JP2000024728A - 板材加工機 - Google Patents

板材加工機

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JP2000024728A
JP2000024728A JP10193457A JP19345798A JP2000024728A JP 2000024728 A JP2000024728 A JP 2000024728A JP 10193457 A JP10193457 A JP 10193457A JP 19345798 A JP19345798 A JP 19345798A JP 2000024728 A JP2000024728 A JP 2000024728A
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JP
Japan
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holder
die holder
die
mounting hole
mounting member
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JP10193457A
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English (en)
Inventor
Koji Kawaguchi
晃司 川口
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打抜き加工によって生じた打抜きカスが、下
部装着孔25とダイホルダ33の間に入り込むことを極
力阻止して、下部装着孔25に対するダイホルダ33の
離脱の容易性を維持して、ダイ35の交換作業の能率向
上を図る。 【解決手段】 下部フレーム7に下部装着孔25を備え
た下部タレット27を設け、この下部タレット27の下
部装着孔25にダイ35を保持するダイホルダ33を着
脱可能に設け、下部タレット27に下部装着孔25の上
側周縁部付近を覆うカバー45を設け、ダイホルダ33
の上面にエア51を噴出するエア噴出口51をカバー4
5の先端側に近接して設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下に対向したパ
ンチとダイを協働させることにより、板材に対して打抜
き加工を行う板材加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の板材加工機について簡単に説明す
ると、以下のようになる。
【0003】上記板材加工機はブリッジ型の本体フレー
ムをベースにしており、この本体フレームは上部フレー
ムと下部フレームを上下に対向して備えている。上部フ
レームには複数の上部装着孔を備えた上部ホルダ装着部
材が設けてあり、下部フレームには複数の下部装着孔を
備えた下部ホルダ装着部材が上部ホルダ装着部材に上下
に対向して設けてある。各上部装着孔にはパンチを保持
するパンチホルダがそれぞれ設けてあり、各パンチホル
ダは上部ホルダ装着部材の上方側から上部装着孔に対し
て着脱可能にそれぞれ構成してある。同様に、各下部装
着孔にはダイを保持するダイホルダがそれぞれ設けてあ
り、各ダイホルダは下部ホルダ装着部材の下方側から下
部装着孔に対して着脱可能にそれぞれ構成してある。
【0004】従って、板材を水平方向へ位置決めしつ
つ、所定のパンチと所定のダイを協働させることによ
り、板材に対して打抜き加工を行う。又、パンチの交換
を行う場合には、上部装着孔からパンチホルダを離脱せ
しめて、所望のパンチを保持したパンチホルダをこの上
部装着孔に装着せしめる。同様に、ダイの交換を行う場
合には、下部装着孔からダイホルダを離脱せしめて、所
望のダイを保持したダイホルダを下部装着孔に装着せし
める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、打抜き加工
によって生じる打抜きカスが、ダイホルダと下部装着孔
の間に入り込むと、ダイホルダが下部装着孔に強固に固
定された状態になり、下部装着孔に対するダイホルダの
離脱が困難となり、ダイの交換作業が厄介かつ困難にな
る。
【0006】そこで、本発明は、打抜きカスがダイホル
ダとダイ装着孔の間に入り込むことを極力阻止して、ダ
イの交換作業の能率向上を図ること等を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、上下に対向したパンチとダイを協働させるこ
とにより板材に対して打抜き加工を行う板材加工機にお
いて、フレームに装着孔を備えたホルダ装着部材を設
け、このホルダ装着部材の装着孔に上記ダイを保持する
ダイホルダを設け、このダイホルダをホルダ装着部材の
下方側から装着孔に対して着脱可能に構成し、上記ホル
ダ装着部材に装着孔の上側周縁部付近を覆う環状のカバ
ーを設けてなることを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明特定事項によると、
板材を水平方向へ位置決めしつつ、パンチとダイを協働
させることにより板材に対して所望の打抜き加工を行
う。ここで、打抜き加工によって打抜きカスが生じる
が、カバーにより装着孔の上側周縁部付近を覆っている
ため、上記打抜きカスが装着孔とダイホルダの間に入り
込むことを極力阻止することができる。
【0009】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明特定事項の他に、前記ダイホルダを前記
ホルダ装着部材の装着孔に装着せしめたときに前記カバ
ーの内側縁部がダイホルダに接触するように構成し、ダ
イホルダの上面にエアを噴出するエア噴出口をカバーの
内側縁部に近接して設けてなることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明特定事項によると、
請求項1に記載の発明特定事項による作用の他に、エア
噴出口からエアを噴出することにより、抜きカスがカバ
ーの内側縁部につまったりすることがなくなり、抜きカ
スがカバーの内側縁部から装着孔とダイホルダの間に侵
入することを確実に阻止することができる。
【0011】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
1又は請求項2に記載の発明特定事項の他に、前記ダイ
ホルダの内部に前記エア噴出口に連通した第1エア通路
を形成し、前記ホルダ装着部材の内部にエア源に連通し
た第2エア通路を形成し、ダイホルダをダイホルダ装着
部材の装着孔に装着せしめたときに第1エア通路が第2
エア通路に連通するように構成してなることを特徴とす
る。
【0012】請求項3に記載の発明特定事項によると、
請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項による作用
と同様の作用を奏する。
【0013】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項3のうちのいずれかの請求項に記載の発明特
定事項の他に、前記ホルダ保持部材は、前記フレームに
設けられた保持ベースと、この保持ベースに回転可能に
設けられかつ前記装着孔を有した回転スリーブとを備
え、前記カバーとホルダ装着部材の間にダイホルダの側
面に接触可能な固形の潤滑剤を設けてなることを特徴と
する。
【0014】請求項4に記載の発明特定事項によると、
請求項1〜請求項3のうちのいずれかの請求項に記載の
発明特定事項による作用の他に、潤滑剤が装着孔とダイ
ホルダの間に入り込むことにより、装着孔に対するダイ
ホルダの離脱が容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図2及び図3を参照するに、本発明の実施
の形態に係る板材加工機1はブリッジ型の本体フレーム
3をベースにしており、この本体フレーム3は上部フレ
ーム5と下部フレーム7を上下(図2において紙面に向
って表裏、図3において上下)に対向して備えている。
下部フレーム7には板材Wを支持する固定テーブル9が
設けてあり、下部フレーム7における固定テーブル9の
左右(図2において下上、図3において紙面に向って表
裏)両側には板材Wを支持する一対の可動テーブル1
1,13が前後方向(図2及び図3において左右方向)
へ移動可能に設けてある。上記一対の可動テーブル1
1,13の前部には左右方向へ延伸したキャレッジベー
ス15が設けてあり、このキャレッジベース15には板
材Wの端部をクランプする複数のクランパ17を備えた
キャレッジ19が左右方向へ移動可能に設けてある。
【0017】上部フレーム5には一対の上部装着孔21
を備えた長方形状の上部タレット23が回転可能に設け
てあり、下部フレーム7には一対の下部装着孔25を備
えた円形の下部タレット27が回転可能かつ上部タレッ
ト23に上下に対向して設けてある。各上部装着孔21
にはパンチホルダ29がそれぞれ設けてあり、各パンチ
ホルダ29は上部タレット23の上方側から上部装着孔
21に対して着脱可能にそれぞれ構成してあって、各パ
ンチホルダ29にはパンチ31がそれぞれ保持されてい
る。同様に、各下部装着孔25にはダイホルダ33がそ
れぞれ設けてあり、各ダイホルダ33は下部タレット2
7の下方側から下部装着孔25に対して着脱可能にそれ
ぞれ構成してあって、ダイホルダ33にはダイ35がそ
れぞれ保持されている。ここで、上部タレット23及び
下部タレット27を同期して回転させることにより、所
定の上部装着孔21及び所定の下部装着孔25を打抜き
加工領域A1 又は金型交換領域A2 に割出しできるよう
に構成してある。なお、図1に示すように、適宜のパン
チホルダ29には周方向へ複数のパンチ31が保持さ
れ、かつ適宜のダイホルダ33には周方向へ複数のダイ
35が保持されている。
【0018】図1を参照するに、上記下部タレット27
は、下部フレーム7に設けられた円形のタレットベース
37と、このタレットベース37に回転可能に設けられ
かつ下部装着孔25を有した一対の回転スリーブ39と
を備えている。各回転スリーブ39の外周部にはウォー
ムホイール41が設けてあり、タレットベース37には
各ウォームホイール41に噛合したウォーム43がそれ
ぞれ回転可能に設けてある。そして、所定の回転スリー
ブ39を打抜き加工領域A1 に割出したときに、所定の
ウォーム43が図示省略の回転モータに接続されるよう
に構成してある。
【0019】尚、上述のごとく、回転スリーブ39を回
転させることによりダイホルダ33を回転させることが
でき、ウォームホイール41及びウォーム43等を備え
た同様の構成により、パンチホルダ29も回転させるこ
とができる。
【0020】上記下部タレット27には各下部装着孔2
5の上側周縁部付近を覆う環状のカバー45がそれぞれ
設けてあり、ダイホルダ33を下部装着孔25の所定位
置に装着せしめたときにカバー45の内側縁部がダイホ
ルダ33に接触するようにそれぞれ構成してある。カバ
ー45と下部タレット27の間にはダイホルダ33の側
面に接触可能な複数の固形グリース47が設けてあり、
各固形グリース47はスプリング49によってダイホル
ダ29の側面側へ付勢されている。
【0021】各ダイホルダ33の上面にはエアを噴出す
る複数のエア噴出口51がカバー45の内側縁部に近接
して設けてあり、ダイホルダ33の内部には対応するエ
ア噴出口51に連通した複数の第1エア通路53が形成
してある。回転スリーブ39の内部には複数の第2エア
通路55が形成してあり、ダイホルダ33を下部装着孔
25の所定位置に装着せしめたときに第1エア通路53
が対応する第2エア通路55に連通するように構成して
ある。複数の第2エア通路55は、回転スリーブ39に
形成した周溝57、タレットベース37の内部に形成し
た連絡回路59、ロータリジョイント61を介してエア
源63に連通するように構成してある。
【0022】上部タレット23の上方(図1において上
方)には所定のパンチ29を上方向から押圧するストラ
イカ65が設けてあり、このストライカ65は、上部フ
レーム5に設けた油圧シリンダ(図示省略)の作動によ
り昇降するものである。
【0023】図2及び図3を参照するに、本体フレーム
3の近傍には多数のパンチ31及び多数のダイ35を収
納する金型収納装置67が設けてある。即ち、本体フレ
ーム3の近傍にはエンドレス状の上部チェン69及びエ
ンドレス状の下部チェン71が上下に離隔して設けてあ
り、上部チェン69,下部チェン71は、同期して同方
向へ循環走行可能である。上部チェン69にはパンチホ
ルダ29を収納する多数の上部収納部73が設けてあ
り、下部チェン71にはダイホルダ33を収納する多数
の下部収納部75が設けてある。ここで、上部チェン6
9及び下部チェン71を循環走行させることにより、所
定の上部収納部73及び所定の下部収納部75を金型交
換領域A2 に割出しできるように構成してある。
【0024】本体フレーム3にはタレット23,27に
装着された金型31,35と金型収納装置67に収納さ
れた金型31,35の交換を行う金型交換装置77が設
けてある。すなわち、上部フレーム5には上部昇降シリ
ンダ79が設けてあり、この上部昇降シリンダ79にお
けるピストンロッド81の下端部には金型交換領域A2
に位置したパンチホルダ29を把持可能な上部交換ハン
ド83が設けてある。下部フレーム7には下部昇降シリ
ンダ85が設けてあり、この下部昇降シリンダ85にお
けるピストンロッド87の上端部には金型交換領域A2
に位置しているダイホルダ33を把持する下部交換ハン
ド89が設けてある。
【0025】打抜き加工領域A1 の前方側にはレーザ加
工領域A3 が設けてあり、固定テーブル9の上方には板
材Wに対して上方向からレーザ光を照射するレーザ加工
ヘッド91が設けてあって、このレーザ加工ヘッド91
は光伝導装置(図示省略)を開してレーザ発振器(図示
省略)に光学的に接続してある。上記固定テーブル9に
おけるレーザ加工領域A3 に位置している部分には環状
のワーク支持部材93が備えてあって、このワーク支持
部材93はレーザ光が通過可能な通過孔95を有してい
る。
【0026】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0027】複数のクランパ17により板材Wの端部を
クランプした状態の下で、一対の可動テーブル11,1
3を前後方向へ移動させたり、キャレッジ19を左右方
向へ移動させることにより、板材Wを前後方向,左右方
向へ移動させて、打抜き加工領域A1 の所定位置に位置
決めすることができる。又、上部タレット23及び下部
タレット27を回転させて所定のパンチホルダ29及び
所定のダイホルダ33を打抜き加工領域A1 に割出し
(図1に示すような所定のパンチホルダ29及び所定の
ダイホルダ33にあっては所定のパンチホルダ29及び
所定のダイホルダ33をウォームホイール41とウォー
ム43の作用によって回転させることにより)、所定の
パンチ31及び所定のダイ35をストライカ65の垂直
下方に位置決めする。そして、油圧シリンダの作動によ
りストライカ65を下降させて、所定のパンチ31を上
方向から押圧することにより所定のパンチ31及び所定
のダイ35を協働させて、板材Wに対して打抜き加工を
行う。
【0028】又、上述のごとく板材Wを前後方向,左右
方向へ移動させて、レーザ加工領域A3 の所定位置に位
置決めせしめ、レーザ加工ヘッド91により板材Wに対
して上方向からレーザ光を照射する。これによって、板
材Wに対してレーザ加工を行うことができる。
【0029】ここで、打抜き加工によって打抜きカスが
生じたり、レーザ加工によってスパッタが生じるが、カ
バー45により下部装着孔25の上側周縁部付近を覆っ
ているため、打抜きカス、スパッタが下部装着孔25と
ダイホルダ33の間に入り込むことを極力阻止すること
ができる。又、打抜き加工及びレーザ加工を行っている
ときに、複数のエア噴出口51からエアを噴出すること
により、打抜きカス、スパッタがカバー45の内側縁部
に溜まったりすることがなくなり、打抜きカス、スパッ
タがカバー45の内側縁部から下部装着孔25とダイホ
ルダ33の間に入り込むことを確実に阻止することがで
きる。更に、固形グリース47の一部が下部装着孔25
とダイホルダ33の間に入り込むことにより下部装着孔
27に対するダイホルダ33の離脱が容易になる。
【0030】次に、金型(パンチ31,ダイ35)の交
換作業について簡単に説明する。
【0031】上部チェン69及び下部チェン71を循環
走行させて、空の上部収納部73及び空の下部収納部7
5を金型交換領域A2 に割出すと共に、上部タレット2
3及び下部タレット27を回転させて、所定の上部装着
孔21及び所定の下部装着孔25を金型交換領域A2
割出す。次に、上部昇降シリンダ79の作動により上部
交換ハンド83を下降させて、所定の上部装着孔21に
装着されたパンチホルダ29を上部交換ハンド83によ
り把持する。そして、上部交換ハンド83を上昇させ
て、上記パンチホルダ29を空の上部収納部73に収納
せしめて、上部交換ハンド83による把持状態を解除す
る。同様に、下部昇降シリンダ85の作動により下部交
換ハンド89を上昇させて、所定の下部装着孔25に装
着されたダイホルダ33を下部交換ハンド89により把
持する。そして、下部交換ハンド89を下降させて、上
記ダイホルダ33を空の下部収納部75に収納せしめ
て、下部交換ハンド89により把持状態を解除する。
【0032】交換ハンド83,89による把持状態を解
除した後に、上部チェン69及び下部チェン71を循環
走行させて、所定の上部収納部73及び所定の下部収納
部75を金型交換領域A2 に割出す。次に、上部交換ハ
ンド83を下降させて、所定の上部収納部73に収納さ
れたパンチホルダ29を上部交換ハンド83により把持
する。そして、上部交換ハンド83を下降させて、上記
パンチホルダ29を空の所定の上部装着孔21に装着せ
しめ、上部交換ハンド83による把持状態を解除する。
同様に、下部交換ハンド89を上昇させて、所定の下部
収納部75に収納されたダイホルダ33を下部交換ハン
ド89により把持する。そして、下部交換ハンド89を
上昇させて、上記ダイホルダ33を空の所定の下部装着
孔25に装着せしめ、下部交換ハンド89による把持状
態を解除する。
【0033】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、打抜きカス、スパッタが下部装着孔25とダイホル
ダ33の間に入り込むことを確実に阻止することができ
るため、下部装着孔25に対するダイホルダ33の離脱
の容易性を維持して、ダイ35の交換作業の能率向上を
図ることができる。
【0034】又、固形グリース47の一部が下部装着孔
25とダイホルダ33の間に入り込むことにより、下部
装着孔25に対するダイホルダ33の離脱が容易になる
ため、ダイ35の交換作業の能率はより一層向上する。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、打抜き
加工によって生じた打抜きカスが装着孔とダイホルダの
間に入り込むことを極力阻止することができるため、ホ
ルダ装着部材の装着孔に対するダイホルダの離脱の容易
性を維持して、ダイの交換作業の能率向上を図ることが
できる。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、上記打抜
きカスがカバーの内側縁部から装着孔とダイホルダの間
に入り込むことを確実に阻止することができるため、請
求項1に記載の効果を向上させることができる。
【0037】請求項3に記載の発明によれば、潤滑剤が
装着孔とダイホルダの間に入り込むことにより、装着孔
に対するダイホルダの離脱が容易になるため、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果をより一層向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部を示す図である。
【図2】板材加工機の平面図であり、本体フレームの一
部を破断している。
【図3】図2におけるIII−III線に沿った図である。
【符号の説明】
1 板材加工機 3 本体フレーム 25 下部装着孔 27 下部タレット 33 ダイホルダ 35 ダイ 37 タレットベース 39 回転スリーブ 45 ストライカ 47 固形のグリース 51 エア噴出口 53 第1エア通路 55 第2エア通路 63 エア源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に対向したパンチとダイを協働させ
    ることにより板材に対して打抜き加工を行う板材加工機
    において、 フレームに装着孔を備えたホルダ装着部材を設け、この
    ホルダ装着部材の装着孔に上記ダイを保持するダイホル
    ダを設け、このダイホルダをホルダ装着部材の下方側か
    ら装着孔に対して着脱可能に構成し、上記ホルダ装着部
    材に装着孔の上側周縁部付近を覆う環状のカバーを設け
    てなることを特徴とする板材加工機。
  2. 【請求項2】 前記ダイホルダを前記ホルダ装着部材の
    装着孔に装着せしめたときに前記カバーの内側縁部がダ
    イホルダに接触するように構成し、ダイホルダの上面に
    エアを噴出するエア噴出口をカバーの内側縁部に近接し
    て設けてなることを特徴とする請求項1に記載の板材加
    工機。
  3. 【請求項3】 前記ダイホルダの内部に前記エア噴出口
    に連通した第1エア通路を形成し、前記ホルダ装着部材
    の内部にエア源に連通した第2エア通路を形成し、ダイ
    ホルダをダイホルダ装着部材の装着孔に装着せしめたと
    きに第1エア通路が第2エア通路に連通するように構成
    してなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の板材加工機。
  4. 【請求項4】 前記ホルダ保持部材は、前記フレームに
    設けられた保持ベースと、この保持ベースに回転可能に
    設けられかつ前記装着孔を有した回転スリーブとを備
    え、前記カバーとホルダ装着部材の間にダイホルダの側
    面に接触可能な固形の潤滑剤を設けてなることを特徴と
    する請求項1〜請求項3のうちのいずれかの請求項に記
    載の板材加工機。
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