JP2000032082A - 通信故障監視装置 - Google Patents

通信故障監視装置

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JP2000032082A
JP2000032082A JP10213496A JP21349698A JP2000032082A JP 2000032082 A JP2000032082 A JP 2000032082A JP 10213496 A JP10213496 A JP 10213496A JP 21349698 A JP21349698 A JP 21349698A JP 2000032082 A JP2000032082 A JP 2000032082A
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JP
Japan
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bit string
circuit
communication
serial data
bit sequence
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JP10213496A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nonoguchi
健一 野々口
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な回路構成で故障を検出する通信故障監
視装置を提供すること。 【解決手段】 内部回路間でシリアル通信を行う装置に
おける通信故障監視装置であって、送信すべきシリアル
データの特定のビット位置に固定ビット列と、その反転
ビット列とを交互に送信する送信回路と、送信回路から
送信されるシリアルデータを受信し、シリアルデータ中
の固定ビット列およびその反転ビット列とを検出する受
信回路とを備え、受信回路は、固定ビット列およびその
反転ビット列を交互に検出するか否かによって通信故障
を検出する故障検出回路を有するように構成するように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信の正常性を監
視する通信故障監視装置の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、伝送装置等の装置では、その装置
内のパッケージ間でシリアルデータ通信を行うものがあ
る。このような装置では、一般に、各パッケージ内でパ
ラレル−シリアル変換器およびシリアル−パラレル変換
器を備えている。そして、各変換器をアクティブにする
ための入出力選択信号を生成する入出力選択信号生成回
路によって、いずれか一方側の変換器をアクティブと
し、通信を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の伝送装置等の装置にあっては、運用上、実動
パッケージの他に予備パッケージが設けられており、異
常時には故障パッケージを予備パッケージに切り替える
という、冗長構成をとっていた。このため、あえてパッ
ケージ間通信を監視するという必要性がなかった。
【0004】ところが、予備パッケージによってシステ
ムは運用可能であるものの、故障パッケージの原因をは
っきりさせておかなければ、再発する可能性がある。す
なわち、従来、パッケージ間でシリアルデータ通信を行
うとき、特に通信の正常性を監視することは行なってい
なかったため、装置内においてIC(Integrated Circu
it)の故障やプリント基板のパターン損傷等の故障があ
った場合には、故障原因をつきとめ、これらを発見する
のに時間を要し、装置の保守上の問題があった。
【0005】本発明の課題は、上記問題点を解決するた
めになされたものであり、簡素な回路構成で故障を検出
する通信故障監視装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の通信故障監視装
置は、内部回路間でシリアル通信を行う装置における通
信故障監視装置であって、送信すべきシリアルデータの
特定のビット位置に固定ビット列と、その反転ビット列
とを交互に送信する送信回路と、送信回路から送信され
るシリアルデータを受信し、シリアルデータ中の固定ビ
ット列およびその反転ビット列とを検出する受信回路と
を備え、受信回路は、固定ビット列およびその反転ビッ
ト列を交互に検出するか否かによって通信故障を検出す
る故障検出回路を有するように構成されている。
【0007】また、内部回路間でシリアル通信を行う装
置における通信故障監視装置であって、送信すべきシリ
アルデータの特定のビット位置に固定ビット列と、その
反転ビット列とを交互に送信する送信回路と、送信回路
から送信されるシリアルデータを受信し、シリアルデー
タ中の固定ビット列およびその反転ビット列とを検出す
る受信回路とを備え、受信回路は、固定ビット列または
その反転ビット列を連続して検出する回数が所定数を越
える場合を通信故障として検出する故障検出回路を有す
るように構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。
【0009】図1は、本実施形態における通信故障監視
装置の要部構成を示すブロック図である。本例では、装
置内2.048MHzのクロック信号に同期したシリア
ル通信を行うものとして説明する。同図に示すように、
装置1内には、パッケージ回路2およびパッケージ回路
3と、クロック生成回路4とが設けられている。そし
て、パッケージ回路2およびパッケージ回路3間の装置
内シリアル多重データ通信においては、特にフレームの
同期バイト(ビット)を用いることなく、クロック生成
回路4によって生成される装置内クロック信号に同期し
てデータ転送が可能となっている。
【0010】図2は、クロック生成回路によって生成さ
れるクロック信号とパッケージ回路間で転送されるデー
タとの関係を示す。このように簡易的な装置内シリアル
データ転送において、ICの故障あるいは何らかの原因
によるパターン断等の故障を検出するために、ある特定
のバイトに故障を監視するためのビット列を設けておく
ことで、装置内の通信異常を監視する。
【0011】通信異常を監視するためのビット列として
は、以下に示す3つが考えられる。 (1)ある固有のビット列を用いる (2)ある生成多項式による巡回符号を用いる (3)ある2通りのビット列を交互に用いる
【0012】本例では、(3)の用いた場合について述
べる。この方式では、“10101010”と“010
10101”の2通りのパターンを交互に付加して送出
するものである。受け側の検出方法については様々な手
法が考えられるが、本例では、2種類のパターンのう
ち、いずれか一方でも4回連続して不一致であった場合
に故障と判定するようにしている。これは、2種類のパ
ターンの規則性を考慮することなく、単純に個々のパタ
ーンの一致あるいは不一致を検出するだけで、検出が可
能であるため、回路を簡素化することができるという利
点がある。
【0013】図3は、送信側パッケージ回路の要部構成
を示す。同図において、パッケージ回路2には、シリア
ル通信を行う上で必要なカウンタ21と、デコーダ22
と、フリップフロップ23と、エクスクルーシブオアゲ
ート24と、アンドゲート25と、オアゲート26とを
備えている。
【0014】カウンタ21は、2.048MHzのクロ
ック信号で8kHzのクロック信号に同期し、256の
カウントを行うものであり、デコーダ22は、故障を検
出するために用いるビット列の挿入位置を生成するため
のものである。フリップフロップ23は、固有のビット
列を反転するために用いるトグルタイプのフリップフロ
ップであり、エクスクルーシブオアゲート24、アンド
ゲート25、オアゲート26は、それぞれ固有の論理を
有する論理ゲートである。
【0015】図4は、図3に示すパッケージ回路の各ノ
ードにおける信号のタイミング図である。同図では、
2.048MHzのクロック信号、8kHzのクロック
信号、オアゲート26の出力信号DO、デコーダ22の
出力信号A、フリップフロップ23の出力信号B、カウ
ンタ21の出力信号Cを示す。このようにして、“10
101010”および“01010101”のビット列
パターンを交互に送信する。
【0016】図5は、受信側パッケージ回路の要部構成
を示す。同図において、パッケージ回路3には、送信側
と同様にシリアル通信を行う上で必要なカウンタ31
と、デコーダ32と、バッファ33と、アンドゲート3
4と、比較器35、36と、一致検出回路37、38
と、オアゲート39とを備えている。
【0017】カウンタ31は、2.048MHzのクロ
ック信号で8kHzのクロック信号に同期し、256の
カウントを行うものであり、デコーダ32は、故障を検
出するために用いるビット列の挿入位置を生成するため
のものである。バッファ33は、入力されるデータ信号
を増幅するものであり、アンドゲート34は、入力され
るデータ信号とデコーダ32からの出力との論理積を比
較器35および比較器37に出力するものである。
【0018】比較器35および比較器36は、故障の有
無を検出するためのビット列の正常性を確認するための
ものであり、比較器35は、ビット列“1010101
0”との比較を行い、比較器36は、ビット列“010
10101”との比較を行う。一致検出回路37および
一致検出回路38は、比較器35または比較器36から
出力される不一致信号をカウントするとともに、一致信
号でカウントをリセットする4段のレジスタであり、こ
れによって不一致信号を4回連続して検出すると、それ
ぞれ不一致検出信号を出力する。オアゲート39は、一
致検出回路37および一致検出回路38から出力される
各不一致検出信号の論理和を故障検出信号として出力す
るものである。
【0019】図6は、図5に示す回路中に設けられた検
出回路の要部構成を示す。同図において、検出回路40
は、エクスクルーシブオアゲート41、42と、インバ
ータ43と、ノアゲート44、45と、アンドゲート4
6、47と、Dラッチ回路48〜51と、4段シフトレ
ジスタ52、53と、オアゲート54とから構成されて
いる。
【0020】図7は、図5に示すパッケージ回路の各ノ
ードにおける信号のタイミング図であり、図8は、正常
パターンの受信動作を示し、図9は、異常パターンを受
信することによって故障判定を行う場合の動作を示す。
なお、図7〜図9において、CLKは2.048MHz
の基準クロック信号、DATAは受信データ、ENおよ
びEN2はイネーブル信号、CMPは比較信号、C8k
は8kHzのクロック信号、ALM1は一致検出信号、
ZALM1は不一致検出信号、ALM4は4回連続一致
検出信号、ZALM4は4回連続不一致検出信号を示
す。
【0021】このように本例では、故障検出のためのビ
ット列として、“10101010”と“010101
01”との交番パターンを使用しているため、正常な場
合でも一致と不一致とを繰り返す。ここで、一致検出回
路37および一致検出回路38は、4回連続して不一致
検出信号を受信した場合に故障と判断するように構成し
ているため、“10101010”または“01010
101”のパターンが連続して3まで検出された場合で
も誤って故障と判断することがない。
【0022】以上説明したように、本実施形態では、交
番パターンを用いた故障検出を行うことで、簡素な回路
構成で通信エラーを容易に検出することができる。これ
によって、低価格かつ容易な保守が可能となる。
【0023】なお、前述の実施形態では、交番パターン
として“10101010”と“01010101”と
のビット列を用いているが、ビット長およびビット内容
についてはこれに限らず、任意のビット列を使用するこ
とができる。また、故障検出と判定するための連続一致
あるいは連続不一致の検出回数も4回に限らず、目的に
応じて自由に設定可能であることは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、簡素な構成で通信エラーを検出できるので、
低コストに保守管理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における通信故障監視装置の要部構
成を示すブロック図である。
【図2】クロック生成回路によって生成されるクロック
信号とパッケージ回路間で転送されるデータとの関係を
示す図である。
【図3】図1に示す送信側パッケージ回路の要部構成を
示す図である。
【図4】図3に示すパッケージ回路の各ノードにおける
信号のタイミングを示す波形図である。
【図5】図1に示す受信側パッケージ回路の要部構成を
示す図である。
【図6】図5に示す回路中に設けられた検出回路の要部
構成を示す回路図である。
【図7】図5に示すパッケージ回路の各ノードにおける
信号のタイミングを示す波形図である。
【図8】図7で示される受信信号パターンが正常パター
ンの場合の受信動作を示す波形図である。
【図9】図7で示される受信信号パターンとして異常パ
ターンを受信することによって故障判定を行う場合の動
作を示す波形図である。
【符号の説明】
1 装置 2 パッケージ回路 3 パッケージ回路 4 クロック生成回路 21 カウンタ 22 デコーダ 23 フリップフロップ 24 エクスクルーシブオアゲート 25 アンドゲート 26 オアゲート 31 カウンタ 32 デコーダ 33 バッファ 34 アンドゲート 35、36 比較器 37、38 一致検出回路 39 オアゲート 40 検出回路 41、42 エクスクルーシブオアゲート 43 インバータ 44、45 ノアゲート 46、47 アンドゲート 48〜51 Dラッチ回路 52、53 4段シフトレジスタ 54 オアゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部回路間でシリアル通信を行う装置にお
    ける通信故障監視装置であって、 送信すべきシリアルデータの特定のビット位置に固定ビ
    ット列と、その反転ビット列とを交互に送信する送信回
    路と、 前記送信回路から送信されるシリアルデータを受信し、
    シリアルデータ中の固定ビット列およびその反転ビット
    列とを検出する受信回路と、を備え、 前記受信回路は、固定ビット列およびその反転ビット列
    を交互に検出するか否かによって通信故障を検出する故
    障検出回路を有することを特徴とする通信故障監視装
    置。
  2. 【請求項2】内部回路間でシリアル通信を行う装置にお
    ける通信故障監視装置であって、 送信すべきシリアルデータの特定のビット位置に固定ビ
    ット列と、その反転ビット列とを交互に送信する送信回
    路と、 前記送信回路から送信されるシリアルデータを受信し、
    シリアルデータ中の固定ビット列およびその反転ビット
    列とを検出する受信回路と、を備え、 前記受信回路は、固定ビット列またはその反転ビット列
    を連続して検出する回数が所定数を越える場合を通信故
    障として検出する故障検出回路を有することを特徴とす
    る通信故障監視装置。
JP10213496A 1998-07-13 1998-07-13 通信故障監視装置 Pending JP2000032082A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009516272A (ja) * 2005-11-22 2009-04-16 インテル コーポレイション シリアル・リンクの信号遷移特性ベースのコード化

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009516272A (ja) * 2005-11-22 2009-04-16 インテル コーポレイション シリアル・リンクの信号遷移特性ベースのコード化
JP4902662B2 (ja) * 2005-11-22 2012-03-21 インテル コーポレイション シリアル・リンクの信号遷移特性ベースのコード化

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