JP2000027106A - 道路の舗装方法 - Google Patents

道路の舗装方法

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JP2000027106A
JP2000027106A JP10216429A JP21642998A JP2000027106A JP 2000027106 A JP2000027106 A JP 2000027106A JP 10216429 A JP10216429 A JP 10216429A JP 21642998 A JP21642998 A JP 21642998A JP 2000027106 A JP2000027106 A JP 2000027106A
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JP
Japan
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pavement
resin
aggregate
honeycomb structure
asphalt
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Application number
JP10216429A
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English (en)
Inventor
Hideharu Osada
秀晴 長田
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Osada Giken Co Ltd
Original Assignee
Osada Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 舗装材中の骨材の飛散を防止し、且つ舗装材
が荷重によって移動することによって凹部ができること
を防止する。 【解決手段】 調整された下地上にハニカム構造体を載
置し、その上から樹脂に骨材を混合した舗装材を塗布す
る方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路の舗装方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】道路の舗装方法は、従来からアスファル
ト舗装、コンクリート舗装等があった。また、公園等で
は美観を優先することから石板、タイル等の舗装法も用
いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の舗装
方法には次のような欠点がある。まず、石板やタイル張
り工法では、耐久性の点から車道には使用できないばか
りか、高価である。また、アスファルト舗装ではどうし
ても骨材の飛散によって凹部ができてしまう。骨材が飛
散するとその周囲はより飛散しやすくなり、加速度的に
道路が劣化する。
【0004】更に、ダンプやバス等の重車両が通過する
ことによって、アスファルトが移動し、轍の部分が溝と
なってしまう。これも、一度できるとその部分の通行量
が多くなり、これも加速度的に進む。以上のような欠点
は、最近多くなってきている透水性舗装道路ではより顕
著である。
【0005】コンクリート舗装の場合には、このような
欠点は少ないが施工費用が嵩むこと及び養生等により工
期が長くなるという欠点がある。
【0006】このような現状により、本業界では簡単な
施工で、骨材の飛散を防止し、轍の部分等の凹みを防止
できる舗装方法が待望されていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような状況に鑑
み、本発明者は鋭意研究の結果本発明舗装方法を完成さ
せたものであり、その特徴とするところは、調整された
下地上にハニカム構造体を載置し、その上から樹脂に骨
材を混合した舗装材を塗布する点にある。
【0008】調整された下地とは、その上に舗装材を敷
設することができる状態になった地面をいう。勿論、特
別下地調整処理を行なわずともそのような状態にある地
面も含める。例えば、橋や高速道路等のように地面とは
言えないような場所でもよい。ここでいう道路とは、車
道、歩道、橋梁、公園内敷地等すべてを含む。
【0009】ハニカム構造体とは、蜂の巣のような形状
のもので、アルミニウム製のものが汎用されている。し
かし、このような六角形ばかりでなく、四角やその他の
多角形でもよい。また、材質もアルミニウムのような金
属だけでなく、プラスチックや、紙等でも可能である。
プラスチック段ボール等は好適である。
【0010】このハニカム構造体のサイズは、後述する
樹脂中の骨材のサイズによって異なるが、通常は厚みが
10〜25mm程度であり、ハニカムの1辺も30〜5
0mm程度である。しかし、特殊なものの場合、もっと
大きくてもよい。
【0011】本発明でいう舗装材とは、樹脂と骨材を混
合したものである。樹脂としては、エポキシ樹脂が好適
であるが、これに限定するものではなく、一般に使用さ
れている樹脂舗装に用いる樹脂でもよい。骨材は、小さ
な石、砂、砂利等ばかりでなく、セラミックやその破砕
物、ガラスビーズ等でもよい。サイズとしては、通常の
アスファルト舗装の骨材程度でも、それ以上に細かいも
のでもよい。
【0012】この樹脂と骨材との混合比率は骨材の大き
さや樹脂の種類によって決定すべきものでここでは特に
限定しない。透水性舗装にする場合には、骨材の比率を
大きくする。通常は、骨材/樹脂の比は、9/1〜7/
3程度である。
【0013】更に、この樹脂と骨材のサイズと比率を選
択することによって、透水性を確保しつつ、目詰まりや
骨材の飛散を防止することもできる。即ち、樹脂に大き
な骨材と小さな骨材を混合するもので、大きな骨材の見
かけ容積が被施工部分(厚みも含めて)のほぼ全体を占
め、小さな骨材は大きな骨材の間隙をほぼ埋める見かけ
容積とするものである。この時、樹脂と骨材の量の比
は、樹脂が骨材を点で接着する程度の量である。決して
骨材の間隙を樹脂で満たすようなものではない。
【0014】更に、この大きな骨材は、粒径が10mm
以上のものが70%以上であり、小さな骨材は粒径が
1.5mm以下のものが70%以上を占めるような粒度
分布を有するものが好適である。
【0015】次に、通常のアスファルト舗装に本発明を
応用する方法について説明する。例えば、50mmの厚
みでアスファルト舗装する場合、まず30mmの厚みで
アスファルト舗装する。そして、そのアスファルトが硬
化する前に、アスファルトにハニカム構造体の一部が埋
没するよう、ハニカム構造体を敷設する。そしてその上
から前記舗装材を塗布(充填)する。この時、舗装材が
ハニカム構造体の上部とほぼ同じ高さになるよう塗布す
る。そして、アスファルトと樹脂の合計厚みを50mm
にする。
【0016】このようにアスファルト舗装に使用する場
合には、用いる樹脂がアスファルトとの接着性の良好な
ものが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の舗装方法の1工
程を示す断面図である。図1(a)は、下地調整された
地面1に、アスファルト舗装材2(透水性アスファル
ト)を敷設したところである。この例では、この部分の
厚みは30mmである。このアスファルト舗装材2がま
だ柔軟な時に上からハニカム構造体3(この例では厚み
約20mm)を載置する。この時、図1(b)に示すよ
うに、ハニカム構造体3の下方一部がアスファルト舗装
材2に埋没するように押圧する。図1(b)の右上の図
は平面図であり、ハニカム形状が見えている。そして、
その上から図1(c)に示すように樹脂舗装材4を塗布
する。ハニカム構造体3の上部がわずかに隠れる程度に
している。この場合の舗装材は、透水性を有するように
樹脂と骨材の比率を調整したものである。樹脂はエポキ
シ系であり、骨材は小石を使用している。
【0018】樹脂舗装材4は、ハニカム構造体3が埋没
する程度塗布する。この状態は、図1(c)の右上の平
面図にハニカム構造体3が見えていないことでわかる。
これでアスファルト、樹脂舗装材が固化すれば完成であ
る。
【0019】図2は、本発明に使用するハニカム構造体
3の1例を示す斜視図である。これはアルミニウム製で
市販されているものである。
【0020】
【発明の効果】本発明舗装方法には次のような大きな利
点がある。 舗装上部にハニカム構造体が埋没しているため、舗
装材が上部の荷重(車等による)によって移動しないた
め凹部が非常にできにくい。 細かく区画されているため舗装材の骨材の飛散が大
きく軽減できる。 舗装自体の寿命が大きく伸びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の舗装方法の1工程を示す断面図であ
る。
【図2】本発明に使用するハニカム構造体3の1例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 下地調整された地面 2 アスファルト舗装材 3 ハニカム構造体 4 樹脂舗装材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調整された下地上にハニカム構造体を載
    置し、その上から樹脂に骨材を混合した舗装材を塗布す
    ることを特徴とする道路の舗装方法。
  2. 【請求項2】 所定厚みアスファルトを敷設し、その上
    からハニカム構造体が該アスファルトにわずか埋没する
    ように載置し、その上から樹脂に骨材を混合した舗装材
    を塗布することを特徴とする道路の舗装方法。
JP10216429A 1998-07-14 1998-07-14 道路の舗装方法 Pending JP2000027106A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017075447A (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 ジャパンコンステック株式会社 舗装構造
JP2019529754A (ja) * 2016-09-28 2019-10-17 ノボノボン ザートケルエン ムケド レースベニュタールシャシャーグ アスファルトで覆われたコンクリート系補強道路構造体
CN113882210A (zh) * 2021-08-19 2022-01-04 于洪岗 一种含有零泊松效应的三维空间蜂窝结构的沥青路面结构

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