JP3208081B2 - 自動車のルーフモール端末部のカバー構造 - Google Patents

自動車のルーフモール端末部のカバー構造

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JP3208081B2
JP3208081B2 JP2132097A JP2132097A JP3208081B2 JP 3208081 B2 JP3208081 B2 JP 3208081B2 JP 2132097 A JP2132097 A JP 2132097A JP 2132097 A JP2132097 A JP 2132097A JP 3208081 B2 JP3208081 B2 JP 3208081B2
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英樹 寺前
幸司 石倉
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーフモール端末
部の外観の見栄えの向上を図る構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7、図8に示すように、最近の自動車
にルーフ部2の両側に前後方向に伸びるルーフ溝9を設
けたものが見られる。この溝9はルーフ部2の表面から
ほぼU字形に窪んで形成され、これにルーフモール部材
8を装着し車両1の外観の見栄えを高めている。このモ
ール部材8は弾性を有する合成樹脂からなり、長尺に押
出成形された後、所定寸法に切断されて形成されてい
る。また、モール部材8は溝9の見栄えをよくする意匠
部16とこの意匠部16から下方に伸びてモール部材8
に剛性を付与する基部17とこの下部より溝9の左右の
縦壁11に向けて伸びて当接する脚部18とから形成さ
れており、溝9内にはめ合わされて前記脚部17の縦壁
11への突っ張りの弾性反力により溝9内に保持されて
いる。
【0003】そして、このようなモール部材8の装着に
おいては、モール部材8の末端部が溝9の終端部13か
ら見え、外観品質上好ましくない場合があるので、モー
ルの末端部を覆うキャップが末端部から連なるように成
形接合され、このキャップを溝の終端部に係合させたも
のとか、モールの末端部に別体に成形した端部片を覆い
重ね合わせ、これを溝底に接合させたものが採用されて
いる。(例えば、特公昭62−12007号公報、実開
平2−56746号公報等を参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の場合、成形接合を行うための高価な設備を必要とす
る上製作工程が多く、製作工数も多くかかるのでコスト
が高くつく欠点がある。また、後者の場合、別体に成形
した端部片のような部品が必要であり、その取り付けの
工数も多くかかりコストが高くつく問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体のルーフ
部に形成された車体前後方向の溝にモール部材を装着す
るようにしたモールディング構造において、ルーフ部近
傍のバックパネルにコンビネーションランプを装着し、
この上端にこれより前後方向に伸び、前記モール部材の
後端部を覆う庇部を形成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。図1は本発明に係る第1の実施
例の庇部の図3におけるA−A線に沿う断面図、図2は
同B−B線に沿う断面図、図3は本発明に係る第1の実
施例の要部の拡大斜視図、図4は本発明に係る車両の後
面図である。図中、1は車両、2はルーフ部、3はルー
フパネル、4はサイドパネル、5はバックパネル、6は
コンビネーションランプ、7はバックドア、8はルーフ
モール部材、9はルーフ溝、10は庇部である。車両1
はバックパネル5にヒンジを介して開閉自在に取り付け
られたバックドア7を備え、このバックドア7の左右の
車側側に隣接してコンビネーションランプ6が配置さ
れ、このランプ6の上部がルーフ部2と隣接するように
配設されている。また、ルーフ部2には上述の従来技術
のものと同様にルーフ溝9が細長く車体の前後方向に設
けられ、この溝9を覆うルーフモール部材8が装着され
ている。
【0007】詳述すると、溝9はルーフパネル3および
サイドパネル4の端部を階段状に屈曲させて縦壁11と
段部12を形成し、両パネル3,4の段部12を対向さ
せるように最下端の段部12を重ね合わせて接合して形
成されている。そして、溝9の車両後部側の終端部13
が前記ランプ6の上部まで伸ばされて形成されている。
【0008】また、ランプ6はハウジングケース14お
よびレンズ部15からなり、このケース14を介してバ
ックパネル5に固定されている。ケース14にはソケッ
ト(図示しない)を介して電球や配線が保持され、また
これらを外部の水や塵埃等から保護するとともに光線を
発するように形成されたレンズ部15が取り付けられて
いる。
【0009】一方、前記溝9にはめ込まれるモール部材
8は通常使用されているものとほぼ同じ材質の弾性を有
する合成樹脂からなり、長尺に押出成形された後、所定
寸法に切断されて形成されている。そして、このモール
部材8は前記溝9を被う意匠部16とこの裏面から溝9
の下方に伸びる基部17とこの下部より溝9の左右の縦
壁11に向けて伸ばされた脚部18から形成され、意匠
部16がルーフ部2の外面とほぼ面一となるように溝9
内に装着されている。また、車両後部側のモール端末近
傍のモール部材8は前記脚部18が切り取られており、
溝9に装着されたときこの端末近傍の意匠部16がルー
フ部2の外面より沈み込んだ状態で配設され、後述の庇
部10に覆われるように構成されている。
【0010】他方、ランプ6のケース14はバックドア
7の左右の側面に各々隣接し、ケース14の上端がルー
フ部2に連なるようにバックパネル5に取り付けられて
いる。このとき、ケースの上端部から前方向に伸びる舌
状の庇部10がケース14に一体的に形成されており、
この庇部10は溝9の終端部13から溝に沿ってはめ込
まれ、モール部材8の後端部を覆い庇部の上面がルーフ
部2にほぼ面一となるように溝9内に配設されている。
【0011】以上のような構成により、ランプ6を構成
する庇部10がモール部材8の後端部を覆うよう形成さ
れているので、醜いモール部材8の末端部の切り口が見
えないようにでき外観上の見栄えを向上することができ
る。また、庇部10がランプ6のケース14に一体に形
成されているので、従来技術のようにキャップをモール
末端部に成形接合させるための高価な設備等を必要とせ
ず、また、キャップを固定する別部品も不要であるの
で、コストを安価にすることができる効果が得られる。
【0012】図5は本発明に係る第2の実施例の要部の
拡大斜視図、図6は図5のC−C線に沿う断面図であ
る。第2の実施例が第1の実施例と異なるのは、庇部2
0がレンズ部15に一体的に形成されていることであ
る。それ以外は第1の実施例のものとほぼ同じ構成であ
る。すなわち、ランプ6のケース14がその上端部をル
ーフ部2に連ねてバックパネル5に取り付けられてお
り、その内前記溝9の終端部13に対向するケース14
の上端部を切り欠き、これを覆う庇部20がレンズ部1
5の上端部から一体的に形成されている。この庇部20
は舌形状に前方向に伸るように形成され、溝9の終端部
13から溝9に沿ってはめ込まれてモール部材8の後端
部を覆うように溝9内に配設されている。
【0013】以上のような構成により、上述の第1の実
施例と同様の効果が得られる。さらに、庇20がランプ
6のレンズ部15に一体に形成されているので、ケース
14を用いないでレンズ部15を直接バックパネル5に
取り付ける場合にも構成でき、第1の実施例の場合より
簡単でコストもより安価にすることができる利点があ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明により次のような効果が得られ
る。モール部材の後端部を覆う庇部がコンビネーション
ランプの上端にこれより前後方向に伸びて形成されてい
るので、従来技術のような覆いの機能をするキャップを
モール末端部に成形接合させるための高価な設備等を必
要とせず、また、キャップを固定する別部品も不要であ
るので、コストを安価にすることができる効果が得られ
る。また、庇部がモール部材の後端部を覆うよう配設さ
れているので、醜いモール部材の末端部の切り口が見え
なくなり外観上の見栄えが向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例の庇部の図3におけ
るA−A線に沿う断面図である。
【図2】同B−B線に沿う断面図である。
【図3】本発明に係る第1の実施例の要部の拡大斜視図
である。
【図4】本発明に係る実施例を備えた車両の後面図であ
る。
【図5】本発明に係る第2の実施例の要部の拡大斜視図
である。
【図6】図5のC−C線に沿う断面図である。
【図7】従来技術のものを備えた車両の斜視図である。
【図8】図7のD−D線に沿う断面図である。
【符号の説明】
2 ルーフ部 5 バックパネル 6 コンビネーションランプ 8 モール部材 9 ルーフ溝 10、20 庇部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/04 B60Q 1/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のルーフ部に形成された車体前後方向
    の溝にモール部材を装着するようにしたモールディング
    構造において、ルーフ部近傍のバックパネルにコンビネ
    ーションランプを装着し、この上端にこれより前後方向
    に伸び、前記モール部材の後端部を覆う庇部を形成した
    ことを特徴とする自動車のルーフモール端末部のカバー
    構造。
JP2132097A 1997-02-04 1997-02-04 自動車のルーフモール端末部のカバー構造 Expired - Fee Related JP3208081B2 (ja)

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