JP2001266719A - 遮断器の操作装置 - Google Patents

遮断器の操作装置

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JP2001266719A
JP2001266719A JP2000081746A JP2000081746A JP2001266719A JP 2001266719 A JP2001266719 A JP 2001266719A JP 2000081746 A JP2000081746 A JP 2000081746A JP 2000081746 A JP2000081746 A JP 2000081746A JP 2001266719 A JP2001266719 A JP 2001266719A
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JP
Japan
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tripping
trigger
latch
spring
stopper
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Application number
JP2000081746A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Hashimoto
裕明 橋本
Hiroshi Ozawa
博 小澤
Kenichi Okubo
健一 大久保
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引外しトリガの位置を規定するストッパ構成
を改良することにより、引外しラッチと引外しトリガの
係合動作の信頼性を向上させることができる遮断器の操
作装置を提供する。 【解決手段】 遮断ばね26の蓄勢エネルギーは、引外
しラッチ11と引外しトリガ14が係合することで保持
される。引外しトリガ14はストッパ16に当接して復
帰ばね15の付勢力による回転を阻止している。ストッ
パ16は低弾性材料16bを金属板16aで挟んで重
ね、フレーム1に締結固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力用の遮断器に係
わり、特に遮断器の操作装置の信頼性の向上手段に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遮断器の操作装置の引外し制御部
は、例えば特開平9−180593号公報に記載されて
いるように、引外しラッチと引外しトリガとの係合によ
って投入状態を保持するように構成されている。この引
外しトリガには、復帰方向に付勢する復帰ばねが設けら
れており、固定されたストッパにこの引外しトリガを当
接することによって復帰位置に保持する構成が採られて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の引外し
制御部は、投入動作終了時に引外しトリガが復帰ばねの
付勢力によって元の位置に復帰する際に、ストッパと衝
突して振動するため、引外しラッチと引外しトリガが係
合う時までに引外しトリガの振動がおさまらないと係合
が外れ、誤って遮断動作してしまう可能性があった。
【0004】本発明は斯かる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的は、投入動作終了時に引外しトリガが
ストッパと衝突する際に緩衝効果を持たせることによっ
て、引外しトリガの跳ね返りを抑制し、引外しラッチと
引外しトリガとを確実に係合させて誤動作を防止するこ
とができる遮断器の操作装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1記載の遮断器の操作装置は、放
勢により接点の開閉動作を行う遮断ばね及び投入ばね
と、前記遮断ばねの蓄勢エネルギーを保持する引外しラ
ッチと、前記引外しラッチと係合保持する引外しトリガ
と、投入状態で前記引外しトリガの位置を規定するスト
ッパを有する遮断器の操作装置において、前記ストッパ
は複数の部材を重ねあわせ、少なくとも部材の一つは弾
性材料で構成するようにする。
【0006】また、本発明の請求項2の遮断器の操作装
置は、請求項1に記載の遮断器の操作装置において、ス
トッパの複数の部材の内、弾性材料を金属板で挟んで構
成するようにする。
【0007】また、本発明の請求項3の遮断器の操作装
置は、放勢により接点の開閉動作を行う遮断ばね及び投
入ばねと、前記遮断ばねの蓄勢エネルギーを保持する引
外しラッチと、前記引外しラッチと係合保持する引外し
トリガと、投入状態で前記引外しトリガに位置を規定す
るストッパを有する遮断器の操作装置において、前記引
外しトリガを略L字型に形成し、一端を前記引外しラッ
チと係合保持する面を設け、他端に複数の部材を重ねあ
わせ、少なくとも部材の一つは弾性材料で構成したスト
ッパと当接するように構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1から
図3に基づいて説明する。図1は本発明の遮断器の操作
装置の概略構成図であり、遮断ばね、投入ばね共に蓄勢
状態である。操作器の主軸4はフレーム1に回転自在に
支持され、この主軸4には略Y字型の主レバー5が取り
付けられている。主レバー5の一端には遮断ばね26の
荷重を受ける遮断ばねリンク25が取り付けられてい
る。遮断ばね26の蓄勢エネルギーは、主レバー5の他
端に設けられたローラ7から回転自在に支持された第2
の引外しラッチ8の斜面と係合保持することにより回動
を防止している。第2の引外しラッチ8の回転は、その
他端に設けられたローラ10から回転自在に支持された
引外しラッチ11の斜面に係合保持することで阻止され
ている。
【0009】さらに、引外しラッチ11は他端に設けら
れたローラ13から回転自在に支持された引外しトリガ
14に係合保持することで回転が阻止されている。これ
らの引外しラッチ8、11及び引外しトリガ14には復
帰ばね9、12、15が設けられ、常に弾性付勢が与え
られている。また、引外しトリガ14は略L字型に形成
され、投入保持状態でストッパ16に当接し、復帰ばね
15の付勢力による引外しトリガ14の回転を阻止して
いる。
【0010】ストッパ16は弾性材料16bを金属板1
6aで挟んで重ね、フレーム1に締結固定する。この弾
性材料16bとしては、例えばゴム等のように弾性が小
さく、材料自体の持つ内部減衰の大きいものが好適であ
る。引外し電磁石17はフレーム1に取り付けられ、そ
のプランジャ17aがフレーム1を貫通して引外しトリ
ガ14の端部付近まで延びている。
【0011】さらに主軸4の近傍には回転自在にカム軸
2が支持され、カム3が固定されている。カム3は投入
ばね28により反時計回りの回転力が与えられるが、カ
ム3の一端に設けられたローラ18から回転自在に支持
された投入ラッチ19の斜面と係合保持することにより
回転を阻止している。投入ラッチ19の回転は、他端に
取り付けられたローラ21から回転自在に支持された投
入トリガ22に係合保持することで回転が阻止されてい
る。投入電磁石24はフレーム1に取り付けられ、その
プランジャ24aがフレーム1を貫通して投入トリガ2
4の端部付近まで延びている。
【0012】次に遮断器の操作装置の動作を説明する。
まず、引外し動作は、遮断指令が入力されると引外し電
磁石17が励磁され、プランジャ17aが突出して引外
しトリガ14を押圧し、復帰ばね15の付勢力に対抗し
て引外しトリガ14を反時計回りに回転させ、引外しト
リガ14と引外しラッチ11のローラ13との係合を解
除する。
【0013】引外しラッチ11は回転自由になるので、
第2の引外しラッチ8のローラ10からの接触力により
回転し、引外しラッチ11と第2の引外しラッチ8との
係合が解除される。すると、第2の引外しラッチ8が回
転自由になり主レバー5からの接触力により回転し、主
レバー5と第2の引外しラッチ8との係合が解除され
る。遮断ばね26の駆動力により主レバー5は主軸4を
中心として反時計回りに回転し、遮断ばね26は放勢さ
れ、遮断部主接点29の開路動作が行われる。遮断動作
が終了した状態を図2に示す。主レバー5の一端に設け
られたローラ6がカム3の外表面にほぼ当接した状態で
静止している。
【0014】次に投入動作について説明する。投入指令
が入力されると、投入電磁石24が励磁され、プランジ
ャ24aが伸長して投入トリガ22の一端を押圧する。
すると投入トリガ22は復帰ばね23の付勢力に抗して
トリガ軸を回転中心として反時計回りに回転する。
【0015】次に、カム3のローラ18からの接触力に
より投入ラッチ19が反時計回りに回転して、投入ばね
28によりカム3が反時計回りに回転して、主レバー5
のローラ6に当接して主レバー5を時計回りに回転させ
遮断ばね26を圧縮しつつ遮断部主接点29の閉路動作
を行う。投入動作後半までにカム3は半回転して最大曲
率半径部分で主レバー5のローラ6と当接して、主レバ
ー5が投入保持状態の位置よりオーバーストロークする
ように構成しているので、まず第2の引外しラッチ8が
復帰ばね9により元の位置に復帰し、次に引外しラッチ
11が復帰ばね12により元の位置に復帰する。最後に
引外しトリガ14が復帰ばね15により元の位置に復帰
しようとしてストッパ16と衝突する。
【0016】本実施形態によれば、ストッパ中央部に設
けた弾性材料16bの内部減衰による緩衝効果によっ
て、引外しトリガ14の跳ね返り量が少なくなり、衝突
の繰り返しを抑制することができる。従って、引外しラ
ッチ11と引外しトリガ14を確実に係合保持できるよ
うになり、誤って遮断動作をしてしまう誤動作を防止で
きるようになる。即ち、遮断器の動作の信頼性が向上す
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、投入動作終了時に引外
しトリガがストッパに衝突する際に弾性材料の緩衝効果
によって、引外しトリガの跳ね返りを抑制することが可
能となり、引外しラッチと引外しトリガとの係合保持動
作を確実に行うことができる。さらに、通常の投入状態
においては引外しフックの回転力を金属板で受けるた
め、金属板の剛性の適正化を図ることによって、長期間
に渡って安定した保持状態を得られるため、信頼性の高
い遮断器の操作装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の遮断器の操作装置の投入状態で遮断
ばね、投入ばね共に蓄勢状態を示す構成図である。
【図2】 本発明の遮断器の操作装置の遮断状態で投入
ばね蓄勢状態を示す構成図である。
【図3】 本発明の遮断器の操作装置の投入状態で投入
ばね放勢状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1…フレーム、2…カム軸、3…カム、4…主軸、5…
主レバー、6…ローラ、7…ローラ、8…第2の引外し
ラッチ、9…復帰ばね、10…ローラ、11…引外しラ
ッチ、13…ローラ、14…引外しトリガ、15…復帰
ばね、16…ストッパ、16a…金属板、16b…低弾
性材料、17…引外し電磁石、17a…プランジャ、1
8…ローラ、19…投入ラッチ、20…復帰ばね、21
…ローラ、22…投入トリガ、23…復帰ばね、24…
投入電磁石、24a…プランジャ、25…遮断ばねリン
ク、26…遮断ばね、27…投入ばねリンク、28…投
入ばね、29…遮断器の接点。
フロントページの続き (72)発明者 大久保 健一 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分事業所内 Fターム(参考) 5G028 AA16 EB08 EB10 EB11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放勢により接点の開閉動作を行う遮断ばね
    及び投入ばねと、前記遮断ばねの蓄勢エネルギーを保持
    する引外しラッチと、前記引外しラッチと係合保持する
    引外しトリガと、投入状態で前記引外しトリガの位置を
    規定するストッパを有する遮断器の操作装置において、
    前記ストッパは複数の部材を重ねあわせ、少なくとも部
    材の一つは弾性材料で構成したことを特徴とする遮断器
    の操作装置。
  2. 【請求項2】ストッパの複数の部材の内、弾性材料を金
    属板で挟んで構成してあることを特徴とする請求項1に
    記載の遮断器の操作装置。
  3. 【請求項3】放勢により接点の開閉動作を行う遮断ばね
    及び投入ばねと、前記遮断ばねの蓄勢エネルギーを保持
    する引外しラッチと、前記引外しラッチと係合保持する
    引外しトリガと、投入状態で前記引外しトリガの位置を
    規定するストッパを有する遮断器の操作装置において、
    前記引外しトリガを略L字型に形成し、一端に前記引外
    しラッチと係合保持する面を設け、他端に複数の部材を
    重ねあわせ、少なくとも該部材の一つは弾性材料で構成
    したストッパと当接するように構成したことを特徴とす
    る遮断器の操作装置。
JP2000081746A 2000-03-17 2000-03-17 遮断器の操作装置 Pending JP2001266719A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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