JP2000024483A - 真空装置 - Google Patents

真空装置

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JP2000024483A
JP2000024483A JP10213544A JP21354498A JP2000024483A JP 2000024483 A JP2000024483 A JP 2000024483A JP 10213544 A JP10213544 A JP 10213544A JP 21354498 A JP21354498 A JP 21354498A JP 2000024483 A JP2000024483 A JP 2000024483A
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exhaust
chamber
exhaust port
pump
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Takashi Okada
隆志 岡田
Manabu Nonaka
学 野中
Tsuyoshi Kabasawa
剛志 樺沢
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Seiko Seiki KK
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
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    • C23C14/564Means for minimising impurities in the coating chamber such as dust, moisture, residual gases
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンバ内のステージ近辺において圧力分布
を解消することが可能な新しい構造の真空装置を提供す
ること。 【解決手段】 チャンバ10の底面の各隅部に排気口1
4が形成され、排気口14それぞれの近傍には、圧力計
16が配設されている。各排気口14は、それぞれコン
ダクタンス可変バルブ(以下、バルブ)19を介して分
岐配管17に連通され、分岐配管17の先にはターボ分
子ポンプ15が連設されている。各圧力計16からの圧
力に対応する信号は、制御部において各圧力計16それ
ぞれの目標値と比較され、目標値との差に対応した制御
信号としてバルブ駆動モータ24に出力され、この制御
信号に基づいてバルブ19が開閉され、排気口14から
の排気量が是正されてチャンバ10内のステージ近辺に
おいて圧力分布が解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ドライエ
ッチング、CVD、スパッタ、イオン注入等に用いられ
る真空装置に係り、詳細には、チャンバ内の圧力分布を
解消することが可能な真空装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置や液晶製造装置などにお
いてドライエッチング、CVD、スパッタ、イオン注入
などを行う場合に、チャンバ内のプロセスガスをターボ
分子ポンプ等の真空ポンプで排気して真空処理を行う真
空装置が広く使用されている。図6は従来から使用され
ている真空装置の一例を表したものである。この図6に
示すように、従来の真空装置では、チャンバ(容器)1
0内に試料11等が載置されるステージ12が配設され
ると共に、チャンバ10外に、ステージ12の下側から
ステージ12を回転等するための駆動機構13が配設さ
れている。そして、チャンバ10の底面(または側面)
に配設された排気口14部分にチャンバ10の外側から
ターボ分子ポンプ15を取り付けてチャンバ10内の気
体を排出する構造になっている。
【0003】しかし、チャンバ10内は排気口14から
の排気により圧力が調整されるため排気口14からの距
離の違い等により、チャンバ10内に圧力分布が発生す
る。そして、試料11が、ある程度の面積を有するもの
である場合には、ターボ分子ポンプ15に近い側Aでの
圧力が低くなり、遠い側Bでの圧力が高くなるというよ
うに、試料11近傍に圧力分布が生じ、試料11に対す
る製造条件、反応条件、測定条件等の各種条件が均一に
ならないという問題がある。特に半導体プロセスでは、
最近、試料11としてステージ12上に配置されるウエ
ハが大径化しているためにウエハ上の圧力の差が生じや
すくなり、均一な製品を製造する上での支障になってい
る。
【0004】そこで、真空装置として、チャンバ10内
の圧力を均一にするために、以下に示すような構成の真
空装置が提案されている。即ち、図7に示すように、チ
ャンバ10内に複数(図面では4個)の排気口14をス
テージの周辺に均等間隔に配設し、各排気口14を分岐
配管17を介して1基のターボ分子ポンプ15に接続す
るようにしたものがある。なお、配管の状態を説明する
ために図7では表示を省略しているが、各排気口14の
中心位置にステージ12が配置され、分岐配管17に囲
まれる中心部分にステージ12の駆動機構13が配置さ
れるようになっている。このように排気口14を試料1
1の周囲に均等間隔に配置することで、試料11周辺の
圧力を均等にすることが可能になっている。
【0005】また、図8に示すように、チャンバ10内
に複数(図面では4個)の排気口14をステージの周辺
に均等間隔に配設し、各排気口14のそれぞれにターボ
分子ポンプ15を取り付けるようにした真空装置や、図
9に示すように、分岐配管17をターボ分子ポンプ15
に対してなるべく対照な形状として配置したものが存在
する。このように構成した真空装置も、試料11周辺に
均等配置した複数の排気口14からターボ分子ポンプ1
5で排気しているので、圧力分布の不均一をなくすこと
が可能になる。
【0006】さらに、図10に示すように、チャンバ1
0内のステージ12と排気口14との間にコンダクタン
ス調整板18を配置するようにした真空装置も存在す
る。この真空装置の場合、排気口14は1つだが、コン
ダクタンス調整板18が排気流に対する抵抗板として機
能するため、チャンバ10内での圧力分布の不均一が緩
和されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示した
真空装置の場合、チャンバ10の下方中央に駆動機構が
配設されるため、この駆動機構を避けた位置にターボ分
子ポンプ15を配置する必要があり、これに伴い分岐配
管17を駆動機構を避けながら配管してターボ分子ポン
プ15に連設する必要があり、排気口14毎に配管によ
るコンダクタンス(排気抵抗)が異なってしまい、排気
口14からの気体の吸引力に差異を生じる。また、排気
口14が4つ程度の場合には、依然として各排気口14
の近傍と排気口14の中間位置との間で圧力の不均一が
発生する。そのため、図6の真空装置よりは圧力の不均
一が解消されるが、依然として圧力分布が生じるという
問題がある。更に、分岐配管17につまりが生じて一部
の排気口からの排気量が変わってしまっても、これが是
正されずに圧力分布が生じてしまうおそれもある。
【0008】図8に示した真空装置の場合には、各排気
口14に独立してターボ分子ポンプ15が取り付けられ
ているため、配管によるコンダクタンスの不均一はない
が、図7の真空装置の場合と同様に、排気口14が4つ
程度の場合には、各排気口14の近傍と排気口14どう
しの中間位置との間で圧力の不均一が発生するという問
題がある。図9に示した真空装置の場合においても、図
7や図8の真空装置と同様に、排気口14が4つ程度の
場合には、依然として各排気口14の近傍と排気口14
どうしの中間位置との間で圧力の不均一が発生する問題
が残る。また、図10に示した真空装置の場合、コンダ
クタンス調整板18を取り付けるコストがかかると共
に、圧力分布の不均一に対して十分な効果は得られな
い。
【0009】そこで、本発明は、チャンバ内のステージ
近辺の圧力分布を解消することが可能な新しい構造の真
空装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、チャンバと、前記チャンバの複数箇所に
おいて圧力を測定する圧力計と、前記チャンバの複数箇
所に配設された排気口と、前記排気口からチャンバ内の
気体を吸引し排出するポンプと、前記圧力計の測定結果
による圧力分布に基づいて、前記排気口それぞれからポ
ンプにより排出される気体の排出量を調節する排気量調
節手段とを備える真空装置を提供する。本発明に係る真
空装置では、チャンバ内の圧力分布の指標として圧力計
により複数箇所の圧力が測定され、この結果に基づいて
チャンバ内の気体の排気量が較正される。したがって、
配管による排気のインダクタンスの差異や場所の違いと
は無関係に排気量が較正され、効果的且つ適正にチャン
バ内のステージ近辺の圧力分布が解消される。
【0011】前記真空装置において、排気口は、前記圧
力計の各圧力測定箇所それぞれに対応して1または複数
個ずつ配設されており、前記排気量調節手段は、前記圧
力計それぞれに対応する1または複数個の排気口毎に前
記排気量を調節するものとすることができる。
【0012】また、前記真空装置において、前記排気量
調節手段は、前記排気口と前記ポンプとの間に介在し排
気口からポンプへ排出される気体の流量を調節するバル
ブと、前記圧力分布に基づいて前記バルブを制御するバ
ルブ制御部とを含むものとすることができる。
【0013】更に、前記真空装置は、前記ポンプが複数
配設されており、前記排気量調節手段が、前記圧力分布
に基づいて前記複数のポンプそれぞれの回転数を制御す
るポンプ制御部を含むものとすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に好適な実施の形態
について、図1及び図2を参照して詳細に説明する。図
1は、本発明の真空装置の一実施形態の構成を表す概略
斜視図である。この図1に示されるように、本実施形態
の真空装置では、直方体形状のチャンバ10の底面上中
央に、試料11等が配置されるステージ(図示せず)が
配設されており、チャンバ10の外には、ステージの下
方からステージ12を回転等するための駆動機構(図示
せず)が具備されている。これらについては上述の従来
の真空装置と同じである。
【0015】チャンバ10の底面には、4個の排気口1
4が各隅部に形成され、ステージ12から均等の間隔を
あけて配設されている。そして、排気口14と同数(本
実施形態においては4個)の圧力計(圧力センサ)16
が、排気口14それぞれのステージ12側に配設されて
おり、試料11の近傍の圧力を測定するようになってい
る。このように、本実施形態においては、排気口14と
圧力計16とが周方向均等間隔で試料に対して対照に配
設され、試料近辺において一様な圧力分布が形成されや
すく、且つそのための制御が容易となるように構成され
ている。各排気口14は、それぞれコンダクタンス可変
バルブ(以下、バルブ)19を介して分岐配管17に連
通され、分岐配管17の先にはターボ分子ポンプ15が
連設されており、チャンバ10内のプロセスガス等の気
体が排気口14から分岐配管17に吸引排出されるよう
になっている。バルブ19はバルブ駆動モータにより開
閉され、このバルブ19の開閉によって排気口14から
吸引排出される気体の流量が調節されるようになってい
る。そして、分岐配管17に囲まれる中心部分にステー
ジ12の駆動機構(図示せず)が配置されている。圧力
計からの信号は、制御部に出力されるようになってお
り、制御部において、この信号をもとにバルブ駆動モー
タの駆動が制御されるようになっている。
【0016】図2は、本実施形態の真空装置における制
御部を示すブロック図である。尚、図2においては、2
組の圧力計16とバルブ19について図示してあるが、
実際の実施形態においては、4組の圧力計16とバルブ
19とが具備され、それぞれについて同様の制御が行わ
れる。この図2に示されるように、各圧力計16からの
圧力に対応する信号は、制御部21に出力されるように
なっている。そして、制御部21において各圧力計16
それぞれに対する目標値と比較され、その差がPID補
償器22に出力され、PID補償器22において目標値
との差に対応した値の制御信号が出力され、アンプ23
において増幅された後、バルブ駆動モータ24に出力さ
れる。そして、バルブ駆動モータ24が入力信号に基づ
いて駆動して、バルブ19を開閉させる。これにより、
圧力計16近傍の圧力が高い場合には、対応するバルブ
19が広げられて排気口14からの気体排出量が増加さ
れ、排気口14近傍の圧力が下降する。また、圧力計1
6近傍の圧力が低い場合には対応するバルブ19が狭め
られて排気口14からの気体排出量が低減され、排気口
14近傍の圧力は上昇する。
【0017】このように、本実施形態では、チャンバ1
0内の複数箇所の圧力の測定によりチャンバ10内の実
際の圧力分布が検出され、この圧力分布に基づいて複数
箇所において排気口からの排気量が較正される。従っ
て、本実施形態によると、配管による排気のコンダクタ
ンスの差異や場所の違いとは無関係に複数箇所において
独立して排気量が較正され、効果的且つ適正にチャンバ
10内の圧力分布を是正し、試料11近辺の不均一な圧
力分布を解消することが可能である。
【0018】本実施形態によると、試料11それぞれの
近傍に圧力計16を配設し、試料11近傍の圧力を検出
し、各排気口14毎にバルブ19を設けて独立して排気
量を制御しているので、分岐配管17中につまりが生じ
ても、つまりに応じて各排気口14のバルブが開放さ
れ、つまりの影響を受けずに試料11近辺における圧力
の均一な、圧力分布を得ることができる。本実施形態に
よると、排気口14がステージ12の周囲に均等間隔に
配置されているので、試料周辺の圧力を均等に設定する
ことが可能である。本実施形態によると、排気口14か
らの排気量を制御してチャンバ10内の圧力分布を解消
しているので、チャンバ10内の圧力そのものを同時に
制御することが可能である。本実施形態によると、制御
部21における目標値に基づいて排気口14からの排気
量を変えているので、制御部21の目標値の設定を変え
ることにより、ステージ近辺が様々な大きさで均一な圧
力の、圧力分布や、その他様々な、所望の圧力分布を発
生させることも可能である。
【0019】尚、本発明の真空装置は上述の実施形態に
限定されるものではなく、適宜変更が可能である。例え
ば、上述の実施形態においては排気量調節手段として、
排気口14とポンプ15との間に介在し排気口14から
ポンプ15へ排出される気体の流量を調節するバルブ1
9が配設され、制御部21において圧力計16からの圧
力による圧力分布に基づいてバルブ19の開閉を制御し
ているが、これに限られるものではなく、1つまたは複
数の排気口14毎に対応させたポンプ15を複数配設
し、制御部21においてこのポンプ15の排気量を制御
してもよい。このポンプ15の排気量の制御は、例え
ば、各ポンプ15の回転数等を変化させたり、回転数の
異なるポンプ15に配管を繋ぎ変えたりすることにより
行うことができる。
【0020】このような実施形態の一例を図3に示す。
図3に示す実施形態においては、排気口14毎に個別の
ポンプ15が連設されている。そして、圧力計16から
の圧力に基づく出力は上述の実施形態と同様に制御部2
1から目標値との差に対応した制御信号として出力さ
れ、この制御信号に基づいて、各ポンプ15の回転数が
制御される。これにより、圧力計16近傍の圧力が高い
場合には対応する排気口14から気体を吸引排出させる
ポンプ15の回転数が高められ、この排気口14からの
気体排出量が増加し、排気口14近傍において圧力が減
少する。また、圧力計16近傍の圧力が低い場合には対
応する排気口14から気体を吸引排出させるポンプ15
の回転数が低減され、この排気口14からの気体排出量
が減少し、排気口14近傍において圧力が上昇する。
【0021】図3に示す実施形態においても、上述の実
施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施
形態においては、ポンプ15を複数用いているので、各
ポンプ15を小型化することができる。また、超低イナ
ーシャ・縦細型のターボ分子ポンプとすることにより、
良好な回転数応答を取得して迅速な圧力分布の解消を図
り、安定して圧力分布の無い状態や理想の圧力分布の状
態を保持することができる。更に、ポンプを装置のフレ
ームに埋め込んで配設することができる。
【0022】また、図4に示すように、各排気口14毎
にバルブ19とポンプ15の両方を配設し、バルブによ
り又はバルブ19とポンプ15の両方により排気量を調
節するようにしてもよい。更に、図5に示すように、排
気口14を2個1組としてこの各組のうちの一方の排気
口14にバルブ19を配設し、各組の排気口14毎に同
じポンプ15から気体を吸引排出させるようにして、バ
ルブ19の開閉を制御し、又はバルブ19の開閉とポン
プ15の回転数との両方を制御しても、各排気口14か
らの排気量を独立に制御し良好にステージ近辺の圧力分
布の解消を図ることができる。尚、全ての排気口14に
ついて各々独立して排気量を制御せず、複数個ずつにバ
ルブを設けたり、ポンプ15を連設して、複数個毎に排
気量が上下するようにしても、ある程度の圧力分布の解
消や、所望の圧力分布状態の取得が可能である。
【0023】上述の実施形態及び図3乃至図5に示す各
変形例においては、圧力計16はチャンバ10の底面の
4隅それぞれに、計4個設けられて4箇所の圧力を計測
するようになっているが、4箇所に限られるものではな
い。但し、チャンバ10内の圧力分布の指標とするた
め、複数であることが必要である。また、計測箇所はチ
ャンバ10の形状やチャンバ10内部の配設部材、排気
口14の位置等からみて、圧力分布を良好に把握できる
位置であることが好ましく、また、ステージ12に載置
される試料周囲の圧力分布を確実に把握し解消するため
には、ステージ12の近傍であることが好ましい。
【0024】上述の実施形態及び図3乃至図5に示す各
変形例では、排気口14が、圧力計16の測定箇所それ
ぞれに対応して1個ずつ配設されているが、必ずしも排
気口14と圧力測定個所とが同数でなくてもよい。但
し、各排気口14に対しての排気量を容易に且つ適切に
是正するためには、排気口14が、圧力計16の測定個
所それぞれに対して1または複数個配設され、排気口1
4の近傍の圧力が測定されることが好ましい。
【0025】上述の実施形態及び図3乃至図5に示す各
変形例では、制御部21において圧力計16(圧力測定
個所)毎に目標値が定められ、目標値と取得した圧力と
の差から、バルブ19の開閉の程度やポンプ15の回転
数等が制御され気体の排出量が調節されているが、取得
した圧力に応じて目標値が定められていてもよい。目標
値は、複数(例えば2つずつ)の圧力計16毎の平均値
として設定されており、各複数の排気口のうち1つずつ
について排気量を是正し、複数の圧力計16の範囲毎に
圧力を是正するようにしてもよい。また、チャンバ10
の使用目的によっては、予め目標値が定められておら
ず、取得された圧力の最高値、最低値、または全圧力の
平均値等がそのまま目標値として設定されるようにして
もよい。
【0026】上述の実施形態や及び図3乃至図5に示す
各変形例のポンプとしては、運動量移送型の真空ポンプ
や容積移送型の真空ポンプを用いることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る真空
装置によれば、チャンバ内のステージ近辺の圧力分布の
不均一を良好に解消することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空装置の一実施形態を示す概略斜視
図である。
【図2】図1の真空装置における制御を示すブロック図
である。
【図3】本発明の真空装置のその他の実施形態を示す概
略斜視図である。
【図4】本発明の真空装置のその他の実施形態を示す概
略斜視図である。
【図5】本発明の真空装置のその他の実施形態を示す斜
視図である。
【図6】従来の真空装置の一例を示す斜視図である。
【図7】従来の真空装置の他の例を示す斜視図である。
【図8】従来の真空装置の他の例を示す斜視図である。
【図9】従来の真空装置の他の例を示す斜視図である。
【図10】従来の真空装置の他の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 チャンバ 12 ステージ 14 排気口 15 ターボ分子ポンプ 16 圧力計 17 分岐配管 19 バルブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバと、 前記チャンバの複数箇所において圧力を測定する圧力計
    と、 前記チャンバの複数箇所に配設された排気口と、 前記排気口からチャンバ内の気体を吸引し排出するポン
    プと、 前記圧力計の測定結果による圧力分布に基づいて、前記
    排気口それぞれからポンプにより排出される気体の排出
    量を調節する排気量調節手段とを備えることを特徴とす
    る真空装置。
  2. 【請求項2】 前記排気口が、前記圧力計の各圧力測定
    箇所それぞれに対応して1または複数個ずつ配設されて
    おり、 前記排気量調節手段は、前記圧力計それぞれに対応する
    1または複数個の排気口毎に前記排気量を調節すること
    を特徴とする請求項1に記載の真空装置。
  3. 【請求項3】 前記排気量調節手段が、前記排気口と前
    記ポンプとの間に介在し排気口からポンプへ排出される
    気体の流量を調節するバルブと、前記圧力分布に基づい
    て前記バルブを制御するバルブ制御部とを含むことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の真空装置。
  4. 【請求項4】 前記ポンプが複数配設されており、 前記排気量調節手段が、前記圧力分布に基づいて前記複
    数のポンプそれぞれの回転数を制御するポンプ制御部を
    含むことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか
    1の請求項に記載の真空装置。
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