JP2000036230A - 遮断器の操作機構の緩衝装置 - Google Patents

遮断器の操作機構の緩衝装置

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JP2000036230A
JP2000036230A JP10203226A JP20322698A JP2000036230A JP 2000036230 A JP2000036230 A JP 2000036230A JP 10203226 A JP10203226 A JP 10203226A JP 20322698 A JP20322698 A JP 20322698A JP 2000036230 A JP2000036230 A JP 2000036230A
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JP
Japan
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closing
circuit breaker
spring
operation shaft
side stopper
Prior art date
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Pending
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JP10203226A
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English (en)
Inventor
Masaru Harada
大 原田
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 投入側ストッパーおよび遮断側ストッパーに
加わる衝撃を少なくしてリミットスイッチが誤動作しな
い遮断器の操作機構の緩衝装置を提供する。 【解決手段】 器枠1に取付け、遮断器の可動接触子を
開閉操作する操作軸2と、一端を操作軸2に取付け、他
端を器枠1に固定した投入ばね9および遮断ばね11
と、操作軸2に取付けたレバー12を係止する投入側ス
トッパー13および遮断側ストッパー14とを備えた遮
断器の操作機構の緩衝装置において、レバー12の板面
に操作軸2の両側に植設した係止片17、18と、操作
軸2に取付け、両端の係止部15a、15bをストッパ
ー17、18に係止させた捩じりコイルばね15と、器
枠1に取付け前記レバー12の投入、遮断方向に突出す
る突出片16a、16bを有するアーム16とを備えて
いる。したがって、投入側ストッパーおよび遮断側スト
ッパーに加わる衝撃が少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮断器の操作機構
の緩衝装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遮断器の操作機構の緩衝装置は、
図4ないし図7に示すように構成されている。図におい
て、30は器枠である。31はこの器枠30に取付けら
れた操作軸で、この操作軸31にラチェット32が取付
けられている。33は偏心カムで、この偏心カム33の
図示しないカム軸にモータ(図示せず)が連結されてい
る。34は送り爪で、一端を前記偏心カム33に取付
け、他端の爪を前記ラチェット32の歯に係合させてラ
チェット32を時計方向に駆動するように構成してい
る。35は一端を器枠30に固定した止まり爪で、他端
をラチェット32の歯に係合させ、ラチェット32の逆
転を防止するようにしてある。36はモータ(図示せ
ず)を駆動、停止するリミットスイッチで、このリミッ
トスイッチ36の操作棒37の先端に取付けたローラを
図示しないカムに係合させている。38は投入ばねで、
一端を前記器枠30に取付け、他端を前記ラチェット3
2の板面に取付けた支持具39に引っ掛けてある。40
は遮断ばねで、一端を器枠30に固定し、他端を操作軸
31に固定したレバー41に取付けている。42は器枠
30に取付けた投入側ストッパーで、台座42aにゴム
を挟んで押え金42bで固定している。43は器枠30
に取付けた遮断側ストッパーで、台座43aにゴムを挟
んで押え金43bで固定している。つぎに遮断器の操作
機構の緩衝装置の動作について説明する。図4は遮断器
の接触子が開路し、投入ばねが放勢状態で、遮断ばねが
放勢状態である遮断器の操作機構における緩衝装置を示
す。この状態からリミットスイッチ36を閉路して図示
しないモータを駆動する。このモータの駆動により偏心
カム33が回転し、この偏心カム33に取付けた送り爪
35が操作軸31に取付けたラチェット32の歯を送っ
て操作軸31と一体にラチェット32を時計方向に回動
し、このラチェット32に一端を取付けた投入ばね38
を圧縮して投入ばね38にばね力の蓄勢を開始する。さ
らに、モータを駆動すると図示しないカムがリミツトス
イッチ36の操作棒37を操作してリミットスイッチ3
6を開路する。前記リミットスイッチ36が開路すると
モータの回転が停止し、投入ばね38の蓄勢が完了す
る。前記投入ばね38の蓄勢が完了した後、遮断器の閉
路指令により操作軸31のキャッチ機構(図示せず)を
外すと操作軸31が反時計方向に回転し、この操作軸3
1の回転に連動して図示しない操作機構を介して遮断器
の可動接触子を固定接触子に接触させて電路を閉路する
とともに、前記操作軸31の回転に伴って操作軸31に
取付けたレバー41に一端を引っ掛けた遮断ばね40を
伸張して遮断ばね40にばね力を蓄勢する。前記操作軸
31が所定量回転すると、図6に示すように操作軸31
に取付けたレバー41が反時計方向に回動して投入側ス
トッパー42に衝接して操作軸31の回転が停止する。
この状態から遮断指令により操作軸31のキャッチ機構
(図示せず)を外すと操作軸31が時計方向に回動し、
この操作軸31の回転に連動して図示しない操作機構を
介して遮断器の可動接触子を固定接触子から開離して電
路を開路するとともに、図7に示すように前記操作軸3
1に取付けたレバー41が遮断側ストッパー43に衝接
して操作軸31の回転が停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の遮断
器の投入側ストッパー42および遮断側ストッパー43
よりなる緩衝装置は、器枠に固定した台座42a、43
aにゴムを挟んで押え金42b、43bより構成してお
り、操作軸31の駆動力が大きくなると遮断側ストッパ
ー43あるいは投入側ストッパー42に加わる衝撃が大
きくなり、リミットスイッチ7がチャタリングを起こし
誤動作をする欠点があった。そこで、本発明は、投入側
ストッパーあるいは遮断側ストッパーに加わる衝撃を少
なくして、リミットスイッチが誤動作しないようにした
遮断器の操作装置の緩衝装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、器枠に回動しうるように取付け、遮断器
の可動接触子を開閉操作する操作軸と、一端を前記操作
軸に取付け、他端を前記器枠に固定した投入ばねおよび
遮断ばねと、前記操作軸に取付けたレバーを係止する器
枠に取付けた投入側ストッパーおよび遮断側ストッパー
とを備えた遮断器の操作機構の緩衝装置において、前記
レバーの板面に操作軸を挟んで操作軸の両側に植設した
係止片と、前記操作軸に取付け、両端の係止部を前記係
止片に係止させた捩じりコイルばねと、前記器枠に取付
け前記レバーの投入方向あるいは遮断方向に突出する突
出片を有するアームとを備えている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の実施例を示すもので、
(a)は遮断器の操作機構の概略構成の正面図、(b)
は遮断器の操作機構の概略構成の背面図、図2、3は緩
衝装置の要部拡大図である。図において、1は器枠であ
る。2この器枠に取付けられた操作軸で、この操作軸2
にラチェット3が取付けられている。4は偏心カムで、
この偏心カム4の図示しないカム軸にモータ(図示せ
ず)が連結されている。5は送り爪で、一端を前記偏心
カム4に取付け、他端の爪を前記ラチェット3に係合さ
せてラチェット3を時計方向に作動するように構成して
いる。6は一端を器枠1に固定した止まり爪で、他端を
ラチェット3の歯に係合させ、ラチェット3の逆転を防
止するようにしてある。7はモータ(図示せず)を駆
動、停止するリミットスイッチで、このリミットスイッ
チ7の操作棒8の先端に取付けたローラを図示しないカ
ムに係合させている。9は投入ばねで、一端を前記器枠
1に取付け、他端を前記ラチェット3の板面に取付けた
支持具10に引っ掛けてある。11は遮断ばねで、一端
を器枠1に固定し、他端を操作軸2に固定したレバー1
2に取付けている。13は器枠1に取付けた投入側スト
ッパーで、台座13aにゴムを挟んで押え金13bで固
定している。14は器枠1に取付けた遮断側ストッパー
で、台座14aにゴムを挟んで押え金14bで固定して
いる。15は操作軸に設けた捩じりコイルバネで、両側
の端部に係止部15a、15bを備えている。16は遮
断側ストッパー14に取付けたアームで、遮断側ストッ
パー14の台座14aに直角に突出する突出片16a
と、遮断側ストッパー14の台座14aに平行に延びる
突出片16bとを備えている。17、18は前記レバー
に植設した係止片で、一方側の係止片17は操作軸2を
挟んで操作軸2の左側に取付け、他方の係止片18は操
作軸2を挟んで操作軸2の右側に取付けている。つぎに
遮断器の操作機構の緩衝装置の動作について説明する。
図1は遮断器の可動接触子が開路して、投入ばねが放勢
状態で、遮断ばねが放勢状態である遮断器の操作機構に
おける緩衝装置を示す。この状態からリミットスイッチ
7を閉路して図示しないモータを駆動する。このモータ
の駆動により偏心カム4が回転し、この偏心カム4に取
付けた送り爪5が操作軸2に取付けたラチェット3の歯
を送ってラチェット3と一体に操作軸2を時計方向に回
動し、このラチェット3に一端を取付けた投入ばね9を
圧縮して投入ばね9にばね力の蓄勢を開始する。さら
に、モータを駆動すると図示しないカムがリミツトスイ
ッチ7の操作棒8を操作してリミットスイッチ7を開路
する。前記リミットスイッチ7が開路するとモータの回
転が停止し、投入ばね9の蓄勢が完了する。前記投入ば
ね9の蓄勢が完了した後、遮断器の閉路指令により操作
軸2のキャッチ機構(図示せず)を外すと操作軸2が反
時計方向に回転し、この操作軸2の回転に連動して図示
しない操作機構を介して遮断器の可動接触子を固定接触
子に接触させて電路を閉路するとともに、前記操作軸2
の回転に伴って操作軸2に取付けたレバー12に一端を
引っ掛けた遮断ばね11を伸張して遮断ばね30にばね
力を蓄勢する。前記操作軸2が反時計方向に回動すると
図3に示すように捩じりコイルばね15の係止部15b
がレバー12に設けた係止片17と一体に回動し、捩じ
りコイルばね15の他端の係止部15aがアーム16の
突出片16bに当接する。さらに、前記操作軸2が反時
計方向に回動すると捩じりコイルばね15の他端の係止
部15aの回動が阻止されて捩じりコイルばね15のば
ね力に抗して操作軸2が回動して投入側ストッパー14
に衝接して操作軸2の回転が停止する。この状態から遮
断指令により操作軸2のキャッチ機構(図示せず)を外
すと、操作軸2が時計方向に回転し、この操作軸2の回
転に連動して図示しない操作機構を介して遮断器の可動
接触子を固定接触子から開離して電路を開路するととも
に、前記操作軸2が時計方向に回動すると図3に示すよ
うに捩じりコイルばね15の係止部15aがレバー12
に設けた係止片18と一体に回動し、捩じりコイルばね
15の他端の係止部15bがアーム16の突出片16a
に当接する。さらに、前記操作軸2が時計方向に回動す
ると捩じりコイルばね15の他端の係止部15bの回動
が阻止されて捩じりコイルばね15のばね力に抗して操
作軸2が回動して遮断側ストッパー14に衝接して操作
軸2の回動が停止する。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、投入
側ストッパーあるいは遮断側ストッパーに加わる衝撃が
少なくなり、リミットスイッチが誤動作しないようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す遮断器の操作機構にお
ける緩衝装置の概略構成の正面図である。
【図2】 本発明の実施例を示す遮断器の操作機構にお
ける緩衝装置の概略構成の背面図である。
【図3】 本発明の緩衝装置の要部拡大図である。
【図4】 本発明の緩衝装置の要部拡大図である。
【図5】 従来の遮断器の操作機構における緩衝装置の
概略構成の正面図である。
【図6】 従来の遮断器の操作機構における緩衝装置の
概略構成の背面図である。
【図7】 従来の緩衝装置の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 器枠、 2 操作軸、 3 ラチェット、 4 偏
心カム、5 送り爪、 6 止まり爪、 7 リミット
スイッチ、 8 操作棒、9 投入ばね、 10 支持
具、 11 遮断ばね、 12レバー、13 投入側ス
トッパー、 13a 台座、 13b 押え金、14
遮断側ストッパー、 14a 台座、 14b 押え
金、15 捩じりコイルばね、 15a、15b 係止
部、 16 アーム、16a、16b 突出片、 1
7、18 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器枠に回動しうるように取付け、遮断器
    の可動接触子を開閉操作する操作軸と、一端を前記操作
    軸に取付け、他端を前記器枠に固定した投入ばねおよび
    遮断ばねと、前記操作軸に取付けたレバーを係止する器
    枠に取付けた投入側ストッパーおよび遮断側ストッパー
    とを備えた遮断器の操作機構の緩衝装置において、 前記レバーの板面に操作軸を挟んで操作軸の両側に植設
    した係止片と、 前記操作軸に取付け、両端の係止部を前記係止片に係止
    させた捩じりコイルばねと、 前記器枠に取付け前記レバーの投入方向あるいは遮断方
    向に突出する突出片を有するアームと、 を備えた遮断器の操作機構の緩衝装置。
JP10203226A 1998-07-17 1998-07-17 遮断器の操作機構の緩衝装置 Pending JP2000036230A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014097435A1 (ja) * 2012-12-20 2014-06-26 株式会社日立製作所 蓄電システム

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