JP2000027280A - 配管の接続装置 - Google Patents

配管の接続装置

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JP2000027280A
JP2000027280A JP10214901A JP21490198A JP2000027280A JP 2000027280 A JP2000027280 A JP 2000027280A JP 10214901 A JP10214901 A JP 10214901A JP 21490198 A JP21490198 A JP 21490198A JP 2000027280 A JP2000027280 A JP 2000027280A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤を使用しなくても、管状部材を被接続
部材の開口部に簡単な作業でシール性よく取付けること
ができる配管の接続装置が求められていた。 【解決手段】 排水桝21に取付けられ、排水流入管2
4を排水桝に接続するための接続装置20であって、接
続装置の装着前は前方側31がすぼまった形状をなし装
着後は前方側が拡径可能な拡径可能部材30と、拡径可
能部材の内周に嵌合するリング状部材33と、開口部2
3に係止される係止部36が形成され、拡径可能部材の
外周に中心軸線方向に位置決めされて嵌合し、装着前は
前方側38がすぼまった形状をなしている弾性部材34
とを備え、装着時には、拡径可能部材に弾性部材とリン
グ状部材をそれぞれ嵌合させた状態で、弾性部材の係止
部を開口部に係合させ、その後、リング状部材を前方に
移動させることにより拡径可能部材と弾性部材の各前方
側を拡径して弾性部材を開口部に密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被接続部材の壁部
に形成された開口部に取付けられ管状部材をこの被接続
部材に接続するための配管の接続装置にかかり、たとえ
ば、排水流入管を排水桝に接続するための接続装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】住宅の風呂,台所の流し台,洗面所,ト
イレ等から排出される排水は、宅地内の地中に埋設され
た排水流入管を流れ、複数の流れの合流地点に設置され
た宅内桝で合流したのち排水管を流れる。そして、排水
は、宅地内または宅地外に設置された公共桝と、公共桝
に接続される排水流出管とを流れた後、宅地外の公共の
下水道本管に排出される。
【0003】前記宅内桝は、宅地内に設置され、各種構
造のインバート部を有する桝のことであり、必要に応じ
てトラップが設けられている場合もある。前記公共桝
は、宅地内または宅地外に設置されて、宅地内の排水を
宅地外の下水道本管に流し込むための最終の桝のことで
ある。公共桝,取付け桝と呼ばれる排水桝も宅内桝の一
種で、一般的には全て排水桝と呼ばれているものであ
り、これらの排水桝は、ポリプロピレンやポリ塩化ビニ
ルなどの硬質の合成樹脂を材料として形成されている。
宅内桝,公共桝など排水桝には、上部に掃除口が取付け
られ、この掃除口の上端部は蓋により閉塞されている。
前記排水流入管,宅内桝,排水管,公共桝,排水流出管
および公共の下水道本管等により構成される排水管路
は、雨水や地下水等いわゆる不明水が浸入して排水の量
が増加しないように全体的に密閉構造になっている。
【0004】通常、自治体の行ういわゆる面整備事業等
の下水道工事においては、排水の本管となる大口径の公
共の下水道本管を先に道路等の地中に敷設するととも
に、宅地内または宅地外にその宅地用の公共桝を設置
し、下水道本管から分岐した排水流出管をこの公共桝に
接続しておく。
【0005】排水桝には、側壁に入口側接続口のソケッ
ト(または、差口)が一体的に設けられていることが多
いが、入口側接続口が予め設けられていない排水桝も使
用される。後者のタイプの排水桝を公共桝として使用す
る場合には、入口側接続口を設けない状態で一旦埋設し
ておき、宅地内の排水用の配管工事でこの排水桝に排水
流入管が接続されるのを待つことになる。
【0006】図9は、このような予め入口側に開口部を
設けない排水桝を公共桝として使用する場合に、排水流
入管(排水管)を接続する従来技術を示す説明図であ
る。図9(A)に示す排水桝1は宅地内に設置されてお
り、排水桝1の出口側接続口2に接続された排水流出管
3は、宅地内から宅地外の公共の下水道本管に接続され
ている。面整備事業等では、排水桝1は開口部8を形成
しない状態で地中に埋設される。
【0007】住民側が行う宅地内の排水管路の設置工事
では、排水桝1の周囲を掘り起こして露出させ、排水桝
1の側壁4に入口側接続口5を取付けたのち排水流入管
6を接続する作業を行う。この場合、宅地内の建物の形
状や配置,上水道やガス管の配置などによって、排水桝
1に対する排水流入管6の接続方向は宅地毎に異なるこ
とが多い。そこで、接続作業では、排水流入管6の接続
方向および接続位置に合わせて、ホールソー7により側
壁4に開口部8を形成する(図9(A))。次いで、図
9(B)に示す入口側接続口5を、開口部8の位置に合
わせて側壁4に接着剤で固着する。接着剤が硬化して接
着強度を発揮するまでの間に入口側接続口5が動いてし
まわないように、入口側接続口5を針金9などで締め付
け固定する(図9(C))。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
入口側接続口5を接着剤で側壁4に固着していたので、
接着作業や針金9を巻き付ける作業などが煩雑で作業時
間も長くかかっていた。また、側壁4と入口側接続口5
が一体化するので、入口側接続口5と排水流入管6の位
置や方向にずれがあると排水流入管6を接続するのが困
難になったり、排水流入管6の設置工事後に地震などで
振動すると、配管の接続部が破損する可能性もあった。
また、針金9を側壁4の全周に巻き付けるために、排水
桝1の周囲の土砂を全周にわたって掘り起こす必要があ
り、この掘り起こし作業が面倒であった。
【0009】図10は、雨水桝11に雨水流入管13を
接続する他の従来技術を示す部分斜視図である。図10
に示す技術では、雨水桝11の側壁12に形成された開
口部に、リング状でゴム製のシールパッキン10を装着
している。雨水流入管13は、ゴムの弾性力に抗してシ
ールパッキン10内に挿入されている。
【0010】この場合には、雨水流入管13がシールパ
ッキン10に対して位置決め保持されていないので、不
安定でシール性も十分ではなくシールパッキン10の部
分から水漏れを起こす恐れがある。そのため、この接続
構造を排水桝における配管の接続に適用することができ
なかった。また、雨水流入管13をシールパッキン10
内に挿入する時に摩擦抵抗が大きいので、挿入作業が困
難であった。
【0011】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、接着剤を使用しなくても管状部材を
被接続部材の壁部の開口部に簡単な作業で取付けること
ができ、また、管状部材をシール性よくかつ安定した状
態で支持することができる配管の接続装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、被接続部材の壁部に形成された開口部に
取付けられ、管状部材を前記被接続部材に接続するため
の配管の接続装置であって、前記開口部にこの接続装置
を装着する以前は前方側がすぼまった形状をなし、装着
後はこの前方側が拡径される筒状の拡径可能部材と、こ
の拡径可能部材の内周に嵌合し、中心軸線方向に摺動可
能な筒状のリング状部材と、前記開口部の周縁部に係止
される係止部が前方側の外周部に形成され、前記拡径可
能部材の外周に前記中心軸線方向に位置決めされて嵌合
するとともに後方側には前記管状部材を嵌合可能にし、
前記接続装置の装着前は前方側がすぼまった形状をなし
ている筒状の弾性部材とを備え、前記開口部に前記接続
装置を装着する時には、前記拡径可能部材の外周と後方
側の内周に前記弾性部材と前記リング状部材をそれぞれ
嵌合させた状態で、前記弾性部材の前記係止部を前記開
口部の前記周縁部に係合させ、その後、前記リング状部
材を前方に移動させることにより前記拡径可能部材と前
記弾性部材の前記各前方側を拡径してこの弾性部材を前
記開口部の前記周縁部に密着させるようにした。
【0013】前記被接続部材は排水桝および大径の配管
のいずれか一方で、前記管状部材は小径の配管であり、
前記拡径可能部材は、ほぼ円筒状をなす硬質の合成樹脂
製で前記前方側には複数の割れ目が前記中心軸線の周囲
に形成され、前方端とこの近傍には第1,第2の凸部が
それぞれ形成され、前記リング状部材は円筒状をなす硬
質の合成樹脂製であり、前記弾性部材は、ほぼ円筒状を
なし弾力性を有するゴムまたは合成樹脂により形成さ
れ、前記弾性部材の後方側には伸縮吸収部が形成され締
結部材により前記弾性部材を前記管状部材に締め付け可
能にし、前記弾性部材の前記係止部は、前記拡径可能部
材の前記第1,第2の凸部にそれぞれ係合して前記周縁
部の内部側と外部側にそれぞれ係合する第1,第2の係
止部からなっているのが好ましい。
【0014】また、前記リング状部材の外周には少なく
とも一つの回り止めガイド部が前記中心軸線と平行な方
向に形成され、前記拡径可能部材の内周には、この回り
止めガイド部に係合する少なくとも一つの被係合部が前
記中心軸線と平行な方向に形成されているのが好まし
い。
【0015】なお、前記接続装置において、前記被接続
部材は排水桝であり、前記リング状部材は、前記中心軸
線方向に延びた形状を有し前記接続装置の装着後には前
記排水桝の内部に突出し、前記リング状部材に接続され
たエルボにパイプを下方に向けて接続しかつ水封するこ
とにより前記排水桝の内部にトラップを形成してもよ
い。
【0016】また、前記弾性部材は、前記後方側に形成
された伸縮吸収部より後方部が前記中心軸線方向に延び
た形状を有し、前記管状部材は前記伸縮吸収部より後方
に装着され、前記弾性部材は前記後方側で締結部材によ
り前記管状部材に締め付けられていてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明における配管の接続
装置の実施の形態の一例を図1ないし図8を参照して説
明する。 (第1の実施形態)図1ないし図4は第1の実施形態を
示す図で、図1は配管の接続装置の分解組立平面断面図
であり、図1の(A),(B)はそれぞれ取付け前,取
付け後の状態を示している。図2は図1のII部拡大図、
図3は図1(B)の正面断面図、図4は図3のIV線矢視
図である。
【0018】図1ないし図4に示すように、本発明の配
管の接続装置20は、被接続部材21の壁部22に形成
された開口部23に取付けられ、管状部材24を被接続
部材21に接続するために使用される。たとえば、被接
続部材は排水桝21または大径の配管であり、管状部材
は排水流入管24など小径の配管である。接続装置20
は、宅内桝,公共桝など排水桝と排水流入管または排水
流出管の接続のほか、公共の下水道本管(大径の配管)
に対する前記排水流出管(小径の配管)の接続、雨水を
集水する管路における雨水桝(雨水取付け桝,雨水浸透
桝,雨水角桝,泥溜桝などを含む)に対する雨水流入管
または雨水流出管の接続、およびその他の配管の接続に
適用することができる。
【0019】被接続部材の壁部22は曲面でも平面でも
よいので、被接続部材の全体の形状は、排水桝21のよ
うな円筒状のほか、矩形状やその他の異形状であっても
よい。また、被接続部材に接続される管状部材の断面
は、排水流入管24のような円形が好ましいが、楕円
形,長円形,多角形であってもよい。下記の第1ないし
第3の実施形態では、排水桝21,71がほぼ円筒形の
公共桝の場合で、この排水桝21,71に断面円形の排
水流入管24を接続するのに本発明の接続装置を適用し
た例を示している。
【0020】住宅の風呂,流し台,洗面所,トイレなど
排水発生源から排出される排水は、排水発生源に接続さ
れた排水流入管を流れる。次いで、この排水は、他の排
水流入管を流れる排水と合流地点で合流して、排水主管
となる排水管に流れる。合流地点には、宅内桝など小口
径の排水桝が排水発生源毎に設置されている。前記排水
管は、下流側の公共桝(排水桝21)にとっては排水流
入管24となってこの公共桝に接続されている。
【0021】宅内桝を通って排水流入管24を流れた排
水は、宅地内または宅地外に設置された公共桝(排水桝
21)を通り、排水流出管を流れて宅地外の大口径の公
共の下水道本管に合流する。この下水道本管は、宅地外
の道路等の地下深く埋設されている。排水流入管,宅内
桝,排水管(排水流入管24),公共桝(排水桝2
1),排水流出管および下水道本管等により、地中に埋
設されて所定の勾配を有する排水管路が構成されてい
る。下水道工事に際しては、まず、自治体の行う面整備
事業等で、下水道本管から排水流出管および公共桝(排
水桝21)までを接続して埋設設置し、その後、宅地内
に家屋等を建築する際に、宅地内の排水管路を設置する
下水道工事を行う。
【0022】この排水桝21は、ポリ塩化ビニル,ポリ
プロピレン,繊維強化プラスチック(FRP)などの硬
質の合成樹脂を材料として一体成形されている。排水桝
21の上部には掃除口26が取付けられ、下部には排水
流出管を接続するための出口側接続口29(図5)が取
付けられている。排水流入管24は出口側接続口29よ
り上部位置に接続されるが、排水流入管24が接続され
ていない時には、排水桝21の壁部22には開口部23
は形成されていない。開口部23は、宅地内の下水道工
事で排水流入管24を接続する際に形成される。
【0023】壁部22の上端部27はソケット状の受口
になっており、この受口に掃除管28の下端部が嵌合可
能になっている。掃除管28は排水桝21に上方に向け
て接続される。掃除管28の上端には、地面部に位置す
る蓋受枠が取付けられ、この蓋受枠には、掃除口26を
閉塞するための蓋が着脱自在に取付けられる。掃除管2
8,蓋受枠および蓋により、排水桝21用の掃除口26
が構成されている。
【0024】排水桝21が設置された時には、排水桝2
1の中心軸線は縦方向(たとえば、ほぼ垂直方向)を向
く。縦方向を向く壁部22に形成された開口部23に
は、排水流入管24を排水桝21に接続するための接続
装置20が取付けられる。接続装置20の中心軸線CL
は、排水桝21の中心軸線に対して、横方向(すなわ
ち、ほぼ水平方向)を向いているか、または排水を流れ
易くするために下流側が次第に低くなるように若干傾斜
している。接続装置20の入口側接続口25はソケット
状の受口になっており、排水流入管24をこの受口に嵌
合接続できるようになっている。
【0025】接続装置20は、筒状の拡径可能部材30
と、拡径可能部材30の内周32に嵌合し、中心軸線C
L方向に摺動可能な筒状のリング状部材33と、筒状の
弾性部材34とを備えている。拡径可能部材30は、開
口部23に接続装置20を装着する以前は前方側(図1
の左方向)31がすぼまった形状をなし、装着後は前方
側31が拡径されるようになっている。ここで、「拡
径」とは部材の直径または半径を拡大させることをい
う。弾性部材34には、壁部22の開口部23の周縁部
35に係止される係止部36が前方側(図1の左方向)
の外周部に形成されている。弾性部材34は、拡径可能
部材30の外周37に中心軸線CL方向(前後方向)に
位置決めされて嵌合するとともに後方側の内周(また
は、外周)には排水流入管(管状部材)24を嵌合可能
にし、接続装置20の装着前は前方側(図1の左方向)
38がすぼまった形状をなしている。
【0026】開口部23に接続装置20を装着する時に
は、拡径可能部材30の外周37と後方側の内周32
に、弾性部材34とリング状部材33をそれぞれ嵌合さ
せた状態で、弾性部材34の係止部36を開口部23の
周縁部35に係合させる。その後、リング状部材33を
後方から前方に押し込んで(または、前方に引っ張っ
て)強制的に移動させることにより、拡径可能部材30
と弾性部材34の各前方側31,38を拡径して、弾性
部材34を開口部23の周縁部35に密着させるように
している(図1(B)参照)。
【0027】拡径可能部材30において、前方側31に
は複数(たとえば、12)の割れ目40が中心軸線CL
の周囲に形成され、前方端39とこの近傍には、弾性部
材34の係止部36に係合する第1,第2の凸部41,
42がそれぞれ形成されている。拡径可能部材30は、
リング状部材33を後方から前方に押し込んで強制的に
移動させることにより前方側31を拡径できればよいの
で、割れ目40を設けないで弾力性を有する材質で形成
することにより拡径可能にしてもよい。
【0028】拡径可能部材30とリング状部材33はほ
ぼ円筒状であり、ポリ塩化ビニル,ABS(アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体),ポリエチレ
ン,ポリプロピレン,繊維強化プラスチック(FRP)
などの硬質の合成樹脂を材料として一体成形されてい
る。これらの材質のうち、ポリエチレンまたはポリプロ
ピレンを使用すれば、リング状部材33が、拡径可能部
材30の内周32を低い摩擦抵抗でスムーズに摺動する
ことができる点で好ましい。
【0029】拡径可能部材30の後方端43は中心軸線
CLに直交しており、後方端43からその近傍までの範
囲には、割れ目40は形成されておらず一体化してい
る。拡径可能部材30の前方端39は、拡径した状態
で、円筒状の壁部22に形成された断面円形の開口部2
3に対応する形状をなしている。前方端39に形成され
た第1の凸部41と、この凸部41の近傍の後方に形成
された第2の凸部42は、開口部23の周縁部35に対
応する形状をなしてこの周縁部35を前後から挟み込む
ように形成されている。第1の凸部41は、拡径可能部
材30の外周37より外方に突出しかつ内周32より若
干内方にも突出して一体形成されている。
【0030】拡径可能部材30の内周32には、リング
状部材33を前方側31の内部に位置決め保持するため
の戻りストッパ44が一体形成されている。戻りストッ
パ44は、内周32に鍵形状に一体的に突出形成され、
リング状部材33が後方に移動するのを防止している。
リング状部材33の前方端45は、拡径可能部材30の
第1の凸部41に係合可能なようにこの第1の凸部41
に対応する形状をなしており、後方端46は中心軸線C
Lに直交している。リング状部材33は、拡径可能部材
30の後方側の内周32に嵌合した状態から前方に強制
的に押し込まれると、戻りストッパ44を乗り越えて、
拡径可能部材30の前方側31を拡径しながら移動す
る。
【0031】最終的には、リング状部材33の前方端4
5が第1の凸部41に係止され、後方に移動しないよう
に後方端46が戻りストッパ44により係止される。こ
れにより、リング状部材33は、拡径可能部材30の前
方側31の内方に位置決め保持され、拡径可能部材30
の前方側31は、リング状部材33により拡径された状
態で維持されることになり、拡径可能部材30の全体が
ほぼ円筒形になる。その結果、弾性部材34の外周面が
開口部23の周縁部35に強く密着するので、この周縁
部35が良好にシールされる。
【0032】リング状部材33の外周47には、一つま
たは複数(本実施形態では、一つ)の回り止めガイド部
48が中心軸線CLと平行な方向に形成されている。拡
径可能部材30の内周32には、回り止めガイド部48
に係合する一つまたは複数(本実施形態では、一つ)の
被係合部49が、中心軸線CLと平行な方向に形成され
ている。回り止めガイド部48が被係合部49に係合す
るので、リング状部材33は、拡径可能部材30内を非
回転状態で中心軸線CLに沿って前方に移動する。これ
により、リング状部材33の前方端45が、拡径可能部
材33の前方端39の第1の凸部41に全体的に係合し
て密着することができる。
【0033】弾性部材34は、弾力性とシール性を有す
るゴムまたは合成樹脂等により形成されており、たとえ
ば、EPDM(エチレン−プロピレン−ゴム)のような
耐老化性,耐酸化性,耐水性に優れたゴムを使用するの
が好ましい。ほぼ円筒形をなしている弾性部材34には
段部34aが形成されており、この段部34aより前方
側は内径が大きく、後方側は内径が小さくなっている。
弾性部材34の係止部36は、第1,第2の係止部5
7,58からなっている。第1,第2の係止部57,5
8は、拡径可能部材30の第1,第2の凸部41,42
にそれぞれ係合するとともに、周縁部35を内部側と外
部側から挟み込んで挟持する。拡径可能部材30の後方
端43が段部34aに当接し、第1,第2の凸部41,
42が第1,第2の係止部57,58にそれぞれ係合す
ることにより、拡径可能部材30は弾性部材34の内部
に保持される。
【0034】弾性部材34の後方側には伸縮吸収部55
が形成され、締結部材56により弾性部材34を排水流
入管24に締め付け可能にしている。伸縮吸収部55
は、断面U形またはV形の円環状をなし、中心軸線CL
に直交して一体的に突出形成されている。伸縮吸収部5
5の後方には、円環状の凹部59が一体形成されてい
る。締結部材56にはステンレス鋼製のバンドが使用さ
れており、このバンド56を凹部59に巻き付けるよう
にしている。バンド56は、円環状の帯状の薄板部60
とねじ部61を有しており、ねじ部61を回すことによ
り、薄板部60の直径が変化して弾性部材34を締め付
ける。
【0035】下水道工事に際しては、先ず、面整備事業
等で、下水道本管から排水流出管を介して公共桝(排水
桝21)までの配管を接続し埋設設置しておく。その
後、宅地内に家屋など建築物が建造される際に、宅地内
に排水管路を設置する工事を行う。この工事では、宅地
内の排水管路の排水流入管24を排水桝21に接続す
る。そのためには、排水桝21および掃除口26の周囲
の土砂を掘り起こして、排水桝21を露出させる。この
時、接続装置20を取付けて排水流入管24を接続する
のに必要な最小限の部分を露出させればよく、排水桝2
1の全周にわたって土砂を堀り起こす必要はない。
【0036】次いで、図9(A)に示す場合と同様に、
ホールソーを用いて、排水桝21の壁部22に開口部2
3を形成する。開口部23は、設置現場での排水流入管
24の方向,高さ等に対応して所定位置に形成される。
一方、接続装置20においては、リング状部材33を拡
径可能部材30の後方側の内周32に嵌合させ、拡径可
能部材30の外周37に、弾性部材34の前方側38の
内周38aを嵌合させる。
【0037】第1,第2の凸部41,42を弾性部材3
4の第1,第2の係止部57,58にそれぞれ係合さ
せ、後方端43を段部34aに係合させれば、拡径可能
部材30は弾性部材34の内部前方に位置決め保持され
る。また、バンド56を弾性部材34の凹部59内に緩
く嵌めておく。こうして、装着前の接続装置20は、拡
径可能部材30,リング状部材33,弾性部材34,バ
ンド56が組み立てられた状態で準備されている。この
時、拡径可能部材30は、割れ目40が閉じて前方側3
1がすぼまった形状をなしており、弾性部材34の前方
側38も、拡径可能部材30の形状に対応してすぼまっ
た形状をなしている。第1の凸部41,第1の係止部5
7の外径は、開口部23の内径より小さいので、接続装
置20の前方側は開口部23の内部に装着可能である。
【0038】拡径可能部材30は、予め閉じた割れ目4
0を形成してすぼまった形状に成形されている。なお、
別の例として、開いた状態の複数の割れ目40を前方側
31に形成し、拡径可能部材30全体が中心軸線CLと
平行な円筒形になるように予め成形しておき、拡径可能
部材30を弾性部材34内に装着すると、弾性部材34
の弾性力により割れ目40が閉じて、弾性部材34の前
方側38と拡径可能部材30の前方側31がすぼまった
形状になるようにしてもよい。
【0039】各構成部材30,33,34,56が組み
込まれた接続装置20を中心軸線CLの前方側に移動さ
せて、排水桝21の開口部23に緩く装着する。開口部
23の周縁部35の内側に、第1の係止部57と第1の
凸部41を係合させ、周縁部35の外側に、第2の係止
部58と第2の凸部42を係合させる。次いで、排水流
入管24を弾性部材34の後方から内部に挿入し、リン
グ状部材33の後方端46に押し当てて前方に強制的に
移動させれば、リング状部材33は、拡径可能部材30
の内周32を小さな摩擦抵抗でスムーズに移動する。リ
ング状部材33が最も前方に移動した状態では、リング
状部材33の前方端45と後方端46が、拡径可能部材
30の第1の凸部41と戻りストッパ44にそれぞれ係
止されて位置決め保持される。リング状部材33は、回
り止めガイド部48と被係合部49により案内されて回
り止めがなされているので、回転して位置ずれを起こす
ことはない。
【0040】リング状部材33が拡径可能部材30の前
方側31に移動したので、拡径可能部材30と弾性部材
34の各前方側31,38は、リング状部材33により
押し広げられて拡径する。これにより、弾性部材34の
係止部36が、開口部23の周縁部35の全周にわたっ
て強く密着するのでこの密着部が良好にシールされる。
【0041】こうして、接続装置20と排水流入管24
を排水桝21に取付けた後、バンド56のねじ部61を
ねじ込んで締め付けると、弾性部材34は排水流入管2
4に密着してシールされる。上述のように、排水流入管
24でリング状部材33を押して前方に移動させれば、
排水桝21に対する接続装置20の取付け作業と、接続
装置20に対する排水流入管24の接続作業を同時にで
きるので、配管工事が簡単になる。なお、リング状部材
33を前方に移動させるには、後方端46を治具で押し
込んでもよい。
【0042】こうして、接続装置20を介して排水流入
管24を排水桝21に接続し、宅地内の排水管路の接続
作業が完了した後、土砂を埋め戻して排水管路を埋設す
る。この排水管路において、住宅の流し台等から排出さ
れた排水は、自然流下で排水流入管,宅内桝,排水流入
管24(排水管)を流れ、公共桝(排水桝21)を通っ
て排水流出管から下水道本管に流れ込む。
【0043】接続装置20に伸縮吸収部55が設けられ
ているので、地震やその他の振動等による力が排水桝2
1と排水流入管24との接続部にかかっても、伸縮吸収
部55が変形してこの力を吸収するので、排水桝21や
排水流入管24等の破損を防止することができる。接続
装置20に装着された排水流入管24はリング状部材3
3に押し当てられるので、拡径可能部材30の割れ目4
0は、リング状部材33と排水流入管24により覆われ
て排水には接触しない。したがって、割れ目40が排水
の流れの抵抗になることはない。
【0044】(第2の実施形態)図5は本発明の第2の
実施形態にかかる接続装置70を排水桝71に取付けた
状態を示す正面断面図、図6は図5のVI部拡大断面図で
ある。なお、以下の各実施形態において、他の実施形態
と同一または相当部分には同一符号を付してその説明を
省略し、異なる部分のみ説明する。
【0045】図5および図6に示すように、被接続部材
としての排水桝71は防臭用のトラップ機能を有してい
る。拡径可能部材30内に嵌合するリング状部材72
は、中心軸線CL方向に延びた形状を有している。リン
グ状部材72は、接続装置70を排水桝71の壁部22
の開口部23に装着した後には、排水桝71の内部に突
出している。リング状部材72の前方端73は、中心軸
線CLに直交する形状を有している。
【0046】この接続装置70では、リング状部材72
の前方端73に接続されたエルボ74にパイプ75を下
方に向けて接続しかつ水封することにより、排水桝71
の内部にトラップ76を形成している。エルボ74は9
0度エルボであり、パイプ75はエルボ74の出口側に
装着されている。排水桝71の内部には常に排水77が
貯留されており、パイプ75の出口部は排水77の水面
78より下方に位置しているので、トラップ76が形成
される。
【0047】拡径可能部材30の前方端39に設けられ
た第1の凸部41には、他のストッパ79が半径方向内
方に突出して形成されている。リング状部材72の外周
80には凹部81が形成されており、他のストッパ79
が凹部81に係合可能になっている。したがって、接続
装置70を排水桝71に装着する時に、リング状部材7
2を押し込んで後方から強制的に前方に移動させれば、
リング状部材72の後方端46が戻りストッパ44に係
止され、凹部81が、拡径可能部材30の第1の凸部4
1の他のストッパ79に係止される。これにより、リン
グ状部材72は前後方向に動かないように位置決め保持
されるので、エルボ74,パイプ75がリング状部材7
2によりしっかりと支持される。
【0048】(第3の実施形態)図7は、本発明の第3
の実施形態にかかる接続装置90を排水桝21に取付け
た状態を示す正面断面図、図8はその動作を示す正面断
面図である。図7に示す接続装置90では、弾性部材9
1は、後方側に形成された伸縮吸収部92より後方部9
3が中心軸線CL方向に延びた形状を有し、排水流入管
24は伸縮吸収部92より後方に装着されている。弾性
部材91は、後方部93でバンド56により排水流入管
24に締め付けられる。
【0049】排水桝21と排水流入管24は弾性部材9
1を介して連結され、弾性部材91は伸縮吸収部92で
大きく変形できるようになっている。また、伸縮吸収部
92およびその近傍は、配管の一部を構成しておりまた
弾性変形に対する強度を大きくするために肉厚が厚くな
っている。後方部93には段部94が形成され、排水流
入管24はこの段部94に当接して位置決めされるよう
になっている。
【0050】図8に示すように、弾性変形可能な伸縮吸
収部92により、排水流入管24を矢印Bに示すように
比較的広い範囲で動かすことができるので、排水桝21
に対する排水流入管24の位置や角度の自由度が大きく
なるとともに、耐震性も向上する。したがって、地震や
振動等があっても、排水桝21と排水流入管24の接続
部が破損するのを防止することができる。また、配管工
事で開口部23をそれほど高精度に形成しなくても、排
水流入管24を接続装置90に容易に接続することがで
き、配管工事が簡略化される。
【0051】本発明の接続装置20,70,90では、
接着剤を使用しないので従来の接着作業や針金を巻き付
ける作業が不要になり、排水流入管24を排水桝21,
71の壁部22の開口部23に簡単な作業で取付けるこ
とができる。また、リング状部材33,72により、拡
径可能部材30を介して弾性部材34,91を開口部2
3の周縁部35に強制的に押し付けて密着させているの
で、接続装置は排水桝21,71にしっかりと固定され
る。したがって、図10に示すようなリング状のシール
パッキンを使用する従来技術と比較して、本発明の接続
装置は、排水流入管24をシール性よくかつ安定した状
態で支持することができ、排水桝および雨水桝などにお
ける配管の接続に好適である。特に、排水桝がポリプロ
ピレン製などの場合には、十分な接着強度を発揮する接
着剤の選定が難しいが、本発明では接着剤を使用しない
ので、このような材質の排水桝に排水流入管を容易に接
続することができる。
【0052】本発明では、接続装置の構成部材を組み立
てた状態で開口部23に装着し、リング状部材33,7
2を強制的に前方に移動させるというワンタッチの簡単
な作業で接続装置を排水桝に取付けることができる。図
9に示す従来技術では針金を排水桝の周囲に巻き付けて
いたので、排水桝の全周を堀り起こす必要があったが、
本発明では、開口部の周りの最小限の部分を掘り起こせ
ばよいので、掘り起こし作業が簡単になる。なお、各図
中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0053】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、接
着剤を使用しなくても管状部材を被接続部材の壁部の開
口部に簡単な作業で取付けることができ、また、管状部
材をシール性よくかつ安定した状態で支持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明の第1の実施形態を示
す図で、図1は配管の接続装置の分解組立平面断面図で
ある。
【図2】図1のII部拡大図である。
【図3】図1(B)の正面断面図である。
【図4】図3のIV線矢視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態にかかる接続装置を排
水桝に取付けた状態を示す正面断面図である。
【図6】図5のVI部拡大断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態にかかる接続装置を排
水桝に取付けた状態を示す正面断面図である。
【図8】図7の動作を示す正面断面図である。
【図9】公共桝に排水流入管を接続する従来技術を示す
説明図である。
【図10】雨水桝に雨水流入管を接続する他の従来技術
を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
20,70,90 接続装置 21,71 排水桝(被接続部材) 22 壁部 23 開口部 24 排水流入管(管状部材) 30 拡径可能部材 31 前方側 32 内周 33,72 リング状部材 34,91 弾性部材 35 周縁部 36 係止部 37 外周 38 前方側 39 拡径可能部材の前方端 40 割れ目 41 第1の凸部 42 第2の凸部 48 回り止めガイド 49 被係合部 55,92 伸縮吸収部 56 バンド(締結部材) 57 第1の係止部 58 第2の係止部 74 エルボ 75 パイプ 76 トラップ 93 後方部 CL 中心軸線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接続部材の壁部に形成された開口部に
    取付けられ、管状部材を前記被接続部材に接続するため
    の配管の接続装置であって、 前記開口部にこの接続装置を装着する以前は前方側がす
    ぼまった形状をなし、装着後はこの前方側が拡径される
    筒状の拡径可能部材と、 この拡径可能部材の内周に嵌合し、中心軸線方向に摺動
    可能な筒状のリング状部材と、 前記開口部の周縁部に係止される係止部が前方側の外周
    部に形成され、前記拡径可能部材の外周に前記中心軸線
    方向に位置決めされて嵌合するとともに後方側には前記
    管状部材を嵌合可能にし、前記接続装置の装着前は前方
    側がすぼまった形状をなしている筒状の弾性部材とを備
    え、 前記開口部に前記接続装置を装着する時には、前記拡径
    可能部材の外周と後方側の内周に前記弾性部材と前記リ
    ング状部材をそれぞれ嵌合させた状態で、前記弾性部材
    の前記係止部を前記開口部の前記周縁部に係合させ、 その後、前記リング状部材を前方に移動させることによ
    り前記拡径可能部材と前記弾性部材の前記各前方側を拡
    径してこの弾性部材を前記開口部の前記周縁部に密着さ
    せるようにしたことを特徴とする配管の接続装置。
  2. 【請求項2】 前記被接続部材は排水桝および大径の配
    管のいずれか一方で、前記管状部材は小径の配管であ
    り、 前記拡径可能部材は、ほぼ円筒状をなす硬質の合成樹脂
    製で前記前方側には複数の割れ目が前記中心軸線の周囲
    に形成され、前方端とこの近傍には第1,第2の凸部が
    それぞれ形成され、 前記リング状部材は円筒状をなす硬質の合成樹脂製であ
    り、 前記弾性部材は、ほぼ円筒状をなし弾力性を有するゴム
    または合成樹脂により形成され、前記弾性部材の後方側
    には伸縮吸収部が形成され締結部材により前記弾性部材
    を前記管状部材に締め付け可能にし、前記弾性部材の前
    記係止部は、前記拡径可能部材の前記第1,第2の凸部
    にそれぞれ係合して前記周縁部の内部側と外部側にそれ
    ぞれ係合する第1,第2の係止部からなっていることを
    特徴とする請求項1に記載の配管の接続装置。
  3. 【請求項3】 前記リング状部材の外周には少なくとも
    一つの回り止めガイド部が前記中心軸線と平行な方向に
    形成され、 前記拡径可能部材の内周には、この回り止めガイド部に
    係合する少なくとも一つの被係合部が前記中心軸線と平
    行な方向に形成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の配管の接続装置。
  4. 【請求項4】 前記被接続部材は排水桝であり、 前記リング状部材は、前記中心軸線方向に延びた形状を
    有し前記接続装置の装着後には前記排水桝の内部に突出
    し、 前記リング状部材に接続されたエルボにパイプを下方に
    向けて接続しかつ水封することにより前記排水桝の内部
    にトラップを形成したことを特徴とする請求項1,2ま
    たは3に記載の配管の接続装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材は、前記後方側に形成され
    た伸縮吸収部より後方部が前記中心軸線方向に延びた形
    状を有し、前記管状部材は前記伸縮吸収部より後方に装
    着され、前記弾性部材は前記後方側で締結部材により前
    記管状部材に締め付けられることを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかの項に記載の配管の接続装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017179759A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 積水化学工業株式会社 逆流防止弁
JP2020002649A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 大和ハウス工業株式会社 排水桝及び排水桝ユニット
JP2020020173A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 積水化学工業株式会社 雨水排水装置

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