JP2000033778A - 熱転写シート及び画像形成方法 - Google Patents

熱転写シート及び画像形成方法

Info

Publication number
JP2000033778A
JP2000033778A JP10202085A JP20208598A JP2000033778A JP 2000033778 A JP2000033778 A JP 2000033778A JP 10202085 A JP10202085 A JP 10202085A JP 20208598 A JP20208598 A JP 20208598A JP 2000033778 A JP2000033778 A JP 2000033778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
parts
organic compound
chromophore
thermal transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10202085A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Akata
正典 赤田
Masaaki Kafuku
公明 加福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP10202085A priority Critical patent/JP2000033778A/ja
Publication of JP2000033778A publication Critical patent/JP2000033778A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇華型熱転写方法においては、極めて短時間
の熱エネルギーの付与によって、十分に濃度のある鮮明
な画像を与え、しかも形成された画像が優れた諸堅牢性
を示す熱転写シート及び画像形成方法を提供すること。 【解決手段】 有機溶剤に溶解性である発色団を有する
有機化合物とバインダーとからなる転写層を基材上に設
けた転写記録シートであって、上記発色団を有する有機
化合物が不溶化処理によって有機溶剤に不溶の色素に変
化する化合物であることを特徴とする熱転写シート、及
び該熱転写シートを使用する画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写シートに関
し、更に詳しくは諸堅牢性に優れた記録画像を被転写材
に容易に与えることができる熱転写シート及び画像形成
方法を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写方法が公知である
が、それらの中で昇華転写染料を記録材とし、これをポ
リエステルフィルム等の基材シートに担持させて熱転写
シートとし、昇華性染料で染着可能な被転写材、例え
ば、ポリエステル製織布等に重ね、熱転写シートの裏面
からパターン状に熱エネルギーを与えて、昇華性染料を
被転写材に移行させる昇華転写方法が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記昇華転写方法にお
いて、記録方法の進歩により、サーマルヘッド等を用い
て、高速度で、例えば、ポリエステルシートや紙に染料
受容層を設けた被転写材を使用し、これらの被転写材に
繊細な文字や図形或いは写真像を形成する方法が種々提
案されている。この方法においては熱エネルギーの付与
は秒単位以下の極めて短時間であることが要求される。
従って、このような高速記録に対応するために、昇華性
に優れた昇華性染料が開発されたが、昇華性に優れる染
料は、一般にその分子量が小であるために、転写後の被
転写材中において染料が経時的に移行したり、表面にブ
リードアウトしたりして、折角形成した画像が乱れた
り、不鮮明となったり、或いは周囲の物品を汚染すると
いう問題が生じている。
【0004】又、昇華性に優れる染料を開発するため
に、比較的分子量の小さな昇華性染料、又は染料間及び
染料を担持させる樹脂バインダー等との相互作用ができ
るだけ小さくなるように染料の設計が行われた結果、染
料自身の諸堅牢性、特に耐光性が不十分となった。
【0005】このような問題を回避するために、比較的
分子量の大なる昇華性染料を使用すると、上記の如き高
速記録方法では昇華速度が劣るため、満足できる濃度の
画像が形成し得ないものであった。又、諸堅牢性に優れ
た比較的分子量の小さな顔料を使用すると、顔料分子自
体は分子量が小さくても凝集物を形成することから、顔
料凝集体の分解に多大の熱エネルギーが必要とされ、熱
転写シート中での分散性の問題及び転写性の問題から、
やはり満足できる濃度の画像が形成し得ないものであっ
た。
【0006】従って、本発明の目的は、昇華型熱転写方
法においては、上記の如き極めて短時間の熱エネルギー
の付与によって、十分に濃度のある鮮明な画像を与え、
しかも形成された画像が優れた諸堅牢性を示す熱転写シ
ート及び画像形成方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、有機溶剤に溶解
性である発色団を有する有機化合物とバインダーとから
なる転写層(以下単に「転写層」という)を基材上に設
けた転写記録シートであって、上記発色団を有する有機
化合物が不溶化処理によって有機溶剤に不溶の色素に変
化する化合物であることを特徴とする熱転写シート、及
び該熱転写シートを使用する画像形成方法である。上記
発色団を有する有機化合物は、被転写材に転写後、被転
写材中において有機溶剤に不溶性の色素にされる。この
際の不溶化処理としては、例えば、化学的方法、熱的方
法、光分解的方法又は電磁波照射誘導による処理が挙げ
られる。
【0008】本発明者等は、本発明の目的を達成すべく
鋭意研究の結果、熱転写シート中では昇華性染料と同様
に振る舞い、良好な昇華性或いは気化性(即ち、熱転写
シートと被転写材との間に存在する空間を移行できる性
質)及び熱移行性(密着した両者の界面を色素が熱によ
って移行し得る性質)を有する発色団を有する有機化合
物であって、該化合物は被転写材中に熱移行させた後、
該化合物を不溶化処理によって化学構造に変化を起こさ
せて、該化合物を有機溶剤に不溶性の有機色素(即ち顔
料)に変化させ得ることを知見した。
【0009】そして、このような発色団を有する有機化
合物を用いて形成した熱転写シートを用いることによっ
て、使用した発色団を有する有機化合物が容易に被転写
材に移行して高濃度画像を形成し、転写後に該発色団を
有する有機化合物を前述のように有機溶剤に不溶の有機
色素に変化させることによって、該色素が被転写材中に
おいて移行したり、表面にブリードアウトしたりせず、
形成された画像は優れた堅牢性、特に耐光性、耐移行性
及び耐汚染性を有する。そのため、形成された画像を長
期間保存しても色相が変化したり、淡くなったりせず、
形成された画像のシャープさが損なわれたり、或いは他
の物品を汚染したりすることが全くなく、従来技術の種
々の問題が解決された。
【0010】又、従来の被転写材としては、転写された
色素が被転写材中において移行したり、表面にブリード
アウトしたりしないように、比較的ガラス転移温度の高
い材料が染料受容層の材料として使用されているが、本
発明では被転写材中において発色団を有する有機化合物
を有機溶剤に不溶の色素に変化させることによって、被
転写材中における色素の移行性が抑制されることから、
ガラス転移温度の低い、例えば、ガラス転移温度が10
0℃以下の樹脂からなる染料受容層を有する被転写材で
も使用することができる。
【0011】このような従来技術では考えられない優れ
た効果が顕著に現れるのは、被転写材中に移行した発色
団を有する有機化合物が、不溶化処理によってその化学
構造に変化が生じ、有機溶剤に不溶性の有機色素となっ
て、被転写材の受容層を構成している樹脂層中に固定さ
れるためと考えられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、好ましい実施の形態を挙
げて、本発明を更に詳細に説明する。本発明において主
として本発明を特徴づける有機溶剤に可溶性である発色
団を有する有機化合物は、特別の処理を加えない状態で
は、昇華性又は熱移行性を有する有機化合物であるが、
該化合物に化学的、熱的、光分解的手段、レーザー又は
その他の電磁波照射等の不溶化処理を施すと、該化合物
の化学構造が変化し、有機溶剤に不溶性の色素となる化
合物である。
【0013】上記特性を有する発色団を有する有機化合
物の一例としては、下記一般式(I)で表される化合物
が挙げられる。 A(B)X・・・(I) {式中、xは1乃至4の整数であり、Aはキナクリド
ン、スレン、ペリレン、ペリノン、インジゴ、キノフタ
ロン、イソインドリノン、イソインドリン、ジオキサジ
ン、ジケトピロロピロール又はアゾ系列の有機溶剤に不
溶な色素、即ち有機顔料の残基であり、これら残基には
Aの一部を構成している窒素原子を介してx個の基Bが
結合している。上記の基BはAに結合している基であ
り、下記のいずれかの式によって表される基である。
【0014】
【0015】[上記式II、III、IVにおいて、m、n及
びpは互いに独立的に0又は1の数、XはC1〜C14
アルキレン基又はC2〜C8のアルケニレン基、Yは−V
−(CH2q−の基、Zは−V−(CH2r−の基、V
はC3〜C6のシクロアルキレン基、qは1乃至6の整
数、rは0乃至6の整数、R1とR2は互いに独立的に水
素原子、C1〜C6のアルキル基、C1〜C4のアルコキシ
基、ハロゲン原子、−CN、−NO2、未置換のフェニ
ル基又はフェノキシ基、又はC1〜C4のアルキル基、C
1〜C4のアルコキシ基又はハロゲン原子によって置換さ
れたフェニル基又はフェノキシ基、Qは水素原子、−C
N、−Si(R13基、−C(R5)(R6)(R7)の
基(ここで、R5、R6、R7は互いに独立的に水素又は
ハロゲン原子であり、そしてR5、R6及びR7のうち少
なくとも一つはハロゲンである)、
【0016】式 (式中、R1とR2は前記の意味を有する)の基、−SO
28又は−SR8の基(ここで、R8はC1〜C4のアルキ
ル基である)、−CH(R92の基(ここで、R9は未
置換フェニル基、又はC1〜C4のアルキル基、C1〜C4
のアルコキシ基又はハロゲン原子によって置換されたフ
ェニル基である)、又は式
【0017】 の基、R3とR4は互いに独立的に水素原子、C1〜C18
のアルキル基又は
【0018】式 (式中、X、Y、R1、R2、m、nは前記において定義
した意味を有する)の基であるか、又はR3とR4はそれ
らが結合している窒素と一緒でピロリジニル基、ピペリ
ジニル基又はモルホリニル基を形成する基である。]そ
してA(B)xは更に付加的に 又は、NH2基を含有し得る。}
【0019】前記の一般式(I)の如き基本的構造を有
する発色団を有する有機化合物は有機溶剤に対して溶解
し、熱転写シート用の色素として使用して、被転写材中
に転写させ、前記不溶化処理を施すると、優れた堅牢
性、特に保存性及び耐光性に優れた画像が得られる。
尚、前記一般式(I)で表される発色団を有する有機化
合物は、従来公知の製造方法、例えば、特開平7−18
8234号公報又は特開平8−6242号公報に記載の
A(先の説明に同じ)の残基にNを介してHが1〜4個
結合されている化合物に、B−O−B構造を有するジカ
ーボネート等を所望のモル比にて反応させることによっ
て得られるものである。
【0020】本発明において好ましい発色団を有する有
機化合物は、熱転写シートの調製時に使用する汎用有機
溶剤に対する溶解性が高く、熱転写シート上に形成する
転写層において、発色団を有する有機化合物が結晶状態
にないか或いは結晶性の低い状態に存在することがで
き、従来の染料の場合の如く、結晶性の高い状態で存在
するのに比して、著しく少ない付与熱量で発色団を有す
る有機化合物を被転写材へ容易に熱移行させることがで
きる。
【0021】本発明の熱転写シートの構成に使用する基
材シートとしては、従来公知のある程度の耐熱性と強度
を有するものであればいずれのものでもよく、例えば、
0.5乃至50μm、好ましくは3乃至10μm程度の
厚さの紙、各種加工紙、ポリエステルフィルム、ポリス
チレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスルホ
ンフィルム、ポリカーボネートフィルム、アラミドフィ
ルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロファン等で
あり、特に好ましいものはポリエステルフィルムであ
る。
【0022】上記の如き基材シートの表面に設ける転写
層は、前記一般式(I)の有機化合物を任意のバインダ
ー樹脂で担持させた層である。前記の有機化合物を担持
するためのバインダー樹脂としては、従来公知のものが
いずれも使用でき、好ましいものを例示すれば、エチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロー
ス、酢酪酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニ
ルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリルアミド等のビニル系樹脂等が挙げられ、これ
らの中で特にポリビニルブチラール及びポリビニルアセ
タールが、耐熱性、有機化合物の移行性等の点から好ま
しいものである。
【0023】本発明の熱転写シートの転写層は、基本的
には上記の材料から形成されるが、その他必要に応じて
従来公知と同様な各種の添加剤をも包含し得るものであ
る。このような転写層は、好ましくは適当な溶剤中に前
記の有機化合物、安定化剤、バインダー樹脂、その他の
任意成分を加えて各成分を溶解又は分散させて転写層形
成用塗液又はインキを調製し、これを上記の基材シート
上に塗工及び乾燥させて形成する。このようにして形成
する転写層は、0.2乃至5.0μm、好ましくは0.
4乃至2.0μm程度の厚さであり、又、転写層中の前
記の有機化合物は、転写層の重量の5乃至70重量%、
好ましくは10乃至60重量%の量で存在するのが好適
である。
【0024】上記の如き本発明の熱転写シートは、その
ままで熱転写用として十分に有用であるが、更にその転
写層表面に粘着防止層、即ち離型層を設けてもよく、こ
のような層を設けることにより、熱転写時における熱転
写シートと被転写材の粘着を防止し、更に高い熱転写温
度を使用し、いっそう優れた濃度の画像を形成すること
ができる。
【0025】この離型層としては、単に粘着防止性の無
機粉末を付着させたのみでも相当の効果を示し、更に、
例えば、シリコーンポリマー、アクリルポリマー、フッ
素化ポリマーの如き離型性に優れた樹脂から0.01乃
至5μm、好ましくは0.05乃至2μmの離型層を設
けることによって形成することができる。尚、上記の如
き無機粉末或いは離型性ポリマーは転写層中に包含させ
ても十分な効果を奏するものである。
【0026】又、基材シートと転写層との間に親水性層
を設けることにより、熱転写時における有機化合物の反
射層となり移行性を高めることができる。この親水性層
としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ポリアクリル酸、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレンオキ
サイド、ポリビニルアセタール、ポリ酢酸ビニル等の樹
脂から、0.1乃至2μmの反射層を設けることによっ
て形成することができる。更に、このような熱転写シー
トの裏面に、サーマルヘッド等の熱による悪影響を防止
するために耐熱層を設けてもよい。
【0027】以上の如き熱転写シートを用いて、画像を
形成するために使用する被転写材は、その記録面が前記
の化合物に対して発色団を有する有機化合物の受容性を
有するものであればいかなるものでもよく、又、受容性
を有しない紙、金属、ガラス、合成樹脂等である場合に
は、その少なくとも一方の表面に発色団を有する有機化
合物の受容層(以下単に受容層という)を形成すればよ
い。
【0028】受容層を形成するための樹脂としては、例
えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化ポリマ
ー、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルエステル等のビニル
ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリスチレン
系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンやプロピレン等の
オレフィンと他のビニルモノマーとの共重合体系樹脂、
アイオノマー、セルロースジアセテート等のセルロース
系樹脂、ポリカーボネート等からなる繊維、織布、フィ
ルム、シート、形成物等が挙げられる。又、化学的処理
によって上記有機化合物の分解又は化学構造の変化を促
すために、有機化合物の移行性を損なわない範囲で特定
の成分(カルボン酸、スルホン酸等の有機又は無機酸)
を導入した被転写材も用いられる。
【0029】好ましいものはポリエステル又はポリカー
ボネートからなるシート又はフィルム或いはポリエステ
ル又はポリカーボネート層を設けた加工紙である。更に
好ましくはガラス転移温度が100℃以下の樹脂であ
る。又、紙、金属、ガラスその他の非染着性の被転写材
であっても、その記録面に上記の如き染着性の樹脂の溶
液又は分散液を塗工及び乾燥させるか、或いはそれらの
樹脂フィルムをラミネートすることにより、被転写材と
することができる。
【0030】更に、上記の染着性のある被転写材であっ
ても、その表面に更に染着性の良い樹脂から、上記の紙
の場合の如くして受容層を形成してもよい。このように
して形成する受容層は、単独の材料からでも、又、複数
の材料から形成してもよく、更に所期の目的を妨げない
範囲で各種の添加剤を包含してもよいのは当然である。
【0031】このような受容層は任意の厚さでよいが、
一般的には5乃至50μmの厚さである。又、このよう
な受容層は連続被覆であるのが好ましいが、樹脂エマル
ジョンや樹脂分散液を使用して、不連続の被覆として形
成してもよい。
【0032】このような被転写材は基本的には上記の如
くで、そのままでも十分に使用できるものであるが、上
記被転写材又はその受容層中に、粘着防止用の無機粉末
を包含させることができ、このようにすれば熱転写時の
温度をより高めても熱転写シートと被転写材との粘着を
防止して、更に優れた熱転写を行うことができる。特に
好ましいのは、微粉末のシリカである。
【0033】又、上記のシリカの如き無機粉末に代え
て、又は併用して、離型性の良好な前述の如き樹脂を添
加してもよい。特に好ましい離型性ポリマーは、シリコ
ーン化合物の硬化物、例えば、ビニル変性シリコーンオ
イルとハイドロジェン変性シリコーンオイルからなる付
加重合タイプの硬化物、又はエポキシ変性シリコーンオ
イルとアミノ変性シリコーンオイルからなる硬化物が挙
げられる。このような離型剤は、受容層の重量の約0.
5乃至30重量%を占める割合がよい。
【0034】上記ビニル変性シリコーンオイルの一般式
は下記の一般式Aで示される。 (式中のX1、X2及びX3は、それぞれ独立に−CH=
CH2又は−CH3基であり、X1、X2及びX3の内、少
なくとも一つは−CH=CH2基である。又、個々のシ
ロキサン基はランダムに結合している。上記ハイドロジ
ェン変性シリコーンオイルの一般式Bは、下記の構造で
示される。
【0035】 (式中のY1、Y2及びY3は、それぞれ独立に水素原子
又は−CH3基であり、Y1、Y2及びY3の内、少なくと
も一つは水素原子である。又、個々のシロキサン基はラ
ンダムに結合している。)
【0036】又、使用する被転写材は、その受容層の表
面に、上記の如き無機粉末を付着させて粘着防止効果を
高めてもよいし、又、前述の如き離型性に優れた離型剤
からなる層を設けてもよい。このような離型層は約0.
01乃至5μmの厚さで十分な効果を発揮して、熱転写
シートの受容層との粘着を防止しつつ、一層受容性を向
上させることができる。
【0037】上記の如き本発明の熱転写シート及び上記
の如き被記録材を使用して熱転写を行う際に使用する熱
エネルギーの付与手段は、従来公知の付与手段がいずれ
も使用でき、例えば、サーマルプリンター(例えば、
(株)日立製、ビデオプリンターVY−100)等の記
録装置によって、記録時間をコントロールすることによ
り、5乃至100mJ/mm2程度の熱エネルギーを付
与することによって所期の目的を十分に達成することが
できる。
【0038】以上の如く被転写材に転写された化合物
は、該被転写材中において不溶化処理が施される。不溶
化処理としては、例えば、酸又は塩基による処理、電磁
線、電子線又は中性子線の照射及び/又は加熱等の如き
化学的方法、熱的方法、光分解的方法又は電磁波照射誘
導、これらの組み合わせ等の処理が挙げられる。この不
溶化処理によって受容層中に転写された化合物は、有機
溶剤に不溶の色素(顔料)に変化する。本発明において
不溶化処理として好ましい熱処理は、適宜の加熱手段に
より50〜400℃、好ましくは100〜200℃に被
転写材の受容層を加熱するか、若しくはレーザー照射に
よる光−熱変換を利用して上記温度に加熱する方法であ
る。
【0039】又、本発明における不溶化処理である光分
解処理は、適宜の光源により375nm以下の波長の光
を受容層に照射する方法が好ましい。又、本発明におけ
る不溶化処理である化学的処理は、有機又は無機の酸又
は塩基により受容層を処理する方法である。以上の如き
不溶化処理は、前記有機化合物の種類、受容層を構成す
る樹脂の種類等により、適宜好ましい方法を選択して使
用する。
【0040】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り重量基準である。 実施例1 下記の組成の塗工溶液を調製し、青板ガラスに乾燥塗工
量が4.0g/m2になるように塗工及び乾燥して本発
明の評価基板を得た。 ・N,N’−ビス−tert−ブトキシカルボニル−1,4−ジケト−3,6 −ジフェニルピロロ−[3,4−c]ピロール 6.0部 ・ニトロセルロース(Tg=67℃) 10.0部 ・メチルエチルケトン 33.0部 ・トルエン 33.0部 ・酢酸エチル 18.0部
【0041】尚、上記組成において発色団を有する有機
化合物の溶解性が劣る場合には溶媒としてDMF、ジオ
キサン、クロロホルム等を適宜使用した。前記の本発明
の評価基板をホットプレート上で加熱し、下記の方法で
発色濃度の評価を行った。結果を表1に示す。評価方法 ホットプレート上に基板を置き、基板が所定の温度に達
してから一定の時間加熱し評価基板を得た。発色濃度は
透過光で測定し、λmaxでの濃度を示した。
【0042】
【表1】表1:実施例1の発色濃度評価結果
【0043】実施例2〜12 下記の各組成の転写層形成用塗工液1〜4を調製し、背
面に耐熱処理を施した6μm厚のポリエチレンテレフタ
レートフィルムに、乾燥塗工量が1.0g/m2になる
ように塗工及び乾燥して本発明の熱転写シートを得た。
尚、各組成において発色団を有する有機化合物の溶解性
が劣る場合には溶媒としてDMF、ジオキサン、クロロ
ホルム等を適宜使用した。
【0044】更に、得られた熱転写シートと下記の被転
写材1〜7とを、それぞれの転写層と受容面とを対向さ
せて重ねあわせ、熱転写シートの裏面からヘッド印加電
圧10V、印字時間4.0msの条件でサーマルヘッド
で記録を行い、更にオーブン中で150℃で4分間加熱
して本実施例2〜12の印画物を得た。実施例2〜12
で用いられる塗工液と被転写材の組合せを表2に示す。
又、得られた印画物を下記の方法及び基準にて評価し
た。評価結果を表2に示す。
【0045】評価方法 ・発色濃度 米国マクベス社製のデンシトメーターRD−918で測
定した値である。 ・保存性 記録画像を50℃の雰囲気中に長時間放置した後、画像
のシャープさが変化せず、又、表面を白紙で摩擦しても
白紙が着色しないものを◎とし、僅かにシャープさが失
われ且つ僅かに白紙が着色したものを○とし、シャープ
さが失われ、白紙が着色したものを×で表示した。 ・耐光性 100kJ/m2キセノンアークランプによる照射を行
い、照射前後の発色濃度を前記のデンシトメーターで測
定し、その減衰率で表示した。
【0046】以下に本実施例及び比較例で用いる転写層
形成用塗工液、及び被転写材を記す。転写層形成用塗工液1 N,N’−ビス−tert−ブトキシカルボニル−1,
4−ジケト−3,6−ジ(4’−クロロフェニル)ピロ
ロ−[3,4−c]ピロール3.0部をメチルエチルケ
トン97.0部に溶解し、この溶液に安定化剤としての
Disperbyk−164(ビックケミー・ジャパン
社製、固形分60%、アミン価18mgKOH/g)
0.20部を加え、室温下攪拌後、10%塩酸メタノー
ル溶液0.10部を滴下混合し、40℃の温度で1時間
撹拌及び減圧濃縮して発色団を有する有機化合物と安定
化剤との混合粉末を得た。上記粉末6部、メチルエチル
ケトン44.5部、トルエン44.5部及びポリビニル
ブチラール樹脂4.5部を混合して溶解し、転写層形成
用塗工液1を得た。
【0047】転写層形成用塗工液2 N−tert−ブトキシカルボニル変性インジゴ3.0
部をメチルエチルケトン97.0部に溶解し、この溶液
に安定化剤であるDisperbyk−160(ビック
ケミー・ジャパン社製、アミン価12mgKOH/g)
0.20部を加え、室温下攪拌後、10%塩酸メタノー
ル溶液0.10部を滴下混合し、50℃の温度で1時間
撹拌及び減圧濃縮して発色団を有する有機化合物と安定
化剤との混合粉末を得た。上記粉末10部、メチルエチ
ルケトン44.5部、トルエン44.5部及びポリビニ
ルブチラール樹脂4.5部を混合して溶解し、転写層形
成用塗工液2を得た。
【0048】転写層形成用塗工液3 N,N’−ビス−tert−ブトキシカルボニル−1,
4−ジケト−3,6−ジ(4’−クロロフェニル)ピロ
ロ−[3,4−c]ピロール3.0部を安定化剤である
メトキシプロピルアセテート97.0部に溶解し、この
溶液にDisperbyk−164(ビックケミー・ジ
ャパン社製、固形分60%、アミン価18mgKOH/
g)0.20部を加え、室温下攪拌後、10%塩酸メタ
ノール溶液0.10部を滴下混合し、40℃の温度で1
時間撹拌及び減圧濃縮して発色団を有する有機化合物と
安定化剤との混合粉末を得た。上記粉末10部、メチル
エチルケトン44.5部、トルエン44.5部及びポリ
ビニルブチラール樹脂4.5部を混合して溶解し、転写
層形成用塗工液3を得た。
【0049】転写層形成用塗工液4 特開平8−6242号公報の実施例10Aに記載の製法
により得た発色団を有する有機化合物4部をメトキシプ
ロピルアセテート97.0部に溶解し、この溶液に安定
化剤であるDisperbyk−166(ビックケミー
・ジャパン社製、固形分30%、アミン価20mgKO
H/g)0.50部を加え、室温下攪拌後、トリフルオ
ロ酢酸0.02部を加え、50℃の温度で2時間撹拌及
び減圧濃縮して発色団を有する有機化合物と安定化剤と
の混合粉末を得た。上記粉末8部、メチルエチルケトン
44.5部、トルエン44.5部及びポリビニルブチラ
ール樹脂4.5部を混合して溶解し、転写層形成用塗工
液4を得た。
【0050】被転写材1 基材シートとして合成紙(王子油化製、ユポFPG#1
50)を用い、この一方の面に下記の組成の塗工液を乾
燥時10.0g/m2になる割合で塗工し、100℃で
30分間乾燥して被転写材1を得た。 ・ポリエステル樹脂(Vylon200、東洋紡製) 11.5部 ・塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(VYHH、UCC製) 5部 ・ビニル変性シリコーン(分子量7,000、l=10、m=50、n=30モル%、 X1=−CH=CH2、X2=−CH=CH2、X3=−CH3) 1.2部 ・ハイドロジェン変性シリコーン(分子量7,000、l=10、m=50、n=30モ ル%、Y1=−H、Y2=−H、Y3=−CH3) 1.2部 ・メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(重量比4:4:2) 102.0部
【0051】被転写材2 基材シートとして合成紙(王子油化製、ユポFPG#1
50)を用い、この一方の面に下記の組成の塗工液を乾
燥時10.0g/m2になる割合で塗工し、100℃で
30分間乾燥して被転写材2を得た。 ・ポリオレフィン樹脂(ユーメツクス1010、三洋化成社製) 10部 ・ビニル変性シリコーン(分子量7,900、l=18、m=71、n=11モル%、 X1=−CH=CH2、X2=−CH=CH2、X3=−CH3) 0.8部 ・ハイドロジェン変性シリコーン(分子量6,300、l=16、m=73、n=11 モル%、Y1=−H、Y2=−H、Y3=−CH3) 0.8部 ・メチルエチルケトン/メチルイソブチルケトン(重量比4:6)140.0部
【0052】被転写材3 基材シートとして合成紙(王子油化製、ユポFPG#1
50)を用い、この一方の面に下記の組成の塗工液を乾
燥時10.0g/m2になる割合で塗工し、100℃で
30分間乾燥して被転写材3を得た。 ・ポリエステル樹脂(スルホン酸変性イソフタル酸、4モル%含有)14.5部 ・塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(VYHH、UCC製) 2部 ・ビニル変性シリコーン(分子量6,100、l=13、m=77、n=10モル%、 X1=−CH=CH2、X2=−CH=CH2、X3=−CH3) 0.8部 ・ハイドロジェン変性シリコーン(分子量5,800、l=15、m=74、n=11 モル%、Y1=−H、Y2=−H、Y3=−CH3) 0.8部 ・メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(重量比4:4:2) 102.0部
【0053】被転写材4 基材シートとして合成紙(王子油化製、ユポFPG#1
50)を用い、この一方の面に下記の組成の塗工液を乾
燥時10.0g/m2になる割合で塗工し、100℃で
30分間乾燥して被転写材4を得た。 ・アクリル樹脂(BR−77、Tg=80℃、酸価18.5mgKOH/g、 三菱レーヨン社製) 15.5部 ・ビニル変性シリコーン(分子量5,500、l=21、m=71、n=8モル%、 X1=−CH=CH2、X2=−CH=CH2、X3=−CH3) 1.2部 ・ハイドロジェン変性シリコーン(分子量4,900、l=18、m=73、n=9 モル%、Y1=−H、Y2=−H、Y3=−CH3) 1.2部 ・メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(重量比4:4:2) 102.0部
【0054】被転写材5 基材シートとして合成紙(王子油化製、ユポFPG#1
50)を用い、この一方の面に下記の組成の塗工液を乾
燥時10.0g/m2になる割合で塗工し、100℃で
30分間乾燥して被転写材5を得た。 ・アクリル樹脂(BR−101、Tg=50℃、三菱レーヨン社製)15.5部 ・アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 1.2部 ・エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 1.2部 ・メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(重量比4:4:2) 102.0部
【0055】被転写材6 基材シートとして合成紙(王子油化製、ユポFPG#1
50)を用い、この一方の面に下記の組成の塗工液を乾
燥時10.0g/m2になる割合で塗工し、100℃で
30分間乾燥して被転写材6を得た。 ・アクリル樹脂(BR−113、Tg=75℃、酸価3.5mgKOH/g、 三菱レーヨン社製) 15.5部 ・アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 1.2部 ・エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 1.2部 ・メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(重量比4:4:2) 102.0部
【0056】被転写材7 基材シートとして合成紙(王子油化製、ユポFPG#1
50)を用い、この一方の面に下記の組成の塗工液を乾
燥時10.0g/m2になる割合で塗工し、100℃で
30分間乾燥して被転写材7を得た。 ・アクリル樹脂(BR−93、Tg=50℃、酸価4.0mgKOH/g、三 菱レーヨン社製) 5.5部 ・アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 1.2部 ・エポキシ変性シリコーン(X−22−343、信越化学工業製) 1.2部 ・メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(重量比4:4:2) 102.0部
【0057】比較例 転写層形成用塗工液2の減圧濃縮して得られた発色団を
有する有機化合物と安定化剤との混合粉末の代わりに、
N−tert−ブトキシカルボニル変性インジゴ9部を
用いて転写層形成用塗工液を作製したところ、発色団を
有する有機化合物の解け残りが生じたため、ろ過を行っ
た。更に、実施例2〜12と同じ方法にて、得られた塗
工液から熱転写シートを作成し、又、被転写材2を用い
て転写して比較例の印画物を得た。
【0058】
【表2】表2:実施例2〜12、及び比較例の構成と評
価結果
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、昇華型熱転写記録方法
において、秒単位以下程度の短時間の熱エネルギー付与
によって、充分に濃度のある鮮明な画像を与え、しかも
形成された画像が優れた諸堅牢性特に耐候性を示す熱転
写記録シート及び画像形成方法を提供することができ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機溶剤に溶解性である発色団を有する
    有機化合物とバインダーとからなる転写層を基材上に設
    けた転写記録シートであって、上記発色団を有する有機
    化合物が不溶化処理によって有機溶剤に不溶の色素に変
    化する化合物であることを特徴とする熱転写シート。
  2. 【請求項2】 不溶化処理が、化学的方法、熱的方法、
    光分解的方法又は電磁波照射誘導による処理である請求
    項1に記載の熱転写シート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の熱転写シート
    と、被転写材とを積層し、上記熱転写シートを加熱して
    発色団を有する有機化合物を熱転写シートから、該化合
    物の受容層を有する被転写材に転写させた後、該転写し
    た発色団を有する有機化合物を有機溶剤に不溶の色素に
    変化させることを特徴とする画像形成方法。
JP10202085A 1998-07-16 1998-07-16 熱転写シート及び画像形成方法 Pending JP2000033778A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10202085A JP2000033778A (ja) 1998-07-16 1998-07-16 熱転写シート及び画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10202085A JP2000033778A (ja) 1998-07-16 1998-07-16 熱転写シート及び画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000033778A true JP2000033778A (ja) 2000-02-02

Family

ID=16451727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10202085A Pending JP2000033778A (ja) 1998-07-16 1998-07-16 熱転写シート及び画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000033778A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123821A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 Dic株式会社 分散体及びそれを用いたインクジェット用インク組成物、光変換層、及び液晶表示素子

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123821A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 Dic株式会社 分散体及びそれを用いたインクジェット用インク組成物、光変換層、及び液晶表示素子
JPWO2018123821A1 (ja) * 2016-12-28 2019-02-28 Dic株式会社 分散体及びそれを用いたインクジェット用インク組成物、光変換層、及び液晶表示素子
US10947403B2 (en) 2016-12-28 2021-03-16 Dic Corporation Dispersion and inkjet ink composition, light conversion layer, and liquid crystal display element using the dispersion

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000006540A (ja) 熱転写シート
JP3522909B2 (ja) 熱転写シート
JPH01200990A (ja) 熱転写シート
JP3009045B2 (ja) 熱転写シート
JP3236683B2 (ja) 熱転写用染料及び熱転写シート
JPH0717107B2 (ja) 熱転写シ−ト
JPS6391289A (ja) 熱転写シ−ト
JP2000033778A (ja) 熱転写シート及び画像形成方法
JPS61268495A (ja) 熱転写シ−ト
JPH05124364A (ja) 熱転写シート
JPH0274683A (ja) 熱転写シート
JPH0596869A (ja) 熱転写シート
JPH03162990A (ja) 熱転写シート
JP3029217B2 (ja) 感熱転写記録用色素及び熱転写シート
JP3026366B2 (ja) 熱転写シート
JPH0672056A (ja) 熱染料昇華転写により使用するための染料供与体材料
JP2967537B2 (ja) 熱転写シート
JP2844780B2 (ja) 熱転写シート
JPH0699676A (ja) 熱転写シート
JP2651111B2 (ja) カラー画像形成用熱転写シート
JPH03143684A (ja) 熱転写シート
JPH11157228A (ja) 熱転写受像シート
JPH05169849A (ja) 感熱転写記録用色素、感熱転写記録用インキ組成物、及び転写シート
JPH07316445A (ja) 熱転写印刷に使用するためのn−アルキル−n−パラ−アミノアリール置換ジシアノビニルアニリン染料
JPH03297691A (ja) 熱転写シート