JP6719632B1 - 3次元造形物情報保管システム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客から製造事業者に対して3次元造形物の作成を二回目以降に依頼するに際して、例えば金型を持ち込む煩雑さを解消できる3次元造形物情報保管システムを提供すること。【解決手段】本発明の3次元造形物情報保管システムは、造形物の作成を依頼する顧客端末2と、造形物を作成する事業者端末1と、3次元造形物サーバ3とが通信回線網4を介して接続され、事業者端末1は、造形物の作成を依頼された顧客の造形対象に基づき3次元モデルデータを生成し、生成された3次元モデルデータを3次元造形物サーバ3に送信して保管し、顧客端末2と事業者端末1と3次元造形物サーバ3によって形成されるシステム内で、顧客が造形物作成依頼を行うに際して、3次元造形物の作成を依頼する顧客から、3次元造形物を作成する事業者に、造形対象レスで可能にすることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、3次元造形物情報保管システムに関し、詳しくは顧客から製造事業者に対して3次元造形物の作成を依頼するに際して、2回目以降の依頼を金型レスで行える3次元造形物情報保管システムに関する。
近年、3Dプリンタと呼ばれる3次元造形物出力装置の技術開発が進み、オリジナルの製品を高精度で再現可能になってきた。
この3次元造形物出力装置では、3次元造形物を造形するために、3次元造形物のデータを準備する必要がある。
ここで、レーザースキャナ等で3次元の物体の形状を測定し、測定した点群データに基づいて点群データモデルを生成し、3Dプリンタにより3次元造形物を造形する装置が提案されている(特許文献1)。
また、3次元物体の形状を3Dスキャナ等でスキャニング後、測定した3次元物体のデータから3Dデータを生成し、生成した3Dデータに基づいて3D造形装置で造形する3Dデータ管理装置が提案されている(特許文献2)。
特開2016−224674号 特開2016−170488号
しかしながら、造形物の作成を依頼する顧客が、造形物を製造する事業者に、金型を持ち込んで造形物の製造を依頼する際に、金型を毎回毎回持ち込んで造形物の製造を依頼することは顧客にとって大変煩雑であるという問題がある。
そこで、本発明の課題は、顧客から製造事業者に対して3次元造形物の作成を二回目以降に依頼するに際して、例えば金型を持ち込む煩雑さを解消できる3次元造形物情報保管システムを提供することにある。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
本発明の3次元造形物情報保管システムは、造形物の作成を依頼する顧客端末と、造形物を作成する事業者端末と、3次元造形物サーバとが通信回線網を介して接続され、
前記事業者端末は、造形物の作成を依頼された顧客の造形対象に基づき3次元モデルデータを生成し、
当該生成された3次元モデルデータを3次元造形物サーバに送信して保管し、
前記顧客端末と前記事業者端末と前記3次元造形物サーバによって形成されるシステム内で、顧客が造形物作成依頼を行うに際して、3次元造形物の作成を依頼する顧客から、3次元造形物を作成する事業者に、造形対象レスで可能にすることを特徴とする。
また、本発明の3次元造形物情報保管システムは、造形物の作成を依頼する顧客の端末と、造形物を作成する事業者の端末と、3次元造形物サーバとが通信回線網を介して接続され、
前記事業者の端末は、造形物の作成を依頼された造形対象に基づき3次元モデルデータを生成し、
当該生成された3次元モデルデータを3次元造形物サーバに送信して保管し、
前記顧客の端末と前記事業者の端末と前記3次元造形物サーバによって形成されるシステム内で、造形物の作成を依頼する顧客から、造形物を作成する事業者に、造形物作成依頼を行うに際して、2回目以降の造形物の作成依頼を造形対象レスで可能にすることを特徴とする。
本発明において、前記造形対象は、造形物を製造できる金型、造形見本、設計図書、造形物を立体的に描写した絵画、又は造形物の写真を含むことが好ましい。
さらに、本発明の3次元造形物情報保管システムは、前記造形対象が、造形物を製造できる金型であり、
前記顧客の端末と前記事業者の端末と前記3次元造形物サーバによって形成されるシステム内で、造形物の作成を依頼する顧客から、造形物を作成する事業者に、造形物作成依頼を行うに際して、2回目以降の造形物の作成依頼を金型レスで可能にすることが好ましい。
さらにまた、本発明の3次元造形物情報保管システムは、造形物を作成する事業者の端末は、前記3次元造形物サーバにアクセスし、保管された3次元モデルデータを取得し、
該取得した3次元モデルデータに基づいて、最終造形物を造形する過程で、3Dプリンタによる造形と、電気加工、切削加工、研磨加工の何れか1種又は2種以上の金属加工による造形との何れか一方又は両方によって、最終造形物の製造を可能にすることが好ましい。
また、本発明の3次元造形物情報保管システムは、前記取得した3次元モデルデータに基づいて、最終造形物を造形する過程で、3Dプリンタによる造形を行って、その後、金属加工による造形を行うことが好ましい。
また、本発明の3次元造形物情報保管システムは、造形物を作成する事業者の端末は、生成された3次元モデルデータに、後加工箇所があるか否かを判断し、
後加工箇所があると判断した場合には、
後加工箇所の座標位置データと寸法データとを少なくとも含み、前記後加工箇所の後加工形状を、後加工前の形状に修正する修正データを取得するための後加工箇所データを生成し、
前記後加工箇所データを前記3次元造形物サーバに送信し、
前記3次元造形物サーバは、受信した前記後加工箇所データを前記3次元モデルデータと共に、前記造形対象に対応させて保管することが好ましい。
また、本発明の3次元造形物情報保管システムは、造形物を作成する事業者の端末は、後加工箇所があると判断した場合に、前記後加工箇所データに基づき、前記修正データを取得し、
前記3次元モデルデータに対して、前記修正データを付加し、
該修正データが付加された付加3次元モデルデータを取得し、
該付加3次元モデルデータに基づき、3次元造形物データを生成し、
該3次元造形物データを、前記3次元造形物サーバに送信し、
該3次元造形物サーバは、受信した前記3次元造形物データを前記造形対象に対応させて保管することが好ましい。
本発明によれば、顧客から製造事業者に対して3次元造形物の作成を二回目以降に依頼するに際して、例えば金型を持ち込む煩雑さを解消できる3次元造形物情報保管システムを提供することができる。
本発明の3次元造形物情報保管システムの一例を示す図 本発明の3次元造形物データの保管処理の一例を示すフロー図 本発明の金型データ取得処理の一例を示すフロー図 スキャニングにおける金型の点群データ生成処理の一例を示す図 本発明の3次元造形物データ生成処理の一例を示すフロー図 後加工箇所データの一例を示す図 3次元造形処理の一例を示すフロー図 装置設定データの一例を示す図 本発明の3次元造形物情報保管システムの保管データの一例であり、(A)は保管データ1を示す図、(B)は保管データ2を示す図 注文処理の一例を示すフロー図 後加工処理の一例を示すフロー図 仕上げ加工データの一例を示す図 本発明の3次元造形物データの保管処理の他の一例を示すフロー図
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は本発明の3次元造形物情報保管システムの一例を示す図である。
図1において、事業者端末1と、顧客端末2と、3次元造形物サーバ3が通信回線網4を介して接続されて、3次元造形物作成システムが構築されている。
事業者端末1は、事業者である受注者側装置である3次元造形物装置によって、構成されている。
事業者端末1は、測定部11、入出力部12、データ生成部13、記憶部14、造形部15、及び制御部16を少なくとも備えている。
測定部11は、3次元造形物の形状や寸法等の測定をするように構成され、例えば3次元形状測定機、レーザースキャナ、接触式スキャナ等が挙げられる。測定部11は、これに限定されず、測定対象物の形状、寸法、幾何公差を測定するように構成されていればよい。
入出力部12は、データの入出力を行うことができ、また、通信回線網4を介して顧客端末2、3次元造形物サーバ3とのデータの送受信をすることもできる。
データ生成部13は、後述する種々のデータの付加、生成、補正をするように構成されている。
記憶部14は、データ生成部13において生成される3次元造形物の造形用データの一次記憶部として機能するよう構成されている。なお、記憶部14は、種々のデータを記憶する図示しない補助記憶装置を備え、後述する3次元造形物サーバ3に保管されるデータベース31と同様のデータを記憶できるようにしてもよい。
造形部15は、データ生成部13で生成された3次元造形物の造形用データに基づいて3次元造形物を造形可能に構成され、例えば、3Dプリンタ装置が挙げられる。
制御部16は、測定部11、入出力部12、データ生成部13、記憶部14及び造形部15を制御可能に構成されている。
顧客端末2は、入力部21を備え、必要な情報の入力画面を表示する表示部22を備えていればよい。
3次元造形物サーバ3は、3次元モデルデータなどを保管したり、情報管理するデータベース31を備え、通信回線網4にあるクラウドサーバとして機能させることが好ましい。3次元造形物サーバ3は、上記に限定されず、事業者端末(3次元造形物装置)側のローカルサーバとして機能させてもよい。
通信回線網4は、例えばインターネットが挙げられる。
本発明に係る3次元造形物作成システムは、保管処理と注文処理を含む。以下、保管処理と注文処理の各々について詳述する。
(1)保管処理
以下に保管処理の例を図2に基づいて説明する。
最初に、金型データの取得処理を行う(S1)。例えば、顧客から3次元物体を製造するための金型を提供されたら、事業者端末1の造形部15(3次元造形物装置)は、金型に関する必要なデータを取得する。金型データの取得処理の一例を図3に基づいて説明する。
まず、金型データを入力する(S11)。具体的には、金型データは、例えば、金型特性データが少なくとも含まれる。金型特性データとしては、金型の材質情報、金型の材質の機械的特性の情報が少なくとも含まれる。機械的特性の情報としては、熱膨張率、収縮率、スプリングバック量が含まれていることが好ましい。
本実施形態では、金型データの入力は、事業者端末1により入力してもよいし、3次元造形物サーバ3が、顧客端末2に入力画面を表示させ、顧客端末2の入力部21で入力させるようにしてもよい。
金型データが入力されると、3次元造形物サーバ3を介して、事業者端末1に送信するようにさせてもよい。
本実施形態において、金型データが入力されるのに併せて、製品の材料が決まっている場合には、事業者端末1において、その製品の材料情報、その材料の機械的特性を取得できるようにしてもよい。また、製品の用途に応じて材料を選定しても良い。
次に、顧客から提供された金型を、スキャニングする(S12)ことにより点群データを取得する。ここで、金型のスキャニングの一例を図4に基づいて説明する。図4の例では、金型表面の大まかな形状を測定する概略的計測と、金型表面の詳細部の形状を測定する詳細部計測とに分けてスキャニングされる。
つまり、金型をスキャニングすることにより、概略的計測により得られた金型表面の大まかな形状の点群データAと、詳細部計測により得られた金型表面の詳細部の形状の点群データBとが得られる。
本実施形態において、点群データBとして計測される部分としては、一例として、形状が複雑な部分や、曲面等の連続的に形状が変化している部分、ねじ部等の締結部位及び寸法精度が厳しい部分等が挙げられる。
これら点群データAと点群データBとを組み合わせて造形物を生成するための点群データCを生成する。
組み合わせ手法としては、製品の形状、寸法精度等に応じて点群データAと点群データBとの使用割合を変更できればよい。例えば、図示の例のように、高度な寸法精度を必要する部分には点群データBを使用し、そうでない場合には、点群データAを使用する。これにより、より寸法精度の高い造形物を生成することができる。
次いで、S11で取得された金型データと、S12のスキャニングにより生成された点群データCとに基づき、3次元造形物を生成するための3次元モデルデータを生成する(S13)。
本実施形態においては、生成された3次元モデルデータへ、更に付加するデータを加えることも出来る。図2に示すように、顧客が金型に加えて、3次元造形物を生成するための2次元図面がある場合、入出力部12で、2次元図面データを取得することもできる(S2)。2次元図面の情報としては、形状、寸法及び幾何公差が好ましく、入力された情報を生成した3次元モデルデータに反映することが好ましい。
顧客の金型が取得できない場合には、S1の処理を行わず、S2の処理だけを行い、2次元図面から3次元モデルデータを生成するようにすることもできる。この場合は、オペレータが2次元図面に基づき、3次元CADデータを作成し、事業者端末1において、該3次元CADデータに基づき、3次元モデルデータを生成することが好ましい。
本発明において、3次元モデルデータを生成するための造形対象は、金属造形物を製造できるものであり、例えば金型、造形見本、設計図書、造形物を立体的に描写した絵画、又は造形物の写真を含むことが好ましい。
3次元モデルデータを生成したら、金型データの取得処理を終了し、図2の保管処理に戻り、3次元造形物データ生成処理を実行する(S3)
以下に、3次元造形物データ生成処理を図5に基づいて説明する。
まず、生成された金型データの3次元モデルデータを取得する(S31)。
次いで、取得した3次元モデルデータに、後加工箇所があるか否かを判断する(S32)。後加工箇所があるか否かの判断は、金型データ、2次元図面等から機械的に判断してもよいし、目測で判断してもよい。
後加工箇所があると判断した場合(S32のYES)には、後加工箇所データを生成すると同時に、該後加工箇所データに基づき修正データを取得する(S33)。
目測により後加工箇所があると判断された場合には、入力により後加工箇所データを生成する。この際、3次元CADデータを参照しても良いし、3次元モデルデータと金型データ等を参照してもよく、オペレータの入力により後加工箇所データを生成するようにしてもよい。
後加工箇所データは、例えば、後加工箇所と判断された部位に後加工箇所No.を割り振り、後加工箇所No.に対応して、取得した3次元モデルデータにおける3次元座標の座標位置データ(X座標,Y座標,Z座標)、寸法データ等を取得することにより生成される。
後加工箇所データは、更に、後加工の内容、一例としてネジを形成するか、嵌合部(インロー)を形成するか等の情報を含むことが好ましい。ここで、ネジ、嵌合部は、相手部品と合せる必要がある箇所の例示要素である。これらの例示要素は、顧客の要求精度に応じて加工が必要になる箇所であるため、これらを後加工箇所データとして生成することが好ましい。
後加工箇所データの内容の一例を、図6に基づいて説明する。図示の例において、後加工箇所No.1は、ネジ穴の後加工に関するデータの一例である。この後加工箇所No.1には、位置座標データ及び寸法データが含まれると共に、ネジサイズと下穴処理の有無についてのデータが含まれている。したがって、後加工箇所データに基づいて、後述する後加工時に、指定された位置にネジ穴の追加工が可能となる。
図示に示すように、取得した3次元モデルデータに基づき、後加工箇所が複数ある場合には、各々後加工箇所No.(No.1、No.2、No.3、・・・)を割り振り、これに必要なデータを対応させて取得することができる。
該後加工箇所データに基づき、取得される修正データについては、次のステップで詳述する。
次いで、取得した3次元モデルデータに、生成された後加工箇所データに対応する修正データを付加し、付加3次元モデルデータを取得する(S34)。
生成された後加工箇所データに対応する修正データの付加とは、例えば、後加工箇所データの一例を示す図6の後加工箇所No.1に対応する座標位置データ、寸法データに基づき、3次元モデルデータに、加工前状態の形状データに置き換えるデータを付加することである。
つまり、修正データとは、後加工前の形状に修正するデータであり、後加工箇所が後加工された形状に形成されないように、3次元モデルデータを修正するデータである。
3次元モデルデータの、後加工箇所データの座標位置データ及び寸法データに対応する箇所に対して、修正データを付加することにより、当該箇所は、後加工された形状にならず、後加工前の形状に造形される箇所になる。
したがって、ネジ穴用の修正データを付加された付加3次元モデルデータは、ネジ穴が後加工されるので、3次元造形時には、ネジ穴を造形しないデータに置き換えた状態になるのである。
本実施形態においては、ネジ穴を造形しないデータに置き換えることに限定されず、ネジ穴の後加工時に、後加工箇所に対応する座標位置データ、寸法に応じて下穴を造形する修正データを付加してもよい。つまり、後加工の内容に応じて、後加工しやすいような形状に加工する修正データを付加してもよいし、後加工箇所の位置決めになる目印になる修正データを付加してもよい。
更に、本実施形態においては、後加工箇所データに応じて、修正データを生成してもよいし、ネジの種類、ネジサイズ等に対応して修正データを予め記憶部14に記憶しておいてもよい。この場合、後加工箇所データが生成されると、後加工箇所データに基づいて、記憶部14から適切な修正データを呼び出し、該修正データを3次元モデルデータに付加することができる。
次いで、後加工箇所データが付加された付加3次元モデルデータに基づいて、3次元造形物データを生成する(S35)。一方で、後加工箇所がないと判断した場合(S32のNO)には、3次元モデルデータに基づいて、3次元造形物データ生成される(S35)。
以上のようにして3次元造形物データを生成したら、3次元造形物データ生成処理を終了し、保管処理に戻り、3次元造形を実行する(S4)。
以下に、3次元造形の工程を図7に基づいて説明する。
まず、生成された3次元造形物データを取得する(S41)。
3次元造形物データにおいて、基準となる造形姿勢データを取得する(S42)。造形姿勢データは、造形角度を含み、例えば、基準となる造形姿勢が、積層方向の場合は、X0Y0Z90となり、積層方向に直行する水平方向の場合は、X0Y0Z0となる。ここで、XはX軸方向、YはY軸方向、ZはZ軸方向であり、それぞれの数値は角度である。この角度は、−180〜180に設定することができる。例えば、水平方向を基準にして、X軸方向に15度を傾けて造形する場合は、X15Y0Z0という造形姿勢データを設定する。更に、X軸方向に15度、Y軸方向に−10度傾ける場合は、X15Y−10Z0というデータが設定される。
次いで、取得した造形姿勢データに基づき、取得した3次元造形物データから複数のスライスデータを生成する(S43)。スライスデータは、3次元造形物データを積層方向に積層ピッチサイズに応じた寸法毎に区切った断面形状のデータであり、造形物の積層方向に区切った数量存在する。したがって、スライスデータを順次番号等を割り振っていくことが好ましい。
次いで、造形姿勢の変更が必要か否かを判断する(S44)。
具体的な判断手法としては、スライスデータ生成後、生成された複数のスライスデータにおいて、積層ピッチ毎のデータにおける断面の面積を取得し、取得した断面の面積から、面積が最小となる断面のスライスデータが、積層方向において上方に位置しているか判断する。
次いで、造形姿勢の変更が必要であると判断した場合には(S44のYES)、造形姿勢データの修正変更する(S45)。
本実施形態においては、例えば、40枚のスライスデータが生成され、積層方向の下方から5番目のスライスデータが、最小面積となっていた場合には、5番目のスライスデータが上方にくるように、造形姿勢データのY軸のデータを180度若しくは−180度に設定する。
この造形姿勢の変更は、粉末焼結積層造形が、金属粉末を溶融させて積層させる方法であるため、スライスデータにおいて断面の面積が小さい部分が積層方向下方側に位置した場合、面積が小さい部分の上方に位置する金属粉末を溶融させた際、面積が小さい部分にも熱が伝わり、形状等が崩れる場合がある。したがって、上記面積が小さい部分が積層方向上方側に位置していない場合、3次元造形物の造形姿勢の修正変更を行うことが好ましい。
また、複数のスライスデータと、3次元造形物データとに基づき、微細な造形を必要とする部分を特定して、微細な造形部分を積層方向の上方にくるように造形姿勢を修正変更するようにしてもよい。
造形姿勢データを修正変更したら、再度、S42に戻って、変更された造形姿勢データを取得し、スライスデータを生成する。
ここで、スライスデータの面積だけでなく、取得された造形姿勢で造形する場合に、造形時間が、所定時間以上である場合には、造形時間が所定時間以内になるように造形姿勢データを修正変更することもできる。
造形姿勢の変更が必要なくなった場合には(S44のNO)、サポートの設定を実行する(S46)。サポートの設定には、3次元造形物をサポートするサポート材の数、サポート材の位置、サポート材の長さ等の設定を含まれる。
次いで、設定されたサポートを後加工、又は仕上げ加工時に除去可能か否か判断する(S47)。
設定されたサポートの位置においてサポート材が後加工で除去可能でない場合、具体的には、サポート材が後加工で除去しきれずに残ってしまう状態や、サポートが設定された位置ではサポート材の後加工除去が行えない状態がある。この場合には、除去不可能であると判断する。
本実施形態においては、例えば、後加工及び仕上げ加工をする加工装置の工具パスを少なくとも含む工具データを予め記憶しておき、この工具データを呼び出し、サポートの位置に対して、工具データの工具パスが3次元造形物に干渉するか否か判断する。
次いで、除去不可能であると判断した場合には(S47のNO)、サポート設定等の変更をする(S48)。サポート設定等の変更には、少なくとも、サポート材の数、サポート材の位置、サポート材の長さ等のいずれかを、サポート除去が可能になるまで修正変更する。変更されるサポート設定等には、サポート材の変更に伴い、造形姿勢の微調整が含まれていてもよい。
次いで、除去可能であると判断した場合には(S47のYES)、3次元造形を行う(S49)。本実施形態では、3次元造形時に、図8に示す装置設定データの生成しておくことが好ましい。装置設定データとしては、素材情報、設備情報、レーザー照射条件、造形エリア内での位置情報、加工テーブルの位置情報等を含むことが好ましい。装置設定データは3次元造形物の造形装置等の設定データとして使用される。
本実施形態においては、3次元造形物が造形された場合、3次元造形物が所定の形状、寸法及び幾何公差に従って造形されているかを確認するための測定データを取得することも好ましい。ここで、3次元造形物の形状、寸法、幾何公差が所定の精度を満足していない場合には、3次元造形物データの不具合個所におけるデータの補正を行い、再度3次元造形を行うこともできる。
以上のようにして、再度3次元造形したら、データ補正後の結果物の寸法等の測定を行い、結果物である3次元造形物の測定データを取得することも好ましい。
3次元造形が終わったら、3次元造形処理を終了して、保管処理に戻り、顧客の金型に対応する3次元造形物に関する3次元造形物データ及び3次元造形に必要なデータを保管する(S5)。
保管されるデータの一例を図9に基づいて説明する。
図9(a)の保管データ1及び図9(b)の保管データ2において、IDは、顧客毎のユニーク番号である。金型Noは、顧客に対応して複数あり、金型Noに対応して上述した各種データが保管される。
図9(a)に示すように、保管されるデータである保管データ1としては、IDに対応する金型No、3次元モデルデータ、後加工箇所データが少なくとも含まれていればよい。これにより少なくとも顧客は、自ら金型を所持せず、製品を取得可能となる。即ち顧客の金型レスを実現できる。
好ましくは、同図に示すように、IDに対応するデータとして、金型No、3次元モデルデータ、及び後加工箇所データに加えて3次元造形物データが含まれることが好ましい。更に、スライスデータ、つまりスライスデータ群を一つのファイルとして保管しておくことが好ましい。これにより、造形までに要する時間を短縮できると共に、保管データを各段階で保管することで、問題点の洗い出しを容易にすることができる。
保管されるデータはこれに限定されず、図9(b)に示すように、保管データ2として、ID、金型No.に対応して、装置設定データ、仕上げ加工データ、3次元造形物測定データが含まれていることが好ましい。これにより更に顧客の要求に応じた精度の高い製品を製造することを容易にできると共に、上述した保管データを各段階で保管することで、問題点の洗い出しを容易にすることができる。これに加えて、製品のマイナーチェンジ等の設計変更があった際、対応する金型No.に対応する各種データを、マイナーチェンジ等により変更された設計情報に基づき、各種データを容易に変更できる。
(2)注文処理
以下に注文処理のシステムフローの一例を図1及び図10に基づいて説明する。
顧客が所定の金型における製品を注文する際に、3次元造形物サーバ3が所定の注文画面を、顧客端末2の表示部22に表示し、表示された所定の注文画面から、顧客は、顧客端末2の入力部21を介して、注文処理を行う。
この注文処理の際に、3次元造形物サーバ3は、顧客が顧客IDを持っているか否かの認証を行う。認証はパスワード方式でもよいし、バイオメトリクス認証でもよいし、認証カードを事前に発行して、そのカードを顧客端末2から入力して認証してもよい。認証方法は特に限定されない。
そして、3次元造形物サーバ3は、顧客IDをもっていると判断すると、所定の注文画面に、図9(a)及び図9(b)に示す保管データ1及び2から、ID及び金型Noに対応する保管データを呼び出し、顧客の注文を受け付ける。この際に、金型Noで呼び出してもよい。
本実施形態においては、図9(b)に示すように、顧客が顧客端末2から、金型Noに対応する顧客の製品番号(型番)を付与することもできる。これにより、顧客は、自らの製品番号(型番)で、注文品を特定することもでき、顧客の注文を容易にすることができる。
顧客端末2において、所定の注文画面における入力がなされ、顧客の注文が確定すると、3次元造形物サーバ3は、注文を受けた数量と、ID、金型No、若しくは製品番号に対応する3次元造形物の保管データとを事業者端末1に送信する(S6)。
次いで、事業者端末1は、保管データを受信すると、保管データに基づき3次元造形を行う(S7)。
3次元造形後、3次元造形物の後加工処理を実行する(S8)。ここで、後加工処理のシステムフローを図11に基づいて説明する。
まず、S7で造形された3次元造形物を準備する(S81)。次いで、図6に示す後加工箇所データ、及び図12に示す仕上げ加工データを呼び出す(S82)。
尚、図12に示す仕上げ処理データは、保管処理におけるS33の後加工箇所データ生成、又はS34の3次元モデルデータに修正データを付加する際、に、仕上げ処理データを生成しておくことが好ましい。これにより加工時間を短縮することができる。
仕上げ処理データとしては、図12に示すように、必要な仕上げ処理加工の方法が少なくとも含まれている。さらに、仕上げ処理データとしては、図示しない仕上げ加工を行うための加工装置の加工プログラムが含まれていてもよい。
後加工箇所データ及び仕上げ処理データにより、3次元造形物の後加工箇所の確認、仕上げ処理の条件等の確認が可能となる。
次いで、呼び出された後加工箇所データ、及び仕上げ加工データに基づき、3次元造形物の後加工、及び仕上げ加工を行う(S53)。後加工としては例えば、切削加工装置、熱処理装置、表面処理装置等により処理されることが好ましいが、これらに限定はされない。
以下に、保管処理には、更に以下の処理を追加することも好ましい。追加した処理の例を図13に基づいて説明する。
図13において、保管処理において、S1〜S5の処理は、図2の処理と同様であるため、その説明を援用して、ここでの説明を省略する。
図13の例では、図2におけるS4とS5の間に、後加工処理を実行する(S9)。後加工処理の例は、図10の注文処理におけるS8の後加工処理(図11参照)と同様であるため、その説明を援用し、ここでの説明は省略する。
保管処理において、後加工及び仕上げ加工処理を実行し、これらの処理後の最終的な製品の測定データを保管することができる。これにより、注文時に製造される製品の測定データと、保管処理時の測定データとの対比が容易になり、品質管理をより容易にすることができる。
更に、S9の処理後に、更に、実用検査(S10)を行うことも好ましい。実用検査は、顧客に、S9によって仕上げられたデータ保管前の最終的な造形物を提供することにより、顧客の要求事項を顧客が判断できる処理である。
顧客からの承認を得られた最終的な造形物の測定データを取得することにより、更に品質管理を向上させることができる。
以上の実施形態で説明した形態に限定されず、各種処理により得られたデータは金型No.に対応させてその都度保管していくことが好ましい。これによりトレーサビリティーを実現可能となる。
1 3次元造形物装置
11 測定部
12 入出力部
13 データ生成部
14 記憶部
15 造形部
16 制御部
2 顧客端末
21 入力部
3 3次元造形物サーバ
31 データベース
4 通信回線網

Claims (5)

  1. 造形物の作成を依頼する顧客端末と、造形物を作成する事業者端末と、3次元造形物サーバとが通信回線網を介して接続され、
    前記事業者端末は、造形物の作成を依頼された顧客の造形対象に基づき3次元モデルデータを生成し、
    当該生成された3次元モデルデータを3次元造形物サーバに送信して保管し、
    前記造形対象が、造形物を製造できる金型であり、
    前記顧客の端末と前記事業者の端末と前記3次元造形物サーバによって形成されるシステム内で、造形物の作成を依頼する顧客から、造形物を作成する事業者に、造形物作成依頼を行うに際して、2回目以降の造形物の作成依頼を金型レスで可能にすることを特徴とする3次元造形物情報保管システム。
  2. 造形物を作成する事業者の端末は、前記3次元造形物サーバにアクセスし、保管された3次元モデルデータを取得し、
    該取得した3次元モデルデータに基づいて、最終造形物を造形する過程で、3Dプリンタによる造形と、電気加工、切削加工、研磨加工の何れか1種又は2種以上の金属加工による造形との何れか一方又は両方によって、最終造形物の製造を可能にすることを特徴とする請求項記載の3次元造形物情報保管システム。
  3. 前記取得した3次元モデルデータに基づいて、最終造形物を造形する過程で、3Dプリンタによる造形を行って、その後、金属加工による造形を行うことを特徴とする請求項記載の3次元造形物情報保管システム。
  4. 造形物を作成する事業者の端末は、生成された3次元モデルデータに、後加工箇所があるか否かを判断し、
    後加工箇所があると判断した場合には、
    後加工箇所の座標位置データと寸法データとを少なくとも含み、前記後加工箇所の後加工形状を、後加工前の形状に修正する修正データを取得するための後加工箇所データを生成し、
    前記後加工箇所データを前記3次元造形物サーバに送信し、
    前記3次元造形物サーバは、受信した前記後加工箇所データを前記3次元モデルデータと共に、前記造形対象に対応させて保管することを特徴とする請求項1、2又は3記載の3次元造形物情報保管システム。
  5. 造形物を作成する事業者の端末は、後加工箇所があると判断した場合に、前記後加工箇所データに基づき、前記修正データを取得し、
    前記3次元モデルデータに対して、前記修正データを付加し、
    該修正データが付加された付加3次元モデルデータを取得し、
    該付加3次元モデルデータに基づき、3次元造形物データを生成し、
    該3次元造形物データを、前記3次元造形物サーバに送信し、
    該3次元造形物サーバは、受信した前記3次元造形物データを前記造形対象に対応させて保管することを特徴とする請求項記載の3次元造形物情報保管システム。
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