JPH11284605A - 情報処理システムおよびそのシリアル通信方法 - Google Patents

情報処理システムおよびそのシリアル通信方法

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JPH11284605A
JPH11284605A JP8450798A JP8450798A JPH11284605A JP H11284605 A JPH11284605 A JP H11284605A JP 8450798 A JP8450798 A JP 8450798A JP 8450798 A JP8450798 A JP 8450798A JP H11284605 A JPH11284605 A JP H11284605A
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JP
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data
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processing system
comparison
serial
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JP8450798A
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Yukimasa Izeki
之雅 井関
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Canon Inc
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でシリアル通信のエラーを検出す
る。 【解決手段】 第1の装置101から信号線S−TXD
ATAを介して第2の装置102に送信されたデータは
信号線S−RXDATAを介して返送される。返送され
たデータと送信時のデータがコンパレータ307により
一致比較され、一致判定のときは、S−LCの出力指示
信号が第1の装置101から第2の装置102に転送さ
れる。この出力指示信号に応じて、フリップフロップ3
13に保持されていた送信データが第2の装置内部に出
力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアル通信を用
いて複数のデータを伝える情報処理システムおよびその
シリアル通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、様々な情報処理システムにおいて
内部に存在する装置間のデータのやり取りが行われてき
ている。そして、扱うデータの量も機器の大規模化に連
れて増加傾向にある。このデータが同一基板にある場合
は通常のバス形式で行うことも可能であるが、基板が別
のものとなりデータを束線などでやり取りしなければな
らないときはバス形式では束線が膨大なものとなってく
る。そこでスピードを必要とされない所ではデータをシ
リアル形式に展開して、シリアル通信を用いて束線を減
らしながらデータのやり取りを行っていることが多くな
ってきている。また、シリアル通信においては途中での
データ欠落を確認するためにパリティビット等のチェッ
ク機構を設けていることも多い。
【0003】また、一般的なデータの欠落原因としては
データを転送する束線による障害が最も高く、次いで装
置の不良が欠落原因になっていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】基板間をつなぐような
シリアル通信においてはデータの欠落を監視するのは大
変重要なことである。このデータが狂えば動作の不良は
もちろんのこと発火発煙等の重大な損傷を招く恐れもあ
る。しかしながら、従来のパリティビット等のチェック
では途中のデータが偶然2回欠落したときには確認でき
ない等様々な問題点を有していた。この問題の解決のた
め確認の確立を上げるためにはシリアル通信に付随して
確認の信号を増やしていけば確立は向上していくが、こ
の線の増大は束線を減らせるというシリアル通信本来の
優位点を大きく損なうことにつながる。
【0005】また、従来の技術ではデータ欠落の原因と
なる個所の特定が難しく、早急に対応が迫られる場合で
あっても故障解析に多大な時間を必要とすることが多く
存在する。
【0006】そこで、本発明の目的は、既存の信号線の
増大数を極力、少なくし、シリアル通信の受け渡しの確
認精度を向上させることの可能な情報処理システムおよ
びそのシリアル通信方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、情報処理システムを構成
する第1の装置から第2の装置にデータを第1のシリア
ル信号線を介してシリアル的に送信する情報処理システ
ムにおいて、前記第2の装置から前記第1の装置へ前記
データを返送するための第2のシリアル信号線と、前記
第1の装置から前記第2の装置へ出力指示信号を転送す
るための制御信号線とを設け、前記第2の装置は、前記
第1の装置から送信されたデータを保持すると共に、前
記制御信号線を介して出力指示信号が転送された場合に
現在、保持しているデータを出力するデータ保持手段
と、当該送信されたデータを前記第2のシリアル信号線
を介して返送する返送手段とを有し、前記第1の装置
は、前記第2の装置に送信したデータと、前記第2の装
置から返送されたデータとを一致比較する比較手段と、
該比較手段により一致の判定が得られた時に前記出力指
示信号を発生して前記第2の装置に送信する出力指示信
号送信手段とを有することを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の情報
処理システムにおいて、前記比較手段により不一致判定
が得られた場合には、通信エラーを警告する警告手段を
さらに具えたことを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1に記載の情報
処理システムにおいて、前記返送手段は前記データを受
信した時点から特定時間だけ遅延させ返送することを特
徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1に記載の情報
処理システムにおいて、シリアル的に前記第1の装置か
ら前記第2の装置に転送される第1のデータおよび前記
第2の装置から前記第1の装置にシリアル的に返送され
る第2のデータはクロックに同期して転送され、前記第
1のデータの転送タイミングを前記クロックの立ち上が
りおよび立ち下がりのいずれか一方、前記第2のデータ
の転送タイミングを前記クロックの立ち上がりおよび立
ち下がりの他方とすることを特徴とすることを特徴とす
る。
【0011】請求項5の発明は、請求項1に記載の情報
処理システムにおいて、前記比較手段により不一致の判
定が得られた場合に、前記返送されたデータに基づき通
信エラーの内容を解析する解析手段を具えたことを特徴
とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項1に記載の情報
処理システムにおいて、前記比較手段の比較結果が初め
て不一致となった場合には通信エラーが発生した旨を警
告する警告手段と、前記比較手段の比較結果が不一致と
なる回数が連続して2回以上となった場合に、前記返送
されたデータに基づき通信エラーの内容を解析する解析
手段と、当該解析の結果を報知する報知手段とを具えた
ことを特徴とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項6に記載の情報
処理システムにおいて、信号線の接続確認の旨の指示を
受け付ける手段をさらに有し、前記解析手段は前記比較
手段の比較結果が不一致となる回数が連続して2回以上
となった場合に前記通信エラーの解析を行うことを特徴
とする。
【0014】請求項8の発明は、請求項6に記載の情報
処理システムにおいて、前記報知手段は前記解析の結果
をメッセージの形態で報知することを特徴とする。
【0015】請求項9の発明は、情報処理システムを構
成する第1の装置から第2の装置にデータを第1のシリ
アル信号線を介してシリアル的に送信する情報処理シス
テムのシリアル通信方法において、前記第2の装置から
前記第1の装置へ前記データを返送するための第2のシ
リアル信号線と、前記第1の装置から前記第2の装置へ
出力指示信号を転送するための制御信号線とを設け、前
記第2の装置は、前記第1の装置から送信されたデータ
を前記第1の装置から前記出力指示信号が転送されるま
で保持し、当該送信されたデータを前記第2のシリアル
信号線を介して返送し、前記第1の装置は、前記第2の
装置に送信したデータと、前記第2の装置から返送され
たデータとの一致の比較を実行し、該比較の結果、一致
の判定が得られた場合に前記出力指示信号を発生して前
記第2の装置に送信することを特徴とする。
【0016】請求項10の発明は、請求項9に記載の情
報処理システムのシリアル通信方法において、前記比較
において不一致判定が得られた場合には、通信エラーを
警告することを特徴とする。
【0017】請求項11の発明は、請求項9に記載の情
報処理システムのシリアル通信方法において、前記デー
タを受信した時点から特定時間だけ遅延させ返送するこ
とを特徴とする。
【0018】請求項12の発明は、請求項9に記載の情
報処理システムのシリアル通信方法において、シリアル
的に前記第1の装置から前記第2の装置に転送される第
1のデータおよび前記第2の装置から前記第1の装置に
シリアル的に返送される第2のデータはクロックに同期
して転送され、第1のデータの転送タイミングを前記ク
ロックの立ち上がりおよび立ち下がりのいずれか一方、
前記第2のデータの転送タイミングを前記クロックの立
ち上がりおよび立ち下がりの他方とすることを特徴とす
ることを特徴とする。
【0019】請求項13の発明は、請求項9に記載の情
報処理システムのシリアル通信方法において、前記比較
において不一致の判定が得られた場合に、前記返送され
たデータに基づき通信エラーの内容を解析することを特
徴とする。
【0020】請求項14の発明は、請求項9に記載の情
報処理システムのシリアル通信方法において、前記比較
の結果が初めて不一致となった場合には通信エラーが発
生した旨を警告し、前記比較の結果が連続して2回以上
となった場合に、前記返送されたデータに基づき通信エ
ラーの内容を解析し、当該解析の結果を報知することを
特徴とする。
【0021】請求項15の発明は、請求項14に記載の
情報処理システムのシリアル通信方法において、前記通
信エラーの警告の後、信号線の接続確認の旨の指示を受
け付け、この後、前記比較の結果が不一致となった場合
に前記通信エラーの解析を行うことを特徴とする。
【0022】請求項16の発明は、請求項14に記載の
情報処理システムのシリアル通信方法において、前記解
析の結果をメッセージの形態で報知することを特徴とす
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0024】図1は本発明を適用した情報処理システム
の概略構成を示す。図1において、制御用CPU103
は第1の装置101を制御し、シリアル通信の開始やエ
ラーの状態などを判断する。また、制御用CPU103
は画像表示部104を介して利用者に任意のメッセージ
を表示可能としている。
【0025】第1の装置101はシリアル通信の送信側
の装置である。
【0026】第2の装置102はシリアル通信を受けて
動作する側の装置である。信号S−CS*はシリアル通
信の開始を第2の装置102に認識させるための信号で
ある。信号S−CLKはシリアル通信の動作クロックで
ある。信号S−TXDATAは第1の装置101から第
2の装置102への送信データである。信号S−RXD
ATAは、信号S−TADATAを第2の装置102内
で所定のクロック分だけ遅延させて第1の装置101へ
データを戻す受信データである。信号S−LC*は第2
の装置102内部のレジスタへ送信データの出力を指示
するラッチパルスである。
【0027】図2は本発明実施形態のシリアル通信の基
本動作のタイミングチャートである。図3は本実施形態
の詳細な回路構成を示す。図2および図3に基づいて通
信関連の構成および動作を説明する。
【0028】図3において、301,302は複数ビッ
トのデータを一時的にラッチ(保持)するレジスタ(R
EGと略記する)である。303は複数ビットのデー
タ、すなわち、パラレル信号をシリアル信号に変換する
パラレル/シリアル変換器(P/Sと略記する)であ
る。304はダウンカウントを行うダウンカウンタであ
る。
【0029】305,310はシリアル信号をパラレル
信号に変換するシリアル/パラレル変換器(S/Pと略
記する)である。306,308,311〜313はデ
ータをラッチするフリップフロップ(F−FLOPと略
記する)である。307は2つの信号を比較するコンパ
レータ(CMP)である。309,314はゲートであ
る。
【0030】制御用CPU103からREG301へシ
リアルデータで転送すべきデータ(240ビット分)が
送られ、REG301に格納されている。制御用CPU
103がシリアル通信を開始したいときには、シリアル
通信をスタートさせる。この立ち下がりによってREG
301の格納データがREG302に転送され、格納さ
れる。このとき240ビットの下にダミーデータ8ビッ
ト分が付加される。
【0031】同時にシリアル通信のタイミングを制御す
るダウンカウンタ304に初期値247がロードされ
る。このダウンカウンタ304は通信クロックiS−C
LKの立ち上がりエッジでカウントが減っていくカウン
タである。
【0032】REG302の格納データがP/S303
に伝えられ、信号iS−CLKの立ち上がりエッジ毎に
データがシリアルとして最上位ビット(MSB)ファー
ストで出力される。このデータが送信データS−TXD
ATAとなる。
【0033】第2の装置102側では送信データを送信
クロックの立ち下がりエッジでラッチし、シリアル/パ
ラレル変換をS/P310で行う。同時にF−FLOP
311,312に送信データを順次に転送させることに
より送信データを送信クロックで2回遅らせ、第1の装
置101へと送信データを送り返している。これが受信
データS−RXDATAとなる。
【0034】第1の装置101のS/P305では受信
データを送信クロックの立ち下がりエッジで受けてい
る。そして、受信データとして有効データの最後のデー
タが受信し終わっているカウンタ値5(図2参照)にお
いてS/P305のデータをF−FLOP306でラッ
チしている。このラッチされたデータは基本的には最初
のREG301のデータと同じものが格納されているは
ずである。そこで、F−FLOP306の出力と、RE
G301の保持データの一致比較をコンパレータ(CM
P)307で行い、通信の確認を行っている。一致の判
定が得られ、通信が成功していればF−FLOP308
の出力が、信号S−CS*が“L”の間は“H”とな
り、図2のタイミングT2でダウンカウンタ304の値
が0となったときに信号S=LC*が“L”となる。第
2の装置のS/P310でシリアル/パラアレル変換さ
れ、F−FLOP313でラッチされている送信データ
を信号S−LC*のLにより第2の装置内のデータ処理
部(不図示)に出力する。
【0035】もし、通信が成功していない場合には、C
MP307は不一致判定なので、F−FLOP308の
出力はずっと“L”である。このため、信号S−LC*
は“H”のままとなり、F−FLOP313にはクロッ
ク入力がなされず、ラッチのデータは書き換わらない。
【0036】この通信が成功していない場合は、ダウン
カウンタ304のカウンタ値が0になったときに、制御
用CPU103が信号S−LC*を調べ、信号S−LC
*が“L”にならないことで制御用CPU103が通信
エラーであると認識し、制御用CPU103内部のレジ
スタに通信のエラーフラグが立つ。このエラーフラグが
立ったことで制御用CPU103は画像表示部104に
通信エラー状態であることを警告表示し、利用者に伝達
する。そして、最初の処理として第1の装置101と第
2の装置102とを結合する部分である束線の接続確認
を利用者に促すメッセージを表示する。
【0037】利用者が接続を確認した後に同じ現象が起
きた場合には、F−FLOP306のデータを制御用C
PU103がリードしデータのビットの合計が0もしく
は240(10進数すなわち、エラーフラグが立ってい
る後の2回目以降の送信を行った場合のビット“1”の
個数が240個)の場合には(送信データはビット1の
個数が0〜240の間となる)第2の装置102の確認
ないし交換を促すメッセージを表示する。データのビッ
トの合計が上記条件以外であるならば第1の装置101
の確認ないし交換を促すメッセージを表示する。
【0038】以上、説明したように本実施形態は、大量
のデータを数少ない伝達経路によって伝えるシリアル通
信において問題となる転送データの欠落防止とその確認
を確実に行うことを可能としたものである。
【0039】本実施形態では、送信データの送信前後で
の比較を行うことによりデータの確認を確実なものとす
るとともに、その確認後のデータで受信側での制御を行
うことで受信側の誤動作も防止できるものである。
【0040】さらに制御CPUが通信の状態をラッチパ
ルスの発生状態と再受信データの内容とで監視すること
で、利用者に対し何を確認すればいいか適切なメッセー
ジを表示することができ不具合の早期解決を可能として
いる。
【0041】以上述べた実施形態の他に次の形態を実施
できる。
【0042】1)上述の実施形態では1つの形態におい
ては第1の装置と第2の装置が格納されている例を示し
たが、第1の装置と第2の装置を別体の構成としてもよ
い。
【0043】2)上述の形態では通信エラーの解析を行
う際に、第2の装置から受信したデータの値が通常、送
信データが取り得ない値となったときには受信側の装置
あるいは受信データの転送信号線の通信エラーと判断し
ているが、その外、送信データが所定の通信フォーマッ
トを持つ場合には、受信データが通信フォーマットに合
致しているかを調べることによっても、通信エラーを検
出したり、通信エラーの内容を調べることができる。た
とえば、通信データの中の1ビットまたは2ビットの通
信エラーは雑音が混入したものとみなすことができ、全
データに異常が見られるときは、信号線系統の接続不
良、あるいは回路の故障と判断することができる。
【0044】3)本発明を適用する第1の装置、第2の
装置は通信を要する装置であればよく、どのような装置
も本発明を適用できる。
【0045】4)上述の実施形態では最初に通信エラー
が生じた場合には警告を表示し、次にユーザの接続確認
の旨の指示を受けつけた後、再び通信エラーが生じたと
きに通信エラーの自動を行っている。装置の種類によっ
てはユーザの接続確認の指示無しに、たとえば、所定数
(1以上)通信エラーが連続するまでは、通信エラーの
警告、所定数回以上の通信エラーについては通信内容の
解析を行うというように2段階での通信エラーの警告、
報知を行ってもよい。
【0046】5)通信エラーの警告、報知についてはメ
ッセージ表示によるほか、警告音や音声によるものでも
よい。
【0047】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、9の
発明では、送信データと受信データとを比較すること
で、通信エラーを検出することができ、さらに送信側の
第1の装置からの指示で、正常転送の送信データを第2
の装置に引き渡し、通信エラーの生じた送信データを第
2の装置内に止めおくことができる。このため、受信側
の第2の装置には、通信エラーを検出するたとえば、パ
リティチェック回路を設ける必要がなく、装置の製造コ
ストの低減に寄与することができる。
【0048】請求項2、10の発明では、通信エラーが
生じた時に警告がなされるので、ユーザが通信エラーを
知り、接続を確認することができる。
【0049】請求項3、11の発明では、送信データと
返送データの転送タイミングを異ならせることにより、
通信エラーの検出処理がデータの送信処理を阻害するこ
とがなくなる。
【0050】請求項4、12の発明では送信データと返
送データの転送タイミングが異なるので、信号線の種類
が不明の時に、その信号の転送タイミングを調べること
により送信データ用の信号線か返送用の信号線かを識別
することができる。
【0051】請求項5、13の発明では、通信エラーの
解析を行うので、その解析結果に基づき、通信の異常発
生個所を検出することが容易となる。
【0052】請求項6、14の発明では、最初の通信エ
ラーの発生時には単なる警告がなされ、2度目以降の通
信エラーの発生では、通信エラーの解析、その解析結果
の報知がなされる。これにより、たとえば、雑音が偶発
的に混入した場合には、警告のみが行われ、回路や信号
線異常の場合にはその異常を報知するようにすることが
できる。
【0053】請求項7、15の発明は、さらに通信エラ
ーの解析に先立って、ユーザによる接続確認の指示を受
け付けることにより人為的な接続不良、たとえば、信号
線の接続忘れ等を解析の対象から外すことができ、解析
処理時間を短縮することができる。
【0054】請求項8、16の発明は解析の結果がメッ
セージの形態で報知されるので、ユーザは通信エラーの
原因を容易に理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の概略のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明実施形態の動作タイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図3】本発明実施形態の詳細なシステム構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
101 第1の装置 102 第2の装置 103 制御用CPU 104 画像表示部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理システムを構成する第1の装置
    から第2の装置にデータを第1のシリアル信号線を介し
    てシリアル的に送信する情報処理システムにおいて、 前記第2の装置から前記第1の装置へ前記データを返送
    するための第2のシリアル信号線と、前記第1の装置か
    ら前記第2の装置へ出力指示信号を転送するための制御
    信号線とを設け、 前記第2の装置は、前記第1の装置から送信されたデー
    タを保持すると共に、前記制御信号線を介して出力指示
    信号が転送された場合に現在、保持しているデータを出
    力するデータ保持手段と、 当該送信されたデータを前記第2のシリアル信号線を介
    して返送する返送手段とを有し、 前記第1の装置は、前記第2の装置に送信したデータ
    と、前記第2の装置から返送されたデータとを一致比較
    する比較手段と、 該比較手段により一致の判定が得られた時に前記出力指
    示信号を発生して前記第2の装置に送信する出力指示信
    号送信手段とを有することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理システムにお
    いて、前記比較手段により不一致判定が得られた場合に
    は、通信エラーを警告する警告手段をさらに具えたこと
    を特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報処理システムにお
    いて、前記返送手段は前記データを受信した時点から特
    定時間だけ遅延させ返送することを特徴とする情報処理
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の情報処理システムにお
    いて、シリアル的に前記第1の装置から前記第2の装置
    に転送される第1のデータおよび前記第2の装置から前
    記第1の装置にシリアル的に返送される第2のデータは
    クロックに同期して転送され、前記第1のデータの転送
    タイミングを前記クロックの立ち上がりおよび立ち下が
    りのいずれか一方、前記第2のデータの転送タイミング
    を前記クロックの立ち上がりおよび立ち下がりの他方と
    することを特徴とすることを特徴とする情報処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の情報処理システムにお
    いて、前記比較手段により不一致の判定が得られた場合
    に、前記返送されたデータに基づき通信エラーの内容を
    解析する解析手段を具えたことを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の情報処理システムにお
    いて、前記比較手段の比較結果が初めて不一致となった
    場合には通信エラーが発生した旨を警告する警告手段
    と、前記比較手段の比較結果が不一致となる回数が連続
    して2回以上となった場合に、前記返送されたデータに
    基づき通信エラーの内容を解析する解析手段と、当該解
    析の結果を報知する報知手段とを具えたことを特徴とす
    る情報処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報処理システムにお
    いて、信号線の接続確認の旨の指示を受け付ける手段を
    さらに有し、前記解析手段は前記比較手段の比較結果が
    不一致となる回数が連続して2回以上となった場合に前
    記通信エラーの解析を行うことを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の情報処理システムにお
    いて、前記報知手段は前記解析の結果をメッセージの形
    態で報知することを特徴とする情報処理システム。
  9. 【請求項9】 情報処理システムを構成する第1の装置
    から第2の装置にデータを第1のシリアル信号線を介し
    てシリアル的に送信する情報処理システムのシリアル通
    信方法において、 前記第2の装置から前記第1の装置へ前記データを返送
    するための第2のシリアル信号線と、前記第1の装置か
    ら前記第2の装置へ出力指示信号を転送するための制御
    信号線とを設け、 前記第2の装置は、前記第1の装置から送信されたデー
    タを前記第1の装置から前記出力指示信号が転送される
    まで保持し、 当該送信されたデータを前記第2のシリアル信号線を介
    して返送し、 前記第1の装置は、前記第2の装置に送信したデータ
    と、前記第2の装置から返送されたデータとの一致の比
    較を実行し、 該比較の結果、一致の判定が得られた場合に前記出力指
    示信号を発生して前記第2の装置に送信することを特徴
    とする情報処理システムのシリアル通信方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報処理システムの
    シリアル通信方法において、前記比較において不一致判
    定が得られた場合には、通信エラーを警告することを特
    徴とする情報処理システムのシリアル通信方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の情報処理システムの
    シリアル通信方法において、前記データを受信した時点
    から特定時間だけ遅延させ返送することを特徴とする情
    報処理システムのシリアル通信方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の情報処理システムの
    シリアル通信方法において、シリアル的に前記第1の装
    置から前記第2の装置に転送される第1のデータおよび
    前記第2の装置から前記第1の装置にシリアル的に返送
    される第2のデータはクロックに同期して転送され、第
    1のデータの転送タイミングを前記クロックの立ち上が
    りおよび立ち下がりのいずれか一方、前記第2のデータ
    の転送タイミングを前記クロックの立ち上がりおよび立
    ち下がりの他方とすることを特徴とすることを特徴とす
    る情報処理システムのシリアル通信方法。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の情報処理システムの
    シリアル通信方法において、前記比較において不一致の
    判定が得られた場合に、前記返送されたデータに基づき
    通信エラーの内容を解析することを特徴とする情報処理
    システムのシリアル通信方法。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の情報処理システムの
    シリアル通信方法において、前記比較の結果が初めて不
    一致となった場合には通信エラーが発生した旨を警告
    し、前記比較の結果が連続して2回以上となった場合
    に、前記返送されたデータに基づき通信エラーの内容を
    解析し、当該解析の結果を報知することを特徴とする情
    報処理システムのシリアル通信方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の情報処理システム
    のシリアル通信方法において、前記通信エラーの警告の
    後、信号線の接続確認の旨の指示を受け付け、この後、
    前記比較の結果が不一致となった場合に前記通信エラー
    の解析を行うことを特徴とする情報処理システムのシリ
    アル通信方法。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の情報処理システム
    のシリアル通信方法において、前記解析の結果をメッセ
    ージの形態で報知することを特徴とする情報処理システ
    ムのシリアル通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007274376A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Denso Corp データ処理装置、及びプログラム
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