JP2000023888A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JP2000023888A
JP2000023888A JP19254498A JP19254498A JP2000023888A JP 2000023888 A JP2000023888 A JP 2000023888A JP 19254498 A JP19254498 A JP 19254498A JP 19254498 A JP19254498 A JP 19254498A JP 2000023888 A JP2000023888 A JP 2000023888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
vacuum cleaner
lid
main body
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19254498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3951459B2 (ja
Inventor
Katsuyuki Ota
勝之 太田
Yasushi Kondo
也寸志 近藤
Masafumi Okujima
雅史 奥島
Toshifumi Miyahara
敏文 宮原
Yasuhiro Madokoro
康広 間所
Akihiro Hirano
章浩 平野
Kazuma Suo
和馬 周防
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP19254498A priority Critical patent/JP3951459B2/ja
Publication of JP2000023888A publication Critical patent/JP2000023888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3951459B2 publication Critical patent/JP3951459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルを大きくして使用性を向上させると
ともに、掃除機本体の高さ方向に対し小さくなるように
本体を小型化させることを目的とする。 【解決手段】 電動送風機2を内蔵しそれに連通する集
塵室3を設けた電気掃除機本体において、前記集塵室3
を開閉自在に閉塞する蓋体4を設け、前記蓋体4は本体
外郭を構成する上カバー体1に回動自在に軸支され、前
記蓋体4の回動中心と略同一の回動中心を有する回動自
在なハンドル7を設け、ハンドル7の側面に前記回動中
心と同心円の略円弧状の突出部8を設け、前記上カバー
体1と前記蓋体4にて形成させる略円弧状の空間11に
沿って前記突出部8が摺動するように構成することで、
ハンドル7と蓋体4の軸位置を同一の高さにしながらハ
ンドル7の掃除機本体に対する高さ方向に低くすること
ができ、掃除機本体の外観は小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集塵室を開閉自在
に閉塞する蓋体と回動自在なハンドルを備えた電気掃除
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は、例えば特開平8ー
322773号公報に示されるものがある。その構成に
ついて図22、23を用いて説明する。
【0003】前方に上面開の集塵室(図示せず)を有
し、後方に電動送風機(図示せず)を内蔵した本体ケー
ス111と、該本体ケース111に回動自在に支持さ
れ、集塵室を開閉自在に閉塞する蓋体112と、前記本
体ケースと蓋体からなる掃除機本体に対し回動自在に支
持されたハンドル113とを備え、前記蓋体112に、
本体ケース111に形成された軸支部に回動自在に軸支
される支軸114を形成すると共に、前記ハンドル11
3には、蓋体112の支軸114が係合する軸支穴11
5を設けた電気掃除機の本体である。
【0004】また、掃除機を小型化にするために蓋体の
高さ方向の寸法を小さくすることを目的とした構成で特
開平9ー122053号公報に示されるものがある。そ
の構成については図24、25を用いて説明する。
【0005】上ケース116及び下ケース(図示せず)
で外郭を構成し、前部に集塵室(図示せず)、後部に電
動送風機(図示せず)とコードリール(図示せず)を内
蔵する掃除機本体と、該掃除機本体に回動可能に配設さ
れると共に前記集塵室の上方を覆う蓋体117とを有す
る電気掃除機において、前記蓋体117の回動は蓋体1
17に設けたアーム118が、上ケース116に回動可
能に配設されるハンドル119と上ケース116により
構成される空間120を摺動する構成とした電気掃除機
の本体である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者に
示した従来の構成の場合、ハンドル113の軸支位置と
蓋体の軸支位置とは同一高さになるため、掃除機本体の
高さをその中心から外周にかけてあまり低くすることが
できず、本体を小型化することができない。また、蓋体
112とハンドル113の軸支部をそれぞれに上ケース
に設けた場合、本体の高さ方向を本体中心から外周にか
け低くすることができるが、軸部を別々に構成する必要
があるため、逆に掃除機本体の横方向に拡がることにな
る。そのため、ハンドルの軸支を蓋体の壁部に設け軸位
置を低くした場合、掃除機本体は小型化が図れるが、し
かしハンドルを回動した後、蓋体を開口すると軸位置の
ズレがハンドルを倒立状態から移動し保持構成、及びス
トッパー構成をとりにくくなる。また、後者の従来例で
示した構成の場合、蓋体117のアーム118の回動を
保持するハンドル119において、使用性の向上を目的
としてその大きさを掃除機本体の外周に一致するまで大
きくすると結果的には本体の高さ方向に対して低くなら
ず、この従来構成では、ハンドル125の保持位置が掃
除機本体の中心に近いことが本体を小型化にする条件と
なってくる。そうなればハンドル119は小さくなりそ
の使用性は悪い。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、掃除機本体の外観を小さく、特に本体の
高さ方向に対して小さくなるようにし、かつハンドルの
使用性を向上させた電気掃除機の本体を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、電動送風機を内蔵するとともに、この電動
送風機に連通する集塵室を設けた電気掃除機本体におい
て、前記集塵室を開閉自在に閉塞する蓋体を設け、本体
の外郭を構成する上カバー体と蓋体のいずれか一方に支
軸を設け、他方にその支軸を回動自在に軸支する軸支穴
を設け、前記蓋体の回動中心と略同一の回動中心を有す
る回動自在なハンドルを設け、前記ハンドルの側面に前
記回動中心と同心円の略円弧状の突出部を設け、前記上
カバー体と前記蓋体にて形成させる略円弧状の空間に沿
って前記突出部が摺動するように構成したものである。
上記構成によって、ハンドルと蓋体の軸位置を同一の高
さにしながらハンドルの掃除機本体に対する高さ方向に
低くすることが実現でき、掃除機本体の外観を小さくす
ることが可能となる。またハンドルを大きくすることで
ハンドルの使用性は向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために本発
明の請求項1記載の発明は、電動送風機を内蔵するとと
もに、この電動送風機に連通する集塵室を内蔵する電気
掃除機の本体において、本体を持ち運ぶためのハンドル
を設け、該ハンドルの両端部に略円弧状の突出部もしく
はアーム部を設け、該円弧状の突出部もしくはアーム部
を摺動可能に収納、支持可能とする空間部を設けたもの
であり、それにより、ハンドルの回動中心の位置が高く
なるためハンドルを本体に対し略垂直状態の位置まで回
動した際に持ち手の部分が高い位置にくるため、持ち手
部分が取りやすくなり使用性が向上する。
【0010】本発明の請求項2記載の発明は、電動送風
機を内蔵するとともに、この電動送風機に連通する集塵
室を設けた電気掃除機本体において、前記集塵室を開閉
自在に閉塞する蓋体を設け、本体の外郭を構成する上カ
バー体と蓋体のいずれか一方に支軸を設け、他方にその
支軸を回動自在に軸支する軸支穴を設け、前記蓋体の回
動中心と略同一の回動中心を有する回動自在なハンドル
を設け、前記ハンドルの側面に前記回動中心と同心円の
略円弧状の突出部を設け、前記上カバー体と前記蓋体に
て形成させる略円弧状の空間に沿って前記突出部が摺動
するように構成したものであり、それにより、蓋体とハ
ンドル軸位置は同一のまま、本体の高さ方向に対して本
体中心より外周にかけて低くすることが可能となる。ま
た、ハンドルを大きくすることでハンドルの使用性は向
上させることができる。
【0011】本発明の請求項3記載の発明は、ハンドル
の略円弧状の突出部に鉛直方向にリブ体を設け、ハンド
ルを外側方向へ力を加えた時、前記リブ体にて前記ハン
ドルの突出部が摺動する空間を形成する上カバー体と蓋
体に設けた軸受部A、軸受部Bの少なくともいずれか一
方に前記リブ体が引っかかるように構成したものであ
り、それにより、ハンドル使用時、ハンドルにかかるね
じれ等によるハンドルが外方向へ拡がろうとする力に対
して、突出部に設けたリブ体により軸受部Aと軸受部B
の少なくともいずれか一方で受けるため、ハンドルは完
全に保持され、ハンドルがどの位置にいても抜けること
はなく、また、上下でリブ体が受ける場合、ハンドルに
かかる力が分散され負荷による変形は軽減し信頼性は向
上する。
【0012】本発明の請求項4記載の発明は、上カバー
体に係止凸部を設け、ハンドルの略円弧状の突出部に鉛
直方向にリブ体を設け、上カバー体の軸受部Aと蓋体の
軸受部Bの少なくともいずれか一方をハンドルの回動方
向に対して傾斜させ、前記ハンドルの回動時、掃除機本
体に対し略垂直状態で前記係止凸部とハンドルに設けた
被係止部が確実に当接するようにしたものであり、それ
により、ハンドルを回動させていくと前記軸受部Aもし
くは軸受部Bに設けた傾斜面にハンドルの前記突出部の
リブ体が押されて本体内側に寄せられ、ハンドルの倒立
状態で前記上カバー体に設けたストッパーの係止凸部に
よって完全に止められることとなり、ガタつき等により
ストッパーからはずれることはない。
【0013】本発明の請求項5記載の発明は、ハンドル
の略円弧状の突出部に設けたリブ体において、上カバー
体に設けた係止凹部と係合する前記リブ体の一部をくさ
び状になるように形成し、ハンドルが略垂直状態の時、
前記リブ体のくさび形状が前記係止凹部に係止するよう
に構成したものであり、それにより、ハンドルを持って
掃除機本体を持ち上げても前記係止凹部のくさび形状部
分で掃除機本体の上方向に対して保持されるため、上記
蓋体の軸支部分には負荷が掛からず、ハンドルもしくわ
はハンドルと蓋体の両方が掃除機本体より衝撃によって
はずれるといった問題は生じない。また、前記係止凹部
をくさび形状にすることでハンドルを保持された状態か
らさらに回動させても蓋体の軸受部Bには、かかる力方
向が蓋体を開口せせる方向の力とは一致しないため蓋体
が開いてしまうことはない。
【0014】本発明の請求項6記載の発明は、上カバー
体の軸受部Aの側面に傾斜面Aを設けたリブ体を設け、
これと相対するハンドルの壁部の一部に傾斜面Bを形成
し、前記ハンドルを回動させて本体に対し略垂直状態と
なる時に、前記傾斜面Aと前記傾斜面Bとが当接するこ
とによりハンドルが外側方向に拡がるように構成したも
のであり、それにより、ハンドルが略垂直状態の時、す
なわちハンドルを持って本体を持ち上げたとき、前記傾
斜面A、Bによってハンドルが外方向に拡がり、ハンド
ルを離すとハンドルはその弾性による前記傾斜面からの
反発力によって回動方向に対し戻る方向に倒れ、ハンド
ルをいちいち元にも出さずとも勝手に戻ってしまい使用
性は向上する。
【0015】本発明の請求項7記載の発明は、上カバー
体に設けた軸受部Aと上記ハンドルの略円弧状の突出部
との摺接面において、前記軸受部Aの摺接面側に複数個
の凹部を設け、かつその凹部底面を傾斜面としたもので
あり、それにより、ハンドル回動時の摺動抵抗が減ると
ともに、摺接面に溜まった塵埃が前記凹部の傾斜面によ
って下に落ちるため、摺接面に塵埃が溜まることはな
く、ハンドルの使用性は良くなる。
【0016】本発明の請求項8記載の発明は、ハンドル
の略円弧状の突出部において、その上側の摺接面から下
側の摺接面まで貫通した穴を1つもしくは複数個形成し
たものであり、それによって、ハンドルの突出部と蓋体
の軸受部Bとの摺接面に溜まる塵埃は前記穴を通って下
に落ちるため、摺接面に塵埃が溜まることはなく、ハン
ドルの使用性を良くなる。
【0017】本発明の請求項9記載の発明は、ハンドル
の略円弧状の突出部と上カバー体の軸受部Aとの摺接
部、及び前記ハンドルの突出部と蓋体の軸受部Bとの摺
接部において、それぞれの摺接面に前記ハンドルの回動
方向に対して斜め方向に並列させたリブ体を複数個設
け、かつそのリブ体はそれぞれが交差しており、一つの
リブに対して相手側は二本以上のリブ体と接触するよう
に互いのリブ体の傾斜方向を設定したものであり、それ
によって、ハンドル摺動時、摺接部は点接触となり摺動
抵抗が大きく減少し、また、その点接触は二点以上で接
触しているため、摺動時リブ体とリブ体との間の凹部に
相手のリブ体が落ち込むことはなく、摺動時引っかかる
といった使用性が悪くなることはない。
【0018】本発明の請求項10記載の発明は、蓋体の
軸受部B、及び上カバー体の軸受部Aとハンドルの突出
部とのそれぞれの摺接面において、回動方向に垂直な方
向にリブ体を複数個並列させ、かつ前記リブ体の一部が
各々に円弧にてつながるように構成したものであり、そ
れにより、摺接面で前記突出部が摺動時、リブ体とリブ
体との間の凹部に引っかかることはなく、その使用性が
損なうことがない。
【0019】本発明の請求項11記載の発明は、集塵室
の開口縁に対向する前記蓋体の少なくとも外周の一部に
段差部を設け、その段差部に少なくとも一部が重なるよ
うに本体略中央部分に軸支したハンドルを配置し、前記
ハンドルの少なくとも一部が前記集塵室の開口縁の上方
に位置するように構成し、前記蓋体の側壁面に係止部A
を設け、蓋体及びハンドルの収納状態で前記係止部Aに
相対する前記ハンドルの側壁に凹部を設け、かつハンド
ルを回動させると前記凹部から前記係止部Aがはずれ、
前記ハンドルが掃除機本体の略水平状態と略垂直状態と
の間で前記係止部Aに係止する被係止部Aを前記ハンド
ルに設けたものであり、それによって、蓋体を開口させ
る際にハンドルを倒立状態まで回動させる必要はなく、
また途中で保持されたハンドルは蓋体に設けた前記係止
凸部Aによってハンドルと蓋体は一緒に開口するため、
ハンドルと蓋体のの開閉において使用性は向上する。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0021】(実施例1)図1において、電動送風機1
を内蔵するとともに、この電動送風機1に連通する集塵
室2を内蔵する電気掃除機本体において、本体を持ち運
ぶためのハンドル5を設け、前記ハンドル5の両端部に
略円弧状の突出部7を設け、この突出部7を支持するた
めに、本体外殻を形成する上カバー体3と下カバー体4
において、前記上カバー体3に設けた略円弧状の凸部と
前記下カバー体4に設けた前記凸部と同一中心となる略
円弧状の凹部とで略円弧状の空間部6を形成し、この略
円弧状の空間部6で前記突出部6を摺動可能に収納し、
かつ、支持可能にし、この構成により前記ハンドル5を
回動自在に軸支したものである。
【0022】上記構成により、ハンドル5の回動中心の
位置がハンドル5の外郭から外側に設定されるため、ハ
ンドル5を本体に対し略垂直状態にまで回動した際、ハ
ンドル5の持ち手部分8が高い位置にくることになるた
め、本体を持ち運ぶためにハンドル5を取る際、ハンド
ル5が本体に対して略垂直状態の時にはハンドル5の持
ち手部分8が取りやすくなり使用性が向上する。
【0023】(実施例2)次に実施例2を図2〜5を用
いて説明する。
【0024】図において、電動送風機1を内蔵するとと
もにこの電動送風機1に連通する集塵室2を設けた電気
掃除機本体において、前記集塵室2を開閉自在に閉塞す
る蓋体9を設け、本体の外郭を構成する上カバー体3に
支軸10設け、前記蓋体9にその支軸10を回動自在に
軸支する軸支穴11を設ける。また、この支軸10と軸
支穴11は前記上カバー体3と前記蓋体9において逆に
構成しても良い。前記蓋体9の回動中心と略同一の回動
中心を有する回動自在なハンドル5を設け、前記ハンド
ル5の側面に回動中心と同心円の略円弧状の突出部7を
設け、前記上カバー体1と前記蓋体9に設けた軸受部A
12及び軸受部B13にて形成させる略円弧状の空間1
4を前記突出部6が摺動するように構成したものであ
る。
【0025】上記構成により、機能上において蓋体9と
ハンドル5の回動中心を同一に高さにしなければならな
い場合に、その回動中心の位置は一致させたまま、ハン
ドル5の外郭(天面)の高さを蓋体軸位置における本体
外郭(天面)の高さよりも低くできるため、本体の高さ
方向に対して本体中心より外周にかけて低くすることが
可能となり、本体の外観は小さくなる。
【0026】(実施例3)次に実施例3を図6、7を用
いて説明する。なお、上記実施例と同一の箇所は説明を
省略する。
【0027】図において、ハンドル5の略円弧状の突出
部7に鉛直方向にリブ体15を設け、ハンドル5を外側
方向へ力を加えた時、前記リブ体15にて前記ハンドル
5の突出部7が摺動する空間14を形成する上カバー体
1と蓋体9に設けた軸受部A12、軸受部B13の少な
くともいずれか一方に前記リブ体15が引っかかるよう
に構成したものである。
【0028】上記構成により、ハンドル5を持って掃除
機本体を持ち上げ移動させる際などのハンドル5使用時
において、ハンドル5にかかるねじれ等によるハンドル
5が外方向へ拡がろうとする力が働く場合があり、それ
に対して前記突出部7に設けたリブ体15により軸受部
A12と軸受部B13の少なくともいずれか一方で受け
るようにしているため、ハンドル5がどの位置にいても
抜けることはなく、また、前記軸受部の両方で前記リブ
体15が当たるようにすればハンドル5は完全に保持さ
れることとなり、ハンドル5にかかる力が分散され負荷
によるねじれの変形は軽減し信頼性は向上する。
【0029】(実施例4)次に実施例4を図8、9を用
いて説明する。なお、上記実施例と同一の箇所は説明を
省略する。
【0030】図において、上カバー体1に係止凸部16
を設け、ハンドル5の略円弧状の突出部7に鉛直方向に
リブ体18を設け、上カバー体1の軸受部A12と蓋体
9の軸受部B13の少なくともいずれか一方をハンドル
5の回動方向に対して傾斜させ、前記ハンドル5の回動
時、掃除機本体に対し略垂直状態で確実に前記係止凸部
16とハンドル5の壁17が当接するようにしたもので
ある。
【0031】上記構成により、ハンドル5を回動させて
いくと前記軸受部A12もしくは軸受部B13を回動方
向に対して傾斜させたことで、その傾斜面によりハンド
ル5の前記突出部7のリブ体18が押されて本体内側に
寄せられることとなり、ハンドル5の倒立状態では前記
上カバー体1に設けたストッパーの係止凸部16によっ
て完全に止められることとなり、ガタつき等によりスト
ッパーからはずれることはなく、また、係止させるため
に係止凸部16の面を大きく取る必要もなくなり本体の
外観を大きくさせる必要はなくなる。
【0032】(実施例5)次に実施例5を図10を用い
て説明する。なお、上記実施例と同一の箇所は説明を省
略する。
【0033】図において、ハンドル5の略円弧状の突出
部7に設けたリブ体19を上カバー体1に設けた係止凹
部20と係合し、かつ前記リブ体19の一部の形状をく
さび形状にし、かつ前記係止凹部20にも前記くさび形
状に相対するように傾斜面を設け、ハンドル5が略垂直
状態の時、前記リブ体19のくさび形状が前記係止凹部
20に係止するように構成したものである。
【0034】上記構成により、ハンドル5を持って掃除
機本体を持ち上げても、係止部であるリブ体19のくさ
び形状部分で掃除機本体の上方向に対する負荷に対して
保持されるため、上記蓋体9の軸支部分には負荷がかか
らず、また、ハンドル5又はハンドル5と蓋体9の両方
が掃除機本体の重量、また上下方向の衝撃によってはず
れるといった問題は生じなくなる。また、前記係止凹部
20をくさび形状にすることでハンドル5を保持された
状態からさらに回動させた場合、前記蓋体9の軸受部B
13にかかる力の方向が蓋体9を開口せせる方向の力と
は一致しないため蓋体9が開いてしまうことはない。
【0035】また、図11に示すように、リブ体のくさ
び形状を鍵状21にすればさらにその効果が得られる。
【0036】(実施例6)次に実施例6を図12を用い
て説明する。なお、上記実施例と同一の箇所は説明を省
略する。
【0037】図において、上カバー体1の軸受部A12
の側面に傾斜面A22を設けたリブ体23を配置し、こ
れと相対するハンドル5の壁部17の一部に傾斜面B2
4を形成し、前記ハンドル5を回動させて本体に対して
略垂直状態となる時に上カバー体1に設けた前記傾斜面
A22とハンドル5の壁面に設けた前記傾斜面B24と
が当接することによりハンドル5が外側方向に拡がるよ
うに構成したものである。
【0038】上記構成により、ハンドル5を回動させて
略垂直状態となる時、すなわちハンドル5を持って本体
を持ち上げたとき、前記傾斜面A22、B24によって
ハンドル5は外方向に拡がり、ハンドル5を離すとハン
ドル5は自身の弾性によって元に戻ろうと内側方向に力
が働き、前記傾斜面22、24からの反発力が本体内側
の斜め方向に受けるため、図のように回動方向に対し戻
る方向にハンドル7は挙動し、かつこの挙動で戻った
り、結果ハンドル5をいちいち元に戻さなくとも勝手に
戻ってしまい使用性は向上する。
【0039】(実施例7)次に実施例7を図13、14
を用いて説明する。なお、上記実施例と同一の箇所は説
明を省略する。
【0040】図において、上カバー体1に設けた軸受部
A12とハンドル5の略円弧状の突出部7との摺接面に
おいて、前記軸受部A12の摺接面に複数個の凹部25
を設け、かつその凹部25底面を傾斜面26としたもの
である。
【0041】上記構成により、ハンドル5回動時の面接
触面積が減るため摺動抵抗が減るとともに、摺接面に溜
まった塵埃が前記凹部25の傾斜面26によって下に滑
り落ちるために摺接部に塵埃が溜まることはなく、塵埃
により摺接部が噛み合い回動しなくなるといった不良は
生じず、ハンドル5の使用性は良くなる。
【0042】(実施例8)次に実施例8を図15を用い
て説明する。なお、上記実施例と同一の箇所は説明を省
略する。
【0043】図において、ハンドル5の略円弧状の突出
部7において、上側の摺接面から下側の摺接面まで貫通
した穴27を1つもしくは複数個形成したものである。
【0044】上記構成により、ハンドル5の突出部7と
蓋体9の軸受部B13との摺接面に溜まる塵埃は穴27
を通って下に落ちるため、摺接面に塵埃が溜まることは
なく、塵埃により摺接部が噛み合い回動しなくなるとい
った不良は生じず、ハンドル5の使用性は良くなる。
【0045】(実施例9)次に実施例9を図16を用い
て説明する。なお、上記実施例と同一の箇所は説明を省
略する。
【0046】図において、ハンドル5の略円弧状の突出
部7と上カバー体1の軸受部A12との摺接部、及び前
記ハンドル5の突出部7と蓋体9の軸受部B13との摺
接面において、それぞれの摺接面に前記ハンドル5の回
動方向に対して斜め方向に並列させたリブ体28を複数
個設け、かつそのリブ体28はそれぞれが交差してお
り、一つのリブに対して相手側は二本以上のリブ体と接
触するように互いのリブ体28の傾斜方向を設定したも
のである。
【0047】上記構成により、ハンドル5摺動時、摺接
部分は点接触となり摺動抵抗が大きく減少するととも
に、その点接触は二点以上で点接触しているために、摺
動時、一方のリブ体28とリブ体28との間の凹部に相
手側のリブ体28が落ち込むことはなく、摺動時引っか
かるといった使用性が悪くなることはない。
【0048】(実施例10)次に実施例10を図17を
用いて説明する。なお、上記実施例と同一の箇所は説明
を省略する。
【0049】図において、蓋体9の軸受部B13、及び
上カバー体1の軸受部A2とハンドル5の突出部7との
それぞれの摺接面において、回動方向に対して垂直な方
向にリブ体29を複数個並列させ、かつそのリブ体29
の凹凸部分の一部が円弧にてつながるように前記リブ体
29に対して垂直(回動方向)に凹部を埋めたものであ
る。
【0050】上記構成により、摺接面で前記突出部8が
摺動時、リブ体29とリブ体29との間の凹部に引っか
かることはなく、スムーズな摺動が得られその使用性を
損なうことはない。
【0051】(実施例11)次に実施例11を図18〜
21を用いて説明する。なお、上記実施例と同一の箇所
は説明を省略する。
【0052】図において、集塵室2の開口縁34に対向
する前記蓋体9の少なくとも外周の一部に段差部35を
設け、その段差部35に少なくとも一部が重なるように
本体略中央部分に軸支したハンドル5を配置し、前記ハ
ンドル5の少なくとも一部が前記集塵室2の開口縁34
の上方に位置するように構成し、前記蓋体9の側壁面3
0に係止部A31を設け、蓋体9及びハンドル5の収納
状態で前記係止部A31に相対するように前記ハンドル
5の側壁307に凹部32を設けハンドル5収納状態で
は係止部A31が凹部32に重なっており、ハンドル5
を回動させると前記凹部32から前記係止部A31がは
ずれ、ハンドル5が掃除機本体の略水平状態と略垂直状
態との間で前記係止部A31にハンドル5の側壁の下面
33がのるようにしたものである。
【0053】上記構成により、蓋体を開口させる際にハ
ンドル5を略垂直状態状態にまで回動させる必要はな
く、また途中で保持されたハンドル5は蓋体9に設けた
前記係止凸部A31によって支えられるため、ハンドル
5は蓋体9に押し上げられことになりハンドル5と蓋体
9は一緒に開口するため、ハンドル5及び蓋体9の開閉
において使用性が向上する。
【0054】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、電動送風機を内蔵するととも
に、この電動送風機に連通する集塵室を内蔵する電気掃
除機の本体において、本体を持ち運ぶためのハンドルを
設け、該ハンドルの両端部に略円弧状の突出部もしくは
アーム部を設け、該円弧状の突出部もしくはアーム部を
摺動可能に収納、支持可能とする空間部を設けることに
より、ハンドルの回動中心の位置が高くなるためハンド
ルを本体に対し略垂直状態の位置まで回動した際に持ち
手の部分が高い位置にくるため、持ち手部分が取りやす
くなり使用性が向上する。
【0055】請求項2記載の発明によれば、電動送風機
を内蔵するとともにこの電動送風機に連通する集塵室を
設けた電気掃除機本体において、前記集塵室を開閉自在
に閉塞する蓋体を設け、本体の外郭を構成する上カバー
体と蓋体のいずれか一方に支軸を設け、他方にその支軸
を回動自在に軸支する軸支穴を設け、前記蓋体の回動中
心と略同一の回動中心を有する回動自在なハンドルを設
け、前記ハンドルの側面に前記回動中心と同心円の略円
弧状の突出部を設け、前記上カバー体と前記蓋体にて形
成させる略円弧状の空間に沿って前記突出部が摺動する
ように構成することにより、蓋体とハンドル軸位置は同
一のまま、本体の高さ方向に対して本体中心より外周に
かけて低くすることが可能となり本体を小さくすること
ができる。また、ハンドルを大きくすることでハンドル
の使用性は向上する。
【0056】請求項3記載の発明によれば、ハンドルの
略円弧状の突出部に鉛直方向にリブ体を設け、ハンドル
を外側方向へ力を加えた時、前記リブ体にて前記ハンド
ルの突出部が摺動する空間を形成する上カバー体と蓋体
に設けた軸受部A、軸受部Bの少なくともいずれか一方
に前記リブ体が引っかかるようにすることで、ハンドル
使用時、ハンドルにかかるねじれ等によるハンドルが外
方向へ拡がろうとする力に対して、突出部に設けたリブ
体により軸受部Aと軸受部Bの少なくともいずれか一方
で受けるため、ハンドルは完全に保持され、ハンドルが
どの位置にいても抜けることはなく、また、上下でリブ
体が受ける場合、ハンドルにかかる力が分散され負荷に
よる変形は軽減し信頼性は向上する。
【0057】請求項4記載の発明によれば、上カバー体
に係止凸部を設け、ハンドルの略円弧状の突出部に鉛直
方向にリブ体を設け、上カバー体の軸受部Aと蓋体の軸
受部Bの少なくともいずれか一方をハンドルの回動方向
に対して傾斜させ、前記ハンドルの回動時、掃除機本体
に対し略垂直状態で確実に前記係止凸部とハンドルに設
けた被係止部が当接するようにすることで、ハンドルを
回動させていくと前記軸受部Aもしくは軸受部Bに設け
た傾斜面にハンドルの前記突出部のリブ体が押されて本
体内側に寄せられ、ハンドルの倒立状態で前記上カバー
体に設けたストッパーの係止凸部によってハンドルは完
全に止められることとなり信頼性が向上する。
【0058】請求項5記載の発明によれば、ハンドルの
略円弧状の突出部に設けたリブ体において、上カバー体
に設けた係止凹部と係合する前記リブ体の一部の形状を
くさび状になるように形成し、ハンドルが略垂直状態の
時、前記リブ体のくさび形状が前記係止凹部に係止させ
ることで、ハンドルを持って掃除機本体を持ち上げても
前記係止凹部のくさび形状部分で掃除機本体の下方向の
力に対し保持されるため、ハンドルもしくわはハンドル
と蓋体の両方が掃除機本体より衝撃によってはずれると
いった問題は生じない。また、前記係止凹部をくさび形
状にすることでハンドルを保持された状態からさらに回
動させても蓋体の軸受部Bにはかかる力方向が蓋体を開
口せせる方向の力とは一致しないため蓋体が開いてしま
うことはない。
【0059】請求項6記載の発明によれば、上カバー体
の軸受部Aの側面に傾斜面Aを設けたリブ体を設け、こ
れと相対するハンドルの壁部の一部に傾斜面Bを形成
し、前記ハンドルを回動させて本体に対して略垂直状態
となる時に前記傾斜面Aと前記傾斜面Bとが当接するこ
とによりハンドルが外側方向に拡がるようにすること
で、ハンドルを持って本体を持ち上げたとき、前記傾斜
面A、Bによってハンドルが外方向に拡がり、ハンドル
を離すとハンドルはその弾性による前記傾斜面からの反
発力によって回動方向に対して戻る方向に回動し倒れた
め、ハンドルをいちいち元にも出さずとも勝手に戻って
しまい使用性は向上する。
【0060】請求項7記載の発明によれば、上カバー体
に設けた軸受部Aと上記ハンドルの略円弧状の突出部と
の摺接面において、前記軸受部Aの摺接面に複数個の凹
部を設け、かつその凹部底面を傾斜面とすることによ
り、ハンドル回動時の摺動抵抗が減るとともに、摺接面
に溜まった塵埃が前記凹部の傾斜面によって下に落ちる
ため、摺接面に塵埃が溜まることはなく、ハンドルの使
用性は向上する。
【0061】請求項8記載の発明によれば、ハンドルの
略円弧状の突出部に、上面から下面まで通した穴を1つ
もしくは複数個形成することにより、ハンドルの突出部
と蓋体の軸受部Bとの摺接面に溜まる塵埃は前記穴を通
って下に落ちるため、摺接面に塵埃が溜まることはな
く、ハンドルの使用性は向上する。
【0062】請求項9記載の発明によれば、ハンドルの
略円弧状の突出部と上カバー体の軸受部Aとの摺接面、
及び前記ハンドルの突出部と蓋体の軸受部Bとの摺接部
において、それぞれの摺接面に前記ハンドルの回動方向
に対して斜め方向に並列させたリブ体を複数個設け、か
つそのリブ体はそれぞれが交差しており、一つのリブに
対して相手側は二本以上のリブ体と接触するように互い
のリブ体の傾斜方向を設定することにより、ハンドル摺
動時、摺接部は点接触となり摺動抵抗が大きく減少し、
また、その点接触は二点以上で接触しているため、摺動
時リブ体とリブ体との間の凹部に相手のリブ体が落ち込
むことはなく、摺動時引っかかるといった使用性が悪く
なることはない。
【0063】請求項10記載の発明によれば、蓋体の軸
受部B、及び上カバー体の軸受部Aとハンドルの突出部
とのそれぞれの摺接面において、回動方向に垂直な方向
にリブ体を複数個並列させ、かつそのリブ体の一部が各
々に円弧にてつながるように構成することにより、摺接
面で前記突出部が摺動時、リブ体とリブ体との間の凹部
に引っかかることはなく、その使用性を損なうことがな
い。
【0064】請求項11記載の発明によれば、集塵室の
開口縁に対向する前記蓋体の少なくとも外周の一部に段
差部を設け、その段差部に少なくとも一部が重なるよう
に本体略中央部分に軸支したハンドルを配置し、前記ハ
ンドルの少なくとも一部が前記集塵室の開口縁の上方に
位置するように構成し、前記蓋体の側壁面に係止部Aを
設け、蓋体及びハンドルの収納状態で前記係止部Aに相
対する前記ハンドルの側壁に凹部を設け、かつハンドル
を回動させると前記凹部から前記係止部Aがはずれ、前
記ハンドルが掃除機本体の略水平状態と略垂直状態との
間で前記係止部Aに係止する被係止部Aを前記ハンドル
に設けることにより、蓋体を開口させる際にハンドルを
倒立状態まで回動させる必要はなく、また途中で保持さ
れたハンドルは蓋体に設けた前記係止凸部Aによってハ
ンドルと蓋体は一緒に開口するため、ハンドルと蓋体の
の開閉において使用性は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す電気掃除機本体の側面
【図2】本発明の実施例2を示す電気掃除機本体の斜視
【図3】同電気掃除機本体の構成断面図
【図4】図2におけるハンドル軸部分構成のA−A断面
【図5】図4におけるB−B断面図
【図6】本発明の実施例3を示す電気掃除機本体のハン
ドル軸部分構成図
【図7】図6におけるC−C断面図
【図8】本発明の実施例4を示す電気掃除機本体のハン
ドル軸部分横断面図
【図9】同電気掃除機本体の回動時の状態図
【図10】本発明の実施例5を示す電気掃除機本体のハ
ンドル軸部分構成図
【図11】その他の例を示した保持部の構成図
【図12】本発明の実施例6を示す電気掃除機本体のハ
ンドル部分の構成図
【図13】本発明の実施例7を示す電気掃除機本体のハ
ンドル軸部分の構成図
【図14】図13におけるD−D断面図
【図15】本発明の実施例8を示す電気掃除機本体のハ
ンドル軸部分の構成図
【図16】本発明の実施例9を示す電気掃除機本体のハ
ンドル軸部分の構成図
【図17】本発明の実施例10を示す電気掃除機本体の
ハンドル軸部分の構成図
【図18】本発明の実施例11を示す電気掃除機本体の
集塵室部分の横断面図
【図19】同電気掃除機本体のハンドル軸部分周辺の構
成図
【図20】図19におけるE−E断面図(ハンドル収納
時)
【図21】図19におけるF−F断面図(ハンドル回
動、途中係止時)
【図22】従来例1を示す電気掃除機本体の上面図
【図23】図21のG−G断面図
【図24】従来例2を示す電気掃除機本体の上面図
【図25】図24のH−H断面図
【符号の説明】
1 電動送風機 2 集塵室 3 上カバー体 4 下カバー体 5 ハンドル 6 空間部 7 突出部 8 持ち手部分 9 蓋体 10 支軸 11 軸支穴 12 軸受部A 13 軸受部B 14 空間 15 リブ体 16 係止凸部 17 壁 18 リブ体 19 くさび形状 20 係止凹部 21 鍵状 22 傾斜面A 23 リブ体 24 傾斜面B 25 凹部 26 傾斜面 27 穴 28 リブ体 29 リブ体 30 壁 31 係止凸部 32 凹部 33 下面 34 開口縁 35 段差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥島 雅史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮原 敏文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 間所 康広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平野 章浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 周防 和馬 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B006 EA02 3B057 FA01 FA14 FA24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を内蔵するとともに、この電
    動送風機に連通する集塵室を内蔵する電気掃除機の本体
    において、本体を持ち運ぶためのハンドルを設け、該ハ
    ンドルの両端部に略円弧状の突出部もしくはアーム部を
    設け、該円弧状の突出部もしくはアーム部を摺動可能に
    収納、支持可能とする空間部を設けた電気掃除機。
  2. 【請求項2】 電動送風機を内蔵するとともに、この電
    動送風機に連通する集塵室を設けた電気掃除機本体にお
    いて、前記集塵室を開閉自在に閉塞する蓋体を設け、本
    体の外郭を構成する上カバー体と蓋体のいずれか一方に
    支軸を設け、他方にその支軸を回動自在に軸支する軸支
    穴を設け、前記蓋体の回動中心と略同一の回動中心を有
    する回動自在なハンドルを設け、前記ハンドルの側面に
    前記回動中心と同心円の略円弧状の突出部を設け、前記
    上カバー体と前記蓋体にて形成させる略円弧状の空間に
    沿って前記突出部が摺動するように構成した電気掃除
    機。
  3. 【請求項3】 ハンドルの略円弧状の突出部に鉛直方向
    にリブ体を設け、ハンドルを外側方向へ力を加えた時、
    前記リブ体にて前記ハンドルの突出部が摺動する空間を
    形成する上カバー体と蓋体に設けた軸受部A、軸受部B
    の少なくともいずれか一方に前記リブ体が引っかかるよ
    うに構成した請求項2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 上カバー体に係止凸部を設け、ハンドル
    の略円弧状の突出部に鉛直方向にリブ体を設け、上カバ
    ー体の軸受部Aと蓋体の軸受部Bの少なくともいずれか
    一方をハンドルの回動方向に対して傾斜させ、前記ハン
    ドルの回動時、掃除機本体に対し略垂直状態で前記係止
    凸部とハンドルに設けた被係止部とが確実に当接するよ
    うにした請求項2または3記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 ハンドルの略円弧状の突出部に設けたリ
    ブ体において、上カバー体に設けた係止凹部と係合する
    前記リブ体の一部をくさび状になるように形成し、ハン
    ドルが略垂直状態の時、前記リブ体のくさび形状が前記
    係止凹部に係止するように構成した請求項2〜4のいず
    れか1項に記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 上カバー体の軸受部Aの側面に傾斜面A
    を設けたリブ体を設け、これと相対するハンドルの壁部
    の一部に傾斜面Bを形成し、前記ハンドルを回動させて
    本体に対して略垂直状態となる時に前記傾斜面Aと前記
    傾斜面Bとが当接することによりハンドルが外側方向に
    拡がるように構成した請求項2〜5のいずれか1項に記
    載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 上カバー体に設けた軸受部Aと上記ハン
    ドルの略円弧状の突出部との摺接面において、前記軸受
    部Aの摺接面に複数個の凹部を設け、かつその凹部底面
    を傾斜面とした請求項2〜6のいずれか1項に記載の電
    気掃除機。
  8. 【請求項8】 ハンドルの略円弧状の突出部において、
    その上側の摺接面から下側の摺接面まで貫通した穴を1
    つもしくは複数個形成した請求項2〜7のいずれか1項
    に記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 ハンドルの略円弧状の突出部と上カバー
    体の軸受部Aとの摺接部、及び前記ハンドルの突出部と
    蓋体の軸受部Bとの摺接部において、それぞれの摺接面
    に前記ハンドルの回動方向に対して斜め方向に並列させ
    たリブ体を複数個設け、かつそのリブ体はそれぞれが交
    差しており、一つのリブに対して相手側は二本以上のリ
    ブ体と接触するように互いのリブ体の傾斜方向を設定し
    た請求項2〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】 蓋体の軸受部B、及び上カバー体の軸
    受部Aとハンドルの突出部とのそれぞれの摺接面におい
    て、回動方向に垂直な方向にリブ体を複数個並列させ、
    かつ前記リブ体の一部が各々に円弧にてつながるように
    構成した請求項2〜9のいずれか1項に記載の電気掃除
    機。
  11. 【請求項11】 集塵室の開口縁に対向する前記蓋体の
    少なくとも外周の一部に段差部を設け、その段差部に少
    なくとも一部が重なるように本体略中央部分に軸支した
    ハンドルを配置し、前記ハンドルの少なくとも一部が前
    記集塵室の開口縁の上方に位置するように構成し、前記
    蓋体の側壁面に係止部Aを設け、蓋体及びハンドルの収
    納状態で前記係止部Aに相対する前記ハンドルの側壁に
    凹部を設け、かつハンドルを回動させると前記凹部が前
    記係止部Aからはずれ、前記ハンドルが掃除機本体の略
    水平状態と略垂直状態との間で前記係止部Aに係止する
    被係止部Aを前記ハンドルに設けた請求項2〜10のい
    ずれか1項に記載の電気掃除機。
JP19254498A 1998-07-08 1998-07-08 電気掃除機 Expired - Fee Related JP3951459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19254498A JP3951459B2 (ja) 1998-07-08 1998-07-08 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19254498A JP3951459B2 (ja) 1998-07-08 1998-07-08 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000023888A true JP2000023888A (ja) 2000-01-25
JP3951459B2 JP3951459B2 (ja) 2007-08-01

Family

ID=16293054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19254498A Expired - Fee Related JP3951459B2 (ja) 1998-07-08 1998-07-08 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3951459B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2409625A1 (de) * 2010-07-20 2012-01-25 Miele & Cie. KG Staubsauger, insbesondere einen Bodenstaubsauger, mit einem deckelartigen Oberteil
JP2014113392A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Panasonic Corp 電気掃除機
CN113243853A (zh) * 2020-02-11 2021-08-13 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 支撑装置及可移动设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2409625A1 (de) * 2010-07-20 2012-01-25 Miele & Cie. KG Staubsauger, insbesondere einen Bodenstaubsauger, mit einem deckelartigen Oberteil
JP2014113392A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Panasonic Corp 電気掃除機
CN113243853A (zh) * 2020-02-11 2021-08-13 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 支撑装置及可移动设备
CN113243853B (zh) * 2020-02-11 2024-01-16 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 支撑装置及可移动设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3951459B2 (ja) 2007-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102348607B (zh) 折叠盒
KR100991463B1 (ko) 휴대 단말기용 스윙식 덮개 개폐장치
JP2000023888A (ja) 電気掃除機
CN103097749A (zh) 枢轴机构
JPH09303943A (ja) 冷蔵庫
JP3179328U (ja) ヒンジ及びそのヒンジを装着した電子機器
JP4330195B2 (ja) 気密化粧料容器
JP2500252B2 (ja) 容器の開閉扉の枢支構造
JP3644142B2 (ja) カップホルダ
JP3997600B2 (ja) 電気掃除機
KR200367708Y1 (ko) 거치가 가능한 폴더형 휴대거울
JP2005291399A (ja) ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器
JP4135168B2 (ja) 容器の蝶番構造
JP3231858U (ja) 収納キャビネット
JP3058141U (ja) 収納ボックス
JPS592287Y2 (ja) ヒンジ用カバ−
JP3354234B2 (ja) 傘保管用具
JP4744710B2 (ja) パーティションのヒンジ構造
JP2001231423A (ja) 釣竿受け
KR100691998B1 (ko) 거치대 겸용 커버를 갖는 이동통신 단말기
FR2626849A1 (fr) Assemblage d'une boite pour disques souples de petite taille
JP3423271B2 (ja) 水平折戸
KR100662419B1 (ko) 내장형 거치대가 구비된 이동통신 단말기
JPH0221031Y2 (ja)
JP3995973B2 (ja) 開閉蓋を有するごみ箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041014

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20041112

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070416

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees