JP2000032610A - エンジン・電池ハイブリッド駆動装置 - Google Patents

エンジン・電池ハイブリッド駆動装置

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JP2000032610A
JP2000032610A JP10210259A JP21025998A JP2000032610A JP 2000032610 A JP2000032610 A JP 2000032610A JP 10210259 A JP10210259 A JP 10210259A JP 21025998 A JP21025998 A JP 21025998A JP 2000032610 A JP2000032610 A JP 2000032610A
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wheels
energy
transmission
vehicle
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Takayuki Miyao
隆之 宮尾
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    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン・電池ハイブリッド駆動において、
車両の全輪からのブレ−キ・エネルギを回収すること。 【構成】 車両の各左右輪ごとの車軸のうち、一軸は変
速装置を介してのエンジン出力によって駆動し、その変
速装置には発電作用可能な第1の電動機が連動し、それ
ら車軸のうち、他の車軸に、発電作用可能な第2の電動
機を連動させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行車両のブレ−
キ・エネルギを電気エネルギに変換して回収しその電気
エネルギを再利用するエンジン・電池ハイブリッド駆動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来におけるエンジン・電池ハ
イブリッド駆動装置の1例をシステム図によって示した
ものである。
【0003】図4において、太陽歯車2a、遊星歯車2
bおよびリング(ring)歯車2cからなる遊星歯車
装置のうち、エンジン1の出力軸でもある変速装置2の
入力軸1aは、遊星歯車2bを軸支したキャリヤ(ca
rrier)2gに連動している。
【0004】遊星歯車2bと歯車係合している太陽歯車
2aは歯車2dと一体回転する。その歯車2dは、歯車
2eを介して発電を可能とする電動機2Bに連動してい
る。
【0005】遊星歯車2bと歯車係合しているリング歯
車2cは、出力軸2Aを介してディファレンシャル(d
ifferential)歯車(以後、単にデフと呼
ぶ)3Aから車軸3を介して前輪3aおよび3bに連動
している。出力軸2Aは、歯車2fおよび6aを介して
発電を可能とする電動機6に連動している。
【0006】4は、電動機2Bあるいは6を駆動し、あ
るいは電動機2Bあるいは6が発電した電気エネルギを
充電しておく電池である。後輪5aおよび5bは車軸5
に軸支している。
【0007】図4の作用は下記のとおりである。図4の
車両が、その走行に必要とするエネルギを大にしなけれ
ばならない状態においては、エンジン1の動力によって
走行する。
【0008】それは、通常のエンジンによって走行する
自動車と同じに、エンジン1からの動力が入力軸1a、
変速装置2および出力軸2A、デフ3Aおよび車軸3を
介して左右両輪である車輪3aおよび3bを回転させ
る。その結果、その車両は、車輪3aおよび3bの回転
によって路面上を走行することになる。
【0009】この場合において、入力軸1aから変速装
置2へ入力した動力は、キャリヤ2gから遊星歯車2b
へ入力する。その場合、遊星歯車2bはリング歯車2c
に歯車係合していると共に、太陽歯車2aにも歯車係合
している。
【0010】したがって、エンジン1からの動力は、一
方において遊星歯車2bからリング歯車2cを介して出
力軸2A、デフ3A、車軸3、両車輪3a,3bに伝達
し、他方において、遊星歯車2bから太陽歯車2a,歯
車2dおよび2eを介しての分岐した動力が電動機2B
を駆動する。その駆動によって、電動機2Bは発電作用
を行い、その発電による電気エネルギを電池4に充電す
る。
【0011】上記エンジン1が、その車両の走行に必要
なエネルギ分のみならず、変速装置2において分岐させ
た動力を電気エネルギにして蓄積しておく、と言うこと
は、ガソリン・エンジン1が高出力において燃料消費率
(以後、単に燃費と呼ぶ)を良好とすることを利用して
いるものである。
【0012】それは、必要としているその車両の走行エ
ネルギに電動機2Bを駆動するエネルギを嵩上げし、そ
のことによって、エンジン1を燃費の良い高出力の状態
にして使用するものである。
【0013】更に、上記走行において、エンジン1から
車輪3a,3bに伝達した動力分のみでは、動力不足で
ある場合、例えば、その車両の加速時等の場合、電池4
からの電力によって電動機6にモ−タ作用をさせる。そ
のモ−タ作用から発生する動力は、歯車6aおよび2f
を介して出力軸2Aの駆動動力に加算される。
【0014】上記車両の走行に対して、その走行エネル
ギを大きく必要としない低速度の市街地走行等の場合
は、エンジン1を使用せず、電池4の電気エネルギによ
って走行する。
【0015】それは、エンジン1の作動を停止させ且つ
電動機2Bを無負荷状態に設定し、電池4からの電力制
御によって電動機6にモ−タ作用をさせる。電動機6の
モ−タ作用による回転動力は、歯車6a、歯車2f、出
力軸2A、デフ3Aおよび車軸3を介して左右両側の車
輪3a、3bを駆動する。
【0016】なお、この場合、電動機2Bは上記のよう
に無負荷となっているので、太陽歯車2aには負荷が生
ぜず、リング歯車2cから遊星歯車2bを介してエンジ
ン1に動力が伝達してしまうことはない。
【0017】又、上記車両の低走行エネルギ状態から高
走行エネルギ状態へ切り換えるときは、上記低走行エネ
ルギの走行状態から電動機2Bに、発電作用あるいはモ
−タ作用をさせ、太陽歯車2aにトルクを発生させれば
よい。
【0018】すなわち、そのことによって太陽歯車2a
とリング歯車2cがトルク状態になるから、そのトルク
状態からの反力トルクが遊星歯車2bに発生する。その
遊星歯車2bに生じたトルクは、キャリヤ2gから入力
軸1aを介してエンジン1を始動させることになる。
【0019】上記駆動走行に対して、上記車両にブレ−
キをかけるときは、前輪3aおよび3bの走行エネルギ
を車軸3、デフ3A、出力軸2A、歯車2fおよび6a
を介して電動機6に吸収させる。それは、電動機6に発
電作用をさせ、車両の走行エネルギを電気エネルギに変
換し、その電気エネルギを電池4に充電回収する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記車両の走行エネル
ギを電動機6によって吸収するブレ−キ作用は、前輪3
aおよび3bから吸収している。それは、ブレ−キ・エ
ネルギを吸収する電動機6が前輪3a,3bのみに連動
しているからである。したがって、後輪5a,5b側の
ブレ−キ成分は電動機6によって回収することはできな
い。
【0021】また、車輪と路面との間には、その路面と
その車輪の組み合わせごとに、車輪ごとの路面を掴みう
る、摩擦力の大きさの限界がある。したがって、車両の
全輪によってブレ−キをかける場合に比し、前輪のみに
よって車両にブレ−キをかける場合は、その車両として
の最大ブレ−キ力は小さくなってしまう。
【0022】更に、車両の走行安定性を考慮すると、前
輪のみらず後輪にもブレ−キをかける必要がある。図4
において、後輪側にもブレ−キをかける場合、後輪にか
けたブレ−キ・エネルギを熱として消耗させざるを得な
い。
【0023】本発明は、車両の低走行エネルギ状態にお
いて電気エネルギのみによっての走行を可能にし、且つ
車両走行時のブレ−キ・エネルギは車両の全輪から回収
可能となるエンジン・電池ハイブリッド駆動装置を提供
することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】車両走行エネルギが大な
るとき、エンジン(1)からの出力動力が変速装置
(2、20、21)を介して、複数組の各左右両輪(3
a・3b、5a・5b)のうちの1組の左右両輪を結ん
でいる一車軸である第1の車軸に伝達する。
【0025】又、その変速装置の出力軸に連動する回転
軸(2d,20C,21b)には発電作用の可能な第1
の電動機(2B,20AB,21C)を連動させてい
る。
【0026】上記機構によって、エンジンが第1の車軸
を駆動することを可能にし、且つブレ−キ時には上記駆
動系統に連動する第1の電動機がその第1の車軸のブレ
−キ・エネルギを電気エネルギに変換して吸収する。こ
こまでは、従来と同じである。
【0027】更に、従来、上記第1の車軸系に連動させ
ていた第2の電動機(6)は、第1の車軸以外の第2の
車軸に連動させていることに特徴がある。
【0028】このことによって、車両の走行エネルギの
少ない駆動走行時に、エンジンの駆動をせず、その第2
の車軸の側を電池の電気エネルギによって駆動すること
が可能になる。且つ、その第2の電動機を第2の車軸の
側へ連動することによって、車両のブレ−キ時には、第
1の車軸のみならず、第2の車軸からもブレ−キ・エネ
ルギを電気エネルギに変換して回収できることになる。
【0029】
【発明の実施の形態】
【0030】
【実施例】図1は、本発明におけるエンジン・電池ハイ
ブリッド駆動装置の一例をシステム図によって示したも
のである。図1において、エンジン1の出力軸でもある
変速装置2の入力軸1aは、太陽歯車2a、遊星歯車2
bおよびリング歯車2cからなる遊星歯車方式による変
速装置2を介して出力軸2Aに連動している。
【0031】入力軸1aには、ディスク(disk)1
Aを固着し、ディスク1Aには入力軸1aの回転を拘束
するブレ−キ装置1bを設けている。出力軸2Aは、遊
星歯車2bと歯車係合しているリング歯車2cと連動
し、且つデフ3Aおよび第1の車軸3を介して前輪(あ
るいは後輪)の左右両車輪3a、3bに連動している。
【0032】遊星歯車2bと歯車係合している太陽歯車
2aは歯車2dと一体回転し、歯車2dは、歯車2eを
介して発電を可能とする第1の電動機2Bに連動してい
る。4は、電動機2Bあるいは6を駆動し、あるいは電
動機2Bあるいは6が発電した電気エネルギを充電して
おく電池である。
【0033】第2の電動機6の出力軸6bは、デフ5A
および第2の車軸5を介して後輪(あるいは前輪)にお
ける左右の両車輪5a、5bに連動している。
【0034】図1の作用は下記のとおりである。図1の
車両が、高速走行あるいは登坂走行のようなその走行に
必要とするエネルギを大にしなければならない状態にお
いては、エンジン1の動力によって走行する。
【0035】この場合は、エンジン1からの動力が入力
軸1a、変速装置2および出力軸2A、デフ3Aおよび
車軸3を介して車輪3aおよび3bを回転させ、その車
輪3aおよび3bの回転によって車両の路上走行をす
る。
【0036】この場合において、エンジン1から変速装
置2へ入力した動力は、変速装置2において、キャリヤ
2gから遊星歯車2bへ入力する。その場合、遊星歯車
2bはリング歯車2cに歯車係合していると共に、太陽
歯車2aにも歯車係合している。
【0037】したがって、エンジン1からの動力は、一
方において遊星歯車2bからリング歯車2cを介して出
力軸2A、デフ3A、車軸3、両車輪3a,3bに伝達
し、他方において、遊星歯車2bから太陽歯車2a,歯
車2dおよび2eを介しての分岐した動力が電動機2B
を駆動して発電作用をさせる。その発電による電気エネ
ルギを電池4に充電する。
【0038】このエンジン1から車輪3a,3bを駆動
する場合において、電動機2Bに発電作用をさせて太陽
歯車2aに負荷をかける程度、すなわち発電における電
力を制御することによって、入力軸1aと出力軸2Aの
回転比を変化させることができる。
【0039】又、その作用を言い換えれば、太陽歯車2
aのトルクを制御することによって、入力軸1aと出力
軸2Aとの回転差を制御しているものであり、その回転
差分の太陽歯車2aに生ずる機械動力を電動機2Bにお
いて電気エネルギに変換しているものである。
【0040】上記説明から理解できるように、エンジン
1の出力は、車輪3a,3bを駆動する車両の走行に必
要なエネルギ分に加え、電動機2Bを駆動するエネルギ
分をも嵩上げして出力していることになる。
【0041】このことは、図4における場合と同様、ガ
ソリン・エンジン1は、その燃費の良い高エネルギ・レ
ベルまでエンジン1の出力を嵩上げし、その嵩上げした
分を電気エネルギに変換して回収しているものである。
【0042】ここで、エンジン1から車輪3a,3bに
伝達した動力分のみでは、動力不足である場合、例え
ば、その車両の加速時等の場合、電池4からの電流によ
って電動機6にモ−タ作用をさせる。すなわち、後輪側
において、そのモ−タ作用から発生する動力が出力軸6
b、デフ5Aおよび車軸5を介して両車輪5a,5bを
駆動する。
【0043】上記車両の走行に対して、その走行エネル
ギを大きく必要としない低速度の市街地走行等の場合
は、上記エンジン1の駆動時に電動機2Bの発電によっ
て充電した電池4の電気エネルギのみによって走行す
る。
【0044】それは、エンジン1を停止させ電動機2B
を無負荷状態に設定し、電池4からの電力制御によって
電動機6にモ−タ作用をさせる。電動機6のモ−タ作用
による回転動力は、上述と同じに、出力軸6b、デフ5
Aおよび車軸5を介して車輪5a,5bを駆動する。
【0045】なお、この場合において、車輪5a,5b
の上記駆動による走行によって、車輪3a,3bも路面
上を走行回転するから、その回転は、車軸3、デフ3A
および出力軸2Aを介して、リング歯車2cを回転させ
ることになる。
【0046】しかし、変速装置2においては、この状態
において、電動機2Bを上記のように無負荷にさせてい
るので、太陽歯車2aは空回りするのみである。したが
って、リング歯車2cから遊星歯車2bを介してエンジ
ン1に動力が伝達してしまうことはない。
【0047】又、上記車両の低走行エネルギ状態から高
走行エネルギ状態へ切り換えるときは、上記低走行エネ
ルギの走行状態から、電動機2Bに、発電作用あるいは
モ−タ作用をさせ、太陽歯車2aにトルクを発生させれ
ばよい。
【0048】すなわち、太陽歯車2aとリング歯車2c
がトルク状態になるから、それらによる反力トルクが遊
星歯車2bに発生し、その遊星歯車2bに生じたトルク
が、キャリヤ2gから入力軸1aを介してエンジン1を
始動させることになる。
【0049】上記駆動走行に対して、車両にブレ−キを
かけるときは、エンジン1の駆動を停止させ且つブレ−
キ装置1bによってディスク1aの回転を拘束し、且つ
電動機2Bと電動機6の両者を発電作用の状態に設定す
る。
【0050】それは後輪側において、車輪5a,5bの
走行エネルギ(回転動力)が車軸5、デフ5Aおよび出
力軸6bを介して電動機6に発電作用をさせ、その発電
作用によって車輪5a,5bにブレ−キをかける。
【0051】同時に、前輪側においても、車輪3a,3
bの走行エネルギが車軸3、デフ3A、出力軸2Aおよ
びリング歯車2cを駆動する。その結果、ディスク1A
の拘束によって入力軸1aおよびキャリヤ2gも拘束さ
れているから、上記リング歯車2cの回転は遊星歯車2
bを介して太陽歯車2aのみを駆動する。
【0052】そのことは、太陽歯車2aが歯車2dおよ
び2eを介して電動機2Bを駆動し、電動機2Bに発電
作用をさせ、その発電作用によって、車輪3a,3b側
にもブレ−キをかける。
【0053】すなわち、車両の前輪、後輪の全車輪の走
行エネルギを電気エネルギに変換して車両にブレ−キを
かけ、その変換した電気エネルギを電池4に充電回収す
る。
【0054】なお、上記図1において、ディスク1Aお
よびブレ−キ装置1bは、必ずしも必要ない。それは、
ディスク1Aを省略しエンジン1をアイドリング状態に
設定し、電動機2Bを発電作用に設定すると、車輪3
a,3bからの駆動は、上記のようにリング歯車2cを
駆動し、それは一方において、キャリヤ2gおよび入力
軸1aを介してエンジン1を駆動するが、他方におい
て、太陽歯車2aから歯車2dおよび2eを介して電動
機2Bを駆動することになる。
【0055】すなわち、ディスク1Aを割愛する場合、
一方において、エンジン1は、車輪3a,3bの走行エ
ネルギの一部をエンジンブレ−キによって吸収し、その
エンジン・ブレ−キはブレ−キ・エネルギの回収にはな
っていないが、他方において、車輪3a,3bの走行エ
ネルギの上記エンジン・ブレ−キによって吸収した残余
の分は、電動機2Bが電気エネルギに変換する。
【0056】したがって、ディスク1Aを割愛する場合
は、ディスク1Aを設けた場合に比し、前輪3a,3b
側からエネルギ回収する量は少ないが、車輪3a,3b
側の走行エネルギを一部であっても、電動機2Bがエネ
ルギ回収する点において効果を有している。
【0057】上記駆動に対して、図1のシステムは、4
輪駆動をも可能にしている。それは、車両の走行エネル
ギが少ない低速走行のような場合、ブレ−キ装置1bに
よってディスク1bを拘束し且つエンジン1を作動停止
し、電動機2Bと電動機6の両者にモ−タ作用を行わせ
る。
【0058】すると、電動機2Bがモ−タ駆動する駆動
系は、キャリヤ2gが拘束状態になっているから、電動
機2Bからの動力は、歯車2eおよび2d、太陽歯車2
a、遊星歯車2b、リング歯車2c、出力軸2A、デフ
3Aおよび車軸3を介して車輪3a,3bを駆動する。
【0059】同時に、後輪側においても、電動機6が出
力軸6b、デフ5Aおよび車軸5を介して車輪5a,5
bを駆動する。
【0060】上記4輪駆動において、走行エネルギを大
きく必要とする高速走行等においては、上記電動機6に
よる後輪5a,5bの駆動と共に、上述におけるエンジ
ン1の駆動と同じ駆動をすればよい。
【0061】すなわち、エンジン1の側は、ブレ−キ装
置1bによるディスク1Aの拘束を解除し且つ電動機2
Bを発電作用に設定して、エンジン1の動力の一部によ
って電動機2Bに発電作用をさせながら、エンジン1か
らの残る動力によって出力軸2Aを介して前輪側の車輪
3a,3bを駆動すればよい。
【0062】このことは、4輪駆動においても、走行エ
ネルギを大きく必要とする場合は、電動機2Bをも駆動
するエンジン1の良好な燃費となる高出力状態にして、
前輪側を駆動させるものである。
【0063】このように、従来、出力軸2Aに設けてい
た電動機6を後輪の車軸5の側へ配置替えすることによ
って、出力軸2Aには2C部分の空きスペ−スが生まれ
る。この2C部分の増大したスペ−スによって、変速装
置2は、変速範囲を更に広げた変速装置に改良できる。
【0064】そのようにすれば、変速装置の変速範囲が
広がり、エンジン1における負荷トルク設定の自由度が
広がり、エンジン1の作動を更に燃費の良好な作動状態
として使用することができる。
【0065】図1の変速装置2は、差動歯車方式の機構
を利用して、変速と動力の分割(あるいは動力の分岐)
を行っている。図2は、図1における差動歯車方式の変
速装置2をケ−ス反力方式に変更したものである。
【0066】図2における構成は、図1における変速装
置2が変速装置20に置換したものであって、他の部分
は同じである。
【0067】変速装置20は、変速装置であるとともに
第1の電動機でもある。すなわち、変速装置20は、電
動機の回転可能なケ−シング20Bと電動機のロ−タ2
0Aとからなっている。
【0068】したがって、電池4と回転するケ−シング
20Bとの間の配線は、図示していないスリップ・リン
グを介して接続している。念のため、スリップ・リング
は、電池4からの配線との間でケ−シング20Bが回転
しながらそれら電線からの電流の授受を行う公知機構で
ある。
【0069】変速装置20のケ−シング20Bはエンジ
ン1からの入力軸1aに連動し、変速装置20のロ−タ
20Aは出力軸20C、デフ3Aおよび車軸3を介し
て、車輪3a,3bに連動している。
【0070】なお、変速装置20は、ロ−タ20Aの側
が入力軸1aに、ケ−シング20Bの側が出力軸20C
にそれぞれ連動するものであっても、作用は同じであ
る。すなわち、ロ−タ20Aとケ−シング20Bの両者
が相対回転を可能にして、いずれか一方が入力軸1a
に、いずれか他方が出力軸20Cに結合するものであれ
ばよい。図2において、その他の図1と同じ符号は、図
1と同一材を示している。
【0071】図2における作用は下記のとおりである。
車両の走行に必要とするエネルギが大なるとき、エンジ
ン1の出力によって走行し、車両の走行に必要とするエ
ネルギが小さいときには、第2の電動機6のみによって
走行させることも図1における場合と同じである。
【0072】4輪駆動のとき、ブレ−キ装置1bによっ
てディスク1Aを拘束して、変速装置20自体を電動機
としてモ−タ作用させると同時に、電動機6もモ−タ作
用させることも図1における場合と同じである。
【0073】唯、図1と図2は、変速装置2と変速装置
20が機構上、異なっているので、その作用部分の違い
を説明する。
【0074】エンジン1によって車輪3a,3bを駆動
するときは、ブレ−キ装置1bの拘束を解除しておき、
変速装置20を発電作用の状態に設定しておき、エンジ
ン1によって入力軸1aを駆動すると、ロ−タ20Aに
対してケ−シング20Bが相対回転する。
【0075】このとき、変速装置20は電動機として発
電作用の状態に設定しているから、ケ−シング20Bの
トルクによる反力トルクがロ−タ20Aに生じる。その
反力トルクが出力軸20C、デフ3Aおよび車軸3を介
して車輪3a,3bに伝達する。
【0076】また、このとき、ロ−タ20Aに対するケ
−シング20Bの相対回転差分が変速装置20における
発電作用になり、その際に発電した電気エネルギを電池
4へ充電する。
【0077】すなわち、エンジン1からの動力は、一部
が車輪3a,3bを駆動し、残部の動力が分岐して変速
装置20において電気エネルギに変換して電池4に蓄積
する。これは、作用として、図1における変速装置2と
同じになっている。
【0078】また、変速装置20の上記発電において、
その電力を制御すれば、入力軸1aと出力軸20Cに生
ずるトルクが変化する。
【0079】すなわち、車輪3a,3bの走行負荷に対
して、上記電力制御の電力レベルを低くさせているとき
は、入力軸1aに発生するトルクが軽くなっていて、入
力軸1aの回転速度が出力軸20Cに対して高くなる。
逆に、その制御の電力レベルを高くすれば、入力軸1a
の出力軸20Cを回転させようとするトルクが大きくな
り、出力軸20Cの回転速度が入力軸1aの回転速度に
近づいてゆく。
【0080】言い換えれば、変速装置20は発電能力を
有した(モ−タ作用能力もある)クラッチ作用を可能と
する変速装置であり、図1の変速装置2も、電動機2B
を含め、発電能力のあるクラッチ作用をする変速装置で
あって、変速装置2および20の両者とも、その作用が
基本的には同じである。
【0081】図2においては、変速装置20に差動歯車
を使用していないから変速装置が単純になり、変速装置
が小型になる。したがって、図1において説明したと同
様、出力軸20Cとデフ3Aとの間に、減速機あるいは
変速機を設けてもよい。
【0082】また、ブレ−キ装置1bを拘束すればケ−
シング20Bも拘束された固定ケ−シングとなって、通
常の電動機と同じになる。
【0083】この状態において、エンジン1の作動を停
止させ且つ変速装置20をモ−タ作用に設定し、電池4
からの電流を変速装置20に流せば、変速装置20は電
動モ−タとなって車輪3a,3bを電気的に駆動でき
る。
【0084】又、車輪3a,3bの走行エネルギを変速
装置20によって吸収するブレ−キ作用は、上記と同じ
にエンジン1を作動停止しブレ−キ装置1bを拘束状態
に設定し且つ変速装置20を発電作用状態に設定すれば
よい。
【0085】すると、車輪3a,3bの回転が車軸3、
デフ3Aおよび出力軸20Cを介してロ−タ20Aを駆
動する。ロ−タ20Aのその駆動によって変速装置20
が発電機となり、その発電した電力は、図示していない
スリップ・リングと制御装置を介して電池4に回収され
る。
【0086】又、上記変速装置20の発電作用によるブ
レ−キングは、図1における場合と同様、ブレ−キ装置
1bを省略した構成であってもよい。それは、ブレ−キ
装置1bが存在しない場合、車輪3a,3bがロ−タ2
0Aを駆動するトルク反力が、ケ−シング20Bおよび
入力軸1aを介してエンジン1を駆動するエンジン・ブ
レ−キ作用をさせるが、同時に、ロ−タ20Aとケ−シ
ング20Bとの相対回転による変速装置20での発電作
用が生ずるからである。
【0087】これに対して、図3は変速装置として、ク
ラッチ(トルクコンバ−タ、流体継手あるいは摩擦クラ
ッチ)21Aを有した通常の変速機21を使用する場合
の例である。すなわち、図3は、図1の変速装置2を変
速装置21に置き換えたものである。
【0088】図3の変速装置21は、エンジン1の出力
軸1aが、クラッチ21Aを介して、変速装置21の入
力軸21aに接続し、入力軸21aに連動する歯車21
cが歯車21dを介して第1の電動機21Cに連動して
いる。
【0089】入力軸21aは、歯車の切り換え等によっ
て変速を行うあるいは無段変速を行う変速機構21B、
出力軸21b、デフ3Aおよび第1の車軸3を介して車
輪3a,3bに連動している。
【0090】第2の電動機6は、図1および2と同じ
に、デフ5Aおよび第2の車軸5を介して車輪5a,5
b側に連動している。
【0091】図3の作用は、下記のとおりである。走行
に必要なエネルギが大なるときエンジン1の動力によっ
て駆動することは、図1および2における場合と同じで
ある。
【0092】エンジン1を作動させる場合、エンジン1
の作動後、クラッチ21Aを結合する。すると、エンジ
ン1からの動力が、エンジン出力軸1a,クラッチ21
A、入力軸21a、変速機構21B、出力軸21b、デ
フ3Aおよび車軸3を介して、車輪3a,3bを駆動す
る。
【0093】この作用とともに、入力軸21aは、歯車
21cおよび21dを介して電動機21Cを駆動して、
電動機21Cに発電作用をさせ、その発電による電力を
電池4に蓄積する。
【0094】上記作用は、図1および2と同様、エンジ
ン1からの動力の一部を車輪3a,3bに伝達し、エン
ジン1からの残余の動力を電気エネルギとして電池4に
蓄積しているものである。
【0095】走行に必要なエネルギが小なるときは、ク
ラッチ1がトルクコンバ−タ以外の構成である場合、ク
ラッチ1を切り離し、エンジン1を停止させ、且つ電池
4の電力によって電動機6を駆動すればよい。すなわ
ち、電動機6のみによる車輪5a,5bの駆動になる。
【0096】車両のブレ−キ時は、電動機21Cと電動
機6の両者を発電状態に設定し、クラッチ21Aを切り
離しエンジン1の作動を停止させておく。すると、車輪
5a,5b側においては、図1におけると同じに、車輪
5a,5bが電動機6を駆動して、車輪5a,5bの走
行エネルギを電気エネルギに変換して電池4に回収す
る。
【0097】又、車輪3a,3bの側においては、車輪
3a,3bの回転が車軸3、デフ3A、変速機構21
B、歯車21cおよび21dを介して電動機21Cを駆
動する。その結果、車輪3a,3bの側の走行エネルギ
も電動機21Cによって電気エネルギに変換し電池4に
回収される。
【0098】又、上記走行に必要なエネルギが大である
ことから、エンジン1によって車輪3a,3bを駆動す
る場合に、電動機6をモ−タ作用として車輪5a,5b
側をも駆動すれば、走行エネルギ大なる場合の4輪駆動
が可能になる。
【0099】又、上記走行に必要なエネルギが小である
場合の4輪駆動は、エンジン1を作動停止させクラッチ
1を切り離して電動機21Cにモ−タ作用をさせ、且つ
電動機6にもモ−タ作用をさせる。
【0100】すると、電動機21Cからの動力が、歯車
21dおよび21c、入力軸21a、変速機構21B、
出力軸21b、デフ3Aおよび車軸3を介して車輪3
a,3bを駆動し、電動機6が車輪5a,5bを駆動す
る。
【0101】上記図1、2および3の場合の4輪駆動の
場合であって、エンジン1を前輪側に配置してエンジン
1が前輪となる車輪3a,3bに連動し、あるいはエン
ジン1を後輪側に配置してエンジン1が後輪となる車輪
3a,3bに連動する場合、車両の床にドライブ・シャ
フト用のトンネルを設ける必要がなくなる。
【0102】又、第2の車軸5の側に設ける電動機6に
は電池4からの配線のみでよいから、上記前輪側エンジ
ンによる前輪駆動あるいは後輪側エンジンによる後輪駆
動の場合、車両の床を平坦にすることができ、車室内床
使用の自由度が増す。
【0103】以上の図1、2あるいは3における説明に
おいて、前輪あるいは後輪における駆動側の車輪が路面
に対して滑りを生じたことを検出したとき、その検出信
号によって、残る他の後輪あるいは前輪の側の電動機も
駆動させる4輪駆動を行ってもよい。
【0104】又、上記4輪駆動において、上記車輪と路
面との間の滑りを検出したときは、その検出信号によっ
て、その滑り量が許容値に減ずるまで、その滑りの生じ
た車輪の側を駆動している電動機の出力を低下させる制
御をおこなってもよい。
【0105】以上の本発明において、車両の車輪は左右
の前輪3a,3bと左右の後輪5a,5bの4輪車であ
った。しかし、その車両への本発明の適用は、各左右輪
を結ぶ車軸3、4が2軸以上の車両、例えば6輪トラッ
ク車にも適用でることは十分、理解できるであろう。
【0106】それは、それら車軸のうち1軸をエンジン
1によって選択駆動するものとし、他の1車軸あるいは
残る全車軸を他の電動機によって駆動すればよい。
【0107】又、以上の説明においては、エンジン1が
前輪側3a,3bに連動し、電動機6が後輪側5a,5
bに連動しているが、逆に、エンジン1が後輪に電動機
6が前輪にそれぞれ連動するものであってもよい。
【0108】以上のように、本発明は、図1から3まで
の実施例についてまとめると、 a:車両走行エネルギが大なるとき、エンジン1からの
出力動力が変速装置2、20あるいは21を介して、各
左右両輪を結んでいる複数の各車軸3あるいは5のうち
の一車軸である第1の車軸3に伝達させ、その変速装置
の出力軸2A、20Cあるいは21bに連動する回転軸
2d,20Cあるいは21aには発電作用の可能な第1
の電動機2B,20ABあるいは21Cを連動させ、 b:各車軸のうちの上記第1の車軸3以外の第2の車軸
5には、車両の走行エネルギの少ない駆動走行時に、エ
ンジン1の駆動をせず第2の車軸5を電池4の電気エネ
ルギによって駆動する、以上のaおよびbからなるもの
である。
【0109】
【発明の効果】1:エンジン1の出力によって駆動する
側の第1の車軸に第1の電動機を設け、第1の車軸以外
の車軸に第2の電動機を設けたことによって、第1の車
軸のみならず、他の車軸における車輪からもブレ−キ・
エネルギを回収できることになる。
【0110】2:エンジン1の出力によって駆動する側
の第1の車軸に第1の電動機を設け、第1の車軸以外の
車軸に第2の電動機を設けたことによって、四輪駆動も
可能になる。
【0111】3:エンジン1の配置を、前輪側エンジン
による前輪駆動、あるいは後輪側エンジンによる後輪駆
動とすれば、車室内床にドライブ・シャフト用のトンネ
ルを設ける必要がなくなり、車室内の床を平坦にした四
輪駆動車としての使用も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるエンジン・電池ハイブリッド駆
動装置をシステム図によって示したものである。
【図2】図1に対する本発明の他の実施例をシステム図
によって示したものである。
【図3】図1および図2に対する本発明の他の実施例を
システム図によって示したものである。
【図4】従来におけるエンジン・電池ハイブリッド駆動
装置をシステム図によって示したものである。
【符号の説明】
1 エンジン、 2、20、21 変速装置、 2B、
21d、6 電動機、3、5 車軸、 3a,3b、5
a,5b 車輪、 4 電池、 20A ケ−シング、
20B ロ−タ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電を可能とする電池(4)を搭載した
    車両であってその車両走行エネルギが大なるときその走
    行の駆動用に使用するエンジン(1)からの出力動力
    が、変速装置(2、20、21)を介して、その車両に
    おける複数組の各左右両輪(3a・3b、5a・5b)
    ごとにそれら左右両輪を結んでいる各車軸(3、5)の
    うちの第1の車軸に伝達し、その変速装置の出力軸に連
    動する回転軸(2d,20C,21b)には発電作用の
    可能な第1の電動機(2B,20AB,21C)を連動
    させ、前記各車軸のうちの前記第1の車軸以外の第2の
    車軸には、前記車両の前記走行エネルギの少ない駆動走
    行時に、前記エンジンの駆動をせずその第2の車軸を前
    記電池の電気エネルギによって駆動し且つ又前記車両の
    ブレ−キ時に発電作用によってその第2の車軸にブレ−
    キをかける第2の電動機(6)を連動させているエンジ
    ン・電池ハイブリッド駆動装置。
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