JP2000033359A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents
生ゴミ処理装置Info
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- JP2000033359A JP2000033359A JP10219687A JP21968798A JP2000033359A JP 2000033359 A JP2000033359 A JP 2000033359A JP 10219687 A JP10219687 A JP 10219687A JP 21968798 A JP21968798 A JP 21968798A JP 2000033359 A JP2000033359 A JP 2000033359A
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- Japan
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- screw blade
- garbage
- lid
- garbage disposal
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- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生ゴミ・微生物分解材、オガクズ等をよく混
合攪拌して分解力を高め、又生ゴミの水分が粉体を巻き
込んでダンゴ状になって分解できにくい部分を少なく
し、しかも簡単で安価な生ゴミ処理装置を提供する。 【解決手段】 処理容器１の上方開口に蓋体２を脱着自
在に取付け、同蓋体２の中央下方に従って縮径するスク
リュー羽根３を回転自在に垂設し、同スクリュー羽根３
の表面に高さが種々の小突起３ｂを多数設け、蓋体２に
取付けたゼンマイバネ４ｂの復元力を平歯車４ｅ、４ａ
を介して伝動して、スクリュー羽根３を回転させ、又ゼ
ンマイバネ４ｂで回転される換気用ファン５を設ける。
合攪拌して分解力を高め、又生ゴミの水分が粉体を巻き
込んでダンゴ状になって分解できにくい部分を少なく
し、しかも簡単で安価な生ゴミ処理装置を提供する。 【解決手段】 処理容器１の上方開口に蓋体２を脱着自
在に取付け、同蓋体２の中央下方に従って縮径するスク
リュー羽根３を回転自在に垂設し、同スクリュー羽根３
の表面に高さが種々の小突起３ｂを多数設け、蓋体２に
取付けたゼンマイバネ４ｂの復元力を平歯車４ｅ、４ａ
を介して伝動して、スクリュー羽根３を回転させ、又ゼ
ンマイバネ４ｂで回転される換気用ファン５を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミを微生物分
解剤・オガクズとともに羽根でもって混合攪拌し、微生
物の働きによって生ゴミを効率的に分解する装置であっ
て、家庭用・業務用の生ゴミ処理装置である。
解剤・オガクズとともに羽根でもって混合攪拌し、微生
物の働きによって生ゴミを効率的に分解する装置であっ
て、家庭用・業務用の生ゴミ処理装置である。
【０００２】
【従来の技術】従来、生ゴミを微生物分解剤・オガクズ
等分解補助材とともに投入し、水平の回転羽根で混合攪
拌して生ゴミを微生物分解剤で分解する装置が知られて
いるが、回転羽根では細片・粉粒状のものの持ち上げ攪
拌がしにくく、充分な混合・分解がなされにくいという
問題点があった。又垂直のスクリュー羽根で持ち上げる
ものでは、スクリュー羽根の表面に付着した水分の多い
材質が外側の粉体を巻き込みながら転がり、ダンゴ状と
なってよく混ざらない部分が生じる。又微生物の働きで
生ゴミ処理容器内の空間の空気中の酸素が消費され、又
は分解によって発生したガスが充満して微生物の働きを
悪くしていた。
等分解補助材とともに投入し、水平の回転羽根で混合攪
拌して生ゴミを微生物分解剤で分解する装置が知られて
いるが、回転羽根では細片・粉粒状のものの持ち上げ攪
拌がしにくく、充分な混合・分解がなされにくいという
問題点があった。又垂直のスクリュー羽根で持ち上げる
ものでは、スクリュー羽根の表面に付着した水分の多い
材質が外側の粉体を巻き込みながら転がり、ダンゴ状と
なってよく混ざらない部分が生じる。又微生物の働きで
生ゴミ処理容器内の空間の空気中の酸素が消費され、又
は分解によって発生したガスが充満して微生物の働きを
悪くしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、ダンゴ状
の混らない部分がないようにでき、上下の混合攪拌が充
分になされて生ゴミの微生物分解を高めた生ゴミ処理装
置を提供することにある。第２の課題は簡単な構造で混
合攪拌できるようにし、又充満したガスの排出と空気取
り込みを充分にして微生物による生ゴミ分解を高めるこ
とにある。
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、ダンゴ状
の混らない部分がないようにでき、上下の混合攪拌が充
分になされて生ゴミの微生物分解を高めた生ゴミ処理装
置を提供することにある。第２の課題は簡単な構造で混
合攪拌できるようにし、又充満したガスの排出と空気取
り込みを充分にして微生物による生ゴミ分解を高めるこ
とにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 １） 生ゴミと微生物分解剤とを投入して混合攪拌しな
がら分解処理する生ゴミ処理装置であって、上方に生ゴ
ミ投入口を有する処理容器の内部中央に下方に従って縮
径した垂直のスクリュー羽根を回転自在に設け、同スク
リュー羽根の上面に小突起を多数設けたことを特徴とす
る生ゴミ処理装置 ２） 処理容器の内部上方に空気・ガスを外部へ排出す
る換気用ファンを設けた前記１）記載の生ゴミ処理装置 ３） スクリュー羽根に複数の高さ寸法が違う小突起を
混在状態に設けた前記１）又は２）記載の生ゴミ処理装
置 ４） スクリュー羽根の下面にも小突起を設けた前記
１）〜３）何れか記載の生ゴミ処理装置 ５） スクリュー羽根の回転軸を巻き込みハンドルのつ
いたゼンマイバネで回動させるようにした前記１）〜
４）何れか記載の生ゴミ処理装置 ６） スクリュー羽根の回転軸とゼンマイバネを巻着し
た回動軸とを平歯車で連動し、しかもその平歯車と噛合
して増速される小さな平歯車の回転軸の回転でファンを
回動させる前記５）記載の生ゴミ処理装置 ７） 処理容器の脱着自在な蓋体にスクリュー羽根を回
転自在に垂設し、蓋体と一緒にスクリュー羽根を処理容
器から引き抜けることができるようにした前記１）〜
６）記載の生ゴミ処理装置にある。
発明の構成は、 １） 生ゴミと微生物分解剤とを投入して混合攪拌しな
がら分解処理する生ゴミ処理装置であって、上方に生ゴ
ミ投入口を有する処理容器の内部中央に下方に従って縮
径した垂直のスクリュー羽根を回転自在に設け、同スク
リュー羽根の上面に小突起を多数設けたことを特徴とす
る生ゴミ処理装置 ２） 処理容器の内部上方に空気・ガスを外部へ排出す
る換気用ファンを設けた前記１）記載の生ゴミ処理装置 ３） スクリュー羽根に複数の高さ寸法が違う小突起を
混在状態に設けた前記１）又は２）記載の生ゴミ処理装
置 ４） スクリュー羽根の下面にも小突起を設けた前記
１）〜３）何れか記載の生ゴミ処理装置 ５） スクリュー羽根の回転軸を巻き込みハンドルのつ
いたゼンマイバネで回動させるようにした前記１）〜
４）何れか記載の生ゴミ処理装置 ６） スクリュー羽根の回転軸とゼンマイバネを巻着し
た回動軸とを平歯車で連動し、しかもその平歯車と噛合
して増速される小さな平歯車の回転軸の回転でファンを
回動させる前記５）記載の生ゴミ処理装置 ７） 処理容器の脱着自在な蓋体にスクリュー羽根を回
転自在に垂設し、蓋体と一緒にスクリュー羽根を処理容
器から引き抜けることができるようにした前記１）〜
６）記載の生ゴミ処理装置にある。
【０００５】
【作用】本発明では、垂直のスクリュー羽根を回転させ
ることで処理容器内の生ゴミ・微生物・オガクズ等の材
質を回転させながら上方に持ち上げ、上方の空間から外
周へ放出させる。これによって処理容器内の材質を上下
方向及び回転によって左右方向によく混合攪拌させるこ
とができる。スクリュー羽根の上面には小突起が多数設
けられることで上面の水分量の多い生ゴミが外周の粉体
をとり込んでダンゴ状になって上方へ移動するのを阻止
し、ダンゴ状とならないようにし、微生物と生ゴミ・オ
ガクズとの接触を増大させる。小突起の寸法を大小混在
させると種々の寸法のダンゴ状物の移動・発生を阻止で
き、その効果を高めることができる。スクリュー羽根を
下方に従って縮径したことによってスクリュー羽根の処
理容器内への差し込み及び処理後の引き抜きを容易にし
ている。
ることで処理容器内の生ゴミ・微生物・オガクズ等の材
質を回転させながら上方に持ち上げ、上方の空間から外
周へ放出させる。これによって処理容器内の材質を上下
方向及び回転によって左右方向によく混合攪拌させるこ
とができる。スクリュー羽根の上面には小突起が多数設
けられることで上面の水分量の多い生ゴミが外周の粉体
をとり込んでダンゴ状になって上方へ移動するのを阻止
し、ダンゴ状とならないようにし、微生物と生ゴミ・オ
ガクズとの接触を増大させる。小突起の寸法を大小混在
させると種々の寸法のダンゴ状物の移動・発生を阻止で
き、その効果を高めることができる。スクリュー羽根を
下方に従って縮径したことによってスクリュー羽根の処
理容器内への差し込み及び処理後の引き抜きを容易にし
ている。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明のスクリュー羽根の上面の
小突起の寸法は５〜２０ｍｍ程のもので、スクリュー羽
根の上面に溶接で固着させる。又小突起は１０ｃｍ平方
に３０〜５０本程植設する。本発明の処理容器、スクリ
ュー羽根の最大外径及び高さは、生ゴミ処理装置の能力
で異にするが、家庭用のものでは、外径３０ｃｍ程、高
さ７０ｃｍ程のものが実用的である。本発明のスクリュ
ー羽根を回転させる方法は、手動でも、又は実施例のよ
うにゼンマイバネでも、あるいはモータを用いて回転さ
せることもできる。小型で安価にする場合はゼンマイバ
ネ方式のものがよく、且つ簡便で使い易い。
小突起の寸法は５〜２０ｍｍ程のもので、スクリュー羽
根の上面に溶接で固着させる。又小突起は１０ｃｍ平方
に３０〜５０本程植設する。本発明の処理容器、スクリ
ュー羽根の最大外径及び高さは、生ゴミ処理装置の能力
で異にするが、家庭用のものでは、外径３０ｃｍ程、高
さ７０ｃｍ程のものが実用的である。本発明のスクリュ
ー羽根を回転させる方法は、手動でも、又は実施例のよ
うにゼンマイバネでも、あるいはモータを用いて回転さ
せることもできる。小型で安価にする場合はゼンマイバ
ネ方式のものがよく、且つ簡便で使い易い。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、家庭用生ゴミ処理装置であって、ゼ
ンマイバネでスクリュー羽根を回動し、ゼンマイバネの
復元力を大小の平歯車の噛合によって増速して伝動して
換気用ファンを回転させる例である。図１は、実施例の
縦断面図である。図２は、実施例の一部切欠平面図であ
る。図３は、実施例のスクリュー羽根を示す斜視図であ
る。図４は、実施例のファンを示す説明図である。図５
は、実施例のスクリュー羽根の他の例を示す説明図であ
る。図中、１は処理容器、１ａは投入口、１ｂは処理容
器１上部側面の排気口、２は処理容器１の上方開口に脱
着自在に取付けた蓋体、２ａは蓋体１の一部の開閉自在
な投入口蓋、２ｂは同投入口蓋２ａの蝶番、２ｃは把
手、２ｄは投入口蓋２ａに設けた空気孔、２ｅは蓋持ち
上げ把手、３は下方に従って縮径したスクリュー羽根、
３ａはスクリュー羽根３の回転軸、３ｂはスクリュー羽
根３の小突起、３ｃは回転軸３ａのスラスト軸受、４は
回転駆動部で、４ａは回転軸３ａに軸着した平歯車、４
ｂはゼンマイバネ、４ｃは同ゼンマイバネの回動軸、４
ｄは同回動軸に取付けたゼンマイ巻きハンドル、４ｅは
回動軸４ｃに軸着され平歯車４ａと噛合した平歯車、５
は換気用ファン、５ａはファン５の回転軸、５ｂは同回
転軸５ａを支持する保持板、５ｃは回転軸５ａの軸端に
取付けた傘歯車、５ｄは同傘歯車と噛合した傘歯車、５
ｅは同傘歯車を取付けた垂直の回転軸、５ｆは同回転軸
の上端に軸着され、平歯車４ｅと噛合した小径の平歯車
である。この実施例では、把手２ｃを手で持ち上げて投
入口蓋２ａを蝶番２ｂまわりに回転させて投入口１ａを
開放し、生ゴミを投入する。投入口蓋２ａを閉じて手で
ゼンマイ巻きハンドル４ｄを回転させて、ゼンマイバネ
４ｂを巻き込む。ゼンマイバネ４ｂが巻き込まれ、ゼン
マイ巻きハンドル４ｄから手を離すと、ゼンマイバネ４
ｂの復元力で回動軸４ｃが回転始め、平歯車４ｅ、４ａ
を介して回転軸３ａが回転し、スクリュー羽根３が回転
し、生ゴミ・微生物分解剤・オガクズ・分解物等がその
スクリュー羽根３によって回転しながら持ち上げられ、
上方で外周へ放出される。これによって処理容器１内の
生ゴミが上下及び左右方向に移動し、混合して攪拌され
る。スクリュー羽根３の上面には寸法が種々の小突起３
ｂがあるのでスクリュー羽根３上の水分量の多い生ゴミ
が外周の粉体を巻き込みながらダンゴ状となって転がる
のを防止され、ダンゴ状となったものを小突起３ｂで止
め、あるいは分断し、微生物分解剤が内部とよく接触す
るようにして分解力を高めている。更に、ゼンマイバネ
４ｂの復元力で平歯車４ｅ、５ｆ及び傘歯車５ｃ，５ｄ
を介して回動軸５ａ、回転軸５ｅを回転させてファン５
を速く回転させる。これによって処理容器１内の上方の
メタン等の分解に伴うガスを排気口１ｂから外方へ排出
する。同時に新しい大気の空気は投入口蓋２ａの空気孔
２ｄより処理容器１内に取り込まれ、微生物による分解
に必要な酸素を供給する。生ゴミがよく分解処理された
ら、蓋持ち上げ把手２ｅでもって蓋体２及びスクリュー
羽根３全体を持ち上げて外す。そして処理容器１内の分
解された廃棄物を処理容器１を傾けて又は逆にして排出
する。その後又は少し廃棄物を残した状態で次の処理の
為にオガクズ及び微生物分解剤を投入し、蓋体２及びこ
れに取付けられたスクリュー羽根３を処理容器１に下し
て蓋体２を処理容器１に被せる。このとき、スクリュー
羽根３は下方に従って縮径しているので下降させて差し
込むこと及び排出時の引き抜きは容易である。図５は、
スクリュー羽根３の他の例で羽根下面にも小突起を取り
付け攪拌混合を高める例で、前記実施例のスクリュー羽
根として使用すると混合・攪拌をより効果的にできる。
する。本実施例は、家庭用生ゴミ処理装置であって、ゼ
ンマイバネでスクリュー羽根を回動し、ゼンマイバネの
復元力を大小の平歯車の噛合によって増速して伝動して
換気用ファンを回転させる例である。図１は、実施例の
縦断面図である。図２は、実施例の一部切欠平面図であ
る。図３は、実施例のスクリュー羽根を示す斜視図であ
る。図４は、実施例のファンを示す説明図である。図５
は、実施例のスクリュー羽根の他の例を示す説明図であ
る。図中、１は処理容器、１ａは投入口、１ｂは処理容
器１上部側面の排気口、２は処理容器１の上方開口に脱
着自在に取付けた蓋体、２ａは蓋体１の一部の開閉自在
な投入口蓋、２ｂは同投入口蓋２ａの蝶番、２ｃは把
手、２ｄは投入口蓋２ａに設けた空気孔、２ｅは蓋持ち
上げ把手、３は下方に従って縮径したスクリュー羽根、
３ａはスクリュー羽根３の回転軸、３ｂはスクリュー羽
根３の小突起、３ｃは回転軸３ａのスラスト軸受、４は
回転駆動部で、４ａは回転軸３ａに軸着した平歯車、４
ｂはゼンマイバネ、４ｃは同ゼンマイバネの回動軸、４
ｄは同回動軸に取付けたゼンマイ巻きハンドル、４ｅは
回動軸４ｃに軸着され平歯車４ａと噛合した平歯車、５
は換気用ファン、５ａはファン５の回転軸、５ｂは同回
転軸５ａを支持する保持板、５ｃは回転軸５ａの軸端に
取付けた傘歯車、５ｄは同傘歯車と噛合した傘歯車、５
ｅは同傘歯車を取付けた垂直の回転軸、５ｆは同回転軸
の上端に軸着され、平歯車４ｅと噛合した小径の平歯車
である。この実施例では、把手２ｃを手で持ち上げて投
入口蓋２ａを蝶番２ｂまわりに回転させて投入口１ａを
開放し、生ゴミを投入する。投入口蓋２ａを閉じて手で
ゼンマイ巻きハンドル４ｄを回転させて、ゼンマイバネ
４ｂを巻き込む。ゼンマイバネ４ｂが巻き込まれ、ゼン
マイ巻きハンドル４ｄから手を離すと、ゼンマイバネ４
ｂの復元力で回動軸４ｃが回転始め、平歯車４ｅ、４ａ
を介して回転軸３ａが回転し、スクリュー羽根３が回転
し、生ゴミ・微生物分解剤・オガクズ・分解物等がその
スクリュー羽根３によって回転しながら持ち上げられ、
上方で外周へ放出される。これによって処理容器１内の
生ゴミが上下及び左右方向に移動し、混合して攪拌され
る。スクリュー羽根３の上面には寸法が種々の小突起３
ｂがあるのでスクリュー羽根３上の水分量の多い生ゴミ
が外周の粉体を巻き込みながらダンゴ状となって転がる
のを防止され、ダンゴ状となったものを小突起３ｂで止
め、あるいは分断し、微生物分解剤が内部とよく接触す
るようにして分解力を高めている。更に、ゼンマイバネ
４ｂの復元力で平歯車４ｅ、５ｆ及び傘歯車５ｃ，５ｄ
を介して回動軸５ａ、回転軸５ｅを回転させてファン５
を速く回転させる。これによって処理容器１内の上方の
メタン等の分解に伴うガスを排気口１ｂから外方へ排出
する。同時に新しい大気の空気は投入口蓋２ａの空気孔
２ｄより処理容器１内に取り込まれ、微生物による分解
に必要な酸素を供給する。生ゴミがよく分解処理された
ら、蓋持ち上げ把手２ｅでもって蓋体２及びスクリュー
羽根３全体を持ち上げて外す。そして処理容器１内の分
解された廃棄物を処理容器１を傾けて又は逆にして排出
する。その後又は少し廃棄物を残した状態で次の処理の
為にオガクズ及び微生物分解剤を投入し、蓋体２及びこ
れに取付けられたスクリュー羽根３を処理容器１に下し
て蓋体２を処理容器１に被せる。このとき、スクリュー
羽根３は下方に従って縮径しているので下降させて差し
込むこと及び排出時の引き抜きは容易である。図５は、
スクリュー羽根３の他の例で羽根下面にも小突起を取り
付け攪拌混合を高める例で、前記実施例のスクリュー羽
根として使用すると混合・攪拌をより効果的にできる。
【０００８】
【発明の効果】以上の様に本発明によればスクリュー羽
根とその小突起によって、上下・左右方向によく混合攪
拌でき、しかもダンゴ状となることがないようにして生
ゴミ分解処理力を高めている。スクリュー羽根を下方に
従って縮径させることで、スクリュー羽根の差し込み、
引き抜きを容易にしている。又、ファンを設けて強制換
気させることで微生物分解を高めることができる。更に
ゼンマイバネを用いてスクリュー羽根を回転させるもの
は、小型で安価に製作することができる。
根とその小突起によって、上下・左右方向によく混合攪
拌でき、しかもダンゴ状となることがないようにして生
ゴミ分解処理力を高めている。スクリュー羽根を下方に
従って縮径させることで、スクリュー羽根の差し込み、
引き抜きを容易にしている。又、ファンを設けて強制換
気させることで微生物分解を高めることができる。更に
ゼンマイバネを用いてスクリュー羽根を回転させるもの
は、小型で安価に製作することができる。
【図１】実施例の縦断面図である。
【図２】実施例の一部切欠平面図である。
【図３】実施例のスクリュー羽根を示す斜視図である。
【図４】実施例のファンを示す説明図である。
【図５】実施例のスクリュー羽根の他の例を示す説明図
である。
である。
１ 処理容器 １ａ 投入口 １ｂ 排気口 ２ 蓋体 ２ａ 投入口蓋 ２ｂ 蝶番 ２ｃ 把手 ２ｄ 空気孔 ２ｅ 蓋持ち上げ把手 ３ スクリュー羽根 ３ａ 回転軸 ３ｂ 小突起 ３ｃ スラスト軸受 ４ 回転駆動部 ４ａ 平歯車 ４ｂ ゼンマイバネ ４ｃ 回動軸 ４ｄ ゼンマイ巻きハンドル ４ｅ 平歯車 ５ ファン ５ａ 回転軸 ５ｂ 保持板 ５ｃ 傘歯車 ５ｄ 傘歯車 ５ｅ 回転軸 ５ｆ 平歯車
Claims (7)
- 【請求項１】 生ゴミと微生物分解剤とを投入して混合
攪拌しながら分解処理する生ゴミ処理装置であって、上
方に生ゴミ投入口を有する処理容器の内部中央に下方に
従って縮径した垂直のスクリュー羽根を回転自在に設
け、同スクリュー羽根の上面に小突起を多数設けたこと
を特徴とする生ゴミ処理装置。 - 【請求項２】 処理容器の内部上方に空気・ガスを外部
へ排出する換気用ファンを設けた請求項１記載の生ゴミ
処理装置。 - 【請求項３】 スクリュー羽根に複数の高さ寸法が違う
小突起を混在状態に設けた請求項１又は２記載の生ゴミ
処理装置。 - 【請求項４】 スクリュー羽根の下面にも小突起を設け
た請求項１〜３何れか記載の生ゴミ処理装置。 - 【請求項５】 スクリュー羽根の回転軸を巻き込みハン
ドルのついたゼンマイバネで回動させるようにした請求
項１〜４何れか記載の生ゴミ処理装置。 - 【請求項６】 スクリュー羽根の回転軸とゼンマイバネ
を巻着した回動軸とを平歯車で連動し、しかもその平歯
車と噛合して増速される小さな平歯車の回転軸の回転で
ファンを回動させる請求項５記載の生ゴミ処理装置。 - 【請求項７】 処理容器の脱着自在な蓋体にスクリュー
羽根を回転自在に垂設し、蓋体と一緒にスクリュー羽根
を処理容器から引き抜けることができるようにした請求
項１〜６記載の生ゴミ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10219687A JP2000033359A (ja) | 1998-07-18 | 1998-07-18 | 生ゴミ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10219687A JP2000033359A (ja) | 1998-07-18 | 1998-07-18 | 生ゴミ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000033359A true JP2000033359A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=16739402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10219687A Pending JP2000033359A (ja) | 1998-07-18 | 1998-07-18 | 生ゴミ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000033359A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100810045B1 (ko) | 2007-02-13 | 2008-03-05 | 임문주 | 수중교반기용 펌프 |
| KR101011983B1 (ko) * | 2008-07-15 | 2011-02-07 | 김영숙 | 음식물 쓰레기 처리장치용 교반조 |
| JP2011104491A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Kajiwara Kogyo Kk | 撹拌羽根及び撹拌装置 |
| CN106237904A (zh) * | 2016-09-21 | 2016-12-21 | 合肥德捷节能环保科技有限公司 | 中药饮片混料机 |
| CN106801010A (zh) * | 2017-03-09 | 2017-06-06 | 南安市永腾技术咨询有限公司 | 一种基于bim技术的用于城市垃圾回收利用的沼气池 |
-
1998
- 1998-07-18 JP JP10219687A patent/JP2000033359A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100810045B1 (ko) | 2007-02-13 | 2008-03-05 | 임문주 | 수중교반기용 펌프 |
| KR101011983B1 (ko) * | 2008-07-15 | 2011-02-07 | 김영숙 | 음식물 쓰레기 처리장치용 교반조 |
| JP2011104491A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Kajiwara Kogyo Kk | 撹拌羽根及び撹拌装置 |
| CN106237904A (zh) * | 2016-09-21 | 2016-12-21 | 合肥德捷节能环保科技有限公司 | 中药饮片混料机 |
| CN106801010A (zh) * | 2017-03-09 | 2017-06-06 | 南安市永腾技术咨询有限公司 | 一种基于bim技术的用于城市垃圾回收利用的沼气池 |
| CN106801010B (zh) * | 2017-03-09 | 2019-09-03 | 浙江爱源环境工程有限公司 | 一种基于bim技术的用于城市垃圾回收利用的沼气池 |
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