JP2000024301A - ゲーム機 - Google Patents
ゲーム機Info
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- JP2000024301A JP2000024301A JP10211818A JP21181898A JP2000024301A JP 2000024301 A JP2000024301 A JP 2000024301A JP 10211818 A JP10211818 A JP 10211818A JP 21181898 A JP21181898 A JP 21181898A JP 2000024301 A JP2000024301 A JP 2000024301A
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Abstract
動方向をプレーヤ自身がコントロール可能なゲーム機を
提供すること。 【解決手段】遊技エリアEの下部にエア吹出ノズル36
を移動可能に設けた。また、遊技エリアE上方にボール
Bを受取可能なキャッチャー30を移動可能に設けた。
エア吹出ノズル36からはエアコンプレッサから排出さ
れるエアが供給され、このエアの風力によりボールBが
遊技エリアE内を浮遊する。エア吹出ノズル36から吹
き出されるエアの風力は風力調整ボタン22の操作によ
り任意に調整可能とした。また、エア吹出ノズル36の
位置はレバー21操作により任意に変更可能とした。
Description
に設置されるゲーム機に関するものである。
ちるボールをプレーヤの操作に基づき左右方向へ移動す
るボール受け部(入賞口)により下方でキャッチするゲ
ーム機が知られている。このゲーム機にはピン等からな
る複数の障害物が盤面上に散在支持されている。盤面上
方から転がってくるボールが障害物と接触することによ
りその落下する方向が変わる。プレーヤは盤面下方域で
左右方向に移動可能なボール受け部をハンドル操作で左
右に任意に移動させ、最終的に落下するであろう位置に
ボール受け部を移動させる。すなわち、このゲーム機で
は、複数の障害物に接触して方向を変えながら転動落下
してくるボールをボール受け部でキャッチできるかによ
って得点が変化する。
来のゲーム機においては、次のような問題があった。 ・ボールの動きが盤面の上方から下方に向かっての自由
落下であり、ボールの動きが単調であるため、ゲーム自
体の面白みに欠けるという問題があった。 ・転動落下するボールの移動方向が予測できるため、慣
れてしまうとボールの最終落下位置を容易に予測できて
ゲーム内容に飽きてしまうという問題があった。本発明
は、上記問題を解消するためになされたものであって、
その目的は、遊技体の動きを活性化させるとともに、そ
の移動方向をプレーヤ自身がコントロール可能なゲーム
機を提供することにある。
に、請求項1に記載の発明では遊技エリアの下部に移動
可能に設けられ、エア供給手段から供給されるエアを前
記遊技エリア内に吹き出すエア吹出ノズルと、前記エア
吹出ノズルから吹き出されるエアの風力により遊技エリ
ア内で浮遊可能な遊技体と、前記遊技エリアの上部に設
けられ、前記遊技エリア内で浮遊する遊技体の受け取り
が可能な受取手段と、前記エア吹出ノズルの位置を変更
する際に操作される第1の操作手段と、前記エア吹出ノ
ズルから吹き出されるエアの風力を調整する際により操
作される第2の操作手段とを備えたことをその要旨とす
る。
エア供給手段から供給されたエアはエア吹出ノズルから
遊技エリア上方に向かって吹き出される。プレーヤは第
1の操作手段を操作してエア吹出ノズルの位置を遊技体
と対向する位置に移動させる。これにより遊技体はエア
の風力により遊技エリア上方に浮遊する。さらに、プレ
ーヤは第2の操作手段を操作してエアの風力を調整し、
遊技体の高さ位置を調整する。プレーヤは第1の操作手
段と第2の操作手段とを操作して遊技体の水平方向、垂
直方向の浮遊位置を調整し、受取手段まで遊技体を移動
させる。請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の
ゲーム機において、前記遊技エリア内には、前記遊技体
と接触することで遊技体の移動を妨げる複数の障害物が
配置されていることをその要旨とする。従って、請求項
2に記載によれば、プレーヤは遊技体が障害物に接触し
ないように第1の操作手段及び第2の操作手段を操作し
て遊技体の浮遊位置を調整しながら受取手段を目指す。
請求項2に記載のゲーム機において、前記受取手段はゲ
ーム中遊技エリア内を移動することをその要旨とする。
従って、請求項3に記載の発明によれば、受取手段はゲ
ーム中に遊技エリア内を移動するため、遊技体も受取手
段の動きに合わせて移動させなければならないため、受
取手段が静止している場合よりも遊技体の受取動作が困
難となる。請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求
項3のいずれかに記載のゲーム機において、前記受取手
段により遊技体が受け取られた際に、景品を払い出す景
品払出手段が設けられていることをその要旨とする。従
って請求項4に記載の発明によれば、受取手段に遊技体
が受け取られた際には、景品払い出し手段により景品が
払い出される。すなわち、ゲーム目的を達成した場合に
は景品が払い出される。請求項5に記載の発明では、請
求項4に記載の発明において、前記払い出し可能な景品
は複数種類用意され、前記景品払出手段は前記受取手段
が遊技体を受け取った際の位置に基づいて払い出す景品
の種類を決定することをその要旨とする。従って、受取
手段が遊技体を受け取った位置に基づき払い出される景
品の種類が決定されることから、プレーヤは自分が欲し
い景品が払い出される受取位置を狙って遊技体の浮遊位
置を変化させる。
形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すよ
うに、筐体11の前面には盤面12が略垂直状態で設け
られている。盤面12の前面には所定間隔を設けて透明
アクリル板13が設けられている。本実施の形態では、
前記盤面12と透明アクリル板13との間に遊技エリア
Eが設けられている。筐体11の上部前面には景品展示
室14a〜14cが3室設けられている。各景品展示室
14には異なる景品Ka〜Kcがそれぞれ収容展示され
ている。図2及び図3に示すように、筐体11の後部内
には前記各景品展示室14と対応する景品収容室15a
〜15cが3室設けられ、各景品収容室15a〜15c
には前記景品展示室14に展示されている景品Ka〜K
cと同景品Ka〜Kcを収容したカプセル16がそれぞ
れ複数個ずつ収容されている。各景品収容室15a〜1
5cの下端部にはそれぞれストッパ17が設けられ、各
ストッパ17はアクチュエータ17aの駆動により図2
の実線にて示す閉位置と図2の二点鎖線にて示す開位置
との2位置に切り換わるようになっている。各アクチュ
エータ17aの駆動切換はコントローラCにより制御さ
れる。本実施の形態では、ストッパ17、アクチュエー
タ17a、コントローラCにより景品払出手段を構成し
ている。
8が開口形成され、同景品取出口18と前記各景品収容
室15a〜15cとは景品払出通路19を介して連通さ
れている。従って、前記いずれか1つのストッパ17の
位置が閉位置から開位置に切り換わった際には、その景
品収容室15a〜15c内の最下段のカプセル16が景
払出通路19を経て景品取出口18まで搬送されるよう
になっている。前記筐体11の前面中央部には操作パネ
ル20が設けられている。同操作パネル20には第1の
操作手段としてのレバー21が装着され、同レバー21
は左右方向に傾動可能とされている。レバー21の上端
面には第2の操作手段としての風力調整ボタン22が設
けられている。操作パネル20下方における筐体11前
面にはスタートボタン23が設けられている。
4において左右方向に延びるネット25が張設され、同
ネット25上には遊技体としてのボールBが載置されて
いる。本実施の形態ではボールBとしてピンポン玉を使
用している。前記盤面12には障害物としてのピン26
が複数本が散在支持されている。また、前記盤面12上
には垂直方向に延びる2枚の仕切板24が所定間隔を設
けて支持されている。この仕切板24により前記遊技エ
リアEは難易度エリアe1、難易度エリアe2、難易度
エリアe3の3つの難易度エリアe1〜e3に区画(遊
技エリアの区画数は3未満又は4以上としてもよい)さ
れている。本実施の形態では、各難易度エリアe1〜e
3毎に前記ピン26の支持本数及び配置パターンが異な
っており、難易度エリアe1、難易度エリアe2、難易
度エリアe3の順番でピン26の支持本数が多いととも
に、隣接するピン26の支持間隔が狭くなっている。
右部にはゴール箱28が配置されている。このゴール箱
28の上面は開口され、その内部にはボール検出スイッ
チ(図示せず)が設けられている。前記コントローラC
はゴール箱27にボールBが落下したと判別した際には
前記3つのストッパ17の内、1つのストッパ17を閉
位置から開位置にに切り換え、景品Ka〜Kcの払い出
しを行う。コントローラCは払い出す景品Ka〜Kcを
所定条件に基づいて決定する。後にコントローラCが景
品Ka〜Kcを払い出す際の所定条件について説明す
る。
の上部には断面L字状のガイドプレート28が支持さ
れ、同ガイドプレート28の支持面28aには左右方向
に延びる長孔29が形成されている。ガイドプレート2
8には受取手段としてのキャッチャー30が左右方向に
移動可能に支持されている。前記キャッチャー30を構
成するケーシング31内にはキャッチャー移動用モータ
32及びアーム開閉用モータ33が設けられている。キ
ャッチャー移動用モータ32の回転軸32aは前記ガイ
ドプレート28の長孔29に挿通されている。前記回転
軸32aの先端には、ローラ34が支持され、同ローラ
34の外周面は前記ガイドプレート28の支持面28a
に接触している。従って、キャッチャー移動用モータ3
2が回転するとローラ34が回転し、同ローラ34がガ
イドプレート28の支持面28a上を回転走行する。す
なわち、キャッチャー移動用モータ32の駆動に伴いキ
ャッチャー30が長孔29に沿って左右方向へ移動す
る。前記ガイドプレート28の左右両端部にはリミット
スイッチ(図示せず)が設けられている。このリミット
スイッチにキャッチャー30が接触することによりキャ
ッチャー30の移動方向が切り替わるようになってい
る。
アーム35が回動可能にされている。両アーム35の開
閉動作は前記アーム開閉用モータ33の駆動に連動して
開閉するようになっている。モータ33とアーム35と
の間はカム機構(図示せず)を介して連結されており、
両アーム35は一定間隔で開閉動作を行うようになって
いる。前記ケーシング31の下部にはマイクロスイッチ
(図示せず)が装着され、同マイクロスイッチがオンし
た際にはアーム開閉用モータ33の駆動が停止され、ア
ーム35の位置が閉位置に保持されるようになってい
る。前記コントローラCはキャッチャー30のマイクロ
スイッチがオンし、アーム35が閉位置となった際のキ
ャッチャー30の位置に基づいて払い出す景品Ka〜K
cを決定するようになっている。すなわち、コントロー
ラCはキャッチャー30がボールBを受け取った際の難
易度エリアe1〜e3に基づいて払い出す景品Ka〜K
cを決定する。
30が難易度エリアe1でボールBの受け取りを行った
とする。そして、キャッチャー30がゴール箱27内に
ボールBを落下させた場合には、コントローラCは景品
収容室15aに対応するストッパ17を開位置に切り換
え、景品Kaの払い出しを行うようになっている。ま
た、キャッチャー30が難易度エリアe2でボールBの
受け取りを行い、キャッチャー30がゴール箱27内に
ボールBを落下させた場合には、コントローラCは景品
収容室15bに対応するストッパ17を開位置に切り換
え、景品Kbの払い出しを行うようになっている。すな
わち、難易度エリアe1と景品Kaとが対応し、難易度
エリアe2と景品Kbとが対応し、難易度エリアe3と
景品Kcとが対応している。
5の下方にはエア吹出ノズル36が左右方向に移動可能
に設けられている。同エア吹出ノズル36は遊技エリア
E上方に向かって開口形成され、移動体37に連結固定
されている。移動体37は左右方向に延びるシャフト3
8に挿通支持されている。同シャフト38はノズル移動
用モータ39に連結され、同モータ39の駆動に連動し
て回転する。前記モータ39は正逆回転可能であり、移
動体37はモータ39の駆動に伴いシャフト38に沿っ
て左右方向に移動する。前記モータ39は前記レバー2
1の傾動操作に伴い駆動するようになっている。すなわ
ち、図1においてレバー21を左側に傾動させた際に
は、ノズル移動用モータ39が正回転して移動体37が
左方向に移動するようになっている。また、レバー21
を右方向に傾動させた際には、ノズル移動用モータ39
が逆回転して移動体37が右方向に移動するようになっ
ている。また、レバー21を中立状態に保持している際
にはノズル移動用モータ39が停止し、移動体37もそ
の移動を停止するようになっている。
エアコンプレッサ40が配置されている。同エアコンプ
レッサ40と前記移動体37との間はホース41により
連結され、エアコンプレッサ40から排出されるエアが
ホース41から移動体37を通過して前記エア吹出ノズ
ル36から遊技エリアE上方に向かって吹き出されるよ
うになっている。前記エアコンプレッサ40から排出さ
れるエアの風力は可変する。前記レバー21の上部に設
けられた風力調整ボタン22をオン(押す)する時間に
応じてその風力が徐々に増加するようになっている。す
なわち、風力調整ボタン22をオンしている時間が長い
ほどエア吹出ノズル36から吹き出されるエアの風力が
強くなる(但し、風力の強さには上限があり、その上限
に達すると、風力調整ボタン22がオン状態であっても
それ以上風力は強くならない)。また、風力調整ボタン
22のオン状態から風力調整ボタン22をオフ状態(離
す)にするとエア吹出ノズル36から吹き出されるエア
の風力は風力調整ボタン22をオフとしている間だけ徐
々に弱くなる(但し、風力の強さには下限があり、その
下限に達すると、風力調整ボタン22がオフ状態であっ
てもそれ以上風力は弱まらない)。
技内容について説明する。まず、プレーヤはゲームを行
う際にスタートボタン23を押す。スタートボタン23
が押されるとエアコンプレッサ40が駆動され、エア吹
出ノズル36からエアが吹き出される。次にプレーヤは
エア吹出ノズル36がネット25上のボールBと対向す
るようにレバー21を左右いずれかに傾動させ、エア吹
出ノズル36を移動させる。エア吹出ノズル36がボー
ルBと対向する位置に到達すると、エア吹出ノズル36
から吹き出されるエアの風力によりボールBがネット2
5から浮上する。プレーヤはボールBが浮上したら風力
調整ボタン22を押してノズル36から吹き出されるエ
アの風力を増加させる。エアの風力が増加することによ
りボールBがさらに上昇する。
がピン26と接触しそうなる。プレーヤはボールBがピ
ン26と接触しないようにレバー21を左右いずれかに
傾動させて、エア吹出ノズル36を左右に移動させる。
すなわち、ボールBを左右に移動させる。ここで、ピン
26にボールBが接触してしまいボールBが左右に移動
不能となった際には、風力調整ボタン22を押すのを止
め、エアの風力を弱める。エアの風力が弱まることによ
り、ボールBの浮き位置は下降し、ボールBとピン26
との接触が解除され、ボールBの左右への移動が許容さ
れる。すなわち、プレーヤはレバー21及び風力調整ボ
タン22を操作してボールBがピン26にぶつからない
ようにボールBの浮き位置を上手にコントロールする。
そして、ボールBが最上部のピン26を上手く通り抜け
たら、プレーヤはキャッチャー30がボールBと対向す
る位置に移動してくるまで、風力調整ボタン22を上手
く操作してボールBをその位置に保持しておく。
置まで移動してきたら、プレーヤはキャッチャー30の
アーム35の開閉タイミングを見計らって風力調整ボタ
ン22を今以上に押し続け、エアの風力を強くする。す
なわち、プレーヤはキャッチャー30がボールBと対向
する位置まで移動し、かつ、キャッチャー30のアーム
35が開位置となった際にエア吹出ノズル36から吹き
出されるエアの風力を強くしてボールBをさらに上昇さ
せ、ボールBをキャッチャー30のアーム35間に入り
込ませる。キャッチャー30のアーム35間に上手くボ
ールBが入り込み、ケーシング31の下部に設けられた
マイクロスイッチがオンしてアーム35が閉位置に保持
され、ボールBはアーム35により把持される。アーム
35によりボールBが把持されると、キャッチャー30
はゴール箱27方向に強制移動される。強制移動された
キャッチャー30はゴール箱27と対向する位置まで移
動するとリミットスイッチとの接触によりその移動を停
止する。次にキャッチャー30はアーム35を開位置と
し、把持していたボールBをゴール箱27内に落下させ
る。ボールBがゴール箱27内に落下すると、ゴール箱
27内のボール検出スイッチがオンする。コントローラ
Cはボール検出スイッチがオンすると、キャッチャー3
0によりボールBがキャッチ(受け取られた)されたエ
リアe1〜e3に対応する景品展示室14a〜14cの
景品Ka〜Kcを払い出す。すなわち、コントローラC
はボールBがキャッチされたエリアe1〜e3に対応す
る景品収容室15a〜15cのストッパ17を開位置と
し、その景品収容室15a〜15c内のカプセル16を
払い出す。なお、ゴール箱27内に落下したボールBは
ゴール箱27の下部側面に形成された排出孔(図示せ
ず)からネット25上に排出されるようになっている。
本実施形態のゲーム機では、所定時間内に景品Ka〜K
cを獲得又は所定時間経過した時点でゲーム終了とな
る。もちろん、所定時間内であれば、複数の景品Ka〜
Kcを獲得するように具体化してもよい。
構成したことにより、次のような効果を得ることができ
る。 ・本実施の形態では、プレーヤによりボールBの移動方
向を任意に変更することができるので、ゲームとしての
面白みを向上させることができる。 ・本実施の形態では、ボールを自由落下させて、キャッ
チャーにより受け取る従来のゲーム機とは異なり、ボー
ルBをエアの風力で浮遊させ、遊技エリアE上部に配置
されたキャッチャー30によりその浮遊したボールBを
受け取らせるようにした。これにより、ボールBの動き
に意外性を付与することができ、ゲームとしての面白み
をさらに向上することができる。 ・本実施の形態では、ゲームをクリアした場合(ボール
Bをキャッチャー30に受け取らせることができた場
合)には、景品Ka〜Kcが払い出されるようにしたこ
とにより、プレーヤの射幸心をあおることができ、ゲー
ムとしての面白みを一層向上することができる。 ・本実施の形態では、盤面(遊技エリアE)12にボー
ルBと接触してボールBの移動を妨げるピン26を複数
本散在支持した。これにより、プレーヤは容易にボール
Bを遊技エリアE上方に移動させることができず、ゲー
ム性の難易度が向上され、ひいてはゲームの面白みをよ
り一層向上することができる。 ・本実施の形態では、遊技エリアEを複数難易度エリア
e1〜e3に区画したとともに、各難易度エリアe1〜
e3毎にピン26の本数や支持間隔を変更し、ボールB
の通過する難易度を調整した。また、本実施の形態で
は、エリアEの数と対応する種類の景品Ka〜Kcを用
意した。そして、キャッチャー30がボールBを受け取
った際のエリアe1〜e3毎で払い出す景品Ka〜Kc
が異なるようにした。これにより、プレーヤは自分の欲
しい景品Ka〜Kcに対応する難易度エリアe1〜e3
を選択してゲームを行うことができことから、さらにプ
レーヤの射幸心をあおることができ、ひいてはゲームの
面白みをさらに一層向上することができる。 ・本実施の形態では、ボールBを受け取るキャッチャー
30も盤面12に対して左右に移動するようにした。こ
れにより、上手くボールBが遊技エリアE上部まで到達
してもキャッチャー30がボールBと対向する位置に存
在しない際には、キャッチャー30がボールBと対向す
る位置に到達するまでボールBを浮遊待機させておく必
要がある。つまり、キャッチャー30を強制移動させ、
同キャッチャー30の位置を不定位置としたことによ
り、キャッチャー30の位置を固定した場合よりもボー
ルBをキャッチャー30に受け取らせることが難しくな
る。これにより、ゲームの難易度が向上し、ゲームとし
ての面白みを一層向上することができる。
して実施してもよい。 ・上記実施形態では、遊技体としてボール(ピンポン
玉)Bを使用したが、遊技体として人形や半球体等を使
用して具体化してもよい。例えば、遊技体を人形とした
場合には、ボールBと比べて凹凸部が多いことから、障
害物としてのピン26に引っかかりやすく、難易度が向
上され面白みが増す。また、人形が空中を飛んでいるよ
うに見えることから、視覚的にも楽しむことができる。 ・上記実施形態では、受取手段としてのキャッチャー3
0の位置を移動可能としたが、キャッチャー30の位置
は固定として具体化してもよい。 ・上記実施形態では、盤面12上に障害物としてのピン
26を散在支持したが、このピン26を省略して具体化
してもよい。 ・上記実施形態では、景品Ka〜Kcを3種類用意し、
キャッチャー30がボールBを受け取ったエリアe1〜
e3位置で払い出される景品Ka〜Kcが異なるように
構成した。これに対し、遊技エリアEを区画せずに払い
出す景品を1種類として具体化してもよい。また、景品
の払い出し機構を省略して具体化してもよい。 ・上記実施形態では、エア供給手段としてエアコンプレ
ッサ40を使用して具体化したが、エア供給手段として
羽根車又はロータの回転運動によってエアを送風するブ
ロワ(送風機)に代えて具体化してもよい。 ・上記実施形態では、景品展示室14a〜14cに展示
された景品Ka〜Kcと難易度エリアe1〜e3とを対
応させ、キャッチャー30がボールBを受け取ったエリ
アe1〜e3と対応する景品Ka〜Kcが払い出される
ように構成した。これに対し、払い出し可能な景品Ka
〜Kcを展示せず、キャッチャー30が上手くボール3
0を受け取った場合でも、払い出す景品の種類を不定と
して具体化してもよい。
ヤにより遊技体の移動方向を任意に変更することができ
るので、ゲームとしての面白みを向上させることができ
る。また、遊技体をエアの風力で浮遊させ、遊技エリア
上部に配置された受取手段によりその浮遊した遊技体を
受け取らせるようにしたことにより、遊技体の動きに意
外性を付与することができ、ゲームとしての面白みをさ
らに向上することができる。請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1に記載の発明の効果に加え、盤面(遊技
エリア)に遊技体と接触して遊技体の移動を妨げる障害
物を配置したことにより、プレーヤは容易に遊技体を遊
技エリア上方に移動させることができず、ゲーム性の難
易度を向上できる。その結果、ゲームの面白みを向上す
ることができる。請求項3に記載の発明によれば、請求
項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、受取手段
を遊技エリア内で移動するようにした。これにより、上
手く遊技体が遊技エリア上部まで到達しても受取手段を
遊技体と対向する位置に存在しない際には、受取手段が
遊技体と対向する位置に到達するまで遊技体を浮遊待機
させておく必要がある。つまり、受取手段を移動させ、
同受取手段の位置を不定位置としたことにより、受取手
段の位置を固定した場合よりも遊技体を受取手段に受け
取らせることが難しくなる。これにより、ゲームの難易
度が向上され、ひいてはゲームとしての面白みを向上す
ることができる。請求項4に記載の発明によれば、請求
項1〜請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加え、
ゲームをクリアした場合(受取手段が遊技体を受け取る
ことができた場合)には、景品が払い出されるようにし
た。これにより、プレーヤの射幸心をあおることがで
き、ゲームとしてさらに面白みを向上することができ
る。請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の
発明の効果に加え、受取手段が遊技体を受け取った際の
位置に基づき、払い出す景品の種類が決定されることか
ら、例えば、プレーヤは自分の欲しい景品に対応する位
置で遊技体が受取手段に受け取られるように第1及び第
2の操作手段を操作して遊技体の位置を調整する等、プ
レーヤの射幸心をあおることができ、ひいてはゲームの
面白みをより一層向上することができる。
ム機の斜視図。
図。
あり、(b)はゲームが開始され、ボールが浮き始めた
状態のゲーム機の正面図。
が浮き上がった状態のゲーム機の正面図であり、(b)
はキャッチャーがボールを受け取った状態のゲーム機の
正面図。
ゴール箱方向に移動するゲーム機の正面図であり、
(b)はキャッチャーがゴール箱上方でボールを落下さ
せる状態のゲーム機の正面図。
17a…景品払出手段を構成するアクチュエータ、30
…受取手段としてのキャッチャー、21…第1の操作手
段としてのレバー、22…第2の操作手段としての風力
調整ボタン、26…障害物としてのピン、36…エア吹
出ノズル、40…エア供給手段としてのエアコンプレッ
サ、B…遊技体としてのボール、C…景品払出手段を構
成するコントローラ、E…遊技エリア、Ka,Kb,K
c…景品。
Claims (5)
- 【請求項1】 遊技エリアの下部に移動可能に設けら
れ、エア供給手段から供給されるエアを前記遊技エリア
内に吹き出すエア吹出ノズルと、 前記エア吹出ノズルから吹き出されるエアの風力により
遊技エリア内で浮遊可能な遊技体と、 前記遊技エリアの上部に設けられ、前記遊技エリア内で
浮遊する遊技体の受け取りが可能な受取手段と、 前記エア吹出ノズルの位置を変更する際に操作される第
1の操作手段と、 前記エア吹出ノズルから吹き出されるエアの風力を調整
する際に操作される第2の操作手段とを備えたことを特
徴とするゲーム機。 - 【請求項2】 前記遊技エリア内には、前記遊技体と接
触することで遊技体の移動を妨げる複数の障害物が配置
されていることを特徴とする請求項1に記載のゲーム
機。 - 【請求項3】 前記受取手段はゲーム中に遊技エリア内
を移動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記
載のゲーム機。 - 【請求項4】 前記受取手段により遊技体が受け取られ
た際に、景品を払い出す景品払出手段が設けられている
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載
のゲーム機。 - 【請求項5】 前記払い出し可能な景品は複数種類用意
され、前記景品払出手段は前記受取手段が遊技体を受け
取った際の位置に基づいて払い出す景品の種類を決定す
ることを特徴とする請求項4に記載のゲーム機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21181898A JP3755994B2 (ja) | 1998-07-10 | 1998-07-10 | ゲーム機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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