JPH07316445A - 熱転写印刷に使用するためのn−アルキル−n−パラ−アミノアリール置換ジシアノビニルアニリン染料 - Google Patents

熱転写印刷に使用するためのn−アルキル−n−パラ−アミノアリール置換ジシアノビニルアニリン染料

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JPH07316445A
JPH07316445A JP7128970A JP12897095A JPH07316445A JP H07316445 A JPH07316445 A JP H07316445A JP 7128970 A JP7128970 A JP 7128970A JP 12897095 A JP12897095 A JP 12897095A JP H07316445 A JPH07316445 A JP H07316445A
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aryl
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Luc Vanmaele
リュク・ヴァンメル
Wilhelmus Janssens
ヴィルエルム・ジャンサン
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Agfa Gevaert NV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触褪色を受けることが少なく、改良された
耐光堅牢度を有する熱染料拡散転写法における染料供与
体を提供する。 【構成】 結合剤、及びN−アルキル−N−p−アミノ
アリール置換ジシアノビニルアニリン染料の群の黄染料
を含む染料層を上に有する支持体を含む熱染料転写法に
より使用する染料供与体にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、黄N−p−ジアルキルアミノアリール−N−
アルキル置換ジシアノビニルアニリン染料、及び像の特
に黒、緑及び赤色相の触媒褪色を低下させるための熱染
料転写法により使用するためかかる染料を含む染料供与
体材料に関する。
【0002】発明の背景 熱染料転写法は、熱染料拡散転写とも称される熱染料昇
華転写を含む。これは、熱転写性を有する昇華性染料を
含有する染料層を設けた染料供与体材料を、受容体シー
トと接触状態にし、パターン情報信号に従って選択的
に、多数の並列熱発生抵抗器を設けた熱印刷ヘッドで加
熱する記録法であり、これによって染料は染料供与体材
料の選択的に加熱された領域から受容体シートへ転写さ
れ、その上にパターンを形成する、その形及び濃度は染
料供与体材料に適用された熱のパターン及び強度に従
う。
【0003】熱染料昇華転写により使用するための染料
供与体材料は、通常非常に薄い支持体例えばポリエステ
ル支持体を含み、その一側が印刷染料を含む染料層で被
覆されている。通常支持体と染料層の間には接着剤層又
は下塗層が設けられている。通常支持体の反対側には、
熱印刷ヘッドが摩耗に悩まされることなく通ることがで
きるよう滑性化された面を与える滑性層で被覆されてい
る。接着剤層を支持体と滑性層の間に設けることができ
る。
【0004】染料層は単色染料層であることができる、
又はそれは異なる着色染料例えばシアン、マゼンタ、黄
及び所望により黒色相を有する染料の逐次反復領域を含
むことができる。3原色以上の染料を含有する染料供与
体材料を使用するとき、各色について染料転写法工程を
順次行うことによって、多色像を得ることができる。
【0005】熱染料昇華転写に使用するため提案された
染料の多くは、それらが適度の被覆量では不適切な転写
濃度を生ずることから、又はそれらが減色法のために不
適切なスペクトル特性を有することから、又はそれらが
悪い耐光堅牢度を有することから、性能において充分で
はない。
【0006】吸収の要件を満たす黄染料は、いわゆるジ
シアノビニルアニリン染料の群に見出すことができる。
かかる黄染料はUS4833123、EP27186
1、JP84/78895、EP92203566及び
EP93203136に熱転写記録に使用するため記載
されている。
【0007】この群の多くの黄染料は、事実すぐれたス
ペクトル吸収特性を有しているが、それらは充分な耐光
堅牢度に欠けている。
【0008】熱印刷のため使用されるジシアノビニルア
ニリン染料の悪い耐光堅牢度は、Chemistry and Indu
stry 16巻(1989年10月)、682頁の図7に
強調されている。
【0009】既知の黄ジシアノビニルアニリン染料の使
用は更に以下に説明するような不便がある。プリント中
のいわゆる加色緑、赤及び青は、相互の上に原色を逐次
印刷することにより、例えば緑のためにはシアン及び
黄;青のためにはシアン及びマゼンタ;赤のためにはマ
ゼンタ及び黄、そして黒のためには、シアン、マゼンタ
及び黄を印刷することにより得られる、従って形成され
る色相は事実において染料の混合物によって作られる。
【0010】不幸にして染料供与体材料から転写された
染料の混合物を含有する染料像は、染料混合物の接触褪
色として知られる光化学的効果により増大した褪色速度
を示す。
【0011】この現象は、Rembold 及び Kramer によ
り、Journal of the Society ofDyers and Colou
rists 94巻(1978年)の12〜17頁に、そし
て Asquith 及び Inghma により、Journal of the
Society of Dyers and Colourists 89巻(197
3年)の81〜85頁に繊維製品の染色において研究さ
れている。事実、繊維製品に適用した単一染料の耐光堅
牢度は、混合染料のそれよりもしばしば非常に良好であ
ることが証明されている。報告された場合の殆どにおい
て、シアン、紫、又は赤染料の耐光堅牢度は、黄染料を
加えたとき劣化する。
【0012】先行技術のN,N−ジ置換ジシアノビニル
アニリン染料は、赤、緑及び黒色相を形成するため、他
の染料と混合したとき、高接触褪色効果を不幸にして示
す。
【0013】発明の概要 本発明の目的は、良好な耐光堅牢度を良好なスペクトル
吸収特性と組合せ、特に赤、緑及び黒色相における減少
した接触褪色を有する像を作るため、熱染料昇華転写印
刷に使用するのに好適である黄ジシアノビニルアニリン
染料を提供することにある。
【0014】別の目的は以下の説明から明らかになるで
あろう。
【0015】本発明によれば、熱染料転写法により使用
するための染料供与体材料を提供する、前記染料供与体
材料は、所望によってマゼンタ及び/又はシアン染料と
組合せた形で、N−アルキル−N−p−アミノアリール
置換ジシアノビニルアニリン染料の群の黄染料及び結合
剤を含む染料層を上に有する支持体を含む。
【0016】本発明の好ましい例によれば、ジシアノビ
ニルアニリン染料の群の前記黄染料は下記一般式(I)
に相当する:
【0017】
【化5】
【0018】式中Xは水素又は置換基であり、Aryl
はNR12 でパラで置換されたアリール基を表し、R
はアルキル基を表し、R1 ,R2 はそれぞれ独立して水
素、アルキル基、もしくはアリール基を表し、又はR1
とR2 がそれらが結合している原子と共に環系を完結す
るのに必要な原子を表す。好ましくはArylはNR1
2 でパラで置換されたフェニル基を表す。
【0019】本発明によれば、更に前述した如き染料供
与体材料及び像受容層を支持体上に有する像受容材料か
らなる熱像形成システムを用い像を作る方法を提供す
る、前記方法は、前記供与体材料の染料層を前記受容材
料の受容層と面対面関係にもたらし、かくして得られた
集成体を像に従って加熱し、前記受容材料から前記供与
体材料を分離する工程を含む。
【0020】発明の詳述 本発明との関連において、「黄」なる語は、受容材料に
転写したとき約400nm〜約500nmの範囲で吸収
極大を有する染料を示す。
【0021】前記一般式(I)に相当する染料は、例え
ばEP93203136及びEP92203566から
知られている確立された合成法により製造することがで
きる。
【0022】既知の方法は適切に置換されたパラホルミ
ルアニリンとマロンニトリルの縮合である。
【0023】前記一般式(I)に相当する本発明により
使用する黄N−アルキル−N−アミノアリール置換ジシ
アノビニルアニリン染料には、下記表1に示した下記の
ものを含む。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】染料供与体材料の染料層は、染料、重合体
結合剤媒体及び他の任意成分を好適溶媒又は溶媒混合物
に加え、これらの成分を溶解又は分散させて被覆組成物
を形成し、これを支持体に適用して形成するのが好まし
い、支持体は最初接着剤層又は下塗層を設けておくと良
い、そして乾燥して作る。
【0027】かくして形成した染料層は一般に約0.2
〜5.0μm、好ましくは0.4〜2.0μmの厚さを
有し、染料対結合剤の量比は一般に重量で9:1〜1:
3、好ましくは3:1〜1:2である。
【0028】下記重合体を重合体結合剤として使用でき
る:セルロース誘導体例えばエチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、
エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、メチルセルロース、硝酸セルロース、セ
ルロースアセテートホーメート、セルロースアセテート
水素フタレート、セルロースアセテート、セルロースア
セテートプロピオネート、セルロースアセテートブチレ
ート、セルロースアセテートペンタノエート、セルロー
スアセテートベンゾエート、セルローストリアセテー
ト;ビニル系樹脂及び誘導体例えばポリビニルアルコー
ル、ポリビニルアセテート、ポリビニルブチラール、コ
ポリビニルブチラール−ビニルアセタール−ビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセトアセ
タール、ポリアクリルアミド;アクリレート及びアクリ
レート誘導体から誘導された重合体及び共重合体例えば
ポリアクリル酸、ポリメチルメタクリレート及びスチレ
ン−アクリレート共重合体;ポリエステル樹脂;ポリカ
ーボネート;コポリスチレン−アクリロニトリル;ポリ
スルホン;ポリフェニレンオキサイド;オルガノシリコ
ーン例えばポリシロキサン;エポキシ樹脂及び天然樹脂
例えばアラビヤゴム。本発明の染料層のための結合剤は
好ましくはセルロースアセテートブチレート又はコポリ
スチレン−アクリロニトリルを含む。
【0029】本発明の染料供与体材料は、着色像の記録
のために使用できる。好ましくはかかる染料供与体材料
は、黄、マゼンタ、及びシアン染料フレームの反復順序
を有する染料層を含む。本発明によれば黄染料フレーム
は少なくとも1種の黄N−アルキル−N−p−アミノア
リール置換ジシアノビニルアニリン染料を含む。
【0030】特に好ましい例によれば、マゼンタ染料フ
レームは下記一般式(II)による少なくとも1種の染料
を含む:
【0031】
【化6】
【0032】式中Zは水素又は置換基を表し、Aryl
はアリール基例えばフェニル基又はナフチル基を表し、
R′はアルキル基を表す。
【0033】シアン染料フレームは好ましくは下記一般
式(III )による少なくとも1種の染料を含む:
【0034】
【化7】
【0035】式中Z′はCN、COOR19又はCONR
2021を表し、R19、R20及びR21はそれぞれ独立して
水素、アルキル基、もしくはアリール基を表し、又はR
20とR21はそれらが結合している原子と共に複素環式環
を完結するのに必要な原子を表し、Y′はOR22又はN
2324又はCN又はフェニル基を表し、R22は水素、
アルキル基、アリール基、SO225、COR25、CS
25又はPOR2526を表し、R23及びR24はそれぞれ
独立して水素、アルキル基、アリール基、アミノ基、S
225、COR25、CSR25もしくはPOR2526
表し、又はR23とR24はそれらが結合している原子と共
に複素環式環を完結するのに必要な原子を表し、R25
びR26はそれぞれ独立してアルキル基、アルケニル基、
アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキ
ルチオ基、アリールチオ基、アミノ基もしくは複素環式
環を表し、又はR25及びR26はそれらが結合している原
子と共に5員又は6員環を完結するのに必要な原子を表
し、X′はN−Ar又はN−Hetを表し、Arはパラ
位でアミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アル
キルチオ基、アリールチオ基、ヒドロキシ基、又はメル
カプト基からなる群から選択した置換基で置換された芳
香族環を表し、Hetは複素環式環を表す。
【0036】本発明による染料は相互に混合することが
でき、又は他の原色染料と混合することができる。
【0037】熱染料昇華転写に使用するための他の原色
染料の代表的かつ特別の例は、例えばEP40070
6、EP209990、EP216483、EP218
397、EP227095、EP227096、EP2
29374、EP235939、EP247737、E
P257577、EP257580、EP25885
6、EP279330、EP279467、EP285
665、US4743582、US4753922、U
S4753923、US4757046、US4769
360、US4771035、JP84/78894、
JP84/78895、JP84/78896、JP8
4/227490、JP84/227948、JP85
/27594、JP85/30391、JP85/22
9787、JP85/229789、JP85/229
790、JP85/229791、JP85/2297
92、JP85/229793、JP85/22979
5、JP86/268493、JP86/26849
4、JP85/268495及びJP86/28448
9に記載されている。
【0038】黒像及び白像を作るため、支持体上に、本
発明による黄染料、マゼンタ染料及び/又はシアン染料
の混合物を含有する染料層を有する染料供与体材料を使
用することが有利である。
【0039】被覆層は又他の添加剤、例えば硬化剤、保
恒剤、有機もしくは無機微細粒子、分散剤、帯電防止
剤、脱泡剤、粘度制御剤、及びEP133011、EP
133012、EP111004及びEP279467
に更に完全に記載されているこれらの及び他の成分も含
有できる。
【0040】染料供与体材料のための支持体として任意
の材料を使用できる、但し、それが20ミリ秒以下の間
にわたって400℃以下の温度に耐えることができ、か
つ寸法的に安定であり、更に一側に適用した熱をそれを
通して他側上の染料に伝達し、かかる短い時間内、代表
的には1〜10ミリ秒内で受容体シートへの転写を行う
ことができるに充分な薄さであることが条件である。か
かる材料には、ポリエチレンテレフタレートの如きポリ
エステル、ポリアミド、ポリアクリレート、ポリカーボ
ーネート、セルロースエステル、弗素化重合体、ポリエ
ーテル、ポリアセタール、ポリオレフィン、ポリイミ
ド、ガラシン紙及びコンデンサー紙を含む。好ましいの
はポリエチレンテレフタレートを含む支持体である。一
般に支持体は2〜30μmの厚さを有する。支持体は又
所望ならば下塗層の接着剤で被覆してもよい。
【0041】染料供与体材料の染料層は、支持体上に被
覆できる、又はグラビヤー法の如き印刷法によりその上
に印刷することができる。
【0042】親水性重合体を含む染料バリヤー層を、支
持体の方へもどる染料の悪い方向への移動を防ぐことに
よって染料転写濃度を増強するため、染料供与体材料の
染料層と支持体の間で使用することもできる。染料バリ
ヤー層は意図する目的に有用である任意の親水性材料を
含有できる。一般に良好な結果は、ゼラチン、ポリアク
リルアミド、ポリイソプロピルアクリルアミド、ブチル
メタクリレートグラフト化ゼラチン、エチルメタクリレ
ートグラフト化ゼラチン、エチルアクリレートグラフト
化ゼラチン、セルロースモノアセテート、メチルセルロ
ース、ポリビニルアルコール、ポリエチレンイミン、ポ
リアクリル酸、ポリビニルアルコールとポリアクリル酸
の混合物、又はセルロースモノアセテートとポリアクリ
ル酸の混合物を用いて得られた。好適な染料バリヤー層
は例えばEP227091及びEP228065に記載
されている。或る種の親水性重合体、例えばEP227
091に記載されているものは支持体及び染料層に対し
適切な接着性を有する、従って別々の接着剤層又は下塗
層の必要が避けられる。染料供与体材料において単一層
で使用するこれらの特定の親水性重合体は従って二重の
機能を行う、よってここでは染料バリヤー/下塗層と称
する。
【0043】好ましくは染料供与体材料の反対側は、印
刷ヘッドが染料供与体材料に粘着することを防止するた
め、滑性層で被覆する。かかる滑性層は、重合体結合剤
を用い又は用いずに、滑性材料、例えば界面活性剤、液
体滑剤、固体滑剤又はそれらの混合物を含有するとよ
い。界面活性剤は、当業者に知られている任意のもの、
例えばカルボキシレート、スルホネート、ホスフェー
ト、脂肪族アミン塩、脂肪族四級アンモニウム塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、フルオロアルキルC2 〜C20脂肪
酸であることができる。液体滑剤の例には、シリコーン
オイル、合成油、飽和炭化水素、及びグリコールを含
む。固体滑剤の例には、各種高級アルコール例えばステ
アリルアルコール、脂肪酸及び脂肪酸エステルを含む。
好適な滑性層は例えばEP138483、EP2270
90、US4567113、US4572860、US
4717711に記載されている。好ましくは滑性層
は、結合剤としてEP527520に記載されている如
きポリカーボネート、又はスチレン−アクロニトリル共
重合体又はスチレン−アクリロニトリル−ブタジエン共
重合体又はそれらの混合物、及び滑剤としてポリシロキ
サン−ポリエーテル共重合体又はポリテトラフルオロエ
チレン又はそれらの混合物を含有し、滑剤は結合剤及び
結合剤混合物の0.1〜10重量%の量で含有する。
【0044】染料供与体材料と共に使用する受容体シー
トのための支持体は、例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、セルロースエ
ステル又はポリビニルアルコール−コ−アセタールの透
明フィルムであることができる。支持体は又反射性のも
の例えばバライタ被覆紙、ポリエチレン被覆紙又は白色
ポリエステル即ち白色顔料化ポリエステルであることも
できる。支持体として青着色ポリエチレンテレフタレー
トフィルムも使用できる。
【0045】受容体シートの支持体への転写された染料
の悪い吸着を避けるため、この支持体は、染料が更に容
易に拡散できる染料像受容層と称される特殊な層で被覆
しなければならない。染料像受容層は、例えばポリカー
ボネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、
ポリビニルクロライド、ポリスチレン−コ−アクリロニ
トリル、ポリカプロラクトン、又はそれらの混合物を含
有できる。好ましくは、受容体シートはポリビニルクロ
ライドを含有する染料像受容層を担持する。染料像受容
層は、ポリ(ビニルクロライド/コ−ビニルアセテート
/コ−ビニルアルコール)及びポリイソシアネートの熱
硬化生成物も含有できる。好適な染料像受容層は例えば
EP133011、EP133012、EP14424
7、EP227094及びEP228066に記載され
ている。
【0046】記録された像の耐光堅牢度及び他の安定性
を改良するため、UV吸収剤、単一項酸クエンチャー例
えばHALS化合物(ヒンダードアミン光安定剤)及び
/又は酸化防止剤を染料像受容層中に混入できる。
【0047】染料供与体材料の染料層又は受容体シート
の染料像受容層は、転写後受容体シートから染料供与体
材料を分離するのを助ける剥離剤も含有できる。剥離剤
は染料像受容層の及び/又は染料層の少なくとも一部上
に別の層の形で組入れることもできる。好適な剥離剤に
は、固体ワックス、弗素又はホスフェート含有界面活性
剤及びシリコーンオイルがある。好適な剥離剤は例えば
EP133012、JP85/19138及びEP22
7092に記載されている。
【0048】本発明による染料供与体材料は、染料転写
像を形成するために使用される、この方法は、染料供与
体材料の染料層を受容体シートの染料像受容層と面対面
関係に置き、好ましくは染料供与体材料の後から像に従
って加熱することを含む。染料の転写は一般に400℃
の温度で約数ミリ秒間加熱することによって達成され
る。
【0049】この方法を単一色についてのみ行うとき単
色染料転写像が得られる。多色像は、3原色以上の染料
を含有する染料供与体材料を用い、各色について前述し
た方法工程を逐次行うことによって得ることができる。
染料供与体材料及び受容体シートのサンドウィッチを三
つの場合について形成し、この間に熱印刷ヘッドにより
熱を適用する。第一の染料が転写された後材料を引き剥
す。次に第二染料供与体材料(又は異なる染料領域を有
する染料供与体材料の別の領域)を染料受容材料と整合
させて置き、この方法を繰返す。第三の色及び所望によ
ってそれ以上の色は同じ方法によって得られる。
【0050】熱ヘッドの外に、レーザー光、赤外フラッ
シュ又は加熱ペンを熱エネルギーを供給するための熱源
として使用できる。本発明の染料供与体材料から受容体
シートへ染料を転写するため使用できる熱印刷ヘッドは
市場で入手できる。レーザー光を使用する場合には、染
料層又は染料材料の別の層は、レーザーによって放出さ
れた光を吸収し、それを熱に変える化合物、例えばカー
ボンブラックを含有しなければならない。
【0051】或いは、染料供与体材料の支持体は、例え
ば薄いアルミニウムフィルムで被覆した炭素充填ポリカ
ーボネートの多層構造からなる電気抵抗リボンであるこ
とができる。電流は、印刷ヘッド電極に電気的に目標を
定めて抵抗リボン中に入れ、対応する電極の下のリボン
の高度に局在された加熱を生ぜしめる。この場合熱が抵
抗リボン中で直接発生し、従って熱くなるのがリボンで
あるという事が、熱ヘッド技術に対して比較したとき抵
抗リボン/電極ヘッド技術を用いると印刷速度において
固有の利点をもたらす、熱ヘッド技術では熱ヘッドの各
素子が熱くなり、ヘッドを次の印刷位置に動かす前に冷
却しなければならないからである。
【0052】下記実施例は本発明を更に詳細に示すが、
本発明の範囲を限定するものではない。
【0053】実施例 受容体シートは、3.6g/m2 のポリ(ビニルクロラ
イド/コ−ビニルアセテート/コ−ビニルアルコール)
( Union Carbide により供給されたVinyliteVAGD
)、0.336g/m2 のジイソシアネート(Bayer
AG によって供給された Desmodur VL)又は0.435
g/m2 のDesmodur N 75及び0.2g/m2 のヒド
ロキシ変性ポリジメチルシロキサン( Goldschmidt に
より供給されたTegomer H SI 2111)のエチルメ
チルケトン中の溶液からの受容層で、175μmの厚さ
を有する下塗りしたポリエチレンテレフタレートフィル
ム支持体を被覆して作った。
【0054】熱染料昇華転写により使用するための染料
供与体材料は次の如くして作った。
【0055】メチルエチルケトン中に、0.5重量%の
染料及び0.5重量%の結合剤としてのポリ(スチレン
−コ−アクリロニトリル)(ドイツ国のBASFから供
給されたLuran 388S)を含有する溶液を作っ
た。
【0056】この溶液から、100μmの湿潤厚さを有
する染料層を、通常の下塗層を担持し、6μmの厚さを
有するポリエチレンテレフタレートフィルム支持体上に
被覆した。形成された染料層を溶媒の蒸発によって乾燥
した。
【0057】フィルム支持体の反対側は、エチレングリ
コール、アジピン酸、ネオペンチルグリコール、テレフ
タル酸、イソフタル酸及びグリセロールを含有するコポ
リエステルの下塗層で被覆した。
【0058】形成した下塗層を、メチルエチルケトン中
の0.5g/m2 の下記構造式を有するポリカーボネー
トの溶液で被覆して耐熱層を形成した:
【0059】
【化8】
【0060】式中nは1.295の相対粘度(ジクロロ
メタン中0.5重量%で測定)を有するポリカーボネー
トを与える値を有する。
【0061】最後に、形成された耐熱ポリカーボネート
層上に、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン(Go
ldschmidt のTegoglide 410)の最上層をイソプロパ
ノール中の溶液から被覆した。
【0062】染料供与体材料を三菱カラービデオプリン
ターCP100Eで受容体シートと組合せて印刷した。
【0063】追加の色の赤は、黄染料と相互に組合せた
マゼンタ染料を印刷することによって得た、一方追加の
色の緑は黄染料と相互に組合せたシアン染料を印刷する
ことによって得た。染料黒混合物も以下に示す如く使用
した。
【0064】受容体シートを染料供与体材料から分離
し、記録した像のカラー濃度値を、赤、緑、青及び視覚
帯域でステータスAモードで、Macbeth TR 924濃度
計によって測定した。
【0065】上述した実験を、後記表5及び6に示した
染料混合物の各々について繰返した。
【0066】最後に各受容体シートに、表に示した時
間、150kluxのキセノンランプによって照射を受けさ
せた。カラー濃度値を再び測定し、濃度損失又は増加
(%で)を計算し、表5及び6に示した。
【0067】表2に、実施例における比較として使用し
た既知黄N,N−ジアルキル置換トリシアノビニルアニ
リン染料の構造を示す。これらの比較染料は下記式(V
I)に相当する。
【0068】
【化9】
【0069】
【表3】
【0070】表3に、染料混合物を得るための黄ジシア
ノビニルアニリン染料と組合せた染料を示す。
【0071】
【表4】
【0072】
【表5】
【0073】
【表6】
【0074】表5は種々異なる組合せについて測定した
接触褪色効果の値を示す。
【0075】
【表7】
【0076】
【表8】
【0077】
【表9】
【0078】*0:DESMODUR N75で硬化し
た受容層上に得られた値である。
【0079】表5から、本発明による黄染料Y01、Y
02の添加は、実質的に低下した接触褪色効果を有する
カラー混合物を生ぜしめることが明らかである。
【0080】表6は、異なる色の染料を配合して黒混合
物にしたときの接触褪色効果の値を示す。
【0081】
【0082】表6から、先行技術による黄染料の代りに
本発明の黄染料を用いることによって配合された黒にお
いて、混合物の光安定性が低下した接触褪色により改良
されていることが明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィルエルム・ジャンサン ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結合剤及びN−アルキル−N−p−アミ
    ノアリール置換ジシアノビニルアニリン染料の群の黄染
    料を含有する染料層を上に有する支持体を含むことを特
    徴とする熱染料転写法により使用するための染料供与体
    材料。
  2. 【請求項2】 前記黄染料が下記一般式(I): 【化1】 (式中Xは水素又は置換基を表し、ArylはNR1
    2 でパラ置換されたアリール基を表し、Rはアルキル基
    を表し、R1 ,R2 はそれぞれ独立して水素、アルキル
    基、もしくはアリール基を表し、又はR1 とR2 がそれ
    らが結合している原子と共に環系を完結するのに必要な
    原子を表す)に相当することを特徴とする請求項1の染
    料供与体材料。
  3. 【請求項3】 前記染料層が更にシアン染料及び/又は
    マゼンタ染料を含有することを特徴とする請求項1の染
    料供与体材料。
  4. 【請求項4】 前記染料層が、黄、マゼンタ及びシアン
    染料フレームの反復シーケンスを含み、前記黄染料フレ
    ームが前記黄染料を含み、前記マゼンタ染料フレームが
    マゼンタ染料を含み、前記シアン染料フレームがシアン
    染料を含むことを特徴とする請求項3の染料供与体材
    料。
  5. 【請求項5】 前記マゼンタ染料フレームが下記一般式
    (II): 【化2】 (式中Zは水素又は置換基を表し、Arylはアリール
    基を表し、R′はアルキル基を表す)を有するマゼンタ
    染料を含むことを特徴とする請求項4の染料供与体材
    料。
  6. 【請求項6】 前記シアン染料フレームが下記一般式
    (III ): 【化3】 (式中Z′はCN、COOR19、又はCONR2021
    表し、R19、R20及びR21の各々は独立して水素、アル
    キル基、もしくはアリール基を表し、又はR20及びR21
    はそれらが結合している原子と共に複素環式環を完結す
    るのに必要な原子を表し、Y′はOR22又はNR2324
    又はCN又はフェニル基を表し、R22は水素、アルキル
    基、アリール基、SO225、COR25、CSR25又は
    POR2526を表し、R23及びR24はそれぞれ独立して
    水素、アルキル基、アリール基、アミノ基、SO2
    25、COR25、CSR25又はPOR2526を表し、又
    はR23及びR24はそれらが結合している原子と共に複素
    環式環を完結するのに必要な原子を表し、R25及びR26
    はそれぞれ独立してアルキル基、アルケニル基、アリー
    ル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
    基、アリールチオ基、アミノ基又は複素環式環を表し、
    又はR25及びR26はそれらが結合している原子と共に5
    員もしくは6員環を完結するのに必要な原子を表し、
    X′はN−Ar又はN−Hetを表し、Arは、アミノ
    基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
    基、アリールチオ基、ヒドロキシ基又はメルカプト基か
    らなる群から選択した置換基によってパラ位で置換され
    た芳香族環を表し、Hetは複素環式環を表す)を有す
    るシアン染料を含むことを特徴とする請求項4の染料供
    与体材料。
  7. 【請求項7】 結合剤及びN−アルキル−N−p−アミ
    ノアリール置換ジシアノビニルアニリン染料の群の黄染
    料を含む染料層を上に有する支持体を含む染料供与体材
    料、及び支持体上に像受容層を有する像受容材料からな
    る熱像形成システムを使用する像を製造する方法におい
    て、前記方法が、 前記供与体材料の染料層を前記受容材料の受容層と面対
    面関係にもたらし、 かくして得られた集成体を像に従って加熱し、 前記受容材料から前記供与体材料を分離する工程を含む
    ことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 前記黄染料が下記一般式(I) 【化4】 (式中Xは水素又は置換基を表し、ArylはNR1
    2 でパラ置換されたアリール基を表し、Rはアルキル基
    を表し、R1 ,R2 はそれぞれ独立して水素、アルキル
    基、もしくはアリール基を表し、又はR1 及びR2 がそ
    れらが結合している原子と共に環系を完結するのに必要
    な原子を表す)に相当することを特徴とする請求項7の
    方法。
JP7128970A 1994-05-25 1995-04-27 熱転写印刷に使用するためのn−アルキル−n−パラ−アミノアリール置換ジシアノビニルアニリン染料 Pending JPH07316445A (ja)

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EP0684146A1 (en) 1995-11-29
EP0684146B1 (en) 1997-03-12
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