JP2628693B2 - 折曲げ加工用曲げデータ作成装置 - Google Patents

折曲げ加工用曲げデータ作成装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、折曲げ機械を自動運転させるための折曲
げ加工用曲げデータ作成装置に関する。
(従来の技術) 従来より、折曲機械はライン中に独立に配置され、作
業指示書を携えた作業者の操作によって稼動されてい
る。
一方、近年の自動化技術の進歩により、各種機械が自
動化され、無人化ラインの達成に今一歩の所であり、折
曲げ機械についてもFA化の要求が高まっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、周知のように、折曲げ機械は極めて繊
細な機械であるがため手動を介入せざるを得ない場合が
多々あって、無人化はおろか、半自動化の域を脱しきれ
ないのが実情である。
手動を介入せざるを得ないとは、段取り、金型の選
択、曲げ順の作成、微調整、ワーク(板材)供給サービ
ス等である。
そこで、この発明の目的は、折曲げ加工用の曲げデー
タを作成する際、曲げデータ作成時間の短縮化、曲げデ
ータ作成の容易化および特殊曲げ形状の対応を図ると共
に、素人による折曲げ機械の操作を可能にし、現場にお
ける曲げデータ作成工数を削減し、さらに機械精度の安
定化を行って、機械稼動の効率アップを図った折曲げ加
工用曲げデータ作成装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、加工す
べきワークの図面データを入力する図面入力手段と、上
記図面入力手段によって入力された図面データにより製
品形状を認識して展開図あるいは立体図として形状デー
タを作成する形状データ作成手段と、前記ワークの折曲
げ加工を行う折曲げ加工機の機械情報を記憶した機械情
報記憶手段と、この機械情報記憶手段に記憶された機械
情報と前記形状データ作成手段によって作成された形状
データに基いて加工情報を作成する加工情報作成手段
と、ワークの折曲げ加工に使用する金型の形状データの
金型情報を記憶した金型情報記憶手段と、前記形状デー
タ作成手段において作成された形状データ,加工情報作
成手段において作成された加工情報および金型情報記憶
手段に記憶されている金型情報を基にして金型及び曲げ
順を設定する金型・曲げ順序制定手段と、上記金型・曲
げ順設定手段において設定された金型・曲げ順の工程順
をシミュレーションすると共に曲げ順の各工程における
スプリングバック量,のび量および曲げ内Rを演算処理
して表示し確認修正する金型・曲げ順のシミュレーショ
ン確認修正手段と、上記金型・曲げ順のシミュレーショ
ン確認修正手段によって確認修正が行われた後、各工程
の曲げ加工データを作成し、そのデータの確認修正が行
われる曲げデータ確認修正手段と、上記曲げデータ確認
修正手段で確認修正された後の曲げ加工データをファイ
ルする曲げ加工データファイルと、上記曲げ加工ファイ
ルにファイルされた曲げ加工データを折曲げ機械の制御
装置へ出力する曲げ加工データ入出力手段とを備えてな
るものである。
(作用) この折曲げ加工用曲げデータ作成装置を採用すること
により、図面入力手段から加工するべきワークの図面デ
ータを入力し、その図面データにより製品形状を確認す
ると共に、展開図あるいは立体図として形状データが形
状データ作成手段で作成される。その形状データ作成手
段で作成された形状データと機械情報記憶手段に記憶さ
れている。機械系情報データを基にして加工情報作成手
段により加工情報が作成される。
その加工情報作成手段で作成された加工情報と金型情
報記憶手段に記憶されている金型情報を基にして金型・
曲げ順設定手段により金型・曲げ順が設定される。その
金型・曲げ順設定手段で設定された金型・曲げ順を金型
・曲げ順のシミュレーション確認修正手段でシュミレー
トすると共にスプリングバッグ量,のび量および曲げ内
Rを確認修正し、さらに曲げデータ確認修正手段で自動
的に作成された曲げ加工データを確認修正する。
確認修正された曲げ加工データを曲げ加工データファ
イルに一旦ファイルし、さらに曲げ加工データファイル
から曲げ加工データを曲げ加工データ出入力手段に入力
し、その曲げ加工データ入出力手段から各種形態で各折
曲げ機械に出力される。而して、各折曲げ機械が曲げ加
工データにより自動的に運転される。
また、曲げ加工データファイルにファイルされた曲げ
加工データはデータ管理手段に転送されてデータ管理が
行われる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第10図は、折曲げ機械のライン配置を示す説明図であ
る。
図示のように、管理室側には折曲げ加工用曲げデータ
作成・管理装置1が配置され、現場側には複数の折曲げ
機械3が配置されている。又、各折曲げ機械3には制御
装置5が付属され、その制御装置5と前記曲げデータ作
成・管理装置1とは通信線(例えば光ファイバ)7を介
して双方向通信可能に接続されている。
折曲げ機械3は、上下金型(パンチ及びダイ)9,11を
有し、ダイ11はラム13の上部に固定され、シリンダ装置
によって昇降駆動されるようになっている。前記ダイ11
の背部側には、図示しないサーボモータによって前後駆
動可能のバックゲージ15が備えられている。
折曲げ機械3は、オペレータのワーク供給サービスに
より前記バックゲージ15に突き当てられた板材のごとき
ワークW(図示せず)を、前記ダイ11を上昇駆動するこ
とで所定角度に折曲げる。
第1図に示すように、折曲げ加工用曲げデータ作成・
管理装置1は、図面入力手段17,形状データ作成手段19
などを備えている。さらに詳細には、図面入力手段17に
は形状データ作成手段19が接続されており、その形状デ
ータ作成手段19には形状データファイル21と加工情報作
成手段23が接続されている。加工情報作成手段23には機
械情報記憶手段25が接続されている。
金型・曲げ順設定手段27には前記形状データ作成手段
19,加工情報作成手段23,金型情報記憶手段29およ及び金
型・曲げ順のシミュレーション確認修正手段31が接続さ
れている。
曲げデータ確認修正手段33には、前記金型・曲げ順の
シミュレーション確認修正手段31,曲げ加工データファ
イル35が接続されている。その曲げ加工データファイル
35には曲げ加工データ入出力手段37,データ管理手段39
がそれぞれ接続されている。
曲げ加工データ入出力手段37には前記通信線7を介し
て各種折曲げ機械3が接続されている。
前記図面入力手段17は、第2図の(A)および(B)
に示したごとく、例えばCAD17Aや図面自動読取り装置17
Bあるいはキーボードなどで作成したワークの図面デー
タを折曲げ加工用曲げデータ作成・管理装置1の形状デ
ータ作成手段19に入力される。形状データ作成手段19で
は、第3図の(A)および(B)に示したごとく形状デ
ータとして処理を行い、立体図,展開図として形状デー
タが自動的に作成される。作成された形状データは形状
データファイル21にファイルされて、種々の形状データ
が管理される。
機械情報記憶手段25には、各折曲げ機械3による機械
系寸法,機械系能力,仕様などの機械情報があらかじめ
記憶されている。加工情報作成手段23では形状データ作
成手段19で作成された例えば第3図の(A),(B)に
示した立体図,展開図に見合った機械情報を機械情報記
憶手段25に記憶されている機械情報から選択されて加工
情報が作成される。
金型情報記憶手段29には、第4図に示すように、前記
パンチおよびダイ11の形状が角度を区分し、かつ優先度
を付け記憶されている。角度区分は曲げ可能角が、90度
以上のもの、60度以上90未満のもの、30度以上60未満の
もの、30度未満のものの4種に区分される。金型形状デ
ータは、各金型の外形を規定するのに必要なデータであ
る。
同一区分内で各金型に付けられる優先度は、優先して
使用すべき順位である。
なお、金型情報記憶手段29には、各パンチ9及びダイ
11に、使用度数を付け、使用による摩耗度を考慮して形
状データを補正するようにしても良い。
金型・曲げ順設定手段27では、前記加工情報作成手段
23で作成された加工情報,形状データ作成手段19で作成
された形状データおよび金型情報記憶手段29に記憶され
ている金型情報を基にして金型・曲げ順が設定される。
金型・曲げ順設定手段27の設定手順の一例であるフロー
チャートが第5図に示されており、その各設定手順の状
態が第6図(A)〜(F)に示されている。
第5図において、ステップ101で第6図(A)に示し
た立体図の形状データに曲げ線,突当て線に必要な稜に
Noを指定する。第6図(A)では〜のNoが指定され
る。ステップ102では開く方向又は閉じ方向かの選択を
行うと共に、突当てNo,曲げNoおよび金型(パンチ,ダ
イ)9,11の選択が行われる。すなわち、第6図(A)の
立体図では開く方向が選択され、また、加工情報作成手
段23からバッグゲージ15に突当てるNo、が2に、パンチ
9,ダイ11で折曲げられる曲げNo、が3に選択される。さ
らに、金型情報記憶手段29からパンチ9,ダイ11のNo、が
201,321と指定されて、第6図(B)に示したごとき状
態に表示される。
ステップ103,104では金型形状あるいは突き当て、曲
げ点の変更が行われる。第6図(C)に示したごとく、
ワークWをそのままにして金型のみを乗せ替えて金型パ
ワーWに干渉しないかどうかの確認がなされる。第6図
(D)に示したごとく、金型をそのままにしてワークW
を変更して金型がワークWに干渉しないかどうかの確認
がなされる。
ステップS105では、次工程の突き当てNo,曲げNoおよ
び金型の選択がなされて、第6図(E)に示したごとく
表示される。ステップS106では終了のキーを選択し、ワ
ーク工程を閉じる方向に書き直すことによって、第6図
(F)のごとく金型・曲げ順の設定がなされることにな
る。
前記金型曲げ順のシミュレーション確認修正手段31で
は、すでに金型・曲げ順設定手段27で金型・曲げ順の工
程が設定されている製品に対して、例えば第7図に示し
たごとく、表示されて、シミュレーションによる確認修
正が行われる。
第7図においては、(A)図の製品に対して、(B)
〜(E)図のごとく、金型・曲げ順の工程順が表示され
るので(A)図を見ながら、工程順を(B)図から
(E)図へ順々に目視で追って確認する。もし、工程順
が間違っている場合にはその都度修正がなされる。
この金型・曲げ順のシミュレーション確認修正手段31
では、上述した立体表示による全体の流れをシミュレー
ションで確認修正する以外に、断面表示で行ってもよ
く、また個々の工程を順々に表示して確認修正を行うよ
うにしてもよい。
さらに、この金型・曲げ順のシミュレーション確認修
正手段31では、金型・曲げ順の各工程におけるスプリン
グバッグ量δ,のび量Sおよび曲げ内Rを第8図の
(A)に示したごとく、板厚,材質,金型V幅および曲
げ角度のデータを基にして演算処理する。そして板厚,
曲げ内Rのデータを供給して例えば第8図の(B)に示
したごとく、見たい所を四角で囲みズームして板厚,曲
げ内Rを考慮して表示し確認修正が行われる。また、ス
プリングバッグのデータを供給し、スプリングバッグ表
示選択を行うことにより、スプリングバッグした位置を
第8図の(B)に示したごとく、破線で表示し確認修正
が行われる。
さらに、のび量δのデータを供給して、曲げが終って
いないポイントを持つフランジは、のびの量δを引いた
寸法で、第8図の(C)に示したごとく、L3,44で表示
し、曲げが行われた後は、フランジ寸法にて、第8図の
(B)および(C)に示したごとく、…H3,H4で表示し
確認修正が行われる。
金型・曲げ順のシミュレーション確認修正手段31で金
型・曲げ順のシミュレーション確認修正が行われた後、
曲げデータ確認修正手段33で各曲げデータが自動的に作
成され、そのデータの確認修正が行われる。
すなわち、この曲げデータ確認修正手段33では、各曲
げデータである例えば突っ込み量,突き当て量,バッグ
ゲージ15の突き当て位置,プルバッグ量および曲げトン
数などの自動演算結果に対する確認修正が行われるので
ある。
曲げデータ確認修正手段33で曲げデータ確認修正され
た後、曲げ加工データは一旦曲げ加工データファイル35
にファイルされる。この曲げ加工データファイル35にフ
ァイルされた曲げ加工データを必要に応じて曲げ加工デ
ータ入出力手段37に入力され、この曲げデータ入出力手
段37で各折曲げ機械3に供給する出力データを作成す
る。その出力データとしては、通信手段用,外部記憶
用,および作業指示用などである。而して、その曲げ加
工データ入出力手段37で作成された出力データを各折曲
げ機械3に合った出力データとして出力して、各折曲げ
機械3の制御装置5に入力されて各折曲げ機械3が制御
されて折曲げ加工がなされる。
また、曲げ加工データファイル35にファイルされてい
る曲げ加工データはデータ管理手段39に転送されて、所
有折曲げ機械3の登録,スケジュール,機械仕様の把
握,管理などと共に、データ管理が行われて有効活用が
図られる。
次に、第9図に示したフローチャートを基にして本実
施例の作用を説明する。第9図において、ステップ201
で図面入力手段17により図面データを形状データ作成手
段19に入力する。ステップ202では形状データ作成手段1
9で形状データを作成すると共に、作成された形状デー
タを加工情報作成手段23,金型・曲げ順設定手段27にそ
れぞれ入力する。
ステップS203では機械情報記憶手段25に記憶されてい
る機械情報を加工情報作成手段23に入力して加工情報を
作成し、その加工情報を金型・曲げ設定手段27に入力す
る。次に、ステップS204において、金型情報記憶手段29
に記憶されている金型情報と、形状データ作成手段19,
加工情報作成手段23から入力された形状データ,加工情
報を基にして金型・曲げ設定手段27で金型・曲げ設定が
行われる。
すなわち、ステップS205でモード選択を行い、例えば
シミュレーション付指定を選択する。ステップS206で指
示順序を指定する。例えば逆シミュレーションか順シミ
ュレーションかどちらか一方を指定する。ステップS207
で製品形状を立体図又は展開図で表示する。
次に、ステップS208で金型情報記憶手段29からパンチ
9,ダイ11を選択して指定する。ステップS209で第5図お
よび第6図で説明したごとく突当て線,曲げ線を指定す
る。ステップS210で第8図(A)で示したごとく、のび
量,曲げ内R,スプリングバックの演算処理を行って、ス
テップS211でシミュレーション表示を行う。ステップS2
12で第8図の(B),(C)に示したごとく、スプリン
グバック表示,視覚方向変更指示,ズーム指示,断面,
立体表示指示,突当て方向指示が金型・曲げ順のシミュ
レーション確認修正手段31で行われる。
ステップS213で曲がるかの判断をシミュレーションを
みて行い、干渉するなら、ステップS214で金型変更を行
うかどうかの判断をし金型変更をする必要があれば、ス
テップS208の手前に戻る。金型変更を行う必要がなけれ
ばステップS209の手前に戻る。
ステップS213で干渉していなければ、ステップS215に
進み、全曲げ部の順序、金型が決まったかどうかの判断
を行い、全曲げ部の順序,金型が決まっていなければ、
ステップS216で金型変更を行うかどうかの判断を行っ
て、金型変更をする必要があれば、ステップS208の手前
に戻る。金型変更を行う必要がなければステップS209の
手前に戻る。
ステップS215で全曲げ部の順序,金型が決まっていれ
ば、ステップS217に進み、曲げデータを作成し、ステッ
プS218で曲げデータを参照するかどうかの判断をし、曲
げデータを参照する必要があれば、ステップS219で曲げ
データ確認修正手段33で曲げデータの確認修正が行われ
てステップS220で曲げデータファイル35に曲げデータが
ファイルされる。
ステップS218で曲げデータを参照する必要がなければ
ステップS220に進み、曲げデータファイル35に曲げデー
タがファイルされる。
ステップS221で折曲げ機械3に曲げデータを出力する
かどうかの判断が行われて、曲げデータを出力する必要
がなければそのまま終了する。曲げデータを出力する必
要があれば、ステップS222で曲げ加工データ入出力手段
37により各種形態の出力データから選択してステップS2
23で折曲げ機械3の制御部5へ曲げデータが出力されて
折曲げ機械3が制御されて折曲げ加工が行われることに
なる。
このように、折曲げ加工用曲げデータ作成・管理装置
1を用いることにより、曲げデータを容易に、しかも短
時間で作成することができる。また特殊曲げ形状の曲げ
データ作成の対応を図ることができると共に、素人によ
る折曲げ機械3の操作を可能にし、現場における曲げデ
ータの作成工数を削減することができる。延いては、機
械精度の安定化を行って、機械稼動の効率アップを図る
ことができる。
さらに、曲げデータをデータ管理手段39に転送しデー
タを管理することによって、DNC運転,スケジュール管
理および既存曲げデータなどのデータ管理を総合的かつ
有機的に行うことができる。
なお、この発明は上述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行うことによって、その他の態様で実
施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、
本発明においては、図面入力手段17から形状データ作成
手段19に図面データを入力すると、製品形状の形状デー
タが作成され、この形状データと機械情報とに基いて加
工情報が作成されるものである。そして、前記形状デー
タと加工情報と金型情報とに基いて金型・曲げ順が設定
され、この設定された金型・曲げ順の工程をシミュレー
ションすると共に曲げ順の各工程におけるスプリングバ
ッグ量,のび量および曲げ内Rを演算処理して表示し確
認修正するものである。その後、各工程の曲げ加工デー
タが作成され、加工データファイル35にファイルされる
ものである。
したがって、本発明によれば、図面入力手段17から図
形データを入力すると、使用する金型,曲げ工程順が自
動的に設定されると共に各曲げ工程におけるスプリング
バック量,のび量および曲げ内Rの確認修正の行われた
曲げ加工データが作成できるものである。
よって、曲げ加工データの作成が容易であると共に、
スプリングバック量,のび量及び曲げ内Rをも修正した
曲げ加工が行われることとなり、正確な折曲げ加工が可
能なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の折曲げ加工用曲げデータ作成・管理
装置の一例を示す構成ブロック図である。第2図の
(A)および(B)は図面入力手段の一例図、第3図の
(A)および(B)は形状データ作成手段で作成される
一例の立体図、展開図の一例図である。 第4図は金型情報記憶手段に記憶されている金型情報の
一例図、第5図は金型・曲げ順設定手段における金型・
曲げ順を設定する一例のフローチャート図、第6図の
(A)〜(F)図は第5図のフローチャートの各ステッ
プにおける一例の説明図である。 第7図は金型・曲げ順のシミュレーション確認修正手段
で確認修正するための一例を示した確認修正用表示図、
第8図の(A)〜(C)はスプリングバック量、のび量
および曲げ内Rの曲げ特異性を確認する一例図、第9図
はこの実施例の作用を説明するフローチャート図、第10
図はこの発明折曲げ加工用曲げデータ作成・管理装置と
折曲げ機械とを結んだ一例図である。 1……折曲げ加工用曲げデータ作成・管理装置 3……折曲げ機械、17……図面入力手段 19……形状データ作成手段 23……加工情報作成手段 25……機械情報記憶手段 27……金型・曲げ順序設定手段 29……金型情報記憶手段 31……金型・曲げ順のシミュレーション確認修正手段 33……曲げデータ確認修正手段 35……曲げ加工データファイル 37……曲げ加工データ入出力手段 39……データ管理手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工すべきワークの図面データを入力する
    図面入力手段(17)と、上記図面入力手段(17)によっ
    て入力された図面データにより製品形状を認識して展開
    図あるいは立体図として形状データを作成する形状デー
    タ作成手段(19)と、前記ワークの折曲げ加工を行う折
    曲げ加工機(3)の機械情報を記憶した機械情報記憶手
    段(25)と、この機械情報記憶手段(25)に記憶された
    機械情報と前記形状データ作成手段(19)によって作成
    された形状データに基いて加工情報を作成する加工情報
    作成手段(23)と、ワークの折曲げ加工に使用する金型
    の形状データの金型情報を記憶した金型情報記憶手段
    (29)と、前記形状データ作成手段(19)において作成
    された形状データ,加工情報作成手段(23)において作
    成された加工情報および金型情報記憶手段(29)に記憶
    されている金型情報を基にして金型及び曲げ順を設定す
    る金型・曲げ順序制定手段(27)と、上記金型・曲げ順
    序設定手段(27)において設定された金型・曲げ順の工
    程順をシミュレーションすると共に曲げ順の各工程にお
    けるスプリングバッグ量,のび量および曲げ内Rを演算
    処理して表示し確認修正する金型・曲げ順のシミュレー
    ション確認修正手段(31)と、上記金型・曲げ順のシミ
    ュレーション確認修正手段(31)によって確認修正が行
    われた後、各工程の曲げ加工データを作成し、そのデー
    タの確認修正が行われる曲げデータ確認修正手段(33)
    と、上記曲げデータ確認修正手段(33)で確認修正され
    た後の曲げ加工データをファイルする曲げ加工データフ
    ァイル(35)と、上記曲げ加工ファイル(35)にファイ
    ルされた曲げ加工データを折曲げ機械(3)の制御装置
    (5)へ出力する曲げ加工データ入出力手段(37)と、
    を備えてなることを特徴とする折曲げ加工用曲げデータ
    作成装置。
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