JP2001014385A - 事業計画策定処理装置及びそれを用いた事業計画策定処理方法並びに事業計画策定処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

事業計画策定処理装置及びそれを用いた事業計画策定処理方法並びに事業計画策定処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2001014385A
JP2001014385A JP18691299A JP18691299A JP2001014385A JP 2001014385 A JP2001014385 A JP 2001014385A JP 18691299 A JP18691299 A JP 18691299A JP 18691299 A JP18691299 A JP 18691299A JP 2001014385 A JP2001014385 A JP 2001014385A
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Takashi Tanahashi
隆司 棚橋
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TANAHASHI KEIEI KENKYU CENTER KK
TANAHASHI KEIEI KENKYU CT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事業計画の策定に際して、複式簿記や勘定科
目に不慣れな者にとっても、短時間で計画に基づく各種
の表を作成可能であるとともに事業計画の改善等をも容
易であり、更に、正確な資金繰り計画の作成をも容易と
すること。 【解決手段】 表示装置と入力装置と基本プログラムと
を含むコンピューターにおいて、前期の実績データを記
憶する実績データ記憶手段と、当期の事業計画に基づく
計画データを記憶する計画データ記憶手段と、前記記憶
された実績データと計画データとに基づき、少なくと
も、前月あるいは前期の手持資金に当月の収入合計を加
減算した額から当月の支出合計を減算して当月の差引過
不足額を計算するとともに、この差引過不足額に当月の
資金繰り計画に基づく外部調達額を加減算して、当月末
の手持資金額を計算してその結果を表示あるいは印刷す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事業計画策定処理
装置及びそれを用いた事業計画策定処理方法並びに事業
計画策定処理プログラムを記録した記録媒体に係り、よ
り詳しくは、期首(前期末)の貸借対照表データ、事業
計画に基づく今期の損益計画データ及び、回収・支払・
資金繰り条件計画データ等を用いて、少なくとも、予想
される資金状況を作成して、表示あるいは印刷すること
により、事業計画の策定及びその改善を容易に実行可能
とするための、事業計画策定処理装置及びその方法並び
に事業計画策定処理プログラムを記録した記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、企業等においては前期の経営
実績に基づいて当期の事業計画を策定することが行われ
ているが、一般的に行われている事業計画では、売上と
コストを中心とした損益重視の事業計画であり、いわゆ
るキャッシュフローを軽視したものが大部分であるた
め、有効な事業計画を策定することは困難であった。
【0003】即ち、企業経営のためには手持ち資金の確
保が重要であり、そのため、事業計画を策定する場合に
おいても、債権の回収計画や資金繰り条件計画等を正確
に行い、手持ち資金がマイナスにならないようにするこ
とが必要であるが、前述したように従来の事業計画は損
益重視であり実際の金銭の流れを軽視したものであるた
めに、計画通りの売上が計上できた場合でも、手持ち資
金が無くなってしまい、結局、黒字でありながらの倒産
という事態を招くことも考えられていた。
【0004】また、従来の事業計画策定においては、会
計上の面倒な仕訳等を必要とし、現場での作業の流れ等
を軽視したものが多いため、特に、複式簿記や勘定科目
等に不慣れな者にとってはその作業に膨大な時間と手間
がかかるという問題点があった。
【0005】更に、キャッシュフローを重視した事業計
画においても、従来は利息計算を正確に行わずに前期の
利息を参照して支払利息の予想額を想定するものが大部
分であるため、結局、正確な事業計画策定が困難という
問題点があった。
【0006】また、事業計画策定においては、当初計画
がそのまま承認されることはほとんど無く、各種の演算
により作成された、今期予想される貸借対照表や損益計
算書を検討した後に、あるいは各種の演算を行っている
過程において、計画データが修正されることが多く、か
かる場合には、再び各種の演算等を行わなければなら
ず、更に膨大な時間と手間がかかっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、事
業計画の策定に際して、複式簿記や勘定科目に不慣れな
者にとっても、短時間で計画に基づく各種の表を作成可
能であるとともに事業計画の改善等をも容易であり、更
に、正確な資金繰り計画の作成をも容易に策定可能とす
る、事業計画策定処理装置及びそれを用いた事業計画策
定処理方法並びに事業計画策定処理プログラムを記録し
た記録媒体を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の事業計画策定装
置は、表示装置と入力装置と基本プログラムとを含むコ
ンピューターにおいて、前期の実績データを記憶する実
績データ記憶手段と、当期の事業計画に基づく計画デー
タを記憶する計画データ記憶手段と、前記記憶された実
績データと計画データとに基づき、当期に予想される資
金状況を計算して表示あるいは印刷するための処理手段
とを含む事業計画策定処理装置であって、前記実績デー
タは、貸借対照表データと損益データとを含み、前記計
画データは、売上計画データと、在庫計画データと、回
収・支払・資金繰り条件計画データと、人件費・管理費
計画データと、変動費・固定費計画データと、資金繰り
計画データとを含み、前記処理手段は、少なくとも、前
月の手持資金に当月の収入合計を加減算した額から当月
の支出合計を減算して当月の差引過不足額を計算すると
ともに、この差引過不足額に当月の資金繰り計画に基づ
く外部調達額を加減算して当月末の手持資金額を計算し
てその結果を表示あるいは印刷することを特徴とする。
【0009】また、本発明の事業計画策定処理方法は、
表示装置と入力装置と基本プログラムとを含むコンピュ
ーターにおいて、前期の実績データを記憶する実績デー
タ記憶手段と当期の事業計画に基づく計画データを記憶
する計画データ記憶手段と前記記憶された実績データと
計画データとに基づき、当期に予測される資金状況を計
算するための計算手段を含む事業計画策定処理装置を用
いた事業計画策定処理方法であって、前期実績に基づく
実績データを入力する段階と、当期の事業計画に基づく
計画データを入力する段階と、前記入力した実績データ
と計画データとに基づき、少なくとも当期に予測される
資金状況を計算してその結果を表示あるいは印刷する段
階とによりなり、前記実績データは、前期の損益データ
と期首貸借対照表データとを含み、前記計画データは、
売上計画データと、在庫計画データと、回収・支払・資
金繰り条件計画データと、人件費・管理費計画データ
と、変動費・固定費計画データと、資金繰り計画データ
とを含み、前記計算して表示あるいは印刷する段階で
は、少なくとも、前月の手持資金に当月の収入合計を加
減算した額から当月の支出合計を減算して当月の差引過
不足額を計算するとともに、この差引過不足額に当月の
資金繰り計画に基づく外部調達額を加減算して当月末の
手持資金額を計算してその結果を表示あるいは印刷する
ことを特徴とする。
【0010】更に、本発明の事業計画策定処理プログラ
ムを記録した記録媒体は、前期実績に基づく実績データ
を入力させるステップと、当期の事業計画に基づく計画
データを入力させるステップと、前記入力した実績デー
タと計画データとに基づき、少なくとも当期に予測され
る資金状況を計算して印刷あるいは印刷するステップと
をコンピューターに実行させる事業計画策定処理プログ
ラムを記録したコンピュータにより読みとり可能な記録
媒体であって、前記実績データは、前期の損益データと
期首貸借対照表データとを含み、前記計画データは、売
上計画データと、在庫計画データと、回収・支払・資金
繰り条件計画データと、人件費・管理費計画データと、
変動費・固定費計画データと、資金繰り計画データとを
含み、前記資金状況は、少なくとも、前月の手持資金に
当月の収入合計を加減算した額から当月の支出合計を減
算して当月の差引過不足額を計算するとともに、この差
引過不足額に当月の資金繰り計画に基づく外部調達額を
加減算して当月末の手持資金額を計算することにより算
出する、当月末の手持資金額であることを特徴とする。
【0011】本発明の事業計画策定処理装置及びそれを
用いて事業計画策定処理方法並びに事業計画策定処理プ
ログラムを記録した記録媒体では、確定している前期の
貸借対照表データ及び損益データを入力するとともに、
当期の計画に基づく、売上計画データと、在庫計画デー
タと、回収・支払・資金繰り条件計画データと、人件費
・管理費計画データと、変動費・固定費計画データと、
資金繰り計画データとを入力するのみによって、計画に
基づき予想される当期の資金状況を正確把握することが
できる。そのため、本発明を用いることにより、複雑な
複式簿記の知識や勘定科目等に不慣れな者であっても、
容易に、より完全な事業計画を策定することが可能であ
る。
【0012】また、キャッシュベースによる計算によっ
て予想される月末手持資金を計算するので、会計上は黒
字でありながら実際は資金不足により経営が行き詰まる
という事態を未然に回避することが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照にして説明すると、図1は、本実施例の事業計画策定
処理装置の構成を示すブロック図であり、本実施例の事
業計画策定処理装置は、装置全体の作動を制御するため
の処理部1と、ウィンドウズ95等の基本プログラム
(OS)12と、キーボード、マウス、スキャナー等の
入力手段13と、CRT等の表示手段14と、印刷手段
15と、ワークエリア等として用いられるRAM等の記
憶装置16とを含んで構成される。
【0014】また、図において17は事業計画策定処理
のためのプログラム(以下「処理プログラム」とい
う。)であり、この処理プログラム17に、本発明の事
業計画策定処理方法を実行するための各種の処理方法が
記憶されている。
【0015】即ち、この処理プログラム17は、後述す
る各種フォーマットを画面に表示させて必要とするデー
タの入力を促すとともに、入力されたデータを基礎とし
てこれらのデータを四則演算し、あるいは参照して、前
記各種フォーマットを完成するための各種表の作成部を
備えている。より詳しくは、図2に示されるように、事
業計画概況表作成部1701、期首貸借対照表作成部1
702、利益処分計画表作成部1703、商品別売上・
粗利・仕入・在庫計画表作成部1704、回収・支払・
資金繰り条件計画表作成部1705、人件費・管理費計
画書作成部1706、変動損益計算書作成部1707、
資金繰り計画表作成部1708決算振替計画表作成部1
709、経営体質改善提案書作成部1710、貸借対照
表作成部1711、売掛金回収計画表作成部1712、
買掛金支払計画表作成部1713、割引手形実行計画表
作成部1714、手持手形実行計画表作成部1715、
支払手形残高計画表作成部1716、キャッシュフロー
計算書作成部1717、経営体質改善検討明細書作成部
1718を備えている。なお、本実施例においてこの処
理プログラム17は、マイクロソフト社製のExcel
97(商標)を使用して作成した。
【0016】また、図において19は、データ記憶部で
あり、このデータ記憶部は、実績データ記憶領域190
1と計画データ記憶領域1902、及び複数の改善デー
タ記憶領域1903とを備えている。
【0017】そして、実績データ記憶領域1901に
は、キーボード等の入力手段13より入力された、確定
している前期の貸借対照表データや損益データが記憶さ
れる。
【0018】また、計画データ記憶領域1902には、
当期計画に基づき入力された、売上計画データと、在庫
計画データと、回収・支払・資金繰り条件計画データ
と、人件費・管理費計画データと、変動費・固定費計画
データと、資金繰り計画データ等が記憶される。
【0019】更に、改善データ記憶領域1903には、
事業計画の計画データを改善した後の改善データが記憶
される。そして本実施例においてこの改善データ記憶領
域1903は複数個備えられており、事業計画の改善を
繰り返し行えるようにしている。
【0020】次に、前記処理プログラム17の処理につ
いて説明すると、図4乃至図23は、前記処理プログラ
ム17により作成される各種のフォーマットであり、図
4はメインメニューのフォーマットである。
【0021】そして、このメインメニューには、少なく
とも、「事業計画概況表」「期首貸借対照表」「利益処
分(欠損金処理)」「商品別売上(粗利・仕入・在庫)
計画」「回収・支払・資金繰り条件計画表」「人件費・
管理費計画」「変動損益計算書」「資金繰り計画表」
「決算振替」「経営体質改善提案書」「貸借対照表」
「売掛金回収計画表」「買掛金支払計画表」「割引手形
実行計画表」「手持手形残高計画表」「支払手形残高計
画表」「キャッシュフロー計算書」「経営体質改善検討
明細表」のメニューが表示され、これらのメニューをマ
ウス等で指示することにより、指示したメニュー項目に
対応して、図5乃至23に示すフォーマットが画面に表
示される。
【0022】次に、処理プログラム17により作成され
る各フォーマットについて説明すると、図5にその一部
が示される「事業計画概況表」のフォーマットでは、縦
列に、損益に関する項目と、平均従業員数・従業員
1人当たり売上高・従業員1人当たり経常利益の従業員
に関する項目と、債権回収率・回収債権における現金
率・受け取り手形の平均サイト・総債権滞留日数の債権
回収に関する項目と、支払率・支払債務における現金
率・発行手形の平均サイト・総債務滞留率の支払に関す
る項目と、商品・期末割引手形残高・期末長期借入残
高・期末短期借入残高・期末固定預金の在庫・資金に関
する項目が示され、その項目の左側には、項目に対応し
た前期実績データを入力する欄が示され、この欄内にデ
ータを入力するようになっている。そして、前記項目の
右側には、項目に対応した、当期計画に基づくデータが
表示可能となっており、この欄のデータは、他のフォー
マットで入力するデータが参照表示される。
【0023】次に、図6に示す「期首貸借対照表」のフ
ォーマットでは、貸借対照表の様式に類似の項目が示さ
れ、この項目の右側に、期首、即ち前期末の貸借対照表
データを入力する欄が示され、この欄に前期末の貸借対
照表データを入力するようにしてある。なおこの期首貸
借対照表のフォーマットでは、手形をサイト別に入力可
能とするとともに、売掛金及び買掛金を会社別に入力可
能としており、更に、棚卸資産を入力可能としている。
【0024】次に、図7に示す「利益処分、欠損金処
理」のフォーマットでは、前期決算での未処分利益、未
処理損失の処分方法を入力する欄が示され、このフォー
マットにおいて、前期決算での未処分利益、未処理損失
の処分方法を入力する。
【0025】次に、図8に一部が示される「売上・粗利
・仕入・在庫計画表」のフォーマットでは、少なくと
も、縦列において、商品名、及び当該商品の粗利益率、
在庫日数、売上高・期首・仕入・計・期末・粗利の項目
が表示されるとともに、その項目の右側に、月ごとの、
前記売上高・期首・仕入・計・期末・粗利の項目に対応
した計画データが表示され、このフォーマットにおいて
は、売上高の項目の右側に売上高の計画データを入力
し、その他の欄は、他のフォーマットで入力したデータ
や、これらのデータに基づき算出された結果が表示され
る。
【0026】即ち、商品名の欄には「期首貸借対照表」
のフォーマットで入力する商品名が表示され、粗利益
率、及び在庫日数の欄には、「回収・支払・資金繰り条
件計画」のフォーマットで入力する粗利益率及び在庫日
数が表示され、期首の欄には「期首貸借対照表」のフォ
ーマットで入力する棚卸資産あるいは前月の棚卸資産が
表示され、仕入の欄には計の欄から期首をマイナスした
額が表示され、計の欄には月初棚卸額に当月仕入額をプ
ラスした額が表示され、期末の欄には翌月売上高計画に
必要な期末在庫高、即ち、翌月売上高計画額から粗利益
をマイナスした額を30日で割った額に在庫計画に基づ
く在庫日数をかけた額が表示され、粗利の欄では当月売
上高と粗利益率をかけた額が表示される。
【0027】次に、図9に示される「回収・支払・資金
繰り条件計画表」のフォーマットでは、縦列において、
売上高・粗利益・(粗利益率)・売上割合・回収率・現
金率・相殺率・手形率・手形のサイト別割合・期末棚卸
・(在庫日数)・仕入高等の、債権回収、債務支払、資
金繰りに関する諸条件及び粗利益率、在庫日数計画に関
する項目が表示されるとともに、これらの項目の右側上
段に「期首貸借対照表」のフォーマットで入力する商品
名が表示され、このフォーマットにおいては、商品ごと
について、粗利益率、回収条件(得意先別)、在
庫計画日数、支払条件(仕入先別)、資金繰り条件
等が入力される。そして、前記回収条件としては、売
上割合、売上債権回収率、回収債権における現金
率、相殺率、受取手形のサイト別割合が含まれ、ま
た前記支払条件としては、仕入割合、支払率、支
払額における現金率、相殺率、発行手形のサイト別
割合が含まれ、更に資金繰り条件としては、銀行ごと
の手形割引枠、月末手持資金日数、各銀行平均の手
形割引料率が含まれる。
【0028】また、売上高、粗利益額、期末棚卸、仕入
高の欄には「売上・粗利・仕入・在庫計画表」のフォー
マットで入力あるいは表示される売上計画及び粗利益の
年間合計額、期末在庫高、仕入高が表示され、手形率の
欄には100%から現金率及び相殺率をマイナスした額
が表示される。
【0029】次に、図10に一部が示される「人件費・
管理費計画書」のフォーマットでは、縦列に人件費及び
管理費に関する項目が表示され、その右側に、これらの
項目に対応した月別の計画データが入力されるようにし
てあり、また、消費税についても課税・非課税の区分別
に入力が可能となっている。
【0030】次に、図11に一部が示される「変動損益
計算書」のフォーマットでは、縦列に損益計算書の項目
が示されるとともに、その項目の右側に、これらの項目
に対応した月別の計画データを入力又は表示可能として
おり、このフォーマットにおいては、変動費、固定費な
ど主に費用に関する計画金額を入力し、また、既入力デ
ータについては自動処理にて表示される。
【0031】次に、図12に一部が示される「資金繰り
計画表」のフォーマットでは、縦列に、経常収支、経常
外収支、差引過不足、資金調達に関する項目、及び月末
手持資金の項目等が示され、その右側において、項目に
対応した月別の計画データを入力又は表示可能としてい
る。そして、このフォーマットにおいては、支払利
息、経常外収支、手形割引を含む資金調達計画デー
タが入力され、その他の項目に対応したデータに関して
は、他のフォーマットにおいて入力したデータが参照さ
れ、あるいは入力データに基づいて算出された結果が表
示される。
【0032】なお、この「資金繰り計画表」のフォーマ
ットは本実施例においては最も重要なものの一つであ
る。即ち、このフォーマットを用いることにより、事業
計画に基づく各月の資金状況が一目でわかるため、これ
により、いわゆる資金ショートを未然に回避することが
可能となる。
【0033】次に、図13に示される「決算振替」のフ
ォーマットでは、有形固定資産と減価償却累計額の除去
と、無形固定資産の減価償却の入力が可能となってい
る。
【0034】以上説明したフォーマットはデータを入力
するためのフォーマットであり、前述したように、この
フォーマットにおいて、必要なデータの入力を行うと、
この入力データがそれぞれのフォーマットにも反映さ
れ、これにより、各フォーマットが完成する。そのた
め、本実施例においては、必要最小限度のデータ入力の
みによって、事業計画の策定、見直しのための各フォー
マットを自動的に得ることが可能である。
【0035】また、本実施例では、前述したように、い
わゆる現場での作業に即してデータを入力するのみで良
いので、会計学上の複雑な仕訳等を行う必要がなく、そ
のため、複式簿記等に不慣れな者であっても、容易に事
業計画策定を行うことが可能である。
【0036】次に、以下に説明するフォーマットでは、
前記各種フォーマットにおいて入力されたデータに基づ
いて、参照、あるいは演算された結果が示され、事業計
画の改善等の為に参照される。
【0037】即ち、図14に一部が示される「経営体質
改善提案書」では、前記各種フォーマットにおいて入力
された計画データが参照され、資金調達額と、売上高・
粗利益・粗利益率からなる収入データと、債権回収率・
現金率・相殺率・手形率・受取手形のサイト別割合から
なる回収条件データと、期末棚卸・在庫日数・仕入高か
らなる在庫データと、債務支払率・現金率・相殺率・発
行手形のサイト別割合からなる支払条件データと、変動
費・固定費とからなる経費データと、割引枠・月末手持
資金とからなる資金データのそれぞれについて、項目名
とともに、当初計画に基づく数値と、改善計画に基づく
数値とが示される。
【0038】次に、図16に一部が示される「売掛金回
収計画表」のフォーマットでは、前記入力した月別の売
上高、売掛金回収条件等に基づいて算出された月別の回
収計画が示されるとともに、その下段において、当月が
期日となる受取手形の額が月別に示される。そのため、
本フォーマットを用いることにより、手形割引計画を策
定することが容易となる。
【0039】次に、図17に一部が示される「買掛金支
払計画表」のフォーマットでは、前記入力した月別の仕
入高、買掛金支払い条件等に基づいて算出された月別の
支払計画が示されると共に、その下段において、当月が
期日となる発行手形の額が月別に示される。
【0040】次に、図18に一部が示される「割引手形
実行計画表」のフォーマットでは、前記資金繰り計画表
のフォーマットにおいて入力された割引手形の金額に基
づいて、割引手形の前月残高、期日落ち込み額、当月残
高等について月別に示される。
【0041】次に、図19に一部が示される「手持手形
残高計画表」のフォーマットでは、手持手形について、
前月残高、当月受取額、当月取り立てる額、当月に手形
割引を行う額等が月別に示されるとともに、これらの数
値から算出された月ごとの手持手形残高が示される。
【0042】次に、図20に一部が示される「支払手形
残高計画表」のフォーマットでは、支払手形について、
前月残高、当月発生額、当月決済額、当月残高が月別に
示されるとともに、当月に期日がくる支払手形の累計額
が月別に示される。
【0043】次に図21に示されるキャッシュフロー計
算書のフォーマットでは、計画に基づく当期末の税引前
利益に営業活動、投資活動、財務活動による資金の動き
を加減算した結果を示し、資金の動き、方向性、不足の
原因等を把握可能としている。
【0044】次に、図21及び図22は、「経営体質改
善検討明細書」のフォーマットを分割して示した図であ
り、この「経営体質改善検討明細書」のフォーマットに
おいては、左側に当初計画に基づく回収・支払・資金繰
り条件計画(現状)が示されるとともに、右側には、計
画改善後の回収・支払・資金繰り条件計画(改善後)が
示され、実際の表示においてはこれらが同一画面上に表
示され、同一用紙に印刷される。そして、この「経営体
質改善検討明細書」のフォーマットでは、前記入力した
各種データに基づいて、資金調達額、売上・粗利計画に
基づく売上高・粗利益・粗利率、相手先別の回収条件及
び支払条件、の仕入在庫計画、変動・固定経費等が月別
に示される。
【0045】次に、図15にその一部が示される「貸借
対照表」のフォーマットでは、前記入力された各種デー
タに基づき、期首(前期末)の貸借対照表データと、計
画に基づく月ごとの貸借対照表データが表示される。即
ち、前記入力した、期首貸借対照表数値と、損益計画に
基づく各種数値と、資金繰り計画に基づく各種数値とを
加減演算した数値が、この貸借対照表フォーマットに示
される。そのため、この貸借対照表フォーマットを用い
ることにより、事業計画を会計学上の理論により裏付け
することが可能となる。
【0046】次に、上記のように構成される本実施例の
事業計画策定処理装置を用いた事業計画策定処理方法に
ついて説明するが、本発明の事業計画策定処理方法にお
いては、以下に説明する段階においてデータ入力等を行
う必要はあるが、データ入力等の順番に関しては、必ず
しも以下に説明する順番には限られず、任意の順番で行
って良い。
【0047】まず、本実施例においては、前期の実績に
基づく確定されたデータの入力を行う。
【0048】即ち、図4に示されるメインメニューにお
いて「事業計画概況表」を指示して、図5に一部が示さ
れる「事業計画概況表」のフォーマットを画面に表示さ
せる。そしてこの画面において、損益、平均従業員
数・従業員1人当たり売上高・従業員1人当たり経常利
益、債権回収率・回収債権の現金率・手形サイト・総
債権滞留日数等の回収に関する数値、支払率・現金率
・手形サイト・総債務滞留日数等の支払に関する数値、
商品(在庫日数)・期末割引手形残高・期末長期借入
残高・期末固定預金(預金率)等の在庫・資金に関する
数値について、前期の実績を入力する。
【0049】次に、メインメニューにおいて「期首貸借
対照表」を指示して、図6に示される期首貸借対照表の
フォーマットを表示させる。そして、この画面におい
て、期首(前期末)の貸借対照表のデータを入力する。
なおこのとき、本実施例においては、手形についてはサ
イト別の数値を入力し、売掛金及び買掛金については相
手先別の数値を入力し、棚卸資産については予め設定し
た商品群及び該当商品群別のデータを入力する。
【0050】ここまでのデータ入力が終了した後は、策
定した事業計画に基づく計画データを入力する。即ち、
まず、メインメニューにおいて「利益処分(欠損金処
理)」を指示して、図7に示される利益処分/欠損金処
理のフォーマットを表示させる。そしてこの画面におい
て、前期決算での未処分利益、未処理損失に対する今期
2ケ月目の処分方法と金額を入力する。
【0051】次に、メインメニューにおいて「商品別売
上(粗利・仕入・在庫)計画」を指示して、図8に一部
が示される売上・粗利・仕入・在庫計画表のフォーマッ
トを画面に表示する。そしてこの画面において、商品ご
とについて、月別の売上計画数値を入力する。
【0052】次に、メインメニューにおいて「回収・支
払・資金繰り条件計画表」を指示して、図9に示される
「回収・支払・資金繰り条件計画表」のフォーマットを
画面に表示させる。そして、この画面において、商品ご
との売上高・粗利益率、回収・支払・資金繰りに関する
諸条件、商品ごとの在庫日数計画数値を入力する。な
お、回収・支払・資金繰りに関する諸条件としては、例
えば、売上割合/仕入割合、回収率/支払率、回収及び
支払における現金率・相殺率、サイト別の手形(受取手
形及び支払手形)の割合、手形の割引枠、月末手持資金
日数、手形割引料率に関する数値が含まれる。
【0053】次に、メインメニューにおいて「人件費・
管理費計画」を指示して、図10に一部が示される「人
件費・管理費計画書」のフォーマットを画面に表示さ
せ、この画面において、月ごとの人件費と管理費の計画
数値を入力する。なお、この入力は、課税・非課税に区
分して入力する。
【0054】次に、メインメニューにおいて「変動損益
計算書」を指示して、図11に一部が示される「変動損
益計算書」のフォーマットを画面に表示させる。そし
て、この画面において、変動費、固定費などの主に費用
に関する計画数値を入力する。
【0055】次に、メインメニューにおいて「資金繰り
計画表」を指示して、図12に一部が示される「資金繰
り計画表」のフォーマットを画面に表示させる。そし
て、この画面において、経常外収支の計画額、手形割引
の実行計画額、役員借入金、銀行借入金と返済額、借入
金に対する支払利息計画額、資金調達の計画額等の入力
を行う。
【0056】次に、メインメニューにおいて「決算振
替」を指示して図13に示される「決算振替」のフォー
マットを画面に表示させる。そして、この画面におい
て、減価償却累計額と減価償却費の入力を行う。
【0057】そして、これらの、実績データ及び計画デ
ータの入力が行われると、この入力データ、及びこの入
力データに基づき四則演算されたデータが、前記各種フ
ォーマットのほとんどに反映され、これらのフォーマッ
トを画面に表示させた際には、フォーマット上のほとん
どすべての欄に事業計画に基づく数値が表示される。
【0058】即ち、「事業計画概況表」のフォーマット
においては、前記入力した前期の損益等とともに、当期
計画に基づく計画損益等の数値が表示される。そのた
め、この「事業計画概況表」を用いることにより、計画
に基づき今期予想される経営状態を総合的に観察するこ
とが可能となる。
【0059】また、「売上・粗利・仕入・在庫計画表」
のフォーマットにおいては、前記入力した売上高ととも
に、売上高以外の欄に数値が表示される。例えば、粗利
益率、在庫日数の欄においては「回収・支払・資金繰り
条件計画表」のフォーマットにおいて入力した粗利益
率、在庫日数が表示され、また、期首の欄には「期首貸
借対照表」のフォーマットで入力したの棚卸在庫及び前
月の期末欄に表示される数値が参照表示され、また、合
計欄には、算出された売上高等の合計金額が表示され
る。そのため、この完成された「売上・粗利・仕入・在
庫計画表」を用いることにより、商品の売上予測等の妥
当性を観察することができる。
【0060】また、「回収・支払・資金繰り条件計画
表」のフォーマットでは、前記入力した回収・支払・資
金繰りに関する条件、粗利益率、在庫日数計画の数値と
ともにこれら以外の欄に数値が表示される。例えば、売
上高の欄には、前記「売上・粗利・仕入・在庫計画表」
のフォーマットにおいて入力した売上高計画の数値が表
示される。そのため、この完成された「回収・支払・資
金繰り条件計画表」を観察することにより、特に、事業
計画に基づく資金繰り等の条件の妥当性を容易に検討す
ることが可能となる。
【0061】また、「変動損益計算書」のフォーマット
では、前記入力した変動費、固定費等の計画金額ととも
に、これら以外の欄に数値が表示される。例えば、売上
高の欄には、前記「売上・粗利・仕入・在庫計画表」の
フォーマットにおいて入力した売上高計画の数値が表示
され、人件費・管理費の欄には、前記入力した人件費・
管理費の計画数値が表示される。そのため、この完成さ
れた「変動損益計算書」を観察することにより、事業計
画の妥当性を容易に判断することが可能となる。
【0062】また、「資金繰り計画表」のフォーマット
では、前記入力した、手形割引の実行計画額、借入金に
対する支払利息計画額、経常外収支の計画額、資金調達
の計画額等とともに、前記入力された回収・支払・在庫
等の条件に基づき算出された経常収支の計画数値等が表
示される。そのため、この完成された「資金繰り計画
表」を用いることにより、資金繰り計画等の妥当性を容
易に検討することが可能となる。
【0063】即ち、資金繰りに基づく手形割引、借入等
により1件別に支払利息計画額を入力することにより、
経常収支及び経常外収支に基づく資金の差引過不足が計
算されてその結果が表示されるため、このフォーマット
を用いることにより資金繰り計画を検討することが可能
となる。更に、資金繰り計画に基づく資金調達額を入力
すると、この入力した資金調達額を前記差引過不足にプ
ラスした額が計算されて月末手持資金の欄に表示され
る。そのため、このフォーマットを用いることにより、
資金ショートを起こさない事業計画を容易に作成するこ
とが可能となる。
【0064】また、「決算振替」のフォーマットでは、
前記入力した有形固定資産と減価償却累計額の除去と、
無形固定資産の減価償却の計画データならびに未払法人
税の計上額が表示される。
【0065】また、「貸借対照表」のフォーマットで
は、前記入力された期首貸借対照表数値と、損益計画に
基づく各種数値と、資金繰り計画に基づく各種数値とに
より算出された、月別の予想貸借対照表が表示される。
そのため、本実施例では、面倒な手間を経ること無く、
容易に、事業計画に基づく期末の貸借対照表を得ること
ができ、これにより、事業計画全体の会計学上の理論的
裏付けを得ることが可能となる。
【0066】また、「売掛金回収計画表」のフォーマッ
トでは、前記入力した計画データに基づき算出等され
た、回収計画、及び当月が期日となる受取手形の額等が
月別に表示され、売掛金回収計画の妥当性を検討するこ
とが可能となる。
【0067】また、「買掛金支払計画表」のフォーマッ
トでは、前記入力した計画データに基づき算出等された
支払計画、当月が期日となる発行手形の額等が月別に示
されて、買掛金支払計画の妥当性を検討することが可能
となる。
【0068】また、「割引手形実行計画表」のフォーマ
ットでは、前記資金繰り計画表のフォーマットにおいて
入力された割引手形の金額等に基づいて算出等された、
割引手形の前月残高、期日落ち込み額、当月残高等につ
いて月別に示され、これにより、手形割引実行計画の妥
当性の検討を容易に行うことが可能となる。
【0069】また、「手持手形残高計画表」のフォーマ
ットでは、前記入力された計画データに基づいて算出等
された、手形の前月残高、当月受取額、当月取立額、当
月に手形割引を行う額等が月別に示されるとともに、こ
れらの数値から算出された月ごとの手持手形残高が示さ
れ、これによっても、手持手形に関する計画の妥当性を
容易に検討可能である。
【0070】また、「支払手形残高計画表」のフォーマ
ットでは、前記入力された計画データに基づいて算出等
された、支払手形についての、前月残高、当月発生額、
当月決済額、当月残高が月別に示されるとともに、当月
に期日がくる支払手形の累計額が月別に示され、支払計
画の検討を行うことが可能となる。
【0071】また、「キャッシュフロー計算書」のフォ
ーマットでは、前記入力した計画データに基づき算出し
た、当期末の税引前利益に営業活動、投資活動、財務活
動による資金の動きを加減算した結果が示され、これに
より、資金の動きや方向性、キャッシュフローの側面か
ら見た事業計画の妥当性を検討することが可能となる。
【0072】このようにして、本実施例においては、画
面等の指示に従って実績データ及び計画データを入力す
ることにより、自動的に、策定した事業計画を検討する
ための各種の表が作成される。そのため、本実施例によ
れば、複式簿記や勘定科目等に不慣れな場合であって
も、容易に、策定した事業計画の検討を行うことができ
るため、より完全な事業計画の策定を行うことが可能と
なる。
【0073】即ち、一般的に事業計画の検討、改善を行
った場合には、再び、改善計画に基づいた各種の表を作
成し、その後にこの改善データに基づく各種の表と当初
計画に基づく各種の表との比較検討を行う必要があるた
め、特に複式簿記や勘定科目等に不慣れな者にとって
は、事業計画の改善を行ってより完全な事業計画を策定
する作業は至難の技である。しかしながら、本実施例で
は、当初計画に基づいて作成された各種の表を検討し、
事業計画の改善等を行う場合には、前述した段階と同様
の段階を経て、改善した計画データの修正入力を行うの
みで良く、これにより、修正入力した改善データに基づ
き、前記と同様に各種の表が作成されるとともに、図1
4に示す経営体質改善提案書においては、改善前のデー
タと改善後のデータのそれぞれに基づく検討表が作成さ
れ、更に改善計画の検討を行うことが可能となる。この
一連の作業の流れを示したフローチャートが図3であ
る。
【0074】このように、本実施例の事業計画策定処理
装置及びそれを用いた事業計画策定処理方法並びに事業
計画策定処理プログラムを記録した記録媒体を用いるこ
とにより、複雑な複式簿記や勘定科目等を知らない場合
であっても、画面の指示に従って実績データ及び計画デ
ータを入力することにより、経営に必要な各種の表を自
動的に得ることができるとともに、事業計画の検討及び
改善をも容易に行うことが可能となる。
【0075】
【発明の効果】本発明の事業計画策定処理装置及びそれ
を用いた事業計画策定処理方法並びに事業計画策定処理
プログラムを記録した記録媒体は以上説明したような形
態で実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0076】本発明の事業計画策定処理装置及びそれを
用いた事業計画策定処理方法並びに事業計画策定処理プ
ログラムを記録した記録媒体を用いると、確定した前期
の実績データと当期の事業計画に基づく計画データを入
力するのみにより、より完全な事業計画の策定に必要な
各種の表を自動的に得ることができる。
【0077】そのため、本発明では、複雑な複式簿記の
知識や勘定科目等に不慣れな者であっても、容易に、よ
り完全な事業計画を策定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の事業計画策定処理装置の実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の事業計画策定処理装置の実施例に用い
られる処理プログラムを説明するためのブロック図であ
る。
【図3】本発明の事業計画策定処理装置を用いた事業計
画策定処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】メインメニューを示す図である。
【図5】事業計画概況表の一部を示す図である。
【図6】期首貸借対照表を示す図である。
【図7】利益処分/欠損金処理の入力、表示画面を示す
図である。
【図8】売上・粗利・仕入・在庫計画表を示す図であ
る。
【図9】回収・支払・資金繰り条件計画表を示す図であ
る。
【図10】人件費・管理計画書を示す図である。
【図11】変動損益計算書を示す図である。
【図12】資金繰り計画表を示す図である。
【図13】決算振替計画表を示す図である。
【図14】経営体質改善提案書を示す図である。
【図15】貸借対象表を示す図である。
【図16】売掛金回収計画表を示す図である。
【図17】買掛金支払計画表を示す図である。
【図18】割引手形実行計画表を示す図である。
【図19】手持ち手形残高計画表を示す図である。
【図20】支払手形残高計画表の一部を示す図である。
【図21】キャッシュフロー計算書を示す図である。
【図22】経営体質改善検討明細表の一部を示す図であ
る。
【図23】経営体質改善検討明細表の一部を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 処理部 12 基本プログラム 13 入力手段 14 表示手段 15 印刷手段 16 RAM 17 処理プログラム 19 データ記憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置と入力装置と基本プログラムとを
    含むコンピューターにおいて、前期の実績データを記憶
    する実績データ記憶手段と、当期の事業計画に基づく計
    画データを記憶する計画データ記憶手段と、前記記憶さ
    れた実績データと計画データとに基づき、当期に予想さ
    れる資金状況を計算して該計算結果を表示あるいは印刷
    するための処理手段とを含む事業計画策定処理装置であ
    って、 前記実績データは、貸借対照表データと損益データとを
    含み、 前記計画データは、売上計画データと、回収・支払・資
    金繰り条件計画データと、人件費・管理費計画データ
    と、変動費・固定費計画データと、資金繰り計画データ
    とを含み、 前記処理手段は、少なくとも、前月あるいは前期の手持
    資金に当月の収入合計を加減算した額から当月の支出合
    計を減算して当月の差引過不足額を計算するとともに、
    この差引過不足額に当月の資金繰り計画に基づく外部調
    達額を加減算して当月末の手持資金額を計算してその結
    果を表示あるいは印刷することを特徴とする事業計画策
    定処理装置。
  2. 【請求項2】表示装置と入力装置と基本プログラムとを
    含むコンピューターにおいて、前期の実績データを記憶
    する実績データ記憶手段と当期の事業計画に基づく計画
    データを記憶する計画データ記憶手段と前記記憶された
    実績データと計画データとに基づき、当期に予測される
    資金状況を計算するための処理手段を含む事業計画策定
    処理装置を用いた事業計画策定処理方法であって、 前期実績に基づく実績データを入力する段階と、 当期の事業計画に基づく計画データを入力する段階と、 前記入力した実績データと計画データとに基づき、少な
    くとも当期に予測される資金状況を計算して表示あるい
    は印刷する段階とによりなり、 前記実績データは、前期の損益データと期首貸借対照表
    データとを含み、 前記計画データは、売上計画データと、回収・支払・資
    金繰り条件計画データと、人件費・管理費計画データ
    と、変動費・固定費計画データと、資金繰り計画データ
    とを含み、 前記計算して表示あるいは印刷する段階では、少なくと
    も、前月あるいは前期の手持資金に当月の収入合計を加
    減算した額から当月の支出合計を減算して当月の差引過
    不足額を計算するとともに、この差引過不足額に当月の
    資金繰り計画に基づく外部調達額を加減算して当月末の
    手持資金額を計算して表示あるいは印刷することを特徴
    とする事業計画策定処理方法。
  3. 【請求項3】前期実績に基づく実績データを入力させる
    ステップと、 当期の事業計画に基づく計画データを入力させるステッ
    プと、 前記入力した実績データと計画データとに基づき、少な
    くとも当期に予測される資金状況を計算して表示あるい
    は印刷するステップとをコンピューターに実行させる事
    業計画策定処理プログラムを記録したコンピュータによ
    り読みとり可能な記録媒体であって、 前記実績データは、前期の損益データと期首貸借対照表
    データとを含み、 前記計画データは、売上計画データと、回収・支払・資
    金繰り条件計画データと、人件費・管理費計画データ
    と、変動費・固定費計画データと、資金繰り計画データ
    とを含み、 前記資金状況は、少なくとも、前月の手持資金に当月の
    収入合計を加減算した額から当月の支出合計を減算して
    当月の差引過不足額を計算するとともに、この差引過不
    足額に当月の資金繰り計画に基づく外部調達額を加減算
    して当月末の手持資金額を計算することにより算出す
    る、当月末の手持資金額であることを特徴とする。
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