JP2000036001A - 会計情報処理方法、会計情報処理装置及び記録媒体 - Google Patents

会計情報処理方法、会計情報処理装置及び記録媒体

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JP2000036001A
JP2000036001A JP10202242A JP20224298A JP2000036001A JP 2000036001 A JP2000036001 A JP 2000036001A JP 10202242 A JP10202242 A JP 10202242A JP 20224298 A JP20224298 A JP 20224298A JP 2000036001 A JP2000036001 A JP 2000036001A
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Tomoji Ishizu
智司 石津
Kunio Okada
國夫 岡田
Yuji Akimoto
裕司 秋本
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MERUWAADO RAIHOO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現時点までの現預金・手形の流れを正確に表
す企業内部用の資金繰り情報を提供しようとする課題が
あった。 【解決手段】 現預金・手形・相殺取引として認識する
項目毎に分けるための資金の種別を定義し、その資金の
種別に資金コードを対応づけた資金コードテーブルと、
現預金・手形・相殺取引として認識する仕訳の場合に資
金コードを付与した伝票情報を整理するための伝票情報
テーブルとを有するデータベース4と、前記伝票情報テ
ーブルから資金コードの付与された仕訳情報を抽出する
仕訳情報抽出部7と、その仕訳情報から資金繰り表に応
じた収入と支出を各資金コード毎に表計算して対象期間
の資金繰り表を作成する表計算部8とを備えた会計情報
処理装置100を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会計情報処理方
法、会計情報処理装置及び記録媒体に関し、特に、企業
存続の鍵である現金・預金(以下「現預金」という。)
・手形・相殺取引の資金の流れを認識するための資金繰
り表をコンピュータにより作成するのに有用な技術であ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、企業会計は、一般会計と管理会
計とに区別される。一般会計は、財務会計とも呼ばれ、
企業が出資者や債権者や国等の外部の利害関係人に対し
て、法に則った財務諸表を提出することで企業の会計報
告をするためのものである。これに対して、管理会計
は、経営管理者が企業活動の資金の流れを把握し、効率
的な資金運用のための計画や資金を統制する総合的管理
をするためのものである。このため、管理会計は、本
来、法に則る必要がなく、企業内部でのみ通用すればよ
い。例えば、将来事象の予測並びに当面の活動目標の事
前的測定である資金繰り表は、企業の内情に応じて作ら
れるのが好ましい。したがって、資金繰り表は、法に基
づかなくてもよいため、本来、企業毎に個々に現預金と
して扱う項目を自由に決めてよいことになる。
【0003】ところで、近年のコンピュータ技術の発達
により、企業会計用のソフトウェアが種々開発されてき
ている。この種の従来の企業会計用のソフトウェアとし
ては、法に則った一般会計用のソフトウェアが知られて
いる。この一般会計用のソフトウェアでは、法に基づか
なければならないため、収益は商品の引渡時に計上する
実現主義、費用は取引の発生時に計上する発生主義で認
識するためのアルゴリズムを採用し、法に基づいた貸借
対照表や損益計算書等の財務諸表を作成するようになっ
ている。
【0004】また、一般会計用のソフトウェアでも、企
業内部の資金管理に使用する資金繰り表を作成する管理
会計用のソフトウェアとしてのアルゴリズムを備えてい
るものがある。その資金繰り表には、資金の流れを表す
ために、現預金の収入と支出時に収支を計上する現金主
義に従って作成され、任意の期間、例えば、1ヶ月毎の
収入と支出を、予め設定された複数の項目に分けて集計
して表すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本来、資金繰り表は、
法に基づかなくてもよいため、企業毎に個々に現預金と
して扱う項目を自由に決めて作成して現預金の流れを表
し、例えば、利益がでているのに発生する黒字倒産を未
然に防ぐ手立てを講じるための情報として利用される。
【0006】しかし、上記従来の企業会計用のソフトウ
ェアでは、経営者や経理担当者等のユーザー(以下「ユ
ーザー」という。)は、予め設定された複数の項目だけ
しか現預金として扱うことができず、企業毎に設定でき
ない問題がある。また、一般的に知られている資金繰り
表には手形の流れや売掛金と買掛金の相殺の流れが表れ
ないため、上記従来の企業会計用のソフトウェアにもそ
のような流れを表す項目が設定されていない。このた
め、ユーザーは、実際の資金の流れを把握しずらく、資
金繰りの判断を誤りやすい問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、現時点までの現
預金・手形・相殺取引の流れを正確に表す企業内部用の
資金繰り情報を提供し、この資金繰り情報によりユーザ
ーに資金の流れを正確に把握させて現時点で運用可能な
資金を認識させ、特に、利益がでているのに発生する黒
字倒産を未然に防ぐ手立てを講じられるようにすること
にある。さらに、管理会計である資金繰り情報が、一般
会計と有機的な連繋を持ち、継続性の有るものとするこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、オペレーターの操作により各種伝票の伝票情報や命
令を入力部から入力してその伝票情報を加工し、各種入
力情報や資金繰り表等の帳票イメージ情報を表示部や印
字部から出力させる会計情報処理方法において、現預金
・手形として認識する項目毎に分けるための資金の種別
を定義し、その資金の種別に資金コードを対応づけた資
金コードテーブルを作成して記憶するステップと、現預
金・手形として認識する仕訳の場合には資金コードを付
与した伝票情報を整理するための伝票情報テーブルを作
成するステップと、この伝票情報テーブルから資金コー
ドの付与された仕訳情報を抽出するステップと、その仕
訳情報から資金繰り表に応じた収入と支出を各資金コー
ド毎に表計算して対象期間の資金繰り表を作成するステ
ップとを有する会計情報処理方法を提供する。これによ
り、現預金の収入・支出時、及び、受取手形の裏書取引
時を費用及び収益の算定基準として資金繰り表を作成す
ることが可能になる。
【0009】請求項2に記載の発明は、オペレーターの
操作により各種伝票の伝票情報や命令を入力部から入力
してその伝票情報を加工し、各種入力情報や資金繰り表
等の帳票イメージ情報を表示部や印字部から出力させる
会計情報処理方法において、現預金・手形・相殺取引と
して認識する項目毎に分けるための資金の種別を定義
し、その資金の種別に資金コードを対応づけた資金コー
ドテーブルを作成して記憶するステップと、現預金・手
形・相殺取引として認識する仕訳の場合には資金コード
を付与した伝票情報を整理するための伝票情報テーブル
を作成するステップと、この伝票情報テーブルから資金
コードの付与された仕訳情報を抽出するステップと、そ
の仕訳情報から資金繰り表に応じた収入と支出を各資金
コード毎に表計算して対象期間の資金繰り表を作成する
ステップとを有する会計情報処理方法を提供する。これ
により、現預金の収入・支出時、受取手形の裏書取引
時、並びに、売掛金と買掛金の相殺取引時を費用及び収
益の算定基準として資金繰り表を作成することが可能に
なる。
【0010】請求項3に記載の発明は、オペレーターの
操作により各種伝票の伝票情報や命令を入力する入力部
と、各種入力情報や資金繰り表等の帳票イメージ情報を
表示する表示部とを有する会計情報処理装置において、
現預金・手形として認識する項目毎に分けるための資金
の種別を定義し、その資金の種別に資金コードを対応づ
けた資金コードテーブルと、現預金・手形として認識す
る仕訳の場合に資金コードを付与した伝票情報を整理す
るための伝票情報テーブルとを有するデータベースと、
前記伝票情報テーブルから資金コードの付与された仕訳
情報を抽出する仕訳情報抽出部と、その仕訳情報から資
金繰り表に応じた収入と支出を各資金コード毎に表計算
して対象期間の資金繰り表を作成する表計算部とを備え
た会計情報処理装置を提供する。これにより、現預金の
収入・支出時及び受取手形の裏書取引時を費用及び収益
の算定基準として資金繰り表を作成することも可能にな
る。したがって、上記請求項1に記載の会計情報処理方
法を実施することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、オペレーターの
操作により各種伝票の伝票情報や命令を入力する入力部
と、各種入力情報や資金繰り表等の帳票イメージ情報を
表示する表示部とを有する会計情報処理装置において、
現預金・手形・相殺取引として認識する項目毎に分ける
ための資金の種別を定義し、その資金の種別に資金コー
ドを対応づけた資金コードテーブルと、現預金・手形・
相殺取引として認識する仕訳の場合に資金コードを付与
した伝票情報を整理するための伝票情報テーブルとを有
するデータベースと、前記伝票情報テーブルから資金コ
ードの付与された仕訳情報を抽出する仕訳情報抽出部
と、その仕訳情報から資金繰り表に応じた収入と支出を
各資金コード毎に表計算して対象期間の資金繰り表を作
成する表計算部とを備えた会計情報処理装置を提供す
る。これにより、現預金の収入・支出時及び受取手形の
裏書取引時、並びに、売掛金と買掛金との操作取引時を
費用及び収益の算定基準として資金繰り表を作成するこ
とも可能になる。したがって、上記請求項2に記載の会
計情報処理方法を実施することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項3又は請
求項4に記載の発明において、前記伝票情報テーブルか
ら対象期間内の伝票情報だけを抽出する伝票情報抽出部
を備え、前記仕訳情報抽出部では、前記伝票情報抽出部
が抽出した伝票情報から資金コードの付与された仕訳情
報を抽出するようにした。これにより、伝票情報テーブ
ルには、経理上生じた全ての伝票情報が登録されている
ため、この全ての伝票情報を一般会計用のソフトウェア
に読み込ませることで、一度の入力処理で一般会計と管
理会計の両方に対応することが可能となる。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項3又は請
求項4に記載の発明において、表計算部は、抽出された
全ての伝票情報から財務諸表を作成するようにした。こ
れにより、経理上生じた全ての伝票情報をデータベース
の伝票情報テーブルに記憶しておけば、その伝票情報を
基に、資金コードの付与してある仕訳情報のみで上述の
ように資金繰り表を作成したり、全ての伝票情報で一般
会計の財務諸表を作成することができる。このため、一
般会計と管理会計とが有機的な連繋を持ち、継続性の有
るものとなる。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項3又は請
求項4に記載の発明において、資金の種別に受取手形の
裏書譲渡を含め、その裏書譲渡は支払代金と受取手形と
で仕訳してデータベースの伝票情報テーブルに記憶して
おき、その裏書譲渡の仕訳の伝票情報を含む資金繰り表
を作成するようにした。これにより、資金繰り表には、
裏書譲渡の内容が示され、資金として運用が可能な裏書
譲渡された受取手形の流れも明瞭になる。このため、資
金の全体の流れがより鮮明になり、現預金の収入及び支
出に影響のある資金の全体の流れが掴みやすくなる。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項3又は請
求項4に記載の発明において、仮払金の出金の仕訳に、
仮払金の出金を示す資金コード・資金の種別を付与する
ようにしてもよい。これにより、仮払金の出金の流れ
が、明確に示される。このため、経営者等のユーザー
は、仮払金が多ければ少なくするように判断することが
できる。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項3又は請
求項4に記載の発明において、表計算部は、収入と支出
のそれぞれの資金の種別毎の割合を算出して、資金繰り
表に期間毎の構成比を示すようにした。これにより、例
えば、経常収入の内で売掛現金入金が年を追うごとに減
少し、受取手形入金が年を追うごとに増加している場合
や買掛金支出が年を追うごとに増加し、支払手形支払が
年を追うごとに減少している場合には、手持ちの現金が
年を追うごとに減っていることが示され、手持ちの現金
が減少してきているのが分かる。この結果、手持ちの現
金が少なくなると手形の発行ができなくなるのを防ぐた
め、ユーザーは手持ちの現金を増やさなければならない
ことがわかる。このため、会社経営のための有益な資料
を提供することができる。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項4に記
載の発明において、売掛金を入金するための架空の相殺
口座と買掛金を出金するための架空の相殺口座を設け、
各相殺口座も資金の種別に含め、売掛金と相殺口座、及
び、買掛金と相殺口座のように仕訳してデータベースの
伝票情報テーブルに記憶しておき、売掛金と買掛金との
相殺の流れを示した資金繰り表を作成するようにした。
これにより、継続的に商取引を行っている企業間で、相
互に売掛・買掛の債権・債務を確保し、その相殺額を確
定し、相互に相殺領収書を発行して相互の債権・債務の
消滅した場合のその相殺の流れが分かり、現預金の収入
及び支出に影響のある資金の全体の流れが掴みやすくな
る。
【0018】請求項11に記載の発明は、請求項3、請
求項4又は請求項6に記載の発明において、表計算部で
作成された財務諸表や資金繰り表に現れる項目毎に、円
グラフ、棒グラフやレーダーチャート等の各種グラフを
作成するグラフ作成部を備えた。これにより、ユーザー
は、一目で資金繰り表等の状況を把握することができ
る。このため、資金繰り表のために算出した現預金・手
形・相殺取引の流れを表す項目を利用して経営分析を行
うのに適した情報を提供することができる。
【0019】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の発明において、表計算部で作成された財務諸表や
資金繰り表に現れる項目から経営効率の指標を算出する
経営効率算出部を備え、グラフ作成部が、経営効率の指
標を要素とする円グラフ、棒グラフやレーダーチャート
等の各種グラフを作成するようにした。これにより、ユ
ーザーは、グラフで示された経営効率の指標を一目で認
識することができる。このため、資金繰り表のために算
出した現預金・手形・相殺取引の流れを表す項目を利用
して経営分析を行うのに適した情報を提供することがで
きる。また、財務諸表の項目とも対応づけるようにした
ため、一般会計と管理会計とが有機的な連繋を持ち、継
続性の有るものとなる。
【0020】請求項13に記載の発明は、請求項3〜請
求項12のいずれかに記載の会計情報処理装置におい
て、他のコンピュータとの間の通信を制御する通信制御
部と、他のコンピュータからダウンロードの要求があっ
たときに、各部の機能を実現するプログラムを送信する
ために保存しておく保存部とを備えた。これにより、本
発明の会計情報処理を実現するプログラムを他のコンピ
ュータにダウンロードさせ、他のコンピュータでそのプ
ログラムを実行させることができる。
【0021】請求項14に記載の発明は、請求項3〜請
求項12のいずれかに記載の会計情報処理装置におい
て、上記各部の機能を実現するプログラムが、外部の記
録媒体に記録されるようにした。これにより、本発明の
会計情報処理方法は、会計情報処理装置としての専用機
だけでなく、汎用ないわゆるパソコン等のコンピュータ
でも実施可能である。
【0022】なお、資金繰り表は、表示部に表示するだ
けでなく、プリンタから印字させるようにしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。なお、これによりこの発明が限
定されるものではない。 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態の会計情報処理装置
の機能的ブロック図である。この会計情報処理装置10
0は、入力部1、入力情報解析部2、伝票情報記憶制御
部3、データベース4、出力形式設定部5、伝票情報抽
出部6、仕訳情報抽出部7、表計算部8、出力情報制御
部9、表示部10及び印字部11を具備している。
【0024】前記入力部1は、オペレーターの操作によ
り手書き伝票の伝票情報や命令を入力するところであ
る。前記入力情報解析部2は、前記入力部1で入力され
た入力情報が伝票情報か命令かを解析して判断するとこ
ろである。前記伝票情報記憶制御部3は、前記データベ
ース4に対して入力された伝票情報や後述する各種コー
ドテーブルの読み書きの記憶制御を行う。伝票情報に
は、伝票日付、伝票番号、借方の部門の種別、資金の種
別、勘定科目、補助科目及び金額、並びに、貸方の部門
の種別、資金の種別、勘定科目、補助科目及び金額があ
る。特に、資金の種別は、本発明により設けた種別であ
り、現預金・手形・相殺取引として認識する項目毎に分
けるための種別である。資金の種別以外の情報は、複式
簿記で用いられる一般的な情報である。
【0025】前記データベース4には、部門コードテー
ブル、資金コードテーブル、勘定科目コードテーブル、
補助科目コードテーブル及び伝票情報テーブルが格納さ
れる。前記部門コードテーブルは、部門の種別に部門コ
ードを対応づけた表である。前記資金コードテーブル
は、資金の種別に資金コードを対応づけた表である。前
記勘定科目コードテーブルは、勘定科目に勘定科目コー
ドを対応づけた表である。前記補助科目コードテーブル
は、補助科目に補助科目コードを対応づけた表である。
前記伝票情報テーブルは、後述するように、伝票情報を
記憶するための表である。
【0026】前記出力形式設定部5は、入力される命令
に基づいて、一般会計又は管理会計の帳票出力を設定す
るところであり、具体的には出力する財務諸表や資金繰
り表等の帳票の出力形式を設定する。出力形式は、例え
ば、帳票の種類と表計算の期間である。前記伝票情報抽
出部6は、前記伝票情報記憶制御部3によりデータベー
ス4から帳票に応じて伝票情報を抽出する。例えば、対
象期間の伝票日付の伝票情報を全て抽出し、帳票が資金
繰り表の場合は前記仕訳情報抽出部7に伝票情報を渡
し、帳票が財務諸表の場合は前記表計算部8に伝票情報
を渡す。また、日計表を表示又は印字する場合にも、抽
出した伝票情報を前記表計算部8に伝票情報を渡す。前
記仕訳情報抽出部7は、伝票情報から資金コードの付与
された仕訳情報を抽出し、その仕訳情報を前記表計算部
8に渡す。
【0027】前記表計算部8は、伝票情報の場合には、
財務諸表に応じて各勘定科目等の金額を計算し、その計
算結果を前記出力情報制御部9に渡す。また、仕訳情報
の場合には、資金繰り表に応じて収入と支出を各資金コ
ード毎に計算し、その計算結果を前記出力情報制御部9
に渡す。前記出力情報制御部9は、入力情報の場合は入
力情報画面の入力フィールドに各情報が前記入力部1か
ら入力される度に表示する。財務諸表や資金繰り表等の
帳票の場合は、表示・印字フォーマットにしたがったイ
メージを前記表示部10や前記印字部11に渡す。前記
表示部10は、入力情報画面や各帳票イメージを表示す
る。前記印字部11、必要に応じて各帳票イメージを印
字する。
【0028】図2は、本発明の会計情報処理装置のハー
ドウェア的ブロック図である。この会計情報処理装置1
00は、CPU12、ROM13、RAM14、ハード
ディスク15、キーボード16、マウス17、ディスプ
レイ18、CD−ROMドライブ19及びプリンタ20
をバス21に接続した構造をしている。前記CPU12
は、プログラムに基づいて会計情報処理装置100の全
体を制御する。前記ROM13は、オペレーティングシ
ステムやアプリケーションプログラムや上述した各テー
ブル等の情報を格納する。前記RAM14は、前記CP
U12のワークエリアとして使用される。前記ハードデ
ィスク15は、前記ROM13と同様に、アプリケーシ
ョンプログラムや上述した各テーブル等の情報を格納す
る。前記キーボード16は、操作の命令を与えたり、文
字(数字,記号を含む。)を入力するためのキーを有す
る。前記マウス17は、操作の命令を与えたり、前記デ
ィスプレイ18上の場所を指摘するためのものである。
前記ディスプレイ18は、入力情報画面や各帳票の表示
画面を表示する。前記CD−ROMドライブ19は、C
D−ROM200に対して読み書きする。前記プリンタ
20は、各帳票を印字する。前記バス21は、上記各部
をそれぞれ接続する。
【0029】前記CD−ROM200は、外部の記録媒
体であり、アプリケーションプログラムや各テーブル等
の情報を読み書きするためのものである。ここでは、外
部の記録媒体としてCD−ROM200を例に説明する
が、これに限らず、例えば、FD、MOであってもよ
い。この場合は、FDドライブ又はMOドライブをバス
21に接続したハードウェア構成となる。
【0030】なお、前記CPU12及び前記RAM14
は、図1中の入力情報解析部2、伝票情報記憶制御部
3、データベース4、出力形式設定部5、伝票情報抽出
部6、仕訳情報抽出部7、表計算部8及び出力情報制御
部9としての機能を実現する。前記ROM13及び前記
ハードディスク15には、図1中のデータベース4を格
納する機能を実現する。前記キーボード16と前記マウ
ス17は、図1中の入力部1としての機能を実現する。
前記ディスプレイ18は、図1中の表示部10としての
機能を実現する。前記プリンタ20は、図1中の印字部
11としての機能を実現する。なお、前記バス21に
は、図示しないモデム等の通信制御部と、各部の機能を
実現するプログラムを保存する図示しない保存部とを設
け、図示しないインターネット等の通信網にアクセスす
ることができるようにしてもよい。これにより、本発明
の会計情報処理を実現するプログラムを他のコンピュー
タにダウンロードさせることができる。
【0031】図3は、伝票入力画面の例示図である。こ
の伝票入力画面には、伝票日付、伝票番号、入力N
o.、借方の部門の種別名と部門コード、資金の種別名
と資金コード、勘定科目名とそのコード、補助科目名と
そのコード、借方金額、貸方の部門の種別名と部門コー
ド、資金の種別名と資金コード、勘定科目名とそのコー
ド、補助科目名とそのコード、貸方金額、並びに、摘要
の各入力フィールドが表示される。また、借方合計や貸
方合計の表示する欄があり、各欄には、上記借方金額や
上記貸方金額の入力フィールドに入力される毎に合計が
計算されて表示される。さらに、「登録」や「閉じる」
等の命令を選択するためのキーが表示される。
【0032】図4は、伝票情報テーブルの概念図であ
る。この伝票情報テーブルには、伝票日付、伝票番号、
入力No.、借方の部門コード、資金コード、勘定科目
コード、補助科目コード、借方金額、貸方の部門コー
ド、資金コード、勘定科目コード、補助科目コード、貸
方金額、並びに、摘要の伝票情報を記憶する。なお、図
中、各入力No.から摘要までを一つの仕訳情報と呼ぶ
ことにする。この仕訳情報は、上記図3に示した入力N
o.毎の入力情報に対応する。また、この伝票情報に
は、各コードの名称を示す文字コードもともに登録する
ようにしてもよい。
【0033】次に、伝票入力処理を説明する。図5に、
その処理のフローチャートを示す。なお、図1〜図4を
適宜参照するものとする。 Sa1:CPU12は、ディスプレイ18に図示しない
メニュー画面を表示する。このメニュー画面には、伝票
入力キーや財務諸表の出力キーや資金繰り表の出力選択
キーが表示される。
【0034】Sa2:CPU12では、オペレーターが
入力部1から伝票入力処理の命令の入力、例えば、マウ
ス17で伝票入力キーをクリックすると、入力情報解析
部2がその命令に従って入力処理を実行するため処理を
Sa3に移す。 Sa3:CPU12は、ディスプレイ18に図3に示す
伝票入力画面を表示する。
【0035】Sa4:CPU12は、ディスプレイ18
上のカーソルを伝票日付入力フィールドに合わせ、オペ
レーターが入力部1から伝票日付の入力、例えば、キー
ボード16を操作して入力すると、処理を次に移す。 Sa5:CPU12は、ディスプレイ18上のカーソル
を伝票番号入力フィールドに合わせ、オペレーターが入
力部1から伝票番号の入力、例えば、キーボード16を
操作して入力すると、処理を次に移す。
【0036】Sa6:CPU12は、ディスプレイ18
上のカーソルを入力No.の入力フィールドに合わせ、
オペレーターが入力部1から入力No.の入力、例え
ば、キーボード16を操作して入力すると、処理を次に
移す。 Sa7:CPU12は、ディスプレイ18上のカーソル
を借方の部門コードの入力フィールドに合わせ、オペレ
ーターが入力部1からその部門コードの入力、例えば、
キーボード16を操作して入力すると、伝票情報記憶制
御部3が部門コードテーブルを検索して部門名を抽出
し、入力フィールドに部門名を表示する。なお、オペレ
ーターが先に部門名の入力フィールドにカーソルを移動
して部門名を入力すると、伝票情報記憶制御部3が部門
コードテーブルを検索して部門コードを抽出し、入力フ
ィールドに部門コードを表示する。
【0037】Sa8:CPU12は、ディスプレイ18
上のカーソルを借方の資金コードの入力フィールドに合
わせ、オペレーターが入力部1からその資金コードの入
力、例えば、キーボード16を操作して入力すると、伝
票情報記憶制御部3が資金コードテーブルを検索して項
目名を抽出し、入力フィールドに項目名を表示する。な
お、オペレーターが先に項目名の入力フィールドにカー
ソルを移動して項目名を入力すると、伝票情報記憶制御
部3が資金コードテーブルを検索して資金コードを抽出
し、入力フィールドに資金コードを表示する。
【0038】Sa9:CPU12は、ディスプレイ18
上のカーソルを借方の勘定科目コードの入力フィールド
に合わせ、オペレーターが入力部1からその勘定科目コ
ードの入力、例えば、キーボード16を操作して入力す
ると、伝票情報記憶制御部3が勘定科目コードテーブル
を検索して勘定科目名を抽出し、入力フィールドに勘定
科目名を表示する。なお、オペレーターが先に勘定科目
名の入力フィールドにカーソルを移動して勘定科目名を
入力すると、伝票情報記憶制御部3が勘定科目コードテ
ーブルを検索して勘定科目コードを抽出し、入力フィー
ルドに勘定科目コードを表示する。
【0039】Sa10:CPU12は、ディスプレイ1
8上のカーソルを借方の補助科目コードの入力フィール
ドに合わせ、オペレーターが入力部1からその補助科目
コードの入力、例えば、キーボード16を操作して入力
すると、伝票情報記憶制御部3が補助科目コードテーブ
ルを検索して補助科目名を抽出し、入力フィールドに補
助科目名を表示する。なお、オペレーターが先に補助科
目名の入力フィールドにカーソルを移動して補助科目名
を入力すると、伝票情報記憶制御部3が補助科目コード
テーブルを検索して補助科目コードを抽出し、入力フィ
ールドに補助科目コードを表示する。
【0040】Sa11:CPU12は、ディスプレイ1
8上のカーソルを借方の金額の入力フィールドに合わ
せ、オペレーターが入力部1からその金額の入力、例え
ば、キーボード16を操作して入力すると、入力フィー
ルドにその金額を表示する。 Sa12:CPU12は、表計算部8に借方の金額の合
計を計算させ、入力フィールドにその合計金額を表示す
る。
【0041】Sa13:CPU12は、ディスプレイ1
8上のカーソルを貸方の部門コードの入力フィールドに
合わせ、オペレーターが入力部1からその部門コードの
入力、例えば、キーボード16を操作して入力すると、
伝票情報記憶制御部3が部門コードテーブルを検索して
部門名を抽出し、入力フィールドに部門名を表示する。
なお、オペレーターが先に部門名の入力フィールドにカ
ーソルを移動して部門名を入力すると、伝票情報記憶制
御部3が部門コードテーブルを検索して部門コードを抽
出し、入力フィールドに部門コードを表示する。
【0042】Sa14:CPU12は、ディスプレイ1
8上のカーソルを貸方の資金コードの入力フィールドに
合わせ、オペレーターが入力部1からその資金コードの
入力、例えば、キーボード16を操作して入力すると、
伝票情報記憶制御部3が資金コードテーブルを検索して
項目名を抽出し、入力フィールドに項目名を表示する。
なお、オペレーターが先に項目名の入力フィールドにカ
ーソルを移動して項目名を入力すると、伝票情報記憶制
御部3が資金コードテーブルを検索して資金コードを抽
出し、入力フィールドに資金コードを表示する。
【0043】Sa15:CPU12は、ディスプレイ1
8上のカーソルを貸方の勘定科目コードの入力フィール
ドに合わせ、オペレーターが入力部1からその勘定科目
コードの入力、例えば、キーボード16を操作して入力
すると、伝票情報記憶制御部3が勘定科目コードテーブ
ルを検索して勘定科目名を抽出し、入力フィールドに勘
定科目名を表示する。なお、オペレーターが先に勘定科
目名の入力フィールドにカーソルを移動して勘定科目名
を入力すると、伝票情報記憶制御部3が勘定科目コード
テーブルを検索して勘定科目コードを抽出し、入力フィ
ールドに勘定科目コードを表示する。
【0044】Sa16:CPU12は、ディスプレイ1
8上のカーソルを貸方の補助科目コードの入力フィール
ドに合わせ、オペレーターが入力部1からその補助科目
コードの入力、例えば、キーボード16を操作して入力
すると、伝票情報記憶制御部3が補助科目コードテーブ
ルを検索して補助科目名を抽出し、入力フィールドに補
助科目名を表示する。なお、オペレーターが先に補助科
目名の入力フィールドにカーソルを移動して補助科目名
を入力すると、伝票情報記憶制御部3が補助科目コード
テーブルを検索して補助科目コードを抽出し、入力フィ
ールドに補助科目コードを表示する。
【0045】Sa17:CPU12は、ディスプレイ1
8上のカーソルを貸方の金額の入力フィールドに合わ
せ、オペレーターが入力部1からその金額の入力、例え
ば、キーボード16を操作して入力すると、入力フィー
ルドにその金額を表示する。 Sa18:CPU12は、表計算部8に貸方の金額の合
計を計算させ、入力フィールドにその合計金額を表示す
る。
【0046】Sa19:CPU12は、ディスプレイ1
8上のカーソルを摘要の入力フィールドに合わせ、オペ
レーターが入力部1から摘要の入力、例えば、キーボー
ド16を操作して入力すると、入力フィールドに摘要を
表示する。 Sa20:CPU12は、ディスプレイ18上のカーソ
ルを次の入力No.の入力フィールドに合わせる。この
とき、オペレーターが他の仕訳を入力する場合には処理
をSa6に戻り、他に仕訳が無い場合には伝票入力画面
に表示してある「登録」キーをオペレーターが選択する
と、CPU12では、伝票情報記憶制御部3がデータベ
ース4の伝票情報テーブルに伝票情報を登録する。
【0047】Sa21:CPU12では、ディスプレイ
18上の伝票入力画面を次の伝票番号の画面に切り替
え、オペレーターが他の日付の仕訳を入力する場合に
は、処理をSa6に戻る。他に仕訳が無い場合には入力
表示画面に表示してある「閉じる」キーをオペレーター
が選択すると、伝票入力処理が終了する。次に、資金繰
り表の出力処理を説明する。図6に、その処理のフロー
チャートを示す。
【0048】Sb1:CPU12は、ディスプレイ18
に図示しないメニュー画面を表示する。このメニュー画
面には、伝票入力キーや財務諸表の出力キーや資金繰り
表の出力選択キーが表示される。 Sb2:CPU12では、オペレーターが入力部1から
資金繰り表の出力の命令の入力、例えば、マウス17で
資金繰り表の出力選択キーをクリックすると、入力情報
解析部2がその命令に従って出力処理を実行するため処
理をSb3に移す。 Sb3:CPU12では、オペレーターが入力部1から
資金繰り表の出力形式を入力、例えば、誘導画面にした
がってマウス17でクリックして出力形式を指定する
と、出力形式設定部5がその出力形式にしたがって次の
ステップの処理を行う。なお、オペレーターは、当月分
のみの形式や数カ月分を纏めて作成する形式等の出力形
式を指定する。また、例えば、前年の実績データを本年
の予定データとして扱い、その予定データと本年の実績
データを並べて表示する形式としてもよい。この形式
は、後述する。
【0049】Sb4:CPU12では、伝票情報抽出部
6が伝票情報記憶制御部7に対してデータベース4から
指定形式の伝票日付の伝票情報を抽出させる。 Sb5:CPU12では、仕訳情報抽出部7が伝票情報
から資金コードのある仕訳情報を抽出する。 Sb6:CPU12では、表計算部8が仕訳情報から資
金繰り表に応じた収入と支出を各資金コード毎に表計算
して対象期間の資金繰り表を作成する。なお、後述する
ように、各項目の構成比を算出して、その構成比を資金
繰り表に組み込むのが好ましい。
【0050】Sb7:CPU12では、出力情報制御部
9がオペレーターの命令に従い資金繰り表を表示部10
に表示させたり、印字部11で印字する。上記第1の実
施の形態によると、現時点までの現預金・手形・相殺取
引の流れを正確に表す企業内部用の資金繰り情報を各企
業毎に自由に設定して資金繰り表を作成することができ
るようになる。なお、資金繰り表の具体例は、後述する
実施例1で説明する。
【0051】第2の実施の形態 上記第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。本
第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態において資
金繰り表のために算出した現預金・手形・相殺取引の流
れを表す項目を利用して経営分析を行うのに適した情報
を提供する。図7は、本発明の第2の実施の形態の会計
情報処理装置の機能的ブロック図である。この会計情報
処理装置101は、上記第1の実施の形態の会計情報処
理装置100に経営効率算出部22とグラフ作成部23
を設け、各種グラフを表示部10や印字部11から出力
するようにしたものである。前記経営効率算出部22
は、表計算部8で作成された財務諸表や資金繰り表に現
れる項目から後述する経営効率の指標を算出する。ま
た、表計算部8は、上記第1の実施の形態での機能とと
もに、経営効率の指標の標準値と目標値と実算値とを併
記した比較表を作成する。なお、標準値と目標値とは、
ROM14やハードディスク15等の記憶部に予め設定
しておく。前記グラフ作成部23は、後述するように、
表計算部8で作成された各表の項目毎に、円グラフ、棒
グラフやレーダーチャート等の各種グラフを作成する。
例えば、レーダーチャートの場合は、後述するように、
実算対目標比率等のグラフ化のために必要な項目を算出
する。
【0052】前記経営効率算出部22とグラフ作成部2
3は、前記CPU12及び前記RAM14によってその
機能を実現される。
【0053】
【実施例】以下、表1〜表4と図8を用いて、本発明の
資金繰り表を説明する。なお、これによりこの発明が限
定されるものではない。なお、各図表中、コードは資金
コードの略である。
【0054】
【表1】
【0055】上記表1に、当月資金繰り表の一例を示
す。この当月資金繰り表には、前年同月の実績を本年の
予定とし、この予定と本年同月の実績と差額と構成比を
表している。この当月資金繰り表では、受取手形の流れ
が、経常収入の受取手形入金、経常支出の買掛金支払及
び受取手形割引、経常収支並びに活動収支に表れる。な
お、図8に、数カ月分の資金繰り表の一例を示す。ここ
では、4月〜5月の3ヶ月分を並べた資金繰り表となっ
ている。
【0056】
【表2】
【0057】上記表2に、日計表の一例を示す。なお、
上記当月資金繰り表は、表2の日計表に記載の取引が一
ヵ月で生じたものとみなして計算したものである。表2
中で、伝票番号1〜14,17は、資金コードが付与さ
れているため、現預金・手形の仕訳情報である。このた
め、上記表1には、伝票番号1〜14,17の仕訳情報
の内容が示されている。
【0058】特に、伝票番号12の仕訳は、裏書譲渡で
あるが、その流れは経常支出の買掛金支払の欄に示され
る。伝票番号13の仕訳も、裏書譲渡であるが、その流
れは特別支出の設備支払の欄に示される。したがって、
上記当月資金繰り表では、裏書譲渡の内容が示されるた
め、受取手形の流れを認識することが可能である。この
ように裏書譲渡された受取手形は資金として運用が可能
であるため、上記当月資金繰り表では、資金全体の流れ
がより鮮明になる。これにより、当月資金繰り表には、
裏書譲渡の内容が示され、資金として運用が可能な裏書
譲渡された受取手形の流れも明瞭になり、資金全体の流
れがより鮮明になるため、現預金の収入及び支出に影響
のある資金の全体の流れが掴みやすくなる。
【0059】また、伝票番号17は、売掛金と買掛金と
を相殺した場合の仕訳である。この仕訳では、売掛金に
対して借方に相殺口座、買掛金に対して貸方に相殺口座
という架空の口座を使用した。つまり、相殺口座に売掛
金の価格が収入になり、相殺口座から買掛金の価格が支
出になったこととして表すようにした。これにより、表
1では、経常収入の売掛相殺入金と経常支出の買掛相殺
支出金に売掛金と買掛金との相殺の流れが表れる。この
ため、継続的に商取引を行っている企業間で、相互に売
掛・買掛の債権・債務を確保し、その相殺額を確定し、
相互に相殺領収書を発行して相互の債権・債務の消滅し
た場合のその相殺の流れが分かり、現預金の収入及び支
出に影響のある資金の全体の流れが掴みやすくなる。
【0060】したがって、上記当月資金繰り表では、受
取手形の裏書譲渡の流れ、及び、売掛金と買掛金との相
殺の流れが分かるため、現預金の収入及び支出に影響の
ある資金の全体の流れが掴みやすくなる。
【0061】
【表3】
【0062】上記表3に、資金コードテーブルの一例を
示す。
【0063】
【表4】
【0064】上記表4に、年度別構成比の比較帳票の一
例を示す。ここでは、1995年〜1997までの3年
間の経常収入と経常支出の項目毎の構成比を表してい
る。例えば、この表4のように、経常収入の内で売掛現
金入金が年を追うごとに減少し、受取手形入金が年を追
うごとに増加している場合や買掛金支払が年を追うごと
に増加し、支払手形支払が年を追うごとに減少している
場合には、手持ちの現金が年を追うごとに減っているこ
とが示され、手持ちの現金が減少してきているのが分か
る。例えば、経常収入が10億円の会社において、前年
より、現預金の入金の構成比が10%減少した場合は、
1億円の現預金の入金が減ったことが分かる。この結
果、手持ちの現金が少なくなると手形の発行ができなく
なるのを防ぐため、ユーザーは手持ちの現金を増やさな
ければならないことがわかる。このため、会社経営のた
めの有益な資料を提供することができる。なお、表計算
部8が、経常収入に対する現預金の入金の減少額を構成
比から計算し、表4とともにその計算結果を表示部10
や印字部11から出力させるのが好ましい。これによ
り、ユーザーの判断がより容易になる。
【0065】ところで、従来の会計情報処理装置では、
資金コード・資金の種別が無かったため、仮払金の支出
は「その他」の支出の欄に示すようになっていた。この
ため、仮払金の出金目的が分からない資金繰り表であっ
た。そこで、本発明では、仮払金の支出があった時、そ
の仕訳に資金の種別を示す資金コードを付与し、また、
後日、例えば、返金が生じた時、その仕訳にも資金の種
別を示す資金コードを付与するようにした。
【0066】例えば、旅費交通費として30,000円の仮払
金をA氏に支払ったものとする。この時、オペレーター
は、次のように入力する。借方の勘定科目として仮払金
30,000、貸方の勘定科目として現金30,000で仕訳する。
ここで、貸方には資金の種別を旅費交通費として資金コ
ード23を付与する。これにより、仮払金の現金として
の流れが入力される。このため、仮払金の出金は、資金
繰り表の経常支出の販売管理費の欄に示される。
【0067】次に、後日、実際には旅費交通費が28,000
円であった時、A氏は2,000 円を返金したものとする。
このときは、借方の勘定科目として現金2,000 と旅費交
通費28,000、貸方の勘定科目として仮払金30,000で仕訳
する。ここで、貸方の現金の勘定科目には、資金の種別
をその他入金として資金コード19を付与する。これに
より、A氏の返金の現金の流れが入力される。このた
め、返金の入金は、資金繰り表の経常収入のその他入金
の欄に示される。ここで、仮払金のときに販売管理費の
欄に示すようにし、返金のときにその他入金の欄に示す
ようにしたのは、通常、仮払い時の概算額がほぼ正確で
返金額がそれほど大きくならないからである。
【0068】以上のように、仮払金の出金の流れを明確
に示して、その出金目的が資金繰り表に示されるように
したため、ユーザーは、仮払金が多ければ少なくするよ
うに判断することができる。
【0069】
【表5】
【0070】上記表5に、経営効率の指標の一例の一覧
を示す。ここで、(1)〜(9)までは、資金繰り表の
みの項目から算出される指標である。(10)〜(1
4)までは、財務諸表と資金繰り表の両者の項目から算
出される指標である。この経営効率の指標の一覧は、前
記経営効率算出部22が参照できるようにROM13や
ハードディスク16に予め登録しておく。
【0071】
【表6】
【0072】上記表6に、経常収入対各種比率を示す。
ここで、1〜9までの項目は、上記表5の(1)〜
(9)までの経営効率の指標である。この表6は、表計
算部8によって経営効率算出部22から渡される情報を
基に作成される。これにより、ユーザーは、標準値や目
標値と実算値とを比較して経営分析を行うことができ
る。例えば、表6に示すように、人件費が、目標値10.0
%、当月の実算値11.5%であるとすると、ユーザーは人
件費の経営効率が悪いと判断することができる。
【0073】次に、図9〜図11を用いて、グラフ作成
部23が作成するグラフの一例を説明する。図9は、棒
グラフの例示図であり、上記表6の内容の入金ベースに
基づいた経営効率のグラフ化の一例である。上記表6の
数値がグラフ化されたため、ユーザーは、一目で目標値
に対する実算値の大小を判断できる。例えば、人件費に
ついて見ると、実算値が目標値よりも大きいということ
が一目で判断できる。
【0074】図10は、入金ベースに基づく人員及び人
件費率グラフである。このグラフの上側には、人件費率
の目標値に対する実算値の移動が数直線で示されてい
る。また、下側には、例えば、平成10年上期の各課の
予定人員及び入金予定と、平成10年4月の各課の予定
人員及び入金予定とが並べてある。これにより、実算値
の人件費率が目標値よりも増加したのは、各課の人員が
増えたためであることが人員の内訳をみると明らかにな
る。また、各課毎の入金と人員の関係がグラフの下側か
ら明らかになる。例えば、第一課についてみると、人員
を予定よりも増やしたにも係わらず、入金の実績が目標
に満たなかったこと等が分かる。このため、ユーザー
は、第一課の業績が悪いという経営分析を行うことがで
きる。
【0075】図11は、経営効率の指標のレーダーチャ
ートである。このレーダーチャートには、各経営効率の
指標の実算対目標比率を表示している。各指標の実算対
目標比率 100%を結んだ図形(以下「正八角形」とい
う。)の内側にプロットされた場合には、その指標につ
いては目標よりも悪い状態にあることを示している。こ
こでは、各指標の全てが内側にプロットされ、実算対目
標比率を結んでできる図形(太実線)が正八角形の内側
に描かれている。これにより、ユーザーは、一目で経営
状態の悪化を認識することができる。
【0076】
【発明の効果】本発明によると、現時点までの現預金・
手形・相殺取引の流れを正確に表す企業内部用の資金繰
り情報を提供する効果が得られる。このため、その資金
繰り情報によりユーザーに資金の流れを正確に把握させ
て現時点で運用可能な資金を認識させることが可能にな
る。したがって、正確な企業経営の判断が可能になり、
特に、ユーザーは、利益がでているのに発生する黒字倒
産を未然に防ぐ手立てを講じることも可能になる。ま
た、本発明では、財務諸表のための伝票情報と資金繰り
表のための伝票情報とは資金コードにより区別するよう
にしたため、両者の入力処理が一度に行え、会計・経理
員等のオペレーターの操作が容易に行える効果が期待で
きる。このため、管理会計である資金繰り情報が、一般
会計と有機的な連繋を持ち、継続性の有るものとなるこ
とが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の会計情報処理装置
の機能的ブロック図
【図2】本発明の会計情報処理装置のハードウェア的ブ
ロック図
【図3】伝票入力画面の例示図
【図4】伝票情報テーブルの概念図
【図5】伝票入力処理のフローチャート
【図6】資金繰り表の出力処理のフローチャート
【図7】本発明の第2の実施の形態の会計情報処理装置
の機能的ブロック図
【図8】数カ月分の資金繰り表の例示図
【図9】棒グラフの例示図
【図10】入金ベースに基づく人員及び人件費率グラフ
【図11】経営効率の指標のレーダーチャート
【符号の説明】
100 会計情報処理装置 11 印字部 1 入力部 12 CPU 2 入力情報解析部 13 ROM 3 伝票情報記憶制御部 14 RAM 4 データベース 15 ハードデ
ィスク 5 出力形式設定部 16 キーボー
ド 6 伝票情報抽出部 17 マウス 7 仕訳情報抽出部 18 ディスプ
レイ 8 表計算部 19 CD−R
OMドライブ 9 出力情報制御部 20 バス 10 表示部 200 CD−
ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋本 裕司 東京都新宿区高田馬場1−7−6 株式会 社メルワード・ライホー内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレーターの操作により各種伝票の伝
    票情報や命令を入力部から入力してその伝票情報を加工
    し、各種入力情報や資金繰り表等の帳票イメージ情報を
    表示部や印字部から出力させる会計情報処理方法におい
    て、 現預金・手形として認識する項目毎に分けるための資金
    の種別を定義し、その資金の種別に資金コードを対応づ
    けた資金コードテーブルを作成して記憶するステップ
    と、現預金・手形として認識する仕訳の場合には資金コ
    ードを付与した伝票情報を整理するための伝票情報テー
    ブルを作成するステップと、この伝票情報テーブルから
    資金コードの付与された仕訳情報を抽出するステップ
    と、その仕訳情報から資金繰り表に応じた収入と支出を
    各資金コード毎に表計算して対象期間の資金繰り表を作
    成するステップとを有することを特徴とする会計情報処
    理方法。
  2. 【請求項2】 オペレーターの操作により各種伝票の伝
    票情報や命令を入力部から入力してその伝票情報を加工
    し、各種入力情報や資金繰り表等の帳票イメージ情報を
    表示部や印字部から出力させる会計情報処理方法におい
    て、 現預金・手形・相殺取引として認識する項目毎に分ける
    ための資金の種別を定義し、その資金の種別に資金コー
    ドを対応づけた資金コードテーブルを作成して記憶する
    ステップと、現預金・手形・相殺取引として認識する仕
    訳の場合には資金コードを付与した伝票情報を整理する
    ための伝票情報テーブルを作成するステップと、この伝
    票情報テーブルから資金コードの付与された仕訳情報を
    抽出するステップと、その仕訳情報から資金繰り表に応
    じた収入と支出を各資金コード毎に表計算して対象期間
    の資金繰り表を作成するステップとを有することを特徴
    とする会計情報処理方法。
  3. 【請求項3】 オペレーターの操作により各種伝票の伝
    票情報や命令を入力する入力部と、各種入力情報や資金
    繰り表等の帳票イメージ情報を表示する表示部と、各種
    入力情報や資金繰り表等の帳票イメージ情報を印字する
    印字部とを有する会計情報処理装置において、 現預金・手形として認識する項目毎に分けるための資金
    の種別を定義し、その資金の種別に資金コードを対応づ
    けた資金コードテーブルと、現預金・手形として認識す
    る仕訳の場合に資金コードを付与した伝票情報を整理す
    るための伝票情報テーブルとを有するデータベースと、
    前記伝票情報テーブルから資金コードの付与された仕訳
    情報を抽出する仕訳情報抽出部と、その仕訳情報から資
    金繰り表に応じた収入と支出を各資金コード毎に表計算
    して対象期間の資金繰り表を作成する表計算部とを備え
    たことを特徴とする会計情報処理装置。
  4. 【請求項4】 オペレーターの操作により各種伝票の伝
    票情報や命令を入力する入力部と、各種入力情報や資金
    繰り表等の帳票イメージ情報を表示する表示部とを有す
    る会計情報処理装置において、 現預金・手形・相殺取引として認識する項目毎に分ける
    ための資金の種別を定義し、その資金の種別に資金コー
    ドを対応づけた資金コードテーブルと、現預金・手形・
    相殺取引として認識する仕訳の場合に資金コードを付与
    した伝票情報を整理するための伝票情報テーブルとを有
    するデータベースと、前記伝票情報テーブルから資金コ
    ードの付与された仕訳情報を抽出する仕訳情報抽出部
    と、その仕訳情報から資金繰り表に応じた収入と支出を
    各資金コード毎に表計算して対象期間の資金繰り表を作
    成する表計算部とを備えたことを特徴とする会計情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4において、前記伝
    票情報テーブルから対象期間内の伝票情報だけを抽出す
    る伝票情報抽出部を備え、前記仕訳情報抽出部では、前
    記伝票情報抽出部が抽出した伝票情報から資金コードの
    付与された仕訳情報を抽出するようにしたことを特徴と
    する会計情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項3又は請求項4において、表計算
    部は、抽出された全ての伝票情報から財務諸表を作成す
    るようにしたことを特徴とする会計情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項3又は請求項4において、資金の
    種別に受取手形の裏書譲渡を含め、その裏書譲渡は支払
    代金と受取手形とで仕訳してデータベースの伝票情報テ
    ーブルに記憶しておき、その裏書譲渡の仕訳の伝票情報
    を含む資金繰り表を作成することを特徴とする会計情報
    処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項3又は請求項4において、仮払金
    の出金の仕訳に、仮払金の出金を示す資金コード・資金
    の種別を付与するようにしたことを特徴とする会計情報
    処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項3又は請求項4において、表計算
    部は、収入と支出のそれぞれの資金の種別毎の割合を算
    出して、資金繰り表に期間毎の構成比を示すようにした
    ことを特徴とする会計情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項4において、売掛金を入金する
    ための架空の相殺口座と買掛金を出金するための架空の
    相殺口座を設け、各相殺口座も資金の種別に含め、売掛
    金と相殺口座、及び、買掛金と相殺口座のように仕訳し
    てデータベースの伝票情報テーブルに記憶しておき、売
    掛金と買掛金との相殺の流れを示した資金繰り表を作成
    することを特徴とする会計情報処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項3、請求項4又は請求項6にお
    いて、表計算部で作成された財務諸表や資金繰り表に現
    れる項目毎に、円グラフ、棒グラフやレーダーチャート
    等の各種グラフを作成するグラフ作成部を備えたことを
    特徴とする会計情報処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、表計算部で作成
    された財務諸表や資金繰り表に現れる項目から経営効率
    の指標を算出する経営効率算出部を備え、グラフ作成部
    が、経営効率の指標を要素とする円グラフ、棒グラフや
    レーダーチャート等の各種グラフを作成するようにした
    ことを特徴とする会計情報処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項3、請求項4、請求項5、請求
    項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請
    求項11又は請求項12において、他のコンピュータと
    の間の通信を制御する通信制御部と、他のコンピュータ
    からダウンロードの要求があったときに、各部の機能を
    実現するプログラムを送信するために保存しておく保存
    部とを備えたことを特徴とする会計情報処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項3、請求項4、請求項5、請求
    項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請
    求項11又は請求項12において、各部の機能を実現す
    るプログラムを記録することを特徴とする記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219772A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 株式会社武蔵野 長期経営計画策定支援システム
JP2018097690A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 株式会社オービックビジネスコンサルタント サーバ装置、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

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