JP4049980B2 - 堆肥化資材の製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、食堂、レストラン、学校等から排出される生ゴミ等の被処理物を混合撹拌して短時間で半製品の堆肥化された堆肥原料に処理できる堆肥化資材の製造装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭、飲食店、学校等から排出される食べ物の残渣といった生ゴミのような被処理物は環境資源の有効利用の見地から再利用することが急務とされている。一方、生ゴミをそのまま投棄することは海洋や河川の水質汚染を招来し、ひいては環境汚染の問題を生じる恐れがあり、好ましいことではない。従来かかる生ゴミを処理し堆肥としてリサイクル利用する装置として、図6R>6に示す特開平8−84980号公報の技術がある(以下「第一従来装置」という)。第一従来装置は処理槽A内を貫通して回転軸Bが設けられ、回転軸Bに互いにねじり方向が反対に巻かれたスパイラル状の撹拌翼C,Dが取り付けられている。回転軸B、撹拌翼C,Dは中空に形成され、回転軸B端部の圧縮空気源Eから空気が回転軸Bを通じて撹拌翼C,Dに設けたノズルFから処理槽A内に噴出して供給するように構成される。第一従来装置によれば、生ゴミは例えば微生物を担持させたオガクズの如き担持体と共に処理槽Aに投入されると、回転軸Bの駆動により撹拌翼C,Dで混合撹拌され、処理槽A内を矢印方向に対向する方向に移動し、一対の撹拌翼C,Dの中間でぶつかりあいながら混合される。このとき、ノズルFから空気が生ゴミ中に噴出され、生ゴミと混在している微生物の周囲に空気が与えられる。
【0003】
また、図7の特開平11−57665号公報記載の第二従来装置は、上記第一従来装置の撹拌翼C,Dと同じように互いに反対方向に巻かれたスパイラル状の撹拌翼G,Hを回転軸Bに設けている。各撹拌翼G,Hの中間の処理槽Aには、稜線部Jを有する突状部Kが設けられる。第二従来装置によれば、微生物と共に投入された生ゴミは、回転軸Bの駆動により回転する撹拌翼G,Hにより、上記第一従来装置の場合と同様に、各回転翼G,Hの中間に集中するように撹拌されながら移動する。このとき、微生物を有効に確保する担体と生ゴミとの撹拌により形成された固まりは、突状部Kの稜線部Jに当たって砕かれるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、第一従来装置にあっては、生ゴミが処理槽A内を移動する距離は、処理槽Aの略中央までと短く、また中央付近で生ゴミが滞留しがちとなる。そのため生ゴミの混合撹拌が十分でなくなり、分解微生物への空気供給が不足し、好気性分解処理が行われ難くなる恐れがあるので、空気を供給させる必要がある。このため、圧縮空気をノズルFへ供給するための圧縮空気源Eや圧縮空気供給弁装置を必要とするだけでなく、回転軸Bや撹拌翼C,Dを中空に形成し、しかもノズルFを撹拌翼C,Dに設けなければならず、構造が複雑でそれだけコストが嵩む欠点があった。
【0005】
また、第二従来装置では、上記第一従来装置と同様に、生ゴミは処理槽Aの略中央に移動するように混合撹拌されるが、生ゴミの移動距離は処理槽の中央付近までであり、撹拌がそれだけ不十分であるため固まりが形成され易い。そのため生ゴミと担持体との撹拌で形成された固まりを粉砕するための突状部Kを設ける必要があった。このように、処理槽A内に突状部Kを設けるためのスペースを要するため、処理槽Aに投入される生ゴミの量に制約を受け、それだけ処理能力の低下を来す欠点があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みて工夫されたものであって、食堂、レストラン、学校等から排出される被処理物を分解微生物であるバイオ菌と混合撹拌して短時間で半製品の堆肥化された堆肥原料に処理して分解処理効率を向上させ、衛生的でコンパクトな堆肥化資材の製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために、次の構成を有する。すなわち、請求項1記載の発明に係る生ゴミ処理装置は、被処理物の投入醸成槽に軸設した回転軸の外側に回転羽根手段を設け、前記回転羽根手段を、素材形状が帯状をなしスパイラル状に巻かれた内輪羽根と、該内輪羽根を内包するように配設されると共に、素材形状が帯状をなし前記内輪羽根の巻き方向とは反対方向にスパイラル状に巻かれた外輪羽根とで形成し、該投入醸成槽の投入口から投入された被処理物を、前記内輪羽根で混合撹拌されて移動する被処理物の移動方向と、前記外輪羽根により撹拌されて移動する被処理物の移動方向とを互いに相反せしめるようにし、該投入醸成槽に設けた移載窓口を介して外部へ排出させるようにした投入醸成槽と、前記投入醸成槽に隣接して、前記移載窓口から排出された被処理物を撹拌する撹拌手段と、該撹拌手段により撹拌された被処理物を排出口から外部へ排出する掻き出し手段とを有する排出槽を設けると共に、前記掻き出し手段は、前記混合撹拌羽根の回転軌跡の外側を囲むように移動する巻き掛けリンク機構と、該巻き掛けリンク機構に設けた掻き出し羽根とからなり、かつ、該掻き出し羽根を少なくとも前記排出槽底部内面に近接して回転するように形成する一方、前記排出口を該掻き出し羽根の移動軌跡上近傍に設けるように構成したことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、回転軸に設けた内輪羽根と外輪羽根とを巻かれる方向が互いに異なるスパイラル状に形成し、これらを回転軸を回転させることで被処理物が混合撹拌されるとき、微生物を含ませたオガクズと被処理物とが内輪羽根で撹拌されて移動する方向と、外輪羽根で撹拌されて移動する方向とが互いに逆方向になるため、被処理物はあたかも投入醸成槽内で8の字を画くように滞留することなく移動して混合撹拌される。このため、被処理物の混合撹拌効率が格段に向上する。また、外輪羽根は被処理物を投入醸成槽の底面から掻き上げて撹拌するので、投入醸成槽を大型化することなく分解微生物に必要な空気を十分に供給でき、良好に好気性分解処理を実現できる。このため、いやな分解発酵臭の発生を抑制でき、ひいては被処理物の分解処理能力、分解スピードを高めて醸成して一次堆肥を製造処理する堆肥化資材の製造装置を得ることができる。
又、本発明によれば、投入醸成槽に隣接して排出槽を設けたため、投入醸成槽で混合撹拌されてある程度醸成された被処理物は、移載窓口から排出槽に移載され、そこでさらに撹拌手段で混合される。掻き出し手段で排出口から一次堆肥として外部へ取り出すことができる。このため、槽間で被処理物を移動させて連続して被処理物の処理が可能となる。
又、本発明によれば、巻き掛けリンク機構に掻き出し羽根により被処理物を混合撹拌しながら排出口から外部へ排出できるので、排出槽内でも被処理物を醸成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1乃至4に図示した実施形態に基づいて詳述する。図において符合1は、被処理物である生ゴミを投入して混合撹拌する投入醸成槽2と、この投入醸成槽2からの醸成された生ゴミをさらに混合して撹拌する排出槽3から成る堆肥化資材の製造装置(以下「生ゴミ処理装置」という)を総括的に示したものである。各槽2,3は外部に対して完全密封構造であり、隔壁4に仕切られて隣接して設けられる。両槽2,3には、これらを貫通して正逆転できるように軸支した回転軸5が設けられている。回転軸5は、減速歯車装置6を介してモータ等の駆動装置7に結合されて駆動される。
【0010】
投入醸成槽2を詳細に説明する。投入醸成槽2には、回転軸5と一体回転するように内輪羽根8と、その内輪羽根8の外側を取り囲むように(内包するように)配された外輪羽根9からなる回転羽根手段が内蔵される。内外輪両羽根8,9は共に帯形状の素材であって、スパイラル状(螺旋形状)に巻かれた渦巻き形状をなしている。内輪8のスパイラル方向と、外輪9のスパイラル方向とは互いに逆方向になるように設定されている。また、内外輪両羽根8,9の両端にはリング状の支持リング10が結合されていて、該支持リング10は十字状のリム11(図3)を介して回転軸5に支持固定される。内外輪両羽根8,9の中間部位では回転軸5に支持腕12,13を介して支持結合される。投入醸成槽2の回転軸5より下方の投入醸成槽2の底面14は、外輪羽根9の回転軌跡と同じ半円形をなし、この底面14に外輪羽根9の最外側が微少間隙を存した状態で回転する。外輪9の両面には生ゴミを掻き出すと共に上方にすくい上げるスコップ15が多数設けられる。尚、少なくとも、外輪9の隔壁4に対向する部分に装着されるスコップ15の形状は、掬い上げた生ゴミが隔壁4側に自然移動するような構造になっている。隔壁4の上方には移載窓口16が設けられ、外輪9のスコップ15で掬い上げられた醸成した生ゴミを隣の排出槽3へ移動させる。17は生ゴミを投入する投入口を示す(図3)。
【0011】
排出槽3を図4も参照して詳細に説明する。排出槽3には、回転軸5および回転軸5から十字状に突設した混合撹拌羽根18(回転軸方向に3列)からなる撹拌手段19と、一次堆肥化処理された生ゴミを排出口20から外部へ取り出す掻き出し手段21とが内蔵される。この掻き出し手段21は、モータ等の駆動装置22によって駆動される巻き掛けリンク機構としての一対のチェーン23と、チェーン23に設けた掻き出し羽根24と、掻き出し羽根24の回転移動軌跡上に配した排出口20で形成される。チェーン23は混合撹拌羽根18を内包するように配置される。排出槽3は回転軸5より下方部位で略半円形の内面をなし、掻き出し羽根24の最外側は排出槽3の底面25に微少間隙を存して回転する。なお、26はスプロケット、27はシュート、28は開閉蓋をそれぞれ示す。また、各槽2,3内で発生する分解発酵臭は図示しない脱臭装置を介して適宜外部へ排出され、これに伴い脱臭装置による槽2,3の負圧をキャンセルするための二次空気の取り入れ装置(図示しない)も設けられている。
【0012】
本実施形態の作用を説明する。投入醸成槽2や排出槽3に分解微生物を担持させたオガクズ、籾殻、多孔質の木質系チップ、セラミック等の菌床を入れておく。そこに投入口17から原料としての生ゴミを投入醸成槽2に投入し、おおよそMの高さまで投入して蓋をする。駆動装置7を駆動させると、生ゴミは回転する内外輪両羽根8、9によって混合撹拌され醸成が始まる。図3において例えば回転軸5が反時計方向に回転すると、内輪羽根8で撹拌される生ゴミはX方向(図2)に、外輪羽根9で撹拌される生ゴミはY方向(図2)へと回転しながら流動し投入醸成槽2内を滞留することなく環流し撹拌混合されていく。所定時間駆動させた後、回転軸5を逆回転させると、内輪羽根8で撹拌される生ゴミはX方向とは反対方向に、また外輪羽根9で撹拌される生ゴミはY方向とは反対方向にそれぞれ回転しながら環流移動する。外輪羽根9のスコップ15は、生ゴミをすくい上げて上方に掻き上げていき、上方空間で自然落下することで、生ゴミは空気に触れることとなる。菌すなわち微生物が空気に触れることになり、菌の活性化が助長される。
【0013】
こうして混合撹拌されて醸成された生ゴミは、外輪羽根9のスコップ15ですくい上げられて上方に掻き上げられていく。掻き上げられた生ゴミは移載窓口16から隣の排出槽3へ移動される。排出槽3内では、生ゴミは回転軸5により駆動される混合撹拌羽根18でさらに混合撹拌され、醸成が続行される。なお、回転軸5は間欠的に運転されるもので、一定時間撹拌した後、運転停止して寝かせ、また運転して撹拌することを繰り返して行われる。間欠運転の条件は、投入醸成槽2内の温度が所定温度になったことを検知するなどして、モータ7を停止させるものである。
【0014】
次に、駆動装置22により回転駆動するチェーン23が回転駆動する。チェーン23の掻き出し羽根24によって捕捉された一次堆肥化した生ゴミは、開閉蓋28を開いた排出口20からシュート27に排出され、そこで袋詰めされて次工程である完熟肥料製造工場へ搬送されていく。
【0015】
本実施形態に係る生ゴミ処理装置によれば、正、逆回転できる回転軸5により、投入醸成槽2内で生ゴミを内外輪両羽根8,9で正、逆方向に環流するように流動するため、生ゴミの混合撹拌効率が向上し、ひいては生ゴミの分解処理効率を著しく向上できる作用効果を有する。また外輪羽根9は生ゴミを混合撹拌するだけでなく、生ゴミを掻き上げて上方から落とすように構成されているため、菌は空気に接触する頻度が多くなり、好気性分解処理が行われ、悪臭の発生を抑制できる効果を有する。また、内外輪両羽根8,9の間隔ないしはスコップ15の間隔の設定条件により、あるいは各羽根8,9の端面(エッジ)が有するカッターの機能により、これに当たることで生ゴミが粘性で固まりになっても円滑に粉砕できる効果がある。さらに、外輪羽根8によって掻き上げられた生ゴミは、移載窓口16から隣の排出槽3に自動的に移動させることができるので、排出槽3で生ゴミを成熟(一次堆肥化資材として)させることができる効果を有する。また回転軸5一つで内外輪両羽根8,9および混合撹拌羽根18を駆動しているため、装置全体をコンパクトに形成でき、コスト安価な装置を得ることができる。また、装置全体は機密性を保持した構成であるため、周囲に臭いを放散することがない。
【0016】
以上、本実施例を具体的に詳述してきたが、具体的な構成はこの形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上記実施形態では生ゴミを混合撹拌する生ゴミ処理の場合について説明したが、生ゴミ以外の家畜等の糞を被処理物としてリサイクル処理する場合にも適用できる。
【0017】
また、上記実施形態では内輪羽根8と外輪羽根9とが同心円に配設したが、図5のように内輪羽根81を投入醸成槽2の底面14に接近する方向に偏芯するように設けることもできる。かかる構成により、生ゴミの投入量が少ない場合であっても、外輪羽根9に対して偏芯するように設けた内輪羽根8で確実に生ゴミを混合撹拌できる作用効果を有する。
【0018】
また、上記実施形態では投入醸成槽2と排出槽3を隔壁4で隣接した構成であったが、両槽2,3の間に投入口17のない投入醸成槽2と同じ構造を有する槽を適宜数設置してもよい。かかる構成にすることで、外輪羽根9によって各槽の間の隔壁に設けた移載窓口を経由して生ゴミを次々に槽間を移動させ、連続して混合撹拌処理が可能となる効果を有する。
【0019】
また、外輪羽根9間を連結棒30で結合してもよい(図1)。これにより、外輪羽根9の回転軸5方向への変形を抑制できる効果を有する。勿論、内輪羽根8にも適用してもよい。
【0020】
また、移載窓口16にはこれを温度、発酵、槽内圧力、投入経過時間等を条件として、自動開閉する開閉蓋を設けてもよく、これにより醸成が不十分な場合には不用意に隣の槽に生ゴミが移動することを回避できる効果を有する。
【0021】
また、内輪羽根8および外輪羽根9の巻きピッチは不等ピッチでもよい。
【0022】
また、内外輪両羽根8.9は上記のように連続しなくてもよく、途中で不連続にした形態でもよい。
【0023】
また、帯形状の板素材の巾寸法や上記スコップ15を設ける間隔を適宜設定することは可能であることは勿論である。
【0024】
また、堆肥化資材を製造できる装置であればその種類は関係なく、いわゆる発酵型、乾燥型等の製造装置にも適用できる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の堆肥化資材の製造装置によれば、被処理物を巻かれる方向が互いに異なるスパイラル状の内輪羽根と外輪羽根とで混合撹拌するため、被処理物は投入醸成槽内で滞留することなく環流するように移動するので、被処理物の混合撹拌効率を格段に向上できる効果を奏する。また、外輪羽根は被処理物を投入醸成槽の底面から掻き上げて撹拌するので、投入醸成槽を大型化することなく分解微生物に必要な空気を十分に供給でき、良好に好気性分解処理を実現できる。このため、コンパクトな装置が得られ、またいやな分解発酵臭の発生を抑制でき、ひいては被処理物の分解処理能力を高めて一次堆肥を製造処理する堆肥化資材の製造装置を得ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る側面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】図1における左側面図である。
【図4】図1における右側面図である。
【図5】上記実施形態の変形例における図3と同様の左側面図である。
【図6】第一従来装置における概略外観斜視図である。
【図7】第二従来装置における平面図である。
【符号の説明】
1 堆肥化資材の製造装置
2 投入醸成槽
3 排出槽
4 隔壁
5 回転軸
8 内輪羽根
9 外輪羽根
12、13 支持腕
15 スコップ
16 移載窓口
17 投入口
18 混合撹拌羽根
19 撹拌手段
20 排出口
21 掻き出し手段
23 チェーン
24 掻き出し羽根
Claims (1)
- 被処理物の投入醸成槽に軸設した回転軸の外側に回転羽根手段を設け、前記回転羽根手段を、素材形状が帯状をなしスパイラル状に巻かれた内輪羽根と、該内輪羽根を内包するように配設されると共に、素材形状が帯状をなし前記内輪羽根の巻き方向とは反対方向にスパイラル状に巻かれた外輪羽根とで形成し、
該投入醸成槽の投入口から投入された被処理物を、前記内輪羽根で混合撹拌されて移動する被処理物の移動方向と、前記外輪羽根により撹拌されて移動する被処理物の移動方向とを互いに相反せしめるようにし、該投入醸成槽に設けた移載窓口を介して外部へ排出させるようにした投入醸成槽と、
前記投入醸成槽に隣接して、前記移載窓口から排出された被処理物を撹拌する撹拌手段と、該撹拌手段により撹拌された被処理物を排出口から外部へ排出する掻き出し手段とを有する排出槽を設けると共に、
前記掻き出し手段は、前記混合撹拌羽根の回転軌跡の外側を囲むように移動する巻き掛けリンク機構と、該巻き掛けリンク機構に設けた掻き出し羽根とからなり、かつ、該掻き出し羽根を少なくとも前記排出槽底部内面に近接して回転するように形成する一方、前記排出口を該掻き出し羽根の移動軌跡上近傍に設けたことを特徴とする
堆肥化資材の製造装置。
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