JP2000043657A - バンパ内蔵ランプの取付構造 - Google Patents

バンパ内蔵ランプの取付構造

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JP2000043657A
JP2000043657A JP21549798A JP21549798A JP2000043657A JP 2000043657 A JP2000043657 A JP 2000043657A JP 21549798 A JP21549798 A JP 21549798A JP 21549798 A JP21549798 A JP 21549798A JP 2000043657 A JP2000043657 A JP 2000043657A
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JP
Japan
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lamp
mounting
bumper
bumper fascia
peripheral wall
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JP21549798A
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Inventor
Takashi Watanabe
隆 渡辺
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ランプユニットの取付性と外観性と
の双方を両立させるバンパ用ランプ取付構造を提供す
る。 【解決手段】本発明のバンパ用ランプ取付構造は、ボル
ト23が取り付くランプ本体10a上部の取付フランジ
14のフランジ部分14aおよびこれと重なるランプ取
付口2の開口縁から延びる周壁3の上部壁部分18を、
バンパフェーシア1の前面壁1aで、ボルト23の頭部
が隠れる位置まで上方にずれるように配置させて、バン
パフェーシア1の前方からランプユニット10を固定す
る作業がそのまま行い得つつ、バンパフェーシア1の前
方からランプユニット10を固定しているボルト頭部が
見えないようにしたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンパに内蔵され
るランプ、例えばフォグランプを取り付けるのに用いら
れるバンパ内蔵ランプの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車(車両)では、フロント側のバン
パにフォグランプを内蔵することが行なわれている。こ
のフォグランプの取り付けには、実開平4−13449
号公報でも開示されているように合成樹脂製のバンパフ
ェーシアの前部壁表面にランプ取付口を形成し、また同
ランプ取付口の開口縁から裏面側へ向かって突き出る周
壁を形成しておき、この周壁で囲まれる空間にフォグラ
ンプのランプユニットを装着することが行なわれてい
る。
【0003】ところで、フォグランプの取付けは、車体
に組み付けたバンパに対して容易に組み付けられること
が求められるために、バンパフェーシア前方からの作業
で取り付けられることが望まれる(広い開放空間で作業
が行えるため)。
【0004】そこで、従来、フォグランプの取付けに
は、ランプユニットを構成するランプ本体の上部に、レ
ンズの前方側へ張り出すひさし状の取付フランジを形成
して、バンパフェーシアの前方での作業で、直接、バン
パーフェーシアにランプユニットを固定する構造が採用
されていた。
【0005】同構造は、バンパフェーシアの表面側から
ランプ本体をランプ取付口に挿入すると、ランプ本体上
部の取付フランジおよびランプ本体下部がランプ取付口
の開口縁から突き出ている周壁に重なってランプ本体が
上下方向から挟み付けられ、レンズ前方の空間で、重な
る取付フランジと周壁の上部壁とをボルトナット(スク
リュ部材)で締結することにより、ランプユニットを固
定する構造である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ランプ
の取付構造だと、取付フランジから突き出ているボルト
がバンパフェーシアの正面から見えやすい。そこで、見
栄えを高めるために、ボルトは比較的見えにくい地点に
配置することが行なわれているが、それでもボルトの頭
部はバンパフェーシアの前方からは見えることがあり、
外観性を高める改善が求められている。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、ランプユニットの取付性
と外観性との双方を両立させるバンパ用ランプ取付構造
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載したバンパ用ランプ取付構造は、スク
リュ部材が取り付くランプ本体上部の取付フランジのフ
ランジ部分およびこれと重なるランプ取付口の開口縁か
ら延びる周壁の上部壁部分を、バンパフェーシアの前面
壁でスクリュ部材が隠れる位置まで上方にずらした構造
を採用して、バンパフェーシアの前方からランプユニッ
トを固定する作業はそのまま行い得つつ、バンパフェー
シアの前方から取付フランジを固定しているスクリュ部
材が見えないようにしたことにある。
【0009】請求項2に記載のバンパ用ランプ取付構造
は、さらに上記目的に加え、さらにバンパフェーシアの
成形性を高めるために、スクリュ部材が取り付く周壁の
上部壁部分を、バンパフェーシア寄りに形成された薄肉
部をヒンジとして、他の部分とは独立して可動可能に形
成して、バンパフェーシアを成形する通常の成形型で、
バンパフェーシア全体と周壁の上部壁部分に形成される
固定用通孔(スクリュ部材が通る孔)とが一緒に成形可
能としたことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図4に
示す一実施形態にもとづいて説明する。図1中1は例え
ば乗用車(車両)のフロントバンパを構成する合成樹脂
製のバンパフェーシアを示している。
【0011】バンパフェーシア1は、車体前方に向く前
面壁1aを有していて、車幅方向両側の前面には図2に
示されるようにランプ取付口2が形成されている。また
ランプ取付口2の開口縁からは裏面側へ向かって突き出
る周壁3が形成してある。
【0012】この周壁3で囲まれる部位に、ランプ、例
えばフォグランプのランプユニット10が組み付けてあ
る。同ランプユニット10の本体部10a(ランプ本体
に相当)は、図2〜図4に示されるようにハウジング1
1の内部にバルブ部12を収め、ハウジング11の前側
で開口している開口部にレンズ13を組み付けて構成し
てある。そして、この本体部10aが、バンパフェーシ
ア1の前方からランプ取付口2内に挿入してしてある。
【0013】ハウジング11の上部には、レンズ13か
ら前方へ、具体的には若干、上向きの方向へ張り出す取
付フランジ14が形成されている。この取付フランジ1
4は、ランプ取付口2から延びている周壁3の上部壁部
分3aと弾性的に密接している。またハウジング11の
下部には、当て部をなすハウジング11の前後方向に沿
って延びるリブ15が形成されている。そして、このリ
ブ15は、取付フランジ14がもたらす弾性力によって
周壁2の下部壁部分3bに密接され、本体部10aをラ
ンプ取付口2内に位置決めている。
【0014】また取付フランジ14の一部、例えば左右
(幅)方向両端部は、上方へ略くの字状に切り起きてい
る。これら各切片14a,14aの横方向に延びる先端
部には固定用通孔16が形成されていて、この通孔16
の在る先端部分を取付座17としている。そして、この
切り起した切片構造によって、取付フランジ14の各取
付座17を、他のフランジ部分より上方へずれた地点に
配置させている。
【0015】一方、各取付座17と重なる上部壁部分3
aの地点は、それぞれ前後方向に延びる帯形に分割され
ている。これら各分割片18,18の前部壁1a寄りの
端部、すなわち基端部には、薄肉部19が形成してあ
り、同薄肉部19をヒンジの支点として、分割片全体を
上下方向に可動可能としている。
【0016】各分割片18,18も、上記切片14a,
14aと同様、上方へ略くの字状に起きるように形成し
てある。これら分割片18,18うち上記取付座17と
重なる各先端部には、スピードナットと称されるナット
設置部品、例えばナット20が予め取着されてなる貫通
孔付クリップ21が取り付けられている。また各分割片
18,18の先端部には、ナット20の内腔、クリップ
21を通して、分割片18を貫通する固定用通孔18a
(図3、図4に図示)が形成されていて、同部分に各取
付座17と組合う(重なり合う)ボルト締結用の固定座
22を形成している。このくの字形の分割片18、さら
に上記くの字形の切片14aによって、ボルト締結され
る部分(取付座17固定座22)を、他の上部壁部分3
aより上方へずれた地点に配置させている。
【0017】そして、それぞれ高い位置に配置された取
付座17(ランプユニット10)と固定座22(バンパ
フェーシア1)とが、レンズ13の前方から、通孔1
6、固定用通孔18aを通じ、ナット20へ向けて螺挿
されたボルト23(スクリュ部材)で締結され、ランプ
ユニット10をランプ取付口2内に固定している。
【0018】ここで、ボルト23で締結される取付座1
7および固定座22は、いずれも取付座17から下方へ
突き出ているボルト23の頭部23aが、バンパフェー
シア1の前方から目視したとき、前面壁1aで隠されて
見えなくなる位置まで、上方にずらしてある。このずれ
により、バンパフェーシア1の前方からランプユニット
10を固定する作業はそのまま行い得つつ、バンパフェ
ーシア1の前方からボルト23の頭部23aを見えなく
している。
【0019】すなわち、フォグランプをバンパフェーシ
ア1に取り付けるときは、図2に示されるようにバンパ
フェーシア1の前方において、ランプユニット10の後
部を例えば斜め下方向からランプ取付口2へ挿入する。
【0020】このとき、各分割片18,18は下方に向
いているとすると、ランプユニット10の各取付座1
7,17は周壁3の固定座20を押し上げ、取付座1
7,17を除く取付フランジ14は周壁3の上部壁部分
3aを押圧するようにバンパフェーシア1の内部に挿入
される。
【0021】このとき、図4に示されるように周壁3の
上部壁部分3aに対して取付フランジ14が重なるよう
に密接、周壁3の下部壁部分3bに対してリブ15が重
なるように密接していく。
【0022】これにより、ランプユニット10はランプ
取付口2内で位置決められる。そして、取付座17を固
定座22に位置合わせする。これにより、図3に示され
るように取付座17/固定座22は、前面壁1aで隠れ
る上方の位置に配置される。
【0023】その後、レンズ13の前方の開放空間を利
用して、図1および図3に示されるようにボルト23を
それぞれナット20へ向けて螺挿して取付座17/固定
座22を締結すれば、ランプユニット10、すなわちフ
ォグランプの装着を終える。
【0024】したがって、バンパフェーシア1の前方か
らの作業、すなわち作業がしやすい環境の下での作業
で、フォグランプの取り付けが行なわれる。しかも、下
方へ突き出るボルト23の頭部23aはバンパフェーシ
ア1の前面壁1aで遮られるから、外観性も良好であ
り、ランプユニット10の取付性と取付部分の外観性と
の双方が両立されることになる。
【0025】そのうえ、ボルト23が取り付く分割片1
8を、バンパフェーシア寄りに形成した薄肉部19をヒ
ンジとして、他の部分とは独立して上下方向に可動可能
に形成したことにより、バンパフェーシア1を成形する
際、図3中の二点鎖線で示されるように分割片18が前
面壁1と同じ向きで樹脂成形すれば、バンパフェーシア
1を成形する通常の成形型だけで、バンパフェーシア全
体と分割片18の先端部に形成される固定用通孔18a
(ボルト23が通る孔)とが一緒に成形されるので、安
価な型構造ですみ、バンパフェーシア1の成形性が高め
られる。しかも、ランプユニット10の取付作業は、薄
肉部19で形成されるヒンジにより、前部壁1aと同方
向に向いた分割片18の姿勢から進められるので、フォ
グランプの取付作業を低下させずにすむ。
【0026】なお、一実施形態では、フォグランプをバ
ンパフェーシアに取り付ける構造を例に挙げたが、これ
に限らず、他のランプをバンパフェーシアに取り付ける
構造に適用してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、バンパフェーシアの前方からランプユニッ
トを固定する作業はそのまま行い得つつ、バンパフェー
シアの前方からランプユニットを固定するスクリュ部材
を見えないようにすることができ、ランプユニットの取
付性と外観性との双方を両立させることができる。
【0028】請求項2に記載の発明によれば、上記請求
項1の効果に加え、固定部材が取り付く周壁の上部壁部
分の成形が、バンパフェーシアを成形する通常の成形型
で行えるので、バンパフェーシアの成形性を高められ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバンパ内蔵ランプの
取付構造を説明するための斜視図。
【図2】図1中のランプ取付構造を、ランプ側とバンパ
フェーシア側とに分解した斜視図。
【図3】図1中のA−A線に沿う取付座/固定座の固定
構造を示す断面図。
【図4】図1中のB−B線に沿う取付ブラケットの中央
部での構造を示す断面図。
【符号の説明】
1…バンパ 1a…前面壁 2…ランプ取付口 3…周壁 10…ランプユニット 10a…本体部(ランプ本体) 14…取付フランジ 14a…切片 17…取付座 18…分割片 18a…固定用通孔 19…薄肉部 20…ナット 22…固定座 23…ボルト(スクリュ部材)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ取付口が前面壁の表面に形成さ
    れ、かつ前記ランプ取付口の開口縁からは裏面側へ突き
    出る周壁が形成された合成樹脂製のバンパフェーシア
    と、 上部にレンズ前方側へ張り出すように取付フランジが形
    成されたランプ本体を有し、前記バンパフェーシアの表
    面側から前記ランプ取付口に挿入されることによって、
    前記取付フランジおよび前記ランプ本体の下部が前記周
    壁と重なり前記ランプ取付口内で位置決められるランプ
    ユニットと、 前記重なる取付フランジと前記周壁の上部壁との両者を
    固定するスクリュ部材とを具備し、 前記スクリュ部材が取り付く前記取付フランジのフラン
    ジ部分およびこれと重なる前記周壁の上部壁部分が、前
    記バンパフェーシアの前面壁で前記スクリュ部材が隠れ
    る位置まで上方にずらしてあることを特徴とするバンパ
    内蔵ランプの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記スクリュ部材が取り付く前記周壁の
    上部壁部分は、前記バンパフェーシア寄りに形成された
    薄肉部をヒンジとして、他の部分とは独立して可動可能
    に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバ
    ンパ内蔵ランプの取付構造。
JP21549798A 1998-07-30 1998-07-30 バンパ内蔵ランプの取付構造 Pending JP2000043657A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3040666A1 (fr) * 2015-09-03 2017-03-10 Peugeot Citroen Automobiles Sa Bloc optique pour vehicule automobile comportant un boitier dote d’organes de support de la peau de pare-chocs.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3040666A1 (fr) * 2015-09-03 2017-03-10 Peugeot Citroen Automobiles Sa Bloc optique pour vehicule automobile comportant un boitier dote d’organes de support de la peau de pare-chocs.

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