JPH0734622Y2 - 乗り物シートに使用されるシート・バック - Google Patents

乗り物シートに使用されるシート・バック

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JPH0734622Y2
JPH0734622Y2 JP5474190U JP5474190U JPH0734622Y2 JP H0734622 Y2 JPH0734622 Y2 JP H0734622Y2 JP 5474190 U JP5474190 U JP 5474190U JP 5474190 U JP5474190 U JP 5474190U JP H0734622 Y2 JPH0734622 Y2 JP H0734622Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hook
cushion
seat back
recess
seat
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Expired - Lifetime
Application number
JP5474190U
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English (en)
Other versions
JPH0412956U (ja
Inventor
哲夫 斎藤
厚司 井上
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、座布団を組み付けて乗り物に使用されるシ
ート・バックに関する。
背景技術および目的・課題 乗用車シートでは、シート・バックの前面の中央部分に
窪みを形成し、座布団をその窪みに嵌め合わせてそのシ
ート・バックに組み付け、好みのクッション効果を得る
ことに、加えて、外観仕上りを改善してきた。そして、
この場合、その座布団の組付けには、その窪みの上方位
置に突き出され、そして、その座布団の裏面の上方位置
に露呈されたワイヤを引っ掛けるところのフックを備え
てシート・バック・フレームに固定されるブラケットが
使用されるのであるが、そのフックがそのワイヤを抜け
止める切起こしを備えるので、そのフックは、大きな力
でそのワイヤが引っ掛けられると、広げられ、そのワイ
ヤが外れる虞れがあった。
そして、従来は、そのフックの曲がりが広げられないよ
うに、そのフックを大きくし強度不足を補ってきた。
そこで、この考案の目的・課題は、大きくすることなし
に、フックの強度を上げ、そのフックにワイヤの収まり
を良くし、そして、そのワイヤの抜け止めを向上させて
座布団を確実に組み付けるところの乗り物シートに使用
されるシート・バックの提供にある。
具体例の説明 以下、図面に示された具体例に基づいて、この考案の乗
り物シートに使用されるシート・バックを説明するに、
第1ないし3図は、乗用車のシートに適用されたこの考
案の乗り物シートに使用されるシート・バックの具体例
10を示し、このシート・バック10では、フック付きブラ
ケット17、17のフック19が、外側面に突き出されたビー
ド20、および、そのビード20よりも側縁側で内側面に突
き出された切起こし21、21を備えて、アンカ・プレート
18の前面に突き出された。
特に、そのフック19は、円弧曲げされて先端をそのアン
カ・プレート18の前面に近付けられた。
このシート・バック10で、通常に具体化されたところの
シート・クッション11は、前面の中央部分に窪み14を有
し、また、座布団15は、その窪み14に嵌め合わせられ、
さらに、そのフック付きブラケット17、17は、その座布
団15の裏面の上方位置に露呈されたワイヤ16を引っ掛け
るそのフック19をその窪み14の上方位置に突き出されて
シート・バック・フレーム(図示せず)に溶接された。
勿論、そのフック付きブラケット17、17では、そのアン
カ・プレート18がそのシート・バック・フレームに溶接
された。
また、このシート・バック10において、12はサイド・サ
ポート、13はヘッド・レストレイント、22はトリム、23
はトリム・ワイヤ、24はトリム、そして、25はトリム・
ワイヤである。
したがって、そのワイヤ16をそのブラケット17、17のフ
ック19に引っ掛けてその座布団15をその窪み14に嵌め合
わせ、次いで、そのトリム・ワイヤ23、25を互いに結び
合わせてその座布団15は、その窪み14に固定された。そ
のように、その座布団15は簡単にして、その窪み14に強
固に外れ止めされた。
考案の利便・利益 上述から理解されるように、この考案の乗り物シートに
使用されるシート・バックは、フック付きブラケットの
そのフックが、外側面に突き出されてあるビード、およ
び、そのビードよりも側縁側で内側面に突き出されてあ
る切起こしを備えるところにあるので、そのフックが大
きくされることなしに、強度を上げられ、そのフックに
ワイヤの収まりが良くなり、そして、そのワイヤの抜け
止めが確実になり、座布団が確実に組み付けられ、その
座布団の組付け作業が簡単で、その組付作業性が向上さ
れる。
考案と具体例との関係 先のように、図面を参照しながら説明されたこの考案の
具体例からして、この考案の属する技術の分野における
通常の知識を有する者にとって、種々の設計的修正や変
更は容易に行われることであり、さらには、この考案の
内容が、その考案の課題を遂行ならしめる考案の成立に
必須であり、その考案の性質であるその考案の技術的本
質に由来し、そして、それを内在させると客観的に認め
られる態様に容易に置き換えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、乗用車シートに適用されたこの考案の乗り物
シートに使用されるシート・バックの分解斜視図、第2
図は、第1図に示すシート・バックに備えられたフック
付きブラケットの側面図、および、第3図は、第2図に
示すフック付きブラケットにおけるフックの斜視図であ
る。 17……フック付きブラケット、19……フック、20……ビ
ード、21、21……切起こし。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面の中央部分に窪みを有するシート・バ
    ック・クッションと、その窪みに嵌め合わせられる座布
    団と、その座布団の裏面の上方位置に露呈されてあるワ
    イヤを引っ掛けるフックをその窪みの上方位置に突き出
    させてシート・バック・フレームに固定されるフック付
    きブラケットとよりなるものにおいて、 そのフックが、外側面に突き出されてあるビード、およ
    び、そのビードよりも側縁側で内側面に突き出されてあ
    る切起こしを備える ところに特徴がある乗り物シートに使用されるシート・
    バック。
JP5474190U 1990-05-25 1990-05-25 乗り物シートに使用されるシート・バック Expired - Lifetime JPH0734622Y2 (ja)

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JPH0412956U JPH0412956U (ja) 1992-02-03
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