JP2000038060A - 乗り物シート - Google Patents

乗り物シート

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Publication number
JP2000038060A
JP2000038060A JP10223674A JP22367498A JP2000038060A JP 2000038060 A JP2000038060 A JP 2000038060A JP 10223674 A JP10223674 A JP 10223674A JP 22367498 A JP22367498 A JP 22367498A JP 2000038060 A JP2000038060 A JP 2000038060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
peripheral wall
outer peripheral
plate surface
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP10223674A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuro Takayama
卓朗 高山
Hiroshi Furui
博 古井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリム・カバーの端末の取付け作業が容易に
でき、品質を安定させて品質の向上を図り、そして、外
観の見映えを向上する。 【解決手段】 外周壁17の所定の高さにおいてその外
周壁17を外側に折り返して曲げ、そして、その外周壁
17の外側壁面18に沿って上に開口される溝21を有
する樹脂シート・フレーム12と、外側板面24に突き
出される返し爪26および内側板面25に突き出される
返し爪27を有し、そして、その溝21に長さ方向に適
宜の間隔ではめ込まれてその外側板面24のその返し爪
26でその溝21に固定的に止められる多数のU字板ば
ねフック13と、その樹脂シート・フレーム12に支持
されるパッド14と、カバー端末28に玉縁31を有し
てそのパッド14の上に被せられ、そのカバー端末28
をその溝21に差し込み、そして、そのU字板ばねフッ
ク13のその内側板面25のその返し爪27にその玉縁
31を引っ掛けてその樹脂シート・フレーム10に止め
られるトリム・カバー15とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、トリム・カバーの
端末止める改善する乗り物シートに関する。
【0002】
【背景技術】板金フレームを用いる自動車シートでは、
トリム・カバーが、カバー端末に多数の樹脂フックを適
宜の間隔で縫い付け、その板金フレームに支持されるパ
ッドの上に被せられ、そして、その樹脂フックをその板
金フレームの端末に引っ掛けてその板金フレームに止め
られるので、その樹脂フックを止める際、そのパッドの
上からその板金フレームにそのトリム・カバーを被せた
状態でそれらを裏側に反転させる必要があって作業性が
悪い。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、トリム・カバーの端
末の取付け作業を容易にでき、品質を安定させて品質の
向上を図り、そして、外観の見映えを向上するところの
乗り物シートの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
外周壁の所定の高さにおいてその外周壁を外側に折り返
して曲げ、そして、その外周壁の外側壁面に沿って上に
開口される溝を有する樹脂シート・フレームと、外側板
面に突き出される返し爪および内側板面に突き出される
返し爪を有し、そして、その溝に長さ方向に適宜の間隔
ではめ込まれてその外側板面のその返し爪でその溝に固
定的に止められる多数のU字板ばねフックと、その樹脂
フレームに支持されるパッドと、カバー端末に玉縁を有
してそのパッドの上に被せられ、そのカバー端末をその
溝に差し込み、そして、そのU字板ばねフックのその内
側板面のその返し爪にその玉縁を引っ掛けてその樹脂シ
ート・フレームに止められるトリム・カバーとを含み、
そして、そのトリム・カバーのそのカバー端末を止める
際、そのパッドの上からその樹脂フレームにそのトリム
・カバーを被せた状態でそれらを裏側に反転させずにそ
のカバー端末をその溝に差し込んでその玉縁をそのU字
板ばねフックに引っ掛けてその樹脂フレームに止め可能
にする。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の乗り物シートを説明するに、図1
ないし図3は、乗用車のドライバ・シートに具体化され
るところのこの発明の乗り物シートの具体例10を部分
的に示し、特に、そのドライバ・シート10はシート・
クッション11の部分が示され、そして、このシート・
クッション11では、樹脂シート・クッション・フレー
ム12が、外周壁17の所定の高さにおいてその外周壁
17を外側に折り返して曲げ、そして、その外周壁17
の外側壁面18に沿って上に開口される溝21を備え、
また、多数のU字板ばねフック13が、外側板面24に
突き出される複数の返し爪26および内側板面25に突
き出される複数の返し爪27を有し、そして、その溝2
1に長さ方向に適宜の間隔ではめ込まれてその外側板面
24のその複数のその返し爪26でその溝21に固定的
に止められ、さらに、パッド14が、その樹脂シート・
クッション・フレーム12に支持され、またさらに、ト
リム・カバー15が、カバー端末28に玉縁31を備え
てそのパッド14の上に被せられ、そのカバー端末28
をその溝21に差し込み、そして、そのU字板ばねフッ
ク13のその内側板面25のその返し爪27にその玉縁
31を引っ掛けてその樹脂シート・クッション・フレー
ム12に止められる。
【0006】その樹脂シート・クッション・フレーム1
2は、底壁16とその底壁16の外周に一体的に連続さ
れるその外周壁17とでパン形に樹脂から成形され、ま
た、その外周壁17が高さ方向の中間においてその溝2
1に折り返し曲げされ、そして、その溝21に折り返し
曲げされる横断面U字溝壁22で上方の外周壁部分19
および下方の外周壁部分20に段付けされる。その溝2
1は、さらに、長さ方向の適宜の間隔を置かれる多数の
箇所において長さ方向に所定の間隔を置いてその横断面
U字溝壁22に複数の小穴23,23を明けている。勿
論、その複数の小穴23,23は、そのU字板ばねフッ
ク13のその返し爪26の間隔に合わせられている。
【0007】そのU字板ばねフック13は、その溝21
に適合されるU字板ばねから作られ、そして、その返し
爪26がその板ばねの両端を切り欠いてその外側板面2
4に起され、一方、その返し爪27はその板ばねのその
両端側においてその内側板面25に切り起される。勿
論、その返し爪26,27は互いに逆方向に切り起され
る。すなわち、その返し爪26はそのU字板ばねフック
13をその溝21に外れ止めする方向に切り起され、ま
た、その返し爪27はその玉縁31をそのU字板ばねフ
ック13に抜け止めする方向に切り起される。
【0008】そのトリム・カバー15は、そのカバー端
末28を袋29に折り返し、その袋29に玉芯30を通
して縫い合わせられるところの玉縁31をそのカバー端
末28に備える。
【0009】次に、シート・カバーリングについて説明
する。その樹脂シート・クッション・フレーム12は、
予め、多数のU字板ばねフック13がその溝21に長さ
方向に適宜の間隔で固定的にはめ込まれている。次に、
そのパッド14がその樹脂シート・クッション・フレー
ム12に組み付けられる。次には、そのトリム・カバー
15がそのパッド14の上に被せられ、そのカバー端末
28をその溝21に差し込み、そのU字板ばねフック1
3のその内側板面25のその返し爪27にその玉縁31
を引っ掛けてその樹脂シート・クッション・フレーム1
2に固定的に止められ、そして、そのシート・クッショ
ン11が組み立てられる。
【0010】したがって、そのシート・クッション11
では、そのパッド14の上からその樹脂シート・クッシ
ョン・フレーム12にそのトリム・カバー15を被せて
そのトリム・カバー15をその樹脂シート・クッション
・フレーム12に固定する際、それらを裏側に反転させ
る作業が省かれ、そのままの状態でそのトリム・カバー
15がその樹脂シート・クッション・フレーム12に固
定できてそのカバー端末28を固定する取付け作業が容
易にでき、そして、品質が安定されて品質が向上され、
特に、そのカバー端末28のラインが安定されて外観の
見映えが向上される。
【0011】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0012】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
乗り物シートは、外周壁の所定の高さにおいてその外周
壁を外側に折り返して曲げ、そして、その外周壁の外側
壁面に沿って上に開口される溝を有する樹脂シート・フ
レームと、外側板面に突き出される返し爪および内側板
面に突き出される返し爪を有し、そして、その溝に長さ
方向に適宜の間隔ではめ込まれてその外側板面のその返
し爪でその溝に固定的に止められる多数のU字板ばねフ
ックと、その樹脂シート・フレームに支持されるパッド
と、カバー端末に玉縁を有してそのパッドの上に被せら
れ、そのカバー端末をその溝に差し込み、そして、その
U字板ばねフックのその内側板面のその返し爪にその玉
縁を引っ掛けてその樹脂シート・フレームに止められる
トリム・カバーとを含むので、この発明の乗り物シート
では、そのパッドの上からその樹脂シート・フレームに
そのトリム・カバーを被せてそのトリム・カバーをその
樹脂シート・フレームに固定する際、それらを裏側に反
転させずにそのままの状態でそのトリム・カバーがその
樹脂シート・フレームに固定できてそのカバー端末を固
定するそのトリム・カバーの取付け作業が容易にでき、
そして、品質が安定されて品質が向上され、特に、その
カバー端末のラインが安定されて外観の見映えが向上さ
れ、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実用
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車のドライバ・シートに具体化されるとこ
ろのこの発明の乗り物シートの具体例を示した部分斜視
図である。
【図2】図1の2−2線に沿って示した断面図である。
【図3】U字板ばねフックを示した斜視図である。
【符号の説明】
11 シート・クッション 12 樹脂シート・クッション・フレーム 13 U字板ばねフック 14 パッド 15 トリム・カバー 17 外周壁 18 外側壁面 21 溝 24 外側板面 25 内側板面 26 返し爪 27 返し爪 28 カバー端末 31 玉縁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周壁の所定の高さにおいてその外周壁
    を外側に折り返して曲げ、そして、その外周壁の外側壁
    面に沿って上に開口される溝を有する樹脂シート・フレ
    ームと、外側板面に突き出される返し爪および内側板面
    に突き出される返し爪を有し、そして、その溝に長さ方
    向に適宜の間隔ではめ込まれてその外側板面のその返し
    爪でその溝に固定的に止められる多数のU字板ばねフッ
    クと、その樹脂シート・フレームに支持されるパッド
    と、カバー端末に玉縁を有してそのパッドの上に被せら
    れ、そのカバー端末をその溝に差し込み、そして、その
    U字板ばねフックのその内側板面のその返し爪にその玉
    縁を引っ掛けてその樹脂シート・フレームに止められる
    トリム・カバーとを含む乗り物シート。
JP10223674A 1998-07-23 1998-07-23 乗り物シート Pending JP2000038060A (ja)

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JP10223674A JP2000038060A (ja) 1998-07-23 1998-07-23 乗り物シート

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JP10223674A JP2000038060A (ja) 1998-07-23 1998-07-23 乗り物シート

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JP2000038060A true JP2000038060A (ja) 2000-02-08

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JP10223674A Pending JP2000038060A (ja) 1998-07-23 1998-07-23 乗り物シート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1647441A2 (de) 2004-10-14 2006-04-19 Dr.Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft Sitz für ein Kraftfahrzeug

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1647441A2 (de) 2004-10-14 2006-04-19 Dr.Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft Sitz für ein Kraftfahrzeug
EP1647441A3 (de) * 2004-10-14 2009-11-25 Dr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft Sitz für ein Kraftfahrzeug

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