JP2000025462A - ガラスラン - Google Patents
ガラスランInfo
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- JP2000025462A JP2000025462A JP10218583A JP21858398A JP2000025462A JP 2000025462 A JP2000025462 A JP 2000025462A JP 10218583 A JP10218583 A JP 10218583A JP 21858398 A JP21858398 A JP 21858398A JP 2000025462 A JP2000025462 A JP 2000025462A
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- matter discharge
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/20—Sealing arrangements characterised by the shape
- B60J10/27—Sealing arrangements characterised by the shape having projections, grooves or channels in the longitudinal direction
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/15—Sealing arrangements characterised by the material
- B60J10/17—Sealing arrangements characterised by the material provided with a low-friction material on the surface
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- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラスランの型成形部における基底部の摩耗
を低減して耐久性を高める。 【解決手段】 ガラスランの型成形部21は、基底部2
2及び側壁部23からなるチャンネル部24とシールリ
ップ部25とがTPOで一体的に型成形されてなり、該
押出成形時に、基底部22の両側に側溝26が同時形成
されるとともに、基底部22の表面に基底部22の長手
方向に延びる3本の異物排出溝27が同時形成されてい
る。基底部22の表面に付着した異物は、異物排出溝2
7に落ち込み、異物排出溝27内を移動して排出され
る。
を低減して耐久性を高める。 【解決手段】 ガラスランの型成形部21は、基底部2
2及び側壁部23からなるチャンネル部24とシールリ
ップ部25とがTPOで一体的に型成形されてなり、該
押出成形時に、基底部22の両側に側溝26が同時形成
されるとともに、基底部22の表面に基底部22の長手
方向に延びる3本の異物排出溝27が同時形成されてい
る。基底部22の表面に付着した異物は、異物排出溝2
7に落ち込み、異物排出溝27内を移動して排出され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動するガラスの
外周縁部に摺接してシールするガラスランに関するもの
である。
外周縁部に摺接してシールするガラスランに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8は、自動車のドアサッシュ1
(図4参照)に取り付けられて、昇降するドアガラス2
の外周縁部をシールする従来のガラスラン50を示して
いる。このガラスラン50は、略直線状に延びる複数本
の押出成形部51と、二本の押出成形部51の間を接続
するための湾曲状(又は折曲状)の型成形部61とで構
成され、押出成形部51はドアサッシュ1の直線部に取
り付けられ、型成形部61はドアサッシュ1のコーナー
部に取り付けられる。Sは、押出成形部51と型成形部
61との境界線(接続端面)である。
(図4参照)に取り付けられて、昇降するドアガラス2
の外周縁部をシールする従来のガラスラン50を示して
いる。このガラスラン50は、略直線状に延びる複数本
の押出成形部51と、二本の押出成形部51の間を接続
するための湾曲状(又は折曲状)の型成形部61とで構
成され、押出成形部51はドアサッシュ1の直線部に取
り付けられ、型成形部61はドアサッシュ1のコーナー
部に取り付けられる。Sは、押出成形部51と型成形部
61との境界線(接続端面)である。
【0003】図7の押出成形部51も図8の型成形部6
1も、基底部52,62及び二つの側壁部53,63か
らなるチャンネル部54,64と、両側壁部53,63
の先端からチャンネル部54,64内へ延びる二つのシ
ールリップ部55,65とを備えている。基底部52,
62の表面にはドアガラス2の外周縁端面が摺接するた
め、該表面はもともと摩耗が懸念されるところ、該表面
に砂やホコリ等の異物が付着すると、その摩耗が早まる
という問題がある。
1も、基底部52,62及び二つの側壁部53,63か
らなるチャンネル部54,64と、両側壁部53,63
の先端からチャンネル部54,64内へ延びる二つのシ
ールリップ部55,65とを備えている。基底部52,
62の表面にはドアガラス2の外周縁端面が摺接するた
め、該表面はもともと摩耗が懸念されるところ、該表面
に砂やホコリ等の異物が付着すると、その摩耗が早まる
という問題がある。
【0004】そこで、押出成形部51については、図7
に示すように、チャンネル部54とシールリップ部55
とをEPDMゴムで一体的に押出成形する時に、基底部
52の表面に基底部52の長手方向に延びる断面積の小
さい溝57を同時形成し、異物を該溝57に落とし込ま
せて排出するようにしている。
に示すように、チャンネル部54とシールリップ部55
とをEPDMゴムで一体的に押出成形する時に、基底部
52の表面に基底部52の長手方向に延びる断面積の小
さい溝57を同時形成し、異物を該溝57に落とし込ま
せて排出するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、型成形部61
については、図8に示すように、基底部62の表面に溝
が形成されておらず、上記異物排出作用が無かった。そ
の理由を考えるに、仮に断面積の小さい溝を形成しよう
としても、チャンネル部64とシールリップ部65とを
EPDMゴムで一体的に型成形する時に、ブリードして
くる離型剤又はプロセスオイルや発生する加硫ガスが溝
を詰まらせやすいことが知られているため、実際に溝を
形成するところまでは至らなかったものと思われる。ま
た、同じEPDMゴムであっても、型成形によるものは
押出成形によるものと比べて耐久性が低いということも
ある。以上のことから、従来の型成形部61の基底部6
2は、押出成形部51の基底部52に比べて、早く摩耗
しやすいという問題があった。
については、図8に示すように、基底部62の表面に溝
が形成されておらず、上記異物排出作用が無かった。そ
の理由を考えるに、仮に断面積の小さい溝を形成しよう
としても、チャンネル部64とシールリップ部65とを
EPDMゴムで一体的に型成形する時に、ブリードして
くる離型剤又はプロセスオイルや発生する加硫ガスが溝
を詰まらせやすいことが知られているため、実際に溝を
形成するところまでは至らなかったものと思われる。ま
た、同じEPDMゴムであっても、型成形によるものは
押出成形によるものと比べて耐久性が低いということも
ある。以上のことから、従来の型成形部61の基底部6
2は、押出成形部51の基底部52に比べて、早く摩耗
しやすいという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決し、型成
形部の基底部の摩耗を低減して耐久性を高めることがで
きるガラスランを提供することにある。
形部の基底部の摩耗を低減して耐久性を高めることがで
きるガラスランを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基底部及び側
壁部からなるチャンネル部と前記側壁部から延びるシー
ルリップ部とが型成形されてなる型成形部を備えたガラ
スランにおいて、前記型成形部の基底部の表面に異物排
出溝が形成されたことを特徴とする。
壁部からなるチャンネル部と前記側壁部から延びるシー
ルリップ部とが型成形されてなる型成形部を備えたガラ
スランにおいて、前記型成形部の基底部の表面に異物排
出溝が形成されたことを特徴とする。
【0008】ここで、型成形部の材料としては、ゴム、
軟質樹脂又は熱可塑性エラストマー(以下、TPEとい
う。)が好ましい。ゴムとしては、EPDMゴム、EP
Mゴム等を例示でき、軟質樹脂としては、オレフィン系
軟質樹脂(軟質ポリエチレン等)等を例示でき、TPE
としては、オレフィン系TPE(TPO)、スチレン系
TPE(SBC)等を例示できる。なお、ゴムは、離型
剤やプロセスオイルや加硫ガスが異物排出溝を詰まらせ
やすいのに対して、軟質樹脂又はTPEは、離型剤やプ
ロセスオイルが異物排出溝を詰まらせにくい点で好まし
い。
軟質樹脂又は熱可塑性エラストマー(以下、TPEとい
う。)が好ましい。ゴムとしては、EPDMゴム、EP
Mゴム等を例示でき、軟質樹脂としては、オレフィン系
軟質樹脂(軟質ポリエチレン等)等を例示でき、TPE
としては、オレフィン系TPE(TPO)、スチレン系
TPE(SBC)等を例示できる。なお、ゴムは、離型
剤やプロセスオイルや加硫ガスが異物排出溝を詰まらせ
やすいのに対して、軟質樹脂又はTPEは、離型剤やプ
ロセスオイルが異物排出溝を詰まらせにくい点で好まし
い。
【0009】異物排出溝の断面形状としては、V字形、
U字形、矩形等を例示できる。異物排出溝の断面積は、
特に限定されないが、型成形部の材料がゴムの場合に
は、離型剤やプロセスオイルや加硫ガスによって詰まり
切らない程度に大きくすること(0.15〜0.5mm
2 程度)が好ましい。異物排出溝の幅は0.4〜0.7
mmが好ましく、深さは0.4〜0.7mmが好まし
い。
U字形、矩形等を例示できる。異物排出溝の断面積は、
特に限定されないが、型成形部の材料がゴムの場合に
は、離型剤やプロセスオイルや加硫ガスによって詰まり
切らない程度に大きくすること(0.15〜0.5mm
2 程度)が好ましい。異物排出溝の幅は0.4〜0.7
mmが好ましく、深さは0.4〜0.7mmが好まし
い。
【0010】異物排出溝の方向は、特に限定されない
が、基底部の長手方向に設けられることが好ましい。こ
の場合、異物排出溝の本数は1〜5本が好ましく、溝中
心間ピッチは1〜3mmが好ましい。
が、基底部の長手方向に設けられることが好ましい。こ
の場合、異物排出溝の本数は1〜5本が好ましく、溝中
心間ピッチは1〜3mmが好ましい。
【0011】また、基底部の両側に基底部の長手方向に
延びる側溝が設けられる場合には、異物排出溝が側溝に
開口するように基底部の長手方向に対して斜め方向に設
けられてもよい。この場合、基底部の長手方向に対する
異物排出溝の傾斜角は、特に限定されないが、45〜7
5度が好ましい。また、異物排出溝は多数本となり、溝
中心間ピッチは4〜6mmが好ましい。
延びる側溝が設けられる場合には、異物排出溝が側溝に
開口するように基底部の長手方向に対して斜め方向に設
けられてもよい。この場合、基底部の長手方向に対する
異物排出溝の傾斜角は、特に限定されないが、45〜7
5度が好ましい。また、異物排出溝は多数本となり、溝
中心間ピッチは4〜6mmが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明を、自動車
のドアサッシュ1(図4参照)に取り付けられて、昇降
するドアガラス2の外周縁部をシールするガラスラン1
0に具体化した第一実施形態を示している。このガラス
ラン10は、略直線状に延びる複数本の押出成形部11
と、二本の押出成形部11の間を接続するための湾曲状
(又は折曲状)の型成形部21とで構成され、押出成形
部11はドアサッシュ1の直線部に取り付けられ、型成
形部21はドアサッシュ1のコーナー部に取り付けられ
る。Sは、押出成形部11と型成形部21との境界線
(接続端面)である。
のドアサッシュ1(図4参照)に取り付けられて、昇降
するドアガラス2の外周縁部をシールするガラスラン1
0に具体化した第一実施形態を示している。このガラス
ラン10は、略直線状に延びる複数本の押出成形部11
と、二本の押出成形部11の間を接続するための湾曲状
(又は折曲状)の型成形部21とで構成され、押出成形
部11はドアサッシュ1の直線部に取り付けられ、型成
形部21はドアサッシュ1のコーナー部に取り付けられ
る。Sは、押出成形部11と型成形部21との境界線
(接続端面)である。
【0013】図2の押出成形部11も図3の型成形部2
1も、基底部12,22及び二つの側壁部13,23か
らなるチャンネル部14,24と、両側壁部13,23
の先端からチャンネル部14,24内へ延びる二つのシ
ールリップ部15,25とを備えている。
1も、基底部12,22及び二つの側壁部13,23か
らなるチャンネル部14,24と、両側壁部13,23
の先端からチャンネル部14,24内へ延びる二つのシ
ールリップ部15,25とを備えている。
【0014】押出成形部11は、チャンネル部14とシ
ールリップ部15とがTPO(又はEPDMゴム)で一
体的に押出成形されてなり、該押出成形時に、基底部1
2の両側に基底部12の長手方向に延びる断面積の大き
い側溝16が同時形成されるとともに、基底部12の表
面に基底部12の長手方向に延びる断面積の小さい3本
の異物排出溝17が同時形成されている。異物排出溝1
7の断面形状は略V字形、幅は約0.5mm、深さは約
0.5mm、溝中心間ピッチは約1.5mmである。
ールリップ部15とがTPO(又はEPDMゴム)で一
体的に押出成形されてなり、該押出成形時に、基底部1
2の両側に基底部12の長手方向に延びる断面積の大き
い側溝16が同時形成されるとともに、基底部12の表
面に基底部12の長手方向に延びる断面積の小さい3本
の異物排出溝17が同時形成されている。異物排出溝1
7の断面形状は略V字形、幅は約0.5mm、深さは約
0.5mm、溝中心間ピッチは約1.5mmである。
【0015】型成形部21は、チャンネル部24とシー
ルリップ部25とがTPOで一体的に型成形されてな
り、該押出成形時に、基底部22の両側に基底部22の
長手方向に延びる断面積の大きい側溝26が同時形成さ
れるとともに、基底部22の表面に基底部22の長手方
向に延びる断面積の小さい3本の異物排出溝27が同時
形成されている。異物排出溝27の断面形状、幅、深さ
及び溝中心間ピッチは、上記異物排出溝17と同様であ
り、異物排出溝27の端と異物排出溝17の端とは位置
が合致して連続している。
ルリップ部25とがTPOで一体的に型成形されてな
り、該押出成形時に、基底部22の両側に基底部22の
長手方向に延びる断面積の大きい側溝26が同時形成さ
れるとともに、基底部22の表面に基底部22の長手方
向に延びる断面積の小さい3本の異物排出溝27が同時
形成されている。異物排出溝27の断面形状、幅、深さ
及び溝中心間ピッチは、上記異物排出溝17と同様であ
り、異物排出溝27の端と異物排出溝17の端とは位置
が合致して連続している。
【0016】型成形について付言すると、型(図示略)
に二本の押出成形部11の接続端部がセットされ、型の
キャビティにTPOが注入(ここでは射出成形)される
ことにより、型成形部21及びその異物排出溝27が型
成形されると同時に、該型成形部21に押出成形部11
の接続端面が接続された。両部11,21は、共にTP
Oよりなり相溶性(接着性)が高いため、強固に接続さ
れている。
に二本の押出成形部11の接続端部がセットされ、型の
キャビティにTPOが注入(ここでは射出成形)される
ことにより、型成形部21及びその異物排出溝27が型
成形されると同時に、該型成形部21に押出成形部11
の接続端面が接続された。両部11,21は、共にTP
Oよりなり相溶性(接着性)が高いため、強固に接続さ
れている。
【0017】さて、基底部12,22の表面には、表面
に砂やホコリ等の異物が付着しやすい。しかし、いずれ
の基底部12,22の表面にも異物排出溝17,27が
形成されているため、該表面に付着した異物は、異物排
出溝17,27に落ち込み、異物排出溝17,27内を
移動して排出される。なお、異物排出溝17,27は基
底部12,22の長手方向に延びており、ガラスラン1
0の取付方向からして、該長手方向は縦方向となること
が多い。従って、異物は、縦方向の異物排出溝17,2
7内を徐々に落下して排出される。従って、基底部1
2,22の表面にドアガラス2の外周縁端面が摺接して
も、その間に異物が介在しないので、基底部12,22
の表面の摩耗が低減され、耐久性が向上する。
に砂やホコリ等の異物が付着しやすい。しかし、いずれ
の基底部12,22の表面にも異物排出溝17,27が
形成されているため、該表面に付着した異物は、異物排
出溝17,27に落ち込み、異物排出溝17,27内を
移動して排出される。なお、異物排出溝17,27は基
底部12,22の長手方向に延びており、ガラスラン1
0の取付方向からして、該長手方向は縦方向となること
が多い。従って、異物は、縦方向の異物排出溝17,2
7内を徐々に落下して排出される。従って、基底部1
2,22の表面にドアガラス2の外周縁端面が摺接して
も、その間に異物が介在しないので、基底部12,22
の表面の摩耗が低減され、耐久性が向上する。
【0018】次に、図5は、本発明の第二実施形態のガ
ラスラン30を示しており、型成形部21の基底部22
の表面に基底部22の長手方向に対して斜め方向に延び
る多数本の異物排出溝27が形成され、異物排出溝27
の両端が側溝26に開口している点においてのみ、第一
実施形態と相違している。基底部22の長手方向に対す
る異物排出溝27の傾斜角は約60度であり、異物排出
溝27の溝中心間ピッチは約5mmである。異物排出溝
27の断面形状、幅及び深さは、上記異物排出溝17と
同様である。
ラスラン30を示しており、型成形部21の基底部22
の表面に基底部22の長手方向に対して斜め方向に延び
る多数本の異物排出溝27が形成され、異物排出溝27
の両端が側溝26に開口している点においてのみ、第一
実施形態と相違している。基底部22の長手方向に対す
る異物排出溝27の傾斜角は約60度であり、異物排出
溝27の溝中心間ピッチは約5mmである。異物排出溝
27の断面形状、幅及び深さは、上記異物排出溝17と
同様である。
【0019】このガラスラン30において、基底部1
2,22の表面に付着した異物は、異物排出溝17,2
7に落ち込み、異物排出溝17,27内を斜めに移動し
てから側溝26に移行し、側溝26内を落下して排出さ
れる。従って、本実施形態によっても第一実施形態と同
様の効果が得られる。
2,22の表面に付着した異物は、異物排出溝17,2
7に落ち込み、異物排出溝17,27内を斜めに移動し
てから側溝26に移行し、側溝26内を落下して排出さ
れる。従って、本実施形態によっても第一実施形態と同
様の効果が得られる。
【0020】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
【0021】(1)上記解決手段の項に例示したよう
に、異物排出溝27の断面形状、断面積、幅、深さ等を
適宜変更すること。 (2)異物排出溝27の断面形状、断面積、幅、深さ等
を、1〜3本おきに変化させること。
に、異物排出溝27の断面形状、断面積、幅、深さ等を
適宜変更すること。 (2)異物排出溝27の断面形状、断面積、幅、深さ等
を、1〜3本おきに変化させること。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明に係るガラス
ランは、型成形部の基底部の摩耗を低減して耐久性を高
めることができる、という優れた効果を奏する。
ランは、型成形部の基底部の摩耗を低減して耐久性を高
めることができる、という優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第一実施形態に係るガラスランを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1のガラスランを適用する自動車の部分側面
図である。
図である。
【図5】本発明の第二実施形態に係るガラスランを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】従来例のガラスランを示す斜視図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線断面図である。
1 ドアサッシュ 2 ドアガラス 10 ガラスラン 11 押出成形部 12 基底部 14 チャンネル部 15 シールリップ部 16 側溝 17 異物排出溝 21 型成形部 22 基底部 24 チャンネル部 25 シールリップ部 26 側溝 27 異物排出溝 30 ガラスラン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D127 AA00 AA13 BB01 CB05 CC13 DE10 DE17 4F207 AA03 AA09 AA13 AA45 AG21 AH23 AR12 KA01 KA17 KA20 KM01 KW26
Claims (3)
- 【請求項1】 基底部及び側壁部からなるチャンネル部
と前記側壁部から延びるシールリップ部とが型成形され
てなる型成形部を備えたガラスランにおいて、前記型成
形部の基底部の表面に異物排出溝が形成されたことを特
徴とするガラスラン。 - 【請求項2】 前記異物排出溝が基底部の長手方向に設
けられた請求項1記載のガラスラン。 - 【請求項3】 前記基底部の両側に基底部の長手方向に
延びる側溝が設けられ、前記異物排出溝が側溝に開口す
るように基底部の長手方向に対して斜め方向に設けられ
た請求項1記載のガラスラン。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10218583A JP2000025462A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ガラスラン |
EP99113777A EP0972666B1 (en) | 1998-07-15 | 1999-07-14 | Glass run |
DE69905986T DE69905986T2 (de) | 1998-07-15 | 1999-07-14 | Fensterführungsschiene |
US09/353,145 US6226926B1 (en) | 1998-07-15 | 1999-07-14 | Glass run |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10218583A JP2000025462A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ガラスラン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000025462A true JP2000025462A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16722237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10218583A Pending JP2000025462A (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | ガラスラン |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6226926B1 (ja) |
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