JPH1057584A - 玉循環機構 - Google Patents

玉循環機構

Info

Publication number
JPH1057584A
JPH1057584A JP21891396A JP21891396A JPH1057584A JP H1057584 A JPH1057584 A JP H1057584A JP 21891396 A JP21891396 A JP 21891396A JP 21891396 A JP21891396 A JP 21891396A JP H1057584 A JPH1057584 A JP H1057584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balls
gutter
tank
distribution
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21891396A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Nakajima
隆男 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IKYO KK
Original Assignee
IKYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IKYO KK filed Critical IKYO KK
Priority to JP21891396A priority Critical patent/JPH1057584A/ja
Publication of JPH1057584A publication Critical patent/JPH1057584A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンク内に生じる無駄な空間をなくして、よ
り多くの玉をタンク内に貯蔵できる玉循環機構を得る。 【解決手段】 貯蔵タンク20内及びV字シュート18
の玉は、研磨手段によって研磨揚送され、補給樋50を
流下しつつ、補給ホース57からパチンコ機12に補給
される。補給樋50に流れ込まなかった玉は、分配樋5
8に流れ込む。分配樋58には、玉を貯蔵タンク20に
戻す分配ホース60が、所定の間隔で左右交互に接続さ
れている。分配ホース60は略中間部で曲げられて、交
互にV字シュート18の左右に振り分けられており、分
配ホース60の下端は、貯蔵タンク20の天井壁20A
に形成された分配口52に接続されている。このため、
分配ホース60を流下した玉を、貯蔵タンク20の側壁
20Cと隔壁24との間のスペースに、天井壁20Aに
達するまで貯蔵することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のパチンコ機
が配設された島内を循環する玉の玉循環機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコホールには、パチンコ機
が複数設置された島を並列配置し、この島に玉計数機を
設置したものがある。
【0003】上記のようなパチンコホールにおいては、
出玉の回収を含めた玉の循環を島単位で行うか、あるい
は複数の島でグループを構成して玉数の増減をグループ
単位で調整するようになっている。
【0004】図4に示すように、各島70の下部には、
底壁72が研磨装置74に向かって下り勾配とされた貯
蔵タンク76が設けられている。図5に示すように、こ
の貯蔵タンク76には、島内を循環する玉の絶対数を増
やすため予め玉が貯蔵されている。
【0005】一方、貯蔵タンク76の底壁72の上方に
は、研磨装置74に向かって下り勾配とされたV字シュ
ート78が設けられている。島70の端壁80に取り付
けられた玉計数機82に投入された玉は、V字シュート
78を自然流下する。
【0006】図5に示すように、V字シュート78の幅
方向両端には、V字シュート78と所定の間隔をおい
て、隔壁84がV字シュート78を囲むように延出して
いる。この隔壁84によって、貯蔵タンク76に貯蔵さ
れた玉がV字シュート78の上に流れ込まないようにな
っている。
【0007】また、V字シュート78を自然流下した玉
及び貯蔵タンク76内の玉は、ミニリフト86を介して
研磨装置74に送り込まれる。この研磨装置74によっ
て、玉は研磨されながら、再び島70の上部に設けられ
た補給樋88へ揚送され、パチンコ機90や玉貸出機
(図示省略)等に供給されるようになっている。
【0008】ところで、貯蔵タンク76内には、ミニリ
フト86に流れ込まずにV字シュート78から溢れ、V
字シュート78の側縁から自然に流れ落ちた玉のみが溜
められる。このため、V字シュート78より上方の、隔
壁84と貯蔵タンク76の側壁76Cとの間のスペース
Sには玉を溜めることができず、デッドスペースが生じ
ていた。これにより、貯蔵タンク76内に貯蔵できる玉
の絶対量が少なくなっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、タンク内に生じる無駄な空間をなくして、より多
くの玉をタンク内に貯蔵できる玉循環機構を得ることを
課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、複数のパチンコ機が配設された島内を循環する玉の
玉循環機構において、前記島の下部に設けられ玉を島上
部へ研磨揚送する研磨揚送手段へ向かって下り勾配の底
壁を備えたタンクと、前記タンクの底壁の上方に設けら
れ前記研磨揚送手段へ向かって下り勾配とされ島端部の
玉計数機で計数された玉を自然流下させるV字シュート
と、前記島の上部に設けられ前記研磨揚送手段で揚送さ
れた玉を自然流下させて前記パチンコ機及び玉貸出機に
玉を供給する補給樋と、前記島の上部に設けられ前記補
給樋に流れ込まなかった玉を自然流下させる分配樋と、
前記V字シュートの幅方向両端に配置され前記タンクに
貯留された玉のV字シュートへの流れ込みを防止する隔
壁と、前記分配樋に接続され分配樋を流下する玉を前記
隔壁と前記タンクの側壁との間に案内する供給通路と、
を有することを特徴とする。
【0011】タンク及びV字シュートから研磨揚送手段
によって補給樋に揚送された玉は、補給樋を自然流下し
てパチンコ機及び玉貸出機に供給されるが、パチンコ機
及び玉貸出機が玉の供給を不要としている場合には、補
給樋に流れ込まなかった玉が分配樋に流れ込む。玉は、
分配樋を自然流下し、供給通路を通ってタンクに戻され
る。
【0012】ここで、供給通路を通ってタンクに戻った
玉は、隔壁とタンクの側壁との間に案内され、V字シュ
ートの幅方向側方且つV字シュートより上方の空間に溜
まっていく。すなわち、従来のようにタンク内にデッド
スペースが生じることがなく、より多くの玉を貯蔵する
ことができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記供給通路が
前記補給樋に所定間隔で複数接続され、供給通路の下端
が交互に前記隔壁と前記タンクの側壁との間に振り分け
られていることを特徴とする。
【0014】隔壁は、V字シュートの両側に配置されて
いるので、隔壁とタンクの側壁とのスペースは、V字シ
ュートの両側に生じている。しかし、供給通路の下端が
交互に隔壁とタンクの側壁との間に振り分けられている
ので、供給通路から流れ出た玉は、V字シュートの一方
側の空間にのみ偏って溜まってしまうことがなく、V字
シュートの両側の空間に均等に溜まる。これにより、多
くの玉をタンク内に貯蔵することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本発明の一実
施の形態に係る玉循環機構を備えた島10が示されてい
る。
【0016】この島10は、複数のパチンコ機12が並
列して両面に取付可能な構造とされている。また、島1
0の端壁14には、玉計数機16が取付けられている。
この玉計数機16で計数された玉は、島10の下部に設
けられた貯蔵タンク20の中空部を、ミニリフト22へ
向かって傾斜するV字シュート18の上へ排出される。
【0017】図3に示すように、貯蔵タンク20は断面
形が矩形の箱体で、天井壁20Aの中央が長手方向に沿
って開口している。この開口縁部23から貯蔵タンク2
0の内部に向かって隔壁24がV字シュート18の幅方
向の両端を所定の間隔をおいて囲むように延出してい
る。この隔壁24によって、貯蔵タンク20に貯蔵され
た玉がV字シュート18の上に流れ込むことがなく、V
字シュート18を流れる玉を優先して、ミニリフト22
へ送ることができる。
【0018】V字シュート18は、幅方向の両端から中
央に向かって下り勾配とされた樋であり、玉を中央に寄
り添うようにして整然と流通させることができる。さら
に、V字シュート18の下流側に設置されたミニリフト
22の上樋28へ流れ込んだ玉は、V字シュート18の
上で上流側を頂点とする三角形を構成する。従って、上
流側から流れてくる玉は、三角形の傾斜面に当たって左
右に振り分けられ、隔壁24とV字シュート18の隙間
から貯蔵タンク20内へ落ち、V字シュート18上での
玉詰まりを避けることができる。また、玉が貯蔵タンク
20の左右のスペースに均等に振り分けられるので、貯
蔵タンク20のスペースを有効に利用できる。
【0019】ミニリフト22の下方には、貯蔵タンク2
0の底壁30を通過した玉を受ける下樋36が設けられ
ている。この下樋36で受けられた玉は、ミニリフト2
2によって、V字シュート18から玉を受ける上樋28
へ送られ、さらに集合樋42を通じて簀の子状の異物除
去装置44へ送られる。異物除去装置44で異物が除去
された玉は、シュート46を通じて、島10の中央部に
設けられた研磨装置48へ送られる。この研磨装置48
が、シュート46から送られた玉を、研磨しながら揚送
するようになっている。
【0020】研磨装置48の排出口には、島10の両端
へ向かって左右対称に下り勾配とされた補給樋50が接
続されている。この補給樋50の幅方向両側には、補給
ホース57(図3参照)が所定間隔で接続されており、
パチンコ機12及び貸玉機(図示省略)へ玉を補給する
ようになっている。さらに、パチンコ機12のアウト玉
は、回収ホース53によって、V字シュート18上へ戻
されるようになっている。
【0021】補給樋50の下方には、分配樋58が配設
されている。パチンコ機12や貸玉機が十分な玉を有し
ている場合には、補給樋50に流れ込まなかった玉が、
分配樋58に流れ込んで自然流下するようになってい
る。
【0022】図1及び図3に示すように、分配樋58に
は、玉を貯蔵タンク20に戻す分配ホース60が、所定
の間隔で左右交互に接続されている。これらの分配ホー
ス60のうち、左側の分配ホース60は略中間部で左側
に曲げられ、右側の分配ホース60は略中間部で右側に
曲げられて、分配ホース60が交互にV字シュート18
の左右に振り分けられており、分配ホース60の下端
は、貯蔵タンク20の天井壁20Aに形成された分配口
52に接続されている。このため、分配ホース60を流
下した玉を、貯蔵タンク20の側壁20Cと隔壁24と
の間のスペースに、天井壁20Aに達するまで貯蔵する
ことができる。
【0023】次に、本実施の形態に係る玉循環機構を構
成する分配ホース60の作用を説明する。
【0024】図3に示すように、貯蔵タンク20内に
は、予め玉が貯蔵されており、さらに、V字シュート1
8から溢れた玉も貯蔵される。
【0025】V字シュート18を流下した玉及び貯蔵タ
ンク20に貯蔵されている玉は、研磨装置48によって
研磨されながら、島10の上部に揚送される。次に、玉
は、補給樋50を流下して、パチンコ機12及び貸玉機
に補給される。
【0026】ここで、パチンコ機12及び貸玉機が十分
な玉を有している場合には、玉は分配樋58に流れ込ん
で自然流下し、次に分配ホース60を流下して、貯蔵タ
ンク20内に戻される。このとき、分配ホース60の下
端が、貯蔵タンク20の天井壁20Aに形成された分配
口52に接続されているので、分配ホース60を流下し
た玉は、貯蔵タンク20の側壁20Cと隔壁24との間
のスペースに、天井壁20Aに達するまで貯蔵される。
すなわち、貯蔵タンク20内にデッドスペースが生じる
ことがなく、貯蔵タンク20内に多くの玉を貯蔵するこ
とができる。
【0027】また、分配ホース60は交互にV字シュー
ト18の左右に振り分けられているので、貯蔵タンク2
0の一方側のスペースにのみ偏って玉が溜まってしまう
ことがなく、左右のスペースに均等に玉を貯蔵すること
ができる。このため、さらに多くの玉を貯蔵タンク20
内に貯蔵することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、タンク内
に生じる無駄な空間をなくして、より多くの玉をタンク
内に貯蔵できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る玉循環機構を備え
た島の全体斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る玉循環機構を備え
た島の側面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る玉循環機構を備え
た島の断面図である。
【図4】従来の玉循環機構を備えた島の側面図である。
【図5】従来の玉循環機構を備えた島の断面図である。
【符号の説明】
18 V字シュート 20 貯蔵タンク(タンク) 24 隔壁 50 補給樋 58 分配樋 60 分配ホース(供給通路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパチンコ機が配設された島内を循
    環する玉の玉循環機構において、 前記島の下部に設けられ玉を島上部へ研磨揚送する研磨
    揚送手段へ向かって下り勾配の底壁を備えたタンクと、 前記タンクの底壁の上方に設けられ前記研磨揚送手段へ
    向かって下り勾配とされ島端部の玉計数機で計数された
    玉を自然流下させるV字シュートと、 前記島の上部に設けられ前記研磨揚送手段で揚送された
    玉を自然流下させて前記パチンコ機及び玉貸出機に玉を
    供給する補給樋と、 前記島の上部に設けられ前記補給樋に流れ込まなかった
    玉を自然流下させる分配樋と、 前記V字シュートの幅方向両端に配置され前記タンクに
    貯留された玉のV字シュートへの流れ込みを防止する隔
    壁と、 前記分配樋に接続され分配樋を流下する玉を前記隔壁と
    前記タンクの側壁との間に案内する供給通路と、 を有することを特徴とする玉循環機構。
  2. 【請求項2】 前記供給通路が前記補給樋に所定間隔で
    複数接続され、供給通路の下端が交互に前記隔壁と前記
    タンクの側壁との間に振り分けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の玉循環機構。
JP21891396A 1996-08-20 1996-08-20 玉循環機構 Pending JPH1057584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21891396A JPH1057584A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 玉循環機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21891396A JPH1057584A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 玉循環機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1057584A true JPH1057584A (ja) 1998-03-03

Family

ID=16727290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21891396A Pending JPH1057584A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 玉循環機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1057584A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002273018A (ja) * 1998-10-07 2002-09-24 Kyoraku Sangyo パチンコ遊技機設置島におけるパチンコ玉揚送機構
JP2014110955A (ja) * 2013-10-25 2014-06-19 Newgin Co Ltd 遊技機島設備
JP2014110954A (ja) * 2013-10-25 2014-06-19 Newgin Co Ltd 遊技機島設備

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002273018A (ja) * 1998-10-07 2002-09-24 Kyoraku Sangyo パチンコ遊技機設置島におけるパチンコ玉揚送機構
JP2014110955A (ja) * 2013-10-25 2014-06-19 Newgin Co Ltd 遊技機島設備
JP2014110954A (ja) * 2013-10-25 2014-06-19 Newgin Co Ltd 遊技機島設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1057584A (ja) 玉循環機構
JP3801228B2 (ja) 弾球遊技機の整流樋
JP3929516B2 (ja) パチンコ機設置島におけるアウト球流送樋
JP4085454B2 (ja) パチンコ島台
JP2003071104A (ja) パチンコ島における玉の還元供給装置
JP2000042236A (ja) パチンコ島台
JP4466011B2 (ja) 遊技島台
JP4483249B2 (ja) 遊技島台
JP3609471B2 (ja) 玉循環機構
JP3614913B2 (ja) 玉循環機構
JP4482985B2 (ja) パチンコ島台
JP4363581B2 (ja) 遊技島台
JPH07124320A (ja) 遊技機設置島
JPH09215456A (ja) 動物ラック用水洗装置
JPH0446794Y2 (ja)
JP3657642B2 (ja) 玉循環機構
JP4060391B2 (ja) 玉循環機構
JP2956756B2 (ja) パチンコ島台
JP2832516B2 (ja) 遊技球貯留装置
JP4794491B2 (ja) 島設備
JPH07231980A (ja) 玉揚送機における誘導樋
JP3636298B2 (ja) 玉揚送機における誘導樋
JP4085960B2 (ja) パチンコ島台
JP3709782B2 (ja) 玉揚送機における誘導樋
JP2577236B2 (ja) パチンコ球研磨装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050614

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051018