JP2000043824A - L型シール用インパルスヒートシーラー - Google Patents

L型シール用インパルスヒートシーラー

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JP2000043824A
JP2000043824A JP10215940A JP21594098A JP2000043824A JP 2000043824 A JP2000043824 A JP 2000043824A JP 10215940 A JP10215940 A JP 10215940A JP 21594098 A JP21594098 A JP 21594098A JP 2000043824 A JP2000043824 A JP 2000043824A
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JP
Japan
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heater
fusing
seal
film
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP10215940A
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English (en)
Inventor
Masumi Takahashi
真珠実 高橋
Shinsuke Fukuda
信介 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Electric and Chemical Co Ltd
Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
KYOWA DENKI KK
Original Assignee
Kyowa Electric and Chemical Co Ltd
Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
KYOWA DENKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接によりT状形に形成したリボン線による
インパルスヒーターの溶接部の過熱と、ヒーターの部分
的な過熱が原因とされる断線及びフィルム溶着部分のピ
ンホールの発生を、熱板ヒーターとの併用によって解決
する。 【解決手段】 リボン状の導電性発熱線をL状形に折曲
して形成したシールヒーター1と、そのシールヒーター
1の隅部外側面に密着して接続した熱板による溶断ヒー
ター2とからT状形のヒートシーラー3を形成する。各
ヒーターへ1,2の通電手段を別個に設定する。シール
ヒーター1による包装フィルム20の溶着溶断をインパ
ルス通電による発熱により行い、フィルム耳部22の溶
断は電熱により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長尺の包装フィ
ルムの間に包装物品を収納した後、包装フィルムの二辺
を順次L型に溶着溶断して包装フィルムのシールを行う
L型シール用インパルスヒーター装置に関するものであ
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、L型シール
方式による包装では、包装フィルムを加熱収縮させて包
装物品に密着させるシュリンク包装では、包装物品を収
納した二つ折り包装フィルムの開口側二辺の溶着溶断と
フィルム耳部の溶断とをT状形のヒートシーラーを用い
て行っている。このヒートシーラーの殆どは電熱により
加熱された熱板によるもので、熱板の熱膨張によるそり
が発生し、フィルムへのシール圧力ムラ生じ、包装フィ
ルムによってはシール部分の溶着にむらが生じて均一シ
ールが行えず、包装フィルムの多様化に対応して溶着強
度を向上させることが困難であった。
【0003】そこで新たな加熱手段として、フィルムへ
の圧力を均一とすることが容易なインパルスヒーターを
L型シールに採用して、熱板ヒーターによる課題の解決
を図ることが考えられている。しかしながら、フィルム
耳部もインパルスヒーターにより同時に切断する必要性
から、2本のリボン状ニクロム線をT状形に溶接してヒ
ートシーラーを形成しており、このため通電による溶接
部での蓄熱量が大きくなり、部分的にシール温度が上昇
して、ピンホールが発生し易く、また溶接部における断
線も生じ易いことから耐久性にも問題があるなどの課題
を有する。
【0004】この発明の目的は、上記インパルスヒータ
ーにおける溶接部の課題を、熱板ヒーターとの併用によ
って解決し、包装フィルムのL型シールと同時にフィル
ム耳部の溶断をも行い得る新たなL型シール用インパル
スヒートシーラー提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、リボン状の導電性発熱線をL状形に折曲して形成し
たシールヒーターと、そのシールヒーターの隅部外側面
に密着して接続した熱板による溶断ヒーターとからT状
形のヒートシーラーを形成し、その各ヒーターへの通電
手段を別個に設定して、上記シールヒーターによる包装
フィルムの溶着溶断をインパルス通電による発熱によ
り、フィルム耳部の溶断は電熱によりそれぞれ同時に行
えるように構成してなる、というものである。
【0006】上記構成では、リボン状の導電性発熱線を
L状形に折曲してシールヒーターを形成したことから、
シールヒーターは溶接部のない1本のリボン状線により
形成されることになり、このため部分的な温度むらが改
善されて、一様のシール温度を得ることができ、インパ
ルスヒートシールのフィルムシール圧力の均一性と相俟
って、包装フィルムの多様化に対応した溶着強度が得ら
れ、温度むらの改善からシールヒーターの耐久性が著し
く向上し、長期間の使用にも充分に耐えるようになる。
【0007】またシールヒーターと溶断ヒータとの通電
手段を別個とし、溶断ヒータを独立させて電熱によりフ
ィルム耳部の溶断を行えるようにしたので、温度制御に
溶着溶断の両方を行う場合のような困難さはなく、イン
パルス通電によるL型シールと電熱による溶断の両方を
確実に行い得る。
【0008】
【発明の実施の形態】図中1はリボン状のニクロム線な
どの導電性発熱線をL状形に折曲して形成したシールヒ
ーターで、両端に取付端子1a,1aを有する。2はア
ルミニウムなどの金属の表面をテフロンコーティングし
て形成した厚肉で下端縁が鋭角な熱板による溶断ヒータ
ーで、上部内にパイプヒーター2aが埋設してある。
【0009】この溶断ヒーター2は、上記シールヒータ
ー1の隅部外側面に隙間なく端部を密着して接続され、
これによりシールヒーター1による包装フィルム20の
L型シール部21と、フィルム耳部22の溶断部とを備
えたT状形のヒートシーラー3を形成している。
【0010】この溶断ヒーター2の接続は、図2にその
1例を示すように、T型ホルダー4の下側に溶断ヒータ
ー2をシールヒーター1と共に取付けることにより行わ
れ、また溶断ヒーター2のホルダー下側への取付けは、
熱板上面を支持部材5により止着して行われる。
【0011】シールヒーター1については、ホルダー下
側の受け板6の下面に設けた長尺の耐熱絶縁材7に、シ
ールヒータ1の上部を嵌めて固定し、両端の上記取付端
子1a,1aを受け板6の両端部の支持腕8,8に挿通
した支軸9,9の内端の受け片10,10にビス止めし
て、ホルダー下側に取り付けてある。この受け片10,
10は通電時の漏電や短絡を防止するために耐熱絶縁材
により形成され、シールヒーター1と支持腕8,8とを
電気的に絶縁している。
【0012】またシールヒーター1は通電時に熱膨張に
より伸長するので、この伸長に対応するように上記支軸
9,9は、支持腕8と外端とにわたり設けた軸周囲のコ
イルスプリング11,11により外方へ弾圧されて、シ
ールヒーター1を適度な弾撥力により常時緊張してい
る。
【0013】上記構成のヒートシーラー3は、図は省略
したが、通常のごとくホルダー4と共に包装装置の上部
に昇降自在にセットされ、その包装装置に設けたインパ
ルス発生装置にシールヒーター1を電気的に接続してイ
ンパルス通電を可能となす一方、溶断ヒータ2のパイプ
ヒーター2aを温度制御装置を介し電源に接続して、通
電によるパイプヒーター2aの電熱により溶断ヒータ2
が所定温度に加熱するように、それぞれ別個に設定した
通電手段に接続される。
【0014】このヒートシーラー3による包装フィルム
20のL型シール部21の溶着溶断及びフィルム耳部2
2の溶断は、通常のT状形のヒートシーラーと同様に包
装フィルム20に押圧して行われ、シールヒーター1の
部分にて包装フィルム20はインパルス通電によりる線
材の発熱によりL型にシールされる。また同時にフィル
ム耳部22では電熱により加熱された溶断ヒーター2に
より溶断が行われる。
【0015】またシールヒーター1は溶接部のない1本
のリボン状線により形成されることから、インパルス通
電による発熱が均一に行われ、このため部分的な温度む
らが解消される結果、溶着部分におけるピンホールなど
の瑕疵が防止されて密封性に優れたものとなる。また溶
断ヒーター2では独自にフィルム耳部21を押し切るの
で、シールヒーター1による溶着溶断に何ら影響を与え
ず、その両方の作業を同時にしかも確実に行い得る。
【0016】このようなことから、インパルスヒートシ
ールのフィルムシール圧力の均一性と相俟って、包装フ
ィルムの多様化に対応した包装フィルム20のヒートシ
ールが実施でき、シリンク包装に際する熱収縮に対して
も充分な強度を有するものとなる。またヒートシーセー
としても温度むらの改善から耐久性が著しく向上し、長
期間の使用にも充分に耐えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るL型シール用ヒートシーラー
の概略を示す斜視図である。
【図2】 T型ホルダーに取付けた状態を示す斜視図で
ある。
【図3】 同上の一部を省略して示す正面図である。
【符号の説明】
1 L型のシールヒーター 1a 取付端子 2 溶断ヒーター 2a パイプヒーター 3 T状形のヒートヒーラー 4 T状形のホルダー 5 支持部材 6 受け板 7 耐熱絶縁材 8 支持腕 9 支軸 10 受け片 11 緊張用のコイルスプリング
フロントページの続き Fターム(参考) 3E094 AA12 BA11 CA04 CA06 DA10 EA06 FA13 GA07 HA08 HA12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リボン状の導電性発熱線をL状形に折曲
    して形成したシールヒーターと、そのシールヒーターの
    隅部外側面に密着して接続した熱板による溶断ヒーター
    とからT状形のヒートシーラーを形成し、その各ヒータ
    ーへの通電手段を別個に設定して、上記シールヒーター
    による包装フィルムの溶着溶断をインパルス通電による
    発熱により、フィルム耳部の溶断は電熱によりそれぞれ
    同時に行えるように構成してなることを特徴とするL型
    シール用インパルスヒートシーラー。
JP10215940A 1998-07-30 1998-07-30 L型シール用インパルスヒートシーラー Pending JP2000043824A (ja)

Priority Applications (1)

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ID=16680789

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013121849A (ja) * 2011-11-09 2013-06-20 Fuji Impulse Kk ヒートシール装置、シーリング方法、被シール物
CN104150036A (zh) * 2014-08-14 2014-11-19 苏州市盛百威包装设备有限公司 一种用于l型包装机的上刀装置

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JP2013121849A (ja) * 2011-11-09 2013-06-20 Fuji Impulse Kk ヒートシール装置、シーリング方法、被シール物
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