JP2000024289A - パチンコ玉の合流の経路構造 - Google Patents
パチンコ玉の合流の経路構造Info
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Abstract
て、分離装置への悪影響をなくす。 【解決手段】 遊技島に設けてある上部玉タンクからあ
ふれたパチンコ玉が通るオーバーフロー管と、上記遊技
島とは別の他の遊技島から上記上部玉タンクへ回収され
たパチンコ玉が通る回収管33と、上記各管が開口26
b,33aによりそれぞれ連通しているジャンクション
ボックス29と、このジャクションボックスから伸びて
いる回収・オーバーフローホース32とからなり、ジャ
ンクションボックス29におけるオーバーフロー管に通
じる開口26bの位置が、回収管33に通じる開口33
aの位置より上方に配置されており、回収・オーバーフ
ローホース32は、ジャンクションボックス29で合流
したオーバーフローのパチンコ玉及び回収されたパチン
コ玉のそれぞれの通路となる。
Description
らあふれたいわゆるオーバーフロー玉と、他の遊技島か
ら上部玉タンクへ回収された回収玉とが合流するパチン
コ玉の合流の経路構造に関する。
パチンコ玉は、他の遊技島からの補給・回収されたパチ
ンコ玉と、それぞれ別々の経路を利用して研磨機の上部
に設けられている上部玉タンク(島上タンク)から遊技
島下部に設けられた貯蔵タンクに案内され貯留されるも
のである。
遊技島へパチンコ玉を移動させるとき、他の遊技島にて
研磨機の異常停止やパチンコ玉経路における玉詰まり・
玉噛み等のトラブルが発生した場合、他の遊技島内で玉
通路が閉鎖されてしまい、その遊技島への玉移動を行う
ことができないことがある。このような場合、従来例で
は、特に、補給・回収玉とオーバーフロー玉とを別々の
経路で遊技島内を循環させ、それぞれのパチンコ玉をお
互いに干渉させることなく遊技島内に貯留するものにあ
っては、他の遊技島に玉を移動させることができないた
め、自身の遊技島内では補給・回収玉を受け入れ、また
オーバーフロー玉は遊技島内で循環し、時間の経過と共
にそれぞれのパチンコ玉が次々と貯留されて遊技島の貯
留能力を超えて溢れてしまう。そして遊技島の上部玉タ
ンクには、パチンコ玉を研磨する研磨材とパチンコ玉と
を分離する分離装置(分離タンク)が設けられており、
通常では分離装置内でパチンコ玉が渋滞しないようにパ
チンコ玉を流下させつつ研磨材を落下させている。とこ
ろが、遊技島内にてパチンコ玉の貯留能力を超えてしま
うと、パチンコ玉が分離装置に混入し、スムーズに流れ
ず渋滞してしまい、パチンコ玉と研磨材との分離機能を
果たすことができず、研磨材が落下できず遊技島内を流
れ補給装置に混入してしまい、その結果として、遊技者
への賞球が正常に行われず、遊技者に不測の損害を与え
てしまうという問題が生じてしまう。この発明の目的
は、遊技島上部でのパチンコ玉の渋滞を防止して、分離
装置への悪影響をなくすることにある。
からきた回収玉の経路と上部玉タンクから溢れた玉(オ
ーバーフロー玉)の経路を途中からボックスで合流させ
て一つの経路とし、遊技島下部へ案内する経路構造であ
り、上記ボックスでは自身の遊技島の余り玉であるオー
バーフロー玉が他の遊技島の余り玉である回収玉より優
先的に流れるようにして、自身の遊技島には他の遊技島
の動作の影響が及ぶことを抑制するものである。この発
明では、遊技島に設けてある上部玉タンクからあふれた
パチンコ玉が通るオーバーフロー経路と、上記遊技島と
は別の他の遊技島から上記上部玉タンクへ回収されたパ
チンコ玉が通る回収経路と、上記各経路が連絡口により
それぞれ連通しているボックスと、このボックスから伸
びている回収・オーバーフロー経路とを具備する合流の
経路構造としている。上記ボックスにおけるオーバーフ
ロー経路に通じる連絡口の位置が、回収経路に通じる連
絡口の位置より上方に配置されている。
の合流の経路構造を説明する前に、本経路構造を備えて
いる図1及び図2に示すパチンコ玉の補給・回収装置に
ついて説明する。この補給・回収装置は、メインタンク
1、遊技島群2、パチンコ玉の補給ライン3及び回収ラ
イン4と、パチンコ玉の回収タンク5及び貯留タンク6
とを具備している。
コホール(パチンコ遊技場)内に互いに隣接して設けら
れている。メインタンク1は、遊技島群2へ補給するた
めのパチンコ玉を貯留しており、また遊技島群から回収
したパチンコ玉を受け入れるものである。遊技島群2
は、所定間隔を置いて配置してある複数の遊技島7から
なり、図1の例では左側から右側に向けて順次配置して
ある第1島7A1、第2島7A2、第3島7A3及び第
4島7A4の各遊技島から構成されている。もちろん、
遊技島7の数はこの例に限られない。なお、符号「7」
及び「7A1〜7A4」に関して、説明上、遊技島を具
体的に特定する場合には符号「7A1〜7A4」を使用
し、特定しない場合には「7」を使用する。全遊技島7
は1本の補給ライン3により接続されている。補給ライ
ン3について、具体的には、隣接している各遊技島7間
は、遊技島の中央上部に設けられている上部玉タンク1
6を介して補給ライン3A1,3A2,3A3によって
それぞれ接続されている。図1左端に位置している遊技
島7A1に接続されている補給ライン3A1は最終的に
メインタンク1に通じている。補給ライン3A1は第1
島7A1の上部玉タンク16A1と、第2島7A2の上
部玉タンク16A2との間を接続し、そして補給ライン
3A2は第2島7A2の上部玉タンク16A2と、第3
島7A3の上部玉タンク16A3との間を接続し、また
補給ライン3A3は、第3島7A3の上部玉タンク16
A3と、第4島7A4の上部玉タンク16A4との間を
接続している。また各遊技島7から回収されるパチンコ
玉は回収ライン4によって、メインタンク1に回収可能
である。回収ライン4は、図1の例では、回収のパチン
コ玉を第4島7A4から第3島7A3へ回収するための
回収ライン4A1と、第3島7A3から第2島7A2及
び第1島7A1を貫通して直接メインタンク1へ回収す
るための回収ライン4A2と、第2島7A2から第1島
7A1を貫通して直接メインタンクへ回収するための回
収ライン4A3と、第1島7A1からメインタンクへ回
収するための回収ライン4A4とからなる。回収ライン
4A1は第4島7A4の上部玉タンク16A4と、第3
島7A3の上部玉タンク16A3との間を接続し、そし
て回収ライン4A2は第3島7A3の上部玉タンク16
A3から第2島7A2の上部玉タンク16A2及び第1
島7A1の上部玉タンク16A1を貫通してメインタン
ク1へ案内され、また回収ライン4A3は、第2島7A
2の上部玉タンク16A2から第1島7A1の上部玉タ
ンク16A1を貫通してメインタンク1へ案内されてい
る。回収ライン4A4は、第1島7A1の上部玉タンク
16A1からメインタンク1へ伸びている。遊技島群2
は、回収タンク5と貯留タンク6の双方を備えている遊
技島7(図1の例では第2島7A2と第4島7A4)
と、貯留タンクのみを備えている遊技島(図示の例では
第3島7A3)と、貯留タンクと回収タンクの双方を備
えていない遊技島(図示の例では第1島7A1)とを有
している。第2島7A2と第4島7A4とにはパチンコ
玉計数機9が接続されている。
る。まず、第2島7A2について説明する。図3に示す
第2島7A2において、基台10上には支持フレームを
介して互いに背中合わせに対向しているパチンコ機11
を取り付けている。基台10内には図3右側に回収タン
ク5を同図左側に貯留タンク6とを研磨機8を挾んで配
置してある。回収タンク5の内底面は遊技島1の長手方
向(図3左右方向)の端部から中央に向かって傾斜面と
なっている。回収タンク5内には遊技島7A2の中央に
向けて傾斜状態に設けられているV字状の集合樋12が
配置されており、この集合樋は遊技島7A2の一端部に
設けてあるパチンコ玉計数機9からのパチンコ玉を回収
タンク5に案内可能である。パチンコ機11から排出さ
れたパチンコ玉及びパチンコ玉計数機9からのパチンコ
玉は回収タンク5に貯留されて、この回収タンク内のパ
チンコ玉はミニリフト13により徐々に遊技島7A2の
中央の集積部14に集まる。またこの集積部を挾んで回
収タンク5とは反対側の貯留タンク6が配置されている
基台10内にも集積部に向けて下り勾配の集合樋15を
設けてあり、パチンコ機11から排出されたパチンコ玉
が集合樋15を流下して集積部へ集まる。集められたパ
チンコ玉は、集積部14から研磨機8の揚送手段によっ
て研磨されながら上方に揚送され、研磨機の上部に設け
られている上部玉タンク16A2に搬送される。上部玉
タンク16A2は、図3乃至図5に示すように一側(図
4右側)にスモールタンク17を、他側にマジックタン
クを備えており、このマジックタンクは第1マジックタ
ンク18と第2マジックタンク19とを有している。ス
モールタンク17は、底部17aが中央から左右両側に
下り勾配となっており、先端側の開口部17bが補給樋
20,20と接続されている。上部玉タンク16A2内
上部において、スモールタンク17の上部一端に研磨機
8の排出口から研磨されたパチンコ玉が分離装置である
分離タンク30を経て流入する流入口17cを設けてあ
る。分離タンク30は、研磨材とパチンコ玉とを分別す
るためのものである。上部玉タンク16A2内の上部に
は、流入口17cから入ったパチンコ玉を案内するため
の案内部21a,21b,21c,21dを設けてあ
る。第1マジックタンク18と第2マジックタンク19
とは仕切り板22aを挾んで隣接し、スモールタンク1
7と第2マジックタンク19とは仕切り板22bを挾ん
で隣接している。またスモールタンク17と第1,第2
マジックタンク18,19の上部とは仕切り板を兼用し
ている案内部21dと仕切り板22cにより仕切られて
いる。また上部玉タンク16A2の前方(図4紙面側)
の側壁には、補給ライン用の受取口23a、回収ライン
の開口24e、回収ラインの開口24c、回収ライン用
の渡し口24aをそれぞれ開けてある。また後方(図4
紙面に垂直方向側)の側壁には、点線で示すように回収
ライン用の受取口24d、回収ラインの受取口24b、
補給ライン用の渡し口23bをそれぞれ開けてある。第
1マジックタンク18は、隣接する第1島7A1からの
補給ライン3A1を通じて誘導されてくるパチンコ玉を
受入れるための空間である。このため第1マジックタン
ク18の側壁に開けてある受取り口23aには補給ライ
ン3A1が接続されている。またスモールタンク17に
おいて、パチンコ玉を隣接する第3島7A3へ補給する
ための補給ライン3A3の一端が渡し口23bに接続さ
れている。またスモールタンク17において、回収され
たパチンコ玉を隣接する遊技島へ渡すための回収ライン
4A3の一端が渡し口24aに接続されている。この例
では、回収ライン4A3の他端はメインタンク1に直接
接続され、第1島7A1を通過している。第2マジック
タンク19は、本来隣接する第3島7A3からの回収ラ
インを通じて回収されてくるパチンコ玉を受入れるため
の空間として機能するべきものであるが、第2島7A2
自体に回収タンク5を持ち、遊技島内に不足していた場
合には、この回収タンクのパチンコ玉を利用するため
に、開口24cと回収ラインの受取口24bには回収ラ
イン4が貫通している。なお、回収ライン用の受取口2
4d及び開口24eは、本例では使用する必要がないの
で、プレート(図示せず。)などで閉じられている。研
磨されたパチンコ玉は上部玉タンク16A2の流入口1
7cから案内部21a〜21dによって第1,第2マジ
ックタンク18,19の上部へ導かれ折り返されてスモ
ールタンク17へ落下し、底部17aから補給樋20を
流れ、各パチンコ機11毎に設けられた補給シュート
(図示せず。)を経由して、それぞれのパチンコ機の景
品玉タンクへと送られる。パチンコ玉は、上部玉タンク
16A2から優先的に補給樋20に流れるようになって
いる。そしてパチンコ玉が補給樋20に十分補給され、
パチンコ玉が上部玉タンク16A2から溢れたときに、
渡し口23bから補給ライン3A3へ流れ、この流れが
制御手段により制御されると、渡し口24aから回収ラ
イン4A3に流れ込む。もし、回収ライン4A3による
回収が不可能となった場合には、パチンコ玉は開口17
dからオーバーフロー管25へ流れて、最終的には回収
タンク5へ回収される。オーバーフロー管25は、図4
及び図5に示すようにスモールタンク17の側部に垂直
に取付けられており、その下部はスモールタンクの底部
17aの下方に形成されているオーバーフロータンク2
6に連絡口25aを介して連なっている。オーバーフロ
ー管25は図4左右両側壁に開口26a,26bが開け
られており、一方の開口26bがジャンクションボック
ス29と連通し、このジャンクションボックスには回収
タンク5に通じている回収樋27(図3)の一端が接続
されている。他方の開口26aはプレート(図示せず)
などで閉じられている。また第2島7A2内でパチンコ
玉の供給が不足した場合には、第1島7A1から補給ラ
イン3A1を通じて上部玉タンク16A2の受取口23
aから第1マジックタンク18へ補給されて、補給経路
28を介して貯留タンク6へ補給される(図3)。補給
経路28は、図3及び図4に示すように補給管28a、
補給樋28b及び補給ホース28cからなる。補給管2
8aは、第1マジックタンク18の底部から下方に伸び
ており、補給管の下端はジャンクションボックス29に
連通している。補給樋28bの一端はジャンクションボ
ックス29に接続され、その他端は補給ホース28cの
上端部に接続され、この補給ホースの下端は貯留タンク
6の上流側内部へ垂直に伸びている。ジャンクションボ
ックス29内は、図4に示すように仕切り板29cによ
り左右に第1連絡室29aと第2連絡室29bとに仕切
られている。第1連絡室29aの側壁には補給管28a
の先端の連絡口28a1が接続されている。補給管28
aの先端は第1連絡室29aの側壁に向けてフック状に
屈曲しているため、補給管を落下する補給のパチンコ玉
は、先端部側でほぼ水平にその流れが変更されて連絡口
28a1から第1連絡室内へ流入する。第1連絡室29
a内へ流入したパチンコ玉は、図4左側の出口29dか
ら補給樋28bへ流れる。また第2連絡室29bは、回
収樋27と開口26bを介して連通している。このた
め、オーバーフローのパチンコ玉は、オーバーフロータ
ンク26から開口26bを経てジャンクションボックス
29へ流入して、回収樋27へ流出する。貯留タンク6
A2は、図6及び図7に示すように本体を構成するタン
クボックス31の底面が、底部下方を通過する図6右方
向に下り勾配の集合樋15に沿って傾斜面となってい
る。タンクボックス31の一端(図6右端)側壁下部に
貯留するパチンコ玉Pを集合樋15へ排出する排出口3
1aを設けてあり、この排出口は開閉弁(図示せず。)
で制御される。またタンクボックス31内の上流側(図
6左側)に補給ホース28cの下端部が伸びている。補
給ホース28cの下端部には、内部を通過する補給のパ
チンコ玉をタンクボックス31へ排出するための排出口
28c1を開けてある。補給ホース28cの排出口28
c1からパチンコ玉はタンクボックス31内の傾斜する
内底面を転がって排出口31aからタンクボックス外へ
こぼれて、集合樋15へ落下して、集合樋を流れるパチ
ンコ玉と合流して、集積部14へ集められて、研磨機8
へ移動する。
いて説明する。第4島7A4の構成は第2島7A2のそ
れと実質的に共通するので、相違する構成のみ説明し、
共通するものについての説明を省略し、両者の符号を一
致させて対応関係を明確にしている。図9に示す上部玉
タンク16A4において、渡し口23b、受取口24
b、開口24c,24e及び受取口24dはすべて閉じ
られている。これは、渡し口23b及び受取口24bに
関しては、図2に示すように第4島の右隣には遊技島が
存在しないからであり、開口24c,24e及び受取口
24dについても同様の理由である。
参照して説明する。第3島7A3の構成は、回収タンク
5を有していない点を除いて第2島7A2のそれと実質
的に共通するので、相違する構成のみを説明し、共通す
るものは必要に応じて説明を省略し、また符号を一致さ
せて対応関係を明確にしている。第3島7A3が第2島
7A2と相違する点は、第1に、第3島7A3の上部玉
タンク16A3が隣接する第4島7A4からの余り玉で
ある回収玉を受取ること、第2に、第3島7A3は、自
身の島の余り玉であるオーバーフロー玉と、第4島7A
4から受取った回収のパチンコ玉とを上部玉タンク16
A3の下方で合流させて、貯留タンク6A3へ流すとい
う、この発明に係るパチンコ玉の合流の経路構造を備え
ていることである。上部玉タンク16A3において、受
取口23aには補給ライン3A2、渡し口24aには回
収ライン4A2、渡し口23bには補給ライン3A3、
受取口24bには回収ライン4A1をそれぞれ接続して
いるものである(図1,図2,図11参照)。図11乃
至図14に示すパチンコ玉の合流の経路構造において、
上部玉タンク16A3の第2マジックタンク19は、貯
留タンク6A3に回収・オーバーフローホース32によ
り通じている。また回収管33は、回収・オーバーフロ
ーホース32にジャンクションボックス29を介して接
続されている。回収管33は、上端部が第2マジックタ
ンク19に連通されており、下端部はフック状に屈曲し
て先端開口33aがジャンクションボックス29の側壁
に接続されている(図14)。ジャンクションボックス
29の底部には連絡口29eが開けられており、この連
絡口に回収・オーバーフローホース32の上端部が接続
されている。ジャンクションボックス29は、開口26
bを通じてオーバーフロータンク26と連通している。
なお、開口26aは閉じられている。このようにオーバ
ーフロー経路を構成するオーバーフロー管25と、回収
経路を構成する回収管33とはジャンクションボックス
29にそれぞれ連通している。そして図13及び図14
に示すように、ジャンクションボックス29の側壁に設
けてありかつ回収管33の連絡口となる開口33aは、
他方の側壁に設けてありかつオーバーフロー管25の連
絡口となる開口26bより下方に位置しかつ開口の向き
が互いに交差している。このため、ジャンクションボッ
クス29における第2連絡室29b内では、オーバーフ
ロー管25を落下するパチンコ玉と回収管33から落下
するパチンコ玉とが合流する。合流時には、一方の開口
26bが他方の開口33aより上方に位置しているの
で、オーバーフロー管25を落下するパチンコ玉の方の
流れが回収の玉の流れより優先し、島内のパチンコ玉の
渋滞防止を図っている。合流したパチンコ玉は、ジャン
クションボックス29の第2連絡室29bから回収・オ
ーバーフローホース32を落下して貯留タンク6A3へ
流入する。オーバーフロー玉が回収玉より優先的に流れ
る構成とすることにより、他の遊技島からのパチンコ玉
を堰き止めることが可能となり、自身の遊技島内にパチ
ンコ玉が溢れてしまい分離タンク30まで達することが
なくなり、その結果、研磨材が遊技島内の補給装置等に
混入されず、したがって遊技者に不測の損害を被らせる
ことがなくなる。貯留タンク6A3は、図15乃至図1
8に示すようにタンクボックス31は上部板34を設け
ている。タンクボックス31内の上流側(図15左側)
に補給ホース28cの下端部が、下流側には回収・オー
バーフローホース32からのパチンコ玉をタンクボック
スへ案内する案内板35が接続されている。貯留タンク
6A3は、図15乃至図17に示すようにタンクボック
ス31の底面が、底部下方を通過する図15右方向に下
り勾配の集合樋15に沿って傾斜面となっている。タン
クボックス31の一端(図15右端)側壁下部に貯留す
るパチンコ玉Pを集合樋15へ排出する排出口31aを
設けてあり、この排出口は開閉弁(図示せず。)で制御
される。またタンクボックス31内の上流側(図15左
側)に補給ホース28cの下端部が伸び、その下端部に
は、内部を通過する補給のためのパチンコ玉をタンクボ
ックス31へ排出するための排出口28c1を開けてあ
る。補給ホース28cの排出口28c1からパチンコ玉
はタンクボックス31内の傾斜する内底面を転がって排
出口31aからタンクボックス外へこぼれて、集合樋1
5へ落下する。上部板34はタンクボックス31内上部
に図15左右方向に渡されており、図左側に向けて下り
勾配となっている。上部板34の一端側(図15右端
側)上面の中央に分配部、図示の例では平面三角形の分
配板36を設けてあり、さらに端部が案内板35と連結
されている。上部板34の他端はタンクボックス31の
側壁に開けている排出口31bと連なっている。上部板
34の両側(図16上下両側)に空間37が開けれてお
り、これらの空間からタンクボックス内にパチンコ玉が
落ちこぼれるようになっている。タンクボックス31内
に伸びている補給ホース28cの下端部は、一方の空間
37内に配置されている。回収・オーバーフローホース
32のパチンコ玉は、案内板35から上部板34に至
り、分配板36に衝突するパチンコ玉の影響を受けて、
流れる方向が分配板を中心として空間37に分かれて、
タンクボックス31内に落下して排出口31aからタン
クボックス外へ排出されて集合樋15に流れる。パチン
コ玉の排出量よりも入る量が多い場合には、上部板34
のレベルまで貯留されるので、上部板上を流れて、排出
口31bから集合樋15上に落下する。また補給ホース
28cの排出口28c1からタンクボックス31内に補
給された補給玉であるパチンコ玉Pは、鎖線に示すよう
にタンクボックス上流側に盛上り状態P1に貯留され、
下流側の上部空間に空いたスペースができるので、この
空いたスペースに回収・オーバーフローホース32から
のパチンコ玉を分配板36を介して貯留させる。このた
め、タンクボックス31のスペースを有効に使用するこ
とができる。
明する。第1島7A1の構成は、回収タンク5及び貯留
タンク6を有していない点を除いて第2島7A2のそれ
と実質的に共通するので、相違点のみ説明し、共通点の
説明を省略する。また符号を一致させて対応関係を明確
にしている。第1島7A1では、補給のパチンコ玉はメ
インタンク1から直接に案内樋(図示せず。)によって
基台10内の集合樋15へ供給されるために、第2島7
A2の補給管28のような補給管は不要である。メイン
タンク1の出口1aから案内樋を通じて補給されるパチ
ンコ玉は合流部で集合樋15を流れるパチンコ玉と合流
する。また第1島7A1では、隣接する他の遊技島7A
2〜7A4から回収されるパチンコ玉を受取らないか
ら、第2島7A2の回収管33のような回収管は不要で
ある。このため、上部玉タンク16A1には、補給管、
回収管及びジャンクションボックスを設けていない。
ついて説明する。補給時の玉の流れを図20乃至図23
に基づいて説明する。第1島7A1への補給に関して
は、図20に示すようにメインタンク1の貯留玉は、研
磨機8から上部玉タンク16A1へ補給される。第2島
7A2への補給に関して図21に基づいて説明する。第
1島7A1の上部玉タンク16A1からの補給玉は、補
給ライン3A1(図1)を通じて第2島7A2の上部玉
タンク16A2へ流れ、ここから補給管28aを通って
ジャンクションボックス29を経由して貯留タンク6A
2(6)に貯留される。貯留玉は、第3島7A3へ補給
するために、研磨機8から上部玉タンク16A2を経て
補給ライン3A2へ流れる。第3島7A3への補給に関
して図22に基づいて説明する。第2島7A2から補給
ライン3A2を通じて上部玉タンク16A3へ補給され
る。もし、第3島7A3で大量のパチンコ玉の補給が必
要となった場合には、メインタンク1からの補給では、
不十分であるときには、第2島7A2の回収タンク5A
2の貯留玉が研磨機8及び上部玉タンク16A2を経て
補給ライン3A2を通じて補給される(図1,図2
1)。第4島7A4の補給は、図22及び図23に示す
ように第3島7A3の上部玉タンク16A3からの補給
ライン3A3により上部玉タンク16A4へ補給され
る。この島自体の補給は、回収タンク5に貯留されてい
るパチンコ玉が利用される。
照して説明する。第4島7A4の回収に関して説明す
る。図24に示すように集合樋12,15及び回収タン
ク5のパチンコ玉は、研磨機8から上部玉タンク16A
4を経由して回収ライン4A1から第3島7A3へ回収
される(図1)。もし、回収ライン4A1への回収が不
能である場合には上部玉タンク16A4からオーバーフ
ロータンク26を経てジャンクションボックス29から
回収タンク5へ再び流入し、その後研磨機へと循環さ
れ、第3島7A3へ回収可能になるまで、待機する。第
3島7A3の回収に関して説明する。図25に示すよう
に第4島7A4からの回収玉は、上部玉タンク16A3
に入り、ここからジャンクションボックス29を経由し
て貯留タンク6A3から研磨機8,上部玉タンク16A
3を経て回収ライン4A2によって第1島7A1のメイ
ンタンク1へ回収される(図1,図26)。もし、回収
ライン4A2への回収が不能である場合には、上部玉タ
ンク16A3の回収玉はオーバーフロータンク26及び
ジャンクションボックス29を経て貯留タンク16A3
へ回収され、さらに集合樋12,15のアウト玉と共に
再び研磨機へと循環され、回収時期を待つ。第2島7A
2の回収に関して説明する。図27に示すように第2島
7A2の回収玉は、第3島7A3から回収したもの含ま
れず、島自体のものすなわち回収タンク5A2及び集合
樋12,15の貯留玉及びアウト玉は研磨機8から上部
玉タンク16A2から回収ライン4A3によって第1島
7A1のメインタンク1へ回収される(図1,図2
6)。回収ライン4A3への回収が不能の場合には、オ
ーバーフロータンク26及びジャンクションボックス2
9から貯留タンク6A2を経て再び研磨機8へ移動し
て、回収時期を待つ。第1島7A1の回収に関しては、
図26に示すように集合樋12,15のアウト玉は、研
磨機8から上部玉タンク16A1を経由して、回収ライ
ン4A4によりメインタンク1へ回収される(図1)。
回収玉より優先的に流れるため、遊技島内に多量のパチ
ンコ玉がある場合に、他の遊技島から流入するパチンコ
玉を堰き止めることが可能になるので、遊技島内にパチ
ンコ玉が溢れてしまい分離装置まで達することを抑制し
て、分離装置内までパチンコ玉が渋滞し研磨材が流れ出
すことを未然に防止できる。この発明によれば、オーバ
ーフロー経路と回収経路とを下流側で単一経路とするこ
とができるので、パチンコ玉の経路が削減され、遊技島
内にスペースが設けられ、遊技島の施工やパチンコ台の
入替等の作業が容易となる
成図である。
成図である。
図である。
図であって、補給管を省略している図である。
である。
図である。
面図である。
面図であって、回収管を省略している図である。
の関係を示す一部切欠拡大正面図である。
図である。
る。
る。
大平面図である。
示すフロー図である。
示すフロー図である。
示すフロー図である。
示すフロー図である。
示すフロー図である。
示すフロー図である。
示すフロー図である。
示すフロー図である。
ーフローホース経路) 33 回収管(回収経路) 33a 開口(連絡口) P パチンコ玉
Claims (2)
- 【請求項1】 遊技島に設けてある上部玉タンクからあ
ふれたパチンコ玉が通るオーバーフロー経路と、 上記遊技島とは別の他の遊技島から上記上部玉タンクへ
回収されたパチンコ玉が通る回収経路と、 上記各経路が連絡口によりそれぞれ連通しているボック
スと、 このボックスから伸びている回収・オーバーフロー経路
とを具備しており、 上記ボックスにおけるオーバーフロー経路に通じる連絡
口の位置が、回収経路に通じる連絡口の位置より上方に
配置されており、 上記回収・オーバーフロー経路は、オーバーフローのパ
チンコ玉及び回収された上記パチンコ玉のそれぞれの通
路となることを特徴とするパチンコ玉の合流の経路構
造。 - 【請求項2】 各連絡口は、ボックスの側壁にかつ互い
に開口の向きが交差するように設けられており、回収・
オーバーフロー経路に通じる連絡口がボックスの底部に
設けられていることを特徴とする請求項1記載のパチン
コ玉の合流の経路構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19205598A JP4518522B2 (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | パチンコ玉の合流の経路構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19205598A JP4518522B2 (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | パチンコ玉の合流の経路構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000024289A true JP2000024289A (ja) | 2000-01-25 |
JP4518522B2 JP4518522B2 (ja) | 2010-08-04 |
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ID=16284874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19205598A Expired - Fee Related JP4518522B2 (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | パチンコ玉の合流の経路構造 |
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JP (1) | JP4518522B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002210195A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-07-30 | Takeya Co Ltd | パチンコ島台 |
JP2007267920A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Sankyo Kk | 遊技機設置島 |
JP2008142215A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Oizumi Corp | パチンコ玉流下管および貯留タンク |
JP2011103939A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Takeya Co Ltd | 島交流式玉移送システム |
JP2020081051A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | 株式会社ニューギン | 島設備 |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP19205598A patent/JP4518522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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