JPH05103041A - データ処理装置およびその故障検出方法 - Google Patents

データ処理装置およびその故障検出方法

Info

Publication number
JPH05103041A
JPH05103041A JP3257967A JP25796791A JPH05103041A JP H05103041 A JPH05103041 A JP H05103041A JP 3257967 A JP3257967 A JP 3257967A JP 25796791 A JP25796791 A JP 25796791A JP H05103041 A JPH05103041 A JP H05103041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
parity
reception
transfer
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3257967A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ueno
伸二 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3257967A priority Critical patent/JPH05103041A/ja
Publication of JPH05103041A publication Critical patent/JPH05103041A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小量のハードウェアにより、データ転送の途
中であっても、データ転送量を制御する回路の故障を即
時に検出できるデータ処理装置を提供する。 【構成】 データ送出側装置は送出データの転送量をカ
ウントする送出カウンタのパリティを生成するパリティ
ジェネレータを備え、データ受信側装置は受信データの
転送量をカウントする受信カウンタのパリティを生成す
るパリティジェネレータと上記両パリティジェネレータ
の出力を比較する比較器を備えている。 【効果】 送出側転送制御用カウンタのパリティと受信
側転送制御用カウンタのパリティを比較することによ
り、データ転送量を制御する回路の故障検出を即時に行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ転送量を制御する
回路の故障検出を行うデータ処理装置およびその方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ処理を行うシステムの普及
に伴いシステムの高信頼性を要求されている。反面、シ
ステム規模の拡大、ハードウェアの複雑化の傾向にあ
り、装置故障の割合は高くなっている、特に、未検出と
なった故障部品から生じる処理データ不正によって、シ
ステム障害となるケースがあり、これを防止するため故
障検出率の向上が問われている。
【0003】従来のデータ処理装置は装置間のデータ転
送をハードウェアによって行う場合、データ転送の送出
および受信を制御する回路においては、送出側装置およ
び受信側装置間でストローブ信号によるハンドシェイク
のやり取りを行いデータ転送の送出および受信のタイミ
ングを決定しているが、その際に送出側装置は、送るべ
きデータの総転送量を予めレジスタ回路に設定してお
き、データ転送の送出を制御する回路は送出側カウント
制御回路がカウントしている転送量をもとに最終のデー
タ転送を認識し受信側装置にその旨を知らせていた。
【0004】前記従来のデータ処理装置におけるデータ
転送量を制御する回路(データ転送の送出を制御する回
路、データ転送の受信を制御する回路およびカウント制
御回路を総称する)の故障検出手段の一例としては、受
信側装置に受信データ量をカウントする回路を設け、送
出側装置から送出するデータの一部に予め送出すべきデ
ータの総転送量の値を含めておき、転送終了後総転送量
と受信データ量のカウント値を比較する手段を設けるこ
とにより、転送すべきデータの送受信されたデータ転送
量が不足するような故障を検出していた。
【0005】データ転送量を制御する回路の故障検出手
段の別の例としては、前記受信データ量をカウントする
回路に受信可能なデータ量の最大値を越えたことを意味
しているカウントオーバーフローを検出する回路を設け
ることにより送出したデータ量が過多となるような故障
を検出していた。
【0006】以下に、送出側装置にデータの総転送量を
保持する転送量レジスタと送出データ量をカウントする
カウンタを設け、受信側装置に受信データ量をカウント
するカウンタを設けた従来のデータ処理装置の一例につ
いて図5によって説明する。
【0007】図5は、送出側装置501に転送量レジス
タ503と送出カウンタ(DCNT)508を設け、受
信側装置502に受信カウンタ(RCNT)517およ
び転送量比較部526を設けた従来のデータ処理装置の
一構成例を示すブロック図である。
【0008】図5において、データ送出制御部510お
よびデータ受信制御部524は、それぞれ転送データ送
出部511および転送データ受信部525に1ワード毎
のデータ送出および受信のタイミングを指示し、1ワー
ド毎に送出データが転送線路500上に送出されている
ことを示すデータ送出ストローブ信号(STO)505
と、これに対しハンドシェークに応答する1ワード毎の
受信確認ストローブ信号(STI)506を送受し、送
出カウンタ制御部507および受信カウンタ制御部51
6はそれぞれデータ送出ストローブ信号505、受信確
認ストローブ信号506の入力によって送出カウンタ5
08および受信カウンタ517のカウントアップを制御
する。データ送出制御部510は転送量レジスタ503
および送出カウンタ508の出力を受け、送出データの
ワード数が予め転送量レジスタに保持されたワード数に
達すれば、このときに送出されているデータが最終転送
ワードであることを示す転送終了ワード指示信号(LA
ST)509をデータ受信制御部524に送出し、予定
された転送量のデータ送出が終了したことを受信側装置
502に伝える。なお、転送データ送出部511から送
出されたデータはパリティジェネレータ(PG)513
で生成されたパリティとともにドライバ514を経て転
送線路500に送出され、レシーバ515を経てパリテ
ィチェッカ519および転送データ受信部525に入力
される。パリティチェッカ519はパリティ検査により
ビット誤りを検出し、データ受信制御部524はエラー
フリップフロップ520が有効であるときはデータ受信
エラー信号(ERR)523をデータ送信制御部510
に送出する。受信カウンタ517の出力と送出データに
含めて送られた総転送量は比較器526で比較される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
処理装置において、故障検出のため送出データの総転送
量と受信データ量のカウント値の比較をソフトウェアに
よって実現する場合は、転送後の後処理となるためデー
タ処理性能が低下するという欠点があり、ハードウェア
で実現するためには転送データ内に含まれる総転送量を
抽出する回路の規模が大きくかつ論理の複雑化を招く欠
点があった。また、カウントオーバーフローエラーを検
出する手段においては、受信可能なデータ量の最大値を
越えないかぎり異常を検出できないという欠点があっ
た。
【0010】さらにまた、上述したような故障検出手段
をとるデータ処理装置においては、データ転送中のカウ
ント制御部の故障によってカウント動作が一時停止して
いた場合でも、データの総転送量分の転送が終了しなけ
れば異常が検出されないため、異常検出の即時性を欠い
ていた。
【0011】本発明の目的は、小量のハードウェアによ
り、データ転送の途中であっても、データ転送量を制御
する回路の故障を即時に検出できるデータ処理装置およ
びその故障検出方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理装置
は、送出側および受信側にワードまたはブロックを単位
としてデータ転送量をカウントする送出カウンタおよび
受信カウンタを有し、送出データ量および受信データ量
のカウントを行いつつ、ワード単位のデータの送出およ
び受信を互いに確認しながらハンドシェーク方式のデー
タ転送を行うデータ処理装置であって、送出カウンタ出
力のパリティを生成する第1のパリティジェネレータ
と、受信カウンタ出力のパリティを生成する第2のパリ
ティジェネレータと、受信側において前記第1および第
2のパリティジェネレータの出力パリティの一致・不一
致を検出し、不一致のときは直ちにデータ転送を停止す
る手段を有する。
【0013】本発明の故障検出方法は、送出側および受
信側において所定のワード数を単位としてそれぞれ送出
データ量および受信データ量のカウントを行いつつ、ワ
ード単位のデータの送出および受信を互いに確認しなが
ら行うハンドシェーク方式のデータ転送における故障検
出方法であって、送出データ量のカウント値のパリティ
を生成してこれを第1のパリティとし、受信データ量の
カウント値のパリティを生成してこれを第2のパリティ
とし、前記第1および第2のパリティの一致・不一致を
検出し、不一致のときは直ちにデータ転送を停止する。
【0014】
【作用】データ転送量を制御する回路の故障のため、受
信データ量のカウント値の推移が送信データ量のカウン
ト値の推移に伴わなくなったときは、両パリティ値の不
一致によりデータ転送の異常発生が即時に検出される。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
ブロック図、図2は図1の実施例のタイミング図、図3
は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図、図4
は図3の実施例のタイミング図である。
【0017】図1には、送出側装置101から受信側装
置102へ転送線路100を介してデータの転送を行う
データ処理装置が示されている。
【0018】送出側装置101は、転送ワード量を保持
する転送量レジスタ(LNGR)103と、送出ストロ
ーブ信号(STO)105を入力とし、送出しているワ
ード数のカウントアップタイミングの制御を行う送出カ
ウンタ制御部107と、送出カウンタ制御部107に制
御されて送出データのワード数をカウントアップしてい
く送出カウンタ(DCNT)108と、送出カウンタ1
08の値と転送量レジスタ103の値と受信側装置10
2から出力された受信確認ストローブ信号(STI)1
06およびデータ受信エラー信号(ERR)123とを
入力とし、転送終了ワード指示信号(LAST)109
の生成出力およびデータ送出ストローブ信号(STO)
105の生成出力を行う制御機能を有し、かつ1ワード
のデータ送出タイミングを指示する信号を出力するデー
タ送出制御部110と、送出すべきデータが格納されて
おり、データ送出制御部110から指示された送出タイ
ミングによって1ワードのデータを送出する転送データ
送出部111と、送出カウンタ108のパリティを生成
するパリティジェネレータ(PG)112と、転送デー
タ送出部111から出力されたデータとパリティジェネ
レータ112で生成されたパリティとを入力しパリティ
を生成するパリティジェネレータ113と、転送データ
送出部111から出力されてデータとパリティジェネレ
ータ112で生成されたパリティとパリティジェネレー
タ113で生成されたパリティとを転送線路100へ出
力するドライバ回路114とで構成され、転送線路10
0は、転送データ送出部111から出力されたデータと
パリティジェネレータ112で生成されたパリティとパ
リティジェネレータ113で生成されたパリティとが転
送可能な線路で構成され、受信側装置102は、受信確
認ストローブ信号(STI)106を入力とし、受信し
たデータのワード数のカウントアップタイミングの制御
を行う受信カウンタ制御部116と、受信カウンタ制御
部116に制御されて受信データのワード数をカウント
アップしていく受信カウンタ(RCNT)117と、受
信カウンタ117のパリティを生成するパリティジェネ
レータ118と、転送線路100を経由して、転送デー
タ送出部111から出力されたデータとパリティジェネ
レータ112で生成されたパリティとパリティジェネレ
ータ113で生成されたパリティとを受信するレシーバ
115と、転送データ送出部111から出力されたデー
タおよびパリティジェネレータ112で生成されたパリ
ティとを入力し、パリティジェネレータ113で生成さ
れたパリティによってパリティ検査を行いビット誤りを
検出し有効信号を出力するパリティチェッカ(PC)1
19と、パリティチェッカ119の有効信号出力を入力
保持するエラーフリップフロップ(ER1.)120
と、パリティジェネレータ118で生成されたパリティ
値とレシーバ115を介して入力されたパリティジェネ
レータ112で生成されたパリティ値とを送出ストロー
ブ信号(STO)105により制御されるタイミングで
比較し不一致である場合、すなわち、受信ワード数と送
信ワード数が一致しないようなパリティとなっている場
合を検出し有効信号を出力する比較器121と、比較器
121の有効信号出力を入力保持するエラーフリップフ
ロップ(ER0.)122と、エラーフリップフロップ
(ER0,)122の出力とエラーフリップフロップ
(ER1.)120の出力と転送終了ワード指示信号
(LAST)109と送出ストローブ信号(STO)1
05を入力し、受信確認ストローブ信号(STI)10
6とエラーフリップフロップ(ER0.)122が有効
またはエラーフリップフロップ(ER1,)120が有
効であるとき有効となるデータ受信エラー信号(ER
R)123を生成出力する制御機能を有し、かつ1ワー
ド毎に受信するデータの受信タイミングを指示する信号
を出力するデータ受信制御部124と、レシーバ115
を介して転送データ送出部111から出力されたデータ
を入力とし、データ受信制御部124の受信タイミング
にしたがってデータを受信する転送データ受信部125
とから構成されている。
【0019】図5に示すような従来型のデータ処理装置
と異なる主要な点は、送出側装置101に送出カウンタ
108のパリティを生成する第1のパリティジェネレー
タ112が設けられ、受信側装置102に受信カウンタ
117のパリティを生成する第2のパリティジェネレー
タ112および上記第1,第2のパリティジェネレータ
のパリティ値を比較する比較器121が設けられている
ことである。
【0020】次に、図2のタイミング図により、図1の
実施例の制御動作を説明する。
【0021】図2には、データ#0のワード送出からデ
ータ#3のワード転送シーケンスの終了後送出カウンタ
の制御不良故障によりデータ転送が停止されるまでの、
ストローブ信号によるデータ転送シーケンス、送出カウ
ンタ108の出力とそのパリティ(第1のパリティジェ
ネレータPG112の出力)、受信カウンタ117の出
力とそのパリティ(第2のパリティジェネレータPG1
18の出力)、これら両パリティを比較する比較器12
1の出力、転送線路100におけるデータおよびデータ
受信エラー信号(ERR)123の発出等のタイミング
が関連信号とともに示されている。1ワードの転送シー
ケンスはデータ送出ストローブ信号(STO)105と
受信確認ストローブ信号(STI)106とのハンドシ
ェイク応答によって行われる。
【0022】図2において、 (1)送出側装置101はデータ送出制御部110の制
御によって転送線路100上にデータ#0を送出した後
データ送出ストローブ信号(STO)105をセットす
る。
【0023】(2)受信側装置102はデータ受信制御
部124の制御によってデータ送出ストローブ信号(S
TO)105の立ち上がりエッジ202を検出して転送
線路100上に有効データが存在することを認識し、図
2のデータ受信タイミングにて転送データ受信部125
にデータを取り込み、その旨を送出側装置101に知ら
せるため受信確認ストローブ信号(STI)106をセ
ットする。
【0024】(3)送出側装置101はデータ送出制御
部110の制御によって受信確認ストローブ信号(ST
I)106の立ち上がりエッジ203を検出し、装置1
02がデータ#0を受信したと認識し、データ送出スト
ローブ信号(STO)105をリセットするとともに転
送データ送出部111よりデータ#1を送出し、かつ送
出カウンタ制御部107は送出カウンタ(DCNT)1
08にカウントアップ指示206を行う。
【0025】(4)受信側装置102はデータ受信制御
部124の制御によってデータ送出ストローブ信号(S
TO)105の立ち下がりエッジ204を検出し、受信
確認ストローブ信号(STI)106をリセットすると
ともに受信カウンタ制御部116は受信カウンタ(RC
NT)117にカウントアップ指示207を行う。
【0026】(5)送出側装置101は、データ送出制
御部110の制御によって受信確認信号(STI)10
6の立ち下がりエッジ205を検出することで1ワード
のデータ#0の転送が終ったことを確認する。
【0027】(6)その際に、転送量レジスタ(LNG
R)103の値と送出カウンタ(DCNT)108の値
が一致している場合には最終ワードの転送であり、次の
データ送出ストローブ信号(STO)105と同時に転
送終了ワード指示信号(LAST)109のセットおよ
びリセットを行って受信側装置102にその旨を知らせ
ることになる。
【0028】(7)図2の場合は、データ#0の転送に
おいては転送量レジスタ(LNGR)103の値が“0
00F#”であり送出カウンタ(DCNT)108の値
が“0000#”であるので転送終了ワード指示信号
(LAST)109はセットされずデータ#1のワード
転送シーケンスがデータ#0のワード転送シーケンスと
同様に行われる。
【0029】ここで、送出カウンタ制御部107の故障
の検出動作について説明すると、データ#3のワード転
送シーケンスが終了した後、データ#4以降のワード転
送は継続中であるにかかわらず送出カウンタ制御部10
7のカウントアップ指示が行われなくなった故障によっ
て、送出カウンタ(DCNT)108が“0003#”
から“0004#”へ推移しなかった場合において、受
信カウンタ(RCNT)117の値は“0004#”に
推移するため第1のパリティジェネレータ(PG)11
2の値“11Z”と第2のパリティジェネレータ(P
G)118の値“10Z”とは比較タイミング200の
時点で不一致となりデータ受信エラー信号(ERR)1
23が有効出力される。
【0030】本実施例においては、データ送出制御部1
10のワード転送シーケンス停止条件の一つとしてデー
タ受信エラー信号(ERR)123が有効出力された場
合があり、データ送出制御部110はデータ受信エラー
信号(ERR)123の有効出力状態を認識して転送停
止指示208を行いワード転送シーケンスを停止する。
【0031】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。
【0032】第1の実施例と基本的な差異はデータ転送
量のカウントの単位を複数のワードを含むブロックとす
る点にあり、本実施例においては2ワードをブロックと
して転送するものとしている。以下、第1の実施例と相
違する点について述べる。
【0033】図3において、送出側装置301において
は、転送量レジスタ303は転送すべきブロック数を保
持し、データ送出制御部310は、データ送出ストロー
ブ信号306のほかに1ブロックの転送中であることを
示すブロック信号(BLOCK)304を生成出力し、
送出カウンタ制御部307はこのブロック信号304を
入力として送出ブロック数のカウントアップタイミング
の制御を行い、送出カウンタ308は送出カウンタ制御
部307に制御されて送出ブロック数をカウントアップ
する。受信側装置302においては、受信カウンタ制御
部316はブロック信号204を入力して受信ブロック
転送の回数のカウントアップタイミングの制御を行い、
受信カウンタ317は受信カウンタ制御部316に制御
されて受信ブロック数をカウントアップする。比較器3
21におけるパリティジェネレータ312およびパリテ
ィジェネレータ318のパリティ値の比較タイミングは
ブロック信号304によって制御される。
【0034】図4において図2と異なるところは、1ブ
ロックの転送シーケンスは2ワードの転送シーケンスを
含み、送出側装置301はデータ送出制御部310の制
御によってブロック信号304をセットし、かつ転送線
路300上にデータを送出した後データ送出ストローブ
信号305をセットする。以下第1の実施例と同様な手
順で第2ワード目までのワード転送シーケンスが進行
し、第2ワードの転送シーケンスにおける受信確認スト
ローブ信号305がデータ送出制御部310において確
認されるとブロック信号304はリセットされ、送出カ
ウンタ308および受信カウンタ317に対するカウン
トアップ指示406および407が発される。その際
に、転送量レジスタ303の値と送出カウンタ308の
値が一致している場合は最終ブロックの転送であり、転
送終了ワード指示信号309のセットおよびリセットを
行って受信側にその旨を知らせることになるが、図4の
データ#0およびデータ#1を含むブロックの転送にお
いては、転送量レジスタ303の値が“0010#”で
あり、送出カウンタ308の値が“0000#”であっ
て一致していないので、転送終了ワード指示信号308
はセットされず、データ#2およびデータ#3を含むブ
ロックの転送シーケンスが進行する。
【0035】いま、データ#4およびデータ#5を含む
ブロック転送シーケンスが終了後データ#6以降の転送
は継続中であるにかかわらず送出カウンタ制御部307
のカウントアップ指示が行われなくなった故障によっ
て、送出カウンタ(DCNT)308が“0002#”
から“0003#”へ推移しなかった場合において、受
信カウンタ(RCNT)317の値は“0003#”に
推移するためパリティジェネレータ(PG)312の値
“10Z”とパリティジェネレータ(PG)318の値
“11Z”とが比較タイミング400の時点で不一致と
なりデータ受信エラー信号(ERR)323が有効出力
される。
【0036】本実施例においては、データ送出制御部3
10のワード転送シーケンス停止条件の一つとしてデー
タエラー信号(ERR)323が有効出力された場合が
あり、データ送出制御部310はデータ受信エラー信号
(ERR)323の有効出力状態408を認識して転送
停止指示408を行い、ブロック信号(BLOCK)3
04をリセットし、かつワード転送シーケンスを停止す
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、データ送
出側転送制御用カウンタのパリティを送出データに付加
して送出し、受信側において受信側転送制御用カウンタ
のパリティと比較することにより、データ転送量を制御
する回路の故障検出を即時にかつ容易に行い、データイ
ンテグリティを高めることができる。また、データ転送
量の正常性の確保をソフトウェアで行っていた従来のデ
ータ処理装置に比べデータ処理性能を劣化させない効果
と、データ転送量の比較をハードウェアで行っていた従
来のデータ処理装置に比べ小量の回路で実現できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の実施例のタイミング図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図4】図3の実施例のタイミング図である。
【図5】従来のデータ処理装置の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100,300 転送線路 101,301 送出側装置 102,302 受信側装置 103,303 転送量レジスタ(LNGR) 304 ブロック信号(BLOCK) 105,305 データ送出ストローブ信号(ST
O) 106,306 受信確認ストローブ信号(STI) 107,307 送出カウンタ制御部 108,308 送出カウンタ(DCNT) 109,309 転送終了ワード指示信号(LAS
T) 110,310 データ送出制御部 111,311 転送データ送出部 112,113,118,312,313,318
パリティジェネラータ(PG) 114,314 ドライバ 115,315 レシーバ 116,316 受信カウンタ制御部 117,317 受信カウンタ(RCNT) 119,319 パリティチェッカ(PC) 120,320 エラーフリップフロップ(ER1) 121,321 比較器 122,322 エラーフリップフロップ(ER0) 123,323 データ受信エラー信号(ERR) 124,324 データ受信制御部 125,325 転送データ受信部 200,400 比較タイミング 202,203 立ち上がりエッジ 204,205 立ち下がりエッジ 206,207,406,407 カウントアップ指
示 208,408 転送停止指示

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出側および受信側にそれぞれワードを
    単位としてデータ転送量をカウントする送出カウンタお
    よび受信カウンタを有し、送出データ量および受信デー
    タ量のカウントを行いつつ、ワード単位のデータの送出
    および受信を互いに確認しながらハンドシェーク方式の
    データ転送を行うデータ処理装置において、 送出カウンタ出力のパリティを生成する第1のパリティ
    ジェネレータと、 受信カウンタ出力のパリティを生成する第2のパリティ
    ジェネレータと、 受信側において前記第1および第2のパリティジェネレ
    ータの出力パリティの一致・不一致を検出し、不一致の
    ときは直ちにデータ転送を停止する手段を有することを
    特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 送出側および受信側にそれぞれブロック
    を単位としてデータ転送量をカウントする送出カウンタ
    および受信カウンタを有し、送出データ量および受信デ
    ータ量のカウントを行いつつ、ワード単位のデータの送
    出および受信を互いに確認しながらハンドシェーク方式
    のデータ転送を行うデータ処理装置において、 送出カウンタ出力のパリティを生成する第1のパリティ
    ジェネレータと、 受信カウンタ出力のパリティを生成する第2のパリティ
    ジェネレータと、 受信側において前記第1および第2のパリティジェネレ
    ータの出力パリティの一致・不一致を検出し、不一致の
    ときは直ちにデータ転送を停止する手段を有することを
    特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 送出側および受信側において所定のワー
    ド数を単位としてそれぞれ送出データ量および受信デー
    タ量のカウントを行いつつ、ワード単位のデータの送出
    および受信を互いに確認しながら行うハンドシェーク方
    式のデータ転送における故障検出方法において、 送出データ量のカウント値のパリティを生成してこれを
    第1のパリティとし、 受信データ量のカウント値のパリティを生成してこれを
    第2のパリティとし、 前記第1および第2のパリティの一致・不一致を検出
    し、不一致のときは直ちにデータ転送を停止することを
    特徴とする、データ転送の故障検出方法。
JP3257967A 1991-10-04 1991-10-04 データ処理装置およびその故障検出方法 Pending JPH05103041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3257967A JPH05103041A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 データ処理装置およびその故障検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3257967A JPH05103041A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 データ処理装置およびその故障検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05103041A true JPH05103041A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17313706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3257967A Pending JPH05103041A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 データ処理装置およびその故障検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05103041A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220006745A1 (en) * 2018-11-02 2022-01-06 Zte Corporation Service sending and receiving methods, device, system and storage medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220006745A1 (en) * 2018-11-02 2022-01-06 Zte Corporation Service sending and receiving methods, device, system and storage medium
US12040981B2 (en) * 2018-11-02 2024-07-16 Xi'an Zhongxing New Software Co., Ltd. Service receiving methods, device, system and storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6977960B2 (en) Self test circuit for evaluating a high-speed serial interface
KR100845359B1 (ko) 고성능 직렬 버스 테스팅 장치
US8761031B2 (en) Physical layer loopback
JPS602813B2 (ja) コンピュ−タ間通信方法及びそのシステム
US6292911B1 (en) Error detection scheme for a high-speed data channel
EP0335424B1 (en) Improved parity checking apparatus
US3863226A (en) Configurable communications controller having shared logic for providing predetermined operations
US4639921A (en) Method and an apparatus for early bit collision detection
JPH05100879A (ja) 制御情報のインテグリテイを維持するための装置及び方法
WO2011106016A1 (en) Restoring stability to an unstable bus
JPH05103041A (ja) データ処理装置およびその故障検出方法
US7000170B2 (en) Method and apparatus for generating CRC/parity error in network environment
JPH0535616A (ja) データ転送システム
Smith et al. Intercomputer communications in real time control systems
JPS59200365A (ja) 制御情報転送方式
JPH04267631A (ja) パリティビット付加方式
JPH01162032A (ja) 擬似誤り発生装置
JPH0425955A (ja) バスインタフェース診断装置
JPS59178036A (ja) パリテイチエツク方式
JPS6010940A (ja) デ−タ伝送装置
JPS584364B2 (ja) デ−タ監視方式
JPH05300199A (ja) シリアルデータ転送装置
JPH11284605A (ja) 情報処理システムおよびそのシリアル通信方法
JPH0837541A (ja) データ伝送方式
JPH06244822A (ja) データ通信方式