る方向に力が加わるが、このホース17に加わった力が
スリーブ15、ホースナット16を介して摺動体12に
伝わり、この摺動体12がパッキン13の弾性力に抗し
て摺動することで衝撃が緩衝される。また、この際に、
パッキン13は更に潰されることになることから、ホー
スの内側を更に強い力で圧着することになり高いシール
性を有するものとなる。
【0065】なお、上記第二の実施の形態に係るホース
継手においては、螺旋補強体入りホース17を装着した
例について説明したが、螺旋補強体の入ってない単なる
ホースをこのホース継手に装着した場合であっても差し
支えはなく、上記と同様な効果が得られ、高いシール性
を有することになる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るホー
ス継手によれば、ホースナットの回転操作により、ホー
スを、ホースナットのテーパー面とニップル部のテーパ
ー面との間の隙間に挟んで押圧固定するとともに、ホー
スナットの後方移動を阻止して摺動体を先端筒部方向に
摺動させ、これによりパッキンを軸方向に圧縮して径方
向に膨出させ、パッキンによりホースを内面から押圧す
る構成を採用したから、ホースが強固に圧着されるとと
もに、パッキンの膨出によりホースを内面から押圧して
いることから、高いシール性を有し、流体の漏れ及びホ
ースの抜けを確実に防止するという効果がある。
【0067】また、上記ホースナットのテーパー面を、
内径が先端方向に向かうに従って段々と縮小する階段状
に形成した構成としたから、ホースが強固に止着される
という効果がある。
【0068】本発明に係るホース継手によれば、ホース
ナットの回転操作により、ホースナットを継手本体に接
近させ、スリーブをテーパー面に圧接させて押圧部でホ
ースの外面を押圧するとともに、スリーブ又はホースナ
ットの後端部を継手本体に当接させ、それ以上ホースナ
ットが継手本体に接近するのを阻止して摺動体をニップ
ル部の先端筒部方向に摺動させ、これによりパッキンを
軸方向に圧縮して径方向に膨出させ、パッキンによりホ
ースを内面から押圧する構成を採用したから、ホースは
外面及び内面の両側から強固に圧着されて強い接続強度
が得られるとともに、高いシール性を有し、流体の漏れ
及びホースの抜けを確実に防止するという効果がある。
【0069】また、上記スリーブの内周面に、螺旋状の
溝部が形成された構成を採用したから、特に螺旋補強体
入りホースの表面凸凹形状の押圧が均一に行なえるとと
もに、ホースが強固に接続されるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態の内第1の態様に係るホース
継手の分解斜視図である。
【図2】第1の態様に係るホース継手の断面図である。
【図3】ホース継手の断面図であり、(a)は締め込み
前の状態を、(b)は締め込み後の状態をそれぞれ示し
ている。
【図4】第2の態様に係るホース継手の断面図であり、
(a)は締め込み前の状態を、(b)は締め込み後の状
態をそれぞれ示している。
【図5】第3の態様に係るホース継手の断面図である。
【図6】第3の態様に係るホース継手の断面図であり、
(a)は締め込み前の状態を、(b)は締め込み後の状
態をそれぞれ示している。
【図7】第4の態様に係るホース継手の断面図であり、
(a)は締め込み前の状態を、(b)は締め込み後の状
態をそれぞれ示している。
【図8】第二の実施の形態の内第1の態様に係るホース
継手の分解斜視図である。
【図9】第1の態様に係るホース継手を前方から見た図
である。
【図10】図9のB−B線の断面図である。
【図11】図9のA−A線の断面図であり、(a)は締
め込み前の状態を、(b)は締め込み後の状態をそれぞ
れ示している。
【図12】第2の態様に係るホース継手の断面図であ
り、(a)は締め込み前の状態を、(b)は締め込み後
の状態をそれぞれ示している。
【図13】第3の態様に係るホース継手の断面図であ
り、(a)は締め込み前の状態を、(b)は締め込み後
の状態をそれぞれ示している。
【図14】第4の態様に係るホース継手の断面図であ
り、(a)は締め込み前の状態を、(b)は締め込み後
の状態をそれぞれ示している。
【図15】第5の態様に係るホース継手の分解斜視図で
ある。
【図16】第5の態様に係るホース継手の断面図であ
り、(a)は締め込み前の状態を、(b)は締め込み後
の状態をそれぞれ示している。
【図17】第5の態様に係る他のホース継手の断面図で
あり、(a)は締め込み前の状態を、(b)は締め込み
後の状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1,11 継手本体 2,12 摺動体 3,13 パッキン 4,14 ニップル部 4b,14b 筒部 5,14a 先端筒部 5a,6a,16a テーパー面 6,16 ホースナット 15 スリーブ 15a 切割 15b 押圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 33/20 - 33/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部を有する継手本体と、 上記基部に固定される筒部及びこの筒部の先端に設けら
    れ外周面に外径が先端方向に向かうに従って縮小するテ
    ーパー面が形成された先端筒部を有し、ホースが差し込
    まれるニップル部と、 上記筒部に軸方向摺動可能に嵌め込まれ、この筒部の外
    に装着された環状の弾性体からなるパッキンを先端筒
    部との間に介在させるとともに、筒部の周りを回転しな
    いよう阻止する手段を有し、かつ、外周面に螺子が切ら
    れた環状の摺動体と、 円筒状をなし、先部内周面には内径が先端方向に向かう
    に従って縮小するテーパー面が形成され、後部は上記摺
    動体と螺合するホースナットと、を有し、 上記ホースナットの回転操作により、ホースを、ホース
    ナットのテーパー面とニップル部のテーパー面との間の
    隙間に挟んで押圧固定するとともに、ホースナットの後
    方移動を阻止して上記摺動体を先端筒部方向に摺動さ
    せ、これにより上記パッキンを軸方向に圧縮して径方向
    に膨出させ、パッキンによりホースを内面から押圧する
    ことを特徴とするホース継手。
  2. 【請求項2】 上記ホースナットのテーパー面を、内径
    が先端方向に向かうに従って段々と縮小する階段状に形
    成したことを特徴とする請求項1記載のホース継手。
  3. 【請求項3】 基部を有する継手本体と、 上記基部に固定される筒部及びこの筒部の先端に設けら
    れる先端筒部を有し、ホースが差し込まれるニップル部
    と、 上記筒部に軸方向摺動可能に嵌め込まれ、この筒部の外
    に装着された環状の弾性体からなるパッキンを先端筒
    部との間に介在させるとともに、筒部の周りを回転しな
    いよう阻止する手段を有し、かつ、外周面に螺子が切ら
    れた環状の摺動体と、 周囲に複数の切割を有して縮径
    可能な押圧部が設けられた筒状のスリーブと、円筒状を
    なし、先部内周面には内径が先端方向に向かうに従って
    縮小するテーパー面が形成され、後部は上記摺動体と螺
    合し、このテーパー面と摺動体との間の内面周囲に上記
    スリーブを内接したホースナットと、を有し、 上記ホースナットの回転操作により、ホースナットを継
    手本体に接近させ、スリーブを上記テーパー面に圧接さ
    せて押圧部でホースの外面を押圧するとともに、スリー
    ブ又はホースナットの後端部を上記継手本体に当接さ
    せ、それ以上ホースナットが継手本体に接近するのを阻
    止して上記摺動体を上記ニップル部の先端筒部方向に摺
    動させ、これにより上記パッキンを軸方向に圧縮して径
    方向に膨出させ、パッキンによりホースを内面から押圧
    することを特徴とするホース継手。
  4. 【請求項4】 上記スリーブの内周面に、螺旋状の溝部
    が形成されたことを特徴とする請求項3記載のホース継
    手。
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