JP2000037293A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2000037293A
JP2000037293A JP10209113A JP20911398A JP2000037293A JP 2000037293 A JP2000037293 A JP 2000037293A JP 10209113 A JP10209113 A JP 10209113A JP 20911398 A JP20911398 A JP 20911398A JP 2000037293 A JP2000037293 A JP 2000037293A
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rice
pot
heating
lid
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Wataru Fujimoto
渉 藤本
Yoshitoshi Kawamura
佳敬 川村
Hiroaki Tsukahara
広明 塚原
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 好みに応じた炊き上がり硬さで、しかも吹き
こぼれを抑えておいしい米飯を炊くことができる炊飯器
を得る。 【解決手段】 炊飯器本体に収納される鍋と、この鍋を
加熱する加熱手段と、炊飯器本体の上面開口を覆うフタ
と、このフタに設けられた吹きこぼれ防止手段と、鍋内
の米飯の沸騰を検出する沸騰検出手段とを備え、沸騰検
出手段が沸騰状態を検出したときから所定時間強火加熱
を行った後に弱火加熱を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加熱手段への入
力を制御して炊飯するようにした炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の炊飯器の断面図を示し、
1は炊飯器本体、2は炊飯器本体1に収納される鍋、3
は鍋2を加熱する誘導コイル、4は本体1の上部開口を
開閉自在に覆うフタ、6はフタ4の鍋2との対向面に設
けられたフタ温度センサ、7は本体前面に設けた操作パ
ネル、8は鍋2の底部に接触して温度を検出する鍋温度
センサ、5cはフタ4に設けた蒸気口である。そして、
操作パネル7は、図15に示すように、現在時刻や予約
時刻等を表示する液晶からなる表示器10、炊飯や予約
を開始するためのスタートキー11を有し、このスター
トキー11は予約の設定がされたときに押下すると予約
動作を開始し、予約の設定がされていない状態で押下す
ると炊飯動作を開始する。12は設定を取り消し、また
動作を中止するための切キー、13はタイマの設定を開
始するタイマキーで、タイマの設定及び現在時刻の設定
は時キー14、分キー15により行われる。
【0003】図16は従来の炊飯器のフローチャート
図、図20は同じく加熱パターンを示す図である。図1
6において、制御が開始されると、まずスタートキーの
入力判定が行われ(S101)、スタートキーの入力が
あった場合は、以下の炊飯動作が行われる。炊飯動作
は、まず予熱工程が行われ(S102)、この予熱工程
では図20に示すように鍋温度検出手段の検出温度が5
5℃で一定になるように加熱手段をON・OFF制御し
て米の吸水を促進する。この予熱工程は15分間行わ
れ、15分経過後予熱工程を終了して強火工程に移る
(S103)。
【0004】強火工程では加熱手段である誘導コイルを
100%ONとし(S104)、鍋2内の米飯の沸騰す
るのを待つ(S105)、この沸騰検出はフタ温度セン
サの検出温度が90℃以上となった時点を沸騰したと判
定することで行われ、沸騰を検出した後、弱火工程に移
行する(S106)。沸騰中は、米の表面から分離した
糊分が水中に解け出すために、鍋2内の自由水は高い粘
度を持ったおねばとなり、鍋底部で発生した蒸気の泡と
ともに鍋内に充満し、蒸気口9から吹きこぼれる。この
吹きこぼれを防止するため、やむなく沸騰を維持しつつ
も吹きこぼれが生じない程度の弱火で加熱動作を行って
いる。
【0005】この弱火工程では、誘導コイル3への通電
時間TYを30秒に設定し(S108)、同時にその通
電率をカウントするタイマをスタートし(S107)、
タイマのカウントと通電時間TYとを比較する(S10
8)。タイマのカウントが通電時間TY以下の場合は、
誘導コイル3をONし(S110)、タイマのカウント
が通電時間TYを越えている場合は、誘導コイル3をO
FFする(S111)。タイマのカウントが60秒未満
の場合は(S111)、誘導コイル3をOFFし(S1
12)、タイマのカウントが60秒以上の場合はタイマ
を再スタートさせる(S107)。これにより誘導コイ
ル3は設定された通電時間TYである30秒だけON
し、この60秒から通電時間TYを差し引いた時間(3
0秒)だけOFFして弱火での加熱が行われる。
【0006】この弱火工程中に、鍋2内の自由水は米に
吸収され、または蒸発することによりなくなり、鍋2の
底温度は急激に上昇を始めるが、この温度上昇により鍋
温度センサ8の温度が120℃以上となったことをとら
えると(S112)、弱火工程を終了し、蒸らし工程に
移行する(S113)。この蒸らし工程では15分間米
飯を高温に維持することで米の糊化をさらに促進し、余
剰水を蒸発させることで食味のよい米飯が炊きあがる。
この蒸らし工程をもって炊飯動作は終了する。
【0007】また、従来の炊飯器では加熱手段である誘
導コイル3への通電を電子制御して炊き上がり状態での
ご飯の硬さを選択することが可能なものがある。図17
はそのような炊飯器の操作パネル7を示し、9はご飯の
炊き上がり硬さを選択する炊き分けキー、10は現在時
刻や予約時刻、炊き分けの設定等を表示する表示器、1
1は炊飯や予約を開始するためのスタートキーで、予約
の設定がされているときに押下されると予約操作を可能
とし、予約の設定がなされていないときに押下すると炊
飯動作を開始する。12は設定を取り消し、また動作を
中止するための切キー、13はタイマによる設定を開始
するタイマキーで、タイマの設定と、現在時刻の設定は
時キー14、分キー15により行われる。
【0008】一般に、炊飯の加熱量が大きいと、水分の
蒸発が促進され含水量の少ない硬めのご飯が炊け、逆に
加熱量が小さいと水分の蒸発が押さえられため、含水量
の多い柔らかなご飯が炊けることが知られている。図1
8は従来の炊飯器のフローチャート図、図19ら図21
は同じく加熱パターンを示す図で、図19は硬めの加熱
パターン、図20は標準の加熱パターン、図21は柔ら
かめの加熱パターンを示している。
【0009】図18において、制御が開始されると、ま
ず炊き分けの設定を「標準」にし(S122)、次に、
炊き分けキーの入力の判定が行われ(S123)、炊き
分けキーの入力があった場合は設定の変更が行われる
(S124〜S127)。炊き分けの設定が「標準」で
あった場合は(S124)、炊き分けの設定を「硬め」
に変更し(S125)、炊き分けの設定が「硬め」であ
った場合は(S126)、炊き分けの設定を「柔らか
め」に変更し(S127)、いずれでもないは場合(柔
らかめの場合)は、炊き分けの設定は「標準」に変更さ
れる(S122)。すなわち、炊き分けキー9を押下す
る毎に「硬め」→「柔らかめ」→「標準」→「硬ため」
と炊き分けの設定が変更される。一方、炊き分けキー9
の入力がなかった場合は(S123)、スタートキーの
入力判定が行われ(S128)、スタートキーの入力が
ない場合は、炊き分けキーの入力判定に戻り(S12
4)、炊き分けの設定が繰り返される。そして、スター
トキーの入力があった場合は(S128)、炊飯が行わ
れる(S129)。
【0010】炊飯動作では、まず予熱工程が行われる
(S129)。予熱工程では、図19に示すように鍋温
度検出手段の検出温度が55℃で一定になるように誘導
コイル3をON・OFF制御して米の吸水を促進する。
この予熱工程は15分間行われ、15分経過後予熱工程
を終了し、次の強火工程に移行する(S130)。強火
工程では、まず誘導コイルを100%ONとし(S13
1)、鍋2内の米飯の沸騰を待つ(S132)。この沸
騰検出はフタ温度センサの検出温度が90℃以上となっ
た点を沸騰と判定することにより行われる。沸騰を検出
した後、弱火通電率TYを設定する(S133〜S13
7)。炊き分けが硬めを選択した場合(S133)、弱
火通電時間TYを45秒に設定し(S134)、一方、
硬め以外を選択した場合で(S133)、炊き分けが標
準(図20)の場合は(S135)、弱火通電時間TY
を30秒に設定し(S136)、標準以外(図21)の
場合(柔らかめの場合)は、弱火通電時間TYを15秒
に設定し(S137)、弱火工程に移行する(S13
8)。
【0011】この弱火工程では、誘導コイルへの通電率
をカウントするタイマをスタートさせ(S139)、こ
のタイマのカウントと弱火通電時間TYとを比較する
(S140)。タイマのカウントが弱火通電時間TY以
下の場合、ヒータをONし(S141)、タイマのカウン
トが弱火通電時間TYを越えている場合で、タイマのカ
ウントが60秒未満の場合は(S142)、誘導コイル
への通電をOFFし(S143)、タイマのカウントが
60秒以上の場合(S142)、タイマを再スタートさ
せる(S139)。これにより、誘導コイルは設定され
た弱火通電時間TYだけONし、60秒から弱火通電時間
TYを引いた時間だけOFFして弱火加熱が行われる。
【0012】この弱火工程中に、鍋2内の自由水は米に
吸収されまた蒸発することによりなくなり、鍋2の底の
温度は急激に上昇を始めるが、この温度上昇により鍋温
度センサ8の温度が120℃以上となったことを検出す
ると(S144)、弱火工程を終了し、次の蒸らし工程
(S145)に移行する。蒸らし工程では15分間米飯
を高温に維持することで米の糊化をさらに促進し、余剰
水を蒸発させることで食味のよい米飯が炊きあがる。こ
の蒸らし工程をもって炊飯は終了する(S146)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の炊飯器は、この
ように沸騰を検出した後、直ちに加熱量を低減させて弱
火加熱を行うので、吹きこぼれを抑えて米飯を炊くこと
ができるが、沸騰直後に加熱量を低減してしまうため、
鍋内の米飯の部分によっては十分に沸騰温度に達してい
ない部分ができ、温度にむらが生じ、均一に米飯が炊き
あがらないという問題点があった。また、従来の炊飯器
は、このように弱火工程での加熱量を変えることによ
り、好みに応じた米飯の炊き分けが可能であるが、沸騰
検出後の弱火工程において加熱量を切り替えるため、加
熱量の差が少なくなり硬さの変化が少ないという問題点
があった。また、逆に加熱量の差を大きくしようとすれ
ば、当然に吹きこぼれが生ずるという問題点があった。
【0014】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、好みに応じた硬さの炊き分けを硬
さの変化を幅広く、しかも吹きこぼれを抑えておいしい
米飯を炊くことができる炊飯器を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる炊飯器
は、炊飯器本体に収納される鍋と、この鍋を加熱する加
熱手段と、前記炊飯器本体の上部開口を覆うフタと、こ
のフタに設けられた吹きこぼれ防止手段と、鍋内の被炊
飯物の沸騰を検出する沸騰検出手段とを備え、沸騰検出
後に所定時間強火加熱を行った後弱火加熱を行うもので
ある。
【0016】また、炊飯器本体に収納される鍋と、この
鍋を加熱する加熱手段と、前記炊飯器本体の上部開口を
覆うフタと、このフタに設けられた吹きこぼれ防止手段
と、鍋内の被炊飯物の沸騰を検出する沸騰検出手段と、
炊飯を行う際に米飯の炊き上がり硬さを選択する炊き分
け選択手段と、この炊き分け選択手段の入力により強火
時間を設定する強火時間設定手段を設け、沸騰検出後に
前記強火加熱時間設定手段により設定された強火時間の
強火加熱を行った後、弱火加熱を行うものである。
【0017】また、沸騰後の強火加熱の加熱量は沸騰以
前の加熱量の90%以上としたものである。また、前記
フタ内部にフタ温度検出器を設け、前記沸騰検出手段
は、このフタ温度検出器の温度により沸騰を検出するも
のである。また、前記鍋の温度を検出する鍋温度検出器
を設け、前記沸騰検出手段はこの鍋温度検出器が所定の
温度を検出してから所定時間後に沸騰と判定するもので
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の炊飯器の断面図で、1は炊飯器本体、2
は炊飯器本体1に収納される鍋、3は鍋2を加熱する誘
導コイル、4は本体1の上部開口を覆うフタ、5はフタ
4に設けられた吹きこぼれ防止装置で、この吹きこぼれ
防止装置5は炊飯工程で沸騰した際に、鍋2の内圧の上
昇により発生するおねばと蒸気を鍋内に連通した導入筒
5aから導入し、途中障壁5bによりおねばと蒸気とを
分離し、蒸気のみフタ外方に開口した蒸気口5cから排
出して残ったおねばをタンク部5dに貯め、沸騰が収ま
り鍋2の内圧が低下した際に戻し弁5eからおねばを鍋
2内に戻すことにより吹きこぼれを防止する。6はフタ
4の鍋2との対向面に設けたフタ温度センサ、7は本体
前面に設けた操作パネルで、図15に示す従来のものと構
成は同じである。8は鍋2の底部に接触して温度を検出
する鍋温度センサである。
【0019】図2は炊飯器の全体構成を示すブロック図
で、16はフタ温度センサ6の信号によりフタ温度を検
出するフタ温度検出手段、17はフタ温度検出手段16
の検出温度に基づいて米飯の沸騰を検知する沸騰検知手
段、19は沸騰後の強火時間を設定する強火時間設定手
段、20はマイコンからなり全体の動作を制御する制御
手段、21はタイマ手段、22は加熱手段であり、制御
手段の出力に基づき誘導コイル3を駆動して鍋2の加熱
を行う。23は鍋温度センサ8の信号により鍋の温度を
検出する鍋温度検出手段である。
【0020】図3は実施の形態1の炊飯器の動作を示す
フローチャート図、図4は同じく炊飯器の加熱パターン
を示す図で、図3において、制御が開始されると、ま
ず、スタートキーの入力判定が行われ(S2)、スター
トキーの入力があった場合は、炊飯動作が開始される。
炊飯動作は、最初に予熱工程が行われ(S3)、この予
熱工程では、図4に示すように鍋温度検出手段の検出温
度が55℃で一定になるように誘導コイル3をON・O
FF制御して米の吸水を促進する。この予熱工程は15
分間行われ、15分経過後予熱工程を終了し、次の強火
工程に移行する(S4)。
【0021】強火工程では、誘導コイル3を100%O
Nとし(S5)、鍋2内の米飯の沸騰するのを待つ(S
6)、この沸騰検出はフタ温度センサの検出温度が90
℃以上となった点を沸騰と判定することで行われる。沸
騰を検出した後、強火延長時間T1を180秒に設定し
(S7)、弱火通電時間TYを30秒に設定する(S
8)。次に、強火延長時間T1を計測するタイマ1の動
作を開始し(S9)、タイマ1のカウントがT1に達し
たかどうかを判定し(S10)、強火延長時間T1に達
した場合は弱火工程に移行する(S11)。このように
タイマ1にて強火延長時間T1の計測後に弱火に移行す
ることで強火加熱が延長される。
【0022】沸騰以降は、沸騰により米の表面から分離
した糊分が水中に解け出すために鍋内の自由水は高い粘
度を持ったおねばとなり、鍋底部で発生した蒸気が泡に
なって鍋内に充満するが、フタ4に設けた吹きこぼれ防
止手段5により吹きこぼれが防止され、強火加熱の延長
が可能になる。弱火工程では(S11)、誘導コイルへ
の通電率をカウントするタイマ2をスタートし(S1
2)、タイマ2と弱火通電時間TYとを比較する(S1
3)。タイマ2が弱火通電時間TY以下の場合、誘導コ
イルへの通電をONし(S14)、タイマ2が弱火通電時
間TYを越えている場合は、タイマが60秒未満である
かどうか比較し(S15)、もしそうであれば、通電を
OFFし(S16)、タイマ2が逆に60秒以上の場合
は、タイマ2を再スタートする(S12)。これによ
り、誘導コイル3は設定された弱火通電時間TYだけ通
電をONし、60秒から弱火通電時間TYを引いた時間だ
け通電をOFFして弱火加熱が行われる。
【0023】米のでんぷんは生の状態ではベータでんぷ
んであり食味に耐えないが、このでんぷんをアルファ化
することにより美味で消化のよい米飯が炊き上がる。こ
のアルファ化の条件は十分な水分と96℃以上で20分
から25分程度の加熱が必要とされている。沸騰後の強
火加熱のままドライアップまで加熱すると、炊飯が短時
間で終了し十分なアルファ化が行われないが、沸騰後に
所定時間の強火加熱の後、弱火加熱を行うことでこの問
題は解決される。
【0024】この弱火工程中に、鍋2内の自由水は米に
吸収されまた蒸発する事によりなくなり、鍋2の底の温
度は急激に上昇を始めドライアップする。このドライア
ップにより鍋温度センサ8の温度が120℃以上となっ
たとき(S17)、弱火工程を終了し、蒸らし工程に移
行する(S18)。蒸らし工程では15分間米飯を高温
に維持することで米の糊化をさらに促進し、余剰水を蒸
発させることで食味のよい米飯が炊きあがる。この蒸ら
し工程をもって炊飯は終了する。
【0025】このように、沸騰検出後に強火加熱を延長
することにより、鍋2内の米飯は十分に沸騰温度に達す
るため、加熱むらがなくなり、また強火加熱終了後に弱
火で加熱し炊きあげるので、でんぷんのアルファ化が促
進され、炊きむらが無くしかも十分にアルファ化された
美味な米飯を炊きあげることができる。
【0026】実施の形態2.この発明の実施の形態2の
炊飯器は、図17に示す従来の炊飯器と同じ操作パネル
7を具備しており、説明を省略する。図5は実施の形態
2の炊飯器のブロック図で、16はフタ温度センサ6の
信号によりフタ温度を検出するフタ温度検出手段、17
はフタ温度検出手段16の検出温度に基づいて米飯の沸
騰を検知する沸騰検知手段、18は炊き分けキー9の信
号により炊き分けの選択を行う炊き分け選択手段、19
は強火時間設定手段で、炊き分け選択手段18の出力に
より強火時間を設定し制御手段20に出力する。21は
強火時間を計時するタイマ手段、22は制御手段の出力
に基づき誘導コイル3を駆動して鍋2の加熱を行う加熱
手段、23は鍋温度センサ8の信号により鍋の温度を検
出する鍋温度検出手段である。
【0027】次に図4と図6〜図8により、実施の形態
2の動作を説明する。図6は実施の形態2の炊飯器のフ
ローチャート図、図4、図7、図8は同炊飯器の加熱パ
ターンを示す図で、図4は標準の加熱パターン、図7は
硬めの加熱パターン、図8は柔らかめの加熱パターンで
ある。図6において、制御が開始されると、まず炊き分
けを「標準」に設定し(S22)、次いで、炊き分けキ
ー9の入力の判定が行われ(S23)、炊き分けキー9
の入力があった場合は、設定の変更が行われる。炊き分
けの設定が「標準」の場合は、炊き分けの設定を「硬
め」に変更し(S24、S25)、炊き分けの設定が
「硬め」の場合は、炊き分けの設定を「柔らかめ」に変
更し(S26、S27)、いずれでもない場合(柔らか
めの場合)は、炊き分けの設定は「標準」に変更される
(S22)。
【0028】このように、炊き分けキー9を押下する毎
に「硬め」→「柔らかめ」→「標準」→「かため」と炊
き分けの設定が変更される。一方、炊き分けキー9の入
力がなかった場合は、スタートキー11の入力判定が行
われ(S28)、スタートキー11の入力がない場合
は、炊き分けの設定が繰り返される(S23)。スター
トキー11の入力があった場合は炊飯が開始される。炊
飯工程では、まず予熱工程が行われ(S29)、予熱工
程では、図4に示すように、鍋温度検出手段の検出温度
が55℃で一定になるように加熱手段である誘導コイル
をON・OFF制御して米の吸水を促進する。この予熱
工程は15分間行われ、15分経過後予熱工程を終了
し、強火工程に移行する(S30)。
【0029】強火工程では、まず誘導コイル3を100
%ONとし(S31)、鍋2内の米飯の沸騰するのを待
つ(S32)。この沸騰検出はフタ温度センサの検出温
度が90℃以上となった点を沸騰と判定することで行わ
れる。沸騰を検出した後、強火延長時間T1と弱火通電
時間TYとを設定する。炊き分けが硬めの場合は、延長
時間T1を300秒に設定するとともに(S34)、弱
火通電時間TYを45秒に設定し(S35)、硬め以外
の場合で、炊き分けが標準の場合は、延長時間T1を1
80秒に設定するとともに(S37)、弱火通電時間T
Yを30秒に設定し(S38)、標準以外の場合(柔ら
かめの場合)は、延長時間T1を0秒に設定するととも
に(S39),弱火通電時間TYを15秒に設定する
(S40)。
【0030】次に、強火延長時間T1を計測するタイマ
1の動作を開始し(S41)、タイマ1のカウントが強
火延長時間T1に達したかどうかを判定し(S42)、
T1に達した場合は、弱火工程に移行する(S43)。
このように、タイマ1にて強火延長時間T1の計測後に
弱火加熱に移行することで、炊き分けの設定に基づいた
強火加熱が延長される。沸騰以降は、沸騰により米の表
面から分離した糊分が水中に解け出すため、鍋内の自由
水は高い粘度を持ったおねばとなり、鍋底部で発生した
蒸気とともに泡なって鍋内に充満するが、フタ4に設け
た吹きこぼれ防止手段5により吹きこぼれを防止し、強
火加熱を延長することが可能となる。
【0031】弱火工程では(S43)、誘導コイルへの
通電率をカウントするタイマ2をスタートし(S4
1)、タイマ2のカウントと弱火通電時間TYとを比較
する(S45)。タイマ2のカウントが弱火通電時間T
Y以下の場合、誘導コイル3への通電をONし(S4
6)、タイマ2のカウントが弱火通電時間TYを越えて
いる場合は、タイマが60秒未満にあるかどうか比較し
(S47)、タイマ2のカウントが60秒未満の場合、
誘導コイル3への通電をOFFし(S48)、タイマ2
のカウントが60秒以上の場合、タイマ2を再スタート
させる(S44)。これにより、誘導コイル3は設定さ
れた弱火通電時間TYだけONし、60秒から弱火通電時
間TYを引いた時間だけOFFして、炊き分けの設定に
基づいた弱火加熱が行われる。
【0032】この弱火工程中に、鍋2内の自由水は米に
吸収され、また蒸発することによりなくなり、鍋2の底
の温度は急激に上昇を始める。この温度上昇により鍋温
度センサ8の温度が120℃以上となったことを検出す
ることにより(S49)、弱火工程を終了し、蒸らし工
程に移行する(S50)。この蒸らし工程では、図7に
示すように15分間米飯を高温に維持することで米の糊
化をさらに促進し、余剰水を蒸発させることで食味のよ
い米飯が炊きあがる。この蒸らし工程をもって炊飯は終
了する(S51)。
【0033】このように、炊き分けの設定に基づき、沸
騰検出後の強火加熱の延長時間を調整することにより、
硬めを選択した場合には、標準に比べて強火加熱の延長
時間が長くしかも弱火加熱での通電率も大きく、加熱量
が大きくなるため、水分の蒸発が促進されて含水量の少
ない硬めの米飯を炊きあげることができる。また、柔ら
かめを選択した場合は、強火加熱の延長を行わずしかも
弱火加熱での通電率も小さく、加熱量が小さくなるた
め、水分の蒸発が押さえられ含水量の多い柔らかめの米
飯が炊きあがる。このように硬さ変化の差の大きい米飯
を得ることができる。
【0034】実施の形態3.なお、実施形態1および実
施形態2の炊飯器では、沸騰後の強火での加熱出力を連
続ON状態としたが、図9に示すように沸騰以前の加熱出
力の90%以上としても十分な加熱量が得られる。そし
て、沸騰後の加熱出力を沸騰前の出力の90%としたた
め、加熱手段を構成する部品の温度上昇を押さえること
ができ、温度上昇対策等のコストがかからず、しかも吹
きこぼれを抑えることができ、さらに硬さの変化の差の
大きい米飯を炊き上げることができる。
【0035】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4の炊飯器を示すブロック図で、実施の形態1およ
び実施の形態2とは、沸騰検知手段17が鍋温度検知手
段23の出力により沸騰を検出する点が異なっている。
図11、図12は鍋温度センサ8と米飯の沸騰との関係
を示す図である。鍋温度センサ8は鍋2の底部を直接加
熱する誘導コイル3の近傍に配置しているため、鍋2内
の米飯よりも高い温度を検出する特性があり、鍋温度セ
ンサ8の温度で直接沸騰を検出するのは困難であるが、
図11及び図12に示すように、炊飯量を判定すること
により沸騰を検出することが可能である。
【0036】図11は少量を炊飯した場合の鍋温度セン
サ8と米飯の沸騰との関係を示しており、米飯の量が少
ないために、鍋温度センサ8の温度は加熱により急激に
上昇し、鍋温度センサ8が100℃になった時点から1
20秒後に米飯は沸騰を開始する。一方、図14は多量
に炊飯した場合の鍋温度センサ8と米飯の沸騰との関係
を示し、図のように米飯の量が多いために、鍋温度セン
サ8の温度上昇は少量の場合よりも緩やかであり、鍋温
度センサ8が100℃になった時点から360秒後に米
飯は沸騰を開始する。
【0037】図13は実施の形態4の沸騰検知部の動作
を示すフローチャートで、誘導コイルに100%通電し
て強火加熱を行い(S61)、鍋温度センサ8の温度が
70℃になったことを検出したとき(S62)、炊飯量
判定タイマT3をスタートさせる(S63)。次に、鍋
温度センサ8の温度が90℃になったことを検出したと
き、炊飯量判定タイマT3を停止する(S65)。その
後、炊飯量判定タイマT3のカウント量から炊飯量を判
定し、さらに沸騰検知時間TFを設定する。タイマT3
のカウントが60秒以下の場合は、炊飯量を少量とし
(S67)、沸騰検知時間TFを120秒に設定する
(S68)。タイマのカウントが60秒を越え150秒
以下の場合は炊飯量を中量とし(S70)、沸騰検知時
間TFを240秒に設定する(S71)。タイマのカウ
ントが150秒を越える場合は、炊飯量を多量とし(S
72)、沸騰検知時間TFを360秒と設定する。
【0038】次に、鍋温度センサ8の温度が100℃以
上となることを判定し(S74)、100℃以上を検出
した場合、沸騰検知タイマT4をスタートさせ(S7
5)、沸騰検知タイマT4が沸騰検知時間TFを越えた
ときに、沸騰と判断し沸騰検知が終了する。このように
鍋温度センサで沸騰を検出するため、フタにフタ温度セ
ンサ6を設けることなく沸騰を検出でき、安価な構成で
しかも吹きこぼれを抑えることができ、さらに硬さの変
化の差の大きい米飯を炊き上げることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
米飯が沸騰した以後も強火加熱を継続するため、吹きこ
ぼれを抑えて、しかも炊きむらのない美味な米飯を炊き
上げることができる。また、米飯の炊き上がり硬さの変
化を幅広く調整できるので、多様な使用者の好みに応じ
た硬さの米飯を炊くことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明になる炊飯器の実施の形態1を示す
断面図である。
【図2】 実施の形態1のブロック図である。
【図3】 実施の形態1のフローチャート図である。
【図4】 実施の形態1の加熱パターンを示す図であ
る。
【図5】 この発明になる炊飯器の実施の形態2を示す
ブロック図である。
【図6】 実施の形態2のフローチャート図である。
【図7】 実施の形態2で硬めの加熱パターンを示す図
である。
【図8】 実施の形態2の柔らかめの加熱パターンを示
す図である。
【図9】 この発明になる炊飯器の実施の形態3の加熱
パターンを示す図である。
【図10】 この発明になる炊飯器の実施の形態4を示
すブロック図である。
【図11】 実施の形態4の少量炊飯時での鍋温度セン
サと沸騰との関係を示す図である。
【図12】 実施の形態4の多量炊飯時での鍋温度セン
サと沸騰との関係を示す図である。
【図13】 この発明になる炊飯器の実施の形態5を示
すフローチャート図である。
【図14】 従来の炊飯器を示す断面図である。
【図15】 従来の炊飯器の操作パネルの正面図であ
る。
【図16】 従来の炊飯器のフローチャート図である。
【図17】 従来の他の炊飯器の操作パネルの正面図で
ある。
【図18】 従来の他の炊飯器のフローチャート図であ
る。
【図19】 従来の他の炊飯器の硬めの加熱パターンを
示す図である。
【図20】 従来の他の炊飯器の標準の加熱パターンを
示す図である。
【図21】 従来の他の炊飯器の柔らかめの加熱パター
ンを示す図である。
【符号の説明】
1 炊飯器本体、2 鍋、3 誘導コイル、4 フタ、
5 ふきこぼれ防止手段、6 フタ温度センサ、7 操
作パネル、8 鍋温度センサ、9 炊き分けキー、10
表示器、11 スタートキー、12 切キー、13
タイマキー、14時キー、15 分キー、16 フタ温
度検出手段、17 沸騰検出手段、18炊き分け選択手
段、19 強火時間設定手段、22 加熱手段、23
鍋温度検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 佳敬 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 塚原 広明 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA02 BA34 BA53 CA01 CA07 CA09 CA22 CA71 CD02 CD22 CD41 CD52 CD57 DA02 DA03 DB14 GA03 GA04 GA08 GB03 GB07 GB09 GB12 GC03 GC12 GD02 GD03 GD05 GD06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体に収納される鍋と、この鍋を
    加熱する加熱手段と、前記炊飯器本体の上部開口を覆う
    フタと、このフタに設けられた吹きこぼれ防止手段と、
    鍋内の米飯の沸騰を検出する沸騰検出手段とを備え、沸
    騰検出手段が沸騰状態を検出したときから所定時間強火
    加熱を行った後に弱火加熱を行うようにしたことを特徴
    とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 炊飯器本体に収納される鍋と、この鍋を
    加熱する加熱手段と、前記炊飯器本体の上部開口を覆う
    フタと、このフタに設けられた吹きこぼれ防止手段と、
    鍋内の被炊飯物の沸騰を検出する沸騰検出手段と、炊飯
    を行う際に米飯の炊き上げ硬さを選択する炊き分け選択
    手段と、この炊き分け選択手段の入力により強火加熱時
    間を設定する強火時間設定手段を設け、沸騰検出後に前
    記強火加熱時間設定手段により設定された強火時間の強
    火加熱を行った後、弱火加熱を行うことを特徴とする炊
    飯器。
  3. 【請求項3】 沸騰後の強火加熱の加熱量は沸騰以前の
    加熱量の90%以上とすることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 前記フタ内部にフタ温度検出器を設け、
    前記沸騰検出手段は、このフタ温度検出器の温度により
    沸騰を検出することを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれかに記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 前記鍋の温度を検出する鍋温度検出器を
    設け、前記沸騰検出手段はこの鍋温度検出器が所定の温
    度を検出してから所定時間後に沸騰と判定することを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の炊飯
    器。
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