JP2000036417A - コイル部品の端子接続構造 - Google Patents

コイル部品の端子接続構造

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JP2000036417A
JP2000036417A JP10205315A JP20531598A JP2000036417A JP 2000036417 A JP2000036417 A JP 2000036417A JP 10205315 A JP10205315 A JP 10205315A JP 20531598 A JP20531598 A JP 20531598A JP 2000036417 A JP2000036417 A JP 2000036417A
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Kazumi Kobayashi
一三 小林
Tsutomu Kotani
勉 小谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は作業性の向上、低コスト化が図れる
コイル部品を提供する。 【解決手段】 本発明に係るコイル部品10は、コア1
に巻線を巻装し、巻線端末2a、2bをコア1の端面に
引き出したコイル部2における前記コア1の端面に、リ
ード端子4a、4bを配置し、このリード端子4a、4
bと前記巻線端末2a、2bとを導電性接着材8a、8
bにより電気的,機械的に接続したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップインダクタ
等に使用されるコイル部品の端子接続構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコイル部品について図8
乃至図10を参照して説明する。
【0003】図8に示すコイル部品50は、ドラム型の
コア(磁芯)51と、このコア51に巻装した被覆付の
線材(被覆付のワイヤ)からなるコイル部52と、前記
コア51の端面に設けた一対の端面電極53a,53b
と、前記一対の端面電極53a,53bの部分に引き出
されたコイル端末52a,52bと、前記コア51の両
端面に配置され一対のリード端子54a,54bとを各
々接続する半田部55a、55bと、これら全体を被覆
する樹脂モールド部56とを具備している(特開昭64
−46907号公報参照)。
【0004】このコイル部品50の製造方法を、図9,
図10を参照して説明する。
【0005】まず、ドラム型のコア51と、端面電極5
3a,53b用の電極材を用意しコア51の両側端面に
端面電極53a,53bを設ける。
【0006】次に、ワイヤを用意し、コア51の中央部
に巻線してコイル部52を形成するとともに、その一対
のコイル端末52a,52bを端面電極53a,53b
の部分に引き出す。
【0007】次に、一対のリード端子54a,54bを
立設したリードフレーム54に対して、前記コイルを巻
装したコア51を、図9(a),(b)に示すように組
み付ける。
【0008】次に、前記端面電極53a、コイル端末5
2a及び端子54aの接合部分と、前記端面電極53
b、コイル端末52b及び端子54bの接合部分とに図
9(c)に示すようにディスペンサ60等を用いて各々
半田材を塗布し、半田付け処理を行って、一対の半田接
続部55a、55bを形成する。
【0009】次に、図9(d)に示すように塩化メチレ
ン等の洗浄材を使用した洗浄処理を実行して不要半田及
びフラックスを除去した後、樹脂モールド材を用意し、
図9(e)に示すような樹脂モールド部56を形成す
る。
【0010】次に、樹脂モールド部56から突出してい
るリードフレーム54の各部分をカットフォーミングし
て、図9(f)に示す成型品を得る。この成型品は、更
に検査工程に送られる。
【0011】上述した鉛を含む半田材又は鉛フリー半田
としては、例えば以下のような組成のものが通常用いら
れている。
【0012】(1)Sn63(Pb37)共晶半田(鉛
入り)。この半田材の液相線は183°C、固相線も1
83°Cである。
【0013】(2)Sn96.5(Ag3.5)鉛フリ
ー半田。この半田材の液相線は221°C、固相線も2
21°Cである。
【0014】(3)Sn12(Pb76、Sb12)高
温半田(鉛入り)。この半田材の液相線は265°C、
固相線は245°Cである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うな従来のコイル部品の端子接続構造であれば以下のよ
うな種々の課題が生じる。
【0016】即ち、前記端面電極53a、コイル端末5
2a等の接続に、半田付け処理を採用しているので、磁
芯端面に予め半田による接続を行うための電極を形成し
ておかなければならず、この電極形成のための工程が必
要となるために作業性の低下を招く。
【0017】また、半田を使用するので、半田処理後に
接続部周辺に付着した不要半田やフラックスを除去する
ために、塩化メチレン等の洗浄材を使用した洗浄処理が
必要となり、工程数が多いという欠点があった。また、
この種のコイル部品を電子装置のプリント基板に実装す
る場合、近年高まっている環境問題に対応するため、前
述(2)の鉛フリー高温タイプの半田材でリフロー半田
を行うケースが増えており、コイル部品内部の接続に
は、前述(3)のより高温タイプの半田材を用いる必要
がある。この種の高温半田は、液相線265°Cである
が、ウレタン等の被覆を剥離するため400°C程度の
半田上げ処理が必要で、コイル部52を構成する線材に
対する熱の影響が大きく、コイル部のワイヤ被覆の劣化
や、線材の短絡等の問題が生じる。
【0018】一方、耐熱性の高い例えばポリエステル被
覆ワイヤやポリイミド被覆ワイヤからなる線材は半田付
が困難であることを考慮し、耐熱性の低いウレタン被覆
ワイヤからなる線材を使用しているのが現状であり、こ
の結果、コイル部52の耐熱特性が低下してしまうとい
う課題もある。更に、鉛フリー半田や高温半田を使用す
る場合は、コイル部品50全体の耐熱性を考慮しなけれ
ばならないという課題もある。さらにまた、鉛を含有す
る高温半田の場合、今度は作業環境の悪化を招くという
課題もあった。
【0019】本発明は前記課題を解決するためになされ
たものであり、構造が簡単で、製造工程数の減少を図
り、低コスト化を図り、かつ、作業環境の悪化を招くこ
とのないコイル部品の接続構造を提供することを目的と
するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
磁芯に巻線が巻装され、巻線端末が磁芯の端面に引き出
され、前記磁芯の端面にリード端子が配置され、リード
端子と前記巻線端末とが前記磁芯の端面で導電性接着材
により電気的,機械的に接続されていることを特徴とす
るものである。
【0021】請求項2記載の発明は、前記磁芯の端面と
リード端子との間に巻線端末を配置し、磁芯の端面とリ
ード端子との間に導電性接着材を介在させて、前記巻線
端末とリード端子とを電気的,機械的に接続したことを
特徴とするものである。
【0022】請求項3記載の発明は、前記リード端子は
バネ性を具備し、このリード端子により前記巻線端末を
磁芯の端面側に押圧してなることを特徴とするものであ
る。請求項4記載の発明は、前記導電性接着材は、磁芯
の端面に導出した巻線端末における絶縁被覆を溶解させ
る溶剤を含有していることを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態のコイル部品
10を示すものであり、このコイル部品10は、ドラム
型のコア(磁芯)1と、このコア1に巻装した被覆付の
線材(被覆付のワイヤ)からなるコイル2と、前記コア
1の両側の端面に各々引き出した一対の線材端末である
コイル端末2a,2bと、これら一対のコイル端末2
a,2bと前記コア1の両端面に配置された一対のリー
ド端子4a,4bとを前記コア1の両端面で各々電気
的,機械的に接続した導電性接着材8a、8bと、これ
ら全体を被覆する樹脂モールド部6とを具備している。
【0025】このコイル部品10の製造方法を、図2,
図3を参照して説明する。
【0026】まず、ドラム型のコア1と、ワイヤを用意
し、コア1の中央部にコイルを巻装してコイル部2を形
成するとともに、その一対のコイル端末2a,2bを各
々コア1の両側端面に引き出し、次に、導電性接着材8
a、8bを用意し、ディスペンサ9などを用いて、図2
(a)に示すように、この導電性接着材8a、8bをコ
ア1の両側端面に前記コイル端末2a、2bを含めて塗
布する。このとき、予めコア端面に導電性接着材8a、
8bを塗布した後にコイル端末2a、2bを配置しても
よい。
【0027】次に、一対のリード端子4a,4bを立設
したリードフレーム4に対して、図2(b)に示すよう
に前記コイルを巻装したコア1を組み付け、導電性接着
材8a、8bを硬化させて(硬化条件150°C乃至1
60°C、硬化時間30乃至60分)、前記コア1の両
端面に対して前記コイル2の一対のコイル端末2a,2
bと一対のリード端子4a,4bとを電気的,機械的に
接続する。
【0028】次に、樹脂モールド材を用意し、前記コア
1及びリード端子4a,4bの外周部にモールド成型処
理を行って、図2(c)に示すような樹脂モールド部6
を形成する。
【0029】次に、樹脂モールド部6から突出している
リードフレーム4の各部分をカットフォーミングして、
図2(d)に示す成型品を得る。この成型品は、更に検
査工程に送られる。
【0030】上述したような、本実施の形態におけるコ
イル部品10の端子接続構造は、コア1の両端面におい
て、コイル2から引き出したコイル端末2a,2bと、
リード端子4a,4bとを、導電性接着材8a、8bに
より電気的,機械的に接続したことを特徴とするもので
ある。つまり、コイル端末とリード端子は電気的に接続
され、これらとコア端面とは機械的に接続される。
【0031】上記のように、導電性接着材の硬化温度が
150°Cから160°Cの比較的低温であるため、コ
イル部2に対する熱的影響がなく、従って、低耐熱性の
絶縁被覆(ウレタン系)の線材を用いても、被覆の劣化
や線材短絡等の発生を防止できる。
【0032】また、半田付け作業をすることなく、コイ
ル2のコイル端末2a,2b及びリード端子4a,4b
を、コア1の端面に確実に接続することが可能となり、
従来のようにコア端面に電極を形成する必要がないの
で、極めて作業性が良く製造コストの低減化に寄与し得
るコイル部品を得ることができる。
【0033】また、半田を使用しないので、不要半田や
フラックスを除去するための洗浄工程が不要となり、更
に作業性の改善及び低コスト化が図れる。さらに、鉛を
使用しない導電性接着材を用いるので、作業環境の改善
を図ることもできる。
【0034】本実施の形態における導電性接着材8a、
8bとしては、例えばフェノール系やエポキシ系の接着
主剤に銀フィラーを70〜85wt%を含有させたもの
や銀コートした銅フィラーを含有させたものを使用する
ことができる。
【0035】また、前記コイル2のコイル端末2a,2
bは、予め絶縁被膜を除去したものを使用するか、又
は、導電性接着材8a、8bとして、例えばエポキシ系
の接着主剤に銀フィラーを80wt%を含有させ、さら
に絶縁被膜を溶解させる溶剤としてアミン系の溶剤を含
有したものを使用することもできる。
【0036】このアミン系の溶剤を含有させた導電性接
着材8a、8bを使用する場合、アミン系の溶剤が加熱
されることで、コイル端末2a,2bの絶縁被膜を表層
から化学的に分解を開始し、銀フィラーが溶解部分に侵
入してコイル端末2a,2bの導体部分迄到達し、これ
により、コイル端末2aとリード端子4a、コイル端末
2bとリード端子4bとの導電性を得るものである。
【0037】そして、エポキシ系の接着主剤の加熱硬化
により、アミン系の溶剤は飛散して消滅するものであ
る。
【0038】この場合には、予め絶縁被膜の剥離を必要
としないので、更に作業性の改善が図れる。
【0039】上述した製造方法においては、図2(a)
に示したように、導電性接着材8a、8bをディスペン
サ9などを用いてコア1の両側端面に塗布する方法、あ
るいはリード端子4a、4bの対向面側に導電性接着材
を塗布する方法や、リード端子4a、4bを導電性接着
材に浸して、その周囲に塗布した後コイルが巻回された
コア1を取付ける方法を採用することができる(これら
を内付けと称する)。また、それとは別に、前記コイル
2をリード端子4a,4bに組み付けた状態で導電性接
着材8a、8bをコイル端末2a,2bとリード端子の
結合部分に塗布する方法を採用することもできる(これ
を外付けと称する)。
【0040】ここで、前記内付けの場合と外付けの場合
の接合部分の直流抵抗値を比較した結果、内付けの場合
の方が外付けの場合よりもコイル端末2aとリード端子
4a、コイル端末2bとリード端子4bとの各直流抵抗
値が50mΩ程度低い値を示すことが実験で判明した。
【0041】また、内付けの場合と外付けの場合とのリ
ード端子4aとコア1、リード端子4bとコア1との間
の各々接着強度は、内付けの場合で240g、外付けの
場合で150gであった。
【0042】さらに、前記内付け、外付けいずれの場合
においても、リードフレームのリード端子間にコイル2
を組み付ける場合の変形例として図4に示すようにリー
ドフレーム4を弾性材料で形成し、リード端子4a,4
bの形状を前記コア1の両側端面にコイル端末を挟んで
各々付勢力fを付与して押圧するようにして、前記コア
1をリード端子4a,4bに組み付ける場合を挙げるこ
とができる。このように、リード端子4a、4bの形状
をコア1の両側端面に各々付勢力fを付与した場合の方
が、付勢力を付与しない場合と比べてコイル端末2aと
リード端子4a、コイル端末2bとリード端子4bとの
各直流抵抗値を低い値とすることができる。また、前記
内付けの方法でコアを組付けることにより20mΩ程度
低い直流抵抗値を示すことが実験で判明した。
【0043】以上から、導電性接着材8a、8bをコア
1の両側端面に内付けにより塗布し、かつ、リード端子
4a、4bの形状をコア1の両側端面に各々付勢力fを
付与する形式とすることにより、より良好な特性が得ら
れることが判明した。
【0044】図5乃至図7は、本発明の実施の形態の他
例を示す正面図、平面図、底面図であり、このコイル部
品20は、ドラム型のコア1と、このコア1に巻装した
被覆付の線材からなるコイル部2とを水平に配置した弾
性を有する押さえ片21a、21bを各々立設した一対
のリード片21上に垂直に配置して組み付けている。そ
して、弾性を有する一対の押さえ片21a、21bをコ
ア1の上面に接触させて、このコア1をリード片21側
に付勢力fをもって押し付けるとともに、コア1の下部
に引き出したコイル部2のコイル端末2a、2bをコア
の端面で導電性接着材8a、8bを用いて一対のリード
片21に各々接続している。
【0045】このような本発明の実施の形態の他例のコ
イル部品20の場合にも、上述したコイル部品の場合と
同様な作用、効果を発揮させることができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、導電性接
着材を用いて巻線端末とリード端子の電気的接続及び磁
芯端面との機械的接続を図ったので、磁芯端面に電極を
設ける工程が不要となり、工程数の減少及び作業性の改
善が図れ、ひいてはコスト低減も図ることができる。ま
た、半田を使用しないので、塩化メチレンを使った洗浄
工程が不要となり更に作業性の改善、低コスト化が図れ
る。さらに、鉛を使用しない導電性接着材を使用するの
で、作業環境の改善を図ることもできる。
【0047】また、従来の半田付の場合、ウレタン等の
被覆を剥離するため400℃程度の半田上げ処理が必要
となるため、巻線(ワイヤ)に対する熱の影響が大き
く、ワイヤ被覆の劣化や短絡の問題があったが、本発明
で使用される導電性接着材は高くても180°C程度で
接続が可能であるため、品質劣化の問題がなく、高信頼
性のコイル部品が得られる。
【0048】さらに、従来の半田付による場合、耐熱性
の高いワイヤ、例えばポリエステルやポリイミドワイヤ
は半田付が困難であるため、耐熱性の低いウレタンワイ
ヤを使用していたが、本発明の導電性接着材の場合は、
高耐熱性ワイヤを使用することができるため、熱的信頼
性及び耐熱性の高いコイル部品を提供することができ
る。
【0049】さらにまた、導電性接着材は硬化後の耐熱
温度が高いので、プリント基板に実装する際には鉛フリ
ー高温半田を用いてもコイル端末の電気的接続が破壊さ
れることがないので更に信頼性が向上する。
【0050】請求項2記載の発明によれば、上記効果に
加えて、磁芯端面とリード端子との間に導電性接着材を
設けたので両者間に接着材が十分に回り込み、接続抵抗
の低減、接続強度のアップ等接続の確実性、信頼性の向
上が図れる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、上記効果に
加えて、リード端子のバネ性を利用して巻線端末を磁芯
端面に押圧できるので組立工程途中での位置決めが確実
となり作業性の改善が一層図れるとともに、接続抵抗の
低減等接続の確実性、信頼性の向上が図れる。
【0052】請求項4記載の発明によれば、上記効果に
加えて、導電性接着材中に絶縁被覆を溶解させる溶剤を
含有させたので、巻線端末の絶縁被覆の溶解を接続処理
の際に同時に行うことができるので、事前に絶縁被覆を
剥離する工程が不要となり、さらに作業性の改善及び低
コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のコイル部品を示す概略断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態のコイル部品の製造工程を
示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態のコイル部品の製造工程順
を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態のコイル部品の別の組付方
法を説明する図である。
【図5】本発明の実施の形態のコイル部品の他例を示す
正面図である。
【図6】本発明の実施の形態のコイル部品の他例を示す
平面図である。
【図7】本発明の実施の形態のコイル部品の他例を示す
底面図である。
【図8】従来のコイル部品を示す概略断面図である。
【図9】従来のコイル部品の製造工程を示す説明図であ
る。
【図10】従来のコイル部品の製造工程順を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 コア 2 コイル 2a コイル端末 2b コイル端末 4 リードフレーム 4a リード端子 4b リード端子 6 樹脂モールド部 8a 導電性接着材 8b 導電性接着材 9 ディスペンサ 10 コイル部品 20 コイル部品 21 リード片 21a 押さえ片 21b 押さえ片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁芯に巻線が巻装され、巻線端末が磁芯
    の端面に引き出され、前記磁芯の端面にリード端子が配
    置され、リード端子と前記巻線端末とが前記磁芯の端面
    で導電性接着材により電気的,機械的に接続されている
    ことを特徴とするコイル部品の端子接続構造。
  2. 【請求項2】 前記磁芯の端面とリード端子との間に巻
    線端末を配置し、磁芯の端面とリード端子との間に導電
    性接着材を介在させて、前記巻線端末とリード端子とを
    電気的,機械的に接続したことを特徴とする請求項1記
    載のコイル部品の端子接続構造。
  3. 【請求項3】 前記リード端子はバネ性を具備し、この
    リード端子により前記巻線端末を磁芯の端面側に押圧し
    てなることを特徴とする請求項1又は2記載のコイル部
    品の端子接続構造。
  4. 【請求項4】 前記導電性接着材は、磁芯の端面に導出
    した巻線端末の絶縁被覆を溶解させる溶剤を含有してい
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    コイル部品の端子接続構造。
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