JP2000028159A - 除湿機のドレンタンク - Google Patents

除湿機のドレンタンク

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JP2000028159A
JP2000028159A JP10198783A JP19878398A JP2000028159A JP 2000028159 A JP2000028159 A JP 2000028159A JP 10198783 A JP10198783 A JP 10198783A JP 19878398 A JP19878398 A JP 19878398A JP 2000028159 A JP2000028159 A JP 2000028159A
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JP
Japan
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tank
water
drain
full
drain tank
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JP10198783A
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English (en)
Inventor
Susumu Takano
進 高野
Seijiro Takano
清次郎 高野
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Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】タンク18運搬時の結露水の飛び出しと、ポタ
ポタ音の発生を防止する。 【解決手段】蒸発器9で発生した結露水を貯える除湿機
のドレンタンク18に於いて、このドレンタンク18は
上面を開口しこの開口よりやや小さく柔軟性の樹脂材料
にて形成した落とし蓋27を設けると共に、満水時には
前記タンク側壁の内面に備えた突起29にて前記落とし
蓋27の上下方向の動きを規制するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は筐体内に冷凍サイクル
を備え、吸込空気を除湿し乾燥空気を吹出す除湿機に設
けたドレンタンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の除湿機は蒸発器で発生した結露
水を筐体下部に備えたドレンタンクに集め、このドレン
タンクが溢れる事を防止するためにタンク満水を検知し
て運転を停止していた、また近年は除湿能力の大型化や
連続運転時間を長くするために大きな容量のドレンタン
クが好まれる傾向に有り、除湿機自身やドレンタンクの
重量も年々大きくなるものだった。またこのような重く
なった器具の移動のために底面にキャスターを設けた除
湿機も使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な大容量のドレンタンクは連続運転時間を長くするには
効果は有るが、満水時の重量が大きなために水捨て作業
が困難になりタンク取り出し時やタンクを持って移動す
る際に、結露水をこぼしてしまう危険が有った。またド
レンタンクに結露水を貯めたまま器具を移動する際にも
タンクから結露水がこぼれタンク収納室や除湿機の下部
の床を汚す危険があった。またドレンタンクの大容量化
のためにタンクの高さも高くなるのに伴い、結露水をタ
ンクに排水する排水口から水面までの距離も長くなり結
露水が水面に滴下するポタポタ音が大きくなるものだっ
た。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、蒸発器で
発生した結露水を貯える除湿機のドレンタンクに於い
て、このドレンタンクは上面を開口しこの開口よりやや
小さく柔軟性の樹脂材料にて形成した落とし蓋を設ける
と共に、満水時には前記タンク側壁の内面に備えた突起
にて前記落とし蓋の上下方向の動きを規制するようにし
たものである。
【0005】
【作用】ドレンタンク18が空状態または結露水が少な
い状態で運転スイッチ33を押圧すれば圧縮機19と送
風ファン11が回転を始め、冷凍サイクルに冷媒が循環
し、蒸発器9は低温に、凝縮器10は高温になる。そし
てファン11によって前面の吸込口5から吸込まれた空
気は蒸発器9で冷却されることによって、この蒸発器9
表面に結露が生じる。次に空気は凝縮器10にて加熱さ
れファン11を経由して吹出口6より上方へ乾燥空気を
吹出すものである。
【0006】一方蒸発器9に付着した結露水はドレン皿
16で受けられ排水路17を通過して排水口29からド
レンタンク18内に滴下する。結露水は運転時間の経過
と共に徐々に増加し、この結露水の水面を柔軟な落とし
蓋27が覆い、排水口29と水面の落差が大きい状態
(結露水の水面が低い状態)で特に発生するポタポタ音
を抑えるものである。
【0007】そして更に水位が上昇し突起29の位置で
この突起29にて落とし蓋27の上下動は規制され、除
湿機の移動等で結露水が遊んで水面が上下して結露水が
タンク18外にこぼれることを防止し、更に数ミリの水
位の上昇によってフロート23が浮力によって持ち上が
り作動アーム25の押圧が解除されることによって満水
を検知して運転停止を行うと共に満水ランプ26を点灯
させ使用者にドレンタンク18内の結露水の廃棄を促す
と共に除湿機が満水により停止したことを知らせるもの
である。
【0008】使用者が結露水の廃棄を行うにはタンク1
8を引き出し流し等に持っていき落とし蓋27を取り外
して水捨てを行う、この時落とし蓋27と突起29によ
って結露水の上下動を規制しタンク18から結露水がこ
ぼれることを防止している。そして空タンク18内に落
とし蓋27を戻して除湿機のタンク収納室21に収納し
て水捨てが完了する。
【0009】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面をもとに説明
すれば、1は除湿機の枠体で底板2上に前方の前ケース
3と後方の後ケース4とを設けて本体の外郭を構成して
いる。5は前記枠体1前面上部に形成された吸込口で、
前記前ケース3に横長のスリットを多数備えた開口が設
けられている。6は前記枠体1上面の後方に設けた吹出
口で、開いた時に風向板を兼ねる開閉自在の蓋7によっ
て乾燥空気の吹出方向を前斜め上方向から後ろ斜め上方
向まで自由にかえることができるものである。
【0010】前記吸込口5の内側には樹脂製の網や不織
布から成り吸入空気に混入するホコリを取り除くフィル
タ8を備え、このフィルタ8の内側にはフィンチューブ
式の熱交換器からなる蒸発器9を備え、吸込空気を冷却
することにより空気中の水分を結露させ除湿を行う。
【0011】前記蒸発器9の更に下流には蒸発器9と同
じくフィンチューブ式の熱交換器からなる凝縮器10を
備え、蒸発器9にて冷却された空気の加熱を行う。前記
凝縮器10下流には送風ファン11及びこのファン11
を駆動するファンモータ12を設け、前記吸込口5と吹
出口6の間に形成した送風経路13の送風を行うもので
ある。
【0012】前記後ケース4の内側でファンモータ12
との間にはケーシング14を備え、送風を吹出口6側へ
導くものである。また前記凝縮器10とファン11の間
には効率的にファン11へ送風を導くために中央に送風
口を設けた仕切板15を設け、蒸発器9の下方には結露
水を受けるドレン皿16を設けている。17は一方をこ
のドレン皿16の底面に接続し、他方をドレンタンク1
8の上部開口に位置させた排水路で、前記ドレン皿16
で集めた結露水を前記ドレンタンク18へ導くものであ
る。
【0013】19は前記送風経路13の下方で枠体1の
下部の機械室20に設けた圧縮機で、前記凝縮器10と
減圧装置(図示せず)と蒸発器9を順次冷媒配管で連通
し冷凍サイクルを形成している。前記ドレンタンク18
は機械室20の前面側に備えたタンク収納室21に前面
より着脱自在に設けられ、上部には満水時に満水スイッ
チ22を押圧して除湿機の運転を停止するフロート23
を設けている。
【0014】前記満水スイッチ22はマイクロスイッチ
等のスイッチで、機械室20とタンク収納室21の間の
仕切板24に固定され、空タンク18の装着で前記フロ
ート23より延出される作動アーム25にて押圧され、
運転スタンバイ状態を形成し、運転後満水時の浮力で作
動アーム25の押圧が解除されることによって満水を検
知して運転停止を行うと共に満水ランプ26を点灯させ
使用者にドレンタンク18内の結露水の廃棄を促すと共
に除湿機が満水により停止したことを知らせるものであ
る。前記ドレンタンク18は上面を開口し、この開口よ
りもやや小さい落とし蓋27を備え、左右のタンク側壁
28の内面には満水時での前記落とし蓋27の上下の動
きを規制する突起29を設けている。
【0015】前記落とし蓋27は発泡ポリエチレンや発
泡スチロール等の発泡性の樹脂材料にて形成され、軽量
で水に浮き且つ柔軟性を有するものであり、タンク18
内の結露水が少ない場合は水面を覆う様に浮遊し、前記
排水路17の排水口30から結露水が滴下する時、水面
に衝突して発生するポタポタ音の発生をその落とし蓋2
7の柔軟性によって防止している。また落とし蓋27は
満水時には前記突起29によって水面よりも数ミリ水没
し、タンク18の取出し時やタンク18装着状態での除
湿機移動の際、タンク18内の結露水が遊んで水面が極
端に上下し結露水がタンク18の上面開口から飛び出す
事を防止している。
【0016】31は前記満水ランプ26や運転ランプ3
2等の表示ランプ類と運転スイッチ33やタイマースイ
ッチ34等のスイッチ類を備えた操作部で、前記前ケー
ス3の上面に設けられている。35は移動の際に使用す
るキャスターで、底板2の四隅にそれぞれ1個取付けら
れている。
【0017】作動について説明すれば、ドレンタンク1
8が空状態または結露水が少ない状態で運転スイッチ3
3を押圧すれば圧縮機19と送風ファン11が回転を始
め、冷凍サイクルに冷媒が循環し、蒸発器9は低温に、
凝縮器10は高温になる。そしてファン11によって前
面の吸込口5から吸込まれた空気は蒸発器9で冷却され
ることによって、この蒸発器9表面に結露が生じる。次
に空気は凝縮器10にて加熱されファン11を経由して
吹出口6より上方へ乾燥空気を吹出すものである。
【0018】一方蒸発器9に付着した結露水はドレン皿
16で受けられ排水路17を通過して排水口29からド
レンタンク18内に滴下する。結露水は運転時間の経過
と共に徐々に増加し、この結露水の水面を柔軟な落とし
蓋27が覆い、排水口29と水面の落差が大きい状態
(結露水の水面が低い状態)で特に発生するポタポタ音
を抑えるものである。
【0019】そして更に水位が上昇し突起29の位置で
この突起29にて落とし蓋27の上下動は規制され、除
湿機の移動等で結露水が遊んで水面が上下して結露水が
タンク18外にこぼれることを防止し、更に数ミリの水
位の上昇によってフロート23が浮力によって持ち上が
り作動アーム25の押圧が解除されることによって満水
を検知して運転停止を行うと共に満水ランプ26を点灯
させ使用者にドレンタンク18内の結露水の廃棄を促す
と共に除湿機が満水により停止したことを知らせるもの
である。
【0020】使用者が結露水の廃棄を行うにはタンク1
8を引き出し流し等に持っていき落とし蓋27を取り外
して水捨てを行う、この時落とし蓋27と突起29によ
って結露水の上下動を規制しタンク18から結露水がこ
ぼれることを防止している。そして空タンク18内に落
とし蓋27を戻して除湿機のタンク収納室21に収納し
て水捨てが完了する。
【0021】このように結露水の水位が低い状態では落
とし蓋27の柔軟性によって結露水のポタポタ音を押さ
え、満水時には落とし蓋27と突起29の作用により結
露水水面の上下動を抑えて、結露水がタンク18からこ
ぼれる事を防止するものである。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、蒸発器
で発生した結露水を貯える除湿機のドレンタンクに於い
て、このドレンタンクは上面を開口しこの開口よりやや
小さく柔軟性の樹脂材料にて形成した落とし蓋を設ける
と共に、満水時には前記タンク側壁の内面に備えた突起
にて前記落とし蓋の上下方向の動きを規制するようにし
たので、結露水の水位が低い状態では落とし蓋の柔軟性
によって結露水のポタポタ音を押さえ、満水時には結露
水水面の上下動を抑えて、結露水がタンクからこぼれる
事を防止するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例の斜視図。
【図2】同構造を簡略した側面の断面図。
【図3】同要部の平面図。
【図4】同図3のA−A断面図。
【符号の説明】 9 蒸発器 18 ドレンタンク 27 落とし蓋 29 突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発器で発生した結露水を貯える除湿機
    のドレンタンクに於いて、このドレンタンクは上面を開
    口しこの開口よりやや小さく柔軟性の樹脂材料にて形成
    した落とし蓋を設けると共に、満水時には前記タンク側
    壁の内面に備えた突起にて前記落とし蓋の上下方向の動
    きを規制する事を特徴とする除湿機のドレンタンク。
JP10198783A 1998-07-14 1998-07-14 除湿機のドレンタンク Pending JP2000028159A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014224650A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 ダイキン工業株式会社 除湿機のドレンタンク
CN104713165A (zh) * 2013-09-05 2015-06-17 Lg电子株式会社 除湿器

Cited By (4)

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