JP2000025204A - 印刷物汚染検査装置ならびに検査方法 - Google Patents

印刷物汚染検査装置ならびに検査方法

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JP2000025204A JP10197256A JP19725698A JP2000025204A JP 2000025204 A JP2000025204 A JP 2000025204A JP 10197256 A JP10197256 A JP 10197256A JP 19725698 A JP19725698 A JP 19725698A JP 2000025204 A JP2000025204 A JP 2000025204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷の高速化に対応可能で、個々の色成分に
ついての検査を精度良くかつ効率的に検査可能な印刷物
汚染検出装置ならびに検出方法を提供する。 【解決手段】 複数の同一絵柄が縦横に印刷された印刷
物の隣り合う絵柄について、照明による反射光をお互い
に異なる波長帯において検出し、検出された画像情報ど
うしの出力信号差を算出し、予め入力しておいた標準出
力信号差と比較することにより汚染の有無を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷物、特に複数
の同一絵柄を多色印刷した印刷物の汚染検査装置及び検
査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷の高速化及び精細化に伴い、
印刷物の汚染に対するインライン検査への要求が高まっ
ている。中でも、印刷物の多色化に対応可能な検査方法
が必要とされ、各種の装置や手法が開発されつつある。
【0003】従来の、多色印刷物汚染検査方法として
は、 印刷物の画像をカメラによって取り込み、赤・緑・青
の3色に分解して個々の色要素毎に汚染の有無を判定す
る方法 赤・緑・青3種類のフィルタを回転させ、それぞれの
フィルタを通して得られる画像をカメラにより取り込ん
で、それぞれ汚染の有無を判定する方法 赤・緑・青3種類の波長帯の光源を交互に点滅させ、
それぞれの光により得られる画像をカメラにより取り込
んで汚染の有無を判定する方法 400〜500nmの光の透過率が、500〜700
nmの光の透過率よりも大であるようなフィルタを印刷
物とカメラとの間に配置し、前記フィルタを通して得ら
れる画像をカメラにより取り込んで汚染の有無を判定す
る方法(特開昭60−64851号) 印刷物に白色光源を照射して得られる反射画像と、5
00nm以上の光を透過するフィルタを通して得られる
画像とをカメラにより取り込んで、それらの画像信号の
差成分と、前記白色光源による画像とから汚染の有無を
判定する方法(特開平4−305129号) 等が存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記各方法に
は以下のような問題があった。
【0005】まず、の方法においては、画像情報を3
色に分解するための光学系や、それらを別々に処理する
ための回路等が必要であり、装置が大型化、複雑化して
コストが高かった。
【0006】また、及びの方法は、の方法と比較
してコストは抑制されるが、時分割での処理を行うため
印刷の高速化に十分対応しきれないという問題があっ
た。
【0007】の方法は、装置をコンパクトなものとし
つつあらゆる色についての検査が可能である点が優れて
いたが、一方、個々の色成分についての汚染検出精度は
やや劣っており、また、使用条件に合致するようなフィ
ルタの製作が困難であった。
【0008】の方法においては、の方法を改良して
フィルタを製作容易なものとしているが、個々の色成分
についての汚染検出精度はやはり十分でなかった。
【0009】そこで、本発明の課題は、印刷の高速化に
対応可能で、個々の色成分についての検査を精度良くか
つ効率的に検査可能な印刷物汚染検出装置ならびに検出
方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の印刷物汚染検出装置は、複数の同一絵柄が
縦横に印刷された印刷物を照明するための照明手段と、
前記絵柄のうち少なくとも縦横いずれか一方向に隣り合
う同一絵柄からの反射光をそれぞれ固有の相異なる波長
帯において検出して画像情報を得るための複数の光検出
手段と、前記画像情報を処理して前記印刷物の汚染の有
無を判断するための画像処理装置とを備えてなることを
特徴とする。これにより、隣接する絵柄どうしの比較に
より、特定の色について汚染の有無を効率的かつ確実に
判定することが可能となる。
【0011】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、光
検出手段の走査手段を備えてなることを特徴とする。こ
れにより、対象とする絵柄上の必要な箇所又は全面を走
査して検査を行うことが可能となる。
【0012】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、そ
れぞれ固有の相異なる光学特性の光学系を有する複数の
光検出手段を備えてなることを特徴とする。これによ
り、反射光はそれぞれの光検出手段において異なる波長
帯の画像情報として検出され、特定の色について汚染の
有無を効率的かつ確実にに判定することが可能となる。
【0013】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、そ
れぞれ固有の相異なる光学特性のレンズ又はフィルタを
有する複数の光検出手段を備えてなることを特徴とす
る。これにより、反射光はそれぞれの光検出手段におい
て異なる波長帯の画像情報として検出され、特定の色に
ついて汚染の有無を効率的かつ確実に判定することが可
能となる。
【0014】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、そ
れぞれ固有の相異なる光学特性のレンズ及びフィルタを
有する複数の光検出手段を備えてなることを特徴とす
る。これにより、反射光はそれぞれの光検出手段におい
て異なる波長帯の画像情報として検出され、特定の色に
ついて汚染の有無を効率的かつ確実に判定することが可
能となる。
【0015】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、隣
り合う同一絵柄をお互いに異なる波長帯の光で照明する
ための複数の照明手段を備えてなることを特徴とする。
これにより、隣り合う絵柄それぞれによる反射光が異な
った波長帯の画像情報として検出され、特定の色につい
て汚染の有無を効率的かつ確実に判定することが可能と
なる。
【0016】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、そ
れぞれ固有の相異なる発光感度特性を有する光源からな
る複数の照明手段を備えてなることを特徴とする。これ
により、隣り合う絵柄それぞれによる反射光が異なった
波長帯の画像情報として検出され、特定の色について汚
染の有無を効率的かつ確実に判定することが可能とな
る。
【0017】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、光
源と前記各光源から放射される光について固有の波長帯
の光を透過する複数のフィルターとからなる複数の照明
手段を備え、かつ前記照明手段間においてフィルタが透
過する光の波長がお互いに異なることを特徴とする。こ
れにより、隣り合う絵柄それぞれによる反射光が異なっ
た波長帯の画像情報として検出され、特定の色について
汚染の有無を効率的かつ確実に判定することが可能とな
る。
【0018】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、印
刷物搬送手段を備えてなることを特徴とする。これによ
り、印刷時のインラインにおける検査だけでなく、印刷
後の検査をも連続的に高速で行うことが可能となる。
【0019】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、印
刷物の絵柄間において光検出手段を搬送する手段を備え
てなることを特徴とする。これにより、印刷時のインラ
インにおける検査だけでなく、印刷後の検査をも連続的
かつ高速で行うことが可能となる。
【0020】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、印
刷物の絵柄間において照明手段を搬送する手段を備えて
なることを特徴とする。これにより、印刷時のインライ
ンにおける検査だけでなく、印刷後の検査をも連続的か
つ高速で行うことが可能となるとともに、照明むらが少
なくなって検査精度が向上する。また、印刷物全体を照
明する必要がなく走査中の部分のみを照明すれば良いの
で、使用電力の低減等、コスト削減効果が得られる。
【0021】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、隣
り合う同一絵柄それぞれの画像情報を記憶する画像記憶
部と、前記画像情報の出力信号差を算出する算出回路
と、予め標準出力信号差を入力してある域値記憶部と、
前記出力信号差と標準出力信号差とを比較して汚染の有
無を判断し、汚染のある場合には汚染の存在を出力する
判断回路とを備えてなることを特徴とする。これによ
り、特定の色について汚染の有無を効率的かつ確実に判
定することができ、さらに、汚染のある場合にはその存
在を告知することが可能となる。
【0022】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、印
刷物位置情報確認手段と、得られる位置情報により画像
情報処理の制御を行うためのアドレス回路制御手段とを
備えてなることを特徴とする。これにより、印刷物上の
絵柄の位置を正確に認識してより精度の高い検査を行う
ことが可能となる。
【0023】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、複
数の同一絵柄が縦横に印刷された印刷物の少なくとも縦
横いずれか一方向に隣り合う絵柄について、照明による
反射光をお互いに異なる波長帯において検出し、検出さ
れた画像情報を処理することにより汚染の有無を判定す
ることを特徴とする。これにより、隣接する絵柄どうし
の比較により、特定の色について汚染の有無を効率的か
つ確実に判定することが可能となる。
【0024】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、印
刷物の絵柄に対面する位置において、絵柄の一部分又は
全面について光検出手段を走査し、照明による反射光を
に検出することを特徴とする。これにより、対象とする
絵柄について、必要とする箇所を検査することが可能に
なる。
【0025】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、複
数の同一絵柄が縦横に印刷された印刷物を搬送し、かつ
前記印刷物の搬送方向に対して垂直方向に隣り合う絵柄
について、照明による反射光をお互いに異なる波長帯に
おいて連続的に検出し、検出された画像情報を処理する
ことにより汚染の有無を判定することを特徴とする。こ
れにより、印刷時のインラインにおける検査だけでな
く、印刷後の検査をも連続的に高速で行うことが可能と
なる。
【0026】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、印
刷物に対面する位置において光検出手段を搬送すること
を特徴とする。これにより、印刷時のインラインにおけ
る検査だけでなく、印刷後の検査をも連続的に高速で行
うことが可能となる。
【0027】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、印
刷物に対面する位置において照明手段を搬送することを
特徴とする。これにより、照明むらが少なくなり、検査
精度が向上する。また、印刷物全体を照明する必要がな
く走査中の部分のみを照明すれば良いので使用電力の低
減等、コスト削減効果が得られる。
【0028】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、隣
り合う絵柄について、照明による反射光をそれぞれ固有
の相異なる光学特性を有する光学系からなる光検出手段
によりそれぞれ検出することを特徴とする。これによ
り、反射光はそれぞれの光検出手段において異なる波長
帯の画像情報として検出され、特定の色について汚染の
有無を効率的かつ確実に判定することが可能となる。
【0029】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、照
明による反射光を、それぞれ固有の相異なる光学特性の
レンズ又は/及びフィルターを有する光検出手段により
それぞれ検出することを特徴とする。これにより、反射
光はそれぞれの光検出手段において異なる波長帯の画像
情報として検出され、特定の色について汚染の有無を効
率的かつ確実に判定することが可能となる。
【0030】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、隣
り合う同一絵柄をお互いに異なる波長帯の光で照明する
ことを特徴とする。これにより、隣り合う絵柄それぞれ
による反射光が異なった波長帯の画像情報として検出さ
れ、特定の色について汚染の有無を効率的かつ確実に判
定することが可能となる。
【0031】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、隣
り合う同一絵柄を、お互いに異なる発光感度特性を有す
る光源からなる複数の照明手段により照明することを特
徴とする。これにより、隣り合う絵柄それぞれによる反
射光が異なった波長帯の画像情報として検出され、特定
の色について汚染の有無を効率的かつ確実に判定するこ
とが可能となる。
【0032】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、光
源と、前記光源から放射される光について固有の波長帯
の光のみを透過するフィルタとからなる複数の照明手段
を用い、隣り合う同一絵柄をそれぞれ照明することを特
徴とする。これにより、隣り合う絵柄それぞれによる反
射光が異なった波長帯の画像情報として検出され、特定
の色について汚染の有無を効率的かつ確実に判定するこ
とが可能となる。
【0033】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、少
なくとも縦横いずれか一方向に隣り合う絵柄から検出さ
れた画像情報を記憶し、それらの画像情報出力信号差を
算出し、予め入力しておいたそれぞれの標準出力信号差
と比較し、両者の差が一定以上であるときに汚染がある
と判断し、汚染が存在することを出力することを特徴と
する。これにより、特定の色について汚染の有無を効率
的かつ確実に判定することができ、さらに、汚染のある
場合にはその存在を告知することが可能となる。
【0034】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、印
刷物位置情報確認手段により印刷物上の各絵柄の位置を
確認し、その位置情報に基づいてアドレス制御回路によ
り画像情報処理の制御を行うことを特徴とする。これに
より、印刷物上の絵柄の位置を正確に認識してより精度
の高い検査を行うことが可能となる。
【0035】本発明においては、縦横に印刷された同一
絵柄の印刷物を照明し、少なくとも縦横いずれか一方向
に隣り合う絵柄の反射光をお互いに異なる波長帯におい
て検出する。検出されたそれぞれの反射光は画像情報と
して画像処理装置内に取り込まれ、それらの画像情報の
信号差成分が算出される。この信号差成分を、予め入力
しておいた標準信号差成分、すなわち前記絵柄について
汚染のない2枚から得られる信号差成分と比較し、両者
の差の大小によって汚染の有無を判定する。
【0036】このとき、縦横いずれか一方向のみについ
て比較するだけでも良いが、もう一方向についても隣り
合う絵柄どうしを比較すると検査精度がより向上する。
例えば、横方向に隣り合う絵柄についてお互いに異なる
波長帯における画像情報を検出し、一方、縦方向に隣り
合う絵柄についても同様に画像情報を検出する。あるい
は、縦方向については同一波長帯の画像情報を検出して
も良く、いずれにしてもそれぞれ画像情報の信号差成分
を算出し、標準信号差成分との比較を行って両者の差の
大小によって汚染の有無を判定する。このようにすれば
2方向について絵柄の比較を行うことができ、検査精度
が向上するのでより望ましい。
【0037】また、例えばアドレス制御回路等、印刷物
の位置情報確認手段を設置して、印刷物の正確な位置を
把握しつつ検査を行うようにすれば、より正確な検査を
行うことができる。
【0038】反射光を検出するためには、従来と同様の
光検出手段、すなわちCCDカメラ等の画像入力装置を
使用する。また、この光検出手段は、個々が検査対象と
する絵柄に対面して走査可能な構造となっていることが
望ましい。このようにすれば、絵柄上で検査が必要な特
定の箇所、又は絵柄の全面等、状況に応じて検査を行う
ことが可能となる。
【0039】上記「異なる波長帯において」検出を行う
方法としては、まず、お互いに異なる光学特性を有する
光検出手段により、検出を行う方法がある。例えば、そ
れぞれの光検出手段に対してお互いに異なる光学特性を
有するレンズ又は/及びフィルタを具備させ、これらに
よって光検出を行う。これらにより、隣り合う同一絵柄
の反射光のうち、それぞれ特有の波長帯の光のみが透過
して、お互いに異なった波長帯における画像情報を得る
ことができる。使用するレンズ/又は/及びフィルタの
光学特性は、検出しようとする汚染の色によって適宜決
定すればよい。このとき、光検出手段は検査対象に印刷
された絵柄の数に応じて必要数設置すれば良い。照明手
段は、検査する絵柄どうしが照明むらなく照明できるだ
けの光度、及び個数を設置すれば良いが、照明むらをな
るべくなくすためには光検出手段個々に対して設置する
ことが望ましい。
【0040】また、隣り合う同一絵柄に対して、異なる
波長帯の照明を行う方法がある。例えば、それぞれ固有
の相異なる波長帯の光を放射する照明手段を配置して、
隣り合う同一絵柄それぞれを照明する方法がある。ま
た、同一波長帯の光を放射する光源を使用し、前記照明
手段と印刷物との間にそれぞれ固有の相異なる光学特性
を有するフィルタを配置しても良い。また、これらの方
法を組み合わせても良い。これにより、隣合う同一絵柄
について、それぞれ固有の波長帯の光が反射し、お互い
に異なった波長帯における画像情報を得ることができ
る。照明手段の放射する光の波長帯及び使用するフィル
タは、検出しようとする汚染の色によって適宜決定すれ
ばよい。このとき、光検出手段及び照明手段は検査対象
に印刷された絵柄の数に応じて必要数設置すれば良い。
【0041】なお、異なる光学特性の光検出装置により
画像情報を取り込む方法と、異なる波長特性の光により
照明を行う方法とは、状況に応じて選択すれば良い。例
えば、フィルタの製作が困難であったり高価であったり
するような場合には、光源で波長帯を調整する、等であ
る。また、両方の方法を組み合わせて用いても良い。
【0042】上記検査方法を行うに当たっては、連続印
刷時においてインラインで行うことが望ましい。しか
し、印刷終了後の検査をも可能とするために、印刷物搬
送手段を備えることがより望ましい。印刷物搬送手段
は、印刷において一般的に使用されているものと同様で
良い。
【0043】また、印刷物を静止状態とし、絵柄に対面
する位置に設置した光検出手段を搬送するようにしても
良い。
【0044】このとき、照明のむらをなるべく少なくす
るために照明手段をも同時に搬送する構造とすることが
望ましい。
【0045】以上記述してきたように、本発明によれ
ば、特定の色についての汚染検査を行うに当って従来の
ように3色分解処理を行う必要がなくなり、画像処理装
置の規模を小さくすることができるので、コストを削減
することができる。また、検査精度が高く、印刷物の品
質信頼性を向上することができる。
【0046】
【発明の実施形態】本発明の第一の実施形態について図
1に示すとともに以下に説明する。図1(a)に示され
るように、印刷物100には同一絵柄がA列及びB列上
に連続的に印刷されている。図1(b)に示されるよう
に、A列及びB列の上空には白色光源110A及び11
0Bがそれぞれ設置されいる。また、同じく光検出手段
120A及び120Bがそれぞれ設置されており、検査
対象とする個々の絵柄に対面して走査を行うよう制御す
ることが可能な構造となっている。
【0047】光検出手段120A及び120Bは、それ
ぞれに異なる光学特性を有する光学系121A及び12
1Bを備えており、A列及びB列の絵柄からの反射光
を、それぞれ異なる固有の波長帯についてのみ画像情報
として取り込む。本実施形態においては、光学系121
のレンズ(図示せず)前面に特定の波長帯の光のみを透
過するフィルタ(図示せず)を配するが、これに限定さ
れるものではなく、特定の波長帯の光のみを透過するレ
ンズを使用しても良いし、フィルタとレンズとを組み合
わせて使用してもかまわない。
【0048】今、説明をより具体的にするために、印刷
物100のA1の絵柄における白色部分上に赤色汚染が
あり、これを検出する場合を例に検査工程を記述する。
【0049】A1及びB1の位置に印刷された隣り合う
同一絵柄を、白色光源110により照明する。白色光源
110は、光量が十分であれば1個であってもよいが、
外乱光による悪影響をなくすためにはA列及びB列それ
ぞれに対して設置することが望ましいので、ここでは白
色光源110A及び110Bを配置した場合について記
述する。
【0050】光検出手段120A及び120BはA1及
びB1の絵柄からの反射光をそれぞれ取り込むカメラか
らなり、そのレンズ前面にはお互いに異なる光学特性を
有するフィルタが設置されている。すなわち、光検出手
段120Aには図2に示されるように550nm以下の
光を透過するフィルタを、光検出手段120Bには同じ
く図2に示されるように650nm以上の光を透過する
フィルタを設置する。
【0051】光検出手段120Aは、550nm以下の
光のみを取り込むことができる。すなわち、青系統の感
度を有しており、A1の絵柄の白色部分による反射光は
赤色汚染部分のみが脱落した画像情報として取り込まれ
る。一方、光検出手段120Bは650nm以上の光を
取り込むことができる。すなわち、赤系統の感度を有し
ており、B1の絵柄の白色部分はそのまま画像情報とし
て取り込まれる。
【0052】このようにして得られた画像情報は、それ
ぞれ画像メモリ131A及び131Bに格納され、それ
ぞれの画像情報間の信号差成分は算出回路132Cにお
いて算出されて判定回路133Cへと転送される。域値
メモリ134Cには、検査対象と同じ絵柄のうち汚染の
ない2枚について同条件下で得られる標準信号差成分を
格納してある。判定回路133Cは、この標準信号差成
分と先に転送されてきた信号差成分とを比較し、それら
の差の大小によって汚染の有無を判定する。汚染がある
と判定されれば、欠陥信号を出力してオペレーターに告
知する。
【0053】一方、印刷物100の搬送方向に繰り返さ
れる同一絵柄A1、A2、A3…及びB1、B2、B3
…の画像情報は、順次画像メモリ131A及び131B
へと格納され、それぞれ算出回路132A及び132B
へと順次転送される。算出回路132Aは、A1とA
2、A2とA3、A3とA4…の画像情報信号差成分を
順次算出し、一方、算出回路132Bは、B1とB2、
B2とB3、B3とB4…の画像情報信号差成分を算出
し、それぞれ判定回路133Aへと転送する。域値メモ
リ134Aには、検査対象と同じ絵柄のうち汚染のない
2枚について同条件下で得られる標準信号差成分を格納
してある。判定回路133Aは、この標準信号差成分と
先に転送されてきた信号差成分とを比較し、それらの差
の大小によって汚染の有無を判定する。汚染があると判
定されれば、欠陥信号を出力してオペレーターに告知す
る。
【0054】このとき、印刷物100搬送に伴う各絵柄
の位置情報をアドレス制御回路135に入手し、この位
置情報に基づいて上記画像処理を行う。例えば、アドレ
ス制御回路135から光検出装置120Aに対してパル
スを供給し、また、印刷物100下に図1(b)に示さ
れるようにロータリーエンコーダ140を配して、これ
らにより印刷物100の縦横(XY)方向の位置情報を
得ると良い。このようにすれば、正確な位置情報が得ら
れ、画像情報処理における書き込みや読み出し等各処理
の制御をより正確に行うことができ、検査の精度が向上
する。
【0055】なお、ここではA列及びB列の2列からな
る印刷物について記述したが、これに限定されるもので
はなく、より多数列の印刷物においても照明手段及び光
検出手段をそれぞれの列について配置すれば同様に検査
を行うことが可能である。
【0056】次に、本発明の第二の実施形態について説
明する。本実施形態は、第一の実施形態とほぼ同様であ
るが、印刷物100のA列及びB列に対してお互いに異
なる光学特性を有する照明手段を配置する。
【0057】例えば、お互いに異なる波長帯の光を照射
する光源を配置する。あるいは、同一波長帯の光源に、
お互いに異なる光学特性を有するフィルタすなわちお互
いに異なる特定の波長帯の光のみを透過するフィルタを
配置する。
【0058】また、光検出手段は、A列とB列とを同一
のものとしても良いが、第一の実施形態のようにお互い
に異なる光学特性を有するものを配してもかまわない。
【0059】上記のようにして、第一の実施形態と全く
同様の手順で汚染検査を行うことができる。また、その
効果も第一の実施形態と同様である。
【0060】次に、本発明の第三の実施形態について説
明する。第一及び第二の実施形態は、印刷時にインライ
ンで検査を行う場合を示していたが、本実施形態は、印
刷終了後に検査を行う場合の実施形態である。
【0061】図1における印刷物100を固定し、光検
出手段120A及び120Bを、A列及びB列に沿って
走査する。詳細な検査手順は、第一及び第二の実施形態
と同様である。
【0062】第一の実施形態と同様の検査手順とする場
合、照明手段は1個であってもかまわないが、外乱光の
悪影響をなくすためには光検出手段120A及び120
Bそれぞれについて配置して、同時に走査することが望
ましい。また、第二の実施形態と同様の検査手順とする
場合には、照明手段を光検出手段120A及び120B
それぞれについて配置することはいうまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、印刷の
高速化に対応可能で、特定の色成分についての汚染検査
を精度良くかつ効率的に検査することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態を説明するための装
置概略図である。
【図2】 本発明の第一の実施形態における光検出手段
の光学特性を示す図である。
【符号の説明】
100 印刷物 110 白色光源 120 光検出手段 121 光学系 130 画像処理装置 131 画像メモリ 132 算出回路 133 判定回路 134 域値メモリ 135 アドレス制御回路 140 ロータリーエンコーダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月31日(1999.5.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】上記課題を解決するための本発明の印刷物
汚染検出装置は、複数の同一絵柄が縦横に印刷された印
刷物を照明するための照明手段と、前記絵柄のうち少な
くとも縦横いずれか一方向に隣り合う同一絵柄からの反
射光をそれぞれ固有の相異なる波長帯において検出して
画像情報を得るための光検出手段と、前記相異なる波長
帯において検出された画像情報どうしの信号差成分を求
め、予め汚染のない同一絵柄どうしについて同様の方法
により求めておいた標準信号差成分との比較を行って前
記印刷物の汚染の有無を判定するための画像情報処理装
置とを備えてなることを特徴とする。これにより、隣接
する絵柄どうしの画像信 号差性分を比較することによ
り、特定の色について汚染の有無を効率的かつ確実にに
判定することが可能となる。また画像信号そのものでは
なく画像信号差成分 のみを記憶及び比較するので、使用
する情報処理装置の記憶容量が少なくてもよく、コスト
の面で有利である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、本発明の印刷物汚染検出装置は、隣
り合う同一絵柄からの反射光をそれぞれ固有の相異なる
波長帯において検出してそれぞれの画像情報を記憶する
画像記憶部と、前記画像情報の出力信号差を算出する算
出回路と、汚染のない同一絵柄どうしから予め求められ
標準出力信号差を入力してある域値記憶部と、前記出
力信号差と標準出力信号差とを比較して汚染の有無を判
断し、汚染のある場合には汚染の存在を出力する判断回
路とを備えてなることを特徴とする。これにより、特定
の色について汚染を効率的かつ確実に判定することがで
きる。また、画像信号そのものではなく画像信号差成分
のみを記憶及び比較するので、使用する情報処理装置の
記憶容量が少なくてもよく、コストの面で有利である。
さらに、汚染のある場合にはその存在を告知することが
可能となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、複
数の同一絵柄が縦横に印刷された印刷物の少なくとも縦
横いずれか一方向に隣り合う同一絵柄について、照明に
よる反射光をお互いに異なる波長帯において検出し、
記のお互いに異なる波長帯において検出された画像情報
どうしの信号差成分を求め、予め汚染のない同一絵柄ど
うしについて同様の方法により求めておいた標準信号差
成分との比較を行うことにより汚染の有無を判定する
とを特徴とする。これにより、隣接する絵柄どうしの画
像信号差性分を比較することにより、特定の色について
汚染の有無を効率的かつ確実に判定することが可能とな
る。また画像信号そのものではなく画像信号差成分のみ
を記憶及び比較するので、使用する情報処理装置の記憶
容量が少なくてもよく、コストの面で有利である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、印
刷物の絵柄に対面する位置において、絵柄の一部分又は
全面について光検出手段を走査し、照明による反射光を
検出することを特徴とする。これにより、対象とする絵
柄について、必要とする箇所を検査することが可能にな
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、複
数の同一絵柄が縦横に印刷された印刷物を搬送し、かつ
前記印刷物の搬送方向に対して垂直方向に隣り合う絵柄
について、照明による反射光をお互いに異なる波長帯に
おいて連続的に検出し、前記のお互いに異なる波長帯に
おいて検出された画像情報どうしの信号差成分を求め、
予め汚染のない同一絵柄どうしについて同様の方法によ
り求めておいた標準信号差成分との比較を行うことによ
り汚染の有無を判定することを特徴とする。これによ
り、印刷時のインラインにおける検査だけでなく、印刷
後の検査をも連続的に高速で行うことが可能となる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】また、本発明の印刷物汚染検出方法は、少
なくとも縦横いずれか位置方向に隣り合う同一絵柄につ
いて照明による反射光をお互いに異なる波長帯において
検出し、前記のお互いに異なる波長帯において検出され
た画像情報どうしの信号差成分を求め、予め汚染のない
同一絵柄どうしについて同様の方法により求めておいた
標準信号差成分との比較を行い、両者の差が一定以上で
あるときに汚染があると判断し、汚染が存在することを
出力することを特徴とする。これにより、特定の色につ
いて汚染を効率的かつ確実に判定することができる。
た、画像信号そのものではなく画像信号差成分のみを記
憶及び比較するので、使用する情報処理装置の記憶容量
が少なくてもよく、コストの面で有利である。さらに、
汚染のある場合にはその存在を告知することが可能とな
る。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の同一絵柄が縦横に印刷された印刷
    物を照明するための照明手段と、前記絵柄のうち少なく
    とも縦横いずれか一方向に隣り合う同一絵柄からの反射
    光をそれぞれ固有の相異なる波長帯において検出して画
    像情報を得るための複数の光検出手段と、前記画像情報
    を処理して前記印刷物の汚染の有無を判断するための画
    像処理装置とを備えてなることを特徴とする印刷物汚染
    検出装置。
  2. 【請求項2】 光検出手段の走査手段を備えてなること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷物汚染検出装置。
  3. 【請求項3】 それぞれ固有の相異なる光学特性の光学
    系を有する複数の光検出手段を備えてなることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の印刷物汚染検出装
    置。
  4. 【請求項4】 それぞれ固有の相異なる光学特性のレン
    ズ又はフィルタを有する複数の光検出手段を備えてなる
    ことを特徴とする請求項3に記載の印刷物汚染検出装
    置。
  5. 【請求項5】 それぞれ固有の相異なる光学特性のレン
    ズ及びフィルタを有する複数の光検出手段を備えてなる
    ことを特徴とする請求項4に記載の印刷物汚染検出装
    置。
  6. 【請求項6】 隣り合う同一絵柄をお互いに異なる波長
    帯の光で照明するための複数の照明手段を備えてなるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に記載の印刷
    物汚染検出装置。
  7. 【請求項7】 それぞれ固有の相異なる発光感度特性を
    有する光源からなる複数の照明手段を備えてなることを
    特徴とする請求項6に記載の印刷物汚染検出装置。
  8. 【請求項8】 光源と前記各光源から放射される光につ
    いて固有の波長帯の光を透過するフィルターとからなる
    複数の照明手段を備え、かつ前記照明手段間においてフ
    ィルタが透過する光の波長がお互いに異なることを特徴
    とする請求項6に記載の印刷物汚染検出装置。
  9. 【請求項9】 印刷物搬送手段を備えてなることを特徴
    とする請求項1〜8のいずれか一に記載の印刷物汚染検
    出装置。
  10. 【請求項10】 印刷物の絵柄間において光検出手段を
    搬送する手段を備えてなることを特徴とする請求項1〜
    9のいずれか一に記載の印刷物汚染検出装置。
  11. 【請求項11】 印刷物の絵柄間において照明手段を搬
    送する手段を備えてなることを特徴とする請求項10に
    記載の印刷物汚染検出装置。
  12. 【請求項12】 隣り合う同一絵柄それぞれの画像情報
    を記憶する画像記憶部と、前記画像情報の出力信号差を
    算出する算出回路と、予め標準出力信号差を入力してあ
    る域値記憶部と、前記出力信号差と標準出力信号差とを
    比較して汚染の有無を判断し、汚染のある場合には汚染
    の存在を出力する判断回路とを備えてなることを特徴と
    する請求項1〜11のいずれか一に記載の印刷物汚染検
    出装置。
  13. 【請求項13】 印刷物位置情報確認手段と、得られる
    位置情報により画像情報処理の制御を行うためのアドレ
    ス回路制御手段とを備えてなることを特徴とする請求項
    1〜12のいずれか一に記載の印刷物汚染検出装置。
  14. 【請求項14】 複数の同一絵柄が縦横に印刷された印
    刷物の少なくとも縦横いずれか一方向に隣り合う絵柄に
    ついて、照明による反射光をお互いに異なる波長帯にお
    いて検出し、検出された画像情報を処理することにより
    汚染の有無を判定することを特徴とする印刷物汚染検出
    方法。
  15. 【請求項15】 印刷物の絵柄に対面する位置におい
    て、絵柄の一部分又は前面について光検出手段を走査
    し、照明による反射光を検出することを特徴とする印刷
    請求項14に記載の印刷物汚染検出方法。
  16. 【請求項16】 複数の同一絵柄が縦横に印刷された印
    刷物を搬送し、かつ前記印刷物の搬送方向に対して垂直
    方向に隣り合う絵柄について、照明による反射光をお互
    いに異なる波長帯において連続的に検出し、検出された
    画像情報を処理することにより汚染の有無を判定するこ
    とを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の印刷
    物汚染検出方法。
  17. 【請求項17】 印刷物に対面する位置において光検出
    手段を搬送し、照明による反射光を連続的に検出するこ
    とを特徴とする請求項14〜16のいずれか一に記載の
    印刷物汚染検出方法。
  18. 【請求項18】 印刷物に対面する位置において照明手
    段を搬送することを特徴とする請求項17に記載の印刷
    物汚染検出方法。
  19. 【請求項19】 隣り合う同一絵柄について、照明によ
    る反射光をそれぞれ固有の相異なる光学特性を有する光
    学系からなる光検出手段によりそれぞれ検出することを
    特徴とする請求項14〜18のいずれか一に記載の印刷
    物汚染検出方法。
  20. 【請求項20】 照明による反射光を、それぞれ固有の
    相異なる光学特性のレンズ又はフィルターを有する光検
    出手段によりそれぞれ検出することを特徴とする請求項
    19に記載の印刷物汚染検出方法。
  21. 【請求項21】 照明による反射光を、それぞれ固有の
    相異なる光学特性のレンズ及びフィルターを有する光検
    出手段によりそれぞれ検出することを特徴とする請求項
    19に記載の印刷物汚染検出方法。
  22. 【請求項22】 隣り合う同一絵柄をお互いに異なる波
    長帯の光で照明することを特徴とする請求項14〜21
    のいずれか一に記載の印刷物汚染検出方法。
  23. 【請求項23】 隣り合う同一絵柄を、それぞれ固有の
    相異なる発光感度特性を有する光源からなる複数の照明
    手段により照明することを特徴とする請求項22に記載
    の印刷物汚染検出方法。
  24. 【請求項24】 光源と、前記光源から放射される光に
    ついて固有の波長帯の光のみを透過するフィルタとから
    なる複数の照明手段を用い、隣り合う同一絵柄をそれぞ
    れ照明することを特徴とする請求項22に記載の印刷物
    汚染検出方法。
  25. 【請求項25】 少なくとも縦横いずれか一方向に隣り
    合う絵柄から検出された画像情報を記憶し、それらの画
    像情報出力信号差を算出し、予め入力しておいたそれぞ
    れの標準出力信号差と比較し、両者の差が一定以上であ
    るときに汚染があると判断し、汚染が存在することを出
    力することを特徴とする請求項14〜24のいすれか一
    に記載の印刷物汚染検出方法。
  26. 【請求項26】 印刷物位置情報確認手段により印刷物
    上の各絵柄の位置を確認し、その位置情報に基づいてア
    ドレス制御回路により画像情報処理の制御を行うことを
    特徴とする請求項14〜25のいずれか一に記載の印刷
    物汚染検出方法。
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