JP2000031381A - ディジタル/アナログ混載半導体集積回路 - Google Patents

ディジタル/アナログ混載半導体集積回路

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JP2000031381A
JP2000031381A JP10197741A JP19774198A JP2000031381A JP 2000031381 A JP2000031381 A JP 2000031381A JP 10197741 A JP10197741 A JP 10197741A JP 19774198 A JP19774198 A JP 19774198A JP 2000031381 A JP2000031381 A JP 2000031381A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル回路とアナログ回路を1チップ上
に混載した半導体集積回路において、アナログ/ディジ
タル間で雑音の干渉を抑制し、高集積度の半導体集積回
路を安価に製造する。 【解決手段】 低抵抗半導体基板3上に、それよりも比
抵抗値が高い同一伝導型である第2の半導体層4を有
し、電源に接続されたNウエル5−1,5−2とグラン
ドに接続されたPウエル6−1,6−2とからなるウェ
ル領域をその第2の半導体層4に形成したディジタル/
アナログ混載半導体集積回路において、前記ウエル領域
の側面および底面の少なくとも一部に第2の半導体層4
よりも比抵抗値が高く同一伝導型である第3の半導体領
域11−1,11−2を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル回路
とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体集積回路
において、特にディジタル回路とアナログ回路間の雑音
干渉を低減した半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体微細加工技術の発展に伴い、従来
は別々のチップで構成されていた、ディジタル回路(論
理回路,記憶素子など)とアナログ回路(A/D,D/
A変換器,音声増幅器など)を1つのチップ上に混載し
た半導体集積回路が製造されている。これにより、部品
点数、実装面積の削減が可能となり、機器の小型化,省
電力化を推し進めることが可能となる。
【0003】図13にディジタル回路とアナログ回路を
1チップ上に混載した半導体集積回路の平面図の一例を
示す。この図において、1がディジタル回路部、2がア
ナログ回路部である。ディジタル回路部1とアナログ回
路部2は、相互に制御/信号配線で結線されているが、
通常、ディジタル回路部1,アナログ回路部2の電源は
それぞれ独立して外部から供給される。
【0004】図14に、図13のA−A′での断面の模
式図を示す。この図において、3はシリコン基板(通常
P型)、4はシリコン基板と同じ伝導型であるシリコン
のエピタキシャル成長層である(厚さは1〜10μm、
比抵抗は5〜15Ω・cm程度で厚み方向に対しては一
定値)。トランジスタ密度が高いディジタル回路部にお
けるラッチチップ現象の発生を抑制するため、通常、シ
リコン基板の比抵抗は0.1Ω・cm以下であり、エピ
タキシャル成長層の比抵抗と比較して非常に低い値であ
る。5−1はディジタル回路のNウエル、5−2はアナ
ログ回路部のNウエル、6−1はディジタル回路のPウ
エル、6−2はアナログ回路部のPウエルである。Nウ
エルはn型の伝導型であり、ここにpチャンネルのMO
S(Metal−Oxside−Semiconduc
tor)型トランジスタを形成している。7−1はNウ
エルコンタクト領域、7−2はnチャンネルMOSトラ
ンジスタソース領域であり、ともに高濃度のn型にドー
ピングされている。8−1はPウエルコンタクト領域、
8−2はPチャンネルMOSトランジスタソース領域で
あり、ともに高濃度のp型にドーピングされている。9
−1はディジタル回路電源、9−2はアナログ回路電
源、10−1はディジタル回路のGND、10−2はア
ナログ回路GNDである。ディジタル回路のGNDとア
ナログ回路のGNDはシリコン基板を介して接続され
る。
【0005】なお、図14は、Nウエル領域とPウエル
領域を独立にレイアウト設計してマスクデータを生成す
る方法で作製された半導体集積回路の断面模式図であ
り、アナログ回路Pウエルとディジタル回路Pウエル間
には、シリコンエピタキシャル領域が存在する。
【0006】一方、Nウエル領域のみレイアウト設計
し、Pウエル領域はNウエル領域を反転してマスクデー
タを生成する方法で作製された半導体集積回路の断面模
式図を図15に示す。この場合、図14でのディジタル
回路部1のPウエル6−1,アナログ回路部2のPウエ
ル6−2は共通のPウエル6となるが、その他について
は、図14と同様である。
【0007】従来のディジタル回路とアナログ回路を1
チップ上に混載した半導体集積回路は以上のように構成
されている。図14および図15に示す構造では、シリ
コンエピタキシャル成長層4の厚さが1〜10μm程度
と薄いため、その下部の低抵抗シリコン基板3を介し
て、アナログ回路GNDとディジタル回路GNDは、デ
ィジタル回路部Pウエル→シリコンエピタキシャル層→
シリコン基板→シリコンエピタキシャル層→アナログ回
路部Pウエルという経路で接続されるため、ディジタル
/アナログGND間抵抗は非常に低くなっている。
【0008】ディジタル回路部1では、クロックに同期
して多数のトランジスタがオン/オフし、瞬間的に電源
/GND間に大電流が流れ、ディジタル回路部GND電
位が変動しやすい。従来技術では、アナログ回路GND
とディジタル回路GND間の抵抗が非常に低いため、ア
ナログ回路部GND電位もディジタル回路部GND電位
の変動の影響を受けて電位変動が生じてしまう。このア
ナログ回路部GND電位の変動が雑音となってアナログ
信号に付加され、アナログ回路部の電気的特性を劣化さ
せてしまうという問題点があった。
【0009】この問題を回避するために、酸化膜層が埋
込まれたSOI(Siliconon insulat
or)基板を用いること、底部Nウエルを形成しPウエ
ルの側面および底面をNウエルで囲むトリプルウエル構
造を用いること、によってアナログ回路部とディジタル
回路部のGNDを電気的に分離することが考えられてい
る。トリプルウエル構造を持ちいたディジタル/アナロ
グ半導体集積回路としては、特開平5−190783号
公報,特開平6−163823号公報が日本において公
開されている。
【0010】図16,図17にトリプルウエル構造の断
面膜式図を示す。図16はNウエル領域とPウエル領域
を独立にレイアウト設計してマスクデータを生成する方
法で作製されたものであり、図17はNウエル領域のみ
レイアウト設計しPウエル領域はNウエル領域を反転し
てマスクデータを生成する方法で作製されたものであ
る。図16,図17において、5−3は底部Nウエル、
5−4はPウエル分離用Nウエルである。その他につい
ては図14と同様である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法を用いた
場合、ディジタル/アナログ回路間の雑音干渉を防止す
ることはできるが、新たな欠点が生じてしまう。SOI
基板を持ちいる場合は、従来のシリコン基板に対してS
OI基板の価格が高いためチップの製造コストが上昇す
る。また、トリプルウエル構造にした場合は、プロセス
の工程数が増加する、Pウエル分離用Nウエルを追加す
る必要がありレイアウト面積が増加する、ことによりチ
ップの製造コストが上昇する。さらに、トリプルウエル
構造の場合、PN接合による寄生容量が大幅に増加し、
回路の高速動作に対して不利になる、という問題があ
る。
【0012】一方、低抵抗シリコン基板のかわりに比較
的高抵抗(シリコンエピタキシャル成長層と同程度;比
抵抗5〜20Ω・cm程度)のシリコン基板を使用した
場合、低抵抗シリコン基板を介した抵抗が低い接続経路
がなくなり、ディジタル回路部とアナログ回路部のGN
D間抵抗が大きくなるため、ディジタル/アナログ間で
の雑音の干渉は減少する。しかし、この場合にはシリコ
ン基板の比抵抗が高いため、ラッチアップ耐量が低下す
る。従って、ラッチアップ耐量を確保するために、ディ
ジタル回路部のトランジスタの集積度を高くすることが
困難となる欠点が生じる。
【0013】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、ディジタル回路とアナログ
回路を1チップ上に混載した半導体集積回路において、
アナログ/ディジタル間で雑音の干渉を抑制し、高集積
度の半導体集積回路を安価に製造することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るディジ
タル/アナログ混載半導体集積回路では、比較的低い比
抵抗値を持つ低抵抗半導体基板上に、それよりも比抵抗
値が高い同一伝導型である第2の半導体層を有し、電源
に接続されたNウエルとグランドに接続されたPウエル
とからなるウェル領域をその第2の半導体層に形成した
ディジタル/アナログ混載半導体集積回路において、前
記ウエル領域の側面および底面の少なくとも一部に第2
の半導体層よりも比抵抗が高く同一伝導型である第3の
半導体領域を設けたものである。
【0015】第2の発明に係るディジタル/アナログ混
載半導体集積回路では、比較的低い比抵抗値を持つ低抵
抗半導体基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導
型である第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウ
エルとグランドに接続されたPウエルとをその第2の半
導体層に形成したディジタル/アナログ混載半導体集積
回路において、前記Pウエルの側面および底面に第2の
半導体層よりも比抵抗が高く同一伝導型である第3の半
導体領域を設けたものである。
【0016】第3の発明に係るディジタル/アナログ混
載半導体集積回路では、比較的低い比抵抗値を持つ低抵
抗半導体基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導
型である第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウ
エルとグランドに接続されたPウエルとをその第2の半
導体層に形成したディジタル/アナログ混載半導体集積
回路において、前記NウエルとPウエルの側面および底
面に第2の半導体層よりも比抵抗が高く同一伝導型であ
る第3の半導体領域を設けたものである。
【0017】第4の発明に係るディジタル/アナログ混
載半導体集積回路では、前記第1の発明において、第3
の半導体領域をアナログ回路部のウエル領域に設けたも
のである。
【0018】第5の発明に係るディジタル/アナログ混
載半導体集積回路では、前記第1の発明において、第3
の半導体領域をPウエルのみに設けたものである。
【0019】第6の発明に係るディジタル/アナログ混
載半導体集積回路では、前記第1の発明において、第3
の半導体領域をアナログ回路部のPウエルのみに設けた
ものである。
【0020】第7の発明に係るディジタル/アナログ混
載半導体集積回路では、比較的低い比抵抗値を持つ低抵
抗半導体基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導
型である第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウ
エルとグランドに接続されたPウエルとからなるウエル
領域をその第2の半導体層に形成したディジタル/アナ
ログ混載半導体集積回路において、前記ウエル領域の底
面の少なくとも一部に第2の半導体層よりも比抵抗が高
く同一伝導型である第3の半導体領域を設けたものであ
る。
【0021】第8の発明に係るディジタル/アナログ混
載半導体集積回路では、比較的低い比抵抗値を持つ低抵
抗半導体基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導
型である第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウ
エルとグランドに接続されたPウエルとをその第2の半
導体層に形成したディジタル/アナログ混載集積回路に
おいて、前記Pウエルの底面に第2の半導体層よりも比
抵抗が高く同一伝導型である第3の半導体領域を設けた
ものである。
【0022】第9の発明に係るディジタル/アナログ混
載半導体集積回路では、比較的低い比抵抗値を持つ低抵
抗半導体基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導
型である第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウ
エルとグランドに接続されたPウエルとをその第2の半
導体層に形成したディジタル/アナログ混載集積回路に
おいて、前記NウエルとPウエルとの底面に第2の半導
体層よりも比抵抗が高く同一伝導型である第3の半導体
領域を設けたものである。
【0023】第10の発明に係るディジタル/アナログ
混載半導体集積回路では、前記第7の発明において、第
3の半導体領域をアナログ回路部のウエル領域のみに設
けたものである。
【0024】第11の発明に係るディジタル/アナログ
混載半導体集積回路では、前記第7の発明において、第
3の半導体領域をPウエルのみに設けたものである。
【0025】第12の発明に係るディジタル/アナログ
混載半導体集積回路では、前記第7の発明において、第
3の半導体領域をアナログ回路部のPウエルのみに設け
たものである。
【0026】第13の発明に係るディジタル/アナログ
混載半導体集積回路では、比較的低い比抵抗値を持つ低
抵抗半導体基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝
導型である第2の半導体層を有し、第2の半導体層の上
部に、低抵抗半導体基板より比抵抗値が高いが第2の半
導体層よりは比抵抗値が低く同一伝導型である第3の半
導体層を有し、電源に接続されたNウエルとグランドに
接続されたPウエルとをその第3の半導体層に形成した
ものである。
【0027】第14の発明に係るディジタル/アナログ
混載半導体集積回路では、ディジタル/アナログ混載集
積回路において、アナログ回路については、比較的低い
比抵抗値を持つ低抵抗半導体基板上に、それよりも比抵
抗値が高い同一伝導型である第2の半導体層を有し、第
2の半導体層の上部に、低抵抗半導体基板より比抵抗値
が高いが第2の半導体層よりは比抵抗値が低く同一伝導
型である第3の半導体層を有し、電源に接続されたNウ
エルとグランドに接続されたPウエルとをその第3の半
導体層に形成し、ディジタル回路部については、比較的
低い比抵抗値を持つ低抵抗半導体基板上に、それよりも
比抵抗値が高い同一伝導型である第4の半導体層を有
し、第4の半導体層の比抵抗値は第3の半導体層と同程
度であり、電源に接続されたNウエルとグランドに接続
されたPウエルとをその第4の半導体層に形成したもの
である。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明に
よる、Nウエル領域とPウエル領域を独立にレイアウト
設計してマスクデータを生成する方法で作製した、ディ
ジタル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導
体集積回路の断面構造の模式図の一例である(アナログ
回路Pウエルとディジタル回路Pウエル間には、シリコ
ンエピタキシャル領域が存在する)。また、平面図の一
例を図2に示す。図2のA―A’断面図が図1に対応す
る。
【0029】図1および図2において、1はディジタル
回路部、2はアナログ回路部、3はシリコン基板、4は
シリコン基板と同じ伝導型であるシリコンのエピタキシ
ャル成長層である。通常、トランジスタ密度が高いディ
ジタル回路部のラッチチップ現象の発生を抑制するた
め、シリコン基板の比抵抗値はエピタキシャル成長層の
比抵抗値と比較して非常に低い値である。5−1はディ
ジタル回路1のNウエル、5−2はアナログ回路部2の
Nウエル、6−1はディジタル回路部1のPウエル、6
−2はアナログ回路部2のPウエルである。Nウエルは
n型の伝導型であり、ここにpチャンネルのMOS型ト
ランジスタを形成している。また、Pウエルはp型の伝
導型であり、ここにnチャンネルのMOS型トランジス
タを形成している。7−1はNウエルコンタクト領域、
7−2はnチャンネルMOSトランジスタソース領域で
あり、ともに高濃度のn型にドーピングされている。8
−1はPウエルコンタクト領域、8−2はPチャンネル
MOSトランジスタソース領域であり、ともに高濃度の
p型にドーピングされている。9−1はディジタル回路
電源、9−2はアナログ回路電源、10−1はディジタ
ル回路1のGND、10−2はアナログ回路2のGND
である。ディジタル回路1のGNDとアナログ回路2の
GNDはシリコン基板を介して接続される。11−1は
ディジタル回路部1のPウエル6−1の側面および底面
を囲うように配置された、シリコンエピタキシャル成長
層4よりも比抵抗が高い、高抵抗p領域である。また、
11−2はアナログ回路部2のPウエル6−2の側面お
よび底面を囲うように設置された、シリコンエピタキシ
ャル成長層4よりも比抵抗値が高い、高抵抗p領域であ
る。
【0030】高抵抗p領域11−1,11−2を作成す
る方法の一例としては、Pウエルを作製する前に、シリ
コンエピタキシャル成長層にドーピングされている不純
物濃度の値よりもやや低い不純物濃度でn型不純物をP
ウエルと同じマスクを使用してイオン注入する。その
後、Pウエルを形成する。こうすることで、マスク枚数
を増加させることなく、高抵抗p領域をPウエルに対し
て自己整合的に形成することが可能となる。
【0031】上記の構成では、Pウエルの底面および側
面に高抵抗p領域があるため、従来例に示した構造と比
較してディジタル回路部とアナログ回路のGND間抵抗
が大きくなる。そのため、ディジタル回路部でのトラン
ジスタのオン/オフに伴い流れる電流によってディジタ
ル部のGND電位が変動した場合でも、アナログ回路の
GND電位の変動は抑制される。したがって、ディジタ
ル部からの雑音の干渉を抑制できることになる。なお、
ディジタル/アナログGND間抵抗が大きい、すなわ
ち、高抵抗p領域の比抵抗値がシリコンエピタキシャル
成長層よりも大きくなるほど雑音干渉の抑制効果は向上
する。
【0032】この実施の形態に示した半導体集積回路で
は、SOI基板のような特殊な基板を用いる必要がない
ため、製造コストを低く押さえることができる。また、
トリプルウエル構造を用いた場合と比較して、Pウエル
分離用のNウエルを追加する必要がなく、レイアウト面
積を小さくすることができる。これにより、ウエハ1枚
あたりのチップ数が増加し、製造コストを低く押さえる
ことができる。また、上記構造を形成する方法として前
述した方法を用いると、半導体集積回路の製造に用いる
フォトリソグラフィのマスク枚数を増加させる必要がな
く、製造コストを低く押さえることが可能となる。さら
に、従来のトリプルウエル構造と比較して、PN接合に
よる寄生容量の増加が少なく、回路の高速動作を妨げる
ことも無い。
【0033】実施の形態2.図3はこの発明による、N
ウエル領域のみレイアウト設計し、Pウエル領域はNウ
エル領域を反転してマスクデータを生成する方法で作製
した、ディジタル回路とアナログ回路を1チップ上に混
載した半導体集積回路の断面構造の模式図の一例であ
る。また、平面図の一例を図4に示す。図4のA―A’
断面図が図3に対応する。
【0034】図3および図4において、6はp型の伝導
型であり、ここにnチャンネルのMOS型トランジスタ
が形成されているPウエルである。また、11はPウエ
ルの底面を囲うように配置された、4シリコンエピタキ
シャル成長層よりも比抵抗が高い、高抵抗p領域であ
る。その他については、図1と同様である。
【0035】高抵抗p領域11を作成する方法の一例と
しては、Pウエルを作製する前に、シリコンエピタキシ
ャル成長層にドーピングされている不純物濃度の値より
もやや低い不純物濃度でn型不純物をPウエルと同じマ
スクを使用してイオン注入する。その後、Pウエルを形
成する。こうすることで、マスク枚数を増加させること
なく、高抵抗p領域をPウエルに対して自己整合的に形
成することが可能となる。
【0036】上記の構成では、Pウエルの底面に高抵抗
p領域があるため、従来例に示した構造と比較してディ
ジタル回路部とアナログ回路のGND間抵抗が大きくな
る。そのため、ディジタル回路部でのトランジスタのオ
ン/オフに伴い流れる電流によってディジタル部のGN
D電位が変動した場合でも、アナログ回路のGND電位
の変動は抑制される。したがって、ディジタル部からの
雑音の干渉を抑制できることになる。なお、ディジタル
/アナログGND間抵抗が大きい。すなわち、高抵抗p
領域の比抵抗値がシリコンエピタキシャル成長層よりも
大きくなるほど雑音干渉の抑制効果は向上する。
【0037】この実施の形態に示した半導体集積回路で
は、SOI基板のような特殊な基板を用いる必要がない
ため、製造コストを低く押さえることができる。また、
トリプルウエル構造を後いた場合と比較して、Pウエル
分離用のNウエルを追加する必要がなく、レイアウト面
積を小さくすることができる。これにより、ウエハ1枚
あたりのチップ数が増加し、製造コストを低く押さえる
ことができる。また、上記構造を形成する方法として前
述した方法を用いると、半導体集積回路の製造に用いる
フォトリソグラフィのマスク枚数を増加させる必要がな
く、製造コストを低く押さえることが可能となる。さら
に、従来のトリプルウエル構造と比較して、PN接合に
よる寄生容量の増加が少なく、回路の高速動作を妨げる
ことも無い。
【0038】実施の形態3.図5はこの発明による、N
ウエル領域とPウエル領域を独立にレイアウト設計して
マスクデータを生成する方法で作製した、ディジタル回
路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体集積回
路の模式図である。この半導体集積回路は、図1に示し
た半導体集積回路において、ディジタル回路部1の高抵
抗p領域11−1を省略したものである。
【0039】高抵抗p領域11−1を作成する方法の一
例としては、Pウエルを作製する前に、シリコンエピタ
キシャル成長層にドーピングされている不純物濃度の値
よりもやや低い不純物濃度でn型不純物をPウエルと同
じマスクを使用してイオン注入する。その後、Pウエル
を形成する。
【0040】上記の構成では、アナログ回路部Pウエル
の周囲に高抵抗p領域があるため、従来例に示した構造
と比較してディジタル回路部とアナログ回路のGND間
抵抗が大きくなる。そのため、ディジタル回路部でのト
ランジスタのオン/オフに伴い流れる電流によってディ
ジタル部のGND電位が変動した場合でも、アナログ回
路のGND電位の変動は抑制される。したがって、ディ
ジタル部からの雑音の干渉を抑制できることになる。な
お、ディジタル/アナログGND間抵抗が大きい。すな
わち、高抵抗p領域の比抵抗値がシリコンエピタキシャ
ル成長層よりも大きくなるほど雑音干渉の抑制効果は向
上する。
【0041】この実施の形態に示した半導体集積回路で
は、SOI基板のような特殊な基板を用いる必要がない
ため、製造コストを低く押さえることができる。また、
従来のトリプルウエル構造と比較してPウエル分離用の
Nウエルを追加する必要がなく、レイアウト面積を小さ
くすることができる。これにより、ウエハ1枚あたりの
チップ数が増加し、製造コストを低く押さえることがで
きる。また、従来のトリプルウエル構造と比較して、P
N接合による寄生容量の増加が少なく、回路の高速動作
を妨げることが無い。さらに、トランジスタ密度が高く
ラッチアップが問題となりやすいディジタル回路部に着
目すると、従来の低抵抗シリコン基板を用いた場合の断
面構造と同一であり、ラッチアップ耐量が低下すること
は無い。したがって、従来構造と同じ高集積度であり、
かつ雑音の干渉を抑制した、低雑音ディジタル・アナロ
グ混載集積回路を実現することが可能となる。
【0042】実施の形態4.図6はこの発明による、N
ウエル領域のみレイアウト設計し、Pウエル領域はNウ
エル領域を反転してマスクデータを生成する方法で作製
した、ディジタル回路とアナログ回路を1チップ上に混
載した半導体集積回路の模式図である。この半導体集積
回路は、図3に示した半導体集積回路において、高抵抗
p領域11をアナログ回路部領域のPウエルの底部にの
み形成したものである。
【0043】高抵抗p領域11を作成する方法の一例と
しては、Pウエルを作製する前に、シリコンエピタキシ
ャル成長層にドーピングされている不純物濃度の値より
もやや低い不純物濃度でn型不純物をPウエルと同じマ
スクを使用してイオン注入する。その後、Pウエルを形
成する。
【0044】上記の構成では、アナログ回路部2のPウ
エルの周囲に高抵抗p領域があるため、従来例に示した
構造と比較してディジタル回路部とアナログ回路のGN
D間抵抗が大きくなる。そのため、ディジタル回路部で
のトランジスタのオン/オフに伴い流れる電流によって
ディジタル部のGND電位が変動した場合でも、アナロ
グ回路のGND電位の変動は抑制される。したがって、
ディジタル部からの雑音の干渉を抑制できることにな
る。なお、ディジタル/アナログGND間抵抗が大き
い、すなわち、高抵抗p領域の比抵抗値がシリコンエピ
タキシャル成長層よりも大きくなるほど雑音干渉の抑制
効果は向上する。
【0045】この実施の形態に示した半導体集積回路で
は、SOI基板のような特殊な基板を用いる必要がない
ため、製造コストを低く押さえることができる。また、
トリプルウエル構造を用いた場合と比較して、Pウエル
分離用のNウエルを追加する必要がなく、レイアウト面
積を小さくすることができる。これにより、ウエハ1枚
あたりのチップ数が増加し、製造コストを低く押さえる
ことができる。また、従来のトリプルウエル構造と比較
して、PN接合による寄生容量の増加が少なく、回路の
高速動作を妨げることが無い。さらに、トランジスタ密
度が高くラッチアップが問題となりやすいディジタル回
路部に着目すると、従来の低抵抗シリコン基板を用いた
場合の断面構造と同一であり、ラッチアップ耐量が低下
することは無い。したがって、従来構造と同じ高集積度
であり、かつ雑音の干渉を抑制した、低雑音ディジタル
・アナログ混載集積回路を実現することが可能となる。
【0046】実施の形態5.図7はこの発明による、N
ウエル領域とPウエル領域を独立にレイアウト設計して
マスクデータを生成する方法で作製した、ディジタル回
路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体集積回
路の模式図である。この半導体集積回路は、図1に示し
た半導体集積回路において、ディジタル回路部高抵抗p
領域11−1を省略し、アナログ回路部高抵抗p領域1
1−2を、アナログ回路部Pウエル6−2の側面および
底面に加え、アナログ回路部Nウエル5−2の側面およ
び底面を囲うように設置したものである。
【0047】高抵抗p領域11−1を作成する方法の一
例としては、Pウエルを作製する前に、シリコンエピタ
キシャル成長層にドーピングされている不純物濃度の値
よりもやや低い不純物濃度でn型不純物をPウエルと同
じマスクを使用してイオン注入する。その後、Pウエル
を形成する。
【0048】上記の構成では、アナログ回路部Pウエル
の周囲に高抵抗p領域があるため、ディジタル回路部と
アナログ回路のGND間抵抗が大きくなる。そのため、
ディジタル回路部でのトランジスタのオン/オフに伴い
流れる電流によってディジタル部のGND電位が変動し
た場合でも、アナログ回路のGND電位の変動は抑制さ
れる。したがって、ディジタル部からの雑音の干渉を抑
制できることになる。なお、ディジタル/アナログGN
D間抵抗が大きい、すなわち、高抵抗p領域の比抵抗値
がシリコンエピタキシャル成長層よりも大きくなるほど
雑音干渉の抑制効果は向上する。
【0049】この実施の形態に示した半導体集積回路で
は、SOI基板のような特殊な基板を用いる必要がない
ため、製造コストを低く押さえることができる。また、
従来のトリプルウエル構造と比較して、Pウエル分離用
のNウエルを追加する必要がなく、レイアウト面積を小
さくすることができる。これによって、ウエハ1枚あた
りのチップ数が増加し、製造コストを低く押さえること
ができる。また、従来のトリプルウエル構造と比較し
て、PN接合による寄生容量の増加が少なく、回路の高
速動作を妨げることが無い。さらに、トランジスタ密度
が高くラッチアップが問題となりやすいディジタル回路
部に着目すると、従来の低抵抗シリコン基板を用いた場
合の断面構造と同一であり、ラッチアップ耐量が低下す
ることは無い。したがって、従来構造と同じ高集積度で
あり、かつ雑音の干渉を抑制した、低雑音ディジタル・
アナログ混載集積回路を実現することが可能となる。
【0050】実施の形態6.図8はこの発明による、N
ウエル領域とPウエル領域のみレイアウト設計し、Pウ
エル領域はNウエル領域を反転してマスクデータを生成
する方法で作製した、ディジタル回路とアナログ回路を
1チップ上に混載した半導体集積回路の模式図である。
この半導体集積回路は、図3に示した半導体集積回路に
おいて、高抵抗p領域11をアナログ回路部領域のNウ
エルおよびPウエルの底部にのみ形成したものである。
【0051】高抵抗p領域11を作成する方法の一例と
しては、NウエルおよびPウエルを作製する前に、シリ
コンエピタキシャル成長層にドーピングされている不純
物濃度の値よりもやや低い不純物濃度でn型不純物をP
ウエルと同じマスクを使用してイオン注入する。その
後、NウエルおよびPウエルを形成する。
【0052】上記の構成では、アナログ回路部領域のN
ウエルおよびPウエルの周囲に高抵抗p領域があるた
め、ディジタル回路部とアナログ回路のGND間抵抗が
大きくなる。そのため、ディジタル回路部でのトランジ
スタのオン/オフに伴い流れる電流によってディジタル
部のGND電位が変動した場合でも、アナログ回路のG
ND電位の変動は抑制される。したがって、ディジタル
部からの雑音の干渉を抑制できる。なお、ディジタル/
アナログGND間抵抗が大きい、すなわち、高抵抗p領
域の比抵抗値がシリコンエピタキシャル成長層よりも大
きくなるほど雑音干渉の抑制効果は向上する。
【0053】この実施の形態に示した半導体集積回路で
は、SOI基板のような特殊な基板を用いる必要がない
ため、製造コストを低く押さえることができる。また、
トリプルウエル構造を用いた場合と比較して、Pウエル
分離用のNウエルを追加する必要がなく、レイアウト面
積を小さくすることができる。これにより、ウエハ1枚
あたりのチップ数が増加し、製造コストを低く押さえる
ことができる。また、ディジタル回路部MOSトランジ
スタよりもアナログ回路部MOSトランジスタの動作電
圧が高く、同一半導体集積回路の中で厚さが異なる2種
類以上のゲート酸化膜を形成する必要がある場合には、
ゲート酸化膜形成時のフォトリソグラフィマスクを高抵
抗Pウエル形成時にも使用することができ、製造コスト
を低く抑えることができる。また、従来のトリプルウエ
ル構造と比較して、PN接合による寄生容量の増加が少
なく、回路の高速動作を妨げることが無い。さらに、ト
ランジスタ密度が高くラッチアップが問題となりやすい
ディジタル回路部に着目すると、従来の低抵抗シリコン
基板を用いた場合の断面構造と同一であり、ラッチアッ
プ耐量が低下することは無い。したがって、従来構造と
同じ高集積度であり、かつ雑音の干渉を抑制した、低雑
音ディジタル・アナログ混載集積回路を実現することが
可能となる。
【0054】実施の形態7.図9はこの発明による、N
ウエル領域とPウエル領域を独立にレイアウト設計して
マスクデータを生成する方法で作製した、ディジタル回
路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体集積回
路の断面構造の模式図の一例である。
【0055】図9において、3はシリコン基板(比抵
抗:0.1Ω・cm以下)、4−1はシリコン基板と同
じ伝導型であるシリコンの高抵抗エピタキシャル成長
層、4−1はシリコン基板と同じ伝導型であるシリコン
のエピタキシャル成長層である。ここで、高抵抗エピタ
キシャル成長層4−1の比抵抗値は、エピタキシャル成
長層よりも高い値である(例えば、エピタキシャル成長
層4の比抵抗が5〜15Ω・cmの場合、高抵抗エピタ
キシャル成長層4−1は20Ω・cmとする。図9で
は、シリコン基板と高抵抗エピタキシャル成長層4−
1、および高抵抗エピタキシャル成長層4−1とエピタ
キシャル成長層4の境界での比抵抗値は不連続であるよ
うに示しているが、各境界はある厚みの遷移層を有して
もかまわない。また、遷移層での比抵抗値変化は必ずし
も直線的である必要はない。5−1はディジタル回路の
Nウエル、5−2はアナログ回路部のNウエル、6−1
はディジタル回路のPウエル、6−2はアナログ回路部
のPウエルである。Nウエルはn型の伝導型であり、こ
こにpチャンネルのMOS型トランジスタを形成してい
る。また、Pウエルはp型の伝導型であり、ここにnチ
ャンネルのMOS型トランジスタを形成している。7−
1はNウエルコンタクト領域、7−2はnチャンネルM
OSトランジスタソース領域であり、ともに高濃度のn
型にドーピングされている。8−1はPウエルコンタク
ト領域、8−2はpチャンネルMOSトランジスタソー
ス領域であり、ともに高濃度のp型にドーピングされて
いる。9−1はディジタル回路電源、9−2はアナログ
回路電源、10−1はディジタル回路のGND、10−
2はアナログ回路GNDである。ディジタル回路のGN
Dとアナログ回路のGNDはシリコン基板を介して接続
される。
【0056】図10はこの発明による、Nウエル領域と
Pウエル領域のみレイアウト設計し、Pウエル領域はN
ウエル領域を反転してマスクデータを生成する方法で作
製した、ディジタル回路とアナログ回路を1チップ上に
混載した半導体集積回路の模式図である。6はp型の伝
導型であり、ここにnチャンネルのMOS型トランジス
タが形成されるPウエルである。その他については、図
9と同様である。
【0057】上記の構成では、エピタキシャル成長層と
シリコン基板の間に高抵抗エピタキシャル成長層がある
ため、従来例に示した構造と比較してディジタル回路部
とアナログ回路のGND間抵抗が大きくなる。そのた
め、ディジタル回路部でのトランジスタのオン/オフに
伴い流れる電流によってディジタル部のGND電位が変
動した場合でも、アナログ回路のGND電位の変動は抑
制される。したがって、ディジタル部からの雑音の干渉
を抑制できることになる。なお、ディジタル/アナログ
GND間抵抗が大きい、すなわち、高抵抗p領域の比抵
抗値がシリコンエピタキシャル成長層よりも大きくなる
ほど雑音干渉の抑制効果は向上する。
【0058】この実施の形態に示した半導体集積回路で
は、トリプルウエル構造を用いた場合と比較して、Pウ
エル分離用のNウエルを追加する必要がなく、レイアウ
ト面積を小さくすることができる。これにより、ウエハ
1枚あたりのチップ数が増加し、製造コストを低く押さ
えることができる。また、上記構造を形成するために、
半導体集積回路の製造に用いるフォトリソグラフィのマ
スク枚数を増加させる必要がなく、製造コストを低く抑
えることが可能となる。さらに、従来のトリプルウエル
構造と比較して、PN接合による寄生容量の増加が少な
く、回路の高速動作を妨げることも無い。
【0059】実施の形態8.図11はこの発明による、
Nウエル領域とPウエル領域を独立にレイアウト設計し
てマスクデータを生成する方法で作製した、ディジタル
回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体集積
回路の模式図である。この半導体集積回路は、図9に示
した半導体集積回路において、ディジタル回路部にの
み、シリコン基板に達するようディジタル回路部P領域
12を形成したものである。ディジタル回路部P領域1
2の比抵抗値は、エピタキシャル成長層4と同程度(5
〜15Ω・cm)である。
【0060】P領域12を作製する方法の一例として
は、NウエルおよびPウエルを作製する前に、シリコン
エピタキシャル成長層にドーピングされている不純物濃
度と同程度のp型不純物をイオン注入する。その後、N
ウエルおよびPウエルを形成する方法がある。
【0061】図12はこの発明による、Nウエル領域の
みレイアウト設計し、Pウエル領域はNウエル領域を反
転してマスクデータを生成する方法で作製した、ディジ
タル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体
集積回路の模式図である。6はp型の伝導型であり、こ
こにnチャンネルのMOS型トランジスタが形成される
Pウエルである。その他については、図11と同様であ
る。
【0062】上記の構成では、アナログ回路部下部のシ
リコン基板とエピタキシャル成長層の間に高抵抗エピタ
キシャル成長層があるため、ディジタル回路部とアナロ
グ回路のGND間抵抗が大きくなる。そのため、ディジ
タル回路部でのトランジスタのオン/オフに伴い流れる
電流によってディジタル部のGND電位が変動した場合
でも、アナログ回路のGND電位の変動は抑制される。
したがって、ディジタル部からの雑音の干渉を抑制でき
ることになる。なお、ディジタル/アナログGND間抵
抗が大きい、すなわち、高抵抗エピタキシャル成長層の
比抵抗値がシリコンエピタキシャル成長層よりも大きく
なるほど雑音干渉の抑制効果は向上する。
【0063】この実施の形態に示した半導体集積回路で
は、トリプルウエル構造を用いた場合と比較して、Pウ
エル分離用のNウエルを追加する必要がなく、レイアウ
ト面積を小さくすることができる。これにより、ウエハ
1枚あたりのチップ数が増加し、製造コストを低く押さ
えることができる。また、ディジタル回路部MOSトラ
ンジスタよりもアナログ回路部MOSトランジスタの動
作電圧が高く、同一半導体集積回路の中で厚さが異なる
2種類以上のゲート酸化膜を形成する必要がある場合に
は、ゲート酸化膜形成時のフォトリソグラフィマスクを
高抵抗Pウエル形成時にも使用することができ、製造コ
ストを低く抑えることができる。また、従来のトリプル
ウエル構造と比較して、PN接合による寄生容量の増加
が少なく、回路の高速動作を妨げることが無い。さら
に、トランジスタ密度が高くラッチアップが問題となり
やすいディジタル回路部に着目すると、従来の低抵抗シ
リコン基板を用いた場合の断面構造と同一であり、ラッ
チアップ耐量の低下量は少ない。したがって、従来構造
と同程度の高集積度であり、かつ雑音の干渉を抑制し
た、低雑音ディジタル/アナログ混載集積回路を実現す
ることが可能となる。
【0064】
【発明の効果】第1の発明によれば、低雑音ディジタル
/アナログ混載半導体集積回路において、ウエル領域の
側面および底面の少なくとも一部に高抵抗領域を設けた
ので、ディジタル/アナログ間での雑音の干渉を的確に
抑制し得る高集積度の半導体集積回路を安価に製造する
ことができる。
【0065】第2の発明によれば、低雑音ディジタル/
アナログ混載半導体集積回路において、Pウエルの側面
および底面に高抵抗領域を設けたので、ディジタル/ア
ナログ間での雑音の干渉を的確に抑制し得る高集積度の
半導体集積回路を安価に製造することができる。
【0066】第3の発明によれば、低雑音ディジタル/
アナログ混載半導体集積回路において、Nウエルおよび
Pウエルの側面および底面に高抵抗領域を設けたので、
ディジタル/アナログ間での雑音の干渉を的確に抑制し
得る高集積度の半導体集積回路を安価に製造することが
できる。
【0067】第4の発明によれば、第1の発明におい
て、高抵抗領域をアナログ回路部のウエル領域に設けた
ので、ディジタル/アナログ間での雑音の干渉を的確に
抑制し得る高集積度の半導体集積回路を安価に製造する
ことができる。
【0068】第5の発明によれば、第1の発明におい
て、高抵抗領域をPウエルのみに設けたので、ディジタ
ル/アナログ間での雑音の干渉を的確に抑制し得る高集
積度の半導体集積回路を安価に製造することができる。
【0069】第6の発明によれば、第1の発明におい
て、高抵抗領域をアナログ回路部のPウエルのみに設け
たので、ディジタル/アナログ間での雑音の干渉を的確
に抑制し得る高集積度の半導体集積回路を安価に製造す
ることができる。
【0070】第7の発明によれば、低雑音ディジタル/
アナログ混載半導体集積回路において、ウエル領域の底
面の少なくとも一部に高抵抗領域を設けたので、ディジ
タル/アナログ間での雑音の干渉を的確に抑制し得る高
集積度の半導体集積回路を安価に製造することができ
る。
【0071】第8の発明によれば、低雑音ディジタル/
アナログ混載半導体集積回路において、Pウエル領域の
底面に高抵抗領域を設けたので、ディジタル/アナログ
間での雑音の干渉を的確に抑制し得る高集積度の半導体
集積回路を安価に製造することができる。
【0072】第9の発明によれば、低雑音ディジタル/
アナログ混載半導体集積回路において、NウエルとPウ
エルとの底面に高抵抗領域を設けたので、ディジタル/
アナログ間での雑音の干渉を的確に抑制し得る高集積度
の半導体集積回路を安価に製造することができる。
【0073】第10の発明によれば、第7の発明におい
て、高抵抗領域をアナログ回路部のウエル領域のみに設
けたので、ディジタル/アナログ間での雑音の干渉を的
確に抑制し得る高集積度の半導体集積回路を安価に製造
することができる。
【0074】第11の発明によれば、第7の発明におい
て、高抵抗領域をPウエルのみに設けたので、ディジタ
ル/アナログ間での雑音の干渉を的確に抑制し得る高集
積度の半導体集積回路を安価に製造することができる。
【0075】第12の発明によれば、第7の発明におい
て、高抵抗領域をアナログ回路部のPウエルのみに設け
たので、ディジタル/アナログ間での雑音の干渉を的確
に抑制し得る高集積度の半導体集積回路を安価に製造す
ることができる。
【0076】第13の発明によれば、NウエルとPウエ
ルとを設けた第3の半導体層と半導体基板との間に高抵
抗の第2の半導体層が存在するため、ディジタル/アナ
ログ間での雑音の干渉を的確に抑制し得る高集積度の半
導体集積回路を安価に製造することができる。
【0077】第14の発明によれば、NウエルとPウエ
ルとを設けた第3の半導体層と半導体基板との間に半導
体基板よりも高抵抗の第4の半導体層が存在するため、
ディジタル/アナログ間での雑音の干渉を的確に抑制し
得る高集積度の半導体集積回路を安価に製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明における実施の形態1によるディジ
タル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体
集積回路の模式図である。
【図2】 この発明における実施の形態1によるディジ
タル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体
集積回路の平面図である。
【図3】 この発明における実施の形態2によるディジ
タル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体
集積回路の模式図である。
【図4】 この発明における実施の形態2によるディジ
タル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体
集積回路の平面図である。
【図5】 この発明における実施の形態3によるディジ
タル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体
集積回路の模式図である。
【図6】 この発明における実施の形態4によるディジ
タル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体
集積回路の模式図である。
【図7】 この発明における実施の形態5によるディジ
タル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体
集積回路の模式図である。
【図8】 この発明における実施の形態6によるディジ
タル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体
集積回路の模式図である。
【図9】 この発明における実施の形態7によるディジ
タル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導体
集積回路の模式図である(Nウエル,Pウエル独立レイ
アウト設計)。
【図10】 この発明における実施の形態7によるディ
ジタル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導
体集積回路の模式図である(Nウエルのみレイアウト設
計、PウエルはNウエルレイアウトデータを反転して生
成)。
【図11】 この発明における実施の形態8によるディ
ジタル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導
体集積回路の模式図である(Nウエル,Pウエル独立レ
イアウト設計)。
【図12】 この発明における実施の形態8によるディ
ジタル回路とアナログ回路を1チップ上に混載した半導
体集積回路の模式図である(Nウエルのみレイアウト設
計、PウエルはNウエルレイアウトデータを反転して生
成)。
【図13】 ディジタル回路とアナログ回路を1チップ
上に混載した半導体集積回路の平面図である。
【図14】 従来のディジタル回路とアナログ回路を1
チップ上に混載した半導体集積回路の模式図である(N
ウエル,Pウエル独立レイアウト設計)。
【図15】 従来のディジタル回路とアナログ回路を1
チップ上に混載した半導体集積回路の模式図である(N
ウエルのみレイアウト設計、PウエルはNウエルレイア
ウトデータを反転して生成)。
【図16】 トリプルウエル構造の断面模式図である
(Nウエル,Pウエル独立レイアウト設計)。
【図17】 トリプルウエル構造の断面模式図である
(Nウエルのみレイアウト設計、PウエルはNウエルレ
イアウトデータを反転して生成)。
【符号の説明】
1 ディジタル回路部、2 アナログ回路部、3 シリ
コン基板、4はシリコン基板と同じ伝導型であるシリコ
ンのエピタキシャル成長層、5−1 ディジタル回路1
のNウエル、5−2 アナログ回路部2のNウエル、6
p型の伝導型、6−1 ディジタル回路部1のPウエ
ル、6−2 アナログ回路部2のPウエル、7−1 N
ウエルコンタクト領域、7−2 nチャンネルMOSト
ランジスタソース領域、8−1 Pウエルコンタクト領
域、8−2 PチャンネルMOSトランジスタソース領
域、9−1 ディジタル回路電源、9−2 アナログ回
路電源、10−1 ディジタル回路のGND、10−2
アナログ回路のGND、11,11−1,11−2
高抵抗p領域、12 ディジタル回路p領域。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的低い比抵抗値を持つ低抵抗半導体
    基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導型である
    第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウエルとグ
    ランドに接続されたPウエルとからなるウェル領域をそ
    の第2の半導体層に形成したディジタル/アナログ混載
    半導体集積回路において、前記ウエル領域の側面および
    底面の少なくとも一部に第2の半導体層よりも比抵抗が
    高く同一伝導型である第3の半導体領域を設けたことを
    特徴とするディジタル/アナログ混載半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 比較的低い比抵抗値を持つ低抵抗半導体
    基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導型である
    第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウエルとグ
    ランドに接続されたPウエルとをその第2の半導体層に
    形成したディジタル/アナログ混載半導体集積回路にお
    いて、前記Pウエルの側面および底面に第2の半導体層
    よりも比抵抗が高く同一伝導型である第3の半導体領域
    を設けたことを特徴とするディジタル/アナログ混載半
    導体集積回路。
  3. 【請求項3】 比較的低い比抵抗値を持つ低抵抗半導体
    基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導型である
    第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウエルとグ
    ランドに接続されたPウエルとをその第2の半導体層に
    形成したディジタル/アナログ混載半導体集積回路にお
    いて、前記NウエルとPウエルの側面および底面に第2
    の半導体層よりも比抵抗が高く同一伝導型である第3の
    半導体領域を設けたことを特徴とするディジタル/アナ
    ログ混載半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 第3の半導体領域をアナログ回路部のウ
    エル領域に設けたことを特徴とする請求項1に記載のデ
    ィジタル/アナログ混載半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 第3の半導体領域をPウエルのみに設け
    たことを特徴とする請求項1に記載のディジタル/アナ
    ログ混載半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 第3の半導体領域をアナログ回路部のP
    ウエルのみに設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    ディジタル/アナログ混載半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 比較的低い比抵抗値を持つ低抵抗半導体
    基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導型である
    第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウエルとグ
    ランドに接続されたPウエルとからなるウエル領域をそ
    の第2の半導体層に形成したディジタル/アナログ混載
    集積回路において、前記ウエル領域の底面の少なくとも
    一部に第2の半導体層よりも比抵抗が高く同一伝導型で
    ある第3の半導体領域を設けたことを特徴とするディジ
    タル/アナログ混載半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 比較的低い比抵抗値を持つ低抵抗半導体
    基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導型である
    第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウエルとグ
    ランドに接続されたPウエルとをその第2の半導体層に
    形成したディジタル/アナログ混載集積回路において、
    前記Pウエルの底面に第2の半導体層よりも比抵抗が高
    く同一伝導型である第3の半導体領域を設けたことを特
    徴とするディジタル/アナログ混載半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 比較的低い比抵抗値を持つ低抵抗半導体
    基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導型である
    第2の半導体層を有し、電源に接続されたNウエルとグ
    ランドに接続されたPウエルとをその第2の半導体層に
    形成したディジタル/アナログ混載集積回路において、
    前記NウエルとPウエルとの底面に第2の半導体層より
    も比抵抗が高く同一伝導型である第3の半導体領域を設
    けたことを特徴とするディジタル/アナログ混載半導体
    集積回路。
  10. 【請求項10】 第3の半導体領域をアナログ回路部の
    ウエル領域のみに設けたことを特徴とする請求項7に記
    載のディジタル/アナログ混載半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 第3の半導体領域をPウエルのみに設
    けたことを特徴とする請求項7に記載のディジタル/ア
    ナログ混載半導体集積回路。
  12. 【請求項12】 第3の半導体領域をアナログ回路部の
    Pウエルのみに設けたことを特徴とする請求項7に記載
    のディジタル/アナログ混載半導体集積回路。
  13. 【請求項13】 比較的低い比抵抗値を持つ低抵抗半導
    体基板上に、それよりも比抵抗値が高い同一伝導型であ
    る第2の半導体層を有し、第2の半導体層の上部に、低
    抵抗半導体基板より比抵抗値が高いが第2の半導体層よ
    りは比抵抗値が低く同一伝導型である第3の半導体層を
    有し、電源に接続されたNウエルとグランドに接続され
    たPウエルとをその第3の半導体層に形成したことを特
    徴とするディジタル/アナログ混載半導体集積回路。
  14. 【請求項14】 ディジタル/アナログ混載半導体集積
    回路において、アナログ回路部については、比較的低い
    比抵抗値を持つ低抵抗半導体基板上に、それよりも比抵
    抗値が高い同一伝導型である第2の半導体層を有し、第
    2の半導体層の上部に、低抵抗半導体基板より比抵抗値
    が高いが第2の半導体層よりは比抵抗値が低く同一伝導
    型である第3の半導体層を有し、電源に接続されたNウ
    エルとグランドに接続されたPウエルとをその第3の半
    導体層に形成し、ディジタル回路部については、比較的
    低い比抵抗値を持つ低抵抗半導体基板上に、それよりも
    比抵抗値が高い同一伝導型である第4の半導体層を有
    し、第4の半導体層の比抵抗値は第3の半導体層と同程
    度であり、電源に接続されたNウエルとグランドに接続
    されたPウエルとをその第4の半導体層に形成したこと
    を特徴とするディジタル/アナログ混載半導体集積回
    路。
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