JP2000026054A - エレベーター乗場の三方枠装置 - Google Patents

エレベーター乗場の三方枠装置

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JP2000026054A
JP2000026054A JP10194530A JP19453098A JP2000026054A JP 2000026054 A JP2000026054 A JP 2000026054A JP 10194530 A JP10194530 A JP 10194530A JP 19453098 A JP19453098 A JP 19453098A JP 2000026054 A JP2000026054 A JP 2000026054A
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Takao Watanabe
隆雄 渡辺
Kenji Nomura
健二 野村
Akihiro Kadoi
明宏 門井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に組立、据付けでき、また据付け後に変
位し難いエレベーター乗場の三方枠装置を得る。 【解決手段】 上面から引退した段差31及び段差31
の乗場側縁部から引退した切欠部を上枠6の乗場1側の
前面よりも後側に形成する。またハンガーケース22の
下縁部を段差31の立面に宛がい、下端を段差31の引
退平面に宛がって上枠6から立設する。そして、L字状
の固定金具33によりハンガーケース22背面及び段差
31の引退平面を連結する。また、固定金具33の嵌合
部34を段差31の引退平面の切欠部に嵌合する。これ
によって、ハンガーケース22を三方枠5に対して上下
方向及び出入方向の所定位置に容易に装着でき、製作
費、据付費を節減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗場出入口の縁
部を形成するエレベーター乗場の三方枠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11〜図14は、第一の従来のエレベ
ーター乗場の三方枠装置を示す図で、図11は三方枠の
据付状況を示すエレベーター乗場の正面図、図12は図
11のA−A線断面拡大図、図13は図12の第一金具
の拡大斜視図、図14は図12の第二金具の拡大斜視図
である。図において、1はエレベーターの昇降路2に設
けられた乗場、3は乗場1の建築壁4に設けられた開口
部、5は開口部3に配置された三方枠で、上枠6及び両
側の側枠7によって構成されている。
【0003】8は側枠7の開口部3縁部側に装着された
つなぎ金具、9はL字状をなす第一金具で、L字の一辺
が開口部3縁部に配置されこの辺の長手に沿う第一溝穴
10が設けられ、またL字の他辺に長手に沿う第二溝穴
11が設けられている。12はL字状をなす第二金具
で、L字の一辺がつなぎ金具8に配置されこの辺の長手
に直交した二列の第一溝穴13が設けられ、またL字の
他辺に長手に直交した第二溝穴14が設けられている。
【0004】15は開口部3縁部に立設されて第一金具
9の第一溝穴10に挿通されたアンカーボルトとこのボ
ルトにねじ込まれたナットからなる第一締結具、16は
第二金具12の第一溝穴13及びつなぎ金具8に挿通さ
れたボルトとこのボルトにねじ込まれたナットからなる
第二締結具、17は第一金具9の第二溝穴11及び第二
金具12の第二溝穴14に挿通されたボルトとこのボル
トにねじ込まれたナットからなる第三締結具である。
【0005】第一の従来のエレベーター乗場の三方枠装
置は上記のように構成され、乗場1の建築壁4に設けら
れた開口部3に三方枠5が配置される。そして、側枠7
のつなぎ金具8が、第一金具9、第二金具12、第一締
結具15、第二締結具16及び第三締結具17によって
図12に示すように開口部3縁部に固定される。なお、
第一金具9、第二金具12を不等辺のL字状とすること
によって、開口部3縁部とつなぎ金具8の間隔の差異
に、容易に対応することができるようになっている。
【0006】また、図15〜図17は第二の従来のエレ
ベーター乗場の三方枠装置を示す図で、図15は前述の
図11におけるB−B線断面に相当する拡大図、図16
は図15の矢印Cから見た拡大側面図、図17は図16
の固定金具の斜視図である。図において、前述の図11
〜図14と同符号は相当部分を示し、18は上枠6の上
面に重合されて装着された座板、19は取付片で、座板
18の上面に溶接されて突設され上枠6の昇降路2側、
すなわち後側寄りに互いに離れて配置されている。
【0007】20は側枠7の上端裏面に装着された上L
金具、21は上枠6の間口方向端部及び上L金具20に
挿通されたボルトとこのボルトにねじ込まれたナットか
らなる第四締結具、22は取付片19の上に立設状態に
配置されたハンガーケース、23は固定金具で、L字状
をなし取付片19を跨ぎ、かつL字の屈折部においてL
字の垂画と空隙を形成して対面する嵌合部24を形成す
る係止片25がL字の横画の下面に装着されている。
【0008】26はハンガーケース22に挿通されて固
定金具23のL字垂画にねじ込まれたボルトからなる第
五締結具、27は固定金具23のL字横画及び係止片2
5に挿通されて取付片19にねじ込まれたボルトからな
る第六締結具である。
【0009】第二の従来のエレベーター乗場の三方枠装
置は上記のように構成され、前述の図11〜図14のエ
レベーター乗場の三方枠装置と同様に側枠7が開口部3
縁部に固定され、また側枠7と上枠6が第四締結具21
によって締結される。そして、固定金具23が第六締結
具27によって取付片19、すなわち上枠6に締結され
る。また、ハンガーケース22の下端が嵌合部24に嵌
合されると共に、第五締結具26によってハンガーケー
ス22の上縁部寄りが固定金具23に締結される。
【0010】また、図18は第三の従来のエレベーター
乗場の三方枠装置を示す図で、側枠下端の据付状況を示
す斜視図である。図において、前述の図11〜図14と
同符号は相当部分を示し、28は側枠7の下端裏面に装
着された下L金具、29は乗場1の床に打ち込まれて側
枠7の下端から離れて配置されたアンカーボルト、30
は両端部がそれぞれ下L金具28とアンカーボルト29
に溶接された連結金具である。
【0011】第三の従来のエレベーター乗場の三方枠装
置は上記のように構成され、前述の図11〜図14のエ
レベーター乗場の三方枠装置と同様に側枠7が開口部3
縁部に固定され、また前述の図15〜図17のエレベー
ター乗場の三方枠装置と同様にハンガーケース22が固
定される。そして、側枠7の下端がアンカーボルト29
及び連結金具30によって乗場1の床に固定されて乗場
1の出入口幅に対応した所定位置に配置される。
【0012】また、図19〜図21は例えば特開昭62
−83991号公報に示された第四の従来のエレベータ
ー乗場の三方枠装置を示す図で、図19は前述の図11
のD部に相当する拡大図、図20は図19の平面図、図
21は図19の右側面図である。図において、前述の図
11〜図14、図15〜図17と同符号は相当部分を示
す。
【0013】第四の従来のエレベーター乗場の三方枠装
置は上記のように構成され、前述の図11〜図14のエ
レベーター乗場の三方枠装置と同様に側枠7が開口部3
縁部に固定され、また前述の図15〜図17のエレベー
ター乗場の三方枠装置と同様にハンガーケース22が固
定される。そして、前述の図18のエレベーター乗場の
三方枠装置と同様に側枠7の下端が乗場1に固定され
る。また、上枠6の前面と側枠7の前面とを一致させた
状態で、上枠6と側枠7が第四締結具21によって締結
されて三方枠5が組立てられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター乗場の三方枠装置では、上枠6と側枠7の両
者の締結時にこの両者の位置決めが容易でなく煩雑な手
数が掛かるという問題点があった。また、設置現場にお
いて側枠7下端部を所定位置に据付けるために煩雑な手
数が掛かるという問題点があった。さらに、据付けられ
た側枠7下端部に、荷扱いの台車等が衝突した場合に変
位し易く美観が損なわれるという問題点があった。
【0015】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、容易に組立、据付けでき、また
据付け後に変位し難いエレベーター乗場の三方枠装置を
得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター乗場の三方枠装置においては、乗場側に配置された
前面よりも後側に設けられて上面から引退した段差及び
段差の乗場側縁部から引退した切欠部が形成された上枠
と、下縁部が段差の立面に宛がわれ、下端が段差の引退
平面に宛がわれて上枠から立設されたハンガーケース
と、L字状をなしL字の横画が引退平面に宛がわれ、L
字の垂画がハンガーケースの背面に宛がわれて配置され
て横画の自由端が下方へ屈折されて切欠部に嵌合した嵌
合部が設けられ、引退平面及びハンガーケースにそれぞ
れ締結された固定金具とが設けられる。
【0017】また、この発明に係るエレベーター乗場の
三方枠装置においては、側枠の下端部外側に設けられた
つなぎ金具と、一側がつなぎ金具と対面して配置されて
締結されて、他側は側枠の下端に対応した乗場の床に締
結された下部取付金具と、つなぎ金具及び下部取付金具
の間に介装された粘弾性物質製の緩衝材とが設けられ
る。
【0018】また、この発明に係るエレベーター乗場の
三方枠装置においては、間口方向の端部が側枠の上端に
接続して配置されて側枠と締結される上枠と、側枠の上
端に上枠位置よりも突出して設けられた係止部と、上枠
の間口方向の端部に設けられて側枠の係止部に嵌合する
嵌合部とが設けられる。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図3は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は前述の図
15相当図、図2は図1の要部平面図、図3は図1の固
定金具の斜視図である。図において、1はエレベーター
の昇降路2に設けられた乗場、3は乗場1の建築壁4に
設けられた開口部、5は開口部3に配置された三方枠
で、上枠6及び両側の側枠7によって構成されている。
【0020】20は側枠7の上端裏面に装着された上L
金具、21は上枠6の間口方向端部及び上L金具20に
挿通されたボルトとこのボルトにねじ込まれたナットか
らなる第四締結具、22は上枠6の昇降路2側縁部の上
に立設状態に配置されたハンガーケースである。
【0021】31は段差で、上枠6の乗場1側寄りより
も昇降路2側、すなわち上枠6の前面寄りよりも後側に
設けられて上面から引退して設けられている。32は切
欠部で、上枠6の段差31の後側縁部から引退して設け
られて上枠6の間口方向に互いに離れて配置されてい
る。33は固定金具で、L字状をなしL字の横画の自由
端が下方へ屈折されて切欠部32に嵌合する嵌合部34
が設けられている。
【0022】26は第五締結具で、下端が段差31の引
退平面に宛がわれて上枠6から立設されたハンガーケー
ス22に挿通されて固定金具33のL字垂画にねじ込ま
れたボルトによって構成されている。27は固定金具3
3のL字横画に挿通されて段差31の引退平面にねじ込
まれたボルトからなる第六締結具である。
【0023】上記のように構成されたエレベーター乗場
の三方枠装置において、前述の図11〜図14のエレベ
ーター乗場の三方枠装置と同様に側枠7が開口部3縁部
に固定される。また、側枠7と上枠6が第四締結具21
によって締結される。そして、ハンガーケース22の下
端が段差31の引退平面に宛がわれ、またハンガーケー
ス22の下縁部が段差31の立面に宛がわれて上枠6か
ら立設状態に配置される。
【0024】そして、固定金具33のL字横画が第六締
結具27によって段差31の引退平面に締結される。こ
れによって、ハンガーケース22の下縁部が段差31の
立面に挟圧される。また、第五締結具26によってハン
ガーケース22の上縁部寄りが固定金具33に締結され
る。
【0025】このような構成によって、ハンガーケース
22を三方枠5に対して上下方向及び出入方向の所定位
置に容易に装着することができる。したがって、少ない
部品数による構成により短い作業時間によって、所定位
置にハンガーケース22を配置することができ、製作
費、据付費を節減することができる。
【0026】実施の形態2.図4〜図7は、この発明の
他の実施の形態の一例を示す図で、図4は三方枠の据付
状況を示すエレベーター乗場の正面図、図5は側枠下端
の据付状況を示す図4のE部拡大斜視図、図6は図5の
連結金具の拡大斜視図、図7は図5の緩衝材の拡大斜視
図である。図において、前述の図1〜図3と同符号は相
当部分を示し、8は側枠7の開口部3縁部側に装着され
たつなぎ金具、35はつなぎ金具8に設けられて長手が
水平方向に配置された下部長穴である。
【0027】29は乗場1の床に打ち込まれて側枠7の
下端から離れて配置されたアンカーボルト、36はL字
状をなす下部取付金具で、L字の横画にはアンカーボル
ト29に嵌合された長穴37が設けられ、L字の垂画は
つなぎ金具8と重合して配置されて上下方向に長い長穴
38が設けられている。
【0028】39はつなぎ金具8と下部取付金具36の
両者の重合部に設けられて上下両者の間に介装されたゴ
ム等の粘弾性物質製の緩衝材で、中心部に貫通孔が設け
られている。40は下部取付金具36、緩衝材39及び
つなぎ金具8に挿通されたボルトとこのボルトにねじ込
まれたナットからなる第七締結具である。
【0029】上記のように構成されたエレベーター乗場
の三方枠装置において、前述の図1〜図3のエレベータ
ー乗場の三方枠装置と同様に側枠7が開口部3縁部に固
定される。また、側枠7と上枠6が第四締結具21によ
って締結され、またハンガーケース22が上枠6に装着
される。
【0030】そして、下部取付金具36の一側がアンカ
ーボルト29を介して乗場1の床に締結される。また、
下部取付金具36の他側が第七締結具40によって緩衝
材39を介してつなぎ金具8に締結される。なお、長穴
37、下部長穴35等によってアンカーボルト29位置
に対して側枠7の位置が調整されて所定位置に配置され
る。
【0031】このような構成によって、溶接作業を伴う
ことなく側枠7の下端部が乗場1の床に据付けられるの
で、熱による変形等の不具合発生の恐れなく容易に据付
けることができる。したがって、短い作業時間によって
所定位置に側枠7を容易に装着することができ、据付費
を節減することができる。また、側枠7の下端部が緩衝
材39を介して据付けられるので、荷扱いの台車等が衝
突したときの衝撃が緩衝されて変形、位置ずれ等の発生
を防ぐことができ、美観が損なわれる不具合を解消する
ことができる。
【0032】実施の形態3.図8〜図10も、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図8は前述の図2
1相当図、図9は図8の要部右側面図、図10は図8の
平面図である。図において、前述の図1〜図3、図19
〜図21と同符号は相当部分を示し、41は第一係止部
で、側枠7の横断面における乗場1側の屈折端部であっ
て、開口部3縁部と対向する面の上端部に設けられて上
枠6の下面よりも上方に突設されている。
【0033】42は第二係止部で、側枠7の横断面にお
ける昇降路2側の屈折端部であって開口部3縁部と対向
する面の上端部に設けられて上枠6の下面よりも上方に
突設されている。43は嵌合部で、上枠6の間口方向端
部の乗場1側寄りに配置され、引退して設けられて第一
係止部41の平面における三方が嵌合する。なお、上枠
6の昇降路2側寄りの間口方向端面は第二係止部42に
接して配置される。
【0034】上記のように構成されたエレベーター乗場
の三方枠装置において、前述の図1〜図3のエレベータ
ー乗場の三方枠装置と同様に側枠7が開口部3縁部に固
定される。また、側枠7と上枠6が第四締結具21によ
って締結され、またハンガーケース22が上枠6に装着
される。さらに、前述の図4〜図7の実施の形態と同様
に側枠7の下端部が乗場1の床に据付けられる。
【0035】そして、上枠6と側枠7の両者が第一係止
部41、第二係止部42によって、相互に位置合わせさ
れて組立てられる。これによって、短い作業時間によっ
て上記両者を容易に所定位置に装着することができる。
したがって、据付精度を向上し、かつ据付費を節減する
ことができる。
【0036】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、乗場側
の前面よりも後側に設けられて上面から引退した段差及
び段差の後側縁部から引退した切欠部が形成された上枠
と、下縁部が段差の立面に宛がわれ、下端が段差の引退
平面に宛がわれて上枠から立設されたハンガーケース
と、L字状をなしL字の横画が引退平面に宛がわれ、L
字の垂画がハンガーケースの背面に宛がわれて配置され
て横画の自由端が下方へ屈折されて切欠部に嵌合した嵌
合部が設けられ、引退平面及びハンガーケースにそれぞ
れ締結された固定金具とを設けたものである。
【0037】これによって、ハンガーケースを三方枠に
対して上下方向及び出入方向の所定位置に容易に装着す
ることができる。したがって、少ない部品数による構成
によって短い作業時間によって所定位置にハンガーケー
スを配置することができ、製作費、据付費を節減する効
果がある。
【0038】また、この発明は以上説明したように、側
枠の下端部外側に設けられたつなぎ金具と、一側がつな
ぎ金具と対面して配置されて締結されて、他側は側枠の
下端に対応した乗場の床に締結された下部取付金具と、
つなぎ金具及び下部取付金具の間に介装された粘弾性物
質製の緩衝材とを設けたものである。
【0039】これによって、溶接作業を伴うことなく側
枠の下端部を乗場の床に据付けでき、熱による変形等の
不具合発生の恐れなく容易に据付けることができる。し
たがって、短い作業時間によって所定位置に側枠を装着
することができ、据付費を節減する効果がある。また、
側枠の下端部が緩衝材を介して据付けられるので、荷扱
いの台車等が衝突したときの衝撃が緩衝されて変形、位
置ずれ等の発生を防ぐことができ、衝撃のために美観が
損なわれる不具合を解消する効果がある。
【0040】また、この発明は以上説明したように、間
口方向の端部が側枠の上端に接続して配置されて側枠と
締結される上枠と、側枠の上端に上枠位置よりも突出し
て設けられた係止部と、上枠の間口方向の端部に設けら
れて側枠の係止部に嵌合する嵌合部とを設けたものであ
る。
【0041】これによって、上枠と側枠の両者が係止部
によって、相互に位置合わせされて組立てられる。これ
によって、短い作業時間によって上記両者を容易に所定
位置に装着することができる。したがって、据付精度を
向上し、かつ据付費を節減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、後述す
る図15相当図。
【図2】 図1の要部平面図。
【図3】 図1の固定金具の斜視図。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す図で、三方枠
の据付状況を示すエレベーター乗場の正面図。
【図5】 側枠下端の据付状況を示す図4のE部拡大斜
視図。
【図6】 図5の連結金具の拡大斜視図。
【図7】 図5の緩衝材の拡大斜視図。
【図8】 この発明の実施の形態3を示す図で、後述す
る図21相当図。
【図9】 図8の要部右側面図。
【図10】 図8の平面図。
【図11】 第一の従来のエレベーター乗場の三方枠装
置を示す図で、三方枠の据付状況を示すエレベーター乗
場の正面図。
【図12】 図11のA−A線断面拡大図。
【図13】 図12の第一金具の拡大斜視図。
【図14】 図12の第二金具の拡大斜視図。
【図15】 第二の従来のエレベーター乗場の三方枠装
置を示す図で、前述の図11におけるB−B線断面に相
当する拡大図。
【図16】 図15の矢印Cから見た拡大側面図。
【図17】 図15の固定金具の斜視図。
【図18】 第三の従来のエレベーター乗場の三方枠装
置を示す図で、側枠下端の据付状況を示す斜視図。
【図19】 第四の従来のエレベーター乗場の三方枠装
置を示す図で、前述の図11のD部に相当する拡大図。
【図20】 図19の平面図。
【図21】 図19の右側面図。
【符号の説明】
1 乗場、6 上枠、7 側枠、8 つなぎ金具、22
ハンガーケース、31 段差、32 切欠部、33
固定金具、34 嵌合部、36 下部取付金具、39
緩衝材、41 第一係止部、42 第二係止部、43
嵌合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門井 明宏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3F307 BA01 CD26 CD29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗場側に配置された前面よりも後側に設
    けられて上面から引退した段差及び上記段差の上記乗場
    側縁部から引退した切欠部が形成された上枠と、下縁部
    が上記段差の立面に宛がわれ、下端が上記段差の引退平
    面に宛がわれて上記上枠から立設されたハンガーケース
    と、L字状をなしL字の横画が上記引退平面に宛がわ
    れ、L字の垂画が上記ハンガーケースの背面に宛がわれ
    て配置されて上記横画の自由端が下方へ屈折されて上記
    切欠部に嵌合した嵌合部が設けられ、上記引退平面及び
    ハンガーケースにそれぞれ締結された固定金具とを備え
    たエレベーター乗場の三方枠装置。
  2. 【請求項2】 側枠の下端部外側に設けられたつなぎ金
    具と、一側が上記つなぎ金具と対面して配置されて締結
    され、他側は上記側枠の下端に対応した乗場の床に締結
    された下部取付金具と、上記つなぎ金具及び下部取付金
    具の間に介装された粘弾性物質製の緩衝材とを備えたエ
    レベーター乗場の三方枠装置。
  3. 【請求項3】 間口方向の端部が側枠の上端に接続して
    配置されて上記側枠と締結される上枠と、上記側枠の上
    端に上記上枠位置よりも突出して設けられた係止部と、
    上記上枠の間口方向の端部に設けられて上記係止部に嵌
    合する嵌合部とを備えたエレベーター乗場の三方枠装
    置。
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