JP2000027067A - ストランド形状の繊維製品の無接触測定方法およびこの方法を実施するための装置 - Google Patents
ストランド形状の繊維製品の無接触測定方法およびこの方法を実施するための装置Info
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- G01N21/89—Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ストランド形状の繊維製品の無接触測定方法
であって、被検物4をビーム源1の測定領域内において
照射し、センサセルを有している受信装置5のセンサ領
域に結像し、個々のセンサセルによって発生された信号
を被検物の寸法に対する測定値に変換する形式の方法
を、精度が高められるようにする。 【解決手段】 被検物の像によって部分的にしか被覆さ
れていない、エッジピクセル12,13,14,15と
称されるセンサセルの信号が、被覆度に応じてないし比
例して測定結果に反映されるようにする。
であって、被検物4をビーム源1の測定領域内において
照射し、センサセルを有している受信装置5のセンサ領
域に結像し、個々のセンサセルによって発生された信号
を被検物の寸法に対する測定値に変換する形式の方法
を、精度が高められるようにする。 【解決手段】 被検物の像によって部分的にしか被覆さ
れていない、エッジピクセル12,13,14,15と
称されるセンサセルの信号が、被覆度に応じてないし比
例して測定結果に反映されるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載のストランド形状の繊維製品、例えば糸状の繊
維製品を無接触に測定するための方法に関する。さらに
本発明は、この方法を実施するための装置に関する。
念に記載のストランド形状の繊維製品、例えば糸状の繊
維製品を無接触に測定するための方法に関する。さらに
本発明は、この方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばヤーン等のようなストランド形状
の製品では、一連の生産または処理プロセスにおいて特
性が連続的に測定または監視されなければならない。そ
れぞれの被検物の直径およびその変動のような特別な特
性では高い精度を有する測定が要求される。
の製品では、一連の生産または処理プロセスにおいて特
性が連続的に測定または監視されなければならない。そ
れぞれの被検物の直径およびその変動のような特別な特
性では高い精度を有する測定が要求される。
【0003】直径を決定するために、スイス国特許第6
43060号明細書から、糸状の物体を光源によって照
射しかつ該物体が原因で生じた露光状態を画像検出器を
用いて受信することが公知であり、ここでは画像検出器
のホトセンサを個別にスキャンしかつそれぞれのホトセ
ンサによって検出された局所的な照明状態を、それが前
以て決められたしきい値に達したかまたはそれを上回っ
ているかどうかについて検査する。ホトセンサの信号が
測定値全体に関与しているものと見なされかつ評価装置
において物体の直径に対する測定値に変換されるべきと
き、ホトセンサの信号はこのしきい値に達しているかま
たはそれを上回っているはずである。
43060号明細書から、糸状の物体を光源によって照
射しかつ該物体が原因で生じた露光状態を画像検出器を
用いて受信することが公知であり、ここでは画像検出器
のホトセンサを個別にスキャンしかつそれぞれのホトセ
ンサによって検出された局所的な照明状態を、それが前
以て決められたしきい値に達したかまたはそれを上回っ
ているかどうかについて検査する。ホトセンサの信号が
測定値全体に関与しているものと見なされかつ評価装置
において物体の直径に対する測定値に変換されるべきと
き、ホトセンサの信号はこのしきい値に達しているかま
たはそれを上回っているはずである。
【0004】ホトセンサの信号がしきい値に達するまた
はそれを上回ると、ホトセンサは露光されているものと
評価される。信号がしきい値に達しないと、ホトセンサ
は露光されていないものと評価される。ヤーンクリーナ
ーにかけることが指示される。
はそれを上回ると、ホトセンサは露光されているものと
評価される。信号がしきい値に達しないと、ホトセンサ
は露光されていないものと評価される。ヤーンクリーナ
ーにかけることが指示される。
【0005】ヤーンNm40は約250μmの直径を有
している。この形式のヤーン直径の決定に対する適当か
つ通例の画像検出器は、10ないし30μmの分解能を
有している。スイス国特許第643060号明細書に記
載の画像分解装置は、7.5mmの幅に500個のホト
受信機ないしセンサセルを含んでおり、従ってホト受信
機の間隔ないし幅から生じる、15μmの分解能を有し
ているCCD行センサである。これにより、そこに記載
の方法によっては、直径決定の際に±6%のエラーが生
じる可能性があり、別の上掲の画像検出器の場合、±1
0%の領域までのエラーが生じる可能性がある。しかし
ヤーンクリーニングのためには、エラーが1%を下回る
測定値が要求される。
している。この形式のヤーン直径の決定に対する適当か
つ通例の画像検出器は、10ないし30μmの分解能を
有している。スイス国特許第643060号明細書に記
載の画像分解装置は、7.5mmの幅に500個のホト
受信機ないしセンサセルを含んでおり、従ってホト受信
機の間隔ないし幅から生じる、15μmの分解能を有し
ているCCD行センサである。これにより、そこに記載
の方法によっては、直径決定の際に±6%のエラーが生
じる可能性があり、別の上掲の画像検出器の場合、±1
0%の領域までのエラーが生じる可能性がある。しかし
ヤーンクリーニングのためには、エラーが1%を下回る
測定値が要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、被検
物の寸法を決定する際の精度が高められかつしきい値法
において発生する、求められた値の、実際値からの偏差
が低減されるようにした方法およびこの方法を実施する
ための装置を提供することである。
物の寸法を決定する際の精度が高められかつしきい値法
において発生する、求められた値の、実際値からの偏差
が低減されるようにした方法およびこの方法を実施する
ための装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この課
題は、本発明によればそれぞれ、請求項1および12の
特徴部分に記載の構成によって解決される。
題は、本発明によればそれぞれ、請求項1および12の
特徴部分に記載の構成によって解決される。
【0008】エッジピクセルの信号の別個の評価および
比例的な考慮によって、簡単だが、効果的な方法で、生
じる可能性があるエラーの程度ないし求められた値の、
実際値からの偏差が著しく低減される。とりわけ、セン
サの特別な構成を考案しまたは開発する必要はなく、通
常の、従ってコストの面で有利なセンサを使用すること
ができる。
比例的な考慮によって、簡単だが、効果的な方法で、生
じる可能性があるエラーの程度ないし求められた値の、
実際値からの偏差が著しく低減される。とりわけ、セン
サの特別な構成を考案しまたは開発する必要はなく、通
常の、従ってコストの面で有利なセンサを使用すること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の方法の有利な実施例は請
求項2ないし11に記載されている。
求項2ないし11に記載されている。
【0010】ビーム強度をセンサの被覆に対する尺度と
して検出することは特別有利でありかつ簡単である。し
かし例えば信号の頻度の測定も可能である。
して検出することは特別有利でありかつ簡単である。し
かし例えば信号の頻度の測定も可能である。
【0011】有利には、コストの面で有利なビーム源と
して光源が有効である。別の可能性としてあるのは、ス
トロボスコープの形式の動作またはそれぞれ適当なセン
サを用いた赤外線照射によるものである。
して光源が有効である。別の可能性としてあるのは、ス
トロボスコープの形式の動作またはそれぞれ適当なセン
サを用いた赤外線照射によるものである。
【0012】有利には平行なビーム束が発生される。と
いうのは、このようにすれば光と影との間の著しくシャ
ープな境界が実現されて、被検物のエッジ領域の結像が
改善されるからである。レーザビームを用いれば、輪郭
の一層シャープな形成が実現される。レーザビームの場
合更に、その単色光による光走査において、通常の白熱
電球の混合カラーに比して有利である。
いうのは、このようにすれば光と影との間の著しくシャ
ープな境界が実現されて、被検物のエッジ領域の結像が
改善されるからである。レーザビームを用いれば、輪郭
の一層シャープな形成が実現される。レーザビームの場
合更に、その単色光による光走査において、通常の白熱
電球の混合カラーに比して有利である。
【0013】円くない被検物の寸法を検出するために、
被検物が種々異なった方向から照射されかつ結像される
装置が特別適している。
被検物が種々異なった方向から照射されかつ結像される
装置が特別適している。
【0014】寸法決定の際に有利には、例えばCCD行
センサのような行センサの高い再現可能な測定精度と関
連して、エッジピクセルの信号から比例成分が求められ
る。
センサのような行センサの高い再現可能な測定精度と関
連して、エッジピクセルの信号から比例成分が求められ
る。
【0015】同じく有利には、被検物の、実際の大きさ
とは異なっている相似像が受信装置のセンサ領域に投写
される。拡大された像は、比較的大きな数のセンサセル
またはピクセルを被覆しかつ受信装置のセンサセルを変
更せずとも一層高い分解能を実現することになる。これ
により、本発明の方法の測定精度は、廉価な大量生産で
きるセンサセルに代わって、例えば、センサセルが相応
に低減された幅を有している煩雑な行センサを使用する
ことなしに著しく高められる。被検物をセンサ領域に縮
小して相似的に結像することによって、直径または横断
面が使用の行センサのセンサ領域の幅より大きい被検物
も検出される。
とは異なっている相似像が受信装置のセンサ領域に投写
される。拡大された像は、比較的大きな数のセンサセル
またはピクセルを被覆しかつ受信装置のセンサセルを変
更せずとも一層高い分解能を実現することになる。これ
により、本発明の方法の測定精度は、廉価な大量生産で
きるセンサセルに代わって、例えば、センサセルが相応
に低減された幅を有している煩雑な行センサを使用する
ことなしに著しく高められる。被検物をセンサ領域に縮
小して相似的に結像することによって、直径または横断
面が使用の行センサのセンサ領域の幅より大きい被検物
も検出される。
【0016】受信するビーム強度の測定された絶対値か
ら差値を求めることによって、散乱光または外部放射の
ような障害量も考慮して、エッジピクセルの被覆の程度
に対する改善された比例係数が得られる。
ら差値を求めることによって、散乱光または外部放射の
ような障害量も考慮して、エッジピクセルの被覆の程度
に対する改善された比例係数が得られる。
【0017】本発明の方法を実施するための装置は、有
利には、エッジピクセルの被覆度に比例して評価に反映
させる電子計算装置を、測定結果を送出または更に処理
するための装置に結び付けかつ更に有利な実施例におい
て、受信装置のセンサ領域にビームの影を投写するかま
たは被検物をセンサ領域に結像する平行なビーム束を発
生するための光学装置に結び付ける。
利には、エッジピクセルの被覆度に比例して評価に反映
させる電子計算装置を、測定結果を送出または更に処理
するための装置に結び付けかつ更に有利な実施例におい
て、受信装置のセンサ領域にビームの影を投写するかま
たは被検物をセンサ領域に結像する平行なビーム束を発
生するための光学装置に結び付ける。
【0018】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0019】図1に示されている測定装置は、ビーム源
として作用する点形状の光源を有している。光源のビー
ムは光学装置2によって平行にされる。平行なビーム束
3はストランド形状の被検物4を通って、受信装置5の
センサセルに被検物4の影を結像する。個別セルによっ
て発生された信号は引き続いて計算装置6によって処理
される。
として作用する点形状の光源を有している。光源のビー
ムは光学装置2によって平行にされる。平行なビーム束
3はストランド形状の被検物4を通って、受信装置5の
センサセルに被検物4の影を結像する。個別セルによっ
て発生された信号は引き続いて計算装置6によって処理
される。
【0020】計算装置6に接続されている調整器7は光
源1の明るさを変化して、ひいては被検物によって被覆
されていない、明ピクセル8と称されるセンサセルに対
する明るさ値がほぼ同じに留まるようにすることができ
る。測定の結果は装置9から先に送出されるかまたは更
に処理される。
源1の明るさを変化して、ひいては被検物によって被覆
されていない、明ピクセル8と称されるセンサセルに対
する明るさ値がほぼ同じに留まるようにすることができ
る。測定の結果は装置9から先に送出されるかまたは更
に処理される。
【0021】図2では、ストランド形状の被検物4とし
てヤーンが、受信装置5において作用する行センサ10
の傍らを通過している。糸の直径はこの例では、ピクセ
ルとも称される幅の6.5倍である。図示の糸部分は、
暗ピクセル11と称される5つのセンサセルを完全に被
覆しかつエッジピクセルと称される2つのセンサセル1
2,14を部分的に被覆している。
てヤーンが、受信装置5において作用する行センサ10
の傍らを通過している。糸の直径はこの例では、ピクセ
ルとも称される幅の6.5倍である。図示の糸部分は、
暗ピクセル11と称される5つのセンサセルを完全に被
覆しかつエッジピクセルと称される2つのセンサセル1
2,14を部分的に被覆している。
【0022】これまで公知の方法では、エッジピクセル
12,14ないしその信号はそれぞれ、しきい値の調整
設定次第で、完全に被覆されているまたは完全に照射さ
れているものと評価される。図2で生じるパルス形成
が、測定された明るさまたは個別センサセルの被覆され
た面に相応する長方形の組み合わせから成るダイヤグラ
ム17として図3に示されている。
12,14ないしその信号はそれぞれ、しきい値の調整
設定次第で、完全に被覆されているまたは完全に照射さ
れているものと評価される。図2で生じるパルス形成
が、測定された明るさまたは個別センサセルの被覆され
た面に相応する長方形の組み合わせから成るダイヤグラ
ム17として図3に示されている。
【0023】しきい値の高さ16が破線によって示され
ている。このしきい値16は2つのエッジピクセル1
2,14では越えられている。エッジピクセル12,1
4を「完全に被覆されている」と評価することによっ
て、この例では公知の方法に従って直径を求める際に結
果として、センサセルの7個分の幅に相応する直径が生
じることになり、従って測定結果は実際値から少なくと
も8%は偏差している。
ている。このしきい値16は2つのエッジピクセル1
2,14では越えられている。エッジピクセル12,1
4を「完全に被覆されている」と評価することによっ
て、この例では公知の方法に従って直径を求める際に結
果として、センサセルの7個分の幅に相応する直径が生
じることになり、従って測定結果は実際値から少なくと
も8%は偏差している。
【0024】本発明の方法による評価ではヤーンの直径
を決定するために、エッジピクセル12,14から供給
される値が割合ないし比例的に考慮される。
を決定するために、エッジピクセル12,14から供給
される値が割合ないし比例的に考慮される。
【0025】まず、左側のエッジピクセル12から供給
される絶対パルス値IAL18が、明ピクセル8から供
給される、背景の絶対パルス値IAH19だけ差し引か
れて差値IRL20が形成される。
される絶対パルス値IAL18が、明ピクセル8から供
給される、背景の絶対パルス値IAH19だけ差し引か
れて差値IRL20が形成される。
【0026】式は次の通りである: IRL=IAL−IAH 同様にして右側のエッジピクセル14から供給されるパ
ルス値IAR21が、背景の絶対パルス値IAH19だ
け差し引かれて差値IRR22が形成される。
ルス値IAR21が、背景の絶対パルス値IAH19だ
け差し引かれて差値IRR22が形成される。
【0027】式は次の通りである: IRR=IAR−IAH 暗ピクセル11から供給されるパルス値IAD23か
ら、同様に次式に従って: IRD=IAD−IAH 背景の絶対パルス値IAH19が差し引かれて差値I
RD24が形成される。
ら、同様に次式に従って: IRD=IAD−IAH 背景の絶対パルス値IAH19が差し引かれて差値I
RD24が形成される。
【0028】センサセルの幅、ないしピクセル幅Bp
は、センサの構造によって前以て決められている。
は、センサの構造によって前以て決められている。
【0029】測定結果として計算される、糸の直径DG
は次式:
は次式:
【0030】
【数1】
【0031】によって表されている成分と、次式:
【0032】
【数2】
【0033】によって表されている成分と、 DD=nD×Bp によって表されている成分とから合成されて成り、ここ
でnDは、エッジピクセル12とエッジピクセル14と
の間にある暗ピクセル11の数を示している。
でnDは、エッジピクセル12とエッジピクセル14と
の間にある暗ピクセル11の数を示している。
【0034】従って、糸DGの直径に対する計算式は次
の通りである: DG=DL+DD+DR DL,DD,DRに対する式を代入することによって、
次式:
の通りである: DG=DL+DD+DR DL,DD,DRに対する式を代入することによって、
次式:
【0035】
【数3】
【0036】が得られ、これを変形すると次のようにな
る:
る:
【0037】
【数4】
【0038】この方法によって、直径を決定する精度
は、求められた糸直径の、実際値からの偏差が、ヤーン
クリーニングのために必要であるオーダ内にある程度に
高められる。
は、求められた糸直径の、実際値からの偏差が、ヤーン
クリーニングのために必要であるオーダ内にある程度に
高められる。
【0039】図4には別の実施例が示されている。測定
装置は図2と同じであるが、ヤーン直径は、センサセル
の幅の倍数である(この例では正確に6倍の幅)。
装置は図2と同じであるが、ヤーン直径は、センサセル
の幅の倍数である(この例では正確に6倍の幅)。
【0040】図4の測定の際に生じるパルス線図は図5
に、それぞれのセンサセルが個別に評価される手法と区
別するために、棒線ダイヤグラム27として示されてい
る。
に、それぞれのセンサセルが個別に評価される手法と区
別するために、棒線ダイヤグラム27として示されてい
る。
【0041】エッジピクセル13,15から供給される
値は調整設定されたしきい値16に達していないかまた
は上回っておらず、それ故に公知のしきい値方法では直
径を決定するための関与分として考慮されない。しきい
値16が比較的低く設定されると、エッジピクセル13
および15から供給される値はセンサセルが「完全に被
覆されている」ものと評価されることになる。これによ
り、センサセルの5倍または7倍に相応する、ヤーン直
径が求められる。従って、公知のしきい値法において生
じるエラーは±16%以上になり、同様に精度に対する
要求に全く応えていない。
値は調整設定されたしきい値16に達していないかまた
は上回っておらず、それ故に公知のしきい値方法では直
径を決定するための関与分として考慮されない。しきい
値16が比較的低く設定されると、エッジピクセル13
および15から供給される値はセンサセルが「完全に被
覆されている」ものと評価されることになる。これによ
り、センサセルの5倍または7倍に相応する、ヤーン直
径が求められる。従って、公知のしきい値法において生
じるエラーは±16%以上になり、同様に精度に対する
要求に全く応えていない。
【0042】本発明の方法によれば、簡単かつコストの
面で有利に、求められる直径値の精度が、ヤーンクリー
ニングの際に生じるような測定精度に対する高い要求が
満たされる程度に改善される。
面で有利に、求められる直径値の精度が、ヤーンクリー
ニングの際に生じるような測定精度に対する高い要求が
満たされる程度に改善される。
【図1】糸を測定するための装置の概略図である。
【図2】受信装置の前の糸部分の概略図である。
【図3】図2の場合に生じるパルスの形を示す図であ
る。
る。
【図4】受信装置の前の糸部分の別の概略図である。
【図5】図4の場合に生じるパルスの形を示す図であ
る。
る。
1 光源、 2 光学装置、 4 被検物、 5 受信
装置、 6 計算装置、 7 調整装置、 8 センサ
セルまたは明ピクセル、 9 処理装置、 10 行セ
ンサ、 11 暗ピクセル、 12,14,13,15
エッジピクセル
装置、 6 計算装置、 7 調整装置、 8 センサ
セルまたは明ピクセル、 9 処理装置、 10 行セ
ンサ、 11 暗ピクセル、 12,14,13,15
エッジピクセル
Claims (13)
- 【請求項1】 ストランド形状の繊維製品の無接触測定
方法であって、被検物(4)を少なくとも1つのビーム
源(1)の測定領域内において照射しかつセンサセルを
有している受信装置(5)のセンサ領域に結像し、かつ
個々のセンサセルによって発生された信号を被検物
(4)の寸法に対する測定値に変換する形式の方法にお
いて、被検物(4)の像によって部分的にしか被覆され
ていない、エッジピクセル(12,13,14,15)
と称されるセンサセルの信号が、被覆の程度の割合ない
し被覆の程度に比例して測定結果に反映されるようにす
ることを特徴とするストランド形状の繊維製品の無接触
測定方法。 - 【請求項2】 エッジピクセル(12,13,14,1
5)では、それぞれ測定されたビーム強度から被覆に対
する測定値を求める請求項1記載のストランド形状の繊
維製品の無接触測定方法。 - 【請求項3】 被検物(4)の寸法を、被検物(4)の
像によって完全に被覆されている、暗ピクセル(11)
と称されるセンサセルの数に比例している成分と、それ
ぞれのエッジセル(12,13,14,15)の被覆に
比例している少なくとも1つの別の成分とから決定する
請求項1または2記載のストランド形状の繊維製品の無
接触測定方法。 - 【請求項4】 被検物(4)の2つのサイドエッジ(2
5,26)ではそれぞれもはや、エッジピクセル(1
2,13,14,15)として検出もしないし評価もし
ない請求項1から3までのいずれか1項記載のストラン
ド形状の繊維製品の無接触測定方法。 - 【請求項5】 被検物(4)を照射するために、少なく
とも近似的に平行なビーム束(3)を発生する請求項1
から4までのいずれか1項記載のストランド形状の繊維
製品の無接触測定方法。 - 【請求項6】 ビーム源(1)として光源が作用する請
求項1から5までのいずれか1項記載のストランド形状
の繊維製品の無接触測定方法。 - 【請求項7】 光源はレーザビームを発生する請求項1
から6までのいずれか1項記載のストランド形状の繊維
製品の無接触測定方法。 - 【請求項8】 センサとしてCCD行センサ(10)を
使用する請求項1から7までのいずれか1項記載のスト
ランド形状の繊維製品の無接触測定方法。 - 【請求項9】 被検物(4)の、実際の大きさとは異な
っている相似の像を受信装置(5)のセンサ領域に投写
する請求項1から8までのいずれか1項記載のストラン
ド形状の繊維製品の無接触測定方法。 - 【請求項10】 受信するビーム強度ないしエッジピク
セル(12,13,14,15)のパルス列に対する値
を求めるために、該エッジピクセル(12,13,1
4,15)から送出される値を、被検物(4)によって
被覆されていない、明ピクセル(8)と称されるセンサ
セルから供給される値(19)分差し引きかつこのよう
にして得られた差値(20)を、同様に暗ピクセル(1
1)から供給される値(23)から前記明ピクセルから
供給される値(19)の減算により生じる別の差値(2
4)によって除算する請求項1から9までのいずれか1
項記載のストランド形状の繊維製品の無接触測定方法。 - 【請求項11】 エージング、電圧変動またはビーム源
(1)、近似的に平行なビーム束(3)を発生するため
に使用される光学装置(2)またはセンサセルにおける
汚れ現象のような障害のファクターを補償するために、
前記ビーム源(1)のビーム強度を自動的に調整する請
求項1から10までのいずれか1項記載のストランド形
状の繊維製品の無接触測定方法。 - 【請求項12】 ビーム源(1)のビーム領域を横切っ
て長手方向に測定物(4)を移動させるための装置と、
電気信号を発生するための個別センサセルを有している
受信装置とを備え、該受信装置は、ビームによって、前
記測定物(4)の像が前記受信装置のセンサ領域に発生
されるように配置されている、請求項1から11までの
いずれか1項記載のストランド形状の繊維製品の無接触
測定方法を実施するための装置において、エッジピクセ
ル(12,13,14,15)の被覆の程度を比例的に
評価に反映させる電子計算装置(6)と、エッジピクセ
ル(12,13,14,15)の信号を割合および比例
的に考慮した測定結果を送出または更に処理するための
装置(9)とを備えていることを特徴とする装置。 - 【請求項13】 平行なビーム束(3)および/または
前記受信装置(5)のセンサ領域に被検物(4)の像を
発生するための光学装置(2)を備えている請求項12
記載の装置。
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