JP2000042636A - 曲げ実績転送機能を備えた板金統合支援システムのnc装置及び板金統合支援システム - Google Patents

曲げ実績転送機能を備えた板金統合支援システムのnc装置及び板金統合支援システム

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JP2000042636A
JP2000042636A JP10215902A JP21590298A JP2000042636A JP 2000042636 A JP2000042636 A JP 2000042636A JP 10215902 A JP10215902 A JP 10215902A JP 21590298 A JP21590298 A JP 21590298A JP 2000042636 A JP2000042636 A JP 2000042636A
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げ機の現場側の作業員が決定した曲げ製品
の曲げの実績情報を、その曲げ製品を得る毎に転送する
板金統合支援システムのNC装置を得る。 【解決手段】 NC装置12の画面の展開図Aiの曲げ
線毎の曲げ条件に基づく曲げ機6の各軸の制御値を求め
た後に、現場側の作業員が手操作によってバックゲージ
のL、Y、Z軸の制御値を修正する。そして、この修正
後の制御値で各軸を移動させてワークを曲げた後の実際
の各軸の制御値と修正前の各軸との制御値とのそれぞれ
の差(それぞれの補正データ)を求め、この各軸毎の補
正データを曲げ条件と曲げ機のIDと共に親機11に転
送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位装置からの製
品の展開図に基づいてワークを曲げたときの曲げ機の実
際の曲げ情報を上位装置に転送して上位装置に収集させ
る曲げ実績転送機能を備えた板金統合支援システムのN
C装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は工作機(ベンディング、レーザ、
パンチング等)のライン制御システムが進んでいる。こ
のようなライン制御システムは、図15に示すように事
務所側にCAD/CAM機能を備えた自動プログラミン
グ装置1(CAE)とサーバである親機2とを配置し、
これらの上位装置と下位装置である現場側の工作機(N
CT/レーザ、ベンダー)とを端末3、端末4、NC装
置5を介してLANで結んでいる。
【0003】オペレータは、自動プログラミング装置1
のCAD機能を用いて、三面図に基づく立体形状をイメ
ージしながらNCT/レーザ用の加工プログラムを得る
ための展開図を生成した後に、CAM機能により、CA
Dで生成した展開図に対して適切な工具を割り当てた
り、レーザ軌跡を求め、これらの加工プログラムを親機
2に送信していた。
【0004】前述の展開図の生成に当たっては事務所側
のオペレータは伸び値表に記載された伸び値を用いてい
る。この伸び値表はベンダーの特性、曲げ条件等によっ
て決定する伸び値を複数記載したものである。
【0005】しかし、このような伸び値を用いて生成し
た展開図は、NCT/レーザの加工プログラムであるか
らオンラインシステムを組んでいるのにも係わらずベン
ダー側には送信していない。
【0006】また、この展開図をベンダー側に送らない
理由として、曲げの伸び値に関してはベンダーの固有の
特性を熟知していないと決定できないとされているため
でもある。
【0007】このため、現場側の作業員に曲げ指示書と
3面図を渡し、現場側の作業員が曲げ指示書と、NCT
加工された後のブランク材と、3面図とを照らし合わせ
て、経験的な伸び値を考慮して曲げ線をブランク材に描
くと共に、曲げ順、曲げ金型、曲げ角度、ストローク等
を決定する。これらの、決定事項は、現場側の作業員は
3面図から立体形状をイメージしながら行っていた。
【0008】そして、現場側の作業員は、前述の決定事
項からベンダー側のL値、D値を計算してNC装置5に
入力していた。このL値を求めるに当たっては、渡され
た三面図の寸法を元に伸び値を考慮して入力していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
曲げ方式は、ベンダー側の作業員が三面図から、経験的
に曲げの伸び値を決定し、この伸び値に基づくL値、D
値等を決めて曲げを行わせるだけである。すなわち、オ
ンラインシステムを組んでいるのにも係わらず、ベンダ
ーの現場側で計測された曲げの実績情報をオンラインで
転送していないので、現場側の曲げの実績情報を収集す
ることができないという課題があった。
【0010】このため、事務所側のオペレータは基本的
には事務所側に備えられた伸び値表に基づいて決定した
伸び値に基づいて展開図を生成しなければならないの
で、現場側の機械、金型の状況に応じた伸び値を考慮し
た正確な展開図を得ることができなかった。
【0011】本発明は以上の課題を解決するためになさ
れたもので、曲げ機の現場側の作業員が決定した曲げ製
品の曲げの実績情報を、その曲げ製品を得る毎に転送す
る板金統合支援システムのNC装置を得ることを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の曲げ実績転送機
能を備えた板金統合支援システムのNC装置は、上位装
置からの製品の展開図を受信して画面に表示し、この展
開図に基づいて生成された曲げ機の突き当て器及び工具
の制御値で各軸を制御するNC装置である。
【0013】このNC装置は、曲げ機制御値算出部が画
面の展開図の曲げ線の指定及び該曲げ線の曲げ条件の入
力に伴って、ワークを曲げ線の位置で曲げるための曲げ
機の各軸の制御値を求めて表示させる。
【0014】加工指令部が加工開始指示の入力に伴っ
て、各軸の制御値を読み込んで設定し、該設定された各
軸制御値になるように曲げ機の各軸を移動させる。
【0015】そして、曲げ情報修正部が画面に表示され
ている各軸の制御値が指定されて、パルス発生器からパ
ルス信号が入力すると、指定された制御値をそのパルス
量に基づいて修正し、加工開始指示の入力に伴って加工
指令部の対応する制御値を修正された制御値に設定変更
する。
【0016】次に、補正値算出部が制御値に基づいて曲
げ機がワークを折り曲げた時点での各軸の実際の制御値
を読み、この各軸の実際の制御値と加工指令部に設定さ
れた各軸の制御値の差を各軸の補正データとしてそれぞ
れ求める。
【0017】転送データ生成部は、各軸の制御値のそれ
ぞれの補正データと各軸の制御値を求めたときの曲げ線
の曲げ条件と曲げ機のIDとを一組にしたフォーマット
の現場曲げ情報を上位装置に転送させる。
【0018】本発明の板金統合支援システムは、上位装
置と、この上位装置からの製品の展開図を受信して画面
に表示し、この展開図に基づいて生成された曲げ機の突
き当て器及び工具の制御値で各軸を制御するNC装置と
からなる板金統合支援システムである。
【0019】NC装置は、曲げ機制御値算出部と、加工
指令部と、曲げ情報修正部と、補正値算出部と、転送デ
ータ生成部とを備え、画面の展開図の曲げ線の指定及び
該曲げ線の曲げ条件の入力に伴って、ワークを曲げ線の
位置で曲げるための曲げ機の各軸の制御値を求めて表示
させる。
【0020】次に、加工開始指示の入力に伴って、各軸
の制御値を読み込んで設定し、該設定された各軸制御値
になるように曲げ機の各軸を移動させる。
【0021】そして、画面に表示されている各軸の制御
値が指定されて、パルス発生器からパルス信号が入力す
ると、指定された制御値をそのパルス量に基づいて修正
し、加工開始指示の入力に伴って加工指令部の対応する
制御値を修正された制御値に設定変更する。
【0022】次に、制御値に基づいて曲げ機が前記ワー
クを折り曲げた時点での各軸の実際の制御値を読み、こ
の各軸の実際の制御値と加工指令部に設定された各軸の
制御値の差を各軸の補正データとしてそれぞれ求める。
【0023】この各軸の制御値のそれぞれの補正データ
と各軸の制御値を求めたときの曲げ線の曲げ条件と曲げ
機のIDとを一組にしたフォーマットの現場曲げ情報を
上位装置に転送させる。
【0024】一方、上位装置は、NC装置からの現場側
の曲げ情報データを受信して解析し、L値に係わる補正
データを現場側の曲げ情報データの曲げ条件の伸び値と
して曲げ条件及び現場側の曲げ情報データの機械IDに
に対応させて蓄積する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の曲げ
実績情報転送機能を備えた板金統合支援システムのNC
装置の概略構成図である。図1に示す板金統合支援シス
テムは、CAD、CAM機能を有する自動プログラミン
グ装置10と、サーバである親機11と、ベンダーのN
C装置12等とをLANで接続してなるシステムであ
る。
【0026】この自動プログラミング装置10は、3面
図に基づく立体を校正する各面同士を、親機11が記憶
している現場側の伸び値又は予測した伸び値に基づいて
展開図Ai及びこの展開図Aiの立体姿図Ci(立体図
データBiに基づく立体姿図Ci)を生成し、これらの
曲げ情報及び図形データ(展開図データAi、立体図デ
ータBi)等を転送する。
【0027】また、親機11は、NC装置12からの曲
げ実制御値補正情報(Lα値、Dβ値、Yα値、Zα
値)、現場側の実制御値情報(LM値、DM値、YM
値、ZM値)等を受信してデータベース15に記憶す
る。
【0028】さらに、自動プログラミング装置10から
の曲げ情報の収集と転送及び自動プログラミング装置1
0からの展開図データ、立体図データ等を収集し、この
立体図データBi及び展開図データAi、加工スケジュ
ール等をNC装置12に転送する機能を少なくとも有し
ている。
【0029】NC装置12は、図1に示すように、少な
くとも曲げ準備データ生成部16と、曲げ機制御値算出
部17と、加工指令部18と、曲げ情報修正部19と、
計測値読込部20と、補正値算出部21と、曲げ情報用
テーブル22と、転送データ生成部23等を備えてい
る。
【0030】そして、親機11からベンダーの保有金型
情報、機械情報、加工スケジュール、製作部品の展開図
データAi、立体図データBi等が取得されると、曲げ
準備データ生成部16が加工スケジュールに基づく製作
部品の展開図Aiと立体姿図Ciとを表示させ、曲げ機
制御値算出部17が画面上の展開図における曲げ線が指
定されると、この曲げ線の金型を自動的に求め、この金
型を使用してワークを前述の曲げ線位置で曲げるための
ベンダーの曲げ制御値情報(L値、D値、Y値、Z値)
を求めて設定し、所定の形式で画面に表示させる。そし
てこの曲げ制御値情報が正しいとされた場合は加工指令
部18に送出する。
【0031】また、ベンダー側の現場側の作業員によっ
て、画面に表示された曲げ制御値情報(L値、D値、Y
値、Z値)が修正されると、曲げ情報修正部19がその
修正された曲げ制御値情報(LM値、DM値、YM値、
ZM値)を加工指令部18に再設定してワークを実際に
加工させる。
【0032】そして、計測値読込部29が加工後のベン
ダー側の実際のLp値、Dp値、Yp値、Zp値をデジ
タルノギス、レーザ光等によって計測し、補正値算出部
21が計測したLp値、Dp値、Yp値、Zp値(総称
して機械側の実際の制御値情報)と前述の曲げ制御値情
報(L値、D値、Y値、Z値)とのそれぞれの差データ
(Lα値、Dβ値、Yα値、Zα値)を求める。
【0033】この差データ(曲げ実制御値補正情報;L
α値、Dβ値、Yα値、Zα値)、曲げ制御値情報(L
値、D値、Y値、Z値)、展開図、立体図、曲げ順、曲
げ線等は現場側の曲げ情報データHiとしてメモリ22
に記憶される。
【0034】転送データ生成部23は、前述の曲げ実制
御値補正情報の登録指示の入力に伴って、曲げ実制御値
補正情報と曲げ実制御値情報と現場側の曲げ条件と部品
番号等に機械IDを付加した現場側の曲げ情報データH
iを親機11に転送させる。
【0035】このNC装置12の構成を図2を用いてさ
らに詳細に説明する。図2に示すように、ベンダー側の
軸部25に接続され、それぞれの軸モータ(図示せず)
を制御する制御信号を送出する。
【0036】軸部25は、図2に示すように、例えば2
台のバックゲージ26、27を備えており、プレスは下
部テーブル28の上下動による構成となっている。
【0037】また、図2においては、バックゲージ2
6、27を3軸方向に制御可能となっている。バックゲ
ージ26は水平方向(Y1軸)に移動可能でかつ手前方
向(L1軸)に移動可能であると共に、上下動方向(Z
1軸)に移動可能である。
【0038】また、バックゲージ27は水平方向(Y2
軸)に移動可能でかつ手前方向(L2軸)に移動可能で
あると共に、上下動方向(Z2軸)に移動可能である。
【0039】リーチ軸L1、L2はワークの突き当てに
用いられ、Y軸はワーク幅の決定に用いられる。また、
下部テーブル28は両端側からプレスする構成になって
おり、一方のプレス方向をD1軸、他方のプレス方向を
D2軸としている。
【0040】一方、NC装置12は、曲げ準備データ生
成部16、曲げ機制御値算出部17、加工指令部18、
曲げ情報修正部19、計測値読込部20、補正値算出
部、曲げ情報用テーブル22、転送データ生成部23の
他に、データ送受処理部30と、製作図形情報表示指令
部32と、画像表示処理部33と入力制御部36(タッ
チパネル35に接続されている)等を備えている。
【0041】データ送受処理部30は、親機11との通
信を司り、親機11からの保有金型情報、機械情報、加
工スケジュール、製作部品の展開図データAi、立体図
データBi等をデータベース31に記憶したり、転送デ
ータ生成部23からの曲げ実制御値情報と曲げ実制御値
補正情報等を親機11に送信する。
【0042】画像表示処理部33は、各部の処理画面を
生成して画面38に表示させる。例えば、展開図と、こ
の立体図に基づく立体姿図を同時表示させたり、入力制
御部36のイベントを解読して各部に送出する。
【0043】製作図形情報表示指令部32は、データベ
ース31の加工スケジュールを画面に表示させ、この加
工スケジュールの部品情報が選択されると、その部品情
報の関連する情報を画像処理部33を介して表示させ
る。例えば、選択された部品の展開図Aiと立体姿図C
iとを画面に表示させる。
【0044】上記のように構成された曲げ実績情報転送
機能を備えた板金統合支援システムのNC装置の動作を
図3及び図4のフローチャートを用いて以下に説明す
る。
【0045】ベンダー側の作業員はNC装置12の電源
を投入してシステムを起動させる(S301)。次に、
NC装置12はデータ送受処理部30を用いて親機11
から機械、保有金型に関する各種情報を取得する(S3
02)。この機械、保有金型に関する各種情報は、機械
(ベンダー)IDに対応させられて親機11がデータベ
ース15に記憶しており、データ送受処理部30は、機
械IDを先頭にした形式のフォーマットで親機11と通
信を行って前述の各種情報を得る。
【0046】次に、NC装置12は親機11から加工ス
ケジュールと、この加工スケジュールに関するデータを
取得する(S303)。例えば、材料、展開図、立体
図、機械名称等を取得する。これらのデータはNC装置
12のデータベース31に記憶される。
【0047】次に、親機11から転送された全ての加工
スケジュールを製作図形情報表示指令部32が画像処理
部33を介して画面38に表示させ、いずれかの加工ス
ケジュールの加工製品を選択させる(S304)。
【0048】次に、製作図形情報表示指令部32は、選
択した加工製品に関するデータをデータ送受処理部30
を用いて転送させる(S305)。例えば、その加工製
品の曲げ順、使用金型、曲げ制御値情報(L値、D値、
Y値、Z値)等を転送させる。この曲げ実制御値情報
は、曲げのNCデータでありNC装置12によって転送
されたものである。
【0049】次に、製作図形情報表示指令部32は、ス
テップS305における加工製品に関するデータが転送
されてきたかどうかを判定する(S306)。
【0050】ステップS306において、加工製品に関
するデータが転送されてこないときは、新規加工と判断
し、その加工製品の展開図Aiと立体姿図Ciとを画面
38に連動表示させる(S307)。この立体姿図Ci
は、画像処理部33が親機11からの立体図データ(サ
ーフェースモデル)を2次元空間に投影し、隠面処理し
て得ている。
【0051】次に、曲げ準備データ生成部16は、画面
38に表示された図6に示すような展開図Aiを表示さ
せる。そして、図4に示すように、この展開図の曲げ線
がピックアップされる、かつ使用する金型を自動的に求
め、この金型のレイアウト等を行わせる(S401)。
このステップS401における処理に伴って、曲げ準備
データ生成部16は、データベース31に登録されてい
る部品情報データ(図7の部品番号と展開図と立体図
等)を引当て、この展開図データに、曲げ線番号、曲げ
順、金型番号、材料等を対応させた現場側の曲げ情報デ
ータHiを関連させてメモリ22に生成する。
【0052】現場側の曲げ情報データルHiには、現場
側の作業員によって指定された曲げ線番号、曲げ順番
号、曲げ条件(材料、曲げ角度、曲げ方向、金型等)と
が対応させられると共に、曲げ制御値情報(L値、D
値、Y値、Z値)が書き込まれる実NCデータ領域40
と、補正値データ領域41等とが対応させられて生成さ
れる。
【0053】次に、曲げ機制御値算出部17は、現場側
の曲げ情報データの生成に伴って、そのデータに関係さ
せれたている展開図の曲げ線情報、曲げ条件等を引当
て、その曲げ線の曲げ制御値情報(L値、D値、Y値、
Z値)を求めて図8に示すようにNCデータ領域40に
記憶する(S402)。
【0054】例えば、ベンダーが図2に示す軸部25の
構造を有している場合は、Y1軸の制御値と、L1軸の
制御値と、Z1軸の制御値と、Y2軸の制御値と、L2
軸の制御値と、Z2軸の制御値とが求められる。
【0055】次に、曲げ機制御値算出部17は画面に表
示された全ての曲げ線の曲げ制御値が求められたかどう
かを判断し(S403)、求められていないときは処理
をステップS401に戻して次ぎの曲げ線を指定させて
前述の曲げ制御値情報(L値、D値、Y値、Z値)を求
めさせる。
【0056】また、ステップS403において、画面に
表示した展開図の全ての曲げ線の曲げ制御値情報(L1
値、D1値、Y1値、Z1値、L2値、D2値、Y2
値、Z2値、……)を求めたと判定したときは、画像処
理部33を用いてその制御値を図9に示すように表示さ
せる。
【0057】そして、作業員はNC装置12に設けられ
ている加工スタートボタン(図示せず)を押下する(S
404)。この加工スタートボタンの押下に伴って、曲
げ機制御値算出部17が各曲げ線の曲げ実制御値情報
(Y1軸の制御値、L1軸の制御値、Z1軸の制御値、
Y2軸の制御値、L2軸の制御値、Z2軸の制御値)と
をメモリ32の曲げ情報データHiから読み出して加工
指令部18に設定してベンダーの各軸を制御させる。
【0058】加工指令部18は各軸部の制御結果を常に
読み取りながら設定された各制御値になるように各軸を
位置決め駆動させる(S405)。
【0059】次に、作業員はデジタルノギス、角度計測
装置(図示せず)を用いて折り曲げられたワークの寸
法、角度等を測定させる(S406)。
【0060】この測定結果(機械側の実際の制御値情
報;Lp値、Dp値、Yp値、Zp値)を計測値読込部
20が読み込んで、補正値算出部21に送出すると共に
図9に示すように表示させる。図9においては、単にL
値、D値、Y値、Z値で表示している。
【0061】作業員は実際に計測されたワーク寸法及び
角度と、展開図と立体姿図とを参照しながら予定の通り
に曲げられたかどうかを判定する(S407)。
【0062】ステップS407で作業員が予定の通りの
寸法(3面図に基づく寸法)、かつ予定の角度(3面図
に基づく角度)に折り曲げられていないと判定したとき
は、作業員は画面に表示されている項目(Y1軸、L1
軸、Z1軸、Y2軸、L2軸、Z2軸)を指定し、デジ
タルパルサーハンドル45を操作して数ミクロン単位で
Y1軸、L1軸、Z1軸、Y2軸、L2軸、Z2軸の各
制御値(曲げのNCデータ)を補正する(S408)。
【0063】このデジタルパルサーによる補正値は曲げ
情報修正部19に入力され、加工指令部18に設定され
ている各軸の制御値(Y1軸、L1軸、Z1軸、Y2
軸、L2軸又はZ2軸)に、デジタルパルサによる値を
加減算する(S409)。
【0064】次に、加工指令部18がこの修正された曲
げ制御値情報(LM値、DM値、YM値、ZM値)で各
軸を位置決め動作させて、処理をステップS406に戻
して、再び曲げられたワークの寸法、角度を測定させる
(S410)。
【0065】また、ステップS407において、作業員
が曲げ機であるベンダーが予定の通りの寸法で、かつ予
定の角度に折り曲げられたと判定したときは、加工成功
を示すセットボタンを押下する(S411)。
【0066】このセットボタンの押下に伴って、計測値
読込部20は、各軸の機械側の実制御値(Y1p軸、L
1p軸、Z1p軸、Y2p軸、L2p軸又はZ2p軸)
を図10に示すように曲げ線番号に対応させてメモリ3
2の曲げ情報用テーブルに記憶する。
【0067】次に、補正値算出部21は、セットボタン
の押下に伴って、曲げ情報テーブルの機械側の曲げ線の
実制御値(例えばY1p軸、L1p軸、Z1p軸、Y2
p軸、L2p軸又はZ2p軸)と、曲げ制御値情報(L
値、D値、Y値、Z値)との差を求め、これらの差デー
タ(例えばL1α値、D1β値、Y1α値、Z1α値、
L2α値、D2β値、Y2α値、Z2α)を各軸の補正
値として求めて、図11に示すようにこれらの差データ
(補正データ)を関連ずけて曲げ情報データの領域42
に記憶する(S412)。
【0068】すなわち、展開図からベンダー側の予測制
御値を求め、この予測制御値を作業員の経験値に基づい
て修正して曲げ機を制御した後に、曲げ機側の実際の制
御値と予測制御値との差を求めているので、Lα値、Y
α値、Zα値の差データというのは、曲げ機の特性及び
作業員の経験を含んだ補正データとなる。
【0069】次に、全ての曲げ線に対して差データを求
めたかどうかを判断する(S413)。
【0070】ステップS413に全ての曲げ線の差デー
タを求めていないと判定したときは処理をステップS4
03に戻して次ぎの曲げ線に基づく軸位置決めを行って
差データを求める。
【0071】また、ステップS413において全ての曲
げ線の差データを求めたと判断したときは、作業員は作
業終了ボタンを押下する(S414)。この押下に伴っ
て転送データ生成部23が曲げ情報テーブル22の部品
番号、展開図の差データ(曲げ実制御値補正情報)に関
連する現場側の実曲げ情報データHiを読み、機械番号
を付加してフォーマットの転送データを生成し、この転
送データをデータ送受処理部30に設定して転送させ
る。すなわち、データ送受処理部30は図12に示す転
送データを親機11に転送する。
【0072】一方、親機11は、NC装置からの転送デ
ータを受信して、以下に示すようにデータベース15に
収集する。
【0073】親機11は、例えば、自動プログラミング
装置10から部品情報データ(部品番号、部品情報、材
料名称、コメント、データ、展開図、機械名称(ベンダ
ー又はNCT)、NCTのNCデータ、加工段取り等)
が送信されると、図13に示すように、部品番号の下に
CADデータである部品情報とファイルデータとを登録
する。このファイルデータは、展開図データと立体図デ
ータとからなる。
【0074】また、部品番号の下にCAMデータである
NCTのNCデータ、加工段取り等を登録し、このCA
Mデータにベンド用CAMデータを併設させて登録させ
ている。ベンド用CAMデータは、プログラム番号と機
械名称とでベンド用CAMデータ(NC装置12からの
L、D、Y、Z)のIDを示している。つまり、このI
Dは、機械の加工の種類を決定している。また、このI
Dの下に曲げのNCデータ(L、D、Y、Z)が記憶さ
れる。
【0075】また、親機11は、曲げ伸び情報ファイル
(図示せず)を備えている。この曲げ伸び情報ファイル
は図14に示すように、曲げ伸びIDで管理され、この
曲げ伸びIDの下に曲げ条件部と伸び値データ部とを備
えている。また、伸び値データ部の下に機械番号を付加
している。
【0076】曲げ条件部は、曲げ伸びIDと、材料名称
と角度と、予測値か現場側からの実績値による曲げ属性
情報かを示すための計算/手入力フラグ等から構成され
ている。また、伸び値データ部は、伸び値と、曲げ荷重
と、スプリングバック量等から構成されている。この伸
び値は、作業員が部品番号の製品(曲げ条件によって曲
げる)を得るためにワークを実際に曲げたときの現場側
から転送されてきたLM値の差データを伸び値としたも
のである。
【0077】すなわち、曲げ条件毎の伸び値とスプリン
グバック量、ストローク量(転送されたD値の差に基づ
く量)等を、自動プログラミング装置による予測又は現
場側からの実績によるものかを示すと共に、どの機械
(ベンダー)によるデータかを示して登録している。
【0078】このため、自動プログラミング装置10が
曲げ情報ファイルに登録されている曲げ条件と同じ曲げ
条件で展開図を生成する場合は、曲げ情報ファイルには
曲げ条件の下に過去に現場側で実際にその曲げ条件で曲
げたときの実際の伸び値等が登録されているので、その
実際の伸び値で展開図及び立体図を生成できることにな
るから展開図及び立体図とも正確である。
【0079】すなわち、親機11にはユーザ側の機械の
状況に応じた現場側の伸び値が半自動でフィードバック
で蓄積され、この蓄積データを用いて自動プログラミン
グ装置で図形データを作り、現場側でこの図形データを
使用して曲げを行うことが可能となる。
【0080】従って、自動プログラミング装置では、N
C装置側で図形データが使われる毎に、現場側の伸び値
が蓄積されていくことになる。
【0081】なお、上記実施の形態では、制御値(L、
D、Y、Z)と計測した機械側の実際の制御値情報Lp
値、Dp値、Yp値、Zp値とのそれぞれの差データ
(Lα値、Dβ値、Yα値、Zα値)を求め、この差デ
ータと制御値等を転送するとしたが、曲げ機側の実際の
制御値(LM、DM、YM、ZM)と計測した機械側の
実際の制御値情報Lp値、Dp値、Yp値、Zp値との
それぞれの差データ(Lα値、Dβ値、Yα値、Zα
値)を求め、この差データと実際の制御値(LM、D
M、YM、ZM)等を転送してもよい。
【0082】このように、実際の制御値(LM、DM、
YM、ZM)を転送すると、同じ製品を曲げさせる場合
はLM、DM、YM、ZMをNCデータとしてNC装置
に転送させてもNC装置12に送られるNCデータがそ
の部品を曲げたときの現場側のLM、DM、YM、ZM
であるから現場の作業員は転送されてきた曲げのNCデ
ータを信頼してベンダーの制御値とさせることができ
る。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明の曲げ実績転送機能
を備えた板金統合支援システムのNC装置によれば、画
面の展開図の曲げ線毎の曲げ条件に基づく曲げ機の各軸
の制御値を求めた後に、現場側の作業員が手操作によっ
てパルスを発生させて求めた各軸の制御値を修正する。
【0084】そして、この修正後の制御値で各軸を移動
させてワークを曲げた後の実際の各軸の制御値と修正前
の各軸との制御値とのそれぞれの差(それぞれの補正デ
ータ)を求め、この各軸毎の補正データを曲げ条件と曲
げ機のIDと共に上位装置に転送する。
【0085】すなわち、現場側の作業員の経験及び実際
の機械の特性に基づいた各軸の制御値の補正データを機
械番号に対応させて上位装置に蓄積させることができる
という効果が得られている。
【0086】本発明の板金統合支援システムは、NC装
置が画面の展開図の曲げ線毎の曲げ条件に基づく曲げ機
の各軸の制御値を求めた後に、現場側の作業員が手操作
によってパルスを発生させて求めた各軸の制御値を修正
する。
【0087】そして、この修正後の制御値で各軸を移動
させてワークを曲げた後の実際の各軸の制御値と修正前
の各軸との制御値とのそれぞれの差(それぞれの補正デ
ータ)を求め、この各軸毎の補正データを曲げ条件と曲
げ機のIDと共に上位装置に転送する。
【0088】上位装置は、NC装置からの現場側の曲げ
情報データを受信して解析し、L値に係わる補正データ
を現場側の曲げ情報データの曲げ条件の伸び値として曲
げ条件及び現場側の曲げ情報データの機械IDに対応さ
せて蓄積する。
【0089】従って、上位装置側では現場側の機械特性
及び作業員の経験に基づいた曲げ条件の伸び値による正
確な展開図、立体図を得ることができるという効果が得
られている。
【0090】また、現場側では、上位装置が蓄積された
伸び値を用いて作った正確な図形データを送ってくるの
で、現場側では曲げに必要な加工情報に入力作業が少な
くなるので、作業工数が低下すると共に、入力ミスがな
くなるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】曲げ実績情報転送機能を備えた板金統合支援シ
ステムのNC装置の概略構成図である。
【図2】NC装置の詳細構成図である。
【図3】本実施の形態のNC装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】本実施の形態のNC装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】本実施の形態のNC装置の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】画面の展開図の曲げ線指定の説明図である。
【図7】曲げ情報テーブルの生成を説明する説明図であ
る。
【図8】曲げ情報テーブルの生成を説明する説明図であ
る。
【図9】表示画面を説明する説明図である。
【図10】曲げ情報テーブルの生成を説明する説明図で
ある。
【図11】曲げ情報テーブルの生成を説明する説明図で
ある。
【図12】転送される曲げ情報データを説明する説明図
である。
【図13】親機のデータベースを説明する説明図であ
る。
【図14】親機の曲げ伸び情報テーブルを説明する説明
図である。
【図15】従来の板金の工作機オンラインシステムの概
略構成図である。
【符号の説明】
10 自動プログラミング装置 11 親機 12 NC装置 16 曲げ準備データ生成部 17 曲げ機制御値算出部 18 加工指令部 19 曲げ情報修正部 20 計測値読込部 21 補正値算出部 22 曲げ情報用テーブル 23 転送データ生成部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からの製品の展開図を受信して
    画面に表示し、この展開図に基づいて生成された曲げ機
    の突き当て器及び工具の制御値で前記各軸を制御するN
    C装置であって、 前記画面の展開図の曲げ線の指定及び該曲げ線の曲げ条
    件の入力に伴って、ワークを前記曲げ線の位置で曲げる
    ための曲げ機の各軸の制御値を求めて表示させる曲げ機
    制御値算出部と、 加工開始指示の入力に伴って、前記各軸の制御値を読み
    込んで設定し、該設定された各軸制御値になるように前
    記曲げ機の各軸を移動させる加工指令部と、 操作キーの操作量に応じたパルス信号を送出するパルス
    発生器に接続され、前記画面に表示されている各軸の制
    御値が指定されて、前記パルス発生器からパルス信号が
    入力すると、指定された制御値をそのパルス量に基づい
    て修正し、前記加工開始指示の入力に伴って前記加工指
    令部の対応する制御値を前記修正された制御値に設定変
    更する曲げ情報修正部と、 前記制御値に基づいて前記曲げ機が前記ワークを折り曲
    げた時点での各軸の実際の制御値を読み、この各軸の実
    際の制御値と前記加工指令部に設定された各軸の制御値
    の差を各軸の補正データとしてそれぞれ求める補正値算
    出部と、 前記各軸の制御値のそれぞれの補正データと前記各軸の
    制御値を求めたときの前記曲げ線の曲げ条件と前記曲げ
    機のIDとを一組にしたフォーマットの現場曲げ情報を
    前記上位装置に転送させる転送データ生成部とを有する
    ことを特徴とする曲げ実績転送機能を備えた板金統合支
    援システムのNC装置。
  2. 【請求項2】 前記補正値算出部は、 前記制御値に基づいて前記曲げ機が前記ワークを折り曲
    げた時点での各軸の実際の制御値を読み、この各軸の実
    際の制御値と前記修正前の各軸の制御値の差を各軸の補
    正データとしてそれぞれ求めることを特徴とする請求項
    1記載の曲げ実績転送機能を備えた板金統合支援システ
    ムのNC装置。
  3. 【請求項3】 前記上位装置からの製品の展開図を画面
    に表示させ、該展開図の曲げ線の曲げ順が指定され、か
    つ金型及び曲げ条件が入力されると、その曲げ線情報に
    曲げ順と製品番号と展開図と金型と曲げ条件と、前記実
    際の制御値を格納する実制御値領域及び前記各軸の補正
    データを格納する補正データ領域とからなるテーブルを
    生成し、前記加工指令部によってワークが折り曲げられ
    た後の実際の制御値及び補正データを記憶させる曲げ準
    備データ生成部とを有することを特徴とする請求項1又
    は2記載の曲げ実績転送機能を備えた板金統合支援シス
    テムのNC装置。
  4. 【請求項4】 前記転送データ生成部は、 前記加工テーブルに記憶された曲げ線情報に曲げ順と製
    品番号と展開図と金型と曲げ条件と実際の制御値と各軸
    の補正データと読み、これらのデータに前記曲げ機のI
    Dを付加して前記現場曲げ情報として転送させることを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の曲げ実績転送機能
    を備えた板金統合支援システムのNC装置。
  5. 【請求項5】 前記上位装置からは製品の展開図と該展
    開図の立体図と各面の曲げ角度、曲げ方向、材料情報か
    らなる曲げ条件とが加工スケジュールに関連ずけられて
    転送され、 この加工スケジュールを画面に表示し、選択された加工
    スケジュールの製品の立体図を投影した立体姿図と展開
    図とを連動表示させる画像処理部とを有することを特徴
    とする請求項1、2、3又は4記載の曲げ実績転送機能
    を備えた板金統合支援システムのNC装置。
  6. 【請求項6】 前記各軸の制御値は、前記曲げ機の突き
    当て器のL値、Y値、Z値及び曲げ機の工具のD値であ
    り、 補正値算出部は、前記曲げ機が前記ワークを折り曲げた
    時点での前記突き当て器の現在のL値、Y値及びZ値並
    びに前記工具の移動軸の現在のD値と、前記加工指令部
    に設定されたL値、Y値、Z値、D値とのそれぞれの差
    を求め、これらの補正データを前記指定された曲げ線に
    対応させて前記補正データ領域に登録することを特徴と
    する請求項1、2、3、4又は5記載の記載の曲げ実績
    転送機能を備えた板金統合支援システムのNC装置。
  7. 【請求項7】 上位装置と、この上位装置からの製品の
    展開図を受信して画面に表示し、この展開図に基づいて
    生成された曲げ機の突き当て器及び工具の制御値で前記
    各軸を制御するNC装置とからなる板金統合支援システ
    ムであって、 前記NC装置は、 前記画面の展開図の曲げ線の指定及び該曲げ線の曲げ条
    件の入力に伴って、ワークを前記曲げ線の位置で曲げる
    ための曲げ機の各軸の制御値を求めて表示させる曲げ機
    制御値算出部と、 加工開始指示の入力に伴って、前記各軸の制御値を読み
    込んで設定し、該設定された各軸制御値になるように前
    記曲げ機の各軸を移動させる加工指令部と、 操作キーの操作量に応じたパルス信号を送出するパルス
    発生器に接続され、前記画面に表示されている各軸の制
    御値が指定されて、前記パルス発生器からパルス信号が
    入力すると、指定された制御値をそのパルス量に基づい
    て修正し、前記加工開始指示の入力に伴って前記加工指
    令部の対応する制御値を前記修正された制御値に設定変
    更する曲げ情報修正部と、 前記制御値に基づいて前記曲げ機が前記ワークを折り曲
    げた時点での各軸の実際の制御値を読み、この各軸の実
    際の制御値と前記加工指令部に設定された各軸の制御値
    の差を各軸の補正データとしてそれぞれ求める補正値算
    出部と、 前記各軸の制御値のそれぞれの補正データと前記各軸の
    制御値を求めたときの前記曲げ線の曲げ条件と前記曲げ
    機のIDとを一組にしたフォーマットの現場曲げ情報を
    前記上位装置に転送させる転送データ生成部とを備え、 前記上位装置は、 前記NC装置からの現場側の曲げ情報データを受信して
    解析し、L値に係わる補正データを前記現場側の曲げ情
    報データの曲げ条件の伸び値として前記曲げ条件及び現
    場側の曲げ情報データの機械IDにに対応させて蓄積す
    ることを特徴とする板金統合支援システム。
  8. 【請求項8】 前記上位装置は、 前記NC装置からの現場側の曲げ情報データを受信して
    解析し、L値、D値、Y値、Z値を現場側のCAMデー
    タとし、この現場側のCAMデータを前記製品の番号及
    び前記曲げ機のIDに関連させて記憶することを特徴と
    する関係機械に係わる補正データを前記現場側の曲げ情
    報データの曲げ条件の伸び値として前記曲げ条件及び現
    場側の曲げ情報データの機械IDにに対応させて蓄積す
    る上位装置に接続されていることを特徴とする請求項7
    記載の板金統合支援システム。
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