JP3995973B2 - 開閉蓋を有するごみ箱 - Google Patents
開閉蓋を有するごみ箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3995973B2 JP3995973B2 JP2002120686A JP2002120686A JP3995973B2 JP 3995973 B2 JP3995973 B2 JP 3995973B2 JP 2002120686 A JP2002120686 A JP 2002120686A JP 2002120686 A JP2002120686 A JP 2002120686A JP 3995973 B2 JP3995973 B2 JP 3995973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- cylindrical body
- open
- trash
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は開閉蓋を有するごみ箱、特に、ごみの投入が容易な開閉蓋を有するごみ箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来の開閉蓋を有するごみ箱を示し、1及び2は、互いに嵌合されて筒状の筒状体を形成する上面を開放した上部筒状体及び下部有底筒状体、3は上記上部筒状体1の開放上面を塞ぐよう上記開放上面内に配置された一枚の板状の蓋、4はこの蓋3の中間部側面を上記上部筒状体1の上端内側面に回動自在に枢支する枢支部であり、上記蓋3の一端部を矢印に示すように上部筒状体1内に押し下げることによって他端部をシーソー状に上記上部筒状体1外に押し上げ、この結果上記上部筒状体1の上面の一方が開放され、これからごみをごみ箱内に投入できるようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記従来の開閉蓋を有するごみ箱においては、図11に示すようにごみ箱内に投入されたごみ5が上部筒状体1のある程度上端近くに達するようになれば、このごみ5に邪魔されて蓋3の一端部を押し下げることができなくなり、蓋3の他端部が上方に移動しないため上端開口を開くことができず、それ以上のごみの投入が不可能となるためごみ箱としてごみ収容能力が劣るようになる欠点があった。
【0004】
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の開閉蓋を有するごみ箱は、上端開口を有する有底筒状体と、上記開口を塞ぐように配置された蓋とを有し、上記蓋が互いにその上面が接近する方向に回動自在に枢支された2個の蓋部分に分割されており、蓋部分が上記有底筒状体によって回動自在に枢支されていることを特徴とする。
【0006】
また、上記分割された蓋部分の下面が互いに接近する方向に回動することを阻止する阻止部分を有することを特徴とする。
【0007】
また、上記蓋部分にはこれを引き上げるように操作者が操作できる部分が設けられていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
【0009】
本発明においては図1に示すように上記蓋3を一端側と他端側蓋部分3a,3bに2分し、図2に示すように、これらが常時は互いに一体の板状となって従来と同様シーソー状に回動して上部筒状体1の上面を開き得るようにすると共に、図3に示すように各蓋部分3a,3bが互いに他の蓋部分の上面に接するよう折り畳み自在ならしめる。
【0010】
本発明の開閉蓋を有するごみ箱は上記のような構成であるから、図4に示すようにごみ箱内に投入されたごみ5が上部筒状体1のある程度上端近くに達するようになり、このごみ5に邪魔されて例えば蓋3の他端側蓋部分3bを押し下げることができない状態になっても蓋3の一端側蓋部分3aを蓋3の他端側蓋部分3bに相対的に上方に折り畳めば上部筒状体1の開口を開くことができるようになり、それ以上のごみの投入が可能となるためごみ箱としてのごみ収容能力を十分発揮できるようになる。
【0011】
本発明の開閉蓋を有するごみ箱において、上記蓋3の一端側及び他端側蓋部分3a,3bを互いに折り畳み得るようにするためには、例えば図5及び図6に示すように上記蓋部分3a,3bを夫々4辺を直角に折り曲げた箱状のものとし、互いに接する蓋部分3a,3bの一方を凹形、他方を凸形として互いに入れ子式に入り込むようにすると共に、図7に示すように一方の蓋部分3aの上記凹形によって形成された耳部6に貫通孔7をあけ、他方の蓋部分3bの凸形とした部分8の両側外面に枢支ピン9を形成し、この枢支ピン9を上記貫通孔7の内側に嵌入せしめ、この結果上記一方及び他方の蓋部分3a,3bをその上面同志が互いに接するように折り畳み得るようにする。
【0012】
また、上記貫通孔7の外側には上記上部筒状体1の内側面から突出せしめた枢支ピン10を嵌入せしめ、上記一方の蓋部分3aが上記上部筒状体1に相対的に回動自在ならしめる。
【0013】
なお、上記貫通孔7は上記一方の蓋部分3aの両側の耳部6に設け、これに対応する枢支ピン9及び10を夫々他方の蓋部分3bの両側外面及び上記上部筒状体1の両側内面に設けるのが好ましいが、剛性が十分であれば一側のみに設けても良い。
【0014】
また、上記枢支ピン9を上記耳部6の内面に突設し、これを上記部分8に形成した孔内に嵌入せしめるようにしても良い。
【0015】
上記枢支ピン9,10の代りに上記上部筒状体1、一方の蓋部分3aの貫通孔7及び他方の蓋部分3bの凸形部分8を貫通する一本のピンを用いても良い。
【0016】
また、上記一方及び他方の蓋部分3a,3bが図6に示すように一線状に配列されたとき、図8に示すように直角に折り曲げられた4辺のうち互いに対向する位置となる辺同志11a,11bが互いに接し一方及び他方の蓋部分3a,3bの上記と逆方向の折り畳みが阻止されるようにする。
【0017】
なお、図7に示すように上記辺11a,11bの一方に切欠け溝12a,他方にこの切欠け溝12aに嵌入する突片12bを設け、これらが互いに衝合されるようにすれば、上記逆方向の折り畳みを確実に阻止できるようになる。
【0018】
図9は本発明の他の実施例を示し、この例においては一方及び他方の蓋部分3a,3bが平面から見てその上半分と下半分がその中間部を境に互いに入れ子状に入り込む形とし、上記中間部で互いに枢支ピン13により折り畳み自在に枢支せしめ、上記一方及び他方の蓋部分3a,3bの一側及び他側に夫々枢支ピン14a,14bを突設し、上部筒状体1の両側に夫々設けた孔15a,15bに嵌合せしめる。
【0019】
上記一方及び他方の蓋3a,3bにはその折り畳みを容易ならしめるため操作者の指を挿入できる孔16または把手(図示せず)を設けるのが好ましい。
【0020】
【発明の効果】
上記のように本発明の開閉蓋を有するごみ箱によれば、ごみ箱内に投入されたごみが上部筒状体のある程度上端近くに達するようになって、このごみに邪魔されて蓋の一端部を押し下げることができなくなった場合には、蓋の他端部を上方に折り畳んでごみ箱の上端開口を開くことができ、ごみ箱のごみ収容能力を100%利用できるようになる大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉蓋を有するごみ箱の斜視図である。
【図2】図1に示すごみ箱の動作説明図である。
【図3】図1に示すごみ箱の動作説明図である。
【図4】図1に示すごみ箱の動作説明図である。
【図5】本発明の開閉蓋を有するごみ箱の蓋の斜視図である。
【図6】図5に示す蓋の底面の斜視図である。
【図7】本発明の開閉蓋を有するごみ箱の各部分を分離して示した一部拡大平面図である。
【図8】図5に示す蓋の一部の拡大断面図である。
【図9】本発明の開閉蓋を有するごみ箱の他の実施例を示す平面図である。
【図10】従来の開閉蓋を有するごみ箱の斜視図である。
【図11】図10に示すごみ箱の動作説明図である。
【符号の説明】
1 上部筒状体
2 下部有底筒状体
3 蓋
3a 一端側蓋部分
3b 他端側蓋部分
4 枢支部
5 ごみ
6 耳部
7 貫通孔
8 部分
9 枢支ピン
10 枢支ピン
11a 辺
11b 辺
12a 切欠け溝
12b 突片
13 枢支ピン
14a 枢支ピン
14b 枢支ピン
15a 孔
15b 孔
16 孔
Claims (3)
- 上端開口を有する有底筒状体と、上記開口を塞ぐように配置された蓋とを有し、上記蓋が互いにその上面が接近する方向に回動自在に枢支された2個の蓋部分に分割されており、蓋部分が上記有底筒状体によって回動自在に枢支されていることを特徴とする開閉蓋を有するごみ箱。
- 上記分割された蓋部分の下面が互いに接近する方向に回動することを阻止する阻止部分を有することを特徴とする請求項1記載の開閉蓋を有するごみ箱。
- 上記蓋部分にはこれを引き上げるように操作者が操作できる部分が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の開閉蓋を有するごみ箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002120686A JP3995973B2 (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 開閉蓋を有するごみ箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002120686A JP3995973B2 (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 開閉蓋を有するごみ箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003312801A JP2003312801A (ja) | 2003-11-06 |
JP3995973B2 true JP3995973B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=29536839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002120686A Expired - Lifetime JP3995973B2 (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | 開閉蓋を有するごみ箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3995973B2 (ja) |
-
2002
- 2002-04-23 JP JP2002120686A patent/JP3995973B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003312801A (ja) | 2003-11-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3995973B2 (ja) | 開閉蓋を有するごみ箱 | |
JP6206956B2 (ja) | コンテナー | |
JP2005082281A (ja) | 蓋構造及び収納容器 | |
JP4362188B2 (ja) | クーラーボックスの蓋部ロック構造 | |
JP3735415B2 (ja) | 折り畳みコンテナ | |
JPH11147526A (ja) | 折り畳みコンテナ | |
JP3677344B2 (ja) | 折り畳みコンテナ | |
JP4064095B2 (ja) | コンパクトの蓋係止機構 | |
JP2008100698A (ja) | 折畳式コンテナー | |
JPH08217171A (ja) | 蓋付たばこパケット | |
JP3951459B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP3713090B2 (ja) | 折り畳みコンテナ | |
JP3234975B2 (ja) | 折畳みコンテナ | |
JP4756536B2 (ja) | ワンタッチキャップ | |
JP3339576B2 (ja) | 包装箱の把手係止構造 | |
JP2001106302A5 (ja) | ||
JP2004161304A (ja) | 折り畳みコンテナー | |
JP4128853B2 (ja) | 折り畳みコンテナー | |
JPH10101068A (ja) | 折畳みコンテナ | |
JP3001484U (ja) | 汚物入れ用ゴミ箱 | |
JP4473989B2 (ja) | 開閉容器におけるロック構造 | |
JP4347090B2 (ja) | 収納箱 | |
JPH0437527Y2 (ja) | ||
JP4267440B2 (ja) | 折り畳みコンテナ | |
JPH0515444Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070625 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070703 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070801 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3995973 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |