JP2000043729A - 遮断機 - Google Patents
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- vehicle
- bar
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 遮断バーへの車両衝突時における車両の衝撃
緩和、遮断機自体の破損の防止及び遮断バーの大きな撥
ね戻りによる危険の防止を図り、風圧や車両の遮断バー
へのわずかな接触が生じても監視員等の復旧作業を不要
にする。 【解決手段】 遮断機1,1は、水平軸回りに回動駆動
される回動部と、回動部に対して支持された遮断バー1
3とを有する。回動部の回動にてバー13が上下に回動
され、車両の通路3の通行が開閉される。バー13は、
回動部に対して車両進行方向Xに折れ曲がり自在に支持
され、付勢部材にて折れ曲がっていない状態に付勢され
る。遮断機1は、バー13の折れ曲がり角度が所定角度
以下の場合にはバー13の折れ曲がり状態を保持させな
いとともに、バー13の折れ曲がり角度が前記所定角度
より大きい場合にはバー13の折れ曲がり状態を保持さ
せる解除自在の保持機構を備える。
緩和、遮断機自体の破損の防止及び遮断バーの大きな撥
ね戻りによる危険の防止を図り、風圧や車両の遮断バー
へのわずかな接触が生じても監視員等の復旧作業を不要
にする。 【解決手段】 遮断機1,1は、水平軸回りに回動駆動
される回動部と、回動部に対して支持された遮断バー1
3とを有する。回動部の回動にてバー13が上下に回動
され、車両の通路3の通行が開閉される。バー13は、
回動部に対して車両進行方向Xに折れ曲がり自在に支持
され、付勢部材にて折れ曲がっていない状態に付勢され
る。遮断機1は、バー13の折れ曲がり角度が所定角度
以下の場合にはバー13の折れ曲がり状態を保持させな
いとともに、バー13の折れ曲がり角度が前記所定角度
より大きい場合にはバー13の折れ曲がり状態を保持さ
せる解除自在の保持機構を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の所定通路の
通行を開閉する遮断機に関するものである。この遮断機
は、例えば、ETC(ノンストップ自動料金収受システ
ム)において、ETC契約外等の不正車両の通行を規制
するための遮断機(発進制御機ともいう)として用いた
り、駐車場の出入口における駐車場ゲート装置として用
いたりすることができる。
通行を開閉する遮断機に関するものである。この遮断機
は、例えば、ETC(ノンストップ自動料金収受システ
ム)において、ETC契約外等の不正車両の通行を規制
するための遮断機(発進制御機ともいう)として用いた
り、駐車場の出入口における駐車場ゲート装置として用
いたりすることができる。
【0002】
【従来の技術】自動料金収受システムは、例えば、高速
道路その他の有料道路の料金所に差し掛かると、車両側
に設けた送信機から、その車両のID番号を料金所に向
けて送信し、料金所側ではこの信号を受け、当該車両が
登録してある預金口座から通行料金を引き落とすこと
で、料金の精算を済ますシステムである。
道路その他の有料道路の料金所に差し掛かると、車両側
に設けた送信機から、その車両のID番号を料金所に向
けて送信し、料金所側ではこの信号を受け、当該車両が
登録してある預金口座から通行料金を引き落とすこと
で、料金の精算を済ますシステムである。
【0003】それゆえ、車両は料金所で停止することな
く、料金支払いができ、料金所における渋滞が解消され
る。
く、料金支払いができ、料金所における渋滞が解消され
る。
【0004】この場合、料金所を通過する車両には、送
信機を搭載した車両と搭載しない車両とが混在するた
め、送信機を搭載した車両が通過するための専用レーン
を設けるなどして、混在による渋滞の防止を図ることが
できる。
信機を搭載した車両と搭載しない車両とが混在するた
め、送信機を搭載した車両が通過するための専用レーン
を設けるなどして、混在による渋滞の防止を図ることが
できる。
【0005】しかしながら、無線装置による精算ができ
るレーンは無人となり、その他のレーンは料金徴収員が
いるため、無人のレーンを送信設備を持たない車両が通
り抜けるという問題が発生する。
るレーンは無人となり、その他のレーンは料金徴収員が
いるため、無人のレーンを送信設備を持たない車両が通
り抜けるという問題が発生する。
【0006】この対策として、無人のレーンに設置され
当該レーンを開閉する遮断機を設け、料金の収受が無線
によって行われた適正な車両に対しては直ちにゲートを
開いて車両を通過させ、通過後直ちに遮断機を閉めると
いう方法を採用することができる。この場合、車載通信
装置を持たない車両などの適切に料金の収受を行うこと
ができない不正車両に対しては、遮断機が閉じているの
で、遮断機の前で停車し、料金徴収員によって料金が徴
収されることになる。
当該レーンを開閉する遮断機を設け、料金の収受が無線
によって行われた適正な車両に対しては直ちにゲートを
開いて車両を通過させ、通過後直ちに遮断機を閉めると
いう方法を採用することができる。この場合、車載通信
装置を持たない車両などの適切に料金の収受を行うこと
ができない不正車両に対しては、遮断機が閉じているの
で、遮断機の前で停車し、料金徴収員によって料金が徴
収されることになる。
【0007】このような自動料金収受システムにおいて
用いられる従来の遮断機は、略水平な軸回りに回動駆動
される回動部と、該回動部に対して固定された遮断バー
とを有し、前記回動部の回動にて前記遮断バーを上下に
回動させることより車両の所定通路の通行を開閉する。
用いられる従来の遮断機は、略水平な軸回りに回動駆動
される回動部と、該回動部に対して固定された遮断バー
とを有し、前記回動部の回動にて前記遮断バーを上下に
回動させることより車両の所定通路の通行を開閉する。
【0008】また、駐車場の出入口等に設置される従来
の遮断機も、基本的に、ETC用の従来の遮断機と同様
に構成されている。
の遮断機も、基本的に、ETC用の従来の遮断機と同様
に構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の遮
断機では、回動部に遮断バーが固定され、両者が一体化
されていたため、車両が閉じている遮断バーに衝突する
と、車両への衝撃が大きいとともに遮断機自体が破損し
てしまうという問題が生じていた。
断機では、回動部に遮断バーが固定され、両者が一体化
されていたため、車両が閉じている遮断バーに衝突する
と、車両への衝撃が大きいとともに遮断機自体が破損し
てしまうという問題が生じていた。
【0010】この問題を解消するため、回動部に遮断バ
ーを固定するのではなく、遮断バーを回動部に対して車
両進行方向に折れ曲がり自在に支持し、バネ等の付勢部
材で遮断バーを折れ曲がっていない状態に付勢すること
が考えられる。この場合には、車両が閉じている遮断バ
ーに衝突すると、遮断バーが車両進行方向に折れ曲がる
ので、車両への衝撃が緩和されるとともに遮断機自体の
破損が防止される。
ーを固定するのではなく、遮断バーを回動部に対して車
両進行方向に折れ曲がり自在に支持し、バネ等の付勢部
材で遮断バーを折れ曲がっていない状態に付勢すること
が考えられる。この場合には、車両が閉じている遮断バ
ーに衝突すると、遮断バーが車両進行方向に折れ曲がる
ので、車両への衝撃が緩和されるとともに遮断機自体の
破損が防止される。
【0011】しかしながら、この場合には、車両が閉じ
ている遮断バーに衝突しそのまま遮断機を通過してしま
うと、遮断バーは一旦大きく折れ曲がった後にバネ力に
よって折れ曲がっていない状態に撥ね戻って復帰するこ
とになる。このとき、後続車両がいる場合には、バネ力
によって復帰する遮断バーが後続車両に打ち付けられる
こととなり、非常に危険である。
ている遮断バーに衝突しそのまま遮断機を通過してしま
うと、遮断バーは一旦大きく折れ曲がった後にバネ力に
よって折れ曲がっていない状態に撥ね戻って復帰するこ
とになる。このとき、後続車両がいる場合には、バネ力
によって復帰する遮断バーが後続車両に打ち付けられる
こととなり、非常に危険である。
【0012】そこで、遮断バーが一旦折れ曲がったとき
にはその折れ曲がり角度にかかわらずその折れ曲がり状
態を保持させる解除自在の保持機構を設けることが考え
られる。この場合には、一旦遮断バーが折れ曲がるとそ
の状態が保持されるので、車両が閉じている遮断バーに
衝突して遮断機を通過しても何ら危険がなく安全であ
る。
にはその折れ曲がり角度にかかわらずその折れ曲がり状
態を保持させる解除自在の保持機構を設けることが考え
られる。この場合には、一旦遮断バーが折れ曲がるとそ
の状態が保持されるので、車両が閉じている遮断バーに
衝突して遮断機を通過しても何ら危険がなく安全であ
る。
【0013】ところが、この場合には、風圧や車両の遮
断バーへのわずかな接触によっても遮断バーが車両進行
方向に折れ曲がったままその状態を保持してしまい、車
両の通路を適切に閉じることができないおそれがある。
したがって、遮断バーがわずかでも折れ曲がった場合
は、わざわざ監視員等が保持機構による保持を解除して
折れ曲がりを復旧させる必要があり、不便である。
断バーへのわずかな接触によっても遮断バーが車両進行
方向に折れ曲がったままその状態を保持してしまい、車
両の通路を適切に閉じることができないおそれがある。
したがって、遮断バーがわずかでも折れ曲がった場合
は、わざわざ監視員等が保持機構による保持を解除して
折れ曲がりを復旧させる必要があり、不便である。
【0014】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、(1)閉じている遮断バーへの車両の衝突時
における車両の衝撃緩和及び遮断機自体の破損の防止を
図ることができること、(2)車両が閉じている遮断バ
ーに衝突してそのまま通過する際における遮断バーの大
きな撥ね戻りによる危険を防止し安全性を確保すること
ができること、(3)風圧や車両の遮断バーへのわずか
な接触が生じても監視員等の復旧作業が不要であり便利
であること、の各利点を同時に得ることができる遮断機
を提供することを目的とする。
たもので、(1)閉じている遮断バーへの車両の衝突時
における車両の衝撃緩和及び遮断機自体の破損の防止を
図ることができること、(2)車両が閉じている遮断バ
ーに衝突してそのまま通過する際における遮断バーの大
きな撥ね戻りによる危険を防止し安全性を確保すること
ができること、(3)風圧や車両の遮断バーへのわずか
な接触が生じても監視員等の復旧作業が不要であり便利
であること、の各利点を同時に得ることができる遮断機
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様による遮断機は、略水平な軸回
りに回動駆動される回動部と、該回動部に対して支持さ
れた遮断バーとを有し、前記回動部の回動にて前記遮断
バーを上下に回動させることより車両の所定通路の通行
を開閉する遮断機において、前記遮断バーが前記回動部
に対して車両進行方向に折れ曲がり自在に支持され、前
記遮断バーを折れ曲がっていない状態に付勢する付勢部
材と、前記遮断バーの折れ曲がり角度が所定角度以下の
場合には前記遮断バーの折れ曲がり状態を保持させない
とともに、前記遮断バーの折れ曲がり角度が前記所定角
度より大きい場合には前記遮断バーの折れ曲がり状態を
保持させる解除自在の保持機構と、を備えたものであ
る。前記保持機構としては、例えば、ラチェット機構を
採用することができる。
め、本発明の第1の態様による遮断機は、略水平な軸回
りに回動駆動される回動部と、該回動部に対して支持さ
れた遮断バーとを有し、前記回動部の回動にて前記遮断
バーを上下に回動させることより車両の所定通路の通行
を開閉する遮断機において、前記遮断バーが前記回動部
に対して車両進行方向に折れ曲がり自在に支持され、前
記遮断バーを折れ曲がっていない状態に付勢する付勢部
材と、前記遮断バーの折れ曲がり角度が所定角度以下の
場合には前記遮断バーの折れ曲がり状態を保持させない
とともに、前記遮断バーの折れ曲がり角度が前記所定角
度より大きい場合には前記遮断バーの折れ曲がり状態を
保持させる解除自在の保持機構と、を備えたものであ
る。前記保持機構としては、例えば、ラチェット機構を
採用することができる。
【0016】この第1の態様によれば、遮断バーが回動
部に対して車両進行方向に折れ曲がり自在に支持され、
付勢部材で遮断バーが折れ曲がっていない状態に付勢さ
れている。したがって、車両が閉じている遮断バーに衝
突すると、遮断バーが車両進行方向に折れ曲がるので、
車両への衝撃が緩和されるとともに遮断機自体の破損が
防止される。
部に対して車両進行方向に折れ曲がり自在に支持され、
付勢部材で遮断バーが折れ曲がっていない状態に付勢さ
れている。したがって、車両が閉じている遮断バーに衝
突すると、遮断バーが車両進行方向に折れ曲がるので、
車両への衝撃が緩和されるとともに遮断機自体の破損が
防止される。
【0017】また、前記第1の態様によれば、保持機構
は、遮断バーの折れ曲がり角度が前記所定角度より大き
い場合には前記遮断バーの折れ曲がり状態を保持させ
る。したがって、車両が閉じている遮断バーに衝突しそ
のまま遮断機を通過した場合には、その折れ曲がり状態
が保持される。このため、遮断バーの大きな撥ね戻りに
よる危険が防止され、安全性を確保することができる。
は、遮断バーの折れ曲がり角度が前記所定角度より大き
い場合には前記遮断バーの折れ曲がり状態を保持させ
る。したがって、車両が閉じている遮断バーに衝突しそ
のまま遮断機を通過した場合には、その折れ曲がり状態
が保持される。このため、遮断バーの大きな撥ね戻りに
よる危険が防止され、安全性を確保することができる。
【0018】さらに、前記第1の態様によれば、保持機
構は、遮断バーの折れ曲がり角度が所定角度以下の場合
には前記遮断バーの折れ曲がり状態を保持させない。し
たがって、風圧や車両の遮断バーへのわずかな接触によ
って遮断バーがわずかに車両進行方向に折れ曲がった場
合には、遮断バーは、付勢部材の付勢力により自動的に
折れ曲がっていない状態に復帰する。このため、風圧や
車両の遮断バーへのわずかな接触が生じても、監視員等
の復旧作業が不要であり、使用上快適で便利である。
構は、遮断バーの折れ曲がり角度が所定角度以下の場合
には前記遮断バーの折れ曲がり状態を保持させない。し
たがって、風圧や車両の遮断バーへのわずかな接触によ
って遮断バーがわずかに車両進行方向に折れ曲がった場
合には、遮断バーは、付勢部材の付勢力により自動的に
折れ曲がっていない状態に復帰する。このため、風圧や
車両の遮断バーへのわずかな接触が生じても、監視員等
の復旧作業が不要であり、使用上快適で便利である。
【0019】本発明の第2の態様による遮断機は、前記
第1の態様による遮断機において、前記遮断バーが遮断
バー取り付け部を介して前記回動部に対して支持された
ものである。
第1の態様による遮断機において、前記遮断バーが遮断
バー取り付け部を介して前記回動部に対して支持された
ものである。
【0020】前記第1の態様では、遮断バーを取り付け
部を介することなく回動部に対して支持してもよいが、
この第2の態様のように遮断バーを遮断バー取り付け部
を介して回動部に対して支持すると、遮断バーの着脱が
容易となり、遮断バーが損傷を受けた場合等に遮断バー
を迅速に交換することができるので、便利である。
部を介することなく回動部に対して支持してもよいが、
この第2の態様のように遮断バーを遮断バー取り付け部
を介して回動部に対して支持すると、遮断バーの着脱が
容易となり、遮断バーが損傷を受けた場合等に遮断バー
を迅速に交換することができるので、便利である。
【0021】本発明の第3の態様による遮断機は、前記
第1又は第2の態様による遮断機において、前記遮断バ
ーの折れ曲がり角度が前記所定角度以上であることを検
出する検出器を備えたものである。
第1又は第2の態様による遮断機において、前記遮断バ
ーの折れ曲がり角度が前記所定角度以上であることを検
出する検出器を備えたものである。
【0022】この第3の態様のように前記検出器を備え
ていれば、その検出信号によって警報手段を作動させる
ことにより、監視員等に遮断バーの折れ曲がりを復旧さ
せる旨の警報を発することができ、好ましい。
ていれば、その検出信号によって警報手段を作動させる
ことにより、監視員等に遮断バーの折れ曲がりを復旧さ
せる旨の警報を発することができ、好ましい。
【0023】ところで、前述したような、遮断バーが一
旦折れ曲がったときにはその折れ曲がり角度にかかわら
ずその折れ曲がり状態を保持させる解除自在の保持機構
を設けた場合において、監視員等に遮断バーの折れ曲が
りを復旧させる旨の警報を発しようとすると、折れ曲が
り角度にかかわらず遮断バーが折れ曲がっていることを
検出する検出器を設け、わずかでも遮断バーが折れ曲が
ったときには警報手段を作動させることになる。この場
合、風圧や車両の遮断バーへのわずかな接触によっても
警報が発せられ、非常に煩わしい。これに対し、前記第
3の態様では、前記検出器は遮断バーの折れ曲がり角度
が所定角度以上であることを検出するので、風圧や車両
の遮断バーへのわずかな接触によっては警報を発しない
ようにすることができるので、何ら煩わしくなく快適で
ある。
旦折れ曲がったときにはその折れ曲がり角度にかかわら
ずその折れ曲がり状態を保持させる解除自在の保持機構
を設けた場合において、監視員等に遮断バーの折れ曲が
りを復旧させる旨の警報を発しようとすると、折れ曲が
り角度にかかわらず遮断バーが折れ曲がっていることを
検出する検出器を設け、わずかでも遮断バーが折れ曲が
ったときには警報手段を作動させることになる。この場
合、風圧や車両の遮断バーへのわずかな接触によっても
警報が発せられ、非常に煩わしい。これに対し、前記第
3の態様では、前記検出器は遮断バーの折れ曲がり角度
が所定角度以上であることを検出するので、風圧や車両
の遮断バーへのわずかな接触によっては警報を発しない
ようにすることができるので、何ら煩わしくなく快適で
ある。
【0024】ところで、ETC用遮断機として用いる場
合には、前記第1乃至第3の態様において、モータと、
該モータの動力を前記回動部に回動駆動力として伝達す
る伝動機構とを備え、前記伝動機構が摩擦ベルトを含む
ことが好ましい。ETC用遮断機では、車両通過後の遮
断バー閉動作中に外部から開指令があった場合、即座に
遮断バーを開き車両の遮断バーへの衝突を防ぐ必要があ
る。伝動機構が摩擦ベルトを含むと、モータの回り始め
や停止時、特に閉動作中の開動作、つまりモータの正転
中の逆転時には、摩擦ベルトの滑りにより伝動機構を構
成する減速機等の他の要素への衝撃が緩和されるので、
好ましいのである。
合には、前記第1乃至第3の態様において、モータと、
該モータの動力を前記回動部に回動駆動力として伝達す
る伝動機構とを備え、前記伝動機構が摩擦ベルトを含む
ことが好ましい。ETC用遮断機では、車両通過後の遮
断バー閉動作中に外部から開指令があった場合、即座に
遮断バーを開き車両の遮断バーへの衝突を防ぐ必要があ
る。伝動機構が摩擦ベルトを含むと、モータの回り始め
や停止時、特に閉動作中の開動作、つまりモータの正転
中の逆転時には、摩擦ベルトの滑りにより伝動機構を構
成する減速機等の他の要素への衝撃が緩和されるので、
好ましいのである。
【0025】また、ETC用遮断機として用いる場合に
は、前記第1乃至第3の態様において、前記モータとし
てACサーボモータを採用することが好ましい。ETC
用遮断機では、車両のノンストップ通過を実現させるた
めに、駐車場用や踏切用の遮断機に比べて更に高速に開
閉の動作をさせる必要があるとともに、車両通過後の遮
断バー閉動作中に外部から開指令があった場合、即座に
遮断バーを開き車両の遮断バーへの衝突を防ぐ必要があ
る。ACサーボモータは小型ながら起動時に高トルクを
有するとともに応答性能が高いことから、モータとして
ACサーボモータを用いれば、高速に開閉の動作を行う
ことができるとともに、閉動作中の開動作を即座に行う
ことができるので、好ましいのである。
は、前記第1乃至第3の態様において、前記モータとし
てACサーボモータを採用することが好ましい。ETC
用遮断機では、車両のノンストップ通過を実現させるた
めに、駐車場用や踏切用の遮断機に比べて更に高速に開
閉の動作をさせる必要があるとともに、車両通過後の遮
断バー閉動作中に外部から開指令があった場合、即座に
遮断バーを開き車両の遮断バーへの衝突を防ぐ必要があ
る。ACサーボモータは小型ながら起動時に高トルクを
有するとともに応答性能が高いことから、モータとして
ACサーボモータを用いれば、高速に開閉の動作を行う
ことができるとともに、閉動作中の開動作を即座に行う
ことができるので、好ましいのである。
【0026】さらに、前記第1乃至第3の態様におい
て、モータと、該モータの動力を前記回動部に回動駆動
力として伝達する伝動機構とを備え、前記伝動機構が減
速機を含むことが好ましい。この場合、モータの回転数
が減速機により減速されて回動部に伝達されることか
ら、モータの回り始めと停止時においてモータ、減速機
その他の駆動部品への衝撃が緩和されるので、好ましい
のである。そして、前記減速機としてウォーム減速機を
用いると、その出力軸のセルフロック機能により遮断バ
ーの自重等による回転を防止し、また、停電時には、入
力軸側を回すことにより、遮断バーの開閉を手動で行う
ことができるので、特に好ましいのである。
て、モータと、該モータの動力を前記回動部に回動駆動
力として伝達する伝動機構とを備え、前記伝動機構が減
速機を含むことが好ましい。この場合、モータの回転数
が減速機により減速されて回動部に伝達されることか
ら、モータの回り始めと停止時においてモータ、減速機
その他の駆動部品への衝撃が緩和されるので、好ましい
のである。そして、前記減速機としてウォーム減速機を
用いると、その出力軸のセルフロック機能により遮断バ
ーの自重等による回転を防止し、また、停電時には、入
力軸側を回すことにより、遮断バーの開閉を手動で行う
ことができるので、特に好ましいのである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態によ
る遮断機について、図1乃至図8を参照して説明する。
る遮断機について、図1乃至図8を参照して説明する。
【0028】図1は、本実施の形態による一対の遮断機
1,1’の使用状態を示す概略斜視図である。図2は、
本実施の形態による一方の遮断機1を車両進行方向の下
流側から見た概略正面図である。図3は、図2中のII
I−III矢視概略図である。図4は、図2中のIV−
IV矢視拡大概略図である。図5は、図2と同じ側から
みた回動部11の内部構造を示す概略拡大図である。図
6は、図5中のVI−VI矢視概略図である。図7は、
図5中のVII−VII矢視概略拡大図である。図8
は、図5中のVIII−VIII矢視概略拡大図であ
る。これらの図において、Xは車両進行方向を示す。
1,1’の使用状態を示す概略斜視図である。図2は、
本実施の形態による一方の遮断機1を車両進行方向の下
流側から見た概略正面図である。図3は、図2中のII
I−III矢視概略図である。図4は、図2中のIV−
IV矢視拡大概略図である。図5は、図2と同じ側から
みた回動部11の内部構造を示す概略拡大図である。図
6は、図5中のVI−VI矢視概略図である。図7は、
図5中のVII−VII矢視概略拡大図である。図8
は、図5中のVIII−VIII矢視概略拡大図であ
る。これらの図において、Xは車両進行方向を示す。
【0029】本実施の形態では、一対の遮断機1,1’
は、ETC用遮断機として用いられ、図1に示すよう
に、高速道路その他の有料道路の料金所アイランド2,
2’間のレーン(車両の通路)3の車両の通行を開閉す
るように、アイランド2,2’上にそれぞれ設置されて
いる。遮断機1,1’は、互いに対称的に構成される
が、その構造は実質的に同一であるので、以下の説明で
は、一方の遮断機1についてのみ説明する。なお、遮断
バー13の長さを長くすれば、1つの遮断機1のみを用
いてもよい。
は、ETC用遮断機として用いられ、図1に示すよう
に、高速道路その他の有料道路の料金所アイランド2,
2’間のレーン(車両の通路)3の車両の通行を開閉す
るように、アイランド2,2’上にそれぞれ設置されて
いる。遮断機1,1’は、互いに対称的に構成される
が、その構造は実質的に同一であるので、以下の説明で
は、一方の遮断機1についてのみ説明する。なお、遮断
バー13の長さを長くすれば、1つの遮断機1のみを用
いてもよい。
【0030】遮断機1は、図1乃至図3に示すように、
遮断機本体10と、略水平な軸回りに回動駆動される回
動部11と、回動部11に対して遮断バー取り付け部1
2を介して支持された遮断バー13とを備えている。そ
して、後述する構造によって、遮断バー13は、遮断バ
ー矢印Aで示す略水平な軸回りの約90゜の上下の回動
による開閉動作と、矢印Bで示す約90゜の折れ曲がり
が可能となっている。
遮断機本体10と、略水平な軸回りに回動駆動される回
動部11と、回動部11に対して遮断バー取り付け部1
2を介して支持された遮断バー13とを備えている。そ
して、後述する構造によって、遮断バー13は、遮断バ
ー矢印Aで示す略水平な軸回りの約90゜の上下の回動
による開閉動作と、矢印Bで示す約90゜の折れ曲がり
が可能となっている。
【0031】遮断バー13は、その基端部が遮断バー取
り付け部12に嵌合されて図示しない固定機構により固
定されている。その固定機構として、例えばハンドル操
作等によるワンタッチ操作により遮断バー13を着脱で
きる機構を採用することが好ましい。遮断バー13は、
例えば、FRP製の角パイプに発泡スチロールを全面に
張り付け、車両衝突時の車両への損傷をなくした構造を
採用することができる。
り付け部12に嵌合されて図示しない固定機構により固
定されている。その固定機構として、例えばハンドル操
作等によるワンタッチ操作により遮断バー13を着脱で
きる機構を採用することが好ましい。遮断バー13は、
例えば、FRP製の角パイプに発泡スチロールを全面に
張り付け、車両衝突時の車両への損傷をなくした構造を
採用することができる。
【0032】遮断機本体10内には、図4に示すよう
に、ACサーボモータ(他のモータでもよい。)20
と、ウォーム減速機(他の減速機でもよい)21とが内
蔵されている。モータ20の略水平方向に延びる出力軸
20aにはプーリー22が固定され、ウォーム減速機2
1の入力軸21aにはプーリー23が固定され、プーリ
ー22,23に摩擦ベルト24が巻き掛けられている。
もっとも、本発明では、摩擦ベルト24を用いずに歯車
等による伝動部材を用いてもよい。ウォーム減速機21
の出力軸21bには、軸受け25にて回動自在に支持さ
れるとともに回動部11のフレーム30(図6及び図7
参照)に固着された大径の軸27が、同軸に連結されて
いる。
に、ACサーボモータ(他のモータでもよい。)20
と、ウォーム減速機(他の減速機でもよい)21とが内
蔵されている。モータ20の略水平方向に延びる出力軸
20aにはプーリー22が固定され、ウォーム減速機2
1の入力軸21aにはプーリー23が固定され、プーリ
ー22,23に摩擦ベルト24が巻き掛けられている。
もっとも、本発明では、摩擦ベルト24を用いずに歯車
等による伝動部材を用いてもよい。ウォーム減速機21
の出力軸21bには、軸受け25にて回動自在に支持さ
れるとともに回動部11のフレーム30(図6及び図7
参照)に固着された大径の軸27が、同軸に連結されて
いる。
【0033】したがって、モータ20が作動すると、そ
の動力が摩擦ベルト24を介してウォーム減速機21の
入力軸21aに伝動され、更にウォーム減速機21にて
減速されてウォーム減速機21の出力軸21bに伝動さ
れ、この動力が軸27を介して回動部11に回転駆動力
として伝動され、回動部11が回動駆動される。
の動力が摩擦ベルト24を介してウォーム減速機21の
入力軸21aに伝動され、更にウォーム減速機21にて
減速されてウォーム減速機21の出力軸21bに伝動さ
れ、この動力が軸27を介して回動部11に回転駆動力
として伝動され、回動部11が回動駆動される。
【0034】回動部11は、図5乃至図8に示すよう
に、フレーム30と、遮断バー取り付け部12側を除い
てほぼ全体を覆うカバー31とを備えている。
に、フレーム30と、遮断バー取り付け部12側を除い
てほぼ全体を覆うカバー31とを備えている。
【0035】回動部11の遮断バー取り付け部12側に
は、比較的長い軸32(図5では紙面手前側にある)及
び短い軸33(図5では紙面奥側にある)が、回動部1
1がほぼ水平状態にあるときにそれぞれほぼ鉛直方向に
延びるように、車両進行方向Xに互いに間隔をあけて配
置されている。
は、比較的長い軸32(図5では紙面手前側にある)及
び短い軸33(図5では紙面奥側にある)が、回動部1
1がほぼ水平状態にあるときにそれぞれほぼ鉛直方向に
延びるように、車両進行方向Xに互いに間隔をあけて配
置されている。
【0036】軸32の両端部は、図5に示すように、フ
レーム30にそれぞれ固着されている。軸32は、図
5、図7及び図8に示すように、遮断バー取り付け部1
2に固着されたブラケット34,35の孔にそれぞれ回
動自在に挿通されている。これにより、遮断バー取り付
け部12は、図6に示すように、実線で示す位置と一点
鎖線で示す位置との間で軸32を中心として回動自在に
支持されている。すなわち、遮断バー13は、遮断バー
取り付け部12を介して、車両進行方向Xに折れ曲がり
自在に支持されている。遮断バー取り付け部12は、図
6中の実線で示す位置において遮断バー取り付け部12
の図6中の右上部分がフレーム30の左上端部と当接し
て、それ以上の図6中の時計方向への回動が阻止される
ようになっている。この当接状態のときに、遮断バー1
3が車両進行方向Xと略直交するように延びるようにな
っており、この状態は遮断バー13が折れ曲がっていな
い状態である。なお、図面には示していないが、遮断バ
ー取り付け部12が軸32の延びる方向に回動部11に
対してずれないように、ずれ止め部材が設けられてい
る。
レーム30にそれぞれ固着されている。軸32は、図
5、図7及び図8に示すように、遮断バー取り付け部1
2に固着されたブラケット34,35の孔にそれぞれ回
動自在に挿通されている。これにより、遮断バー取り付
け部12は、図6に示すように、実線で示す位置と一点
鎖線で示す位置との間で軸32を中心として回動自在に
支持されている。すなわち、遮断バー13は、遮断バー
取り付け部12を介して、車両進行方向Xに折れ曲がり
自在に支持されている。遮断バー取り付け部12は、図
6中の実線で示す位置において遮断バー取り付け部12
の図6中の右上部分がフレーム30の左上端部と当接し
て、それ以上の図6中の時計方向への回動が阻止される
ようになっている。この当接状態のときに、遮断バー1
3が車両進行方向Xと略直交するように延びるようにな
っており、この状態は遮断バー13が折れ曲がっていな
い状態である。なお、図面には示していないが、遮断バ
ー取り付け部12が軸32の延びる方向に回動部11に
対してずれないように、ずれ止め部材が設けられてい
る。
【0037】一方、軸33の両端部は、図5及び図6に
示すように、遮断バー取り付け部12に固着されたブラ
ケット36,37の孔にそれぞれ挿通され、ブラケット
36,37に固着されている。図5及び図6に示すよう
に、軸33には、付勢部材としての2本の引っ張りバネ
40の一方側のリング状の端部40aがそれぞれ係合さ
れている。これらの引っ張りバネ40の他方側のリング
状の端部40bは、フレーム30における遮断バー取り
付け部12と反対側の部分にそれぞれ設けられた2つの
バネ取り付け部材42の先端部に、それぞれ係合されて
いる。バネ取り付け部材42がフレーム30に形成され
た孔に挿通され、バネ取り付け部材42の周囲には形成
された雄ねじ部に螺合されたナット43がフレーム30
に当接されることにより、引っ張りバネ40が引っ張り
状態に支持されている。これにより、遮断バー取り付け
部12は、引っ張りバネ40によって図6中の時計方向
(車両進行方向Xと反対方向)に付勢されている。すな
わち、後の説明からわかるように、引っ張りバネ40に
よって、遮断バー13が折れ曲がっていない状態(図6
中の実線で示す状態)に付勢されている。
示すように、遮断バー取り付け部12に固着されたブラ
ケット36,37の孔にそれぞれ挿通され、ブラケット
36,37に固着されている。図5及び図6に示すよう
に、軸33には、付勢部材としての2本の引っ張りバネ
40の一方側のリング状の端部40aがそれぞれ係合さ
れている。これらの引っ張りバネ40の他方側のリング
状の端部40bは、フレーム30における遮断バー取り
付け部12と反対側の部分にそれぞれ設けられた2つの
バネ取り付け部材42の先端部に、それぞれ係合されて
いる。バネ取り付け部材42がフレーム30に形成され
た孔に挿通され、バネ取り付け部材42の周囲には形成
された雄ねじ部に螺合されたナット43がフレーム30
に当接されることにより、引っ張りバネ40が引っ張り
状態に支持されている。これにより、遮断バー取り付け
部12は、引っ張りバネ40によって図6中の時計方向
(車両進行方向Xと反対方向)に付勢されている。すな
わち、後の説明からわかるように、引っ張りバネ40に
よって、遮断バー13が折れ曲がっていない状態(図6
中の実線で示す状態)に付勢されている。
【0038】遮断バー取り付け部12に固着されて軸3
2に対して回動可能な前記ブラケット34には、図5及
び図7に示すように、ラチェット50が固着されてい
る。ラチェット50は、遮断バー取り付け部12にも直
接固着されている。このため、ラチェット50は、軸3
2回りの遮断バー取り付け部12の回動に従って回動す
る。図7に示すように、ラチェット50はその周面にノ
ッチ50aを多数有しているが、遮断バー13の折れ曲
がり角度が0゜から45゜(例えば30゜など、他の所
定角度でもよい)の範囲に対応する領域Kにはノッチ5
0aが形成されていない。一方、当該45゜から90゜
以上の範囲にはノッチ50aが形成されている。図5及
び図7に示すように、ラチェット50に対応する位置に
は、ラチェット爪51が配置されている。ラチェット爪
51は、フレーム30に固着された軸52により回動自
在に支持され、圧縮バネ53によって、ラチェット爪5
1の先端がラチェット50の周面に圧接するように付勢
されている。圧縮バネ53の一端部は図示しない部材に
よりフレーム30に固定され、他端部は図示しない部材
によりラチェット爪51に固定されている。ラチェット
爪51には、図7に示すように断面L字状のレバー部材
54が固着されている。レバー部材54の立ち上がり片
54aは、図5に示すように外部に突出されており、ラ
チェット爪51とノッチ50aとが係合して遮断バー取
り付け部12の折れ曲がり状態が保持された際に、その
保持を監視員等が解除する操作を行うレバーとなってい
る。ラチェット爪51がノッチ50aと係合した際に、
レバー54aを図7中の上方向に持ち上げれば、その係
合が外れる。
2に対して回動可能な前記ブラケット34には、図5及
び図7に示すように、ラチェット50が固着されてい
る。ラチェット50は、遮断バー取り付け部12にも直
接固着されている。このため、ラチェット50は、軸3
2回りの遮断バー取り付け部12の回動に従って回動す
る。図7に示すように、ラチェット50はその周面にノ
ッチ50aを多数有しているが、遮断バー13の折れ曲
がり角度が0゜から45゜(例えば30゜など、他の所
定角度でもよい)の範囲に対応する領域Kにはノッチ5
0aが形成されていない。一方、当該45゜から90゜
以上の範囲にはノッチ50aが形成されている。図5及
び図7に示すように、ラチェット50に対応する位置に
は、ラチェット爪51が配置されている。ラチェット爪
51は、フレーム30に固着された軸52により回動自
在に支持され、圧縮バネ53によって、ラチェット爪5
1の先端がラチェット50の周面に圧接するように付勢
されている。圧縮バネ53の一端部は図示しない部材に
よりフレーム30に固定され、他端部は図示しない部材
によりラチェット爪51に固定されている。ラチェット
爪51には、図7に示すように断面L字状のレバー部材
54が固着されている。レバー部材54の立ち上がり片
54aは、図5に示すように外部に突出されており、ラ
チェット爪51とノッチ50aとが係合して遮断バー取
り付け部12の折れ曲がり状態が保持された際に、その
保持を監視員等が解除する操作を行うレバーとなってい
る。ラチェット爪51がノッチ50aと係合した際に、
レバー54aを図7中の上方向に持ち上げれば、その係
合が外れる。
【0039】以上の説明からわかるように、本実施の形
態では、ラチェット50及びラチェット爪51で構成さ
れるラチェット機構が、遮断バー13の折れ曲がり角度
が45゜以下の場合には遮断バー13の折れ曲がり状態
を保持させないとともに、遮断バー13の折れ曲がり角
度が45゜より大きい場合には遮断バー13の折れ曲が
り状態を保持させる解除自在の保持機構を構成してい
る。もっとも、このような保持機構は、ラチェット機構
に限定されるものではない。
態では、ラチェット50及びラチェット爪51で構成さ
れるラチェット機構が、遮断バー13の折れ曲がり角度
が45゜以下の場合には遮断バー13の折れ曲がり状態
を保持させないとともに、遮断バー13の折れ曲がり角
度が45゜より大きい場合には遮断バー13の折れ曲が
り状態を保持させる解除自在の保持機構を構成してい
る。もっとも、このような保持機構は、ラチェット機構
に限定されるものではない。
【0040】遮断バー取り付け部12に固着されて軸3
2に対して回動可能な前記ブラケット35には、図5及
び図8に示すように、マイクロスイッチ60を作動させ
るカム61が固着されている。カム61は、遮断バー取
り付け部12にも直接固着されている。このため、カム
61は、軸32回りの遮断バー取り付け部12の回動に
従って回動する。図5及び図8に示すように、マイクロ
スイッチ60は、カム61に対応する位置においてフレ
ーム30に取り付けられている。図8中、60aはマイ
クロスイッチ60のアクチュエータである。カム61
は、図8に示すように、遮断バー13の折れ曲がり角度
が45゜以上の場合と45゜未満の場合とで、マイクロ
スイッチ60の内蔵電気接点のオン・オフが切り替わる
ようなカム面61を有している。なお、実際には、カム
61の位置を可変できるように構成し、折れ曲がり角度
の検出境界を0゜から90゜の範囲において任意に設定
することができるようにしておくことが、好ましい。以
上の説明からわかるように、本実施の形態では、マイク
ロスイッチ60が、遮断バー13の折れ曲がり角度が4
5゜以上であること(すなわち、遮断バー13の折れ曲
がりが保持された状態)を検出する検出器を構成してい
る。もっとも、このような検出器はマイクロスイッチに
限定されるものではない。
2に対して回動可能な前記ブラケット35には、図5及
び図8に示すように、マイクロスイッチ60を作動させ
るカム61が固着されている。カム61は、遮断バー取
り付け部12にも直接固着されている。このため、カム
61は、軸32回りの遮断バー取り付け部12の回動に
従って回動する。図5及び図8に示すように、マイクロ
スイッチ60は、カム61に対応する位置においてフレ
ーム30に取り付けられている。図8中、60aはマイ
クロスイッチ60のアクチュエータである。カム61
は、図8に示すように、遮断バー13の折れ曲がり角度
が45゜以上の場合と45゜未満の場合とで、マイクロ
スイッチ60の内蔵電気接点のオン・オフが切り替わる
ようなカム面61を有している。なお、実際には、カム
61の位置を可変できるように構成し、折れ曲がり角度
の検出境界を0゜から90゜の範囲において任意に設定
することができるようにしておくことが、好ましい。以
上の説明からわかるように、本実施の形態では、マイク
ロスイッチ60が、遮断バー13の折れ曲がり角度が4
5゜以上であること(すなわち、遮断バー13の折れ曲
がりが保持された状態)を検出する検出器を構成してい
る。もっとも、このような検出器はマイクロスイッチに
限定されるものではない。
【0041】以上説明した本実施の形態によれば、通常
は、遮断バー13は車両進行方向Xに折れ曲がっておら
ず、モータ20を正逆転させることにより、遮断バー1
3がウォーム減速機21の略水平方向の出力軸21bを
中心にして上下に回動して、図1中の実線で示す水平方
向に延びる位置及び鉛直方向に延びる位置に移動し、レ
ーン3を開閉する。
は、遮断バー13は車両進行方向Xに折れ曲がっておら
ず、モータ20を正逆転させることにより、遮断バー1
3がウォーム減速機21の略水平方向の出力軸21bを
中心にして上下に回動して、図1中の実線で示す水平方
向に延びる位置及び鉛直方向に延びる位置に移動し、レ
ーン3を開閉する。
【0042】そして、本実施の形態によれば、遮断バー
13が遮断バー取り付け部12を介して回動部11に対
して車両進行方向Xに折れ曲がり自在に支持され、引っ
張りバネ40で遮断バー13が折れ曲がっていない状態
に付勢されている。したがって、車両が閉じている遮断
バー13に衝突すると、遮断バー13が車両進行方向X
に折れ曲がるので、車両への衝撃が緩和されるとともに
遮断機1,1’自体の破損が防止される。
13が遮断バー取り付け部12を介して回動部11に対
して車両進行方向Xに折れ曲がり自在に支持され、引っ
張りバネ40で遮断バー13が折れ曲がっていない状態
に付勢されている。したがって、車両が閉じている遮断
バー13に衝突すると、遮断バー13が車両進行方向X
に折れ曲がるので、車両への衝撃が緩和されるとともに
遮断機1,1’自体の破損が防止される。
【0043】また、本実施の形態によれば、前記ラチェ
ット機構によって、遮断バー13の折れ曲がり角度が4
5゜より大きい場合には遮断バー13の折れ曲がり状態
を保持させる。したがって、車両が閉じている遮断バー
13に衝突しそのまま遮断機13を通過した場合には、
その折れ曲がり状態が保持される。このため、遮断バー
13の大きな撥ね戻りによる危険が防止され、安全性を
確保することができる。
ット機構によって、遮断バー13の折れ曲がり角度が4
5゜より大きい場合には遮断バー13の折れ曲がり状態
を保持させる。したがって、車両が閉じている遮断バー
13に衝突しそのまま遮断機13を通過した場合には、
その折れ曲がり状態が保持される。このため、遮断バー
13の大きな撥ね戻りによる危険が防止され、安全性を
確保することができる。
【0044】さらに、本実施の形態によれば、前記ラチ
ェット機構は、遮断バー13の折れ曲がり角度が45゜
以下の場合には遮断バー13の折れ曲がり状態を保持さ
せない。したがって、風圧や車両の遮断バー13へのわ
ずかな接触によって遮断バー13がわずかに車両進行方
向Xに折れ曲がった場合には、遮断バー13は、引っ張
りバネ40の付勢力により自動的に折れ曲がっていない
状態に復帰する。このため、風圧や車両の遮断バー13
へのわずかな接触が生じても、監視員等の復旧作業(本
実施の形態では、レバー54aの操作)が不要であり、
使用上快適で便利である。
ェット機構は、遮断バー13の折れ曲がり角度が45゜
以下の場合には遮断バー13の折れ曲がり状態を保持さ
せない。したがって、風圧や車両の遮断バー13へのわ
ずかな接触によって遮断バー13がわずかに車両進行方
向Xに折れ曲がった場合には、遮断バー13は、引っ張
りバネ40の付勢力により自動的に折れ曲がっていない
状態に復帰する。このため、風圧や車両の遮断バー13
へのわずかな接触が生じても、監視員等の復旧作業(本
実施の形態では、レバー54aの操作)が不要であり、
使用上快適で便利である。
【0045】また、本実施の形態によれば、遮断バー1
3が遮断バー取り付け部12を介して回動部11に対し
て支持されているので、遮断バー13を取り付け部12
を介することなく回動部11に対して支持する場合に比
べて、遮断バー13の着脱が容易となり、遮断バーが損
傷を受けた場合等に遮断バー13を迅速に交換すること
ができ、便利である。
3が遮断バー取り付け部12を介して回動部11に対し
て支持されているので、遮断バー13を取り付け部12
を介することなく回動部11に対して支持する場合に比
べて、遮断バー13の着脱が容易となり、遮断バーが損
傷を受けた場合等に遮断バー13を迅速に交換すること
ができ、便利である。
【0046】また、本実施の形態によれば、マイクロス
イッチ60によって、遮断バー13の折れ曲がり角度が
45゜以上であることが検出されるので、その検出信号
によって警報手段を作動させることにより、監視員等に
遮断バー13の折れ曲がりを復旧させる旨の警報を発す
ることができる。そして、本実施の形態では、マイクロ
スイッチ60は遮断バー13の折れ曲がり角度が所定角
度以上であることを検出することから、風圧や車両の遮
断バー13へのわずかな接触によっては警報を発しない
ようにすることができるので、何ら煩わしくなく快適で
ある。
イッチ60によって、遮断バー13の折れ曲がり角度が
45゜以上であることが検出されるので、その検出信号
によって警報手段を作動させることにより、監視員等に
遮断バー13の折れ曲がりを復旧させる旨の警報を発す
ることができる。そして、本実施の形態では、マイクロ
スイッチ60は遮断バー13の折れ曲がり角度が所定角
度以上であることを検出することから、風圧や車両の遮
断バー13へのわずかな接触によっては警報を発しない
ようにすることができるので、何ら煩わしくなく快適で
ある。
【0047】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものでは
ない。
したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものでは
ない。
【0048】例えば、前述した実施の形態は本発明をE
TC用遮断機に適用したものであったが、本発明は駐車
場用遮断機等に適用することもできる。
TC用遮断機に適用したものであったが、本発明は駐車
場用遮断機等に適用することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
(1)閉じている遮断バーへの車両の衝突時における車
両の衝撃緩和及び遮断機自体の破損の防止を図ることが
できること、(2)車両が閉じている遮断バーに衝突し
てそのまま通過する際における遮断バーの大きな撥ね戻
りによる危険を防止し安全性を確保することができるこ
と、(3)風圧や車両の遮断バーへのわずかな接触が生
じても監視員等の復旧作業が不要であり便利であるこ
と、の各利点を同時に得ることができる。
(1)閉じている遮断バーへの車両の衝突時における車
両の衝撃緩和及び遮断機自体の破損の防止を図ることが
できること、(2)車両が閉じている遮断バーに衝突し
てそのまま通過する際における遮断バーの大きな撥ね戻
りによる危険を防止し安全性を確保することができるこ
と、(3)風圧や車両の遮断バーへのわずかな接触が生
じても監視員等の復旧作業が不要であり便利であるこ
と、の各利点を同時に得ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態による遮断機の使用状態
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示す一方の遮断機を車両進行方向の下流
側から見た概略正面図である。
側から見た概略正面図である。
【図3】図2中のIII−III矢視概略図である。
【図4】図2中のIV−IV矢視拡大概略図である。
【図5】図2と同じ側からみた回動部の内部構造を示す
概略拡大図である。
概略拡大図である。
【図6】図5中のVI−VI矢視概略図である。
【図7】図5中のVII−VII矢視概略拡大図であ
る。
る。
【図8】図5中のVIII−VIII矢視概略拡大図で
ある。
ある。
1,1’ 遮断機 2 料金所ブース 3 レーン 10 遮断機本体 11 回動部 12 遮断バー取り付け部 13 遮断バー 20 ACサーボモータ 21 ウォーム減速機 24 摩擦ベルト 32,33 軸 34〜37 ブラケット 40 引っ張りバネ 50 ラチェット 50a ノッチ 51 ラチェット爪 52 軸 53 圧縮バネ 54 レバー部材 60 マイクロスイッチ 61 カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D101 CA12 CB07 DA05 EA01 FA11 FA23 FA27 GA12 GA32 HA03 HA11 HA14 HB02 5H161 AA10 RR03 RR07 RR14 5H180 AA01 AA28 CC27
Claims (3)
- 【請求項1】 略水平な軸回りに回動駆動される回動部
と、該回動部に対して支持された遮断バーとを有し、前
記回動部の回動にて前記遮断バーを上下に回動させるこ
とより車両の所定通路の通行を開閉する遮断機におい
て、 前記遮断バーが前記回動部に対して車両進行方向に折れ
曲がり自在に支持され、 前記遮断バーを折れ曲がっていない状態に付勢する付勢
部材と、 前記遮断バーの折れ曲がり角度が所定角度以下の場合に
は前記遮断バーの折れ曲がり状態を保持させないととも
に、前記遮断バーの折れ曲がり角度が前記所定角度より
大きい場合には前記遮断バーの折れ曲がり状態を保持さ
せる解除自在の保持機構と、 を備えたことを特徴とする遮断機。 - 【請求項2】 前記遮断バーが遮断バー取り付け部を介
して前記回動部に対して支持されたことを特徴とする請
求項1記載の遮断機。 - 【請求項3】 前記遮断バーの折れ曲がり角度が前記所
定角度以上であることを検出する検出器を備えたことを
特徴とする請求項1又は2記載の遮断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23025198A JP2000043729A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 遮断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23025198A JP2000043729A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 遮断機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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