JP2000032280A - 画像ア―チファクト低減方法 - Google Patents

画像ア―チファクト低減方法

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JP2000032280A
JP2000032280A JP11159732A JP15973299A JP2000032280A JP 2000032280 A JP2000032280 A JP 2000032280A JP 11159732 A JP11159732 A JP 11159732A JP 15973299 A JP15973299 A JP 15973299A JP 2000032280 A JP2000032280 A JP 2000032280A
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Steve A Jacob
スティーブ・エー・ヤコブ
David A Johnson
デーヴィト・エー・ジョンソン
Jeffrey L Trask
ジェフリー・エル・トラスク
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
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    • H04N1/6022Generating a fourth subtractive colour signal, e.g. under colour removal, black masking
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Kトナーのみの黒点を有するカラーマッピン
グ方式を使用する際に、画像アーチファクトを最小にす
ることのできる画像アーチファクト低減技術を提供する
こと。 【解決手段】 カラー画像処理装置のための画像アーチ
ファクトを低減する技術には、黒点以外の点で、黒点を
定義するため使用するC、MまたはYカラー値がまった
く生成されないようにカラーマップを実現する。さら
に、黒点を得るために使用されるC、MまたはYカラー
値についてレンダリングを行わないように、ハーフトー
ンパターンが選択され、また、黒点を得るために使用さ
れるKカラー値について完全なレンダリングを行うよう
に、ハーフトーンパターンが選択されるようにハーフト
ーンランプを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像処理に
係り、特に、プリンタやコピー機、スキャナ等のカラー
画像再現システムに使用されるカラー補間テーブルを構
成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ駆動のカラープリンタおよびコピ
ー機は、光をページから反射させて直接目に戻すことが
できる透明なトナーを使用する。一般に、レーザ駆動の
カラープリンタやコピー機のような装置は、色が作り出
す主成分色として、シアン(C)、マゼンタ(M)およ
びイエロー(Y)のトナーを採用する。CMYのトナー
を透過する光は、あるトナーによって一部の光を取り除
くか吸収する。このため、反射光は、光が透過したトナ
ーの色の光を呈することとなる。レーザプリンタ(およ
びいくつかのコピー機)では、光を通さない黒(K)の
トナーを使用する。陰等のより暗い色を得るために、K
トナーをCMYのトナー上に重ね刷りする場合、使用さ
れる周囲の顔料が少なくなるため、暗い色の色彩の豊か
さ(colorfulness)がほとんど失われてしまう。このた
め、レーザプリンタ/コピー機から得られる色の範囲を
広げるために、暗い色を可能な限り色彩豊かであるよう
にしながら、暗い色を生成するためにKトナーとCMY
トナーとの適当なバランスを見つける必要がある。
【0003】従来技術では、3原色、すなわち、シアン
(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の組合せ
を用いて、黒(K)に及ぶより暗い色を生成している
が、各色について100%の密度のトナー層を堆積させ
る必要があるため、過度の量のトナーが媒体シート上に
堆積してしまう(例えば、300%)。このような高レ
ベルに堆積したトナーは、うまく溶融せず、概して不満
足な画像を生成する。したがって、従来の印刷手法で
は、暗いカラー画像または陰が付けられたカラー画像を
得るために、KトナーおよびCMYトナーの組合せを利
用している。
【0004】プリンタがホストプロセッサから画像デー
タを受信する時、データは、一般に、赤(R)、緑
(G)、青(B)またはCMY値のいずれかの形式で受
信される。いずれの場合も、受信された値は、最終的な
印刷ドキュメント上に所望のレベルのカラー表現を得る
ために、CMYK値に変換される。このような変換は、
プリンタのメーカーによって設定されているカラー値パ
ラメータに依存しており、これにより、異なるメーカー
のプリンタがホストプロセッサに接続された場合、あら
ゆるカラー表現が可能となる。
【0005】したがって、デバイスカラーマップ(テー
ブルとも呼ぶ)は、従来から、RGBまたはCMY値を
CMYK値に変換するために使用されている。言い換え
れば、カラーマップは、色分解情報を生成する。カラー
マップは、CMYKカラー値の相対的な量(または混
色)を指定するエントリを保持しており、それによっ
て、受信された3つの原色(例えば、RGBまたはCM
Y)が示す(またはアクセスする)あらゆるカラーシェ
ードが発生する。カラーマップは、3原色によって定義
された3次元色空間として概念化することができる。マ
ップエントリは、この空間内で3つのカラー軸に沿って
均等に間隔をあけて配置されたカラー点を定義する。例
えば、カラーマップは、3つのカラー軸の各々に沿って
17個のカラー点を有しても良い。各軸に沿って移動す
ることにより、異なる色が出力される。
【0006】受信された最初のRGBまたはCMY値
は、一般に、各カラー軸上の1つのカラー点を識別する
3つの8ビット値である。しかしながら、通常、各8ビ
ット値の内の4ビットのみが、その各軸に沿った17個
のカラー点の最初の16個の内の1つを識別する。そし
て、各8ビット値の内の残りの4ビットは、(最初の4
ビットで識別された点に対して)各軸に沿った他の点を
補間するために使用され、結果として、より正確で忠実
な混色量の出力が得られる。概して、画像再現システム
では、受信した最初のRGBまたはCMY値を使用し
て、所望の色を形成するために、カラーマップ内を用い
て適切なCMYK混色量を検索する。カラーマップから
検索されたパラメータは、カラー化したドットを生成す
るために、画像処理サブシステムに渡される。例えば、
インタリーブされたカラーマップでは、エントリ(また
は出力)は4つの8ビット値を有し、3つはCMY色の
各々のために使用され、4番目の値はK黒用に使用され
る。あるいは、(各CMYカラー値またはKカラー値に
ついて別々のカラーマップが使用される)2次元のカラ
ーマップでは、各8ビット値は個々のCMYKカラーマ
ップからそれぞれ出力される。
【0007】本質的に、デバイス色空間は、3次元から
4次元のカラーテーブルにより数学的に表現することが
できる。3D入力(RGB)は入力座標として使用さ
れ、4D出力(CMYK)に対してルックアップまたは
補間がなされる。本発明のコンテクスト(context)で
は、RGB入力値は、モニタ(または表示装置)の色空
間値であり、CMYKエントリ(または出力)値は、プ
リンタのトナーの値(以下、トナーという語は、インク
およびトナーの両方を含む)である。4次元出力(すな
わち、CMYK)は、3つの入力色(すなわち、RGB
またはCMY)の可能な組合せを示す。デバイス色空間
において、各軸または基底ベクトルは、(RGBまたは
CMYの)入力量を示し、その値としてゼロの原点から
始まり、現在の使用状況に応じて最大値、すなわち1.
0または255のいずれかに到達するまで外側に移動す
る。各軸は原入力色(primary input color)を表し、
トナー量(または値)の組合せは、デバイス色空間にお
けるエントリとして表される。
【0008】理論上、入力カラー値の量が等しいと、観
測者によって、中間色(neutral)(すなわち灰色)、
または色彩の豊かさがないと知覚される色が生成され
る。しかしながら、現実には、モニタの色空間における
等しいRGB値が中間色であっても、プリンタの色空間
における等しい量の出力カラー値(トナー堆積用)は実
質上決して中間色にならない。成分色の等しい値の座標
を有する点の位置は、デバイス色空間の中間軸であると
定義される。知覚的に、デバイス色空間の中間軸は、知
覚的できる色彩の豊かさがなく、明るさの極端から極端
(すなわち、白から黒、またはその逆)に及ぶと予想さ
れる。
【0009】「プロセスブラック(Process black)」
では、等しい量のCMYトナーを使用して黒色が得られ
る。理論上、最も暗く最も色彩の豊かな黒が必要であっ
て、プリンタがCMYを使用して黒色を生成する場合、
300%のトナーを紙の上に堆積させる必要がある(す
なわち、3つのCMY原色の各々について100%密度
の量)。しかしながら、このような状況下では、トナー
の使用率が過度になり、ページに流出するかまたはペー
ジに適切に溶融されない可能性がある。さらに、CMY
トナーが透明であるため、最も暗い黒は、CMYトナー
のみを使用して得ることができない。
【0010】黒を生成するためにKトナーを使用する場
合、ほとんどCMYトナーを使用する必要がなく、それ
によりトナーが節約される。しかしながら、Kトナーの
みの黒は、CMYトナーとKトナーとを混合したものを
使用して生成した黒ほどは、外観の滑らかさがない。黒
を生成する際に使用するKトナーの量とどれくらいCM
Yトナーを使用しないかとを決定することを、「色分
解」という。さらに、等しい量のCMYトナーの代りに
Kトナーをどれくらい使用するかを決定することを、
「灰色成分置換」またはGCRという。あらゆるCMY
カラーについて、最小の色成分の値に等しい成分色の部
分を、中間色または「灰色成分」と呼ぶ。また、灰色成
分は、「下色(undercolor)」として定義され、あらゆ
るCMYカラーにおけるCトナー、MトナーおよびYト
ナーの最小量である。(CMYトナーの下色の灰色成分
の代りに)Kトナーが使用される場合に取り除かれる下
色の割合は、下色除去(UCR)と呼ばれ、通常、0〜
1の数または0%〜100%のパーセンテージで表わさ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、カラーマップ
を作成する場合、画像の品質を最大にするために、中間
軸上にプロセスブラックを有することが望ましい。一
方、ラインアートおよびテキストアーチファクト(すな
わち、プロセスブラックと共に発生しがちなレジストレ
ーションエラー、ハーフトーンジャギー(ぎざぎざ)
等)を最小にするために、中間軸上にKのみを有するこ
とが望ましい。しかしながら、1つのカラーマップにお
いてプロセスブラックおよびKのみの両方を混合するこ
とには問題がある。
【0012】従来からの妥協案の1つは、カラーマップ
において黒点でKのみを示す一方で、中間軸上にプロセ
スブラックを保持することである。これにより、画像に
プロセスブラックが含まれるようになり、その上、黒の
テキストが明瞭なエッジを有するようになる。しかしな
がら、これにより、補間手段が量子化するカラーマップ
(テーブル)に急な勾配が発生し、それにより不要な補
間または画像アーチファクトが発生する可能性もある。
さらに、完全なプロセスブラックからKのみの黒点にお
けるプロセスブラックのないところへジャンプすること
により、(8ビットカラー値の4ビットを使用する場
合、)色範囲の1/16のプロセスブラックの傾斜(ra
mp)が発生する可能性がある。これは、傾斜効果(ramp
effect)がKトナーによって十分に隠されないため、
画像にとって望ましくない。
【0013】例えば、CMYK色成分値が0〜255
(0は無色、255はフルカラーを表す)で示される場
合、完全なプロセスブラックに最も当てはまる定義は、
CMY=255,255,255である。しかしなが
ら、下色除去および色分解の結果が考慮される場合、お
よび最大トナーの制限が250%またはそれ未満の黒点
を指すため、K値との組合せにおけるこれらCMY値の
いくらかの変化により、本技術分野で周知の加工できる
プロセスブラックが可能となる。例えば、十分なプロセ
スブラックを実現する1つの例は、C=255、M=
0、Y=0、K=255であることが知られている。し
かしながら、これは、真のKのみの黒点を得るためにゼ
ロに向かって傾斜しなければならないカラープレーン値
(シアン)が、少なくとも1つあることを示す。しか
し、Kのみの黒点を得るためにカラープレーンの成分値
をゼロにまで傾斜させる(または補間する)ことは、し
ばしば望ましくない画像アーチファクトを生じさせる重
大な飛躍となる。
【0014】したがって、本発明の目的は、Kトナーの
みの黒点を有するカラーマッピング方式を使用する際
に、画像アーチファクトを最小にすることのできる画像
アーチファクト低減技術を提供することを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、補間器
の画像アーチファクトを最小化しながらKのみの黒点を
可能にするカラーマッピング方式が提供される。特に、
カラー画像処理装置のための画像アーチファクトを低減
するシステムおよび方法には、黒点以外の点で、黒点を
定義するのに使用するC、MまたはYカラー値がまった
く生成されないように、カラーマップを実現することが
含まれる。またさらに、(i)黒点を得るために使用さ
れるC、MまたはYカラー値についてレンダリングを行
わないように、ハーフトーンパターンが選択され、ま
た、(ii)黒点を得るために使用されるKカラー値に
ついて完全なレンダリングを行うように、ハーフトーン
パターンが選択されるように、ハーフトーンランプ(ha
lftone ramp)を実現することが含まれる。
【0016】例えば、カラーマップの全ての値(エント
リ)は、黒点以外の点で255の内の254に制限され
る(ここで、0値は無色であり、255値はフルカラー
である)。そして、ハーフトーンランプは、255値点
において生成されるC、MおよびYのハーフトーンが0
(ゼロ)であり、Kのハーフトーンが255であるよう
に決定される(ゼロはトナーをまったく堆積しないハー
フトーンパターンについて選択され、255は全トナー
を堆積するハーフトーンパターンについて選択され
る)。
【0017】また別の原理によれば、カラーマップは、
補間の結果として、黒点を得るために使用されるC、M
またはY値が、黒点以外の点で得られないように実現さ
れる。
【0018】本発明の他の目的、利点および可能性は、
説明を進めるに従ってより明確になるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、画像アーチファクトを低
減するために、Kのみの黒点を可能にするカラーマッピ
ング方式およびハーフトーンランプを有する本発明の装
置および方法に係るカラーページプリンタ(以下、ペー
ジプリンタと称す)10の高レベルのブロック図であ
る。ページプリンタ10は、バス20を介してシステム
の他の要素と通信するマイクロプロセッサ15によって
制御される。マイクロプロセッサ15は、好適な実施の
形態においてはキャッシュメモリ25を有する。プリン
トエンジンコントローラ30および関連するプリントエ
ンジン35は、バス20に接続され、ページプリンタ1
0からの印刷出力を可能とする。プリントエンジン35
は、本実施形態においては、電子写真ドラム画像処理シ
ステムを用いたレーザプリンタで使用される。しかしな
がら、当業者にとって明らかであるように、本発明は、
例えば、インクジェットプリンタ、ファクシミリ、デジ
タルコピー機等の他の種類のプリンタおよび/または画
像処理装置に適応可能である。
【0020】入力/出力(I/O)ポート40は、ペー
ジプリンタ10とホストコンピュータ45との間で通信
が可能となるようにし、ページプリンタ10内で処理す
るために、ホストコンピュータ45からページ記述(ま
たはラスタデータ)を受信する。ダイナミックRAM
(以下、単にRAMと称す)50は、ホストコンピュー
タ45から受信されるプリントジョブデータストリーム
を格納および処理するための、ページプリンタ10用の
メインメモリとなる。ROM55は、マイクロプロセッ
サ15およびページプリンタ10の動作を制御するファ
ームウエアを保持する。しかしながら、ここでページプ
リンタ10について説明するプロシージャは、あらゆる
従来のROMにおける制御ファームウエアとして保持お
よび利用することができ、および/または高速ハードウ
エア機能性のためにASIC85内で実現することもで
き、および/または本技術分野において従来からあるよ
うに、格納およびバッファリングの目的でRAM50ま
たはキャッシュメモリ25に接続されるように実現する
こともできる。
【0021】ROM55に格納されたコードプロシージ
ャは、例えば、ページコンバータ、ラスタライザ、圧縮
コード、ハーフトーンプロシージャ84、テキスト/ラ
インアートプロシージャ、ページプリントスケジュー
ラ、プリントエンジンマネージャ、および/またはプリ
ントジョブデータストリームから画像を生成する他の画
像処理プロシージャ(図示せず)を含む。本技術分野に
おいて従来からあるように、ページコンバータファーム
ウエアは、ホストコンピュータから受信したページ記述
を、各表示コマンドがページ上に印刷するオブジェクト
を決定する表示コマンドリストに変換する。ラスタライ
ザファームウエアは、各表示コマンドを適当なビットマ
ップ(ラスタ化されたストリップまたはバンド)に変換
し、ビットマップをRAM50に分配する。圧縮ファー
ムウエアは、RAM50内に存在するメモリがラスタ化
されたストリップを保持するには不十分である場合に、
ラスタ化されたストリップを圧縮する。ハーフトーンプ
ロシージャ84の目的は、連続階調画像をハーフトーン
ラスタ画像に変換することである。また、テキスト/ラ
インアートプロシージャは、テキストおよびラインアー
ト画像をラスタ画像に変換する。これらは、本技術分野
において周知の従来型のプロシージャである。
【0022】重要なことは、ROM55が、本発明に係
るデバイスカラーマップ(またはカラーテーブル:以
下、カラーテーブルと称す)80およびハーフトーンラ
ンプ82をさらに有するということである。すなわち、
1つまたは複数のカラーテーブル80および1つまたは
複数のハーフトーンランプ82は、ここでより十分に説
明する画像アーチファクトを低減するために必要な、ル
ーチン、テーブルおよび/または他のデータ構造を含
む。図1において、カラーテーブル80およびハーフト
ーンランプ82は、ROM55に接続されているが、当
業者にとって、それらが代りにASIC85内で実現す
ることができるということは明らかであり理解されるで
あろう。
【0023】RAM50は、結果として得られるカラー
値ピクセル画像52を格納するものとして示されてい
る。結果として得られるカラー値ピクセル画像52は、
カラーテーブル80および入力カラー値ピクセル画像5
1から生成される。特に、ホストコンピュータ45から
受信する入力カラー値ピクセル画像51の画像データ
は、例えば、RGBフォーマットまたはCMYフォーマ
ットのいずれであっても、カラーテーブル80によりC
MYKフォーマットに変換される。このため、カラー値
ピクセル画像52は、4つのカラープレーンから構成さ
れる。このカラープレーンの内の3つは、シアン
(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)のカラー
値を示し、4番目のカラープレーンは黒(K)カラー値
を表す。各プレーンにおける各カラー値は、画像が最終
的なレンダ出力に現れるべき各ピクセル位置で、予め決
められた数のビット、例えば8ビットによって表すこと
ができる。このように、カラー値ピクセル画像52に
は、合計で32ビット/ピクセルが存在する。しかしな
がら、当業者にとって明らかであるように、ハイファイ
印刷などの他のビット深さおよびカラープレーンが、本
発明において同等に適応可能である。
【0024】カラー値ピクセル画像52は、プリントエ
ンジン35によってレンダリングされるため、ソースラ
スタ画像(以下、ラスタ画像と称す)54に変換され
る。すなわち、カラー値ピクセル画像52は、本発明の
ハーフトーンランプ82により命令されて、ハーフトー
ンプロシージャ84によってラスタ画像54になる。ラ
スタ画像54は、図示するように、RAM50にバッフ
ァリングされるか、ASIC85からプリントエンジン
35に直接供給される。
【0025】図2は、色分解情報を生成するための、本
発明によるインタリーブされたデバイスカラーマップ
(またはインターリーブされたカラーテーブル:以下、
カラーマップと称す)105の3次元表現を示す。すな
わち、カラーマップ105は、CMYカラー値(または
RGBなどの他のいくつかのカラー値)からページプリ
ンタ10用のCMYKカラー値に変換するための論理デ
バイスを示す。好適な実施の形態では、カラーマップ1
05は、図1のROM55内のルーチンまたはカラーテ
ーブル80として実現される。カラーマップ105は、
y軸、x軸およびz軸上のインデックスポイントとして
それぞれ定義されるCMY入力値により示される。各軸
上には定義された17個のインデックスポイントがあ
る。最初の16個の点は、入力カラー値ピクセル画像5
1(図1参照)に関連する8ビットの入力ピクセルカラ
ー値の内の4つの低位ビットにより、アドレス指定が可
能である。各インデックスポイントに関連する内容に
は、ページプリンタ10上に結果として所望の色を形成
することを示す各C、M、YおよびKカラー出力混合値
(または量)(元の入力CMY値に対して)が含まれ
る。言い換えれば、各々が各CMYKカラープレーン用
である4つの8ビットのカラー値は、特定のCMY入力
値から得られるカラーマップ105からの結果出力であ
る。例えば、「白点」(すなわち、色のない値)につい
てのCMY入力インデックスは、CMY=0,0,0で
あり、その各々の内容または結果としてのCMYK出力
値は、CMYK=0,0,0,0である。同様に、「黒
点」(すなわち、完全な黒値)についてのCMY入力イ
ンデックスは、CMY=255,255,255であ
り、その各々の内容または結果としてのCMYK出力値
は、CMYK=255,255,255,255であ
る。図示するような黒点値は、各プレーンについて25
5として表され、プロセスブラックを示すが、本発明に
おいて、このプロセスブラック点の値は、ここでより詳
述するように、その後、ハーフトーンランプにおいてK
のみの黒点に変換されることが重要である。
【0026】カラーマップ105は、結果としてのCM
YKカラー値を生成するための単一のインタリーブされ
たカラーマップを表すが、複数の2次元マップもまた使
用することができるということは明らかである。すなわ
ち、各C、M、YまたはKのカラープレーンについて、
それぞれ3次元(すなわち、RGBまたはCMY)入力
を有する別々のマップを実現することができる。それに
より、各マップの結果出力は、各々別個のC、M、Yま
たはK混合値となる。
【0027】この例では、元のCMY入力データが、8
ビットにより決定されているため、入力値の範囲は、各
カラープレーンについて合計256の値につき0〜25
5となる。上述したように、カラーマップ105におけ
る各CMYカラープレーンについて、最初の16個のイ
ンデックスポイントは下位の4ビットによりアドレス指
定が可能であり、16個の次のサブ値(例えば、具体例
としてのインデックスポイント110,115または1
20,125などの各ペアの間)を元のCMY入力デー
タの高位の4ビットを参照することにより、補間方法に
よって得ることができる。本技術分野において周知の従
来型の補間器が、高位の4ビットを補間し、適当なCM
YK値を生成するために、ASIC85(図1参照)に
結合している。概して、識別または補間される各CMY
値について、8ビットの出力ピクセルが各CMYKカラ
ープレーンについて生成され、各8ビットのピクセルは
0〜255のカラー値範囲を有している。説明を簡略化
および容易にするために、図2では、具体例としてのイ
ンデックスポイントをわずかのみ示している。
【0028】重要なことは、本発明は、結果として得ら
れる全てのCMYK値が、黒点以外の点で、255の最
大値(この例では8ビットについて)より小さい数に制
限されるように、カラーマップ105を実現することで
ある。例えば、インデックスポイントCMY=255,
255,240に関して、好適な実施の形態において、
結果として得られるCMYK値は、CMYK=252,
252,240,252である。なお、この場合、従来
の方法では、概してCMYK=255,255,24
0,255となる。同様に、インデックスポイントCM
Y=255,240,255に関して、結果として得ら
れるCMYK値は、好ましくはCMYK=252,24
0,252,252である。なお、この場合、従来の方
法では、概してCMYK=255,240,255,2
55となる。第3の例として、インデックスポイントC
MY=240,255,255に関して、結果として得
られるCMYK値は、好ましくはCMYK=240,2
52,252,252である。なお、この場合、従来の
方法では、典型的にCMYK=240,255,25
5,255となる。このように、これらの例各々におい
て、従来はいずれかのCMYK値がその黒点の値である
255であったが、本発明では、CMYK値はその黒点
の値より小さい値、すなわち252に制限されている。
【0029】一方、CMYインデックス値がCMY=2
55,255,255である実際の黒点は、本実施形態
のCMYK値が、CMYK=255,255,255,
255である。すなわち、CMYK値は、そこが黒点自
体であるため、黒点値となることが可能である。このよ
うに、カラーマップ105において、黒点以外の全ての
点で、結果としてのCMYK値を定義された最大値(黒
点値)より小さいある値に制限することにより、本発明
では、後に続くハーフトーンスクリーン選択のためのハ
ーフトーンランプに、特定の一意のデータを送信するこ
とができる。後述するように、このカラーマッピング方
式がKのみの黒点を可能とすることができるのは、ハー
フトーンランプにおいてである。
【0030】好適な実施の形態では、最大CMYK値
は、JPEGの損失のある圧縮の結果に比べて免疫性
(immunity)を向上させるために、(8ビット/ピクセ
ルのコンテキストにおいて)252に制限される。しか
しながら、他の値も同様に使用可能である。例えば、2
54が選択された場合、同様に、(8ビット/ピクセル
のコンテキストにおいて)再定義された「最大の」カラ
ー値として実現することができる。
【0031】各CMYインデックスポイントのCMYK
エントリ(出力)を、定義された最大カラー値より小さ
い値(すなわち、黒色の値以外の値)に制限することに
加えて、CMY値の補間の結果として生成される各CM
YKカラー値もまた、黒点自体以外の点について、定義
された黒点の値以外のある値に制限される。これは、そ
れが黒点値と等しく、かつ、全てのCMYK値が黒点と
は限らない場合に、黒以外の点の値がハーフトーンラン
プにおいてハーフトーンスクリーン選択の前に置換され
るように、ある正常に補間されたCMYK値をフィルタ
リングすることにより生じる。あるいは、補間器を、黒
点以外の点で(すなわち、全てのCMY入力値が黒点に
ある場合を除く)、黒点のCMYKカラー値を生成しな
いように構成する。
【0032】なお、ここまでの説明は、黒点値が所定の
色範囲における最大値(すなわち、8ビット/ピクセル
のコンテキストにおける255)であるとの仮定に焦点
を当ててきたが、本発明は、黒点が所定の色範囲におけ
る他の最大値以外の値として定義される場合にも、同様
に適応可能である。例えば、入力黒点がCMY=25
5,255,255として定義され、出力黒点がCMY
K=255,255,120,255と定義される場
合、(直接インデックスポイントを照合した結果とし
て、または生成された補間値として)生成されるC、
M、YまたはK値は、黒点以外の点で、また各C、M、
YまたはK黒点値を有することができるという点で、同
様の原理が適用される。
【0033】なお、黒点が所定の範囲の最大値として定
義されるか、最大値以外の値として定義されるかにかか
わらず、本発明は、黒点以外の点において、C、Mおよ
びYカラー値のみを黒点値以外のある値に制限するが、
必ずしもKカラー値を制限する必要はないというコンテ
キストにおいて、同様に適応が可能である。これは後述
するように、説明するハーフトーンランプを実現するこ
とにより実行することができる。さらに、本発明におい
て、黒点を定義するC、MまたはY値のみが、(黒点以
外の点で)黒点以外のある値に制限される必要がある。
例えば、所定のプリンタの定義された黒点がCMYK=
255,0,0,255である場合、本発明では、Cカ
ラープレーンのみが、255より小さいある値に制限さ
れたカラー値を有する必要がある。CおよびKカラープ
レーンが制限されたカラー値を有するようにしても良い
が、MおよびYカラープレーンはそのカラー値を制限す
る必要はない。このコンテキスト(CMYK=255,
0,0,255)において、Cカラープレーンはゼロ以
外のカラー値(ここで、ゼロ=白であり、ゼロ以外=カ
ラーである)で表され、MYカラープレーンはゼロのカ
ラー値で表されるため、原色C、M、Yの内Cカラープ
レーンのみが、黒点を定義するのに使用するよう考慮さ
れることが分かる。同様に、原色でないKもまた、ゼロ
以外のカラー値で表されるため、黒点を定義するために
使用される。
【0034】ここで、黒点以外の点で、CMYK出力カ
ラー値を、定義された黒点値以外のある値に制限するカ
ラーマップ105を考慮した場合、次のステップでは、
トナー現像(レンダリング)のために、適当な各ハーフ
トーンスクリーン(またはハーフトーンスクリーン値)
を選択する。特に、図3および図4を参照して、ハーフ
トーンランプ150,155をグラフ形式で表すことに
より、図2のカラーマップ105から受信するCMYお
よびKカラー値に対応するハーフトーンスクリーン値の
選択をそれぞれ示す(すなわち、ここでは、カラーマッ
プ105から出力される各CMYKカラー値は、ハーフ
トーンランプ150,155に対する入力値である)。
各ハーフトーンランプ150,155は、図1のROM
55におけるルーチンまたはテーブル82として実現さ
れる。図5は、他の実施の形態によるハーフトーンラン
プ160を示す。図3〜図5における各ハーフトーンラ
ンプ150,155,160は、描写および説明を簡単
にするために直線状で示しているが、ランプは一般には
非直線状である。
【0035】重要なことは、本発明のハーフトーンラン
プは、カラーマップ105から受信する制御されたカラ
ー値に関連して、Kのみの黒点を可能とするということ
である。好適な実施の形態において、図3を参照する
と、ハーフトーンランプ150は、カラーマップ105
から受信されたC、MまたはYカラー値が252である
とき、完全な255のハーフトーン値が選択され、受信
したC、MまたはYカラー値が255である場合、ゼロ
(白)のハーフトーン値が選択されるように実現されて
いる。対照的に、図4を参照すると、受信したKカラー
値が255である場合、完全な255のハーフトーン値
が選択される。このように、Kのみの黒点が可能であ
る。あるいは、図5では、カラーマップ105から受信
されるKカラー値が252〜255であるとき、完全な
255のハーフトーン値が選択されることを示してい
る。
【0036】図3では、3つの原色カラー値CMY全て
に対するハーフトーンスクリーン値の選択を示している
が、これは具体例でしかない。特に、上述したように、
黒点がCMYK=255,0,0,255と定義されて
いる場合、本発明では、Cカラープレーンのみが図3の
ハーフトーンランプを使用する必要があり、MYカラー
プレーンは従来からのハーフトーンランプ(すなわち、
図4に示すランプと同様に、入力値がゼロである場合、
選択されるハーフトーンがゼロとなり、入力値が255
である場合、選択されるハーフトーンが255となる)
を利用することができる。
【0037】ここで、特に、図3〜図5のx軸(横軸)
は、図2に示したカラーマップ105から受信された
(または生成された)各カラープレーン値を表してい
る。y軸(縦軸)は、所定のx軸(カラー値)座標につ
いて選択された各ハーフトーンスクリーン値を表してい
る。このため、図3において、x軸に沿ったゼロ(白)
のC、MまたはYカラー値について生成された各ゼロの
ハーフトーン値は、まったく画素をレンダリングしない
(すなわち、いかなるトナーも現像されないようにどの
画素も露光しない)ハーフトーンスクリーン(図1のハ
ーフトーンプロシージャ84)の選択を可能にする。対
照的に、x軸に沿った252のC、MまたはYカラー値
について、255の各ハーフトーン値が生成され、完全
なピクセルレンダリングを提供する(すなわち、全ての
画素が露光するか、または視覚的に完全な現像を表す少
なくとも安定して選択された1組の画素が露光する)ハ
ーフトーンスクリーン選択が可能になる。図3に示す例
では、252は、黒点以外の点で、カラーマップ105
から生成可能な最大のC、MまたはYカラー値であるこ
とを示すため、255という最大ハーフトーン値が選択
される。しかしながら、(カラーマップ105からの)
255という黒点のC、MまたはY値は、ランプ150
に入力され、結果としてゼロというハーフトーン値が生
成され、図4および図5に示すように、それによってK
のみの黒点を発生させることができる。
【0038】ここで、図4および図5それぞれのKのハ
ーフトーンランプ155,160を参照すると、図3の
CMYカラープレーンのハーフトーンランプと対照的
に、ここでは、(カラーマップ105からの)255と
いう黒点のK値がハーフトーンランプ155に入力され
ており、結果として255という完全なハーフトーン値
が生成される。このように、CMYのハーフトーンラン
プは、カラー入力(カラー値)が255であるときにゼ
ロ(白)のハーフトーン値を生成するが、Kのハーフト
ーンランプは、カラー入力(カラー値)が255である
ときに255(黒)のハーフトーン値を生成するため、
結果はKのみの黒点となる。重要なことは、これらの構
成により、プロセスブラックのカラー値は、急な傾斜ま
たは量子化がなく、黒点に向かって滑らかに補間される
ことが可能になるが、黒点において実際に印刷されるも
のは、画像または補間器のアーチファクトを低減するた
めのKのみであるということである。
【0039】図6は、本発明の一実施形態に係る画像ア
ーチファクト低減方法を示すフローチャートである。ま
ず、ステップ210では、カラーマップ105(図2参
照)によって生成された全てのCMYKカラー値が、黒
点を定義するのに使用されるC、MまたはYカラー値が
いずれも黒点以外の点では生成されないように生成され
る。次に、ステップ215では、生成されたCMYKカ
ラー値が適当なハーフトーンランプに渡される。次に、
ステップ220において、黒点を定義するのに使用され
たC、MまたはY値が各C、MまたはYの黒点値と等し
い場合は、ステップ225に進み、C、MまたはY値に
レンダリングが行われないハーフトーンパターンが選択
される。一方、C、MまたはY値が各C、MまたはYの
黒点値と等しくない場合は、ステップ230に進み、各
C、MまたはY値を表すハーフトーンパターンが選択さ
れる。言い換えれば、ステップ230において、カラー
値が低い場合は、密度が低いハーフトーンパターンの選
択が可能になり、カラー値がより高い場合は、従来のよ
うに、高密度ハーフトーンパターンの選択が可能にな
る。
【0040】次に、ステップ235において、K値がK
の黒点値と等しい場合は、ステップ240に進み、その
K値に完全なレンダリングを行うハーフトーンパターン
が選択される。一方、K値がKの黒点値と等しくない場
合は、ステップ245に進み、各K値を表すハーフトー
ンパターンが選択される。この方法、すなわちこのカラ
ーマッピングおよびハーフトーンランプ化方式では、K
のみの黒点が得られる。図6に示すフローチャートで
は、順次発生するステップとして示しているが、ステッ
プによっては、並行にまたは異なる順序で発生するよう
にしても良い。例えば、各ハーフトーンランプによりC
MYK値を受信および処理する順序は、本発明の原理を
逸脱せずに変えることができる。
【0041】最後に、上述の実施形態は、Kのみの黒点
を可能とするために、カラーテーブルおよびハーフトー
ンランプを独自に実現することにより、画像アーチファ
クトを低減するための装置および方法の好適な形態であ
る。本発明について、特定の実施の形態を参照して述べ
てきたが、実現または改良の他の代替的な実施の形態お
よび方法は、本発明の真の精神および範囲を逸脱せずに
採用することができる。
【0042】以下に本発明の実施の形態を要約する。 1.画像装置(10)のための画像アーチファクトを低
減する画像アーチファクト低減方法であって、(a)所
定の原色についてのいかなるエントリも、黒点以外の点
で、前記黒点を定義するために用いられる各原色のカラ
ー値と等しくならないように、カラーマップ(105)
を実現するステップと、(b)(i)前記黒点を定義す
るために用いられる原色カラー値に、レンダリングを行
わないハーフトーンパターンが選択され、(ii)前記
黒点を定義するために用いられる原色以外のあらゆるカ
ラー値に、完全なレンダリングを行うハーフトーンパタ
ーンが選択されるように、ハーフトーンランプ(15
0,155,160)を実現するステップと、を有する
画像アーチファクト低減方法。
【0043】2.前記黒点を定義するために用いられる
原色は、シアン(C)、マゼンタ(M)またはイエロー
(Y)を含むカラープレーン群から選択され、原色以外
の色は、黒(K)を含む前記カラープレーン群から選択
される上記1記載の画像アーチファクト低減方法。
【0044】3.前記カラーマップは、インタリーブさ
れたカラーマップ(105)または複数の2次元カラー
マップである上記1または2記載の画像アーチファクト
低減方法。
【0045】4.前記ハーフトーンランプ(150,1
55,160)は、単一のハーフトーンランプまたは複
数のハーフトーンランプである上記1、2または3記載
の画像アーチファクト低減方法。
【0046】5.あらゆる原色または原色以外の色につ
いての前記黒点値は、それぞれ選択された前記原色また
は原色以外の色のカラー値の指定された範囲内のいかな
る値によっても定義される上記1、2、3または4記載
の画像アーチファクト低減方法。
【0047】6.所定の原色についての前記カラーマッ
プの補間の結果、前記黒点以外の点で、その所定の原色
について前記黒色を定義するために用いられるいかなる
カラー値も得られないように、前記カラーマップ(10
5)を実現するステップをさらに含む上記1、2、3、
4または5記載の画像アーチファクト低減方法。
【0048】7.前記画像装置(10)は、レーザプリ
ンタ、インクジェットプリンタ、ファクシミリ装置また
はデジタルコピー機を含むグループから選択される上記
1、2、3、4、5または6記載の画像アーチファクト
低減方法。
【0049】8.(a)所定の原色についてのいかなる
エントリも、黒点以外の点で、前記黒点を定義するため
に用いられる各原色のカラー値と等しくならないように
定義されたカラーマップ(105)と、(b)(i)前
記黒点を定義するために用いられる原色カラー値に、レ
ンダリングを行わないハーフトーンパターンが選択さ
れ、(ii)前記黒点を定義するために用いられる原色
以外のあらゆるカラー値に、完全なレンダリングを行う
ハーフトーンパターンが選択されるように定義されたハ
ーフトーンランプ(150,155,160)と、を具
備する画像装置(10)。
【0050】9.前記黒点を定義するために用いられる
原色は、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー
(Y)を含むカラープレーン群から選択され、原色以外
の色は、黒(K)を含むカラープレーン群から選択され
る上記8記載の画像装置。
【0051】10.前記カラーマップは、択一的に、イ
ンタリーブされたカラーマップ(105)または複数の
2次元カラーマップである上記8または9記載の画像装
置。
【0052】11.前記ハーフトーンランプ(150,
155,160)は、単一のハーフトーンランプまたは
複数のハーフトーンランプを有する上記8、9または1
0記載の画像装置。
【0053】12.あらゆる原色または原色以外の色に
ついての前記黒点値は、それぞれ選択された前記原色ま
たは原色以外の色のカラー値の指定された範囲内のいか
なる値によっても定義される上記8、9、10または1
1記載の画像装置。
【0054】13.所定の原色についての前記カラーマ
ップの補間の結果、前記黒点以外の点で、その所定の原
色について前記黒色を定義するために使用されるいかな
るカラー値も得られないように、前記カラーマップ(1
05)を実現する上記8、9、10、11または12記
載の画像装置。
【0055】14.当該画像装置(10)は、レーザプ
リンタ、インクジェットプリンタ、ファクシミリ装置ま
たはデジタルコピー機を含むグループから選択される上
記8、9、10、11、12または13記載の画像装
置。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像アー
チファクト低減方法によれば、Kトナーのみの黒点を有
するカラーマッピング方式を使用する際に、画像アーチ
ファクトを最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るページプリンタを示
すブロック図である。
【図2】一実施形態において用いられるカラーマップを
3次元で表現する説明図である。
【図3】図2に示すカラーマップから出力されるCMY
K値に対するハーフトーンスクリーン選択を表す、ハー
フトーンランプを示す説明図である。
【図4】図2に示すカラーマップから出力されるCMY
K値に対するハーフトーンスクリーン選択を表す、ハー
フトーンランプを示す説明図である。
【図5】図2に示すカラーマップから出力されるCMY
K値に対するハーフトーンスクリーン選択を表す、ハー
フトーンランプを示す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る画像アーチファクト
低減方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ページプリンタ 15 マイクロプロセッサ 20 バス 25 キャッシュメモリ 30 プリントエンジンコントローラ 35 プリントエンジン 40 I/Oポート 45 ホストコンピュータ 50 RAM 55 ROM 85 ASIC 105 カラーマップ 150,155,160 ハーフトーンランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デーヴィト・エー・ジョンソン アメリカ合衆国 アイダホ,ボイセ,ウエ スト・ウッドスプリング・ストリート 13044 (72)発明者 ジェフリー・エル・トラスク アメリカ合衆国 アイダホ,ボイセ,チョ クトー・ウエイ 5139

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像装置(10)のための画像アーチフ
    ァクトを低減する画像アーチファクト低減方法であっ
    て、 (a)所定の原色についてのいかなるエントリも、黒点
    以外の点で、前記黒点を定義するために用いられる各原
    色のカラー値と等しくならないように、カラーマップ
    (105)を実現するステップと、 (b)(i)前記黒点を定義するために用いられる原色
    カラー値に、レンダリングを行わないハーフトーンパタ
    ーンが選択され、(ii)前記黒点を定義するために用
    いられる原色以外のあらゆるカラー値に、完全なレンダ
    リングを行うハーフトーンパターンが選択されるよう
    に、ハーフトーンランプ(150,155,160)を
    実現するステップと、を有することを特徴とする画像ア
    ーチファクト低減方法。
JP11159732A 1998-06-09 1999-06-07 画像ア―チファクト低減方法 Pending JP2000032280A (ja)

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