JPH0625385Y2 - 自動車用ドアガラスランのシール構造 - Google Patents

自動車用ドアガラスランのシール構造

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JPH0625385Y2
JPH0625385Y2 JP1988060958U JP6095888U JPH0625385Y2 JP H0625385 Y2 JPH0625385 Y2 JP H0625385Y2 JP 1988060958 U JP1988060958 U JP 1988060958U JP 6095888 U JP6095888 U JP 6095888U JP H0625385 Y2 JPH0625385 Y2 JP H0625385Y2
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JP
Japan
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door
glass run
frame
door frame
door glass
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Inventor
政博 野崎
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/20Sealing arrangements characterised by the shape
    • B60J10/21Sealing arrangements characterised by the shape having corner parts or bends

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車ドアのガラスラン、特にドアミラーを備
えた自動車ドアのドアガラスランに関するものである。
[従来技術] ドアミラーを備えた自動車ドアでは一般に第1図に示す
ように、ドアフレーム11の前部下端とウエストライン
12の前部との間の隅角に三角形のドアミラーブラケッ
ト2を設け、これにミラーを支持せしめている。一方、
ドアフレーム11の内周側にはドアガラスラン3が装着
される。この場合、第1図および第2図、特に第2図に
示すようにドアミラーブラケット2の垂直フレーム21
の上端をドアフレーム11に溶接し、ドアフレーム11
から垂直フレーム21にかけて一連のチャンネルを形成
し、これにドアガラスラン3を装着している。ドアガラ
スラン3は、押出成形の直線状のドアガラスランを、コ
ーナ部を形成する型成形のドアガラスランで接続したも
のが用いられている。第6図は一連のドアガラスラン3
のうち、ドアフレーム11と垂直フレーム21が接続さ
れたコーナ部に取付けられる部分を示すもので、3a、
3bは押出成形部、3cは型成形部である。
[本考案が解決しようとする課題] このように、ドアガラスラン3はドアフレーム11およ
びドアミラーブラケットの垂直フレーム21に嵌着され
るが、これ等フレーム11、21とドアガラスラン3と
の間には第4図に示すように隙間5が存在する。なお、
この隙間5はドアガラスを上昇せしめて閉じるとき、ガ
ラスの周縁がドアガラスラン3の底部を押圧したときに
ガラス閉力が急激に増加するのを防ぐ作用をなす。一
方、ドアミラーブラケット2(第1図)は薄いコ字形断
面形状で内部は空胴状となつている。
従って、自動車走行時、内板および外板よりなるドア1
のウエストライン12の前端部120(第1図)からド
ア1内に入り、更にドアミラーブラケット2に入った風
は逃げ場がないため、ドアフレーム11とドアガラスラ
ン3との間の上記隙間5を下から上へと吹き抜けること
になり、風切音の原因の一部となることがある。
そこでこれを防ぐ手段として、ドアガラスラン3のドア
フレーム11との嵌合面まわりにスポンジシール材料を
貼り着けることにより上記の隙間5を仕切り、風の吹き
抜けを防いでいる。しかしながらこれ等の手段は工数の
増加を伴ない、かつ貼り着けがはがれることがあり、有
効な手段とは言い難い。
そこで本考案は、上記の吹き抜けを確実に、かつ工数の
増加を伴なうことなく防止し得るドアガラスランのシー
ル構造を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記ドアフレーム11からドアミラーブラケ
ット2の垂直フレーム21へ至る接続部に取付けるガラ
スラン3の型成形部3cまわりに、該型成形部3cとド
アフレーム11との間の上記隙間5をシールして該隙間
5を長手方向に仕切るシール壁30(第3図)を一体に
形成したことを特徴とする。
[作用効果] 上記シール壁30を形成したことで自動車走行時にドア
ミラーブラケット内に入った風はドアフレーム11に沿
って吹き抜けるのが阻止され、従って吹き抜けによる風
切音発生の問題は解消される。また上記シール壁30は
ドアガラスラン3の型成形部を成形する際に同時に形成
され得るから、工程の増加はない。
[実施例] 第1図および第2図に示すように、自動車ドア1のドア
フレーム11の前方傾斜部には、ドアミラーブラケット
2の垂直フレーム21の上端が溶接され、ドアフレーム
11、垂直フレーム21およびドアウエストライン12
により形成される三角形部分にはドアミラーブラケット
2が取付けられている。ドア1の本体は内板および外板
よりなり、上記垂直フレーム21はドア1のウエストラ
イン12から更に本体の内外板間を下方に伸びている。
ドアフレーム11から垂直フレーム21へ至るチャンネ
ル内には一連にゴム製のドアガラスラン3が装着してあ
る。ドアガラスラン3は押出成形した直線部とこれ等を
つなぎコーナ部を形成する型成形部とよりなる。
第3図は、第2図に示すドアフレーム11と垂直フレー
ム21とが接続する部分に取付けるドアガラスラン3の
コーナ部を示すもので、ドアフレーム11に嵌着される
押出成形部3aと、垂直フレーム21に嵌着される押出
成形部3bとが型成形部3cで接続されている。このコ
ーナ部は、押出成形部3a、3bの端末を対向せしめて
金型内にセットし、両端末間にゴム材料を注入して型成
形部3cを成形することにより構成される。この場合、
型成形部3cにはドアフレーム11との嵌合面にフラン
ジ状のシール壁30を同時に成形する。
このようにして構成されたコーナ部を含む一連のドアガ
ラスラン3はドアフレーム11および垂直フレーム21
に嵌着される。第4図は第3図のIV-IV線に沿う位置で
のドアフレーム1への嵌着状態を示す断面図、第5図は
第3図のV−V線に沿う位置(シール壁30形成位置)
でのドアフレーム11への嵌着状態を示す断面図であ
る。
しかして本考案によれば、ドアガラスラン3とドアフレ
ーム11の隙間5は上記シール壁30がドアフレーム1
1の内周面に密着することで隙間5が仕切られる。従っ
て自動車走行時に上記隙間5の下方から吹き込まれる風
はシール壁30にて阻止されるから風がドアフレーム1
1に沿って吹き抜けることはなく、吹き抜けによる風切
音は発生しない。また上記シール壁30は型成形部3c
を型成形するとき同時に成形されるから工数が増加する
ことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は自動車ドアの正面図、第2図はドアフレームとド
アミラーブラケット用垂直フレームの接続部を示す図、
第3図は上記接続部に嵌着されるドアガラスランのコー
ナ部を示す図、第4図および第5図はそれぞれ第3図の
IV-IV線およびV−V線に沿う位置でのドアガラスラン
のドアフレームへの嵌着状態を示す断面図、第6図は従
来のドアガラスランの第3図に対応する部分を示す図で
ある。 11……ドアフレーム 2……ドアミラーブラケット 21……垂直フレーム 3……ドアガラスラン 3a、3b……押出成形部 3c……型成形部 30……シール壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアフレームの前部隅角に三角形のドアミ
    ラーブラケットを備えた自動車ドアであつて、ドアミラ
    ーブラケットの垂直フレームの上端をドアフレームに結
    合し、上記ドアフレームおよび垂直フレームに沿ってド
    アガラスランを嵌着した自動車ドアにおいて、ドアガラ
    スランにおける上記ドアフレームに沿う部分と垂直フレ
    ームに沿う部分との接続部を型成形のドアガラスランで
    形成し、型成形のドアガラスランのドアフレームへの嵌
    合面にドアフレームとの間の隙間をシールして該隙間の
    風の吹き抜けを阻止するフランジ状のシール壁を形成し
    たことを特徴とする自動車用ドアガラスランのシール構
    造。
JP1988060958U 1988-05-09 1988-05-09 自動車用ドアガラスランのシール構造 Expired - Lifetime JPH0625385Y2 (ja)

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CA000598976A CA1308144C (en) 1988-05-09 1989-05-08 Door glass run for motor vehicle
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