JP2000040462A - ディスプレイ用基板の製造方法 - Google Patents

ディスプレイ用基板の製造方法

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JP2000040462A
JP2000040462A JP20769698A JP20769698A JP2000040462A JP 2000040462 A JP2000040462 A JP 2000040462A JP 20769698 A JP20769698 A JP 20769698A JP 20769698 A JP20769698 A JP 20769698A JP 2000040462 A JP2000040462 A JP 2000040462A
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oxide
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electrode
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JP20769698A
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Saburo Ooshige
三朗 大茂
Yoshiki Masaki
孝樹 正木
Hiroe Yamada
洋恵 山田
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファインパターンの形成が可能であり、大面積
に対応できる低コストの電極が形成されたディスプレイ
用基板の製造方法を提供する。 【解決手段】金属粉末、ガラスフリットおよび有機成分
からなる導電ペーストを電極用の凹部を有する成形型の
中に充填して成形体Aを形成し、該成形体Aを中間体に
転写して成形体Bを形成し、さらに該成形体Bを基板上
に転写した後、焼成して電極を形成することを特徴とす
るディスプレイ用基板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル、プラズマアドレス液晶ディスプレイ、電子
放出素子を用いた画像表示装置などに適用される電極が
形成されたディスプレイ用基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大きく重いブラウン管に代わる画像形成
装置として、軽くて、薄型のいわゆるフラットディスプ
レイが注目されている。フラットディスプレイとして液
晶ディスプレイが盛んに開発されているが、これは画像
が暗い、視野角が狭いといった課題が残っている。この
液晶ディスプレイに代わるものとして、自発光型の放電
型ディスプレイであるプラズマディスプレイパネルや電
子放出素子を用いた画像表示装置は、液晶ディスプレイ
に比べて明るい画像が得られると共に、視野角が広い、
さらに大画面化、高精細化の要求に応えうることから、
そのニーズが高まりつつある。
【0003】電子放出素子には、熱電子放出素子と冷陰
極電子放出素子がある。冷陰極電子放出素子には電界放
出型(FE型)、金属/絶縁層/金属型(MIM型)や
表面伝導型などがある。このような冷陰極電子源を用い
た画像形成装置は、それぞれのタイプの電子放出素子か
ら放出される電子ビームを蛍光体に照射して蛍光を発生
させることで画像を表示するものである。この装置にお
いて、前面ガラス基板(フェースプレートともいう)と
背面ガラス基板(素子基板ともいう)にそれぞれの機能
を付与して用いるが、背面ガラス基板には、複数の電子
放出素子の電極とそれらの電極を接続するマトリックス
状の配線が設けられる。これらの配線は、電子放出素子
の電極部分で交差することになるので絶縁するための絶
縁層が設けられる。さらに両基板の間で耐大気圧支持部
材としてスペーサー(障壁、隔壁ともいう)が形成され
る。
【0004】プラズマディスプレイパネルの場合、それ
ぞれの機能を付与した前面ガラス基板と背面ガラス基板
との間に設けられた放電空間内で対向するアノードおよ
びカソード電極間にプラズマ放電を生じさせ、上記放電
空間内に封入されているガスから発生した紫外線を、放
電空間内の蛍光体にあてることにより表示を行うもので
ある。前面ガラス基板と背面ガラス基板にはそれぞれ電
極が形成されているが、これらを被覆する形で絶縁層
(誘電体層)が形成されている。さらに、背面ガラス基
板には、放電の広がりを一定領域に抑え、表示を規定の
セル内で行わせると同時に、かつ均一な放電空間を確保
するために隔壁(障壁、リブともいう)が設けられてい
る。
【0005】電子放出素子の電極や配線、プラズマディ
スプレイパネルにおける背面板に形成されるいわゆるア
ドレス電極は、通常、スクリーン印刷法によりガラス基
板上に銀ペーストなどの導電ペーストを印刷した後、焼
成して形成される。
【0006】スクリーン印刷法による電極や配線の形成
は、製膜とパターニングを同時に短時間に行うことがで
き、かつドライプロセスであるため、コストダウンや省
資源の観点から非常に有利なプロセスである。しかし、
ファインライン解像性や寸法精度、膜厚安定性などに問
題があった。従来、プリント配線板の製造に用いられて
きたスクリーン印刷法で得られた最小ライン幅は150
μmであり、最新の技術で達成されるステンレス線材の
スクリーンメッシュを用いた印刷では、大面積の場合の
最小ライン幅は80μm程度になっている。すなわち、
幅80μm以下となるファインパターンの形成には限界
がある。
【0007】さらに、スクリーン印刷法で形成された電
極では断面形状が「かまぼこ形」になりやすく、矩形状
に比べて同じ厚みでも断面積が小さくなるので、抵抗が
高くなるという欠点もあった。
【0008】これらのスクリーン印刷法の欠点を改良す
る方法として、フォトレジストを用いて導電ペーストを
パターニングする方法や感光性の導電ペーストを用いる
方法などが、ファインパターン化、低抵抗化、そして大
型化を同時に満足する方法として提案されている。しか
しながら、これらのフォトリソグラフィ技術を用いる方
法は工程が複雑であり、省資源の観点からも問題がある
ものと考えられる。例えば、感光性導電ペースト法で
は、通常基板上にベタ膜を塗布し、フォトマスクを用い
て露光後、現像してパターンを形成するが、この方法で
は未露光部(ネガ型の場合)を現像によって洗い流すた
め、高価な材料のロスが大きいという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ファ
インパターンの形成が可能であり、大面積に対応できる
低コストの電極および配線形成方法を開示し、効率よ
く、電極が形成されたディスプレイ用基板を製造する方
法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
金属粉末、ガラスフリットおよび有機成分からなる導電
ペーストを電極用の凹部を有する成形型中に充填して成
形体Aを形成し、該成形体Aを中間体に転写して成形体
Bを形成し、さらに成形体Bを基板上に転写した後、焼
成して電極を形成する方法を適用することにより達成で
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の電極を形成したディスプ
レイ用基板の製造方法の一例を図1〜図4に示す工程概
略図に基づいて説明する。
【0012】金属粉末、ガラスフリットおよび有機成分
からなる導電ペーストを、図1に示すガラスまたは金属
からなる成形型1の凹部2に充填する。凹部2へのペー
ストの充填は、図示したように、インキロール3および
クリーニングロール4を用いて行う方法が使用される。
インクロール3は、ペーストの塗布および充填を、クリ
ーニングロール4は、凹部からはみ出したペーストの拭
き取りを行う装置である。成形型1の凹部2は、フォト
リソグラフィ法で形成したレジストパターンを用いてエ
ッチングする方法などを適用して、凹部ピッチ、幅、深
さ、凹部断面形状をコントロールして作製したものが使
用される。
【0013】凹部2のピッチは100〜360μm、凹
部の幅は20〜100μmであることが好ましい。
【0014】図1に示すように、導電ペーストを凹部2
に充填した後、乾燥または乾燥し光硬化させることによ
り成形体(成形体Aという)6が得られる。次に、図2
に示す工程で、中間体7に転写されて成形体(成形体B
という)10となる。中間体7は、剛性の高い金属製の
シート8および弾力性と非粘着性を備えた材料を用いた
表層部9からなる。
【0015】成形型1の凹部2に形成された成形体6を
中間体7の表層部9に転写する。その際、成形型1の表
面と中間体7の表層部9を対向配置させ、中間体7の金
属製のシート側からプレスロール11で押しつけ表層部
9に転写して、成形体10を形成する。
【0016】次に図3に示すように、中間体7の表層部
9上に形成された成形体10をガラス基板12に対向配
置して、中間体7の金属製シート側からプレスロール1
1で押しつけて成形体10をガラス基板12上に転写す
る。この成形体10を焼成することにより、図4に示す
電極13を形成したディスプレイ用基板を製造すること
ができる。
【0017】本発明で用いる凹部を有する成形型は、成
形体の寸法精度向上のため弾性率が小さいものが好まし
い。具体的にはガラスまたは金属などが挙げられる。
【0018】本発明で用いる成形型の凹部の作製法は、
通常フォトリソグラフィ法を用いたエッチング法、切削
加工、電鋳法などで作製されるが、それらに限定される
ものではない。凹部の深さは、形成する電極の厚みと密
接に関連するが、ペーストの充填から成形体Aを形成す
るまでの乾燥収縮、あるいはペーストの含有する有機成
分が感光性有機成分の場合には、乾燥および露光による
硬化に基づく重合収縮、さらに電極形成のための焼成収
縮を勘案して決められる。本発明の電極の厚みは、焼成
後で2〜10μmであることが好ましく、さらに好まし
くは3〜6μmである。従って、成形型の凹部2の最大
深さは約20μmになるものと推定される。凹部の断面
形状は矩形状または僅かに底部が狭い台形状が一般的で
あるが、必要に応じて形状を工夫することも可能であ
る。
【0019】該凹部にペーストを充填する方法は、イン
クロールおよびクリニーングロールによる方法、へらを
用いる方法などがあるが、これらに限定されるものでは
ない。
【0020】本発明で用いられる中間体は、剛性の高い
金属製のシートおよび弾力性と非粘着性を備えた材料を
用いた表層部からなる。金属製のシートとしては、アル
ミニウム板、鋼板などが利用可能であるが、ニッケル鋼
板を用いることが好ましく、その厚みは0.2〜0.5
mmであることが好ましい。表層部は、厚さ0.3〜1
mmのシリコーンゴムを用いることが好ましい。
【0021】本発明で用いられるプレスローラには、シ
リコーンゴム層を表層に配したものが好ましく用いられ
るが、これに限定されない。プレスローラの印加圧力と
してはは、1kg/cm2 〜30kg/cm2 が好まし
い。
【0022】金属粉末は、Ag、Au、Pd、Niおよ
びPtの群から選ばれた少なくとも一種を含有すること
が特徴である。ガラス基板上に520〜580℃の温度
で焼き付けでき、理論抵抗値の低い金属粉末が好まし
く、単独、合金または混合粉末として用いることができ
る。これらの金属粉末の中でも、Ag単独がコスト面や
焼成性から好ましく用いられる。
【0023】金属粉末の平均粒径は0.3〜4μmにコ
ントロールすることが好ましい。より好ましくは0.8
〜3μmであり、さらに好ましくは1.0〜3μmであ
る。平均粒径が0.3μm未満では、金属粉末の凝集性
が非常に高いため粉末が高度に分散した状態でペースト
を得ることが難しくなるので好ましくない。また、平均
粒径が4μmより大きい場合には、ペースト成形体の表
面が粗くなり、厚さの小さい電極を形成したときに、ピ
ンホールや断線が発生する懸念があるので好ましくな
い。
【0024】導電性の金属粉末の比表面積は0.15〜
3m2 /gであることが好ましい。より好ましくは0.
17〜1.5m2 /gであり、さらに好ましくは0.2
〜0.65m2 /gである。比表面積が0.15m2
g未満では電極精度が低下し、また3m2 /gを超える
と粉末の表面積が大きくなり過ぎて凝集しやすく、充填
性の優れた導電ペーストが得られないので好ましくな
い。
【0025】また、金属粉末のタップ密度は3〜5g/
ccであるのが、ペーストへの混合・分散性がよくな
り、塗布性の良好なペーストが得られるので好適であ
る。
【0026】本発明の方法で形成される電極の厚みは2
〜10μmであることが好ましく、さらに好ましくは3
〜6μmであるが、電極を薄膜化することは経済的であ
ると共に、後の工程で形成される絶縁層の形成を容易に
するなどの利点があるので好ましい。
【0027】導電ペーストの成分である有機成分は、塗
布性の改善や金属粉末のバインダーなどの役割をする必
須成分であり、熱分解性の良好なアクリル系高分子やセ
ルロース系誘導体を用いるのが好ましい。メタクリル酸
エステル重合体、アクリル酸エステル重合体、アクリル
酸エステル/メタクリル酸エステル共重合体から選ばれ
たアクリル系高分子や、メチルセルロース、エチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロースなどから選ぶこと
ができる。焼成時の脱バインダー性がよく、その他の性
質も適しているエチルセルロースを用いることが好まし
い。
【0028】さらに、有機成分が感光性有機成分である
場合、成形体Aの形成や成形体Bの形成において、単な
る乾燥のみでなく、光硬化の手段を適用して成形体の凝
集力を向上し、それぞれの成形体の転写を完全かつスム
ースに進行させることができるので好ましい。本発明に
おいて、好ましい感光性有機成分は、感光性モノマと感
光性または非感光性オリゴマもしくはポリマを主成分と
し、光重合開始剤を含有するものである。
【0029】このような感光性有機成分は、光の照射部
分が重合や架橋反応して溶剤に不溶となる光不溶化型
(ネガ型)のものであり、配合に用いる感光性モノマ、
感光性または非感光性オリゴマもしくはポリマ、光重合
開始剤は、公知の化合物群から選択し使用することが可
能である。ここでの感光性は、光重合開始剤から発生さ
れる活性ラジカルによって重合または架橋反応を生起す
る官能基を有することを意味し、そのような官能基とし
て、ビニル基、アリル基、アクリレート基、メタクリレ
ート基、アクリルアミド基が好ましく、これらの官能基
を有する単官能および多官能化合物が応用される。
【0030】感光性モノマとしては、多官能アクリレー
ト化合物およびまたは多官能メタクリレート化合物を有
機成分中に10〜80重量%含有させることが好まし
い。
【0031】感光性または非感光性オリゴマもしくはポ
リマは、光反応で形成される硬化物の物性の向上やペー
ストの粘度の調整などの役割をも果たす。これらのオリ
ゴマもしくはポリマは、炭素ー炭素二重結合を有する化
合物から選ばれた成分の重合または共重合により得られ
た炭素連鎖の骨格を有するものが好ましく、焼成時の脱
バインダー性を考慮してアクリル系重合体を用いるのが
より好ましい。さらにこれらのオリゴマもしくはポリマ
自体を感光性にした感光性オリゴマもしくはポリマは、
分子内にカルボキシル基などの活性水素を有する基と不
飽和二重結合を有するモノマ成分を共重合して、例え
ば、カルボキシル基を側鎖に有するオリゴマもしくはポ
リマを合成し、これとグリシジル基やイソシアネート基
を有するエチレン性不飽和化合物やアクリル酸クロライ
ド、メタクリル酸クロライド、またはアリルクロライド
を付加反応するなどの手段が用いられる。
【0032】さらに、上記のようにカルボキシル基を側
鎖に有するオリゴマもしくはポリマに不飽和二重結合を
導入して感光性を付与するには、カルボキシル基とアミ
ン系化合物との間で塩結合を形成させる方法を用いるこ
ともできる。例えば、ジアルキルアミノアクリレートや
ジアルキルアミノメタクリレートを反応させて塩結合を
形成してアクリレートまたはメタクリレート基を感光性
基とすることができる。
【0033】光重合開始剤には、1分子系直接開裂型、
イオン対間電子移動型、水素引き抜き型、2分子複合系
などラジカル形成の機構の異なる種類があり、いずれか
ら選択してもよいが、本発明では、1分子系直接開裂型
から選ばれた化合物を用いるのが好ましい。
【0034】本発明の導電ペーストには、電極のガラス
基板への接着力を高めるために0.5〜5重量%、より
好ましくは1〜4重量%、さらに好ましくは1〜3重量
%のガラスフリットを加える。電極の低抵抗化および薄
膜化を図るためにはガラスフリットの量は少ない方が好
ましい。ガラスフリットは絶縁性であるので5重量%を
超えると電極の抵抗が増大したりするので好ましくな
い。また、ガラスフリットが多いと、金属粉末とガラス
フリットの熱膨張係数の違いによる膜剥がれが起こる。
0.5重量%未満では、電極とガラス基板との強固な接
着強度が得られ難くくなるので好ましくない。ガラスフ
リットを添加しなくても電極パターンは基板に密着して
いるが、接着力が弱く、振動、衝撃などで剥離しやすく
なる。特に、ガラス基板などの低温焼成基板では600
℃以下で焼成するため金属粉末が完全に焼結せず、密着
力が不足する。
【0035】本発明では、酸化物換算表記で酸化ビスマ
スを30〜95重量%含有するガラスフリットを用いる
ことが好ましい。酸化ビスマスが95重量%を超えると
ガラスフリットの軟化点が低くなり過ぎてペースト中の
有機成分が分解し揮散する前にガラスフリットが溶融し
て、ペーストの脱バインダー性が悪くなり、電極膜の焼
結性が低下し、また基板との接着力も低下するので好ま
しくない。酸化ビスマスの添加量の上限は85重量%が
より好ましく、本発明では、次のような組成を有するガ
ラスフリットを用いることが好ましい。すなわち、酸化
物換算表記で、 酸化ビスマス 30〜85重量% 酸化珪素 5〜30重量% 酸化ホウ素 5〜20重量% 酸化ジルコニウム 3〜10重量% 酸化アルミニウム 1〜 5重量% の組成範囲からなる成分を80重量%以上含有し、かつ
酸化ナトリウム、酸化カリウムおよび酸化リチウムなど
のアルカリ金属酸化物を実質的に含有しないガラスフリ
ットであることを特徴とする。ここで、実質的に含有し
ないとは、含んだとしても0.5重量%以下、より好ま
しくは0.1重量%以下であることを意味する。アルカ
リ金属イオン成分は、電極の銀イオンと反応し、銀がコ
ロイド化して黄変色化するなどの支障を生じるので好ま
しくない。
【0036】酸化ビスマスは、30〜85重量%の範囲
で配合することが好ましい。30重量%未満の場合は、
導電ペーストをガラス基板上に焼き付ける時に、ガラス
転移点や軟化点を制御するのに十分でなく、基板に対す
る電極膜の接着強度を高める効果が少ない。また、85
重量%を超えるとガラスフリットの軟化点が低くなりす
ぎて脱バインダー挙動や焼結性に問題を生じるので好ま
しくない。
【0037】酸化珪素は、5〜30重量%の範囲で配合
する。5重量%未満の場合は、基板に焼き付けた時の接
着強度の低下やガラスフリットの安定性が低下する。ま
た、30重量%より多くなると耐熱温度が上昇し、60
0℃以下でガラス基板上に焼き付けることが難しくな
る。
【0038】酸化ホウ素は、5〜20重量%の範囲で配
合する。酸化ホウ素は、導電ペーストの接着強度、熱膨
張係数などの特性を損なうことのないように焼き付け温
度を550〜600℃の範囲に制御するために配合され
る。5重量%未満では、接着強度が低下し、20重量%
を超えるとガラスフリットの安定性が低下する。
【0039】酸化ジルコニウムは、3〜10重量%で配
合されるが、ガラスフリットの耐酸性を向上する。3重
量%未満では耐酸性向上の効果がなくなってくるので好
ましくない。10重量%を超えるとガラスの耐熱温度が
高くなり過ぎてガラス基板上への焼き付けが難しくな
る。
【0040】酸化アルミニウムは、1〜5重量%の範囲
で配合するのが好ましい。この範囲で配合されると、ペ
ーストのゲル化に対する安定性、白色度の向上、ガラス
フリットの熱安定性、熱膨張係数、ガラス転移点、軟化
点を制御できるので好ましい。
【0041】導電ペーストは、非感光性または感光性の
バインダー成分に、金属粉末およびガラスフリットを混
合・分散して形成されるが、バインダー成分は適当な有
機溶媒に溶解して用いられる。ペーストの基本的成分で
ある金属粉末、ガラスフリットおよび有機成分の好まし
い配合割合は、80〜90:1〜5:10〜20である
が、これに限定されるものではない。ペーストには、基
本的成分のほかに、可塑剤、増粘剤、分散剤、安定剤な
どを必要に応じて加えることができる。
【0042】
【実施例】以下に本発明を実施例を用いて具体的に説明
する。ただし、本発明はこれに限定されるものではな
い。なお、実施例中の濃度は断りにない場合は重量%で
ある。
【0043】実施例1 導電ペーストを充填する凹部を有する成形型として、厚
さ3mmのガラス板(500×500mm)にピッチ2
00μmで幅30μm、深さ15μmの凹部を形成した
ものを用いた。
【0044】中間体としては、0.5mmのオーステナ
イトステンレス鋼の薄板の上に0.7mmのシリコーン
ゴム層を形成したものを用いた。
【0045】導電性金属粉末として、平均粒径1.5μ
mの単分散球状で、比表面積1.2m2 /g、タップ密
度4g/ccの銀粉末を使用した。
【0046】ガラスフリットの組成は、酸化ビスマス6
6.9%、酸化珪素10%、酸化ホウ素11.8%、酸
化ジルコニウム4.8%、酸化アルミニウム2.8%、
酸化亜鉛2.6%で、そのガラス転移点は455℃、軟
化点は484℃であり、平均粒径0.8μmのものを用
いた。
【0047】導電ペーストは、金属粉末87%、ガラス
フリット3%、エチルセルロース10%を、溶剤テルピ
ネオールに溶解・分散したものを用いた。ペースト粘度
は、溶媒量と増粘剤の使用により調整した。
【0048】導電ペーストを、成形型の凹部形成面上に
塗布し、インクロールを回転させて凹部への充填を完全
に行い、その後、クリーニングロールまたはドクターブ
レードで型表面に残っているペーストを除去する。次
に、凹部に充填されたペースト(成形体A)を中間体の
シリコーンゴム面に転写させる工程を行う。中間体のシ
リコーンゴム層表面を成形型の凹部の表面上に接触させ
て配置し、中間体の金属シート側からプレスロールを回
転しながら移動させて押圧し、凹部中の成形体Aをシリ
コーンゴム表面に転写させる。この段階でペースト中の
溶剤が一部揮散するのでシリコーンゴム表面に転写され
たペーストは成形体Bを形成する。
【0049】次にディスプレイ用基板のソーダガラス板
上に、中間体のシリコーンゴム層上の成形体Bを再びプ
レスロールで押圧しながら転写させる。ガラス基板上に
転写された成形体Bを十分乾燥した後、570℃で15
分間焼成して厚さ8μmの電極を形成した。
【0050】このようにして製造された電極が形成され
たディスプレイ用基板は、プラズマディスプレイパネル
や電子放出素子を用いた画像表示装置の製造に用いるこ
とができる。
【0051】実施例2 成形型の凹部深さ7μmとした以外は実施例1を繰り返
した。焼成して得られた電極の厚みは約3μmであっ
た。得られた電極には断線はなく、ディスプレイ用基板
として用いられる。
【0052】実施例3 実施例1において、エチルセルロースを用いる代わり
に、次の組成を有する感光性有機成分を用いた。
【0053】感光性ポリマ(X−4007)8重量部、
感光性モノマ(トリメチロールプロパントリアクリレー
ト)5重量部および光重合開始剤(2−メチル−1−
[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−
プロパノン−1)2重量部。
【0054】実施例1の工程と同様に調製した導電ペー
ストを実施例2で作製した凹部深さ7μmの成形型の凹
部に充填する。本実施例では、凹部に形成された成形体
Aに表面側から出力15mW/cm2 の超高圧水銀灯で
30秒間の紫外線露光を行って、成形体Aを光硬化させ
た。
【0055】その後、実施例1の工程と同様に中間体に
転写し、さらにこれをガラス板上に転写し、焼成して、
厚さ4μmの電極が形成されたディスプレイ用基板を作
製した。
【0056】実施例4 実施例3を繰り返すが、導電性ペーストに用いる銀粒子
を次のように変更した。
【0057】平均粒径2.0μm、比表面積1.3m2
/g、そしてタップ密度は4.15g/ccの単分散粒
状の銀粒子を使用した。得られた電極の厚みは4.5μ
mであり、パターン化された電極が形成されたディスプ
レイ用基板が得られた。
【0058】実施例5 導電ペーストに用いる金属成分として、実施例4の銀粒
子の代わりに、ニッケル粉末とし、実施例4を繰り返し
た。用いたニッケル粉末の平均粒径は0.7μm、比表
面積は2.3m2 /g、そしてタップ密度は4.0g/
ccであった。焼成工程を経て得られた電極の平均厚み
は4.1μmであり、パターン化された電極が形成され
たディプレイ用基板が得られた。
【0059】実施例6 感光性ポリマとして基本組成はX−4007と同じであ
るが、重量平均分子量50,000で酸価70の感光性
ポリマを用いた他は実施例3を繰り返した。このポリマ
は酸価を下げ、エチレン性不飽和基の置換量を増やした
ものである。
【0060】実施例3と同様にしてパターン化された電
極が形成されたディスプレイ用基板を得ることができた
が、成形体Aの形成において露光時間を短縮することが
できた。電極が形成されたディスプレイ用基板を得られ
た。
【0061】実施例7 感光性ポリマとしてモノマ配合組成はX−4007と同
様であるが重量平均分子量5,000で酸価108.5
を有するものを用いて実施例3を繰り返した。得られた
電極の厚みは3.8μmで、精度よくパターン化された
電極が形成されたディスプレイ用基板が得られた。
【0062】実施例8 メチルメタクリレート(MMA)83重量部とメタクリ
ル酸(MAA)17重量部の共重合体で、分子量30,
000、酸価110からなる非感光性ポリマを実施例3
における感光性ポリマの代わりに用いた他は実施例3を
繰り返した。成形体Aに露光して光硬化させた後、中間
体に転写して成形体Bを得たあと、ガラス基板上に転写
し、焼成工程を実施した。得られた電極の厚みは4.4
μmであり、通電テストで断線はなかった。
【0063】実施例9 スチレン(St)13重量部、メチルメタクリレート
(MMA)70重量部およびメタクリル酸(MAA)1
7重量部を共重合して得られたポリマに、MAA17重
量部に相当する等モルのジメチルアミノエチルメタクリ
レート(DMM)を反応し、塩結合でメタクリレート基
を導入した感光性ポリマを使用した。このポリマの重量
平均分子量5000、酸価109であった。このような
感光性ポリマを用いた他は実施例3を繰り返した。実施
例8と同様に成形体Aに露光して光硬化した後、中間体
に転写した。
【0064】成形型から中間体への転写はスムースに行
われ、中間体上の成形体Bを観察したが断線や蛇行など
の欠陥は認められなかった。成形体Bをガラス基板上に
転写し、焼成して電極が形成されたディスプレイ用基板
を得た。
【0065】実施例10 金属粉末としてAg−Pd粉末を用いた他は実施例1を
繰り返した。Ag−Pd粉末の平均粒径は2.0μm、
比表面積は1.30m2 /g、そしてタップ密度は4.
15g/ccであった。得られた電極の厚みは8.2μ
mであった。この上に厚さ13μmの絶縁膜を基板全面
にスクリーン印刷法で形成したが、絶縁膜の欠陥発生は
なかった。
【0066】実施例11 金属粉末としてRuをコートしたAg粉末を用いた感光
性導電ペーストを用いて実施例3を繰り返した。Ruを
コートしたAg粉末の平均粒径は1.7μm、比表面積
は2.5m2 /g、そしてタップ密度は4.9g/cc
であった。得られた電極は通電テストで欠陥の存在を示
さなかった。
【0067】比較例1 実施例2で用いた凹部の深さ7μmを有する成形型に実
施例1で用いた導電性ペーストを充填した後、乾燥して
成形体Aを形成した後、中間体に転写することなく、成
形型の凹部形成面にガラス基板を対向させて密着させ、
直接的に成形体を転写しようとしたが、一部分の転写し
か行われず、目的とする電極パターンは形成できなかっ
た。
【0068】比較例2 実施例3において成形型の凹部に充填したのち乾燥し光
硬化して形成した成形体Aを直接ガラス基板上に転写し
ようと試みたが、殆ど転写できなかった。
【0069】比較例3 導電ペーストに有機成分であるエチルセルロースを添加
せずに実施例1を繰り返した。成形型の凹部から成形体
Aを中間体に転写する時点で、成形体Aの部分的な転写
しか行われず、使用にできる電極パターンの形成が不能
であった。
【0070】比較例4 平均粒径5μmを有する銀粒子を金属粉末として用いた
他は実施例1を繰り返した。形成された導電ペーストの
塗布性がよくないため、成形型の凹部への充填性がやや
不良であった。また、成形体Aの中間体への転写にも問
題があった。従って得られた電極に厚みの変動が観察さ
れた。
【0071】比較例5 ガラスフリットとして、酸化ビスマス26.5%、酸化
珪素13.4%、酸化ホウ素17.9%、酸化亜鉛2
1.4%、酸化アルミニウム3.8%、酸化バリウム1
3.9%、酸化ナトリウム2.1%の組成を有するもの
を用いた他は実施例1を繰り返した。このガラスフリッ
トのガラス転移点は489℃、軟化点は528℃であ
り、平均粒径、比表面積、タップ密度などは実施例1に
用いたものに出来る限り近似させた。導電ペーストの形
成性や塗布性は同様であったが、アルカリ金属成分の含
有量が高いため電極の黄変色などの欠陥が発生した。
【0072】比較例6 成形型に形成する凹部の深さを25μmとして実施例1
を繰り返した場合には焼成後の厚みが13μmの電極が
形成されたディスプレイ用基板が得られる。しかし、得
られた電極に成形体Aの転写不良が若干認められるこ
と、電極上に形成した絶縁膜に一部亀裂の発生が見られ
るなど、基板歩留まりの低下を招く原因があった。
【0073】略記号の説明 X−4007:40%メタクリル酸(MAA)、30%
メチルメタクリレート(MMA)、30%スチレン(S
t)からなる共重合体のカルボキシル基に対して0.4
当量のグリシジルメタクリレート(GMA)を付加反応
させた重量平均分子量32,000、酸価95のポリ
マ。
【0074】
【発明の効果】金属粉末、酸化ビスマス含有組成のガラ
スフリットおよび非感光性または感光性有機成分からな
る導電ペーストを、電極用の凹部を有するガラスまたは
金属製の成形型に充填して成形体Aを形成し、これを金
属シートとシリコーンゴム層とからなる中間体のシリコ
ーンゴム層上に転写して成形体Bを形成した後、ガラス
基板上に転写し、焼成して電極を形成する。この方法に
より、ファインパターンの電極が形成されたディスプレ
イ用基板を低コストかつ効率的に製造することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスプレイ用基板の製造工程の一例
を示す工程概略図である。
【図2】本発明のディスプレイ用基板の製造工程の一例
を示す図1に続く工程概略図である。
【図3】本発明のディスプレイ用基板の製造工程の一例
を示す図2に続く工程概略図である。
【図4】本発明のディスプレイ用基板の製造工程の一例
を示す図3に続く工程概略図である。
【符号の説明】 1:成形型 2:凹部 3:インクロール 4:クリーニングロール 5:中間体 6:金属製シート 7:表層部 8:プレスロール 9:ガラス基板 10:電極

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属粉末、ガラスフリットおよび有機成分
    からなる導電ペーストを電極用の凹部を有する成形型の
    中に充填して成形体Aを形成し、該成形体Aを中間体に
    転写して成形体Bを形成し、さらに該成形体Bを基板上
    に転写した後、焼成して電極を形成することを特徴とす
    るディスプレイ用基板の製造方法。
  2. 【請求項2】前記金属粉末が、Ag,Au,Pd,Ni
    およびPtの群から選ばれた少なくとも一種を含有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ用基板
    の製造方法。
  3. 【請求項3】前記電極の厚みが、2〜10μmであるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のディスプレイ
    用基板の製造方法。
  4. 【請求項4】前記有機成分が、アクリル系またはセルロ
    ース系樹脂を含有することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載のディスプレイ用基板の製造方法。
  5. 【請求項5】前記有機成分が、感光性有機成分であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のディス
    プレイ用基板の製造方法。
  6. 【請求項6】前記感光性有機成分が、感光性モノマと感
    光性または非感光性オリゴマもしくはポリマを主成分と
    し、光重合開始剤を含有することを特徴とする請求項5
    に記載のディスプレイ用基板の製造方法。
  7. 【請求項7】前記ガラスフリットが、酸化物換算表記
    で、酸化ビスマスを30〜95重量%含有することを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のディスプレイ
    用基板の製造方法。
  8. 【請求項8】前記ガラスフリットが、酸化物換算表記
    で、 酸化ビスマス 30〜85重量% 酸化珪素 5〜30重量% 酸化ホウ素 5〜20重量% 酸化ジルコニウム 3〜10重量% 酸化アルミニウム 1〜5重量% の組成範囲からなる成分を80重量%以上含有し、かつ
    酸化ナトリウム、酸化カリウムおよび酸化リチウムを実
    質的に含有しないことを特徴とする請求項1〜6のいず
    れかに記載のディスプレイ用基板の製造方法。
  9. 【請求項9】前記成形型が、ガラスあるいは金属からな
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のデ
    ィスプレイ用基板の製造方法。
  10. 【請求項10】前記中間体が、金属基板にシリコーンゴ
    ム層を積層した複合シートであることを特徴とする請求
    項1〜9のいずれかに記載のディスプレイ用基板の製造
    方法。
  11. 【請求項11】前記成形体Aを中間体に転写する方法
    が、プレスローラを用いて行うものであることを特徴と
    する請求項1〜10のいずれかに記載のディスプレイ用
    基板の製造方法。
  12. 【請求項12】前記中間体に転写された成形体Bを基板
    上に転写する方法が、プレスローラを用いて行うもので
    あることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載
    のディスプレイ用基板の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1760750A1 (en) * 2005-09-06 2007-03-07 Lg Electronics Inc. Master mold for offset process and pattern formation method using the same
JP2010520934A (ja) * 2007-03-09 2010-06-17 ドウジン セミケム カンパニー リミテッド 黒色導電性ペースト組成物、これを含む妨害電磁波遮蔽フィルター、及び表示装置
JP2010524228A (ja) * 2007-04-03 2010-07-15 エルジー・ケム・リミテッド 黒化処理された電磁波遮蔽ガラスおよびその製造方法
KR101223023B1 (ko) 2006-12-04 2013-01-17 엘지전자 주식회사 태양전지의 전극 형성방법, 태양전지의 제조방법 및태양전지

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